積水ハウス株式会社 1928

建設業 JP 健全性: S (83点)

データ取得日: 2026-06-25 | 過去15年分の財務データを掲載

業績推移

業績予想 当期通期予想(2026-06-04 発表)

項目 予想値 直近通期実績(2026年度) 増減
売上高 43,530億円 41,979億円 +3.7%
営業利益 3,500億円 3,414億円 +2.5%
純利益 2,180億円 2,321億円 -6.1%
EPS 336.30円 358.07円 -6.1%
1株配当 (DPS) 145.00円 144.00円 +0.7%
予想PER* 10.2倍 9.6倍 (実績)
予想配当利回り* 4.22% 4.19% (実績)

※ 業績予想は企業発表値です。四半期決算時点の通期見通しのため、期中で修正される可能性があります。 * 印は当サイトが PBR×BPS から推定した株価をもとに独自計算した参考指標です。

財務指標(2026年度)

主要指標

ROE 11.0%
PER 9.6倍
PBR 1.04倍
配当利回り 4.19%
配当性向 40.2%

収益性

ROA 4.6%
売上総利益率 20.0%
営業利益率 8.1%
純利益率 5.5%

成長性

前年比 3Y CAGR 5Y CAGR
売上高 +3.4% +12.8% +11.4%
営業利益 +3.0%
純利益 +6.6% +8.0%
EPS +6.6% +9.0%

安全性

自己資本比率 43.7%
流動比率 279.5%
D/Eレシオ 0.84倍

派生指標 参考

時価総額* 19,023億円
ネットキャッシュ* ▲14,140億円
Net Debt/EBITDA* 3.68倍
EV/EBITDA* 8.6倍
FCFマージン* 3.4%
DOE* 4.36%

* 印は当サイトが EDINET から取得した財務データをもとに独自に計算した参考指標です。 EDINETから直接取得した数値ではないため、実際の市場値や各種データソースの公表値と乖離する場合があります。 投資判断は必ず一次情報をご確認ください。

業種比較 業種: 建設業 日経225内同業 9社

指標 自社 日経225 同業平均
(9社)
EDINET 全体平均
(149社)
同業平均との偏差
ROE 11.0% 9.0% 11.0% +2.08pt
PER 9.6倍 11.5倍 -1.91
PBR 1.04倍 1.12倍 -0.08
配当利回り 4.19% 3.59% +0.60pt
配当性向 40.2% 41.5% -1.24pt
ROA 4.6% 3.7% +0.92pt
売上総利益率 20.0% 12.6% +7.39pt
営業利益率 8.1% 5.7% 7.3% +2.42pt
純利益率 5.5% 4.3% +1.27pt

※「日経225 同業平均」は当サイトで日経225採用銘柄から自前集計した値。 「EDINET 全体平均」は EDINET DB API が返す上場企業全体(中小・赤字含む)の平均で、ROE と営業利益率のみ提供されます。 偏差はパーセンテージポイント(pt)または倍率差。

キャッシュフロー(2026年度)

営業CF 2,163億円
投資CF ▲732億円
財務CF ▲933億円
設備投資 997億円
現金等残高 4,349億円
年度 営業CF 投資CF 財務CF フリーCF 設備投資 現金等残高
2026 2,163億円 ▲732億円 ▲933億円 1,432億円 997億円 4,349億円
2025 629億円 ▲6,977億円 7,210億円 ▲6,348億円 999億円 3,903億円
2024 157億円 ▲691億円 65億円 ▲534億円 867億円 2,929億円
2023 1,255億円 ▲1,654億円 ▲1,558億円 ▲399億円 953億円 3,327億円
2022 1,180億円 ▲1,137億円 ▲1,117億円 43億円 895億円 5,152億円
2021 1,920億円 ▲955億円 ▲776億円 965億円 966億円 6,002億円
2020 3,638億円 ▲652億円 ▲1,482億円 2,985億円 733億円 5,833億円
2019 1,251億円 ▲702億円 ▲310億円 549億円 3,429億円
2018 1,654億円 ▲762億円 302億円 892億円 3,247億円
2017 1,158億円 ▲1,074億円 55億円 84億円 2,047億円
2016 459億円 ▲762億円 321億円 ▲303億円 1,923億円
2015 1,174億円 ▲1,285億円 196億円 ▲112億円 1,950億円
2014 781億円 ▲806億円 ▲8億円 ▲26億円 1,813億円
2013 826億円 ▲581億円 ▲173億円 245億円 1,792億円
2012 263億円 ▲429億円 380億円 ▲166億円 1,695億円

※ フリーCF = 営業CF + 投資CF(投資CFは通常マイナス)。設備投資額は絶対値で表示。

損益計算書(2026年度)

項目 金額 売上比
売上高 41,979億円 100.0%
売上原価 33,581億円 80.0%
売上総利益 8,398億円 20.0%
販管費 4,984億円 11.9%
営業利益 3,414億円 8.1%
経常利益 3,278億円 7.8%
純利益 2,321億円 5.5%

※ 会計基準: 日本基準 (JP GAAP) / 有報提出日: 2026-04-16 13:41。 売上原価・売上総利益・販管費が「—」の項目は EDINET に該当データが無いことを示します(金融・通信・IFRS企業など)。

貸借対照表(2026年度)

項目 金額 総資産比
資産
総資産 50,066億円 100.0%
現金等 4,349億円 8.7%
その他資産 45,717億円 91.3%
負債・純資産
総負債 28,184億円 56.3%
有利子負債 18,489億円 36.9%
その他負債 9,695億円 19.4%
純資産 21,882億円 43.7%
自己資本 18,292億円 36.5%
うち利益剰余金 14,072億円 28.1%
非支配株主持分等 3,591億円 7.2%

※「その他資産」「その他負債」は EDINET 取得値から計算で算出(その他資産 = 総資産 − 現金等、その他負債 = 総負債 − 有利子負債)。 利益剰余金は自己資本に含まれる内訳項目です。 総資産 = 総負債 + 純資産 が成立しない場合はデータの整合性をご確認ください。

事業規模・コスト構造(2026年度)

従業員数 32,186人 1人当たり売上 1.30億円
研究開発費 105億円 売上比 0.25%
減価償却費 428億円 売上比 1.02%

※「1人当たり売上」「売上比%」はサイト内で計算した派生指標です。 研究開発費は製造業以外では非開示の場合があります(サービス業・金融業など)。

信用評価履歴 EDINET DB スコア(過去15年分)

健全性スコア (2026年度) 83点 ランク S
業種ベンチマーク 改善余地が大きい。優先課題: 利益率低下の要因分析(原価率上昇 vs 販管費増加) 強み 0項目 / 弱み 1項目
直近の評価コメントを見る (2026年度)

信用評価

純資産が毎年増加。内部留保が着実に蓄積されている

投資評価

PER 9.6倍で割安圏。複数の好材料あり

※ EDINET DB API が独自の指標と業種ベンチマークから算出するスコア・ランク・コメントです。 S = 90点以上 / A = 75-89点 / B = 60-74点 / C/D = それ未満。

直近の決算短信

開示日時タイトル区分売上高前年比 営業利益前年比 純利益前年比EPS PDF
2026-06-04 12:00 2026.06.04 決算 NEW 2027年1月期 第1四半期決算短信 Q1 9,089億円 +1.7% 761億円 +26.2% 585億円 +75.2% 90.2 PDF
2026-03-05 12:00 2026.03.05 決算 2026年1月期 決算短信 Q4 41,979億円 +3.4% 3,414億円 +3.0% 2,321億円 +6.6% 358.1 PDF
2025-12-04 2026年1月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) Q3 29,357億円 2,109億円 1,471億円 226.9 PDF
2025-09-04 2026年1月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) Q2 20,154億円 1,555億円 1,016億円 156.8 PDF
2025-06-05 2026年1月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) Q1 8,940億円 603億円 334億円 51.5 PDF
業績概況・今後の見通し(2026-06-04 発表分) 約614字
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により緩やかな回復が期待されるものの、中東情勢の緊迫化及び金融資本市場の変動の影響等に注視が必要な状況となりました。
国内の住宅市場では、建築物省エネ法等の改正に伴う駆け込み需要が一巡したことに加え、建設コスト上昇や住宅ローン金利が上昇基調で推移していることなどから、持家及び貸家の新設住宅着工戸数は弱含みで推移しました。一方、米国の住宅市場では、慢性的な住宅不足を背景に新築住宅の潜在需要は引き続き強いものの、住宅ローン金利の高止まりやインフレの進行等を巡る先行き不透明感から、顧客の様子見姿勢が継続しました。
このような事業環境の下、当社グループは、2050年を見据えたグローバルビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする”の実現に向け、国内は「グループ総合力による積水ハウス経済圏の深耕」、海外は「ゲームチェンジに向けた成長基盤の構築」を基本方針とする第7次中期経営計画(2026年度~2028年度)を策定し、各種施策を推進しました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高は9,088億7千8百万円(前年同期比1.7%増)、営業利益は761億4百万円(前年同期比26.2%増)、経常利益は724億9千5百万円(前年同期比54.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は584億7千9百万円(前年同期比75.2%増)となりました。

出典: 決算短信PDF(外部リンク)

大量保有報告書(5%超の株主)

報告日 提出者(グループ) 個別保有者 保有割合
個別 / 合計
株数 保有目的 種別
2026-04-06 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 株式会社三菱UFJ銀行 0.00%
計 8.84%
0株 変更
2026-04-06 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJ信託銀行株式会社 2.08%
計 8.84%
1,379万株 純投資 変更
2026-04-06 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ MUFGセキュリティーズEMEA (MUFG Securities EMEA plc) 0.47%
計 8.84%
312万株 ディーリング目的による保有 変更
2026-04-06 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJアセットマネジメント株式会社 1.71%
計 8.84%
1,133万株 純投資 変更
2026-04-06 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ MUFGセキュリティーズ(カナダ)(MUFG Securities(Canada), Ltd.) 0.16%
計 8.84%
104万株 ディーリング目的による保有 変更
2026-04-06 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 株式会社三菱UFJ銀行 0.00%
計 4.42%
0株 変更
2026-04-06 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJ信託銀行株式会社 2.08%
計 4.42%
1,379万株 純投資 変更
2026-04-06 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ MUFGセキュリティーズEMEA (MUFG Securities EMEA plc) 0.47%
計 4.42%
312万株 ディーリング目的による保有 変更
2026-04-06 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJアセットマネジメント株式会社 1.71%
計 4.42%
1,133万株 純投資 変更
2026-04-06 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ MUFGセキュリティーズ(カナダ)(MUFG Securities(Canada), Ltd.) 0.16%
計 4.42%
104万株 ディーリング目的による保有 変更

※「個別保有者」が「(同左)」の行は提出者本人による保有。複数行が同じ提出者なら共同保有グループの内訳を表します。 保有目的が長い場合は冒頭40字のみ表示し、ホバーで全文表示します。

財務データ推移

年度売上高営業利益純利益 総資産純資産EPS配当
2026 41,979億円 3,414億円 2,321億円 50,066億円 21,882億円 358.1 144.0
2025 40,586億円 3,314億円 2,177億円 48,088億円 20,186億円 336.0 135.0
2024 31,072億円 2,710億円 2,023億円 33,528億円 17,941億円 309.3 123.0
2023 29,288億円 2,615億円 1,845億円 30,075億円 16,675億円 276.6 110.0
2022 25,896億円 2,302億円 1,539億円 28,012億円 15,210億円 227.4 90.0
2021 24,469億円 1,865億円 1,235億円 26,259億円 13,689億円 181.2 84.0
2020 24,152億円 2,053億円 1,413億円 26,347億円 13,069億円 205.8 81.0
2019 21,603億円 1,892億円 1,286億円 24,130億円 11,969億円 186.5 79.0
2018 21,594億円 1,955億円 1,332億円 24,190億円 12,081億円 193.1 77.0
2017 20,269億円 1,842億円 1,219億円 21,849億円 11,183億円 175.5 64.0
2016 18,589億円 1,496億円 843億円 20,298億円 10,684億円 120.2 54.0
2015 19,127億円 1,466億円 902億円 19,294億円 10,791億円 130.9 50.0
2014 18,051億円 798億円 17,690億円 9,414億円 118.6 43.0
2013 16,138億円 465億円 15,393億円 8,141億円 69.2 28.0
2012 15,306億円 290億円 14,458億円 7,504億円 42.9 20.0

事業の状況(有価証券報告書より)

最新の有価証券報告書から、事業内容・リスク・経営方針・経営成績の概況を掲載します。各セクションをクリックして展開してください。

沿革 FY2025 / 約3,332字
2 【沿革】当社(1969年3月、商号を昭和殖産株式会社より積水ハウス株式会社に変更)は1969年5月、大阪市北区玉江町2丁目2番地所在の積水ハウス株式会社(旧積水ハウス株式会社)を吸収合併(旧積水ハウス株式会社の株式額面変更のため)しましたが、合併期日前の当社は休業状態であったため、企業の実体は、旧積水ハウス株式会社が合併後もそのまま存続しているのと同様の状態にあります。従って、以下の沿革における、上記合併前の当社に関する内容は、実体会社である旧積水ハウス株式会社のものを記載しています。1960年8月プレハブ住宅の事業化を計画、資本金1億円にて積水ハウス産業株式会社として発足1961年7月滋賀県栗太郡栗東町(現 栗東市)に滋賀工場を設置、操業を開始(2009年3月生産機能停止)1963年10月社名を積水ハウス株式会社と商号変更1969年5月株式額面変更のため積水ハウス株式会社(昭和殖産株式会社が1969年3月商号変更)に吸収合併1970年8月株式を東京、大阪証券取引所市場第二部へ上場茨城県猿島郡総和町(現 古河市)に関東工場を設置、操業を開始1971年6月東京、大阪証券取引所市場第一部へ指定替え1972年8月株式を名古屋証券取引所市場第一部へ上場1973年8月山口市に山口工場を設置、操業を開始1975年6月本店を大阪市北区玉江町2丁目2番地から大阪市北区中之島6丁目6番地(1978年2月1日より住居表示実施に伴い大阪市北区中之島6丁目2番27号に変更)に移転1976年3月積和不動産株式会社を設立1977年2月積和不動産株式会社(1982年3月に関西積和不動産株式会社に商号変更)を設立1980年8月積和不動産株式会社(1982年3月に九州積和不動産株式会社に商号変更)を設立1980年10月静岡県小笠郡大東町(現 掛川市)に静岡工場を設置、操業を開始1981年2月積和不動産株式会社(1981年6月に中部積和不動産株式会社に商号変更)を設立1982年8月中国積和不動産株式会社を設立1983年8月東北積和不動産株式会社を設立1985年7月兵庫県加東郡東条町(現 加東市)に兵庫工場を設置、操業を開始1993年5月本店を大阪市北区中之島6丁目2番27号から大阪市北区大淀中一丁目1番88号に移転1995年8月積水ハウス木造株式会社を吸収合併1997年8月宮城県加美郡色麻町に東北工場を設置、操業を開始2000年8月東北積和不動産株式会社、中部積和不動産株式会社、関西積和不動産株式会社、中国積和不動産株式会社並びに九州積和不動産株式会社の各社が、それぞれ商号を積和不動産東北株式会社、積和不動産中部株式会社、積和不動産関西株式会社、積和不動産中国株式会社並びに積和不動産九州株式会社へと変更2001年2月積水ハウス北陸株式会社、積水ハウス四国株式会社、積水ハウス山梨株式会社並びに積水ハウス山陰株式会社を吸収合併2001年3月スポンサー付ADR(American Depositary Receipts/米国預託証券)の店頭取引開始2005年2月積和不動産株式会社、積和不動産関西株式会社、積和不動産中部株式会社、積和不動産中国株式会社、積和不動産九州株式会社並びに積和不動産東北株式会社の各社を株式交換により完全子会社化積水ハウスリフォーム株式会社へ会社分割によりリフォーム事業を分社化2005年5月積和不動産札幌株式会社を設立(2009年8月積和不動産株式会社に吸収合併)2008年12月Sekisui House Australia Holdings PTY LIMITED を設立2010年3月積水ハウス・SI アセットマネジメント株式会社(2017年3月に積水ハウス・アセットマネジメント株式会社に商号変更)を株式取得により子会社化2010年5月North America Sekisui House, LLC を設立2011年12月積水ハウスフィナンシャルサービス株式会社を設立2013年8月積和不動産株式会社を積和不動産株式会社及び積和不動産関東株式会社へ会社分割2014年2月積水ハウス投資顧問株式会社を設立2014年11月積和グランドマスト株式会社を設立2016年8月積水ハウスリフォーム株式会社を積水ハウスリフォーム東日本株式会社、積水ハウスリフォーム中日本株式会社(積水ハウスリフォーム株式会社から商号変更)、積水ハウスリフォーム西日本株式会社の3社に分割2017年3月Woodside Homes Company, LLC を完全子会社化積水ハウス信託株式会社を設立 2018年5月積水ハウス投資顧問株式会社が、積水ハウス・アセットマネジメント株式会社と合併し、積水ハウス・アセットマネジメント株式会社に商号変更2019年10月鳳ホールディングス株式会社(株式会社鴻池組の持株会社)を連結子会社化2020年2月積和不動産株式会社が積和不動産関東株式会社と合併し積水ハウス不動産東京株式会社に、積和不動産関西株式会社は積水ハウス不動産関西株式会社、積和不動産中部株式会社は積水ハウス不動産中部株式会社、積和不動産中国株式会社は積水ハウス不動産中国四国株式会社、積和不動産九州株式会社は積水ハウス不動産九州株式会社、積和不動産東北株式会社は積水ハウス不動産東北株式会社に、それぞれ商号変更積水ハウス ノイエ株式会社が営業開始(2025年12月清算)2020年10月株式会社鴻池組が鳳ホールディングス株式会社を合併2020年11月積水ハウスリフォーム中日本株式会社が、積水ハウスリフォーム東日本株式会社及び積水ハウスリフォーム西日本株式会社と合併し、積水ハウスリフォーム株式会社に商号変更2021年12月Holt Group Holdings, LLCがThe Holt Group,Inc.等の株式等を取得2022年2月積水ハウス不動産グループについて、積水ハウス不動産ホールディングス株式会社による中間持株会社体制を中心とした組織再編を実施し、積水ハウス不動産6社への出資持分は全て間接保有となり、積水ハウス不動産東京株式会社が積和グランドマスト株式会社を合併2022年4月東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ移行2022年7月Chesmar Holdings, LLCがChesmar Homes, LLC等の持分を取得2024年2月積水ハウス建設グループについて、積水ハウス建設ホールディングス株式会社による中間持株会社体制を中心とした組織再編を実施し、積水ハウス建設8社への出資持分を全て間接保有化2024年4月M.D.C. Holdings,Inc.を完全子会社化2025年2月積水ハウス不動産6社(東北・東京・中部・関西・中国四国・九州)の仲介・不動産事業を吸収分割の方式により積水ハウス不動産関西株式会社に集約し、積水ハウス不動産株式会社に商号変更積水ハウス不動産関西株式会社の賃貸事業を新設した準備会社に吸収分割し、積水ハウスシャーメゾンPM関西株式会社として分社化するとともに、同様に賃貸事業専門となる積水ハウス不動産5社(東北・東京・中部・中国四国・九州)を積水ハウスシャーメゾンPM東北株式会社、積水ハウスシャーメゾンPM東京株式会社、積水ハウスシャーメゾンPM中部株式会社、積水ハウスシャーメゾンPM中国四国株式会社、積水ハウスシャーメゾンPM九州株式会社にそれぞれ商号変更当社のアフターサービス事業を吸収分割し、積水ハウスサポートプラス株式会社として分社化2026年1月米国戸建住宅事業における連結子会社の組織再編を行い、Woodside Homes Company, LLC、Holt Group Holdings,LLC 及びChesmar Holdings, LLC は吸収合併により消滅し、M.D.C. Holdings, Inc.が、その商号をSEKISUI HOUSE U.S.,Inc.に変更(2025年9月)の上、米国戸建住宅事業の実質的な統括会社として始動
配当政策 FY2025 / 約462字
3 【配当政策】中期的な平均配当性向を40%以上とする方針に加え、第7次中期経営計画(2026~2028年度)における1株当たり年間配当金の下限を145円と定め、株主還元の更なる安定性向上を図るとともに、機動的な自己株式取得の実施により株主価値向上に努めます。内部留保資金は、将来の積極的な事業展開に備えた経営基盤の強化に活用します。また、当社定款に会社法第454条第5項に規定する中間配当をすることができる旨を定め、毎事業年度における配当の回数については中間配当と期末配当の年2回を基本的な方針としており、中間配当については取締役会が、期末配当については株主総会が決定機関です。なお、当事業年度に係る剰余金の配当については、利益の状況及び中期的な平均配当性向を40%以上とする方針に基づき、以下のとおりであり、配当性向(連結)は40.2%となります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年9月4日取締役会決議46,68572.002026年4月23日定時株主総会決議(予定)46,68572.00
監査の状況 FY2025 / 約10,230字
(3) 【監査の状況】① 監査役監査の状況(イ)監査役監査の組織、人員・ 当社は、監査役会設置会社であり、公認会計士、弁護士、企業経営・財務等の専門的知見を有した社外監査役3名を含む監査役5名(男性4名、女性1名)で構成しています。役職名氏名就任年月常任監査役荻野 隆2022年4月常任監査役皆川 修2025年4月常任監査役・社外監査役鶴田 龍一2018年4月(社外監査役)2022年4月(常任監査役)社外監査役和田 頼知2020年4月社外監査役玉井 裕子2025年4月 (注)1 当社は、2026年4月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査役2名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決された場合、荻野隆氏は重任、鶴田龍一氏は退任し、新たに花田信夫氏が監査役に就任する予定です。2 各監査役の略歴については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (2)役員の状況 ①役員一覧」に記載しています。社外監査役の選任については、法務に関する知見を有する者、財務・会計に知見を有する者、企業経営に知見を有する者を人選する等、バランスの取れた監査役構成となるよう努めています。・ 監査役の職務を補助する体制として、監査役室を設置(9名、うち専任者5名)し、監査役会の事務局運営や監査役への報告の徴求等、監査役の職務執行に必要な事項を補助しています。監査役室の兼任者には、経理部、コーポレート管理部、国際事業本部、R&D本部に所属している専門性の高いスタッフを配置しています。兼任者も含む当該監査役スタッフの人事異動等に関しては監査役の同意を得るものとし、業務執行者からの独立性を確保しています。(ロ)監査役及び監査役会の活動状況・ 当事業年度の監査役構成、活動等は以下のとおりです。役職名氏 名経験、活動等常任監査役荻野 隆当社営業部門において、支店長等を歴任した後、監査部長として、内部監査部門の強化並びにガバナンス体制の構築を推進しました。内部監査部門で培った情報収集能力等を活かし、ガバナンス、コンプライアンス、情報セキュリティなどについて指摘し、当社監査体制の強化に貢献しています。常任監査役皆川 修当社営業部門で支店長や営業本部長を歴任した後、監査部長に就任し、その後も人事や不動産も担当してグループガバナンス強化に幅広く尽力しました。営業部門と本社部門でのマネジメント実績に加え、内部監査並びに人財開発等で培われた経験をもとに指摘し、当社監査体制の強化に貢献しています。常任監査役社外監査役鶴田 龍一財務・会計、ディスクロージャー、監査、海外事業経営等の幅広い業務実績と他社の社外監査役としての経験を有しています。社外監査役でありながら、常勤にて監査役会議長を務めています。コーポレート・ガバナンス体制の在り方等に対する忌憚のない意見を積極的に述べる等、取締役会等の監督機能の強化と透明性の確保に尽力しています。(独立役員、監査役会議長)社外監査役和田 頼知公認会計士としての財務・会計に関する専門的知見、海外も含めた監査法人での実績、他社の社外監査役としての経験を有しています。当社グループガバナンス体制の課題に対し的確な指摘を行う等、取締役会の監督機能の強化と透明性の確保に貢献しています。(独立役員)社外監査役玉井 裕子弁護士として国内外企業の経営統合やM&Aに携わり、内部統制・ガバナンス関連の仕組みづくりや危機対応を含め、企業法務全般に精通し、他社の社外役員や政府の審議会メンバーを歴任しています。幅広い経験と知見に基づく指摘により、当社の経営監督機能の強化とガバナンス体制の構築に貢献しています。(独立役員) (監査役の主な活動)・ 監査役は、監査役会で定めた監査方針及び職務の分担等に従い、取締役会その他重要な会議に出席するほか、取締役及び執行役員、使用人等からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求め、適宜意見を表明しています。当事業年度は、代表取締役と6回、社外取締役と4回意見交換を行いました。・ 常任監査役は、必要に応じて社外監査役と共に、監査計画等に基づき、事業所や子会社等への往査を行っています。往査の際には、執行役員、主要な使用人及び子会社取締役等から職務の執行状況について報告を受け、適宜説明を求め、意見を表明しています。また、重要な決裁書類等を閲覧するなどし、監査の実効性を高めることに取り組んでいます。・ 内部監査部門との連携は、監査役会に年1回監査結果報告を受けるとともに、常任監査役が毎月監査結果報告を受けるなど緊密な情報交換を行っています。・ 会計監査人とのコミュニケーションについては、当年度の監査計画の説明、期中には四半期毎の監査報告、期末には監査結果の説明を受け、意見交換を行っています。監査上の主要な検討事項(KAM)については、会計監査人と協議を行うとともに、その監査の実施状況について報告を受け、意見交換を行っています。また、内部監査部門及び会計監査人と連携し、各監査業務が効率的かつ実効的に行われるよう、「三様監査連携会議」を4回開催して密度の濃い情報交換を行うなど、相互に協力し連携強化を推進しました。加えて、会計監査人であるEY新日本有限責任監査法人が実施する監査業務に関するインタビューにおいて、活発な意見交換を行いました。なお、監査役と会計監査人との主たるコミュニケーション機会は以下のとおりです。 会計監査人との主たるコミュニケーション機会5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月4月監査計画 ○ 四半期毎の監査報告 ○ ○ ○ 監査結果報告(会社法、金商法) ○○三様監査連携会議 ○ ○ ○ ○監査法人の監査業務に関するインタビュー ○ 社外取締役と会計監査人のディスカッションに同席 ○ ○ その他(KAM、報酬等協議)○○ ○○○○○○ ○○ (監査役会の活動)・ 当事業年度は、監査役会を18回開催し、1回あたりの平均所要時間は2時間49分でした。監査役会ならびに取締役会への出席状況は以下のとおりであり、取締役会において、監査役は積極的に発言を行っています。役職名常任監査役常任監査役常任監査役社外監査役社外監査役社外監査役氏名荻野 隆皆川 修鶴田 龍一和田 頼知玉井 裕子監査役会100%(18回/18回)100%(10回/10回)100%(18回/18回)100%(18回/18回)100%(10回/10回)取締役会100%(13回/13回)100%(9回/9回)100%(13回/13回)100%(13回/13回)100%(9回/9回) (注)皆川修氏及び玉井裕子氏は、2025年4月23日開催の定時株主総会で選任されたため、同日以降に開催された監査役会、取締役会における出席状況を記載しています。 なお、同株主総会終結の時に退任した伊藤みどり氏及び小林敬氏の当事業年度在任期間中に開催された監査役会、取締役会における出席状況は以下のとおりです。役職名常任監査役社外監査役氏名伊藤 みどり小林 敬監査役会100%(8回/8回)100%(8回/8回)取締役会100%(4回/4回)75%(3回/4回) ・ 監査役会における議題数及び主な内容は以下のとおりです。決議18件監査方針・監査計画、監査役の職務の分担、監査役会議長選任、監査役の報酬(協議)、会計監査人再任、会計監査人の監査報酬に対する同意、監査役に関する内規の改正、監査役会の監査報告書審議45件取締役会における経営意思決定の合理性、財務報告にかかる内部統制評価、会計監査結果報告、会計監査人の評価、監査役会の実効性評価報告63件監査役監査活動(月次)、取締役の職務執行確認書、懲戒事案、会計監査人の非保証業務事前了解、コーポレートガバナンス報告書の記載内容、情報セキュリティ委員会報告 ・ その他の活動内容は以下のとおりです。主な活動内容開催頻度等職務分担常任監査役社外監査役重要会議への出席経営会議11回○○リスク管理委員会11回○○情報セキュリティ委員会6回○ 人事・報酬諮問委員会10回○ ESG推進委員会4回○○三様監査連携会議4回○ 社外取締役との意見交換4回○○監査役会以外での主要部場所長ヒアリング36回○ 国内グループ会社等往査34回○ 海外グループ会社往査7社○○内部監査報告(監査役会)1回○○内部監査月次報告12回○ 内部監査同行・視察6ヵ所○ 会計監査視察7回○ グループ会社内部監査部門報告 16回○ グループ会社管理部門責任者報告14回○ グループ会社常勤監査役報告12回○ グループ会社監査役連携会議2回○○グループ会社新任監査役オリエンテーション2回○ グループ会社監査役 個別面談31回○ ※常任監査役で社外監査役の鶴田龍一氏は「常任監査役」の職務を担っています。 (ハ)監査役会の実効性評価(評価の方法)2026年1月期の評価については、2025年1月期に引き続き、独立した第三者機関を起用し、以下の方法により実施しました。(1)全監査役を対象としたアンケート調査(第三者機関が作成・配布・回収)(2)全監査役、財務部門・人事部門・監査管掌、管理部門担当取締役、建築事業管掌、TKC事業担当取締役、コーポレート本部長、監査部長、海外監査室長及び会計監査人を対象とした第三者機関によるインタビュー(1人あたり約1時間)※ 連携相手や監査対象からの意見を踏まえた新たな気付きを得るため、2026年1月期はインタビュー対象者を一部変更し、建築事業管掌、TKC事業担当取締役及びコーポレート本部長を新たな対象者とした。(3)監査役会資料及び議事録等の閲覧[アンケートの主要項目]・監査方針・計画・経営幹部への提言・業務執行の監査・内部監査体制・子会社監査体制・不正把握体制・会計監査体制・三様監査の連携・内部統制システムの構築・運用に関する監査・監査役会運営 等その結果は、第三者機関として評価、検討の上、レポートにまとめられ、当該第三者機関よりその内容についての説明を受け、2026年1月及び2月開催の監査役会にて審議を実施しました。(評価結果の概要)(1)結論当社監査役会は、第三者機関のアンケート及びインタビュー結果の分析・提言を踏まえ、監査役会及び監査役の監査活動の実効性が高い水準で確保されていることを確認しました。 また、従来の監査活動に加え、昨年度の監査役会実効性評価で提示された課題について、概ね改善し、または改善に向け進捗していることを確認しました。 2026年1月期の課題監査役会評価で確認された取組み / 課題状況進捗1米国事業の拡大を踏まえた統制の十分性の確認 米国子会社の現地往査・視察において、監査役(社外監査役も含む)が米国戸建住宅事業の見通しやM.D.C. Holdings, Inc.買収後のPMIの状況、One Company化の進捗等について現地経営幹部にヒアリングを実施し、また、米国子会社のAudit Committee及びInternal Auditへのヒアリングを行い、現地の商慣習等を踏まえた統制水準について協議した。これも踏まえ、執行側(国際事業本部、経理部、監査部及び海外監査室)及び会計監査人(日本及び米国)とも連携し、監査役及び監査役会において、重点監査項目に関し、執行側の取組みの進捗を確認した。改善2システム及び情報セキュリティに係る統制の十分性の確認・監査役会における情報セキュリティ委員会からの報告に対する質疑応答や、常任監査役による、情報セキュリティ委員会の事務局とのディスカッションを継続的に実施した。グループ全体の情報セキュリティに係る統制の十分性を確保するための執行側の取組み(情報セキュリティ人材の育成含む)の進捗や、第三者機関による情報セキュリティアセスメントの実施などを確認することができ、監査役会が指摘した課題に関し、一定程度の改善がなされた。・一方、外部環境として情報セキュリティの脅威が益々高まっていることを踏まえ、監査役会として、情報セキュリティの十分性を継続して注視していくこととする。改善途上3将来の「監査役会」メンバーに期待されるスキル・経験の整理※ 監査役会で審議を重ね、中長期的な当社グループの事業拡大等を考慮した監査役会に必要なスキル・経験の最適な組み合わせが整理され、将来の監査役候補者を検討する際に活用することを確認した。改善 ※ 監査役会のスキルマトリックスについては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1) コーポレート・ガバナンスの概要 ①コーポレートガバナンスの体制 (イ)現状のコーポレートガバナンスの体制の概要」をご参照ください。 (2)監査役会の実効性を支える強み当社監査役会は、第三者機関による評価を踏まえ、以下の「強み」によって実効性が支えられていることを確認しました。 強み強みの詳細1経営幹部との意見交換・提言・経営幹部との意見交換では、執行側との適切な距離感を意識し、懸念事項に関する指摘を伝達するだけでなく、監査役自身が往査やヒアリングを通じて現場を十分に理解したうえで、指摘・提言を行っている。・その結果、経営幹部と監査役との信頼関係が構築され、率直な意見交換・提言が行われるとともに、経営幹部が監査役からの指摘事項を前向きに捉えて対応する組織風土が定着している。2内部監査部門・会計監査人との連携・監査役による執行側へのヒアリングに監査部長や会計監査人も同席することで、情報共有・連携の機会が増加し、三様監査の一層の充実につながっている。・2024年1月期から開始した三様監査連携会議では、監査役・監査部・会計監査人それぞれの視点を反映した議論や情報共有を行い、報告の場だけではなく、連携の意義を一段階高める機会としている。3監査計画の適切性・経営幹部との意見交換、監査部・会計監査人との協議を通じて、内外の環境変化を考察しリスク因子の監査環境への影響を踏まえ、監査計画を策定している。・毎年の監査役会の実効性分析・評価で識別された課題をもとに重点監査項目を設定し、監査計画に反映している。・監査役から経営幹部に対して、毎年の監査方針(監査役会での議論内容を含む)の共有や、過年度の監査指摘事項に対する対応の進捗を確認している。経営幹部側が監査役会の課題認識を再確認できることから、監査役との意見交換の場を有意義な機会であると捉えている。 (3)更なる実効性向上のための課題当社監査役会は、第三者機関からの、更なる実効性向上に向けた検討課題に関する指摘を踏まえ、今後重点的に検討すべき課題を以下のとおり確認しました。 2027年1月期の課題課題の詳細検討すべき取組み1米国事業の組織再編を踏まえた統制の十分性の更なる確認 米国事業がOne Company化など組織再編の過渡期にあることから、各段階における統制の十分性については継続して確認 米国子会社のAudit CommitteeやInternal Audit による監査及び関係部署との連携を継続的に実施し、事業環境に応じた各段階のリスク認識と統制の十分性について、執行側の取組みの進捗を引き続き確認していく。2システム及び情報セキュリティに係る統制の十分性の確認 情報セキュリティ管理に関する組織再編(第2線・第3線の分離)を踏まえ、情報セキュリティに係る統制の十分性については継続して確認 情報セキュリティ委員会の活動のモニタリングや情報セキュリティ関連部署へのヒアリング(国内外子会社を含む)等を通じて、統制の十分性について、執行側の取組みをより詳細に確認する。 ② 内部監査の状況(イ)組織、人員当社は、グループ会社を含む内部監査及び業務の適正化を図る組織として、監査部を設置し、十分な知識、技能を有する内部監査担当者を配置し、国内外のグループ会社を含めたグローバルな監査体制構築を図っています。当社監査部は、50名(2026年1月末現在、海外監査室10名含む)で構成し、当社及び内部監査部署を設置していない国内グループ会社並びに海外グループ会社の内部監査を実施しています。積水ハウス不動産ホールディングス㈱、積水ハウス信託㈱、積水ハウス建設ホールディングス㈱、積水ハウスリフォーム㈱、積水ハウスフィナンシャルサービス㈱、積水ハウス・アセットマネジメント㈱、㈱鴻池組、SEKISUI HOUSE U.S.,Inc.(以下「SHUS社」という。)、積水ハウスシャーメゾンパートナーズ㈱及び積水ハウスシャーメゾン少額短期保険㈱に内部監査部署を設置し、各社内部監査部署が内部監査を実施の上、当社監査部と監査状況の共有等の連携を行っています。なお、第6次中期経営計画ESG戦略「グローバル内部監査体制の強化」に則り、当社監査部より米国に監査部員を派遣しています。当社グループ全体の内部監査部門の人員は、117名(2026年1月末現在)となります。 (ロ)活動概要当社は、内部監査を「会社の運営に関し価値を付加し、また改善するために行われる、客観的なアシュアランス及びコンサルティング活動」と位置づけ、リスク・マネジメント、コントロール及びガバナンス各プロセスの有効性の評価・改善を、内部監査の専門職として規律ある姿勢で体系的な手法をもって実施しています。当社監査部は、内部監査実施要領や年度監査計画に基づき、当社の営業拠点等及び国内グループ会社を対象とした内部監査を原則として2年に1回実施し、海外グループ会社を対象とした内部監査を原則として年に1回実施しています。積水ハウス不動産ホールディングス㈱、積水ハウス信託㈱、積水ハウス建設ホールディングス㈱、積水ハウスリフォーム㈱、積水ハウスフィナンシャルサービス㈱、積水ハウス・アセットマネジメント㈱、㈱鴻池組、SHUS社、積水ハウスシャーメゾンパートナーズ㈱及び積水ハウスシャーメゾン少額短期保険㈱各社においても年度監査計画を策定の上、各社営業拠点等の監査を実施しています。 2026年1月期の実施状況は以下のとおりです。内部監査部署監査対象実施数等当社監査部当社 営業拠点等62ヵ所国内グループ会社9ヵ所海外グループ会社2ヵ国積水ハウス不動産ホールディングス㈱ 監査部積水ハウス不動産・積水ハウスシャーメゾンPM各社 営業拠点等100ヵ所積水ハウス信託㈱ 内部監査部本社1ヵ所積水ハウス建設ホールディングス㈱ 監査部積水ハウス建設各社 営業拠点等5ヵ所積水ハウスリフォーム㈱ 監査部同社 営業拠点等22ヵ所積水ハウスフィナンシャルサービス㈱ 業務管理部本社1ヵ所積水ハウス・アセットマネジメント㈱ 内部統制推進室本社1ヵ所㈱鴻池組 監査室同社 営業拠点等76ヵ所SHUS社 Internal Audit Department同社 営業拠点等21ヵ所積水ハウスシャーメゾンパートナーズ㈱ 監査チーム同社 営業拠点等12ヵ所積水ハウスシャーメゾン少額短期保険㈱ 内部監査部本社1ヵ所 また、当社監査部は、金融商品取引法に基づく財務報告に係る内部統制の有効性評価を実施しています。加えて、法令や財務諸表に関わる重要な事項について、社内システムのデータを基にした継続的・横断的モニタリングを月次で実施し、業務不備の早期発見や適時な改善指示、指導に注力しています。監査結果については、監査報告書を作成し、取締役や関係部署に適時報告の上、取締役会に年2回報告する等、直接取締役会に報告する仕組みを整えています。特に重要事項や緊急事項は関係各部署へのフィードバック等をタイムリーに行い、改善対策の早期立案や水平展開による再発防止に努めています。 (ハ)監査役及び会計監査人との連携監査役及び会計監査人との連携は、三様監査連携会議を年4回実施し、監査役、会計監査人、監査部の監査報告、リスク情報及び監査スケジュールの共有を行う等、三様監査の連携を強固に実施しています。また、常任監査役に監査の月次報告やリスク案件等に関するタイムリーな報告を行い、監査役会に監査結果を年1回報告する等、直接監査役及び監査役会に報告する仕組みを整えています。 (ニ)内部監査の実効性内部監査の実効性を担保するため、監査実施後、定期的に監査改善状況報告書の提出を受け、内部監査の結果に基づく要改善事項について、対象部門等がいかなる是正措置を講じたかに関して、監査部が確認するフォローアップ・プロセスを構築しています。また、監査結果を踏まえ、必要に応じて、再監査や業務研修を実施しています。加えて、事業所社長表彰基準の指標の一つとして内部監査結果を採用することで、実効性強化を図っています。 (ホ)リスク管理委員会との連携監査部長はリスク管理委員会の委員として参画し、委員会の議論や情報を確認することで、連携強化を図っています。 ③ 会計監査の状況(イ)監査法人の名称EY新日本有限責任監査法人 (ロ)継続監査期間1970年8月1日以降 (ハ)業務を執行した公認会計士入山 友作小林 雅史中澤 直規 (ニ)監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者の構成は、公認会計士30名、その他47名です。 (ホ)監査法人の選定方針と理由当社は監査役会が会計監査人の選定基準を定めており、会計監査人の品質管理体制、独立性、専門性、監査計画、監査体制、監査報酬見積額等を総合的に評価して会計監査人の選任及び再任を決定する方針としています。なお、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合には、監査役全員の同意に基づき、会計監査人を解任します。また、会計監査人に職務の執行に支障をきたす事由が生じたと認められる場合等には、監査役会は株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定します。以上を踏まえ、EY新日本有限責任監査法人を評価した結果、同監査法人を会計監査人として再任することを決定しました。 (ヘ)監査役及び監査役会による監査法人の評価当社の監査役及び監査役会は、監査法人に対して評価を行っています。この評価については、監査役会が会計監査人の評価基準を定めており、監査法人から活動及び監査内容の報告を受けるほか、当社関係部署より監査法人に関する報告を受け、また、監査役が監査法人の監査に立ち合い監査手続の検証を行うこと等により総合的に評価を行っています。 ④ 監査報酬の内容等(イ)監査公認会計士等に対する報酬の内容区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円) 監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円) 提出会社2083821325連結子会社135-160-計3433837425 前連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)当社における非監査業務の内容は、ESG経営の推進に関する助言業務等です。 当連結会計年度(自 2025年2月1日 至 2026年1月31日)当社における非監査業務の内容は、社債発行に係るコンフォートレター作成業務等です。 (ロ)監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬((イ)を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社-4-2連結子会社4904747539計4905147541 前連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)当社における非監査業務の内容は、移転価格税制に関する税務アドバイザリー業務です。また、連結子会社における非監査業務の内容は、移転価格税制に関する税務アドバイザリー業務等です。 当連結会計年度(自 2025年2月1日 至 2026年1月31日)当社における非監査業務の内容は、移転価格税制に関する税務アドバイザリー業務です。また、連結子会社における非監査業務の内容は、税務申告業務等です。 (ハ)その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 (ニ)監査報酬の決定方針会計監査人に対する監査報酬は、当社の規模・特性、監査日数等を勘案し、監査役会の同意を得て決定しています。 (ホ)監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由監査役会は、取締役、関係部署及び会計監査人から必要な資料の入手、報告を受け、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務執行状況及び報酬見積りの算出根拠などが適切であるかどうかについて、必要な検証を行い審議した結果、会計監査人の報酬等の額について適切であると判断したため、会社法第399条第1項に定める同意を行っています。
設備の概要 FY2025 / 約374字
1 【設備投資等の概要】当社グループ(当社及び連結子会社)の当連結会計年度の設備投資額は99,696百万円です。提出会社においては、開発事業に積極的な設備投資を実施し、また、戸建住宅事業、賃貸・事業用建物事業の生産効率向上のため、部材生産設備を中心とした設備投資も実施しました。当連結会計年度の設備投資(有形固定資産及び無形固定資産の受入ベース数値)の内訳は次のとおりです。 セグメントの名称当連結会計年度増減比率金額(百万円)(%)戸建住宅事業3,5215.4賃貸・事業用建物事業635135.7建築・土木事業2,66848.1賃貸住宅管理事業80811.3リフォーム事業34269.1開発事業40,102△38.9国際事業12,576131.4その他15245.2計60,809△21.6全社(共通)38,88774.1合計99,696△0.2
従業員の状況 FY2025 / 約4,087字
5 【従業員の状況】(1) 連結会社の状況2026年1月31日現在セグメントの名称従業員数(人)戸建住宅事業15,686賃貸・事業用建物事業建築・土木事業2,457賃貸住宅管理事業2,108リフォーム事業4,126開発事業2,044国際事業3,281その他275全社(共通)2,209合計32,186 (注) 1 従業員数は、就業人員数です。2 臨時従業員の総数が従業員数の100分の10未満のため、平均臨時従業員数の記載は省略しています。3 戸建住宅事業、賃貸・事業用建物事業においては、セグメントごとの経営組織体系を有していないため、同一の従業員が各々の事業に従事しています。4 全社(共通)として記載されている従業員数は、主に当社の本社部門などに所属している人員です。 (2) 提出会社の状況2026年1月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)14,17843.516.29,071,924 セグメントの名称従業員数(人)戸建住宅事業12,215賃貸・事業用建物事業開発事業323国際事業57全社(共通)1,583合計14,178 (注) 1 従業員数は、就業人員数です。2 臨時従業員の総数が従業員数の100分の10未満のため、平均臨時従業員数の記載は省略しています。3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。4 戸建住宅事業、賃貸・事業用建物事業においては、セグメントごとの経営組織体系を有していないため、同一の従業員が各々の事業に従事しています。5 全社(共通)として記載されている従業員数は、主に本社部門などに所属している人員です。 (3) 労働組合の状況当社においては労働組合は結成されていませんが、一部の連結子会社において労働組合が結成されています。なお、労働組合の有無にかかわらず労使関係は円満に推移しています。 (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 ①提出会社(注4)当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2、3)労働者の男女の賃金の差異(%)(注1、3、5、6)全労働者うち正規雇用労働者うち非正規労働者積水ハウス㈱4.611156.059.040.2 (注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号、以下「女性活躍推進法」という。)の規定に基づき算出したものです。2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号、以下「育児・介護休業法」という。)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号、以下「育児・介護休業法施行規則」という。)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。3 男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異の対象期間は当事業年度(2025年2月1日~2026年1月31日)です。4 出向者は出向元の従業員として集計しています。 5 賃金の内訳は、基本給、超過労働に対する報酬、賞与等を含み、通勤手当を除いています。6 非正規労働者は、臨時従業員(再雇用従業員、契約従業員、パートタイマー)を対象に算出しています。なお、パートタイマーについてはフルタイム換算をせず実際に支給した賃金に基づき算出しています。 <男女の賃金差異についての補足説明>積水ハウス㈱における男女の賃金差異(全労働者56.0%、正規雇用労働者59.0%)については、全労働者に占める正規雇用労働者の割合が約9割、正規雇用労働者の中でも総合職が7割超を占めていることが大きく影響しています。そのため、以下主に総合職について記載します。 1)等級ごとの賃金差異について同一等級の賃金は同等です。当社は職群及び等級ごとに賃金水準を設定しており、総合職の男女の基本給月額の差異は以下のとおりです。 女性平均基本給/男性平均基本給 管理職97.4% 一般社員P597.3% P499.2% P399.7% P299.7% P198.9%※一般社員には5つの等級(P5~P1)があります。 2)現状の取組みと経年推移女性活躍推進については、2005年より課題意識を持ち、女性総合職の積極的な採用を進めるとともに、女性従業員の育成と定着を促進するため、専門部署(現 ダイバーシティ推進部)を設置し、柔軟な働き方に代表される仕事と育児・介護の両立支援制度の拡充等の諸制度の整備を行っています。これらの取組みが奏功し、2007年から2025年における平均勤続年数の伸びは女性が2.2倍(4.6年→10.1年)と男性の1.2倍(15.8年→19.5年)を大きく上回る結果となり、女性正社員比率についても年々高まってきています(2007年度は16.1%→2012年度は17.5%→2017年度は20.8%→2022年度は24.3%→2025年度は26.4%)。また、2025年度における年代別の女性正社員比率では20代が39.0%、30代が33.4%、40代が29.0%、50代が13.7%と、20代-30代の若年層の女性正社員比率が高くなっています。 (注)主要な連結子会社は、積水ハウス不動産グループ各社、積水ハウス建設グループ各社、積水ハウスリフォーム㈱、積水ハウスサポートプラス㈱。 3)差異要因及び取組み成果から見られる今後の展望現状、総合職の平均勤続年数は女性10.1年と男性19.5年で約9年の差があるため、管理職の候補となる層が男性に比べて女性は少ない状況です。この結果として当社の女性管理職比率は4.6%(2026年1月31日現在)となっており、男女間において管理職登用の差が生じています。管理職への登用有無は処遇差が生じる要素であり、男女間の賃金差異に影響しています。本要因解消のため、女性管理職候補者研修の実施等、女性管理職の登用にも積極的に取り組んでいます。さらに、2022年に資格等級制度を見直しています。その結果、2022年以降は9~10の指標に基づき評価され、入社から最短5年で管理職に登用できる制度となっています。なお、当社では一般社員における5つの等級のうち、P4とP5を次期管理職候補と考えており、2025年度における女性管理職候補者は622名で、管理職候補者全体に占める女性管理職候補者の割合は17.8%となっています。そのため、女性管理職の候補となる人財が若年層で徐々にプールされており、今後は女性管理職比率もさらに高まっていきます。また、当社の総賃金に占める業績手当等の基準外賃金の割合が特に営業職は大きく、営業職に占める女性の人数比率が15%と低い状況にあります。この点も、男女間の賃金差異に影響しています。しかしながら、前述のとおり各比率の高まりに連動して、男女間の賃金差異は縮小していくものと考えています。 なお、女性活躍を推進するための取組みの詳細については、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (4) 人的資本に関する取組み」に記載しています。 ②国内グループ及び主要な連結子会社(注6、9)当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注2)男性労働者の育児休業取得率(%)(注3)労働者の男女の賃金の差異(%)(注2、7、8)全労働者うち正規雇用労働者うち非正規労働者提出会社及び国内連結子会社(注1、4、5)5.811258.560.740.9主要な国内グループ及び連結子会社積水ハウス不動産グループ3.711249.950.041.7積水ハウス建設グループ7.112879.880.359.6積水ハウスリフォーム㈱44.618789.688.131.2㈱鴻池組(注4)0.67458.959.856.6 (注) 1 「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第2条第5号に規定されている連結会社のうち、海外連結子会社を除いた会社を対象としています。2 「女性活躍推進法」の規定に基づき算出したものです。3 「育児・介護休業法」の規定に基づき、「育児・介護休業法施行規則」第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。ただし、㈱鴻池組につきましては、「育児・介護休業法施行規則」第71条の6第2号における育児休業等と育児目的休暇の取得割合を算出したものです。4 ㈱鴻池組の管理職に占める女性労働者の割合は、㈱鴻池組の直近の事業年度末時点(2025年12月末時点)を対象としており、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異の対象期間は㈱鴻池組の直近事業年度(2025年1月1日~2025年12月31日)です。5 指標の算出にあたっては、国内連結子会社に含まれる各社の事業年度が提出会社と異なる場合、各社の事業年度ごとに集計しています。6 出向者は出向元の従業員として集計しています。7 賃金の内訳は、基本給、超過労働に対する報酬、賞与等を含み、通勤手当を除いています。8 非正規労働者は、臨時従業員(再雇用従業員、契約従業員、パートタイマー)を対象に算出しています。なお、パートタイマーについてはフルタイム換算をせず実際に支給した賃金に基づき算出しています。9 主要な国内グループに含まれる連結子会社の女性活躍推進法等に基づく管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異、ならびに国内の連結子会社のうち主要な連結子会社以外の女性活躍推進法等に基づく管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異については、「第7 提出会社の参考情報  2 その他の参考情報」に記載しています。
研究開発活動 FY2025 / 約4,707字
6 【研究開発活動】当社グループ(当社及び連結子会社)では、グローバルビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする”の実現に向け、ハード・ソフト・サービスを融合させた住まいの研究開発が使命と考えています。創業以来積み上げてきた安全・安心・快適の技術を土台として、住まい手の「幸せ」につながる「健康・つながり・学び」という2030年に提供すべき価値を見据え、デザイン研究開発・環境技術開発・オリジナル技術開発を推進するとともに、新たな研究開発領域の拡大も図っていきます。住宅は個人資産であると同時に、社会資本であり、住まいが次世代に引き継がれるために、持続可能性、環境への配慮、美しさの追究は必須です。そのために、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」や「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)」の推進をはじめとする2050年の脱炭素社会を目指した研究、自然と共生するまちなみ等、住む人の感性や価値観に合わせたデザイン研究に積極的に取り組んでいます。そして、これらの研究開発成果を国内事業とともに海外事業にも展開し、幸せなわが家づくりを通して積水ハウステクノロジーが世界のデファクトスタンダードとなるように推進していきます。また、研究開発における当社の強みは、「総合住宅研究所」の徹底した技術検証によるエビデンス構築とともに、「しあわせ住まい研究所」の時間軸を意識した「幸せ住まい」の提案力です。「最高の技術と品質」を技術開発の根本に据え、業界のトップランナーとして、経営戦略にベクトルを合わせた研究開発を行っています。ハードとソフトの融合により、家族の「幸せ」を実現する「ファミリー スイート」は、当社の研究開発の成果の一つです。柱をなくし、最大スパン7mの大空間リビングを支えるオリジナル構法「ダイナミックフレーム・システム」は、当社独自の技術であり、「ファミリー スイート」の新築戸建住宅での採用率は60%を超えています。また、ウイルスや花粉等の汚染物質に配慮した、次世代室内環境システム「スマート イクス」の採用率は60%を超えています。当社グループでは、R&D本部において、「総合住宅研究所」や「しあわせ住まい研究所」による建築新技術、住生活の研究開発に加え、住を基軸としたデザイン、商品開発並びに技術戦略の推進に関する事項を掌握し、技術開発の更なる推進を図っています。今後もR&D領域をさらに拡大し、「住」を基軸としたあらゆる分野の情報を収集・分析するとともに、一つの事象をより深掘りし多くのエビデンスを取得しながら研究開発を進める体制を強化していきます。そのために、社内だけでなく社外のリソースを有効的に活用することが必要であり、オープンイノベーションやM&A等による同業種・異業種との交流・連携の強化を推進していきます。また、2025年8月5日には「エデュケーション(学び)」と「エンターテインメント(楽しさ)」を融合させた「住育エデュテイメント施設」である大型体験型施設「JUNOPARK(ジュノパーク)」を開業しました。施設のメインとなる体験エリアには、「暮らしの中で育まれる6つの感性」をテーマにしたオリジナルプログラムや展示を設けています。当連結会計年度の研究開発活動の概況と成果は以下のとおりであり、研究開発費総額は10,520百万円です。なお、当社グループの行っている研究開発活動は、各事業に共通するものであり、セグメントに分類することができません。そのため、研究開発活動の概要は、以下のとおり研究開発の項目別に記載します。 (1)商品開発・重量鉄骨の強さと設計自由度を両立する「フレキシブルβシステム」において、2025年4月より当社オリジナル外壁材「ダインコンクリート」を採用しました。これにより、重厚感のある意匠と多様な表現を可能とし、都市景観に調和する外観を提供しています。・デザイン提案システム「life knit design」は、人生100年時代、良質な住まいに“愛着”を持って、より長く住み続ける循環型社会を目指し、流行り廃りではないお客様の“感性”を大切にした住まいづくりを提供しています。2025年8月より、リフォーム事業でも「life knit design」の思想での提案を展開しています。・ミナ ペルホネンのファウンダー/デザイナー皆川 明氏とコラボレーションした平屋のモデルハウス「HUE(ヒュー)」(住まいの体験型ミュージアム「Tomorrow's Life Museum 山口」に設置)をオープンし、2025年10月に「2025年度グッドデザイン賞」を受賞しました。また、「HUE」は、「life knit design」の思想を基に子どもの五感や想像力を刺激し、豊かな心と生きる力を育む住まいの提案として、2025年8月に「第19回キッズデザイン賞(子供たちの創造性と未来を拓くデザイン部門〈建築・空間〉」を受賞しました。・2025年10月に開催された国内最大級のデジタルイノベーション総合展「CEATEC 2025」において、わが家の図面と機能を結び付けたアプリサービス「PLATFORM HOUSE touch(プラットフォームハウスタッチ)」を体験できるリビング空間を設置し、アプリを使った玄関の施解錠、照明やエアコンなどの遠隔操作といった暮らし方の体験とともに、独自の技術を活用した住まいの未来像を体験できる空間を提供しました。 ・兼松サステック株式会社と共同開発した、環境負荷の低減を実現する新たな地盤補強工法「SH-KPパイル工法」を2025年12月より販売開始しました。同工法は、間伐材等の国産木材を有効活用することで、環境負荷低減を実現しながら、高品質な防腐・防蟻処理により高耐久性を確保する地盤補強工法である「環境パイル工法」の地盤の適用範囲を拡大した工法で、一般財団法人日本建築総合試験所にて2025年7月24日に性能証明を取得しました。・当社の2025年度の新築戸建住宅ZEH比率は高い水準となりました。また、集合住宅においても、「賃貸ZEH」をシャーメゾンブランドで展開し、2025年度の住戸ZEH比率は第6次中期経営計画の2025年度目標である75%を上回りました。2025年度の実績値は「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (1)サステナビリティ共通の取組み ④指標及び目標」に記載しています。・積水ハウステクノロジーの海外移植を推進すべく、米国では、2024年1月よりカリフォルニア州南部のシャーウッドの分譲地「Sommers Bend」につき、優れた快適性やエネルギー効率に加え、シャーウッド構法による高い施工精度、品質が支持され、2025年2月には全米住宅建設業者協会(NAHB)主催の「The Nationals 2025」において4部門で1位「Gold Award」を受賞しました。また、同月、ラスベガスにシャーウッドの分譲地「Arcadia」をオープンし、好評を博しています。・オーストラリアでは、現地の気候・風土・ニーズに合わせた独自のシャーウッド構法で日本品質の快適な住宅を提供し、シドニー近郊で展開エリアを拡大するなど、ブランド認知を進めています。 (2)技術開発・リフォーム事業において増改築の提案力を一層強化すべく、構造に関わる公的認定(建築基準法施行規則第1条の3)の認定範囲を拡大し、2025年9月より運用を開始しています。・健康を意識しなくても健康的な生活環境が実行できるような環境づくり、いわゆる「ゼロ次予防住環境」の創造を目指した千葉大学との共同研究を基に、住まいの広さやリビングルームの天井の高さが居住者の Well-being に寄与している可能性が高いとの研究結果を2025年2月に公表しました。・2025年3月14日に締結した株式会社土屋ホールディングスとの資本業務提携により、当社の全国展開力や技術革新力と、株式会社土屋ホールディングスの住宅における業界最高水準の高断熱・高気密の技術や品質へのこだわりを組み合わせることで、よりお客様のニーズに適した高付加価値の住宅を目指します。・2025年11月より、旭化成株式会社、旭化成ホームズ株式会社、積水化学工業株式会社及び株式会社CFPと共同で、住宅建築現場で発生する給水・給湯管(架橋ポリエチレン管「エスロペックス」)の施工端材を回収し、再生原料として再び配管材へ循環させる資源循環スキームの構築に取り組んでいます。・当社の寄付によって東京大学総括プロジェクト機構内に設立した「国際建築教育拠点(SEKISUI HOUSE - KUMA LAB)」は、研究施設「T-BOX(2021年10月運用開始)」を活用し、次世代の人財育成及び住宅イノベーションの実現に向けた研究を継続しています。その取組みの柱の一つである、「デジタルファブリケーションセンター」の活動として、2025年3月13日から開催されたクリエイティブの祭典「Tokyo Creative Salon 2025」に出展しました。また、「SEKISUI HOUSE - KUMA LAB」、東京大学とともに産学協働で大阪・関西万博 日本政府館の解体材(CLT:直交集成板)の再利用に取り組む「旅するCLT」を2025年12月に発表し、2027年以降の全国展開を見据えてCLTパネルの残存強度評価・設計指針・生産物流までの仕組み化の検証を開始しました。・東京大学大学院情報学環との共同研究に基づき、人生100年時代における「ソーシャルライフ」(個人の幸せを起点に人や社会のつながりを再構築する新たなライフスタイル)に関する共同研究報告会を2025年11月に実施しました。新たなライフスタイル提案の社会実装を目指し、最終成果の取りまとめに向けた研究を加速しています。・京都大学との「子どもの感性発達に有効な住提案に関する知見の拡大・創出」を目的とする包括連携に基づき、「住まいにおける子どもと家族との会話によるつながりに関する研究」と題し、家族の会話スタイルが子供の幸福感や非認知能力に与える影響の分析を共同で実施しています。・「しあわせ住まい研究所」はオープンイノベーション施設「イノコム・スクエア」を拠点とし、今後迎える人生100年時代には暮らしにおける「幸せ」のさらなる追求が重要と考え、時間軸を意識した「住めば住むほど幸せ住まい」研究に取り組んでいます。「アートのある暮らし」のサービス化に向けた価値検証プロジェクトを慶應義塾大学の川畑 秀明教授と共同研究するなど、複数の研究テーマを推進しています。・庭などに生態系に配慮した地域の在来樹種を中心とした植栽を行う「5本の樹」計画による累計植栽本数は2,143万本となりました(2026年1月末時点)。・2030年のネイチャー・ポジティブ実現に向け、琉球大学の久保田 康裕教授が立ち上げたスタートアップ企業の株式会社シンク・ネイチャーと生物多様性ネットゲインを共同推進し、建築地における生物多様性保全に効果の高い樹種を提案可能なツールの試験運用を開始しています。試験運用で明らかになった課題を精査し、実務レベルで活用できるよう「5本の樹」計画向けにカスタマイズを実施しました。2025年10月よりスモールスタートを行い、2026年度の本格運用開始を目指しています。
株式の保有状況 FY2025 / 約2,762字
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、その投資株式が専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とするものを純投資目的である投資株式、それらの目的に加え、安定的な取引関係の維持・強化により中長期的な企業価値向上に資すると判断し保有するものを純投資目的以外の目的である投資株式と区分しています。なお、純投資目的である投資株式は原則保有しない方針です。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式(イ)保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、取引先との安定的な関係維持・強化を通じた当社の中長期的な企業価値向上に資すると判断する場合を除き、政策保有株式を保有しないものとします。また、政策保有株主との間の取引に関しては、取引の経済的合理性を十分に検証して、継続するか否かを判断するものとします。政策保有株式については、資本・資産効率向上の観点から必要最小限の保有を基本とし、保有の妥当性について、毎年、取締役会において検証するものとします。取締役会では、個別銘柄毎に保有目的やリスクとリターンを踏まえた中長期的な経済合理性等を総合的に検証し、検証の結果、継続して保有する意義が薄れた銘柄については、市場環境等を考慮の上、売却を進めます。また、保有の妥当性が認められる銘柄についても、当社の資本政策や市場環境等を考慮の上、全部または一部を売却することがあります。 (ロ)銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式292,820非上場株式以外の株式1349,157 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式1371株式取得による研究・開発分野等でのシナジー効果が企業価値向上に資すると判断したため株式を取得。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式13,978非上場株式以外の株式412,704 (ハ)特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)積水化学工業㈱7,998,4057,998,405住宅設備の主要仕入先として、今後の同社との安定的な取引関係の維持・強化を目的とする。有21,85920,627㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ2,335,8202,335,820主要取引金融機関として、国内外での資金調達を中心とした金融取引や事業推進への協力を受けており、今後の同社との安定的な取引関係の維持・強化を目的とする。有(注)16,5504,621㈱三井住友フィナンシャルグループ1,094,1121,094,112主要取引金融機関として、国内外での資金調達を中心とした金融取引や事業推進への協力を受けており、今後の同社との安定的な取引関係の維持・強化を目的とする。有(注)15,9864,232センコーグループホールディングス㈱2,209,4112,209,411住宅関連の物流業務における主要取引先として、今後の同社との安定的な取引関係の維持・強化を目的とする。有4,2493,442TOTO㈱801,6001,424,900住宅設備の主要仕入先として、今後の同社との安定的な取引関係の維持・強化を目的とする。有3,8965,427積水樹脂㈱991,516991,516住宅関連部材の仕入先として、今後の同社との安定的な取引関係の維持・強化を目的とする。有2,0601,950㈱T&Dホールディングス444,600444,600主要取引生命保険会社として、国内での保険取引や事業推進への協力を受けており、今後の同社との安定的な取引関係の維持・強化を目的とする。有(注)11,6901,318㈱TKC400,000400,000同社から顧客情報、不動産情報の提供等、事業推進への協力を受けており、今後の同社との安定的な取引関係の維持・強化を目的とする。無1,6261,526㈱みずほフィナンシャルグループ72,42672,426主要取引金融機関として、国内外での資金調達を中心とした金融取引や事業推進への協力を受けており、今後の同社との安定的な取引関係の維持・強化を目的とする。有(注)1491311㈱土屋ホールディングス1,585,800―住宅の研究・開発分野等の連携先として、今後の同社との安定的な取引関係の維持・強化を目的とする。株式取得による研究・開発分野等でのシナジー効果が企業価値向上に資すると判断したため株式を取得。無358―㈱りそなホールディングス110,400110,400主要取引金融機関として、国内での資金調達を中心とした金融取引や事業推進への協力を受けており、今後の同社との安定的な取引関係の維持・強化を目的とする。有(注)1197127MS&ADインシュアランスグループホールディングス㈱37,50065,600主要取引損害保険会社として、国内での保険取引や事業推進への協力を受けており、今後の同社との安定的な取引関係の維持・強化を目的とする。有(注)1147213積水化成品工業㈱100,000100,000住宅関連部材の仕入先として、今後の同社との安定的な取引関係の維持・強化を目的とする。有4235ダイキン工業㈱―350,800―無―6,444ダイハツインフィニアース㈱―2,000,000―有―4,630 (注) 1 発行会社のグループ会社において保有している場合を含みます。 2 定量的な保有効果については、取引関係の情報管理・秘密保持の観点等から記載が困難なため記載していません。なお、保有の合理性は、保有状況、リスク・リターン(株価乖離率、配当利回り、ROE、信用格付等)及び取引の重要性を踏まえ、総合的な保有意義の検証を行っています。 みなし保有株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的の投資株式該当事項はありません。 ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。
関係会社の状況 FY2025 / 約2,866字
4 【関係会社の状況】 名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助営業上の取引設備の賃貸借(連結子会社) 積水ハウス不動産   ホールディングス㈱(※3)大阪市北区100賃貸住宅管理事業仲介・不動産事業100.0有有―有積水ハウス不動産㈱(※3)大阪市北区5,829仲介・不動産事業100.0(100.0)有無不動産の売買等有積水ハウスシャーメゾンPM東北㈱(※3)仙台市青葉区200賃貸住宅管理事業100.0(100.0)有無当社顧客の不動産の賃貸借、管理委託等有積水ハウスシャーメゾンPM東京㈱(※3)東京都渋谷区200賃貸住宅管理事業100.0(100.0)有無同上有積水ハウスシャーメゾンPM中部㈱(※3)名古屋市中村区200賃貸住宅管理事業100.0(100.0)有無同上有積水ハウスシャーメゾンPM関西㈱(※3)大阪市北区200賃貸住宅管理事業100.0(100.0)有無同上有積水ハウスシャーメゾンPM中国四国㈱(※3)広島市中区200賃貸住宅管理事業100.0(100.0)有無同上有積水ハウスシャーメゾンPM九州㈱(※3)福岡市博多区200賃貸住宅管理事業100.0(100.0)有無同上有積水ハウス信託㈱東京都渋谷区450賃貸住宅管理事業95.0有無当社顧客に対する不動産の管理型信託有積水ハウス建設ホールディングス㈱大阪市北区100戸建住宅事業賃貸・事業用建物事業100.0有無―有積水ハウス建設東北㈱仙台市泉区100戸建住宅事業賃貸・事業用建物事業100.0(100.0)有無戸建・賃貸住宅等、リフォーム工事の請負有積水ハウス建設東京㈱埼玉県戸田市100戸建住宅事業賃貸・事業用建物事業100.0(100.0)有無同上有積水ハウス建設関東㈱さいたま市見沼区100戸建住宅事業賃貸・事業用建物事業100.0(100.0)有無同上有積水ハウス建設上信越㈱長野県千曲市100戸建住宅事業賃貸・事業用建物事業100.0(100.0)有無同上有積水ハウス建設中部㈱名古屋市守山区100戸建住宅事業賃貸・事業用建物事業100.0(100.0)有無同上有積水ハウス建設関西㈱大阪市淀川区100戸建住宅事業賃貸・事業用建物事業100.0(100.0)有無同上有積水ハウス建設中国四国㈱広島市安佐南区100戸建住宅事業賃貸・事業用建物事業100.0(100.0)有無同上有積水ハウス建設九州㈱福岡市博多区100戸建住宅事業賃貸・事業用建物事業100.0(100.0)有無同上有積水ハウスリフォーム㈱大阪市北区100リフォーム事業100.0有無リフォーム工事の請負有積水ハウスサポートプラス㈱(※4)大阪市北区100リフォーム事業100.0有無建築物等の維持管理・定期点検・オーナーサポート有積水ハウスGMパートナーズ㈱大阪市北区418マンション事業100.0有無当社顧客の分譲マンションの管理委託有積水ハウス・アセットマネジメント㈱東京都港区400都市再開発事業100.0有無―有積水ハウスホテルマネジメント㈱大阪市北区9都市再開発事業100.0有有ホテルの管理、運営等 有積水ハウスフィナンシャルサービス㈱大阪市北区100その他100.0有無―有積水ハウス梅田オペレーション㈱大阪市北区100その他100.0有無不動産の管理委託有㈱鴻池組大阪市中央区5,350建築・土木事業90.7有無建築・土木工事等の請負無SEKISUI HOUSE USHOLDINGS, LLC(※1)米国カリフォルニア州百万USD4,858国際事業100.0有有―無NORTH AMERICASEKISUI HOUSE, LLC(※1)米国カリフォルニア州百万USD1,233国際事業100.0(100.0)有有―無SH RESIDENTIALHOLDINGS, LLC(※1)米国カリフォルニア州百万USD4,148国際事業100.0(100.0)有有―無SEKISUI HOUSEU.S., Inc.(※5)米国コロラド州百万USD0国際事業100.0(100.0)有無―無SEKISUI HOUSEAUSTRALIA HOLDINGS PTY LIMITED(※1)豪州ニューサウスウェールズ州百万AUD1,087国際事業100.0有無―無その他270社 名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助営業上の取引設備の賃貸借(持分法適用関連会社) アルメタックス㈱(※2)大阪市北区2,160住宅建材製品の製造及び販売35.75無無建築資材の売買有㈱岐阜造園(※2)岐阜県岐阜市412造園緑化工事20.21無無 造園外構工事有その他34社 (注) 1 連結子会社の主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しています。2 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。 3 ※1 特定子会社に該当します。なお、(連結子会社)その他に含まれる会社のうち特定子会社に該当する会社は、NASH SDCC Holding, LLC、NASH - Holland SDCC Investors, LLC、NASH Gateway Holdings, LLC、NASH - Holland Gateway Crossing Investors, LLC、NASH - Brookfield Blossom Rock, LLC(米国子会社5社)です。4 ※2 有価証券報告書提出会社です。5 ※3 2025年2月1日付で、積水ハウス不動産6社(東北・東京・中部・関西・中国四国・九州)の仲介・不動産事業を、吸収分割の方式により積水ハウス不動産関西㈱に集約したうえで、同社の商号を「積水ハウス不動産㈱」に変更しました。また、同日付で、積水ハウス不動産関西㈱の賃貸事業を、新設した準備会社(積水ハウス不動産ホールディングス㈱100%出資)に吸収分割し、積水ハウスシャーメゾンPM関西㈱として分社化するとともに、同様に賃貸事業専門となる積水ハウス不動産5社(東北・東京・中部・中国四国・九州)の商号を積水ハウスシャーメゾンPM各社にそれぞれ商号変更しました。6 ※4 2025年2月1日付で、当社のカスタマーズセンターが営むアフターサービス事業を吸収分割し、「積水ハウスサポートプラス㈱」(当社100%出資)として分社化しました。7 ※5 米国戸建住宅事業における連結子会社の組織再編を行い、Woodside Homes Company, LLC、Holt Group Holdings, LLC 及びChesmar Holdings, LLC は吸収合併により消滅し、M.D.C. Holdings, Inc.は、その商号をSEKISUI HOUSE U.S., Inc.に変更し、2026年1月より米国戸建住宅事業の実質的な統括会社として始動しました。
サステナビリティ FY2025 / 約29,979字
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組みは、次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 積水ハウスグループのESG経営は、企業理念の根本哲学である「人間愛」を実践することが根底にあります。お客様や社会が直面する課題解決を事業と一体的に推進していくとともに、ガバナンスの強化に努めることで、ESG経営の領域においてさらなるリーダーシップを発揮することを目指し、「ESG経営のリーディングカンパニーに」というサブビジョンを策定しています。その実現に向け、従業員一人ひとりが自ら考え、行動することが重要であると考え、2020年より、全従業員参画を重視したESG経営に取り組んでいます。参画のきっかけとして、対話を通じてお互いの考えや価値観に触れ、ESGに対する理解を深めてきました。また、従業員が主体的に行動に移すことができるよう、自律や創発につながる制度の構築や職場風土の醸成に努めています。2022年には、当社グループが果たすべき使命を明確にするため、持続可能な未来に向けたマテリアリティの見直しを行いました。1960年代、高度経済成長期の住宅の確保と、住まいの基本性能の確立に貢献した当社グループは、以来一心に住まいの「安全・安心」「快適性・環境配慮」を追求し、技術の進化を図ってきました。こうした私たちの取組み自体がマテリアリティそのものであると認識し、人生100年時代を迎えたこれからは、住まいを通じた「幸せ」を実現する上で、「良質な住宅ストックの形成」「持続可能な社会の実現」「ダイバーシティ&インクルージョン」という3つを、経営の重要課題に位置づけました。第6次中期経営計画(2023年度~2025年度)においては、ESG経営の基本方針を「マテリアリティを軸としたESG経営の深化」と掲げ、「住まいを通じて環境課題の解決に貢献」「従業員の自律を成長ドライバーにする」「イノベーション&コミュニケーション」に重点を置いた取組みを推進しました。さらに当社グループでは、社会環境の変化や価値観の多様化を踏まえ、社内外のステークホルダーとの対話を継続的に行いながら、マテリアリティの整理を進めてきました。その結果、2026年度より適用するマテリアリティとして、「良質な住宅ストックの形成」「持続可能な社会の実現」を引き続き重要課題と位置付けるとともに、これまで掲げてきた「ダイバーシティ&インクルージョン」を発展的に見直し、「豊かな感性と幸せの創造」を新たなマテリアリティとして特定しました。本見直しは、当社グループが創業以来、住まいづくりを通じて社会価値の創出に取り組んできた歩みを踏まえ、事業活動を通じて中長期的に創造すべき価値をより明確にすることを目的としています。第7次中期経営計画(2026年度~2028年度)においては、これらのマテリアリティを軸に、新たに定めたESG経営の基本方針である「新たな価値を創造する、ESG経営のリーディングカンパニー」のもと、ESG経営の深化と持続的な企業価値の向上に取り組んでまいります。 (1) サステナビリティ共通の取組み①ガバナンス当社グループは、取締役会の諮問機関として、専門的な知見、能力を有する少なくとも2名の社外委員を含むESG推進委員会を設置し、ESG経営の取組みの進捗と課題等についての意見交換を通じて実効性を高めています。ESG推進委員会は3ヵ月に1回のペースで開催し、内容は取締役会に報告され、審議することとしています。ESG推進委員会では、その推進を担う3つの部会、「環境事業部会」「社会性向上部会」「ガバナンス部会」を設置、ESG3部会長には、それぞれ職責者を任命し、目標・KPIを設定しています。この3部会は、各部門・国内外のグループ会社と連携しながら、ESG経営の旗振り役として先導していくとともに、実効性ある取組みを行います。また、取組みの進捗報告と普及に向けた課題・改善提案のフィードバックを通じて、全従業員の理解・浸透を図ります。ESG経営推進本部においては、ESG経営に関する基本方針の企画・立案及び推進に関する事項を掌理し、取組みの推進、情報の収集・分析、社内外への情報発信、ESG推進委員会の運営を通じて、ESG経営のさらなる推進を図っています。 ・ 環境事業部会 グループ全体を対象とした事業活動全体の脱炭素化、生物多様性保全や資源循環に関する環境マネジメントシステムを計画・実行するとともに、環境関連情報を年次集計し、社内外のステークホルダーの環境意識向上・環境負荷低減に向けた認知向上を目的に情報公開しています。グローバルビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする ”ためには環境への取組みが必要不可欠との考えのもと、これからも先進的な取組みで環境負荷と事業リスクの低減、及び事業機会の創出に努めていきます。・ 社会性向上部会 人財価値の向上と事業・活動を通じた社会課題の解決を推進し、企業価値を高めていくことを目指しています。人財価値は、従業員の自律とベクトルの一致の掛け算という考えのもと、従業員にとっての「わが家」である会社と一人ひとりの幸せを実現する施策の計画・実行に努めます。社会価値は、子ども・環境・地方創生を軸に、社会の幸せづくりに寄与する事業・活動を実現します。各施策の方針と推進体制・進捗を包括的にモニタリングし、お客様・社会・従業員の「幸せ」を最大化していきます。・ ガバナンス部会グループガバナンスの強化に向けて、本社コーポレート部門と国内外のグループ会社各社とのコミュニケーション活性化が重要と考え、情報連携に努めています。国内外グループ会社におけるコーポレート機能の強化、ガバナンス人財の育成・適正配置、人権尊重、コンプライアンス意識向上などの現状把握、改善に関する議論などを通じて、事業マネジメントレベルでのガバナンス強化に取り組んでいます。 ※ 当事業年度におけるESG推進委員会の主な議題については、「第4 提出会社の状況  4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ①コーポレートガバナンスの体制 <ESG推進委員会>」に記載しています。 ②戦略当社グループは、外部環境の変化に伴うリスク・機会を分析し、ステークホルダーである、お客様・社会・従業員それぞれの幸せを実現するために提供できる価値とは何か考え、「良質な住宅ストックの形成」、「持続可能な社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン」という3つのマテリアリティを軸に、第6次中期経営計画において、それぞれKPIを設定しサステナビリティの取組みを推進しました。<リスク・機会と重点テーマ>積水ハウスグループでは、価値創造に影響をもたらす中長期の課題を分析し、外部環境の変化に伴うリスク要因を洗い出すとともに、リスクを将来の事業創出の機会でもあると位置付け、事業戦略立案に活かしています。 外部環境の変化リスク機会重点テーマ社会・生活・人生100年時代の到来・With/Afterコロナ・健康志向の高まり・人口・世帯数の減少・住宅内の事故増加・資産継承の複雑化やトラブルの増加・ライフスタイルや価値観の変化への対応不足・健康に関する先進的技術への対応不足・新築住宅着工戸数の減少、空き家問題の深刻化・訪日外国人増加等の情勢変化の対応不足・ライフスタイルや価値観の多様化・既存住宅流通、不動産管理信託のニーズ・健康に配慮した住宅等の需要増・良質な住宅の需要増・新たな住宅等のニーズ・安全・安心・快適性・資産価値の創出・住宅の長寿命化住宅・都市・省エネ基準適合義務化・コンパクトシティの加速・建設労働者の不足・住宅の長期優良化、木造建築の耐震化・建設費の増加による需要減・地方の衰退・施工力不足による供給能力の低下、施工技術伝承の断絶・省エネルギー性能の高い住宅等の需要増・地方創生のニーズ・建設労働者の働きがい・高耐久な住宅等の需要増・脱炭素化・地域社会との共生・労働安全衛生・サプライチェーン・住宅の長寿命化環境・資源・ネットゼロ推進・生物多様性の保全・サーキュラーエコノミー推進・多発する自然災害・気候災害の激甚化・頻発化・カーボンプライシングの導入によるコストの上昇・生物多様性の毀損、森林の減少・大量廃棄による社会問題の増加・自然災害の激甚化・省エネルギー性能の高い住宅等の需要増・再生可能エネルギーの増加・自然資本や生物多様性保全を踏まえた事業機会・循環型社会を踏まえた事業機会・高耐久な住宅等の需要増・脱炭素化・生物多様性保全・資源循環・住宅の長寿命化経済・流通・地政学的リスクの懸念・資材価格の高騰・エネルギーコストの上昇・金利上昇・為替変動・資材供給の不安定化・建設費の増加による需要減・需要減少、賃料相場変動への対応不足・事業や体制の見直しによる持続的な成長への機会・政府による住宅関連政策や税制による事業機会・地域・顧客ニーズを捉えた事業機会・資産価値の創出・住宅の長寿命化企業・労働・人財の多様性尊重・従業員の自律支援、キャリアアップ・育児や介護との両立・グローバル化の加速・心理的安全性の悪化による生産性の低下・人財獲得の機会損失と人財の流出・成長力の鈍化・政治・経済の不確実性の増加・人権問題に起因する社会的評価の低下・多様な人財による価値創出・自律した従業員による価値創出・保育・介護等の施設の需要増・海外における良質な住宅の需要増・ダイバーシティ推進・従業員の幸せ・健康・多様な働き方・働きがい・人財育成・キャリア自律・労働安全衛生・サプライチェーン・安全・安心・快適性技術・科学・多様化するIT技術・蓄電技術の発展、EVシフト・レガシーシステムの更新・先端テクノロジーの適用・情報セキュリティ事案発生による社会的評価の低下・デジタル技術を活用した事業機会・資産価値の創出 <重点テーマに対応するマテリアリティ>重点テーママテリアリティ・安全・安心・快適性・資産価値の創出・住宅の長寿命化良質な住宅ストックの形成・脱炭素化・生物多様性保全・資源循環・地域社会との共生・労働安全衛生・サプライチェーン持続可能な社会の実現・ダイバーシティ推進・従業員の幸せ・健康・多様な働き方・働きがい・人財育成・キャリア自律ダイバーシティ&インクルージョン <マテリアリティごとの果たすべき使命と重点方針>マテリアリティ果たすべき使命重点方針良質な住宅ストックの形成住まいの性能と美しさを追求することで、永く住み続けていただける価値ある住宅を提供します。時代や地域の特性に適応する住宅の供給と維持管理を進化させ、住まいの長寿命化と資産価値の創出を実現します。持続可能な社会の実現環境負荷低減や再生可能エネルギー活用などを積極的に推進し、より幸せに暮らしつづけられる未来を切り拓きます。人・まち・地球の調和を目指し、サプライチェーンを含めた事業活動を通じて持続可能な社会の実現に取り組みます。ダイバーシティ&インクルージョン多様な視点や価値観が認められ、誰もが安心して特性や能力を活かしながら、活躍できる職場環境を築きます。従業員にとっての「わが家」である職場の幸せを実現し、自らの意思で挑戦し続けられるよう活躍・自律を支援します。 ③リスク管理当社グループは、サステナビリティを軸に、価値創造に影響をもたらす中長期の課題を分析し、リスク要因を洗い出すとともに、リスクを将来の事業創出の機会と位置付け、中長期の事業戦略立案につなげています。ESG経営の取組みの進捗と課題については、取締役会の諮問機関であるESG推進委員会において検討した後に、取締役会に報告する体制としています。また、取締役会はESG推進委員会からの報告を受け、当社グループのサステナビリティに関する対応等についての審議・監督を行うこととしています。また、「事業運営リスク」や「ハザードリスク」に関係する事項については同じく取締役会の諮問機関であるリスク管理委員会にも適宜共有し、グループ全体のリスク管理体制の中で検討・管理しています。サステナビリティの各アジェンダに関するリスク管理の詳細については、「(2)気候変動関連に対する取組み、(3)自然資本・生物多様性に対する取組み、(4)人的資本に関する取組み、(5)人権尊重に関する取組み」をご参照ください。なお、これら以外のリスク管理については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。 ④指標及び目標当社グループは、第6次中期経営計画においてマテリアリティの取組みに向けたテーマごとのKPIを設定しています。そのうち、業績連動型株式報酬(PSU)に係るESG経営指標(注1)も含めた主なKPIは下記のとおりです。マテリアリティKPI2023年度2024年度2025年度2025年度実績実績目標実績良質な住宅ストックの形成戸建住宅の長期優良住宅認定取得率(注2)92.3%91.7%90%以上90.8%賃貸住宅リノベーション戸数(注3)7,058戸5,756戸6,300戸6,034戸持続可能な社会の実現戸建住宅ZEH比率(注4)95%96%90%96%賃貸住戸ZEH比率(注5)76%77%75%77%事業活動におけるCO2排出削減率(注6)56.3%62.3%2030年度までに75%67.2%ダイバーシティ&インクルージョン女性管理職人数(注7)342人415人380人以上475人男性の育児休業取得率(注8)100%100%100%100%年次有給休暇取得率(注9)80.3%79.9%70%85.7% (注)1 業績連動型株式報酬(PSU)に係るESG経営指標の詳細については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (4)役員の報酬等 ① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項 (ⅲ) 業績連動型株式報酬(付与される基準株式ユニット数の20%に相当するESG経営指標連動部分)」に記載しています。2 集計対象会社は、当社。当社が当年度に契約した戸建住宅において、国が定めた長期優良住宅認定制度の基準をクリアし、行政の認定を受けた棟数の割合を表した指標。集計対象期間は4月1日~3月31日。3 集計対象会社は、積水ハウス不動産グループ各社。賃貸住宅において、間取りの変更を伴い、資産価値の向上が見込める内装・設備リノベーション工事の契約戸数を表した指標。2024年度より、良質な住宅ストックの形成とお客様の幸せに資するリノベーションを実施することに主眼を置き、戸数から質の向上に注力する方針にシフトしたため、2025年度の目標数値を変更しています。4 集計対象会社は、当社。当社が当年度に建築した戸建住宅(2023年度及び2024年度は北海道の請負・分譲住宅を除く)に占めるZEH(Net Zero Energy Houseの略称)の割合を表した指標。集計対象期間は4月1日~3月31日。5 集計対象会社は、当社。当年度に契約した賃貸住宅「シャーメゾン」に占めるZEH戸数(ZEH Ready基準以上かつ入居者売電物件)の割合を表した指標。6 集計対象会社は、当社グループ。当社グループの事業活動全体で直接的に排出するCO2(スコープ1)と、調達電力など間接的に排出するCO2(スコープ2)を2013年度比で表した指標。7 集計対象会社は、2023年度は、当社、積水ハウス不動産グループ各社、積水ハウス建設グループ各社、積水ハウス ノイエ㈱、積水ハウスリフォーム㈱、㈱鴻池組とその国内連結子会社、2024年度及び2025年度は、当社及び国内連結子会社。8 集計対象会社は、2023年度及び2024年度は、当社、積水ハウス不動産グループ各社、積水ハウス建設グループ各社、積水ハウス ノイエ㈱、積水ハウスリフォーム㈱。2025年度は、当社、積水ハウス不動産グループ各社、積水ハウス建設グループ各社、積水ハウスリフォーム㈱、積水ハウスサポートプラス㈱。「積水ハウスグループ 女性活躍推進行動計画」で掲げた「当社グループ全体の男性育児休業取得率」で、3歳未満の子を持つ男性従業員が、1ヵ月以上の育児休業を取得した割合を表した指標。9 集計対象会社は、2023年度及び2024年度は、当社、積水ハウス不動産グループ各社、積水ハウスリフォーム㈱。2025年度は、当社、積水ハウス不動産グループ各社、積水ハウスリフォーム㈱、積水ハウスサポートプラス㈱。働き方改革関連法に基づき義務化された年5日取得の促進及び総労働時間削減への取組みを推進するため、当社グループ従業員の年次有給休暇の取得率を表した指標。集計対象期間は3月11日~3月10日。※ その他のKPIについては当社WEBサイトに掲載のESG FACT BOOK 2026をご参照ください。<ESG FACT BOOK 2026>https://www.sekisuihouse.co.jp/company/sustainable/library/2026/ESG_factbook.pdf (2) 気候変動関連に対する取組み(TCFD提言に沿った情報開示及び各国法令に基づく情報開示への対応)①ガバナンス当社グループでは、気候変動対応はESG推進委員会の重要議題の一つとして位置づけており、活動方針の妥当性や進捗状況の評価を行うとともに、重要事案については取締役会に報告しています。ESG推進委員会の傘下に、環境経営に関わる本社部門の職責部長及び各事業部門の環境責任者を中心とした全社横断の「環境事業部会」を設置し、3ヵ月に1回開催しており、環境関連の情報共有ならびに活動方針等の決議事項の検討など、組織全体のベクトルの一致に向けて活動しています。また、ESG推進委員会の決定事項は環境事業部会を通じて、関連会社を含む全グループに展開し浸透させています。ESG推進委員会を通じた経営層の監視の実効性確保のために、取組みの推進は、各業務の担当取締役や経営層との日常的な報告と指示を経て進めており、これによってタイムリーな監視・監督機能を確保しています。②戦略当社グループは目指すべき事業全般の脱炭素化への歩みを着実に進めるために、今後起こり得る様々な事態を想定し、戦略の妥当性や課題を把握すべく、事業活動及び資源の固有の状況や、物理的リスクについて想定される事業活動・期間・資産の耐用年数などを考慮したシナリオ分析を行っています。また、移行リスクについて法制化、技術開発、市況に係る潜在的なシナリオに基づき評価し、事業活動に与える気候関連のリスク(物理的リスク及び移行リスク)と機会を抽出し、対応しています。2025年2月には、ネットゼロ達成に向けた日本の新たな温室効果ガス削減目標として、「2035年度及び2040年度において温室効果ガスを2013年度からそれぞれ60%、73%削減」が設定され、これに基づき住宅産業関連で「2050年にストック平均でのZEH(Net Zero Energy House)・ZEB(Net Zero Energy Building)基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指し、これに至る2030年度以降に新築される住宅・建築物はZEH・ZEB基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」「家庭部門の非化石転換やディマンド・リスポンス(DR)も併せて進めていく観点から、家庭部門のエネルギー消費の約3割を占める給湯器の省エネルギーや非化石転換の加速、DRに必要な機能の具備の促進、開示を通じたエネルギー供給事業者の取組強化などの制度面での対応を進める」などの方向性も示されました。そのため、全事業を対象としてあらためて大規模なシナリオ分析を実施し、戦略の見直しを行いました。さらに、2025年度は各国法令に基づく気候関連情報の開示義務化への準備を進めました。オーストラリアにおいては「オーストラリアサステナビリティ報告基準(ASRS)」に準拠した報告書の提出に向けた準備、米国のカリフォルニア州においては「カリフォルニア州気候変動開示法(「気候関連企業データ説明責任法(SB253)」と「温室効果ガス:気候関連財務リスク(SB261)」)」の動向の把握と適切な準備を進めました。これらの取組みにより特定した、財務影響が大であると想定された主要なリスク・機会と対応を示します。 <シナリオ分析の前提>参照したシナリオ・IPCC(注1)SSP1-1.9(1.5℃以下を実現するため各国が野心的な気候政策を導入、2050年にCO2排出正味ゼロを実現する)・IPCC SSP3-7.0(CO2排出が2050年でも減少に転じず、結果として高温、豪雨、暴風をはじめとする影響が大きい)・IEA(注2)SDS(エネルギー政策や投資の展開によりパリ協定などの目標が達成される。多くの国や企業が2050年ネットゼロを実現する)・IEA NZE2050(世界全体が2050年ネットゼロを実現する)・NGFS(注3) Delayed Transition(新しい気候政策の導入が遅れ、また各国の行動のレベルが異なり、2030年までは減少に転じず、その後ネットゼロに向かう)・日本政府及び審議会「2030年度温室効果ガス排出量2013年度比46%削減、2050年までにネット・ゼロ」、「2035年度、2040年度温室効果ガス排出量2013年度比60%、73%削減」、「2030年度家庭部門の温室効果ガス排出量2013年度比66%削減」、「2040年度家庭部門の温室効果ガス排出量2013年度比71~81%削減」、「2030年度以降に新築される住宅について、ZEH基準の水準の省エネルギー性能を確保」、「2050年に住宅ストック平均でZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」・オーストラリア政府「2030年までに温室効果ガス排出量2005年比43%削減、2050年までにネットゼロ」、「2035年までに温室効果ガス排出量2005年比62~70%削減」、「NatHERS(注4)制度やBASIX(注5)制度の改正の動向」・米国政府「2030年温室効果ガス排出量2005年比50~52%削減」、「2050年までに温室効果ガス排出量ネットゼロ」、「2035年温室効果ガス排出量2005年比61~66%削減」上記の各国際機関等が発表しているシナリオ、日本政府及び関連する審議会の発表等を考慮しています。なお、IPCC SSP1-1.9やIEA SDS、IEA NZE2050で示される、2030年までに地球全体のCO2排出量が約半減し2050年頃にはゼロとするシナリオの実現には、高額な炭素税の導入や脱炭素に向けた市場の移行といった政策導入などが必要と想定し、移行リスクの前提条件として活用しています。また、NGFS Delayed Transitionで示される、2030年までは現状の政策の延長として各国や企業が取り組むもののCO2排出削減は1.5℃シナリオに整合しない、さらにIPCC SSP3-7.0で示される中期2041~2060年に気温上昇の最良推定値が2.1℃であるなどを想定し、物理的リスクの前提条件として活用しています。対象企業・事業米国等の海外子会社を含む積水ハウスグループの既存全事業(バリューチェーンの上流・下流の全体を含む) (注)1 IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change):気候変動に関する政府間パネル2 IEA(International Energy Agency):国際エネルギー機関3 NGFS(Network for Greening the Financial System):気候変動リスクに係る金融当局ネットワーク4 NatHERS(Nationwide House Energy Rating Scheme):全豪住宅省エネ性評価システム5 BASIX(Building Sustainability Index standards):ニューサウスウェールズ州政府が定める建築持続可能性指数なお、財務影響と想定期間については以下のとおり定義します。財務影響 大:300億円以上、中:100億円以上、小:100億円未満想定期間 短期:2025年から3年間、中期:2030年まで、長期:2050年まで <主な移行リスク/物理的リスク>リスク影響対応財務影響想定期間移行リスクカーボンプライシングの導入カーボンプライシングは世界で広く採用されており、2026年4月から日本においても政府による排出量取引(GX-ETS)が開始する。カーボンプライシングが導入された場合、直接及び間接的な事業コストの増加や競争力低下の可能性がある。グループ全体やサプライヤー企業の事業活動における脱炭素に向けた取組みは中期では道半ばであり、仮に炭素税や排出量取引単価が1万円/t-CO2程度かかると、その影響は大きい。RE100の推進、事務所や生産設備などの省エネルギー化、サプライヤーに対するアンケート調査や勉強会の開催等を通じた建材製造段階のCO2排出削減など、既にバリューチェーン全体において様々な取組みを始めており、この影響をできるだけ早期に減らしていくことを検討している。大短期住宅の価格上昇・市場の縮小長期的には、ネットゼロに求められる規制強化に対応するための住宅価格の高騰、また省エネルギー性能や耐震性能に劣る住宅が減り、良質な住宅ストックの住み継ぎが増えることにより、新築市場自体が縮小する可能性がある。また、海外においても、特にファーストホームバイヤーを対象とした低価格帯の商品については、原価上昇の影響が甚大なものとなり得る。短中期の規制強化に対する当社グループへの影響は小さい見込みだが、長期のさらなる規制強化に対しては、コストを抑えた脱炭素住宅の開発に計画的に取り組む必要がある。また、あわせて新築市場縮小に備え、ストック型ビジネスを強化することを検討している。大長期市場の変化による賃貸事業収益の低下管理物件の内、脱炭素化性能が不十分な物件は競争力を失い、入居率・家賃の低下につながる。管理物件のZEH住戸比率を高めるとともに、非ZEH住戸の脱炭素化リフォームを推進し、借り手に訴求力のある賃貸住宅の価値の維持・向上に努める。大長期被災リスクの高い管理物件の賃貸事業収益の低下気候変動に伴う災害(河川の氾濫による浸水、土砂災害等)の増加により、被災するリスクが高い区域に立地する管理物件において、入居率・家賃の低下につながる。行政のハザードマップを確認し建設予定地の危険について把握するなど、課題として認識し、継続して検討している。大長期物理的リスク当社保有資産の気象災害による被害全国規模での気象災害により、当社グループで保有する資産(工場、オフィスビルなどの事業拠点、生産設備や車両など)が罹災し、事業が継続できなくなる、また、補修や交換のための大きなコストが発生する可能性がある。当社グループは日本国内では沖縄県を除く全国で事業展開しており、本社機能を含む一部エリアで災害が発生した場合は、被害のないエリアがサポートすることで事業を継続できる体制を既に構築済みである。このような事業継続性に関するBCP対応は、リスク管理委員会により適切に管理され、必要に応じて更新している。なお、日本国内の5工場について河川氾濫ハザードマップまたは内水氾濫シミュレーションにより浸水深を想定して被害額を算定したところ、浸水被害を受ける可能性があるのは兵庫工場を除く4工場であり、最も大きい被害が想定される関東工場についてIPCC RCP8.5シナリオに基づくさらに詳細な分析を行った結果、既に加入済みの保険の補償範囲内であることを確認済みである。ただし、今後、さらに自然災害の激甚化が増加し、大規模災害が全国で同時に発生した場合を想定すると、当社事業も甚大な被害が想定されることから、災害へのレジリエンス性強化の検討は継続する。大中期 <主な機会>機会影響対応財務影響想定期間ZEH・ZEB受注の増加日本政府が家庭部門の温室効果ガス排出量を2030年度までに2013年度比で66%削減することを目標に掲げるなど、ZEH・ZEBの普及は重要施策として位置づけられている。また、消費者のエシカル志向や、事業者の脱炭素指向が進み、今後ますますZEH・ZEBの需要が高まると考えられる。さらに、海外でもZEH仕様の製品需要が高まることも想定される。当社の戸建ZEH比率は90%を超えており、既に標準仕様であり、新たなZEH基準(GX ZEH)への対応も進めている。また、賃貸住宅や分譲マンション、非住宅建築でも積極的にZEH・ZEBの推進を図っており、グループ全体においてZEH・ZEB受注を拡大していく。海外においては太陽光発電パネル及び蓄電池設置義務化が進んだ場合、早期にZEHの標準化に対応している当社は、調達面等で優位性をもつほか、将来にわたり高いリセールバリューを維持できるなどの顧客メリットを訴求できる。大中期賃貸管理物件のZEH化による賃貸事業収益の増加日本政府は2030年度以降に新築される全ての建物でZEH水準の省エネルギー性能を求める考えであり、いずれは賃貸住宅のZEH化が一般化する中、消費者のエシカル志向の高まりとともに、ZEH賃貸住戸のニーズが飛躍的に高まる可能性がある。当社は2018年に日本で初めて全住戸ZEH基準を満たす賃貸住宅を竣工して以来、入居者様に訴求できるZEH住戸の普及に取り組んでいる。着実に受注実績を伸ばし、将来のエシカル消費者を中心とした賃貸ZEHの需要拡大に備えている。大中期脱炭素化リフォーム受注の増加2030年度までの政府目標「家庭部門の温室効果ガス排出量2013年度比66%削減」の達成にはストックの省エネ改修も不可欠であり、様々なリフォーム支援の政策も実施され、脱炭素化リフォームの受注が好調に推移している。カスタマー対応、リフォーム提案などにより、断熱改修や燃料電池・蓄電池の受注等を推進している。工期やコストのお客様負担が少ない居住エリア中心の部分的な断熱強化を行う「いどころ暖熱」や、災害レジリエンス性を高める点に訴求するなど、今後も現実的に普及可能なリフォーム提案を推進していくことを検討している。大中期 ③リスク管理当社グループでは、グループ全体のリスクマネジメントプロセスの一環として、気候変動関連リスク及び機会を判断するための評価をTCFDの提言に基づき実施しています。リスクと機会の抽出は、グループ全体を対象に各事業の主管部署を中心に行い、その結果をESG推進委員会の傘下にある環境事業部会で集約し、財務影響評価を行っています。このプロセスに基づき特定した主要なリスクと機会については、取締役会に報告し、必要に応じてリスクの緩和・移動・受容・コントロールについて検討します。また、「事業運営リスク」や「ハザードリスク」に関係する事項についてはリスク管理委員会にも適宜共有し、グループ全体のリスク管理体制の中で検討・管理しています。 ④指標及び目標当社グループでは、2008年に、2050年までに住まいからのCO2排出ゼロを目指す「2050年ビジョン」を宣言し、事業活動全体において、再生可能エネルギーの利用も含めてネットゼロを目指し、既に様々な取組みを開始しています。この目標達成へのマイルストーンとして、2030年までにスコープ1(直接排出量:自社の工場・オフィス・車両などによる燃料消費)とスコープ2(間接排出量:購入した電力など自社で消費したエネルギー)において75%削減(2013年度比)、及びスコープ3カテゴリ11(販売した製品の使用)において55%削減(2013年度比)することを目指し、SBTi(注6)の1.5℃に整合する目標として設定しています。なお、現在は2023年度実績を基準年として同等の削減目標を設定、さらに同時に2050年までにバリューチェーン全体のネットゼロ目標も設定の上、SBTiによる認証をそれぞれ取得しています。スコープ1、2については、2022年度で2030年を目標としていた50%削減を既に達成したため、より野心的な目標に上方修正したものです。(注)6 SBTi(Science Based Targets initiative):2015年にWWF、CDP、世界資源研究所(WRI)、国連グローバル・コンパクトにより設立された共同イニシアティブGHG排出量に関する実績(スコープ1、2)(t-CO2e)分類実績集計対象2024年度2025年度2024年度2025年度スコープ142,91939,040積水ハウス㈱、国内外の主要な連結子会社(40社)積水ハウス㈱、国内外の主要な連結子会社(42社)スコープ219,89515,601同上同上合計62,81454,641同上同上 GHG排出量に関する実績(スコープ3カテゴリ11)(t-CO2e)(注7)分類実績集計対象2024年度2025年度2024年度2025年度スコープ3カテゴリ118,162,1188,652,696(注8)積水ハウス㈱、㈱鴻池組、積水ハウス ノイエ㈱、積水ハウス建設グループ各社、積水ハウス不動産グループ各社、SEKISUI HOUSE US HOLDINGS,LLC 傘下の住宅販売子会社、SEKISUI HOUSE AUSTRALIA HOLDINGS PTY LIMITED積水ハウス㈱、㈱鴻池組、積水ハウス建設グループ各社、積水ハウス不動産グループ各社、SEKISUI HOUSE US HOLDINGS,LLC 傘下の住宅販売子会社、SEKISUI HOUSE AUSTRALIA HOLDINGS PTY LIMITED (注)7 販売した製品の使用に伴う(供給した住宅及び非住宅建築物の使用段階における)排出量。年間に供給した全ての住宅及び非住宅建築物の使用時のエネルギー消費に基づくCO2排出量を算出。供用年数は60年を想定。住宅(国内)については、ZEH(*1) 計算等で使用する「建築物エネルギー消費性能の向上に関する法律」に準拠したエネルギー消費性能計算プログラムを用い算出された一次エネルギー消費量をCO2排出量に換算し算出。CO2排出係数は「地球温暖化対策の推進に関する法律」の値を採用(*2)。非住宅建築物(国内)については、床面積に用途別の床面積当たりのエネルギー消費量を乗じる方法または前述のプログラムを用いて住宅と同様の方法で算出した一次エネルギー消費量をCO2排出量に換算し算出。用途別の床面積当たりのエネルギー消費量及びエネルギー種別一次エネルギー構成比率は「CASBEE-建築(新築)2021年SDGs対応版」(一般財団法人 住宅・建築 SDGs推進センター)の値を採用。住宅(米国)については、Home Energy Rating System®(HERS)Index score算定過程で得られるエネルギー計算結果(住宅に設置した太陽電池による発電量のうち余剰売電分は不算入)または米国エネルギー省(DOE)が公開する住宅のエネルギー消費量シミュレーション結果をCO2排出量に換算し算出。CO2排出係数は米国環境保護庁(EPA)が公開する値を採用。住宅(オーストラリア)については、オーストラリア ニューサウスウェールズ州法の住宅のエネルギー消費削減率を評価する指標であるBASIXのEnergy ScoreからCO2排出量を算出、またはオーストラリアエネルギー規制当局(AER)が公開する、住宅のエネルギー消費に関するデータをCO2排出量に換算し算出。CO2排出係数は、オーストラリア気候変動・エネルギー・環境・水資源省(DCCEEW)の公開する値を採用。 *1 外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギー等を導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅。*2 電力排出係数については「電気事業者別排出係数(特定排出者の温室効果ガス排出量算定用)R6年度実績」(R8.1.9 環境省・経済産業省公表、R8.2.25一部更新)の全国平均係数を使用。都市ガスの排出係数については「ガス事業者別排出係数(特定排出者の温室効果ガス排出量算定用) R6年度供給実績」(R7.6.30 環境省・経済産業省公表)の代替値(省令の排出係数)を使用。8 集計範囲の拡大(M.D.C. Holdings,Inc.(現 SEKISUI HOUSE U.S.,Inc.)傘下の住宅販売子会社の追加)及び集計基準の見直し(基準日を確認済証取得日から引渡日に変更)を反映して算定。※ より詳細なTCFD提言に沿った情報開示については、当社ウェブサイトに掲載のESG FACT BOOK 2026をご参照ください。<ESG FACT BOOK 2026>https://www.sekisuihouse.co.jp/company/sustainable/library/2026/ESG_factbook.pdfまた、上記表のスコープ1、2及び3カテゴリ11 のGHG排出量については有価証券報告書作成時点での暫定値であり、確定値、並びに算定基準、スコープ3の他のカテゴリにかかるGHG排出量等は、2026年5月末に発行予定のESG DATA BOOK 2026(確定版)で開示します。 (3) 自然資本・生物多様性に対する取組み(TNFD提言に沿った情報開示)<TNFDにおける6つの一般要件>1.マテリアリティの適用当社グループは、「持続可能な社会の実現」をマテリアリティの一つとして掲げています。また、第7次中期経営計画では「新たな価値を創造する、ESG経営のリーディングカンパニー」を基本方針としており、自然関連の対応も重要視しています。TNFD開示・LEAPアプローチによる分析においては、自然へのインパクト・依存を含むダブルマテリアリティの考え方を採用しています。2.開示のスコープ当社グループの事業ポートフォリオにおける全事業の直接操業のインパクト・依存評価を行い、リスク・機会の分析を実施しました。また、当社における事業規模と財務的な影響の大きさを勘案し、住宅事業においては上流のインパクト・依存評価、リスク・機会の分析も行いました。さらに、上流のバリューチェーンのうち自然へのインパクト・依存の特に大きな原材料調達の木材について、インパクト・依存の詳細な分析を行っています。3.自然関連課題がある地域バリューチェーン上流の原材料調達において、特に自然へのインパクト・依存の度合いが大きい木材調達について特に優先度が高い地域を特定しました。他の原材料調達や直接操業における優先地域についても順次分析を深め、インパクト評価も行う予定です。4.他のサステナビリティ関連開示との統合本開示はTNFD提言に基づく開示であり、気候変動、資源循環、水リスク等のさまざまな環境課題との整合性、相乗効果、トレードオフを検証しながら分析を進めています。今後、こうした他のサステナビリティ関連情報との開示情報の統合も検討します。5.検討される対象期間当開示内容における時間軸は、短期:2025年から3年間、中期:2030年まで、長期:2050年までを想定しています。6.組織の自然関連課題の特定と評価における先住民族、地域社会と影響を受けるステークホルダーとのエンゲージメント当社グループでは、マテリアリティである「持続可能な社会の実現」の一つの要素として「地域社会との共生」を重視しています。地域社会のニーズや課題を正確に把握し、地域の関係者と信頼関係を築くことで、事業や活動計画の適切な調整や地域社会との良好なパートナーシップを形成しています。また、地域社会の課題に対処するためのリスク管理を行い、地域環境への影響に配慮した取組みを行うことで持続可能な事業活動の展開を実現しています。 ①ガバナンス当社グループでは、ESG推進委員会において、自然関連の対応を気候変動同様に重要議題の一つとして位置づけており、活動方針の妥当性や進捗状況の評価を行うとともに、重要事案については取締役会に報告しています。また、積水ハウスグループ人権方針では、国際人権章典、労働における基本的原則及び権利に関するILO(国際労働機関)宣言、ビジネスと人権に関する指導原則など国際規範を尊重し、国連グローバル・コンパクトの10原則を支持しています。さらに、CSR調達ガイドライン、木材調達ガイドラインにおいて、人権侵害の防止に対する方針や基準を定めています。それらの方針や基準の遵守により、当社による事業活動や調達において、人権侵害が発生しないよう配慮しています。特に、木材調達ガイドラインでは、調達地の先住民を含むステークホルダーのFPIC(注1)を尊重することを規定するとともに、サプライチェーン上でのあらゆる紛争を認めない木材の調達方針なども定めて実行しています。(注)1 FPIC(Free, Prior and Informed Consent):自由意思による、事前の、十分な情報に基づく同意 ②戦略当社グループは、気候変動同様、自然資本や生物多様性保全においても、人と自然の共生社会への歩みを着実に進めるために、今後起こり得るさまざまな事態を想定し、戦略の妥当性や課題の把握に努めています。当社では、自然関連リスク・機会及びインパクト・依存評価を、TNFDのLEAPアプローチ(注2)に基づき実施しています(図1)。まず、当社の主要事業である住宅事業における自然関連のインパクト・依存の分析と診断を行い(1-1)、当社の取組みを整理したうえで、シナリオ分析によりリスクと機会への対応の優先度を検討しました(3-1)。次に、住宅事業に関する4つの工程(原料調達、製造加工、建設、解体)の中で自然へのインパクト・依存の度合いが大きい原料調達工程における木材調達について、株式会社シンク・ネイチャーの協力のもと、同社の持つ生物多様性ビッグデータを用いて、高度化した分析を行い、当社にとってより重要な自然との接点の特定とインパクト・依存の把握を行ったうえで(1-2,2-1,2-2)、リスクの定性的な財務影響評価を行いました(3-2)。さらに、インパクト・依存の分析と診断を全事業の直接操業に拡大し(1-3)、全事業におけるリスク・機会の特定と定量的な財務影響評価を行いました(3-3,3-4)。2025年度には、3-3で洗い出したリスク・機会への対応について、議論・整理しました(3-5)。(注)2 LEAPアプローチ:組織の自然との接点、依存、インパクト、リスク、機会など、自然関連課題を判定するための統合的な評価手法。スコーピングを経て、Locate(発見する)、Evaluate(診断する)、 Assess(評価する)、Prepare(準備する)のステップをとおしてインパクトを評価し、開示を行う。図1 TNFD LEAPアプローチ実施状況 1-1 住宅事業における自然へのインパクト・依存の分析と診断(Locate・Evaluate)住宅事業(戸建住宅・賃貸住宅)について、調達データをもとにENCORE等を使用して潜在的なインパクト・依存の分析を実施した結果、原料調達工程において、多くの生態系サービスに依存している可能性があること、また、木材の伐採や鉱物資源の採掘における陸域・淡水域・海域の土地改変や、大気・水域・土壌・廃棄物の汚染などの影響を及ぼしている可能性があることを確認しました。 1-2 木材調達における生物多様性の観点でセンシティブな場所の発見(Locate)当社の2022年度における木材調達量の約90%を占める上位11か国を対象に、天然林については「生物多様性の重要性」「生物多様性の完全性」を、人工林については「生物多様性の重要性」を評価しました。これにより、天然林についてはインドネシア・マレーシア、人工林についてはインドネシア・マレーシア・日本・ベトナムが11か国の中でも特に保全優先度が高いエリアであり、優先的に影響の把握が必要であることが分かりました。1-3 全事業における自然へのインパクト・依存の分析と診断(Locate・Evaluate)当社グループの全事業範囲の直接操業における自然へのインパクト・依存をポートフォリオ分類別に、ENCOREを用いて評価しました。その結果、直接操業では多くの事業が水循環や土壌に関する生態系サービスに関連していることが分かりました。2-1,2-2 木材調達における自然へのインパクト・依存診断(Evaluate)ENCOREにて林業に関連すると評価されている「陸域生態系利用」、「地盤安定化と浸食抑制機能」、「害虫抑制機能」について調達量上位11か国について分析を行いました。3-1,3-2 住宅事業におけるリスク・機会の特定と評価、リスクの定性的な財務影響評価3-1,3-2で行った内容については、スコープを拡大した3-3,3-4に含めているため、記載を割愛しています。3-3 全事業におけるリスク・機会の特定と評価(Assess)1-3で当社グループの直接操業において自然へのインパクト・依存の度合いが大きかった項目に関連する可能性のあるリスク・機会事項と、1-1で住宅事業において自然へのインパクト・依存の度合いが大きいとされた原料調達工程に関連する可能性のあるリスク・機会事項の一覧を整理しました。その後、その一覧の中から特に当社グループにとって特に重要度の高いものを洗い出し、具体的なリスク・機会を特定しました。この主要なリスク・機会を導き出すプロセスとして、当社グループ内の各事業範囲に関連する23部署の担当者が参加する横断的なワーキンググループを設け、計16回のワークショップを開催し、自然関連の将来的なリスク・機会とそのレジリエンスについて議論できる場を構築しました。ワークショップを開催するにあたり、TNFDが推奨する2つの不確実性から構成される4象限のシナリオ(図2)のうち、シナリオ①を「持続可能なシステムが回る世界」、シナリオ③を「破滅へ進む世界」として、生物多様性の状態と気温上昇という自然の状態に関する観点(横軸)と、技術・社会・規制/政治という世界動向に関する観点(縦軸)で、短期・中期・長期の時間軸を設定して探索的にシナリオを構築しました。ワークショップでは、それぞれのシナリオにおける当社の直面しうるリスク・機会を議論しました。図2 TNFDが推奨する2つの不確実性から構成される4象限のシナリオ シナリオ構築にあたり、WWF のLiving Planet Report 2022 とIPCCのSixth Assessment Report(2021)等を参考に2040年時点の自然の状態を固定条件として設定しました。まず、シナリオ①では横軸の自然状態について、生態系は徐々に回復傾向にあり、気候変動でも1.5℃シナリオが達成されることで環境が改善に向かう世界を想定しました。縦軸である市場と非市場原理は一致する方向、すなわち社会や法規制、経済が、自然にとってポジティブな方向へ移行する世界を想定しています。一方で、シナリオ③では生態系は劣化し、気候変動による気温上昇が進む世界を想定しており、縦軸においても市場と非市場原理は不一致の方向、すなわち社会や法規制、経済が自然にとってネガティブな方向もしくは現状と変わらないという世界を想定しています。3-4 リスク・機会の財務影響評価(Assess)全社的なワークショップを通してシナリオ分析により特定した、主要なリスク・機会とその潜在的な財務影響について、短期・中期・長期の時間軸を設定したうえで算定しました。今後は、社内での議論をさらに深め、それぞれのリスク・機会が関連する自然へのインパクト・依存への詳細情報の把握や優先地域の精緻化とそのアプローチを検討したうえで、対応がさらに必要な事項について行動方針を検討していくとともに、時間軸ごとの前提条件や不確実性を考慮しながら、財務影響についてもより精査していきます。なお、財務影響については以下のとおり定義します。財務影響 大:300億円以上、中:100億円以上、小:100億円未満3-5 全事業におけるリスク・機会への対応(Assess)3-3で洗い出した具体的なリスク・機会と関連性の高い当社グループ内の10部署と議論し、それらのリスク・機会に対して、現時点で対応している取組み、ならびに今後講じるべき対応策などについて整理しました。財務影響が大であると想定された主要なリスク・機会と対応を以下に示します。<主な移行リスク/物理的リスクへの対応>リスクの分類インパクト/依存インパクト/依存の種類インパクト/依存の説明対応財務影響想定期間移行評判インパクト漏出や廃棄物の蓄積による汚染された土壌及び水生態系保全への関心が高まり、環境関連の不誠実な対応が不信感となり、会社へのレピュテーションリスクにより、プロジェクト中止や売上縮小、株価下落が起こる。環境関連の不誠実な対応が発生しないように、日頃から様々な取組みをしているが、万が一、環境関連の緊急事態が発生した場合には、迅速かつ適切な対応ができるよう、リスク管理委員会において、関係部署を対象に定期的なクライシス対応訓練を実施している。これにより、初動対応の精度を高め、レピュテーションリスクの拡大の防止を図っている。大中期 リスクの分類インパクト/依存インパクト/依存の種類インパクト/依存の説明対応財務影響想定期間物理的 急性依存洪水/暴風雨/地滑り土壌浸食からの防護開発行為により自然が劣化した結果、地滑り・嵐の被害・洪水が発生し、開発行為が災害と関連づけられ、賠償責任が発生する。法規制に則り、計画・設計・施工の各段階で自然環境や災害リスクを考慮することはもちろん、対象地及び周辺地域の自然環境や地形特性を事前に調査している。調査の結果、自然環境に影響を及ぼす可能性がある場所や災害リスクが高い場所であると判明した場合には、開発を慎重に検討し、必要に応じて土地取得を回避することで、開発行為に起因する自然災害の発生を未然に防止している。大長期慢性依存建設資材の原材料調達生態系の衰退に伴い、絶滅危惧種の生息地に関連する原材料や環境負荷の大きなサプライチェーン製品の調達が困難となり、複合的に住宅の供給能力に影響を及ぼす。木材については、当社が独自に制定した「木材調達ガイドライン」の指針に基づき、環境に配慮し、社会的に公正な「フェアウッド」の調達を推進している。また、セメント・鉄・アルミニウムなど、当社にとって重要な原材料については、木材と同様に、環境に配慮した調達体制構築に向けた情報収集を開始している。大長期慢性依存建設資材の原材料調達(木材)森林火災の発生により、木材の安定調達へ影響を及ぼし、材料の調達価格が高騰する。当社では、原材料供給停止リスクに対応するため、原材料ごとに複数の調達ルートの確保に努めている。これにより、森林火災の発生時においても、原材料供給の完全停止を未然に防ぎ、事業継続及び財務への影響を抑制している。大中期 <主な機会への対応>機会の分類インパクト/依存インパクト/依存の種類インパクト/依存の説明対応財務影響想定期間サステナビリティパフォーマンス資源利用インパクトGeneral建設資材の再利用等の取組みを通じて、サーキュラーエコノミー戦略を実施する先進企業としての認知が高まり、顧客や市場からの評価が高まる。当社は、2024年より、サーキュラーエコノミーへの移行を目指し、「循環する家(House to House)」プロジェクトを開始した。本プロジェクトでは、設計段階からリサイクル・リユース・リニューアブルを見据えた住宅設計、資源循環センターでの再資源化能力向上、サプライヤーや大学とのネットワーク構築を通じて、2050年には、再生可能な素材・部材だけで建築した住宅商品の提供を目指している。大短期ビジネス/サステナビリティパフォーマンス製品/サービスインパクト土地の開墾生息地の分断・劣化住環境における緑化を推進するとともに、都市における緑地の価値を向上させることで新たな事業機会の創出につなげる。2024年6月、当社は株式会社シンク・ネイチャーと共同で、庭における生物多様性保全効果を最大化できる樹木等を提案する「生物多様性可視化提案ツール」を開発している。このツールを活用することで、住環境における緑地の量と質を高めるとともに、都市全体の緑地価値の向上を目指す。これらの取組みにより、自然共生型の住環境づくりを推進し、都市緑化に関する新たな事業機会の創出につなげていく。大中期ビジネスパフォーマンス市場/評判インパクト建設資材の生産バージン材を廃棄物やロスを利用した代替製品に変えることで、環境に配慮した企業としての評価が高まり、取引先にも環境への意識が広がる。これにより、新しいビジネスの開拓や売上の増加につながる。当社は、2024年より、サプライヤーと共同で、当社の住宅で使用する給水給湯樹脂配管について、新築施工時に排出される端材を同製品部材に水平リサイクルする取組みを開始した。その他の住宅で使用する部材・部品についても、サプライヤーと連携しながら、資源の有効利用やサーキュラーエコノミーへの移行に向けた取組みを積極的に進めていく予定である。大短中期 ③リスクとインパクト管理当社グループでは、グループ全体のリスクマネジメントプロセスの一環として自然関連リスク・機会及びインパクト・依存評価を、TNFDのLEAPアプローチに基づき実施しています。まず、整理したバリューチェーン全体において、潜在的な自然関連のインパクト・依存が存在する活動を洗い出しました。木材については、詳細な調達情報をもとに生態学的にセンシティブな場所との地理的な接点の発見を行ったうえで、インパクト・依存を特定し、それらを定量的・定性的に分析して重大性を評価しています。リスクと機会の抽出は、シナリオ分析を用いながらグループ全体を対象に各事業の主管部署を中心に行い、その結果をESG推進委員会の傘下にある環境事業部会で集約し、財務影響評価を行っています。このプロセスに基づき特定した主要なリスクと機会については、取締役会に共有し、必要に応じてリスクの緩和や対応について検討します。また、「事業運営リスク」や「ハザードリスク」に関係する事項についてはリスク管理委員会にも適宜共有し、グループ全体のリスク管理体制の中で検討・管理しています。さらに、当社の事業活動に関係するサプライヤーをはじめとする主要なステークホルダーとのエンゲージメントも引き続き取組みを強化していきます。④指標及び目標当社グループでは、自然に関連する重要なインパクト・依存やリスク・機会の適切な評価と管理を目的として、TNFD 提言内容に沿って適切な「アセスメント指標」を選定し、「開示指標」のコア指標を中心に実績値を開示します。2025年度の実績値については、ESG FACT BOOK 2026(注3)をご参照ください。今後は今回開示できていないコア指標と、アセスメント指標のうち重要なものを「開示指標」の追加指標として実績値の算出を進めていきます。今後は、アセスメント指標の中から、洗い出したリスク・機会に関連する指標を中心に目標設定を行い、モニタリングすることを検討しています。また、指標以外の目標設定として、木材調達方針に掲げた2030年の天然林における森林減少ゼロ(ゼロ・デフォレステーション)達成のため、ゼロ・デフォレステーション比率を2023年度よりKPIとして設定していました。2025年度においては、今般の国際的なサステナビリティ基準やステークホルダーの期待を踏まえ、森林減少・土地転換なし(Deforestation and Conversion Free:DCF)比率へKPIを変更し、進捗を管理しています。目標達成のため、サプライヤーエンゲージメントの強化や詳細な現地デュー・ディリジェンス、仕様変更による原材料の切り替えなどさまざまな取組みを推進しています。 カテゴリーMetric No.TNFD指標概要当社が設定する指標気候変動 GHG排出量GHG排出量に関する実績(スコープ1、2)(t-CO2e)陸域/陸水域/海域利用の変化C1.0総空間フットプリント製造拠点の総面積自然共生サイト面積C1.1利用目的で改変された陸/淡水/海の面積一定期間における、施工面積汚染/汚染除去 C2.0土壌に放出された汚染物質の種類別内訳直接操業における環境(土壌を含む)への有害廃棄物排出量C2.1排出された廃水グループ全体での排水量と、排水中の汚染物質濃度C2.2発生する廃棄物と処分される廃棄物製造加工・施工・解体・オフィスにおける廃棄物発生量 製造加工・施工・解体・オフィスにおけるリサイクル実施量と実施率新築施工におけるリサイクル実施率C2.3プラスチック汚染新築施工におけるプラスチックのマテリアルリサイクル実施率C2.4GHG以外の大気汚染物質製造加工におけるGHG以外の大気汚染物質排出量資源の使用/補充C3.0水危機の地域からの取水と水消費製造加工における水ストレス地域からの取水量と消費量C3.1陸/淡水/海から調達するリスクの高い天然資源の量絶滅危惧種に指定されている樹種などリスクのある木材以外からの調達量(持続可能な木材調達量)侵略的外来種とその他C4.0プレースホルダー指標:意図的でない侵略的外来種(IAS)の持ち込みに対する対策「5本の樹」計画実施によるIAS植栽リスク自然の状態C5.0プレースホルダー指標:生態系の状態木材生産におけるインパクト・依存が大きい地域「5本の樹」計画実施による三大都市圏の多様性統合指数の増加量 (注)3 より詳細なTNFD提言に沿った情報開示については、当社ウェブサイトに掲載のESG FACT BOOK 2026をご参照ください。<ESG FACT BOOK 2026>https://www.sekisuihouse.co.jp/company/sustainable/library/2026/ESG_factbook.pdf (4) 人的資本に関する取組み ①ガバナンス 人的資本の施策に関する重要事項については、内容に応じて取締役会の諮問機関である「人事・報酬諮問委員会」、「ESG推進委員会」または「リスク管理委員会」での討議を経て、経営会議または取締役会で付議・報告され全社施策として実行・運営されます。人財戦略の推進にあたっては、人事総務部、人財開発部、ダイバーシティ推進部などといった当社関係部署が、施策の実施及びKPI進捗管理を行っており、ESG推進委員会の傘下にある社会性向上部会にて意見交換の上、部署間の連携を図っています。また、当社はグループ各社の課題及びKPIの進捗について、前述の関係部署が報告を受ける体制を構築しており、グループ全体を包括的に管理しています。 ②戦略人財開発基本方針・社内環境整備方針展開にあたっての基本的考え方 従業員が自律するためには、従業員が当社グループという資源を利用しながら、一人ひとりが主体的に行動し、継続的にキャリア開発に取り組むことが重要です。自律的なキャリア形成を促すため、従業員と企業がともに持続可能な成長を実践できる環境や仕組みづくりを進めます。あわせて、年齢、性別、国籍、障がいの有無などを問わず、誰もが自分らしく働き、その能力を最大限に発揮できる環境や制度づくりを推進するとともに、多様な働き方ができる柔軟性の高い勤務制度の導入・運用を積極的に進めています。また、インテグリティが高いリーダーを計画的に育成するとともに、事業戦略に必要な人員確保や適正配置に努めます。 人財開発基本方針グローバルビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする”の実現に向け「人財価値を最大化し、知と経験のD&Iで事業成長を牽引する」を方針とし、人財開発に関する取組みを推進していきます。 社内環境整備方針グローバルビジョン実現に向け、その原動力である従業員が集う積水ハウスが世界一幸せな会社であることが重要と考えます。「誰もが働くことに、やりがいや幸せを感じられる会社」を目指し、従業員のキャリア自律支援、D&Iの推進、多様な働き方の推進、幸せの基盤づくりなど、重点テーマの推進を支える環境整備を行います。 第6次中期経営計画(2023年度~2025年度) 人財戦略人財価値の向上は、企業の成長のドライバーです。当社はその価値を「人財価値向上=従業員の自律(注1) × ベクトルの一致(注2)」と表現し、以下の図のとおり、人財戦略の重点テーマを整理しています。 1.キャリア自律支援、2.D&Iの推進、3.多様な働き方の推進、4.幸せの基盤づくり、これら4つのテーマに基づく、制度改革や組織風土づくり、取組み推進などを戦略的に遂行しながら従業員の自律を支援・促進していきます。さらに、これらによって創出された自律した従業員が積水ハウスグループの目指す方向性に共感し、自ら行動するために、企業理念と戦略を浸透させるリーダー育成、戦略に応じた人員確保と適正配置を実施していきます。 「人財価値向上=従業員の自律 × ベクトルの一致」については、乗算であることが重要であり、「従業員の自律」及び「ベクトルの一致」のいずれも高い水準を目指すことで人財価値がますます向上し、社会への価値提供が大きくなります。当社が成し遂げたいことは、社会への提供価値の最大化であり、これを支える人財への投資を着実に行っていきます。 (注)1 従業員の自律:従業員一人ひとりが考え、主体的に行動すること。2 ベクトルの一致:会社のビジョンや戦略が従業員に浸透し、理解されている状態であること。 [従業員の自律に関する取組み]1.キャリア自律支援 「イノベーション&コミュニケーション」を合言葉に、従業員間でアイデアを出し合い、活発なコミュニケーションを通じて新たなイノベーションを生み出すという創発型企業文化の醸成や、従業員が主体性を発揮する機会をつくることを通じて、一人ひとりのキャリア自律を支援しています。2003年に開始したキャリア自律意識を醸成する各種研修については累計23,066名が受講(2025年度末実績)し、仕事だけではない人生全体を見据えたキャリア形成への意欲を高めています。また、マネージャー職の責任範囲、職務内容、必要な知識・スキルを定めた職務記述書の従業員への公開の他、業務上必要な主要資格の取得支援も行っています。・ 直近の取組み例- 2021年:創発型表彰制度「SHIP」のスタート- 2022年:人財公募制度のリニューアル- 2023年:MBA等の自律的学習を支援する高度学習支援制度、キャリア自律休業制度のスタート、キャリア自律コースの拡充- 2024年:オンライン学習サービスのトライアル、職責者向けのキャリアコーチ資格プログラム、英語学習プログラム、Myキャリアシートによるスキルと経験の可視化のスタート- 2025年:理由を問わず一定期間転居なく同一エリアでの勤務が可能な勤務エリア継続制度(フェア型)、高度DX人財としてビジネストランスレーター・AIエキスパートの育成スタート2.D&Iの推進(注3)i)女性活躍支援 当社グループの使命は「幸せづくりのパートナー」として、お客様や社会に新たな価値を提供し続けることであり、多様な価値観や感性・視点が求められる住まいづくりにおいて、あらゆる分野での女性の活躍は不可欠であると考えます。このことから、女性活躍支援を経営課題として認識し、2006年に経営企画部に女性活躍推進グループ(現在のダイバーシティ推進部)を設置し、以下の採用、定着、育成における活躍支援施策を継続して実施しています。定着へ向けた取組みとして、職種毎の課題に即した施策を展開しており、女性営業職には2007年から「全国女性営業交流会」を実施し、女性営業同士のネットワークを構築しています。3年目以下の離職率の高さが課題であったため、現場での育成はもちろん、3年目以下の女性営業とダイバーシティ推進部が面談を実施し、課題の早期発見や改善に努めるなど一人ひとりに寄り添ったサポートを展開しています。女性現場監督職には2014年から「全国女性現場監督交流会」を毎年開催しており、在籍率30%を超える女性設計職においては専門性の強化と、育児との両立に関するロールモデルを全国へ水平展開し多様なキャリア形成の支援を実施しています。2025年からは高度な設計スキルを有する女性チーフアーキテクトが企画する手挙げ式全国女性設計交流会も開始し、より充実した横軸の繋がりや高度な設計スキル取得への意識向上を図っています。また、事業所表彰の基準であるESG指標に「女性活躍推進指標」を継続して掲げ、事業所における女性活躍も推進しています。当社グループでは女性活躍推進法に基づく行動計画(2021年に策定)にて、2025年度までに女性管理職を310人以上(注4)登用することを目標とし、女性管理職候補人財の育成にも注力してきました。2014年から、管理職候補者研修「積水ハウス ウィメンズ カレッジ」を開講。毎年、手挙げかつ上司推薦を経て決定した約20人の受講者に、約2年間OJT及び組織課題解決の実践プログラムを提供し、納得性のある育成・登用へとつなげています。開講当初から、代表取締役が自ら受講生との直接対話の機会を持ち、2018年からは、社外女性取締役も参加して受講生に直接エールを送り、女性管理職育成の大きな後押しとなっています。女性従業員の採用、定着、育成を進めてきた結果、当社及び国内連結子会社の新卒の女性採用率は、2025年度実績では営業職35.4%、技術職27.2%となっています。また、当社及び主要国内子会社(㈱鴻池組を除く,注5)の女性正社員比率は30.4%となり、建設業界平均(注6)の約2倍の比率の女性正社員が活躍しています。「積水ハウス ウィメンズ カレッジ」修了生192人のうち、146人が管理職となり、当社及び国内連結子会社の女性管理職数は475人まで増加しています(2026年1月31日現在)。現在実行している女性活躍推進諸施策の継続の結果、女性正社員、女性管理職候補者数が増加しつつあり、今後も様々な取組みを強力に推進し、従業員の男女賃金格差の縮小にも努めていきます。(注)3 2023年3月策定の第6次中期経営計画における人財戦略において、「DE&I」の推進と表記していましたが、「Equity」という概念の捉え方に国際的な違いが見られることを鑑み、かつ当社グループのマテリアリティである「ダイバーシティ&インクルージョン」との整合を図り、「D&I」と表記しています。4 310人以上は計画策定時の目標。提出日現在の目標は380人以上。5 集計対象会社は当社、積水ハウス不動産グループ各社、積水ハウス建設グループ各社、積水ハウスリフォーム㈱、積水ハウスサポートプラス㈱。6 出典:「令和6年度雇用均等基本調査 付属統計表 企業調査 第1表 男女及び職種別正社員・正職員割合」(厚生労働省)※女性正社員比率の集計範囲は(注5)ii)グローバル人財の活躍推進 国籍を問わない人財採用と能力適性を考慮した登用を進めています。海外子会社においては、人員体制強化の観点から、現地採用を積極的に行い、優秀な現地採用者の重要ポストへの登用を進めています。 iii)障がい者の活躍支援2026年1月末時点での障がい者雇用率は、当社で2.83%、国内連結会社のうち障がい者法定雇用義務のある30社(当社を含む)で2.89%です。現法定雇用率2.50%(2026年7月改正2.70%)を上回る状況ですが、今後も当社は各本部単位で、グループは各社で法定雇用数の達成を目標に、積極的に雇用を促進します。活躍支援に向けた取組みとして、障がいのある従業員とその上司・同僚を対象に所属部署を超えたネットワークの構築、相互に発信・相談できる関係づくり、職場環境改善を図ることを目的として、2015年から毎年「ダイバーシティ交流会」を実施しており、2025年は大阪での対面開催に加え、後日オンライン形式でも実施しました。また、障がい等により配慮を必要とされるお客様に対し、設備・応対の両面から取組みを進めています。設備面では、社内施設(住宅展示場・事務所等)の新築・改築時に、障がい等へ配慮した設計とする指針を定め、運用を通じて継続的な改善を図っています。応対面では、戸建事業部門の各支店にお客様からの配慮・調整のお申し出に対応できる社員(全国120名)を任命し、日本ユニバーサルマナー協会が実施する検定の受講と、理解促進を目的とした社内研修を通じてマインド醸成を進めています。さらに、戸建事業部門の新入社員に対しては、障がい体験を含む研修を実施し、障がい理解の促進に取り組んでいます。ウェブサイトやテレビCMにおいても、「ウェブアクセシビリティ方針」に基づく公式サイトのアクセシビリティ向上や、クローズドキャプション方式によるテレビCMの字幕対応を実施しています。iv)LGBTQの理解促進社内のLGBTQ理解促進を図るため、2014年から毎年、ヒューマンリレーション研修にLGBTQのテーマを設け、学習、ディスカッションや情報提供を継続しています。セミナーやイベントも定期的に開催し、理解者・支援者である社内のアライが増えています。またアライ主導で、社会の理解促進を促す発信も継続し、PRIDE指標において、8年連続でゴールドの認定を受けました。また、「レインボー認定」も4年連続受賞しています。誰もが自分らしく安心して暮らせる社会の実現を目指しています。3.多様な働き方の推進 従業員一人ひとりが働く場所や時間にとらわれず、柔軟かつ自律的に働きながら自分の個性や能力を最大限に活かすため、多様な働き方を推進しています。多様な働き方を推進するためには、まず、信頼関係に基づく安心安全な風土が職場に必要であり、全ての従業員が役職や雇用形態にかかわらず、少人数のグループで対話する機会を設け、心理的安全性の高い職場風土醸成に取り組んでいます。さらに、2024年から総務責任者及びマネージャー職を対象にしたラインケア研修、2025年から各部署単位の組織開発支援プログラムを導入しました。これらの取組みについては、当社が行う幸せ度調査の「職場の幸せ力」のスコアによりモニタリングをしています。また、従業員が育児や介護、治療などによるキャリアロスなく安心して働けるよう、働く場所にとらわれないテレワーク制度や働く時間帯にとらわれないスライド勤務制度(時差通勤制度)、治療・介護・育児などの事情に応じて一定期間転居なく同一エリアでの勤務ができる勤務エリア継続制度(ケア型)などに代表される、両立を支援する制度の整備や情報提供を行っています。4.幸せの基盤づくり i)家族の幸せ支援従業員と家族の幸せのため、2018年より「男性従業員1ヵ月以上の育児休業完全取得」(注7)を推進しています。社内全体の意識改革、制度整備、家族や職場とのコミュニケーションツールの開発などを行った結果、2019年2月の本格運用開始以降、期限を迎えた対象者全員(2026年1月末2,633人)が1ヵ月以上の育休取得を完了(2021年4月以降はグループ会社も全員取得)し、2025年度の育休取得者の配偶者満足度は97.8%と高く、家族の幸せづくりに貢献しています。社外に向けても「日本でも男性の育児休業取得が当たり前になる社会」を目指し、2019年より積極的に情報発信を行っています。2025年には174の賛同企業・団体様と共に発信し、男性育休取得促進の気運醸成に寄与しました。 (注)7 3歳未満の子を持つ男性従業員が、1ヵ月以上の育児休業を取得すること。 ii)健康づくり支援当社グループでは、従業員の幸せの源泉は健康の維持・増進であると考え、健康の維持・増進に向けた活動を重要な経営課題と位置づけ戦略的
主要な設備の状況 FY2025 / 約1,326字
2 【主要な設備の状況】当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は、次のとおりです。(1) 提出会社 2026年1月31日現在事業所名(所在地)及び設備の内容セグメントの名称帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地工具、器具及び備品リース資産合計面積(千㎡)金額本社梅田スカイビル ※1(大阪市北区)全社(共通)9,445271921,769153-31,3951,287工場 ※2(5ヶ所)全社(共通) 7,64813,196885(57) 9,89960819731,549884総合住宅研究所(京都府木津川市)全社(共通)3,2412282,083371-5,69959賃貸等不動産 ※3(85ヶ所)開発事業56,933346150(9) 111,207786-169,27365 ※1 梅田スカイビルは連結会社以外への賃貸分を含めています。※2 工場の内訳は以下のとおりです。 2026年1月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地工具、器具及び備品リース資産合計面積(千㎡)金額関東工場(茨城県古河市)全社(共通) 2,3013,503215(41) 2,8211771658,969299山口工場(山口県山口市)全社(共通)6101,718232(4) 2,150138-4,617198静岡工場(静岡県掛川市) 全社(共通) 1,4593,236246(2) 2,7345947,493283兵庫工場(兵庫県加東市) 全社(共通) 2,2453,44269(4) 1,074196-6,95942東北工場(宮城県加美郡色麻町) 全社(共通) 1,0311,295121(5) 1,11936273,51062 ※3 従業員数については、開発事業セグメントに従事する人数を記載しています。なお、賃貸等不動産の主な内訳は以下のとおりです。2026年1月31日現在設備の内容セグメントの名称数量帳簿価額(百万円)賃貸用集合住宅開発事業22ヶ所32,275賃貸用オフィス、商業ビル等開発事業21ヶ所135,952 (2) 国内子会社 2026年1月31日現在会社名設備の内容セグメントの名称帳簿価額(百万円)従業員数(人)※建物及び構築物機械装置及び運搬具土地工具、器具及び備品リース資産合計面積(千㎡)金額積水ハウス不動産㈱賃貸等不動産(351ヶ所)開発事業 54,313356204(113) 45,651235-100,5561,191 ※ 各会社の従業員数を記載しています。 (注) 1 建設仮勘定の残高を含めていません。2 土地の面積欄の( )内の数字は連結会社以外からの賃借分を外数で示しています。3 借地権の帳簿価額は、次のとおりです。提出会社積水ハウス㈱ 賃貸等不動産1,608百万円 4 上記の他、リース契約(所有権移転外ファイナンス・リース)により使用する主な設備として次のものがあります。2026年1月31日現在名称数量リース料(年額)(百万円)リース契約残高(百万円)業務用車両6,370台2,4747,564
コーポレート・ガバナンスの概要 FY2025 / 約16,425字
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方・当社グループは、「人間愛」を根本哲学とし、「真実・信頼」、「最高の品質と技術」、「人間性豊かな住まいと環境の創造」を掲げる企業理念に則り、コーポレートガバナンスを経営上の重要課題と位置付けています。当社グループは、株主・投資家の皆様をはじめとするあらゆるステークホルダーの信頼を得ながら持続的に企業価値を向上させるため、コーポレートガバナンスの実効性を高め、その体制を構築し、迅速かつ誠実な経営に取り組みます。・当社のコーポレートガバナンスに関する基本的な考え方や枠組みを定めた「積水ハウス株式会社 コーポレートガバナンス基本方針」を当社ウェブサイトに掲載し、ステークホルダーに公表しています。 URL:https://www.sekisuihouse.co.jp/company/info/gov/ ① コーポレートガバナンスの体制(イ)現状のコーポレートガバナンス体制の概要  <現状のコーポレートガバナンス体制を選択している理由>・当社は、会社法が定める機関設計については、監査役・監査役会が強い独立性を有する監査役会設置会社を採用しています。また、経営の迅速化を図り、変化の激しい経済状況・市場環境に的確に対応できる経営体制構築のため、執行役員制度を導入しています。  <コーポレートガバナンスの体制及び概要>・当社のコーポレートガバナンスの体制は下図のとおり(提出日現在)です。 ・2021年4月に実施した執行役員制度改革により、取締役を兼務する「委任型執行役員(社長・副会長・副社長・専務)」、取締役候補の「委任型執行役員(専務・常務)」に加え、従業員身分を維持することで柔軟な抜擢人事が可能な「雇用型執行役員」及びその候補となる「業務役員」の4階層としています。役割・人財要件・選解任プロセスの明確化により、各部門の経営人財の育成強化と持続的なリーダーパイプラインの構築を進めています。・同じく2021年4月より、経営会議について、取締役会に上程する重要議題の事前審議に加えて機能を拡張し、委任型執行役員(常務以上)による個別の業務執行に関する意思決定や情報共有を行っており、社外取締役及び監査役はオブザーバーとして任意で出席することができます。・社外取締役を含む多様な知識・経験・能力で構成するスキルマトリックスを具備した取締役会が、経営方針や経営戦略・経営計画の策定に加え、中長期の重要な業務執行を担うことを維持するとともに、短期及びセグメントごとの業務執行機能を経営会議等に委譲することで、経営監督機能と業務執行機能の緩やかな分離を目指す上記の体制を採用しています。 ・提出日現在、各機関の構成員は以下のとおりです。機関構成員取締役会 [議 長] 北沢 利文(社外取締役) (社内取締役)仲井 嘉浩、田中 聡、石井 徹、篠崎 浩士、大村 泰志(社外取締役)吉丸 由紀子、北沢 利文、中島 好美、阿部 伸一、黒田 由貴子 (計10名、男性7名 女性3名、うち社外取締役5名)監査役会 [議 長] 鶴田 龍一(常任監査役・社外監査役) (常任監査役)荻野 隆、皆川 修 (常任監査役・ 社外監査役)鶴田 龍一 (社外監査役)和田 頼知、玉井 裕子 (計5名、男性4名 女性1名、うち社外監査役3名)人事・報酬諮問委員会 [委 員 長] 吉丸 由紀子(社外取締役) (委 員)仲井 嘉浩、田中 聡(社内取締役) 吉丸 由紀子、北沢 利文、黒田 由貴子(社外取締役) (計5名、うち社外取締役3名)経営会議 [議 長] 仲井 嘉浩(代表取締役 社長執行役員) [出 席 者](委任型執行役員) 仲井 嘉浩、田中 聡、石井 徹、篠崎 浩士、大村 泰志、       野間 賢、豊田 治彦、吉本 継蔵、小田 広昭、廣田 耕平、       近藤 隆裕、辻 徹、吉田 裕明、足立 紀生、藤田 徹、       松村 耕也、伊藤 一徳、田森 直紀ESG推進委員会 [委 員 長] 豊田 治彦(専務執行役員 秘書・ESG経営推進担当、渉外部長) ( 社外委員 )國部 克彦氏(神戸大学大学院経営学研究科 教授) 冨田 秀実氏(一般社団法人サステナビリティ経営研究所 代表理事)(委 員)豊田 治彦、小田 広昭、山田 実和、近田 智也、山崎 賢一、       河村 直樹、川畑 弘幸、井阪 由紀、横山 亜由美、松浦 幸徳リスク管理委員会 [委 員 長] 田中 聡(代表取締役 副社長執行役員) [ 副委員長 ] 吉本 継蔵 (委 員)田中 聡、吉本 継蔵、野間 賢、廣田 耕平、藤田 徹、竹内 順二、  河村 直樹、岸 隆裕、岡澤 健治、山崎 賢一、矢口 敬子 ・2026年4月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役10名選任の件」及び「監査役2名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決された場合、以下のとおりとなる予定です。なお、当該定時株主総会の直後に開催が予定されている取締役会及び監査役会の決議事項の内容を含めて記載しています。機関構成員取締役会 [議 長] 北沢 利文(社外取締役) (社内取締役)仲井 嘉浩、田中 聡、石井 徹、大村 泰志、野間 賢(社外取締役)吉丸 由紀子、北沢 利文、中島 好美、阿部 伸一、黒田 由貴子 (計10名、男性7名 女性3名、うち社外取締役5名)監査役会 [議 長] 和田 頼知(社外監査役) (常任監査役)荻野 隆、皆川 修 (社外監査役)和田 頼知、玉井 裕子、花田 信夫 (計5名、男性4名 女性1名、うち社外監査役3名)人事・報酬諮問委員会 [委 員 長] 吉丸 由紀子(社外取締役) (委 員)仲井 嘉浩、田中 聡(社内取締役) 吉丸 由紀子、北沢 利文、黒田 由貴子(社外取締役) (計5名、うち社外取締役3名)経営会議 [議 長] 仲井 嘉浩(代表取締役 社長執行役員) [出 席 者](委任型執行役員) 仲井 嘉浩、田中 聡、石井 徹、大村 泰志、野間 賢、       豊田 治彦、吉本 継蔵、小田 広昭、廣田 耕平、       近藤 隆裕、辻 徹、吉田 裕明、足立 紀生、藤田 徹、       松村 耕也、伊藤 一徳、田森 直紀ESG推進委員会 [委 員 長] 豊田 治彦(専務執行役員 秘書・ESG経営推進担当、渉外部長) ( 社外委員 )國部 克彦氏(神戸大学大学院経営学研究科 教授) 冨田 秀実氏(一般社団法人サステナビリティ経営研究所 代表理事)(委 員)豊田 治彦、小田 広昭、山田 実和、近田 智也、山崎 賢一、       河村 直樹、川畑 弘幸、井阪 由紀、横山 亜由美、松浦 幸徳リスク管理委員会 [委 員 長] 田中 聡(代表取締役 副社長執行役員) [ 副委員長 ] 吉本 継蔵 (委 員)田中 聡、吉本 継蔵、野間 賢、廣田 耕平、藤田 徹、竹内 順二、  河村 直樹、岸 隆裕、岡澤 健治、山崎 賢一、矢口 敬子 <取締役会>取締役会は、社外取締役5名を含む取締役10名(男性7名・女性3名)で構成し、原則月1回開催しています。中長期的な企業価値向上のため、経営方針及び経営戦略・経営計画の策定、重要な業務執行の意思決定を行うとともに、取締役・執行役員の業務執行の監督・評価、内部統制やリスク管理体制等経営の健全性確保のための体制整備等をその責務とします。また、建設的な意見交換を促進するために、取締役会議長と招集権者を兼務しないことを原則とし、2021年5月より、取締役会議長は社外取締役の北沢 利文氏が務め、招集権者は取締役社長執行役員(仲井 嘉浩)が務めています。構成については、実質的な議論を行うために適正と考えられる人数とし、取締役会における独立社外取締役比率が1/3以上となるように独立社外取締役を置くものとします。また、経営戦略・経営計画を踏まえたスキルマトリックスを策定の上、財務会計や法令・コンプライアンス等に知見・専門性を有する者を含み、知識・経験・能力、在任年数及びジェンダー等を考慮し、多様性と適正人数を両立する形で構成するものとします。その他、社外取締役の職務を補助する体制として、取締役室を設置し、専任者を含む複数名の従業員を配置しています。(注)当社は、2026年4月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役10名選任の件」を提案しています。当該議案が承認可決された場合においても、取締役会は社外取締役5名を含む取締役10名(男性7名・女性3名)で構成し、取締役会議長と招集権者は継続する予定です。 〇取締役会スキルマトリックス(提出日現在)氏名企業経営経営戦略国際事業海外知見財務戦略・会計技術・環境イノベーション社会性向上人財開発ダイバーシティガバナンスリスク管理コンプライアンス仲井 嘉浩● ● ●●田中  聡●●● ●●石井  徹●● ● 篠崎 浩士● ● ●大村 泰志● ● ●吉丸由紀子●● ●●北沢 利文●●● ●中島 好美●●● ● 阿部 伸一●● ●● 黒田由貴子●● ●● ・2026年4月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役10名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決された場合、以下のとおりとなる予定です。〇取締役会スキルマトリックス(2026年4月23日開催予定の定時株主総会後)氏名企業経営経営戦略国際事業海外知見財務戦略・会計技術・環境イノベーション社会性向上人財開発ダイバーシティガバナンスリスク管理コンプライアンス仲井 嘉浩● ● ●●田中  聡●●● ●●石井  徹●● ● 大村 泰志● ● ●野間  賢● ● ●吉丸由紀子●● ●●北沢 利文●●● ●中島 好美●●● ● 阿部 伸一●● ●● 黒田由貴子●● ●● 〇取締役会スキルマトリックス各項目の選定理由スキル項目選定理由企業経営経営戦略当社は累積建築戸数が世界で270万戸を超える住宅業界のリーディングカンパニーであり、事業環境が大きく変化する中、持続的な成長戦略の策定には、住宅・建築・都市開発分野でのマネジメント経験・経営実績を持つ取締役が必要である。また、グローバルビジョン「ハード・ソフト・サービスを融合し、幸せを提案」の実現・推進のためには、異業種における経験、特に健康・つながり・学びといった消費者サービス分野でのマネジメント経験・経営実績やデジタル技術の活用によるビジネスモデルの変革に資する知識・経験を持つ取締役が必要である。国際事業海外知見成長分野である国際事業の成長戦略の策定及び経営監督のためには、海外での事業マネジメント経験や海外の生活文化・事業環境等に豊富な知識・経験を持つ取締役が必要である。財務戦略・会計正確な財務報告はもちろん、強固な財務基盤を構築し、持続的な企業価値向上に向けた成長投資(M&A含む)の推進と株主還元の強化を実現する財務戦略の策定には、財務・会計分野における確かな知識・経験を持つ取締役が必要である。技術・環境イノベーション先進技術を取り入れた安全・安心・快適性能を併せ持つ高品質の住宅供給を実現し、当社の高い環境技術や確かな施工力をさらに進歩・発展させるためには、様々なイノベーション推進実績や地球環境分野の課題に対して、経営視点での積極的な取組みを可能とする知識・経験を持つ取締役が必要である。社会性向上人財開発ダイバーシティお客様がより幸せを感じられる住まいを提供するとともに、事業を通じて様々な社会課題に取り組むためには、従業員一人ひとりがその能力を最大限に発揮できる人財戦略の策定が必要であり、ダイバーシティ&インクルージョンの推進を含む人財開発分野での確かな知識・経験を持つ取締役が必要である。ガバナンスリスク管理コンプライアンス適切なガバナンス体制の確立は、持続的な企業価値向上の基盤であり、取締役会における経営監督の実効性向上のためにも、コーポレートガバナンスやリスク管理・コンプライアンス分野で確かな知識・経験を持つ取締役が必要である。 (活動状況)当事業年度において、取締役会を13回開催しており、1回あたりの所要時間は1時間59分でした。取締役会への出席状況は以下のとおりです。役職名氏 名当事業年度の取締役会出席率代表取締役兼CEO 社長執行役員 仲井  嘉浩 100%(13/13回)代表取締役 副会長執行役員堀内  容介 100%(4/4回)代表取締役 副社長執行役員田中   聡 100%(13/13回)取締役 専務執行役員石井   徹 100%(13/13回)取締役 専務執行役員篠崎  浩士 100%(13/13回)取締役 専務執行役員大村  泰志 100%(9/9回)社外取締役吉丸 由紀子 100%(13/13回)社外取締役北沢  利文 100%(13/13回)社外取締役中島  好美 100%(13/13回)社外取締役武川  恵子 75%(3/4回)社外取締役阿部  伸一 100%(13/13回)社外取締役黒田 由貴子 100%(9/9回) (注)堀内容介氏及び武川恵子氏は2025年4月23日に取締役を退任しています。 (議題数及び主な内容)決議74件:第74期取締役会実効性評価結果及び社外開示、第74期決算、第75期損益計画、報酬構成比率の改定、第74期有価証券報告書等の定時株主総会前の提出、米国戸建事業における法人ストラクチャの再編方針、コーポレートガバナンス基本方針の改正、取締役会付議基準の改正、グループ会社管理規則の改正等報告69件:第7次中期経営計画の策定状況、人事・報酬諮問委員会の活動状況、リスク管理委員会の活動状況、監査方針・監査計画、監査役会の実効性評価結果、機関投資家との対話の実施、内部監査の実施状況、リース会計基準の改正対応、米国戸建事業のPMI進捗、内部通報・相談制度の運用状況、人権デューディリジェンス活動、政策保有株式の検証、当社グループにおける資本コスト経営の取組み状況、経営会議の概要等 (取締役会実効性評価結果)1.評価の方法2026年1月期の評価については、2025年1月期に引き続き、独立した第三者の評価会社を起用し、以下の方法により実施しました。(1)全取締役・監査役を対象としたアンケート調査(第三者機関が作成・配布・回収)(2)全取締役・監査役を対象とした第三者機関によるインタビュー(1人あたり約1時間)(3)取締役会資料及び議事録の閲覧 [アンケート項目]• 取締役会全体評価• 取締役会構成• 事前準備• 運営• 討議• 人事・報酬諮問委員会• 執行の監督• 議案の重要度と充足度 その結果は、第三者機関として評価、検討の上、レポートにまとめられ、2026年2月開催の取締役会において、当該評価会社よりその内容についての説明を受け、審議を実施しました。 2.評価結果の概要(1)結論当社取締役会は、十分高い水準で実効性が確保されていると評価しました。また、昨年度の取締役会実効性評価で提示された課題について、概ね進捗していることを確認しました。 2026年1月期の課題取締役会評価で確認された取組み / 所見進捗1グループ/グローバルの観点でのガバナンスの更なる強化○米国におけるPMIを通して、グループ経営について企業価値向上の観点から実質的な討議を行う機会が増加した(米国での現地視察や討議、社外取締役による考察レポート作成を含め)。○財務の専門人財を核としたCFO機能も強化され、25年12月には投資・財務に関して討議する経営投資審議会を開催し、討議の機会を拡充した。○取締役への適時かつ十分な情報共有については、特に課題として指摘する声は無かった。 ○他方、取締役会の議案数が増加するなか、戦略的なテーマに十分な時間を確保する観点から、運営について改善を求める声が依然として聞かれた。改善途上2取締役会の高い実効性を担保し続けるためのサクセッションに関する議論の充実○ボードサクセッションに関しては、今年度に就任した新任取締役のオンボーディングが進行中であるが、当社ガバナンスの「リーダー役」のトランジションを見据えた候補者のサーチも含めて、引き続き重要課題。○CEOサクセッションに関しては、人事・報酬諮問委員会にて、社内の後継候補者との接点を設けるなどの取組みは進んでいるが、現時点では途上であり、引き続き取組み余地が残っている。改善途上 (2)取締役会の実効性を支える強み当社取締役会は、第三者機関の評価を踏まえ、以下1~3の複数の「強み」によって実効性が支えられていることを確認しました。 強み強みの詳細(第三者機関による観察)1ガバナンスを有効に機能させる「リーダー役」の存在・議長をはじめとする、「リーダー役」を果たす多くの取締役(新任も含めて)が、監督と執行を高いレベルで両立させている2独立社外取締役・監査役の強いコミットメント・「監督と執行の緩やかな分離」を前提とした、執行への積極的な助言・「百聞は一見に如かず」と、経営会議や現場に触れ、実態を深く理解して取り組む姿勢と、時間的コミットメント3更に充実した取締役会事務局の支援体制・取締役会事務局の能動的で素早い準備・対応と、更なる強化を図る姿勢 (3)更なる実効性向上のための課題当社取締役会は、第三者機関からの提言を踏まえ、2027年1月期の課題と検討すべき取組みを以下のとおり確認しました。 2027年1月期の課題課題の詳細(第三者機関による観察)検討すべき取組み1モニタリング機能の更なる強化・当社の執行陣の強化が進み、カバーすべき経営の領域も国内外に広がる中、執行陣に対してより権限委譲を進めて、モニタリング機能の更なる強化を進める地合いにある。・取締役・監査役の間でも、「監督と執行の緩やかな分離」を更に推進し、モニタリング機能を強化していくべきとの声も増加している。・今後のあり方について、他社事例も参考にしつつ、方向性やオプションを検討2戦略的に重要なテーマを重点的に討議するための、議案のメリハリづけa.重要なテーマの討議機会の確保・企業価値向上の観点から重要なテーマ(例:海外事業のガバナンス、長期的に目指す姿)について、討議機会の拡充を求める声が聞かれた。・また個別議案に関しても、戦略的な位置づけや執行としての経営上の意図についてより深く理解したいとの声も聞かれた。・重要なテーマの選定に関する討議・合意・年間の討議スケジュールへの反映・取締役会以外の場の設定b.取締役会運営の更なる効率化による時間の捻出・取締役会の議案数が増加するなか、時間不足による議論の深さへの影響について懸念の声が聞かれた。・取締役会の議案設定および運営の効率化についてはこれまでも改善に取り組んできたが、更なる取組み余地ありとの声が聞かれた。・書面決議の活用・付議基準の更なる見直し・時間配分のメリハリづけ3サクセッションに関する取組み強化a.社外取締役のサクセッションおよびインテグレーション・当社のガバナンスにおいて主導的な役割を果たしてきた社外取締役の交代に向けた動きが進行中である。・新任の社外取締役のインテグレーションも含め、サクセッションについては、当社ガバナンスの特徴である社外取締役の密度の高いコミットメントを継承しつつ、更なる進化を遂げられるように意を用いる必要がある。・ガバナンスの継承・進化に向けた、  社外取締役のオフサイト・ミーティングb.執行陣のサクセッション・当社が国内外にわたり新たな挑戦を継続することが求められる中で、これまで執行・ガバナンスにまたがり改革をリードしてきた執行陣のサクセッションが重要である。・人事・報酬諮問委員会におけるサクセッションプランの再確認・取締役会への報告の充実 <監査役会>監査役会は、社外監査役3名を含む監査役5名(男性4名・女性1名)で構成しています。監査計画を策定し、当該監査計画に基づき、取締役、執行役員、主要な事業所長及び子会社取締役等に対し、担当業務におけるリスク・課題についての報告を受け、必要に応じて説明を求め、適宜意見を表明しています。さらに、監査役会は定期的に代表取締役や社外取締役と意見交換しています。また、監査役は、内部監査部門と意見交換を密にして十分に連携するとともに、会計監査人と定期的に会合を持ち、各監査業務が効率的かつ実効的に行われるよう相互に協力しています。その他、監査役の職務を補助する専任組織として監査役室を設置し、専任者を含む複数名の従業員を配置しています。監査役室に兼任として配置された使用人には、監査役室での業務に関して所属部署の指揮命令が及ばないこととし、その人事上の処分については監査役の意見を尊重する等、独立性を確保しています。(注)当社は、2026年4月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査役2名選任の件」を提案しています。当該議案が承認可決された場合においても、監査役会は社外監査役3名を含む監査役5名(男性4名・女性1名)で構成する予定です。 〇監査役会スキルマトリックス(提出日現在)氏名企業経営国際事業海外知見品質・技術業務プロセス財務・会計ディスクロージャー法務ガバナンスリスク管理コンプライアンス荻野  隆● ● ●皆川  修● ● ●鶴田 龍一●● ● ●和田 頼知 ● ● ●玉井 裕子 ● ●●● ・2026年4月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査役2名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決された場合、以下のとおりとなる予定です。〇監査役会スキルマトリックス(2026年4月23日開催予定の定時株主総会後)氏名企業経営国際事業海外知見品質・技術業務プロセス財務・会計ディスクロージャー法務ガバナンスリスク管理コンプライアンス荻野  隆● ● ●皆川  修● ● ●和田 頼知 ● ● ●玉井 裕子 ● ●●●花田 信夫 ● ● ● 〇監査役会スキルマトリックス各項目の選定理由スキル項目選定理由企業経営経営幹部との意見交換を通じ、適正な監査体制の実現を図るため、住宅・建築・都市開発分野でのマネジメント・経営経験を有し、当社の企業文化及び価値観を経験を通じて十分に理解した監査役が必要である。国際事業海外知見国際事業の拡大が進む中、海外子会社の内部監査及び会計監査人と連携する等、海外事業監査に資する豊富な知識・経験を持つ監査役が必要である。品質・技術業務プロセス安全・安心・快適で高品質な住宅棟を供給する当社の技術力・施工力及び業務プロセス(内部統制を含む)を十分に理解した監査役が必要である。財務・会計ディスクロージャー財務報告の監査及び会計監査人との連携に必要な財務会計に関する十分な知見や、国内外の開示規制等ディスクロージャー分野における豊富な知識・経験を持つ監査役が必要である。法務成長分野である国際事業を含めた当社の監査体制強化のため、国内外の法令・規則の動向に関する確かな知識・経験を持つ監査役が必要である。ガバナンスリスク管理コンプライアンスコーポレートガバナンスを担う独立の機関として、内部統制システムの整備と運用に関する監視・検証に努め、当社の健全で持続的な成長に貢献するため、監査役全員に必要なベーススキルである。 (監査役会実効性評価結果)監査役会実効性評価結果については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (3)監査の状況 ①監査役監査の状況」に記載しています。 <人事・報酬諮問委員会>取締役会の諮問機関として、公正性及び透明性を確保する目的のため、取締役・執行役員の人事や報酬に関し、取締役会に意見を述べます。また、取締役会からの委任に基づき、取締役及び委任型執行役員の個人別報酬支給額については、本委員会で決定します。独立社外取締役を委員長とし、委員の過半数は独立社外取締役としており、提出日現在の構成は代表取締役2名、独立社外取締役3名であり、委員長は独立社外取締役(吉丸 由紀子氏)が務めています。人事・報酬諮問委員会の活動状況については、「4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (4)役員の報酬等 ⑤人事・報酬諮問委員会の活動内容」をご覧ください。(注)当社は、2026年4月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役10名選任の件」を提案しています。当該議案が承認可決された場合においても、人事・報酬諮問委員会は代表取締役2名、独立社外取締役3名で構成し、委員長は継続する予定です。 <経営会議>取締役会に上程する重要議題の事前審議、経営方針・経営戦略に基づいた個別の業務執行に関する意思決定、並びに業務執行の方針及び課題に関する情報共有を目的として、活発な意見交換を行う審議機関を設置しています。委任型執行役員を出席者とし、社外取締役及び監査役はオブザーバーとして任意で出席することができるほか、議題に応じて雇用型執行役員や業務役員の陪席を求め、活発な意見交換を行っています。 <ESG推進委員会>当社は、“「わが家」を世界一幸せな場所にする”をグローバルビジョンとして掲げ、ビジョンの達成のために「ESG(環境・社会・ガバナンス)経営のリーディングカンパニー」を目指しています。ESG推進委員会は、専門的な知見、能力を有する少なくとも2名の社外委員、執行役員及び職責者等で構成し、ESG経営の取組みの進捗と課題等についての意見交換を通じて実効性を高めています。当事業年度は当委員会を5回開催し、以下について議論を行いました。開催日程主な議題第21回2025年3月・マテリアリティに関するKPIの進捗報告・「Value Report 2025」の方針第22回5月・積水ハウス建設グループにおけるESG経営・マテリアリティに関するKPIの最終報告・報酬制度改定・有価証券報告書の株主総会前開示・英文開示・「Value Report 2025」発行前報告第23回7月・木材の利活用に関するプロジェクトの取組報告・木材調達方針のアップデート・幸せ健康経営の現状と今後の方向性・「SEKISUI HOUSE_SHIP」の浸透状況・エフェクチュエーションによる価値創造第24回10月・積水ハウスリフォームにおけるESG経営・海外グループ会社での人権デュー・ディリジェンスの進捗・健康宣言について・マテリアリティに関するKPIの進捗報告・マテリアリティの再整理第25回2026年1月・ESG3部会の75期振り返り及び76期方針・第4回「SHIP」のフォローアップ状況、第5回「SHIP」の進捗・2025年度のESG評価向上に関する取組み <リスク管理委員会>取締役会の諮問機関として、リスク管理体制の適切な構築やその運用における実効性の確保を目指し、グループ全体のリスク管理状況を把握の上、必要に応じて取締役会に意見を述べます。リスク認識のプロセスとして、リスクの発生度及びグループへの影響度を2軸としたリスクマップを作成して重要リスク項目を特定し、毎月の委員会でモニタリング検証を実施しています。傘下には、品質管理委員会及び情報セキュリティ委員会を設置して専門的視点による審議を行っており、その審議内容はリスク管理委員会に報告されます。 (ロ)コーポレート・ガバナンスに関するその他の事項・当社は、会社法及び会社法施行規則に基づき、次のとおり内部統制システム構築の基本方針を取締役会にて決議し、その体制を整備、運用しています。 <内部統制システム構築の基本方針>(提出日現在)1) 当社及び当社子会社の取締役、執行役員及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制ⅰ 当社グループ(当社及び当社の連結子会社をいう。)は、企業理念、並びに、企業理念に立脚した行動を実践し、法令、定款その他企業倫理の遵守を図り、企業理念に基づく具体的な行動の実践として積水ハウスグループ インテグリティ・コードを制定する。これらを全役職員に共有(電磁的な方法を含む)するとともに、研修を実施し、法令、定款その他企業倫理の遵守の徹底を図り、年に一度のアンケートによる従業員の意識調査を実施し、状況の把握に努め、当社取締役会は、当該意識調査の結果について、企業理念等の浸透に重点を置いた評価を行う。ⅱ 当社取締役会は、会社法が定める内部統制システム構築の基本方針の制定・改定を行うとともに、内部監査部門の活用等により、その運用状況を監督する。ⅲ 当社の監査役・監査役会は、独立した立場から、内部統制システムの構築やその運用状況について監査を行う。その実効性の確保のため、監査役・監査役会は、社外取締役、内部監査部門、会計監査人及び当社子会社の監査役等との情報共有と連携を十分に図る。ⅳ 当社及び当社子会社の内部監査部門は、定期的に当社及び当社子会社の業務監査を実施する。ⅴ 当社取締役会は、当社の取締役及び執行役員について、職務の執行を監督するとともに、過半数を社外取締役で構成する人事・報酬諮問委員会の答申を踏まえ、当社の取締役及び執行役員の選解任等の人事及び報酬制度等を決定する。また、取締役及び委任型執行役員の報酬の個別支給額を当社取締役会の委任に基づき人事・報酬諮問委員会が決定することにより、その公正性と透明性を確保する。ⅵ 当社取締役会は、社外の有識者も委員に加わったESG推進委員会を設置し、持続可能な社会の構築への貢献を目指し、ESG経営を推進する。ⅶ 当社取締役会は、内部通報に係る適切な体制を整備すると共に、その運用状況について定期的に報告を受け、適切に監督する。2) 当社の取締役及び執行役員の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制当社の取締役及び執行役員は、職務の執行に係る以下の文書(電磁的記録を含む。以下同じ。)を、当社の取締役及び監査役等が必要に応じて閲覧可能な状態で、関連資料とともに保存及び管理する。a 株主総会、取締役会、経営会議その他の重要会議に関する議事録b 当社の取締役及び執行役員が職務執行に関して決裁した重要な文書(稟議書等)c その他当社の取締役及び執行役員の職務執行に関する重要な文書3) 当社及び当社子会社の損失の危険の管理に関する体制ⅰ 当社取締役会は、全社的リスク管理体制について、諮問機関であるリスク管理委員会からの報告や答申、内部監査部門からの報告を受ける等して、その整備及び実効的な運用状況の監督に努める。リスク管理委員会は、当社グループのコンプライアンス、財務報告に係る内部統制に関する課題を含めたリスク管理体制の整備状況を集約・検証の上、取締役会に報告すると共に、リスク管理体制の構築・運用に関する助言等を行う。ⅱ 自然災害、その他会社に著しい損害を及ぼすおそれのある緊急事態が発生したときの危機管理体制について、対応マニュアルを整備する等、役職員への周知徹底を図る。ⅲ 当社取締役会は、情報資産を安全に保護・管理し、当社グループのお客様をはじめとしたステークホルダーからの信頼に応えるため、情報セキュリティポリシーを定め、適切な情報資産の管理体制を構築する。 4) 当社及び当社子会社の取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制ⅰ 当社取締役会は、経営方針及び経営戦略・経営計画の策定が中心的な役割であるとの認識に立ち、個別の業務執行に関する意思決定は、可能な限り、経営会議、当社の取締役及び執行役員に委任する。ⅱ 委任型執行役員により構成される経営会議を設置し、個別の業務執行に関する審議、意思決定及び情報共有を行う。ⅲ 重要案件については、当社及び当社子会社の取締役会決議または稟議決裁に先立ち、当社経営会議において活発な意見交換を行い、適正な意思決定を図る。ⅳ 稟議決裁に関して、審査の実効性及び迅速な意思決定機能を備えたルール・運用を図る。ⅴ 職務分掌を社内規則に定め、権限と責任を明確にする。5) 当社子会社の取締役等の職務の執行に係る事項の当社への報告に関する体制ⅰ 当社は、事業セグメントに応じて当社子会社の事業活動を管理監督する経営管理主管部署を定めるとともに、専門性を有する当社本社部署が専門機能部署としてその補佐に加え、特に専門性の高い業務を主導的に管理する二軸の管理体制を構築、運用する。ⅱ 当社子会社は、当社から派遣された取締役または監査役を通して、経営状況及び重要な職務執行について当社へ随時または定期的に報告を行う。ⅲ 当社子会社は、緊急事態が生じた場合、速やかに当社への報告を行う。6) 当社監査役の職務を補助すべき使用人に関する事項ならびに当該使用人の当社取締役からの独立性等に関する事項ⅰ 当社は、当社監査役の職務を補助する監査役室を設置し、専任者を含む使用人を複数名配置する。ⅱ 監査役室に配置する使用人の人選等については監査役会の意向を尊重し、協議の上決定する。ⅲ 監査役室に兼任として配置された使用人には、監査役室での業務に関して所属部署の指揮命令が及ばないこととし、その人事上の処分については監査役の意見を尊重する等、独立性を確保する。7) 当社監査役への報告に関する体制ⅰ 当社の取締役及び執行役員は、当社監査役が出席する当社取締役会その他の重要会議において、担当する職務の執行状況を随時報告する。ⅱ 当社の取締役、執行役員及び使用人は、当社または当社子会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実を発見したとき、直ちに当社監査役に報告する。ⅲ 当社または当社子会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実を発見した旨の内部通報がなされた場合、内部通報制度の事務局は直ちに当社監査役に報告する。ⅳ 当社及び当社子会社は、前2号の報告または内部通報をした者に対して、当該報告または当該内部通報を理由として不利な取り扱いを行わない。ⅴ 当社は、稟議書、取締役会等の重要会議の議事録、内部監査部門が作成する監査報告書、その他監査役の監査業務に係わる重要書類については、当社監査役に回付する。8) 当社監査役の職務の執行について生ずる費用または債務の処理に係る方針に関する事項当社監査役よりの、職務の執行について生ずる費用の前払または償還の請求については、職務の執行に必要でないと証明できる場合を除き、速やかに処理を行う。9) その他当社監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制ⅰ 当社の監査役と内部監査部門は意見交換を密にして緊密な連携を保ち、各監査業務が効率的かつ実効的に行われるよう相互に協力する。ⅱ 当社の監査役と会計監査人は定期的に会合をもち、各監査業務が効率的かつ実効的に行われるよう相互に協力する。 <内部統制システムの運用状況>1)コンプライアンス及びリスク管理に関する取組み・当社は、従来の企業行動指針及び企業倫理要項に替えて、企業理念の「人間愛」「真実・信頼」に基づく具体的な行動の実践として「積水ハウスグループ インテグリティ・コード」を、グループ役職員からの意見募集や対話の機会を経て策定しました(2026年2月1日施行)。・コンプライアンス意識を醸成すると共に、人権課題に関する知識とモラルの向上を図り、対話を通じて職場環境の改善を促すことを目的として、当社グループの全従業員を対象に「人権・コンプライアンス研修」を実施しています。・内部通報制度として、当社グループ及び継続的取引先の役職員を対象に「積水ハウスグループコンプライアンス・ヘルプライン」、海外子会社の役職員を対象に「積水ハウスグローバルヘルプライン」、また、セクハラ・パワハラをはじめとする人権に関する相談窓口として「セクハラ・パワハラホットライン」を設置しています。公益通報者保護法に則り、人権・コンプライアンス推進部において事案の相談・通報を受け付け、当社取締役会は制度の運用状況について定期的に報告を受け、適切に監督しています。・当事業年度においては、リスク管理委員会を11回開催し、当社グループにおける重点リスクのモニタリング、リスク管理委員会の傘下に設置した品質管理委員会及び情報セキュリティ委員会のモニタリング等を行うと共に、幹部社員を対象にリスク対応力向上を図る「リスク管理研修」を実施し、その状況について取締役会へ報告しました。2)職務の執行の効率性の確保に関する取組み・当事業年度においては、経営会議を11回開催しました。委任型執行役員を出席者とし、社外取締役及び監査役はオブザーバーとして任意で出席することができるほか、議題に応じて執行役員等の陪席を求めています。取締役会に上程する重要議題の事前審議、経営方針・経営戦略に基づいた個別の業務執行に関する意思決定、ならびに業務執行の方針及び課題に関する情報共有を目的とし、活発な意見交換を行っています。3)グループ会社管理に関する取組み・グループ各社における規則整備を通じた当社グループの内部統制の強化を図るべく、各社が導入すべき重要な規則及び導入の責任部署を明確化するため、「グループ会社管理規則」(グループ会社に対する当社の責任と権限、管理体制等を定める規則)を取締役会決議により改正しました。・当社子会社監査役(当社役職員との兼任者を含む)間の情報交換、課題共有等を目的とし、「積水ハウスグループ監査役連携会議」を定期的に開催しています。 <責任限定契約の内容の概要>当社は、社外取締役または社外監査役として任務を怠ったことにより、当社に対して損害を与えた場合であっても、その職務を行うにつき、善意かつ重大な過失がないときは、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額まで、その責任を当然に免除するものとする責任限定契約を、社外取締役及び社外監査役全員と締結しています。 <役員等賠償責任保険契約の内容の概要>当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しています。保険料は全額当社が負担しており、当該保険契約は、当社の取締役、監査役及び執行役員等(退任役員を含む)がその職務の執行に関し責任を負うこと、又は当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害について填補するものです。ただし、被保険者の犯罪行為に起因する損害等は填補対象外とすることにより、役員等の職務の執行の適正性が損なわれないようにするための措置を講じています。 ② 当社定款における定めの概要(提出日現在)・業務執行に関する権限委譲を進めるとともに、取締役会における建設的な議論の推進と意思決定の迅速化を図り、適正なコーポレート・ガバナンス体制を維持するため、取締役の員数を12名以内と定めています。・株主総会における取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行い、累積投票によらないものと定めています。・監査役会における情報共有の充実と機動的な監査活動を維持するため、また、取締役の員数の上限とのバランス等も考慮し、監査役の員数を7名以内と定めています。・自己の株式の取得について、機動的な資本政策を遂行することを可能とするため、会社法第165条第2項に基づき、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定めています。・株主への安定的な利益還元を行うため、取締役会決議によって毎年7月31日を基準日として中間配当をすることができる旨を定めています。・株主総会の特別決議要件について、定足数を緩和することにより株主総会の円滑な運営を行うことを目的として、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定めています。
人的資本(人材育成・社内環境整備方針) FY2025 / 約7,587字
人財開発基本方針・社内環境整備方針展開にあたっての基本的考え方 従業員が自律するためには、従業員が当社グループという資源を利用しながら、一人ひとりが主体的に行動し、継続的にキャリア開発に取り組むことが重要です。自律的なキャリア形成を促すため、従業員と企業がともに持続可能な成長を実践できる環境や仕組みづくりを進めます。あわせて、年齢、性別、国籍、障がいの有無などを問わず、誰もが自分らしく働き、その能力を最大限に発揮できる環境や制度づくりを推進するとともに、多様な働き方ができる柔軟性の高い勤務制度の導入・運用を積極的に進めています。また、インテグリティが高いリーダーを計画的に育成するとともに、事業戦略に必要な人員確保や適正配置に努めます。 人財開発基本方針グローバルビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする”の実現に向け「人財価値を最大化し、知と経験のD&Iで事業成長を牽引する」を方針とし、人財開発に関する取組みを推進していきます。 社内環境整備方針グローバルビジョン実現に向け、その原動力である従業員が集う積水ハウスが世界一幸せな会社であることが重要と考えます。「誰もが働くことに、やりがいや幸せを感じられる会社」を目指し、従業員のキャリア自律支援、D&Iの推進、多様な働き方の推進、幸せの基盤づくりなど、重点テーマの推進を支える環境整備を行います。 第6次中期経営計画(2023年度~2025年度) 人財戦略人財価値の向上は、企業の成長のドライバーです。当社はその価値を「人財価値向上=従業員の自律(注1) × ベクトルの一致(注2)」と表現し、以下の図のとおり、人財戦略の重点テーマを整理しています。 1.キャリア自律支援、2.D&Iの推進、3.多様な働き方の推進、4.幸せの基盤づくり、これら4つのテーマに基づく、制度改革や組織風土づくり、取組み推進などを戦略的に遂行しながら従業員の自律を支援・促進していきます。さらに、これらによって創出された自律した従業員が積水ハウスグループの目指す方向性に共感し、自ら行動するために、企業理念と戦略を浸透させるリーダー育成、戦略に応じた人員確保と適正配置を実施していきます。 「人財価値向上=従業員の自律 × ベクトルの一致」については、乗算であることが重要であり、「従業員の自律」及び「ベクトルの一致」のいずれも高い水準を目指すことで人財価値がますます向上し、社会への価値提供が大きくなります。当社が成し遂げたいことは、社会への提供価値の最大化であり、これを支える人財への投資を着実に行っていきます。 (注)1 従業員の自律:従業員一人ひとりが考え、主体的に行動すること。2 ベクトルの一致:会社のビジョンや戦略が従業員に浸透し、理解されている状態であること。 [従業員の自律に関する取組み]1.キャリア自律支援 「イノベーション&コミュニケーション」を合言葉に、従業員間でアイデアを出し合い、活発なコミュニケーションを通じて新たなイノベーションを生み出すという創発型企業文化の醸成や、従業員が主体性を発揮する機会をつくることを通じて、一人ひとりのキャリア自律を支援しています。2003年に開始したキャリア自律意識を醸成する各種研修については累計23,066名が受講(2025年度末実績)し、仕事だけではない人生全体を見据えたキャリア形成への意欲を高めています。また、マネージャー職の責任範囲、職務内容、必要な知識・スキルを定めた職務記述書の従業員への公開の他、業務上必要な主要資格の取得支援も行っています。・ 直近の取組み例- 2021年:創発型表彰制度「SHIP」のスタート- 2022年:人財公募制度のリニューアル- 2023年:MBA等の自律的学習を支援する高度学習支援制度、キャリア自律休業制度のスタート、キャリア自律コースの拡充- 2024年:オンライン学習サービスのトライアル、職責者向けのキャリアコーチ資格プログラム、英語学習プログラム、Myキャリアシートによるスキルと経験の可視化のスタート- 2025年:理由を問わず一定期間転居なく同一エリアでの勤務が可能な勤務エリア継続制度(フェア型)、高度DX人財としてビジネストランスレーター・AIエキスパートの育成スタート2.D&Iの推進(注3)i)女性活躍支援 当社グループの使命は「幸せづくりのパートナー」として、お客様や社会に新たな価値を提供し続けることであり、多様な価値観や感性・視点が求められる住まいづくりにおいて、あらゆる分野での女性の活躍は不可欠であると考えます。このことから、女性活躍支援を経営課題として認識し、2006年に経営企画部に女性活躍推進グループ(現在のダイバーシティ推進部)を設置し、以下の採用、定着、育成における活躍支援施策を継続して実施しています。定着へ向けた取組みとして、職種毎の課題に即した施策を展開しており、女性営業職には2007年から「全国女性営業交流会」を実施し、女性営業同士のネットワークを構築しています。3年目以下の離職率の高さが課題であったため、現場での育成はもちろん、3年目以下の女性営業とダイバーシティ推進部が面談を実施し、課題の早期発見や改善に努めるなど一人ひとりに寄り添ったサポートを展開しています。女性現場監督職には2014年から「全国女性現場監督交流会」を毎年開催しており、在籍率30%を超える女性設計職においては専門性の強化と、育児との両立に関するロールモデルを全国へ水平展開し多様なキャリア形成の支援を実施しています。2025年からは高度な設計スキルを有する女性チーフアーキテクトが企画する手挙げ式全国女性設計交流会も開始し、より充実した横軸の繋がりや高度な設計スキル取得への意識向上を図っています。また、事業所表彰の基準であるESG指標に「女性活躍推進指標」を継続して掲げ、事業所における女性活躍も推進しています。当社グループでは女性活躍推進法に基づく行動計画(2021年に策定)にて、2025年度までに女性管理職を310人以上(注4)登用することを目標とし、女性管理職候補人財の育成にも注力してきました。2014年から、管理職候補者研修「積水ハウス ウィメンズ カレッジ」を開講。毎年、手挙げかつ上司推薦を経て決定した約20人の受講者に、約2年間OJT及び組織課題解決の実践プログラムを提供し、納得性のある育成・登用へとつなげています。開講当初から、代表取締役が自ら受講生との直接対話の機会を持ち、2018年からは、社外女性取締役も参加して受講生に直接エールを送り、女性管理職育成の大きな後押しとなっています。女性従業員の採用、定着、育成を進めてきた結果、当社及び国内連結子会社の新卒の女性採用率は、2025年度実績では営業職35.4%、技術職27.2%となっています。また、当社及び主要国内子会社(㈱鴻池組を除く,注5)の女性正社員比率は30.4%となり、建設業界平均(注6)の約2倍の比率の女性正社員が活躍しています。「積水ハウス ウィメンズ カレッジ」修了生192人のうち、146人が管理職となり、当社及び国内連結子会社の女性管理職数は475人まで増加しています(2026年1月31日現在)。現在実行している女性活躍推進諸施策の継続の結果、女性正社員、女性管理職候補者数が増加しつつあり、今後も様々な取組みを強力に推進し、従業員の男女賃金格差の縮小にも努めていきます。(注)3 2023年3月策定の第6次中期経営計画における人財戦略において、「DE&I」の推進と表記していましたが、「Equity」という概念の捉え方に国際的な違いが見られることを鑑み、かつ当社グループのマテリアリティである「ダイバーシティ&インクルージョン」との整合を図り、「D&I」と表記しています。4 310人以上は計画策定時の目標。提出日現在の目標は380人以上。5 集計対象会社は当社、積水ハウス不動産グループ各社、積水ハウス建設グループ各社、積水ハウスリフォーム㈱、積水ハウスサポートプラス㈱。6 出典:「令和6年度雇用均等基本調査 付属統計表 企業調査 第1表 男女及び職種別正社員・正職員割合」(厚生労働省)※女性正社員比率の集計範囲は(注5)ii)グローバル人財の活躍推進 国籍を問わない人財採用と能力適性を考慮した登用を進めています。海外子会社においては、人員体制強化の観点から、現地採用を積極的に行い、優秀な現地採用者の重要ポストへの登用を進めています。 iii)障がい者の活躍支援2026年1月末時点での障がい者雇用率は、当社で2.83%、国内連結会社のうち障がい者法定雇用義務のある30社(当社を含む)で2.89%です。現法定雇用率2.50%(2026年7月改正2.70%)を上回る状況ですが、今後も当社は各本部単位で、グループは各社で法定雇用数の達成を目標に、積極的に雇用を促進します。活躍支援に向けた取組みとして、障がいのある従業員とその上司・同僚を対象に所属部署を超えたネットワークの構築、相互に発信・相談できる関係づくり、職場環境改善を図ることを目的として、2015年から毎年「ダイバーシティ交流会」を実施しており、2025年は大阪での対面開催に加え、後日オンライン形式でも実施しました。また、障がい等により配慮を必要とされるお客様に対し、設備・応対の両面から取組みを進めています。設備面では、社内施設(住宅展示場・事務所等)の新築・改築時に、障がい等へ配慮した設計とする指針を定め、運用を通じて継続的な改善を図っています。応対面では、戸建事業部門の各支店にお客様からの配慮・調整のお申し出に対応できる社員(全国120名)を任命し、日本ユニバーサルマナー協会が実施する検定の受講と、理解促進を目的とした社内研修を通じてマインド醸成を進めています。さらに、戸建事業部門の新入社員に対しては、障がい体験を含む研修を実施し、障がい理解の促進に取り組んでいます。ウェブサイトやテレビCMにおいても、「ウェブアクセシビリティ方針」に基づく公式サイトのアクセシビリティ向上や、クローズドキャプション方式によるテレビCMの字幕対応を実施しています。iv)LGBTQの理解促進社内のLGBTQ理解促進を図るため、2014年から毎年、ヒューマンリレーション研修にLGBTQのテーマを設け、学習、ディスカッションや情報提供を継続しています。セミナーやイベントも定期的に開催し、理解者・支援者である社内のアライが増えています。またアライ主導で、社会の理解促進を促す発信も継続し、PRIDE指標において、8年連続でゴールドの認定を受けました。また、「レインボー認定」も4年連続受賞しています。誰もが自分らしく安心して暮らせる社会の実現を目指しています。3.多様な働き方の推進 従業員一人ひとりが働く場所や時間にとらわれず、柔軟かつ自律的に働きながら自分の個性や能力を最大限に活かすため、多様な働き方を推進しています。多様な働き方を推進するためには、まず、信頼関係に基づく安心安全な風土が職場に必要であり、全ての従業員が役職や雇用形態にかかわらず、少人数のグループで対話する機会を設け、心理的安全性の高い職場風土醸成に取り組んでいます。さらに、2024年から総務責任者及びマネージャー職を対象にしたラインケア研修、2025年から各部署単位の組織開発支援プログラムを導入しました。これらの取組みについては、当社が行う幸せ度調査の「職場の幸せ力」のスコアによりモニタリングをしています。また、従業員が育児や介護、治療などによるキャリアロスなく安心して働けるよう、働く場所にとらわれないテレワーク制度や働く時間帯にとらわれないスライド勤務制度(時差通勤制度)、治療・介護・育児などの事情に応じて一定期間転居なく同一エリアでの勤務ができる勤務エリア継続制度(ケア型)などに代表される、両立を支援する制度の整備や情報提供を行っています。4.幸せの基盤づくり i)家族の幸せ支援従業員と家族の幸せのため、2018年より「男性従業員1ヵ月以上の育児休業完全取得」(注7)を推進しています。社内全体の意識改革、制度整備、家族や職場とのコミュニケーションツールの開発などを行った結果、2019年2月の本格運用開始以降、期限を迎えた対象者全員(2026年1月末2,633人)が1ヵ月以上の育休取得を完了(2021年4月以降はグループ会社も全員取得)し、2025年度の育休取得者の配偶者満足度は97.8%と高く、家族の幸せづくりに貢献しています。社外に向けても「日本でも男性の育児休業取得が当たり前になる社会」を目指し、2019年より積極的に情報発信を行っています。2025年には174の賛同企業・団体様と共に発信し、男性育休取得促進の気運醸成に寄与しました。 (注)7 3歳未満の子を持つ男性従業員が、1ヵ月以上の育児休業を取得すること。 ii)健康づくり支援当社グループでは、従業員の幸せの源泉は健康の維持・増進であると考え、健康の維持・増進に向けた活動を重要な経営課題と位置づけ戦略的に取り組むため「幸せ健康経営」と名付けて推進しています。取締役会傘下のESG推進委員会で承認された年度目標や計画に基づき、関係部署横断で構成されたワーキンググループにて、健康保険組合や産業医などと連携して、課題の抽出、全社方針の策定、具体施策の立案をおこない、各事業所と連携しながら全従業員への周知・浸透を図っています。AIによる健康診断結果活用サービスや従業員の課題別セミナー実施など「幸せ健康経営」に取り組んだ結果、健康経営優良法人に認定されています。(2020~2024年はホワイト500) iii)幸せ度調査の継続従業員一人ひとりの幸せの実現のために、2020年11月から、全従業員を対象とした「幸せ度調査」を実施し2025年10月で6回目を完了しました。幸福経営学の第一人者である武蔵野大学ウェルビーイング学部長・慶應義塾大学名誉教授の前野 隆司氏の監修により、日本企業で初めて従業員と職場の幸せを多面的に計測、相関性を分析し、幸せを「見える化」しました。この調査結果を振り返り、職場での幸せ対話などの具体策につなげています。[ベクトルの一致に関する取組み]・企業理念と戦略を浸透するリーダーの育成 当社グループとしてお客様と社会に幸せを届けるためには、自律した従業員に企業理念と事業戦略を浸透させ、組織力を生み出すリーダーの存在が不可欠であり、そのようなリーダーを計画的に育成することが企業の持続可能な成長には必要です。 組織成果創出力・人財育成力・組織活性化力などの強化のためのマネジメント対象の階層別研修を実施しています。また、支店長・本社部長・工場長などの組織リーダー候補の選抜と育成を目的に2018年から実施している経営塾、2019年にスタートした若手(35歳以下)リーダー候補者を育成する「SHINE! Challenge Program」によって、次世代のビジネスリーダーを計画的に生み出す土壌づくりを継続的に実施しています。2021年からは執行役員、業務役員及びキーポジションの後継者候補を挙げ、全社的かつ多様な視点で透明度の高い議論を行うサクセッションプラン会議を開始しました。候補者全員の個別育成計画を立案し、定期的な進捗確認により、リーダーパイプラインのさらなる充実に努め、後継者候補準備率(注8)をモニタリングしています。また、グループリーダー以上の全マネージャー職を対象に多面観察を実施しています。フィードバックされた結果を基に、マネジメント行動の変革に向けたアクションプランを作成し、定期的なコーチングによる内省を通じてマネジメント力の向上に取り組んでいます。 (注)8 後継者候補準備率:(後継者プールにいる人数÷リーダーのポジション数)×100 ・戦略に応じた人員の確保と適正配置 既存事業の深化と新規事業への挑戦を担う人員確保に努めるとともに、各ビジネスユニットの事業戦略に基づく人財ニーズを把握し、適正配置を実現すべく、持続的成長に必要な人財の採用・育成を計画的に進めています。なかでも、多様性と専門性を強化する方針の下、採用全体に占めるキャリア採用に力を入れ、着実にその数を増やしています。特に、海外事業の拡大という大きな変化については、コーポレート部門を中心に人財獲得を強化すると共に、グローバル化に向けて必要な人員規模やスキルを今後さらに精査していく予定です。また、2024年から「Welcome Home制度(アルムナイ制度、注9)」をスタートしています。これまでのリファラル採用(注10)なども含めて多様な手法やチャネルを活用し、採用力の強化を図っています。2025年度はキャリア採用者を632名採用し、採用者全体に占めるキャリア採用者の割合は39.7%です(注11)。入社直後からの活躍を支援するオンボーディングプログラム(注12)を拡充し早期の活躍を支援しています。 (注)9 一度退職した従業員を再度、採用する制度。 10 自社で働いている従業員からの紹介、推薦による採用制度。11 集計対象会社は当社、国内連結子会社。12 新しく組織に加わった従業員が会社の文化や業務内容に馴染み、早期に活躍できるように支援する仕組み。 第7次中期経営計画(2026年度~2028年度) 人財戦略の概要第7次中期経営計画においても、「人財価値向上=従業員の自律×ベクトルの一致」を基本方針とし、持続的な企業成長を目指します。「従業員の自律」では、考える力や分析力、AI/DX活用、英語学習支援などの学びを拡充しつつ、グループ間の人財異動やグローバル挑戦を後押しすることで、個々の成長をさらに促進します。また、働き方制度の拡充や多様な人財の活躍支援、価値創造を発揮するための組織文化の醸成、価値創造の場づくりにも取り組みます。「ベクトルの一致」では、人財マネジメントを強化し、戦略推進リーダーの育成、人財獲得・適正配置、リーダーパイプラインの高度化を推進します。また海外では、一体感醸成と人事インフラ強化、技術伝承の仕組み構築、現地人財への成長機会提供を通じてエンゲージメント向上を図り、理念・価値観の共有と国内外の人財融合を進める予定です。
事業の内容 FY2025 / 約1,034字
3 【事業の内容】当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社301社及び持分法適用関連会社36社で構成され、戸建住宅事業、賃貸・事業用建物事業、建築・土木事業、賃貸住宅管理事業、リフォーム事業、開発事業、国際事業等に関連する事業活動を行っています。当社グループの各事業における位置付けは次のとおりです。また、各事業に関わる主な関係会社については、事業系統図に記載しています。 (1) 戸建住宅事業戸建住宅の設計、施工の請負、販売を行っています。(主要会社 積水ハウス㈱、積水ハウス建設グループ)(2) 賃貸・事業用建物事業賃貸住宅及び事業用建物等の設計、施工の請負、販売を行っています。(主要会社 積水ハウス㈱、積水ハウス建設グループ)(3) 建築・土木事業事業用建物等の建築工事及び土木工事の設計、施工の請負を行っています。(主要会社 鴻池組グループ)(4) 賃貸住宅管理事業賃貸住宅等の借上、管理業務を行っています。(主要会社 積水ハウス不動産グループ)(5) リフォーム事業戸建住宅及び賃貸住宅等のリフォームを行っています。(主要会社 積水ハウスリフォーム㈱、積水ハウスサポートプラス㈱、 積水ハウス不動産グループ、積水ハウス建設グループ)(6) 開発事業以下の3つの事業を包括しています。① 仲介・不動産事業    住宅用地、既存住宅及び収益用不動産等の仲介、販売を行っています。    (主要会社 積水ハウス㈱、積水ハウス不動産グループ)  ② マンション事業    分譲マンションの開発、販売、管理を行っています。    (主要会社 積水ハウス㈱、積水ハウスGMパートナーズ㈱)  ③ 都市再開発事業    オフィスビル、ホテル及び賃貸マンション等の開発、管理、運営を行っています。(主要会社 積水ハウス㈱、積水ハウス・アセットマネジメント㈱、 積水ハウスホテルマネジメント㈱)(7) 国際事業海外における戸建住宅の販売や宅地の造成開発、販売、分譲マンションや賃貸マンション等の開発を行っています。(主要会社 SEKISUI HOUSE US HOLDINGS, LLC、SEKISUI HOUSE AUSTRALIA HOLDINGS PTY LIMITED)(8) その他報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産管理業、損害保険代理店業等を行っています。 〔事業系統図〕主要な関係会社を事業系統図に示すと、次のとおりです。
事業等のリスク FY2025 / 約9,568字
3 【事業等のリスク】◆リスク管理体制について当社グループの事業活動における重要なリスクを的確に把握するとともに、万一リスクが顕在化した際にはグループ事業への影響の低減に向けて適正に対応する体制を構築しています。「戦略リスク」や「財務・市場リスク」については、経営方針や経営戦略、重要な業務執行を審議する取締役会や経営会議等の会議体で検討しています。また、「事業運営リスク」や「ハザードリスク」については、取締役会の諮問機関として、「リスク管理委員会」(委員長:代表取締役副社長執行役員)を設置して、リスク管理状況のモニタリングを進めています。リスク管理委員会は取締役会決議で選任された委員を中心に構成されており、原則月1回開催されています。委員会で選定した重要リスク項目については、本社専門部署や会議体など主管組織におけるリスク管理状況のモニタリング内容を踏まえ、リスク管理体制の整備状況の集約・検証及び必要な助言を行い、その内容を年2回、取締役会へ報告しています。委員会には内部監査部門からも委員として参加しており、定期監査の実施内容との連携も図っています。また、「品質管理」及び「情報セキュリティ」の重要性を鑑み、傘下に「品質管理委員会」及び「情報セキュリティ委員会」を設置し、より専門的視点におけるリスク認識及び対応策について部署横断的に審議しており、両委員会における運営方針や審議内容については、年3回、リスク管理委員会に報告されています。なお、ESG経営に係るリスク管理の詳細については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載しています。 ◆リスク管理のプロセスについて当社グループ会社の各主管部門で識別された「戦略リスク」や「財務・市場リスク」については、取締役会、経営会議等において、中期経営計画をはじめとする事業戦略全体に関する議題及び個別案件に関する議題の中で協議され、リスク評価及びその対策について検討するとともに、重要な影響を及ぼす事象が発生していないかをモニタリングしています。リスク管理委員会では、主に「事業運営リスク」や「ハザードリスク」について、当社グループの国内事業所・国内子会社・海外子会社を対象として前年度に実施したモニタリング内容及び本社各部署からのヒアリング内容をもとに、リスク課題を抽出しています。その中から発生可能性及び全社的影響度を、リスク管理委員会で評価し、その評価に基づいて「リスクマップ」を作成して重要リスク項目を選定しています。各重要リスク項目を主管する部署または会議体は、期初にリスク管理に関する計画を策定し、その進捗についてリスク管理委員会へ報告し、委員会で出た意見を踏まえ改善を進めるという、リスク管理におけるPDCAサイクルを推進しています。 グループ会社に関して、グループ各社の経営全般を管理する「経営管理主管部署」と専門領域について横断的に管理する「専門機能部署」を当社内で明確化して、マトリックスでのリスク管理を推進しています。グループ全体のリスク情報の把握に向けて、国内外のグループ各社における総務責任者による牽制機能の強化及び本社専門機能部署との情報共有の活性化に向けて、「ガバナンスネットワーク」の構築に努めています。主要な事業グループ会社に関しては、一定以上の重要な業務執行について、当社の稟議決裁または取締役会決議を経ることとしています。また、主要グループ会社のリスク認識を把握するため、当社と同様にリスクマップにより重要リスクの評価を行い、その内容についてはリスク管理委員会で共有・審議することとしています。 全社レベルで影響を及ぼすおそれのある事案が発生した際には、「クライシス対応マニュアル」に則って本社主管部署よりリスク管理委員会へ報告されます。報告を受けたリスク管理委員会は、本マニュアルに規定された基準に基づいてクライシスレベルの判定を行い、クライシスレベルにおいて一定レベル以上の重大な内容が認められる場合には、リスク管理委員会委員長の判断のもと、専門チーム「クライシス対策本部」を立ち上げて、事態の拡大防止と早期収束に向けて具体的対応を検討する体制を整えています。また、定期的にクライシス対応トレーニングを実施し、本マニュアルが機能するかどうかの検証・改善を行っています。 ◆個別のリスク有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を与える可能性のある事項については、以下のようなものが挙げられます。なお、これらについては、提出日現在において判断したものです。 <戦略リスク、財務・市場リスク>1.住宅及び不動産市場環境の変化に関するリスク[リスクシナリオ]当社グループは、国内及び海外において住宅及び不動産を中心とした事業活動を行っているため、個人消費動向、金利動向、地価動向、資材価格、エネルギー価格、輸送費及び労務費等の動向、住宅関連政策や税制の動向、それらに起因する賃料相場の変動、さらには経済動向等に影響を受けやすい傾向があります。また、各国における政治・経済・社会情勢の不確実性等により、事業環境が変化する可能性があり、これらの要因が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。[対策]国内においては、市場環境の変化に対応した諸施策を機動的に実施するため、事業本部長・営業本部長を中心とした会議体において、市場動向を踏まえた施策の進捗状況や現場で発見された課題を共有し、次の施策の立案に活かしています。重要な施策については、経営会議の場で十分な審議を経て進めることとしています。また、海外進出国における市場環境等においても、海外各拠点と本社が継続的に情報連携を重ね、専門部署において市場分析の上、戦略立案を行っています。 2.企業買収・事業再編に関するリスク[リスクシナリオ]当社グループは、国内外の事業戦略に基づき、企業や事業の買収、組織再編等による事業規模の拡大を進めています。しかしながら、その統合に向けた手続き及び実行後において期待通りの成果が得られない場合、または想定外の事業環境の変化等により、想定した収益が達成できない場合には、のれん等の無形固定資産の減損損失の計上等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。[対策]企業や事業の買収、組織再編等の検討の際は、各専門機能部署が買収前に外部の専門家とともにデューディリジェンスや株式価値評価を行うことで、買収先の企業価値、事業計画の実現可能性等を適正に評価し、経営会議、取締役会等の審議を経て買収の是非の判断を行う体制としています。買収実施後は、各専門機能部署が適切なPMI(Post Merger Integration:買収後の経営・業務・組織等の統合プロセス)を推進することで円滑な統合を促し、シナジーの最大化を進めています。さらにPMIとして一定の目的を達した後は、経営管理主管部署主導でシナジーを追求し、グループ全体での持続的な企業価値向上を実現できるよう取り組んでいます。2024年4月には米国上場ビルダーであったM.D.C. Holdings, Inc.の買収を行い、既存の米国グループビルダーを含めた統合を目的としたPMIを推進し、経営管理体制の整備や戦略・システム等の運営面の統合を進めました。現在は組織再編に伴い社名変更したSEKISUI HOUSE U.S., Inc.のもと、本社と連携しながら事業運営を行っています。 3.保有する資産に関するリスク[リスクシナリオ]当社グループが国内及び海外において保有している販売用不動産、固定資産、投資有価証券及びその他の資産について、時価の下落等による減損損失または評価損の計上や、為替相場の変動によって、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。特に販売用不動産については、取得から引渡しまで長期間を要する場合もあり、投資回収には一定の期間を要します。プロジェクト進行中において、不動産市況の変化、許認可の取得の遅延、資材価格及び労務費の上昇、自然災害、その他予期し得ない事象等の影響により、想定外の費用の発生、開発スケジュールの遅延もしくは中止などの影響を受ける可能性があります。 [対策]当社グループでは、国内外の投資案件が一定金額以上となる場合、積水ハウス本社における稟議審査、経営会議ならびに取締役会の審議により、各案件に対する事業性やリスクを評価して投資の可否を慎重に検討しています。投資回収まで長期間を要する案件については、内部収益率(IRR)を主要な指標としています。不動産については、優良土地の取得及び資産回転率の向上による安定経営を図り、政策保有株式については、資本・資産効率向上の観点から必要最小限の保有を基本とし、保有の妥当性について、毎年、取締役会において検証するとともに、定量的な目標を設けて段階的に縮減を図っています。為替相場の変動に対しては、為替予約等必要に応じヘッジ手続きを実行することにより、その影響を低減しています。なお、保有する資産については、減損損失及び評価損のリスクを定期的に把握し、必要に応じ適宜会計処理を実施しています。 4. 資金調達コストに関するリスク[リスクシナリオ]当社グループは、金融機関からの借入、社債の発行等によって資金調達を行っています。市場金利の急激な変動や金融市場の混乱、格付機関による信用格付けの大幅な引下げ等が生じた場合には、資金調達コストが増加する可能性があり、その結果、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。[対策]財務規律を重視し、適切な水準の格付けを維持することで資金調達コストを低減するとともに、資金調達手段の多様化及び年限の適切な分散を図ることで金利変動リスクの軽減に努めています。 5.退職給付債務に関するリスク[リスクシナリオ]当社グループの従業員に対する退職給付債務及び退職給付費用は、割引率や年金資産の期待運用収益率等の数理計算上設定した前提条件に基づいて算出しています。この前提条件が変更となった場合、または実際の結果が前提条件と大きく異なった場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。[対策]当社グループでは、退職給付債務については定期的に実績に基づいて見積りの検証と見直しを行っています。年金資産の運用については、外部コンサルタントの助言をもとに、リスク・リターン特性の異なる複数の資産クラス・運用スタイルへの分散投資を行っており、年金資産全体のリスク・リターンの分析を定期的に実施する事で分散効果の有効性について評価を実施しています。また、企業年金基金においてスチュワードシップ・コードの受け入れを表明し、運用機関に対するモニタリングを強化するとともに、企業年金基金の諮問機関である資産運用委員会では、市場環境や運用状況等について定期的に協議を行っています。 <事業運営リスク、ハザードリスク>1.法令規制に関するリスク[リスクシナリオ]当社グループは、国内では宅地建物取引業法、建設業法、建築士法等の主要法令に基づく許認可を受けるとともに、建築、労働、環境その他事業の遂行に関連する各種の法令及び条例に則り事業活動を行っています。また、海外においてもそれぞれの国における法令規制を受けています。これら法令規制において違反が生じた場合に、改善に向けて多額の費用が発生すること、または業務停止等の行政処分を受けることなどで当社グループの業績に影響を与える可能性があります。[対策]国内請負事業においては、設計における建築基準法上のチェックミス・手続き漏れを防ぐための法規制チェックシステムを導入し、型式認定不適合の発生を抑えるために、事業所及び本社でのダブルチェック体制を構築しています。また、建設業法上の専任の配置技術者の適正運用に向けて、配置状況のチェックを行うとともに有資格者の人財確保・能力向上に継続して取り組んでいます。海外においては、現地の法令や規制の動向を継続的にモニタリングし、現地法務部門や外部専門家と連携し、法令改正への迅速な対応を可能とする仕組みを構築しています。その他、国内外の各種法令の動向について、各専門部署にて情報収集・分析を行い、必要に応じて当社グループ内の関係先へ情報発信の上、適切な対応に努めています。 2.品質管理に関するリスク[リスクシナリオ]当社グループは、設計・生産・施工上の品質において万全を期すとともに、主要な戸建住宅及び共同住宅においては、長期保証制度及び定期的な点検サービスを実施していますが、長期にわたるサポート期間の中で、予期せぬ人的ミス等により重大な品質問題が生じた場合には、多額の費用発生や当社グループの評価を大きく毀損することになり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。[対策]国内においては、リスク管理委員会傘下の「品質管理委員会」により、製品・設計・生産・施工・CSの5つの検討会をまとめる組織として、品質に関する一元的な管理を進めています。特に施工品質不具合の発生を抑えるために、期初に策定する「全社施工品質管理年間計画」に基づく「品質管理重点項目」に対する改善に取り組んでいます。また、同委員会では製品の安全性に関する検証、生産現場の検査・品質に関わる検証、法令遵守、CS 対応についても議論されており、その内容については定期的にリスク管理委員会へ報告されています。海外の米国戸建住宅事業においても、積水ハウスクオリティの実現を目指し、品質管理体制の強化と統一化を推進しています。設計品質、施工品質、部材品質の向上に向け、日本からの技術者を各拠点に増員し、現地及び本社が連携して対応しています。 3.建設技能者の減少に関するリスク[リスクシナリオ]国内の建設業界においては、建設技能者の高齢化と若年就業者の減少が進行しており、労働力の安定的な確保が課題となっています。また、当社グループが海外事業を展開する米国やオーストラリアの建設業界においても、労働力獲得競争に加え、建設技能者の高齢化と若年就業者の減少や移民規制による人材確保が困難な状況が継続しています。これらの環境下において必要な建設技能者を十分に確保できず、施工体制の維持が困難になった場合、受注物件の着工の遅れや工期の長期化、さらに労務費の高騰等により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。[対策]当社のグループ会社である積水ハウス建設各社と施工協力会社からなる「積水ハウス会」による「責任施工体制」の構築を維持し、高い施工品質を提供する施工環境の整備や施工技術の開発の実現を図るとともに、「施工力の確保」に向けて、工事量の確保と平準化、DXの推進等による現場生産性の向上、建設技能者の積極的な育成、魅力発信等多角的な取組みを進めています。また、積水ハウス建設各社では高校卒業予定者を中心とした住宅技能工「クラフター」の採用・育成や賃金体系・人事制度の見直しに取り組んでいます。 海外においては、標準化による省力化を進めるとともに、日本からの技術者の派遣を進め、積水ハウステクノロジーの移植を推進しています。戸建住宅事業が拡大している米国では、グループ会社の統合・再編を通じて協力会社との関係強化を図り、安定的な施工力の確保に取り組むとともに、事業規模の拡大によるスケールメリットを活かし、デジタル技術も活用しながら工事計画や要員配置の最適化を進めることで、建設技能者の効率的な活用や施工能力の平準化を図っています。 4.情報セキュリティに関するリスク[リスクシナリオ]当社グループでは、コンピューターウィルスの侵入や高度なサイバー攻撃により、個人情報や機密情報の漏洩・改ざん、システム停止等が発生するリスクを抱えています。これらの事象が生じた場合、お客様対応やシステム復旧に伴う費用の発生、取引機会の損失、さらにはお客様や市場からの信頼低下を招き、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。[対策]当社グループは、リスク管理委員会の下に設置された情報セキュリティ委員会を中心に、情報セキュリティポリシー及び秘密情報管理規則に基づき、情報セキュリティに関する施策を策定・実施しています。内部統制に基づくディフェンスラインを確立し、社内体制の強化を進めるとともに、外部機関による定期的なセキュリティアセスメントを実施し、ガバナンス体制の継続的な改善に努めています。また、標的型メール訓練や情報セキュリティ研修、情報セキュリティ監査を通じて、従業員のITリテラシー向上を図っています。個人情報保護については、お客様情報保護方針に基づき、各組織に個人情報取扱責任者を配置し、安全対策の徹底を推進しています。さらに、全従業員を対象としたeラーニングを継続的に実施し、個人情報保護に関する責任認識の浸透を図っています。技術面では、コンピューターウィルスやサイバー攻撃、情報漏洩・改ざんを防止するため、社内外からのアクセス制御を強化しています。加えて、ITデザイン部セキュリティシステム推進室にセキュリティインシデント対応の専門チーム(CSIRT)を設置し、インシデント発生時の対応力を高めるため、各部門が参加する訓練を定期的に実施しています。さらに、情報セキュリティ委員会の下に情報セキュリティ推進部会を設置し、幹部から従業員までセキュリティ意識の啓発と対策の徹底を図っています。海外拠点においても、統一した規則やガイドラインのもと、情報セキュリティ対策を強化しています。多言語対応の教育プログラムや標的型メール訓練を通じて、現地従業員のITリテラシー向上に努めるほか、ITガバナンス体制の整備や現地調査、WEB会議による改善活動も推進しています。また、各拠点ごとに成熟度評価を定期的に行い、評価結果に基づく継続的な改善を進めています。 5.施工中の災害に関するリスク[リスクシナリオ]施工現場では作業環境や作業手順・作業方法の誤りが災害につながる恐れがあり、死亡災害など重篤な災害が発生すると、工事の中断及び工期の延長に加えて、損害賠償負担や社会からの信用失墜を招く可能性もあります。[対策]国内においては、施工現場での災害の抑制を目指し、各組織において安全衛生委員会を開催し、災害予防に向けた定期点検や安全パトロール及び災害発生事案に対する検証・再発防止策の推進等を行っています。また、技術・生産部門が連携し、独自の安全仮設材等を設定・整備することで作業環境改善を進めています。特に施工現場では、期初に設定する「全社施工安全衛生年間計画」に基づき、安心安全な施工環境の整備に努めているとともに、発生頻度及び重篤性の高い災害の削減に向けて、本社施工本部の指揮のもと事例共有による類似災害発生防止、DX推進による作業方法の遵守指導や現場確認体制の強化など対策に取り組んでいます。米国事業においても、安全委員会を設置・従業員教育の強化などにより現場監督や事故情報の共有、改善策の検討を継続的に実施するとともに、第三者検査機関の活用による客観的評価でリスクの早期発見に取り組んでいます。 6.労務管理に関するリスク[リスクシナリオ]従業員の長時間労働は、36協定違反など各種労働法への抵触、精神疾患を含めた健康障害による長期休業につながる恐れがあり、場合によっては労働問題に発展するリスクがあります。[対策]総労働時間の削減に向けて、部門毎に1人当たりの月平均総労働時間の目標を設定し、各組織において働き方の改善に取り組んでいます。加えて、自律的に働くことのできる職場環境を目指して、年次有給休暇も計画的に取得する取組みをグループ全体で推進しています。各組織ごとに勤務状況の確認を行うとともに、必要に応じて本社人事総務部によるモニタリング、労務管理研修を実施して適正な労務管理を促しています。海外においても、現地の労働関連法規に準拠した労務管理体制を整備し、適切な労務管理に努めています。 7.資材供給停止に関するリスク[リスクシナリオ]大規模自然災害や社会不安(戦争、感染症、サイバー攻撃、地政学的リスク等)により、資材調達先が被害を受け、資材の供給が困難になった場合、または受注量の増大により資材調達が間に合わない場合、施工がストップして契約工期に影響が出る可能性があります。[対策]当社グループでは、一つの資材調達先が被災等で調達が困難になった場合及び受注量の増大等を想定し、3つの側面から備えを進めています。・供給面の備えとして、部材ラインナップ複数化、複数社調達、複数生産拠点化、国内供給拠点の強化を進めています。また、受注と供給の情報についても各部署と共有する体制を構築しています。・仕様面の備えとして、部材の汎用化等、調達の容易な材料や仕様への変更に取り組んでいます。・情報面の備えとして、サプライヤー拠点のデータベース化により、迅速な対応を行う体制を構築しています。さらに具体的な対策を強化するために、資材調達に関するリスクと影響度を分析し図示することで、従業員の意識向上と、ターゲットを明確にした活動の推進を図っています。また、サプライヤーに対しては、セキュリティ勉強会やセルフチェックを通じて、意識の向上と自社サプライチェーンの強化を求めることで、備えの輪を広げ、サプライチェーン全体の強靭化に努めています。 8.大規模自然災害等に関するリスク[リスクシナリオ]大規模自然災害やパンデミックの発生時など緊急事態への対応計画が不明確なことにより初動対応が遅れた場合、各拠点における事業継続が困難になり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。[対策]当社グループでは、「積水ハウスグループ事業継続計画管理基本方針」に基づき、事業継続に影響を及ぼす緊急事態が発生した場合でも、重要な事業を中断させない、または中断せざるを得ない場合でも速やかに復旧できるよう、「BCP文書」を整備しています。本社で業務継続が困難となった場合には、代替拠点(東京拠点:東京都港区赤坂)やテレワーク環境を活用し、重要業務を継続します。大規模自然災害等に備え、「積水ハウスグループ災害対策基本方針」を定め、各組織で「災害対策マニュアル」を策定し、災害時の事業拠点における情報収集や安全確保を進めています。また、災害対策本部の設置や指揮系統を規定した「初動対応マニュアル」「災害対策本部運営マニュアル」を整備し、迅速な初動対応を可能にしています。海外においても、事業継続計画の整備と災害対応体制の強化を進めています。従業員の安全確保を最優先とし、緊急連絡体制の整備や避難訓練の実施を通じて、災害時の人的被害の最小化を図っています。大規模自然災害等が発生した場合においても、事業の早期復旧と継続的なサービス提供が可能となる体制の構築を進めています。 ※ サステナビリティに関わる、「気候変動に関するリスク」、「自然資本・生物多様性に関するリスク」、「人的資本に関するリスク」及び「人権尊重に関するリスク」については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載しています。
事業方針・経営環境 FY2025 / 約4,469字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 会社の経営の基本方針私たち積水ハウスグループは、企業理念として、根本哲学を「人間愛」、基本姿勢を「真実・信頼」、目標を「最高の品質と技術」、事業の意義を「人間性豊かな住まいと環境の創造」に据えています。根本哲学である「人間愛」とは、「人間は夫々かけがえのない貴重な存在であると云う認識の下に、相手の幸せを願いその喜びを我が喜びとする奉仕の心を以て何事も誠実に実践する事」であり、積水ハウスグループは、この「人間愛」に根差し、「真実・信頼」を旨として、「最高の品質と技術」の提供を通して、「人間性豊かな住まいと環境の創造」という使命を担ってまいります。このような企業理念のもと、1960年の創業以来、30年を一つの区切りとして、1990年までの第1フェーズでは、お客様の命や財産を守る「安全・安心」な住まいの提供に注力しました。続く2020年までの第2フェーズでは、住まい手にとって快適性と環境配慮を追求する住宅の提案を行い、新たな価値の創出を行ってきました。2020年からスタートした2050年に向けた第3フェーズでは、“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンならびに、“ハード・ソフト・サービスを融合し幸せを提案”、“積水ハウステクノロジーを世界のデファクトスタンダードに”、“ESG経営のリーディングカンパニーに”という3つのサブビジョンを掲げ、住まい手の「幸せ」につながる「健康・つながり・学び」を追求し、人生100年時代への住まい手価値の創出と持続可能な社会の実現を目指し、「住」を基軸に、融合したハード・ソフト・サービスを提供するグローバル企業へと着実に変革を進めてまいります。また、2024年には、積水ハウスグループ従業員が誇りと責任をもって行動するための道標として、“イノベーションで、新しい価値を生みだす。”“コミュニケーションで、アイデアを育てる。”“自律して、主体的に考え、動く。”“感性を大切に、技術と美意識をともに磨く。”“「世界一幸せな場所」のためのプロを目指す。”の5つの要素による「SEKISUI HOUSE_SHIP」を制定しました。世界中の積水ハウスグループ従業員とともに、「SEKISUI HOUSE_SHIP」を深めながら、グローバルビジョンの達成に向けて価値創造を紡ぎ続けていきます。 (2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題ならびに中長期的な会社の経営戦略 世界経済は、米国の関税率引き上げ等による先行き不透明感の高まりや地政学リスクの継続により、各国の金融政策・通商政策を背景とした物価情勢や国際金融資本市場の変動について、引き続き注視が必要な状況が継続するものと見られます。国内の住宅市場では、人生100年時代の到来に伴うライフスタイル・価値観の多様化、気候変動による自然災害の激甚化に加え、建築物省エネ法改正(全新築住宅への省エネ基準適合義務化)や長期優良住宅認定制度の見直し等を背景に、顧客ニーズの多様化への対応がより一層求められています。また、米国の住宅市場は、関税政策の影響、インフレ及び金利動向へ注視が必要な状況にあります。一方で、良質な住宅の供給不足を背景に潜在的な需要は依然として強く、経済環境の安定や住宅ローン金利の低下に伴い、需要回復が見込まれます。こうした需要の顕在化に備え、高品質な住宅を安定的に供給できる体制の構築が求められます。このような中、当社グループは、グローバルビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする”の実現に向け、国内は「グループ総合力による積水ハウス経済圏の深耕」、海外は「ゲームチェンジに向けた成長基盤の構築」を基本方針とする第7次中期経営計画(2026年度~2028年度)を策定しました。国内では、当社グループの住宅等のオーナーや住まい手に対し、グループの総合力を最大限に発揮し、顧客接点を通じて「住」を基軸としたソリューションをワンストップで提供することで持続的な成長を図ります。海外では、米国戸建住宅事業における飛躍的成長に向け、2026年1月にグループビルダー4社の統合により“One Company”体制として始動した「Sekisui House U.S., Inc.」のもと、日本で培った積水ハウステクノロジーの移植やブランド構築を加速させます。財務戦略においては、事業拡大の機会を最大限に活かし、「成長戦略の遂行」「財務健全性の回復」「適切な株主還元」のバランスを取りつつ、企業価値の更なる向上に取り組み、ROEについては最終年度(2028年度)に12%後半の水準を目指します。株主還元については、中期的な平均配当性向を40%以上とする従来の配当方針を継続し、利益成長による増配を目指すとともに、第7次中期経営計画期間の1株当たり年間配当金の下限を2025年度の配当実績(144円)を上回る145円とします。また、自己株式取得については、キャッシュアロケーションや財務健全性回復の状況を踏まえ、機動的に実施する方針としています。 ■各ビジネスモデルの事業方針と戦略第7次中期経営計画にて、以下のとおり事業戦略(注1)を策定しました。セグメント事業方針と戦略請負型ビジネスモデル戸建住宅事業最高の技術と提案力の進化による戸建住宅ブランドの確立■ 3ブランド戦略(注2)の深化■ CRM(注3)戦略の拡充■ ハード・ソフト・サービスの融合賃貸・事業用建物事業エリア戦略の深化と圧倒的なシャーメゾンブランドで都心部の受注拡大■ エリア戦略の深化■ 高付加価値シャーメゾン■ CRE・PRE事業(注4)の拡大建築・土木事業環境技術・施工力をドライバーに、顧客・社会にサステナブルな価値を提供■ 建築:受注の安定的拡大■ 土木:環境ソリューションによる差異化■ 施工力強化ストック型ビジネスモデル賃貸住宅管理事業積水ハウスシャーメゾンPMを日本一のプロパティマネジメント会社へ■ オーナーの資産価値最大化■ 入居者満足度の更なる向上■ 収益率の向上リフォーム事業(アフターサービス・リフォーム)良質な住宅ストックの更なる価値向上■ 戸建住宅:接点拡充による顧客基盤の更なる強化■ 賃貸住宅:資産価値向上リノベーションの推進開発型ビジネスモデル仲介・不動産事業 住まいの強みを活かした幅広い不動産ソリューションの提供■ 住宅用地の仕入・販売の強化■ ノイエ(戸建分譲事業)の強化マンション事業都市再開発事業住環境創造企業として、都市と地方の未来に繋ぐ価値を創造■ 四大都市圏の都市再開発住宅(短期アセット):グランドメゾン、プライムメゾン非住宅(中長期アセット):オフィス、ホテル■ 地方創生に資する開発Trip Base 道の駅PJを中心とした地域創生型ホテル事業の推進地方公共団体等との連携による住環境整備国際事業収益力の強化:米国戸建住宅事業に積水ハウステクノロジーの移植を加速ポートフォリオの再構築:米国MF・オーストラリア事業の資産を圧縮し、米国戸建住宅事業を中心とした筋肉質なポートフォリオを形成■ 米国戸建住宅:2ブランド戦略(New2x4、SHAWOOD)コミュニティ開発(MPC):資産残高・収益性の維持賃貸住宅開発(MF):ポートフォリオのリバランス■ オーストラリア戸建住宅・マンション開発:商品ブランド確立■ シンガポールマンション開発:優良PJへの投資を継続 (注)1 第7次中期経営計画の詳細については、当社ウェブサイトに掲載の中期経営計画ページをご参照ください。<中期経営計画>https://www.sekisuihouse.co.jp/company/financial/plan/index.html2 3ブランド戦略:価格帯で3つのレンジに分け、それぞれの価格帯・スペックに応じた戦略・施策を実行すること。3 CRM(Customer Relationship Management):顧客から得られた情報を一元的に管理し、適時適切に活用することによって、顧客との良好な関係を構築・維持し、価値創出と収益向上を目指すマネジメントの仕組み・手法。4 CRE・PRE事業:Corporate Real Estate(企業不動産)、Public Real Estate(公的不動産)を指し、法人・企業・公共団体・行政機関の保有する不動産の有効活用を提案する事業。 (3) 目標とする経営指標①第7次中期経営計画における3ヵ年業績目標(2026年3月5日公表)(単位:億円) 2027年1月期2028年1月期2029年1月期3ヵ年合計売上高43,53045,26050,260139,050営業利益3,5003,7004,50011,700経常利益3,1403,4504,34010,930親会社株主に帰属する当期純利益2,1802,4003,0007,580ROE(自己資本利益率)10.1%最終年度12%後半- (参考)第6次中期経営計画期間における3ヵ年業績 (単位:億円) 2024年1月期2025年1月期2026年1月期3ヵ年合計売上高31,07240,58541,979113,637営業利益2,7093,3133,4149,437経常利益2,6823,0163,2788,976親会社株主に帰属する当期純利益2,0232,1772,3206,521ROE(自己資本利益率)11.9%11.7%11.3%- ②2026年1月期の実績及び2027年1月期の業績目標 (単位:億円) 2026年1月期実績2027年1月期計画(注1)増減額増減率売上高41,97943,5301,5503.7%営業利益3,4143,500852.5%経常利益3,2783,140△138△4.2%親会社株主に帰属する当期純利益2,3202,180△140△6.1%EPS(1株当たり当期純利益)358.07円336.30円△21.77円△6.1%ROA(総資産事業利益率)7.7%7.4%--ROE(自己資本利益率)11.3%10.1%--1株当たり配当金144.00円145.00円1.00円0.7%配当性向40.2%43.1%--D/Eレシオ(注2)0.80倍0.67倍--債務償還年数(Net Debt/EBITDA倍率)(注2)3.29年2.89年-- (注)1 2027年1月期計画は、2026年3月5日付で公表した連結業績予想に基づく数値です。2 D/Eレシオ及び債務償還年数(Net Debt/EBITDA倍率)は、2024年7月に発行した公募ハイブリッド社債の調達額に対し格付機関より資本性の認定を受けた1,000億円を考慮した数値です。
経営者による分析 FY2025 / 約10,443字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりです。① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における世界経済は、米国の関税政策を巡る動き等による先行き不透明感の高まりや地政学リスクの継続により、各国の金融政策・通商政策を背景とした物価情勢及び国際金融資本市場の変動について、引き続き注視が必要な状況となりました。また、わが国の経済は、米国の関税政策等の影響が景気を下押しするリスクに留意が必要な中、物価上昇等により消費者マインドへの影響は見られるものの、雇用・所得環境の改善の動きが継続し、個人消費に持ち直しの動きが見られました。国内の住宅市場では、建築物省エネ法等の改正に伴う駆け込み需要の動きが見られましたが、その反動や建設コスト高騰の影響もあり、持家や貸家の新設住宅着工戸数は弱含みで推移しています。一方、米国では、慢性的な住宅不足を背景とした新築住宅に対する潜在需要は依然として強いものの、低下傾向の住宅ローン金利や関税政策等による先行き不透明感から顧客の様子見姿勢が継続したことによる需要鈍化に加え、建設コストの上昇等から新規の住宅着工に慎重な動きが見られました。このような事業環境の中、当社グループは、2050年を見据えたグローバルビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする”の実現に向け、「国内の“安定成長”と海外の“積極的成長”」を基本方針とする第6次中期経営計画(2023年度~2025年度)に基づき、ハード・ソフト・サービスを融合した様々な高付加価値提案等を積極的に推進しました。第6次中期経営計画(2023年度~2025年度)最終年度である当連結会計年度における業績は、連結受注高は4,247,762百万円(前期比4.8%増)、連結売上高は4,197,922百万円(前期比3.4%増)となりました。利益については、連結営業利益は341,402百万円(前期比3.0%増)、連結経常利益は327,800百万円(前期比8.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は232,095百万円(前期比6.6%増)となりました。また、第6次中期経営計画3ヵ年の業績は、策定時の計画を上回る結果となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりです。 当事業の当連結会計年度における売上高は478,952百万円(前期比0.0%減)、営業利益は48,035百万円(前期比4.3%増)となりました。お客様一人ひとりの“感性”を住まいに映し出すデザイン提案システム「life knit design」の活用やグループ連携による提案力の向上、生産から出荷までの邸別生産体制の強化等の取り組みに加え、政府による「子育てグリーン住宅支援事業」等の後押しもあり受注は堅調に推移しました。価格レンジ別戦略として、2ndレンジ商品における分譲地との一体提案や、3rdレンジ商品における当社「DESIGN OFFICEチーム」によるブランディング推進など、中高級商品の拡販に注力するとともに、1stレンジ商品においては、各パートナー企業が建築する木造住宅の基礎と構造躯体の施工を当社グループ各社が請け負う共同建築事業「SI※1事業」を積極的に推進し、国内の良質な住宅ストック形成に貢献しています。2024年度において戸建住宅ZEH比率※2が96%と過去最高を更新したネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)「グリーンファースト ゼロ」をはじめ、大空間リビング「ファミリー スイート」、間取り連動スマートホームサービス「PLATFORM HOUSE touch」、家具・内装等の高付加価値提案の推進により、戸建住宅ブランドの強化が進捗しました。 ※1 SI(エス・アイ):S=スケルトン(建物の構造躯体)とI=インフィル(外装・内装)のこと※2 戸建住宅ZEH比率:当社が建築した戸建住宅(北海道の請負・分譲住宅は除く) に占めるZEHの割合   を表した指標。集計対象期間は2024年4月1日~2025年3月31日。 当事業の当連結会計年度における売上高は564,813百万円(前期比3.6%増)、営業利益は87,826百万円(前期比7.4%増)となりました。当社独自に選定した長期間にわたり入居需要が見込まれる都市部(S・Aエリア)を中心とした事業展開を推進し、その中でも特に駅近で利便性の高い地域(Sエリア)において、当社オリジナル構法を用いた3・4階建て賃貸住宅の拡販、ネット・ゼロ・エネルギーの賃貸住宅「シャーメゾンZEH」の普及に注力しました。これらのエリアマーケティングに基づくプライスリーダー戦略と、高い入居率・賃料水準を背景とした長期安定経営の提案により、賃貸住宅の受注は堅調に推移しました。特に、「シャーメゾンZEH」においては、太陽光パネルが住戸ごとに接続されている入居者売電方式により、入居者が光熱費節約のメリットを実感できることが好評で、高い入居率につながっています。その結果、賃貸住宅受注に占めるZEH住戸割合は77%となりました。また、ESGソリューション提案や法人の事業承継ニーズへの対応強化により、CRE(法人)・PRE(公共団体)事業における受注も好調に推移しており、戸建住宅事業で培ったノウハウをオフィス空間等に活用するネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)「グリーンファースト オフィス」をはじめとした非住宅分野の提案強化を推進しました。 当事業の当連結会計年度における売上高は302,293百万円(前期比7.0%減)、営業利益は22,049百万円(前期比44.9%増)となりました。建築・土木事業ともに、大型工事の順調な進捗や追加変更工事の獲得等により、採算性が向上しました。特に建築事業については、資材価格高騰や人件費増加等の受注価格への転嫁が進んだことに加え、大型官庁工事の採算性が改善しました。受注についても、良好な環境は継続し、建築事業の大型官庁工事、土木事業の民間工事で受注が好調に推移しました。 当事業の当連結会計年度における売上高は712,621百万円(前期比3.7%増)、営業利益は68,996百万円(前期比21.5%増)となりました。S・Aエリアを中心とした好立地に供給する賃貸住宅「シャーメゾン」の継続的な受注に加え、当期より賃貸事業専門のグループ会社として営業を開始した積水ハウスシャーメゾンPM各社において、オーナー及び入居者に対してよりきめ細かなサービスの提供が可能となる体制整備が進んだことから、管理受託戸数が増加しました。既存管理物件については、退室後における原状回復工事期間や新たな申込みから入居日までの期間など空室期間の短縮化を企図した戦略的なリーシング活動により高水準な稼働率を維持するとともに、リテナント時におけるバリューアップ等を通じた賃料上昇に注力しています。また、アプリやブロックチェーンを用いた入退去手続きのワンストップ対応等のDX推進、入居後のトラブル対応サービスの拡充等により、入居者満足度及び「シャーメゾン」ブランド価値の向上に努めました。 当事業の当連結会計年度における売上高は187,958百万円(前期比2.2%増)、営業利益は27,966百万円(前期比5.0%増)となりました。戸建住宅では、当社グループのアフターサービス事業を担う積水ハウスサポートプラス株式会社が当期より営業を開始したことにより、グループ連携がさらに深まりオーナーとのコミュニケーションが一層強化されました。特に、家族構成やライフスタイルの変化に合わせた生活提案等の提案型リフォームにおいて、「life knit design」の思想を取り入れた大型リノベーション提案を強化するとともに、断熱改修や最新の省エネ・創エネ・蓄エネ設備等を導入する環境型リフォームにおいて、住生活空間に範囲を絞った「いどころ暖熱」や開口部の断熱改修を中心に国等の補助金を活用した提案を強化しました。また、賃貸住宅では、エリア・間取り・築年数別にマーケット分析を実施し、オーナーの資産価値向上に資する間取り変更等のフルリノベーション提案に注力しています。これらの取り組みにより、リフォーム事業全体の受注は好調に推移しました。 (開発事業) 当事業の当連結会計年度における売上高は681,989百万円(前期比17.1%増)、営業利益は94,970百万円(前期比35.1%増)となりました。当事業に集約された仲介・不動産事業、マンション事業、都市再開発事業の経営成績は次のとおりです。 当事業の当連結会計年度における売上高は394,509百万円(前期比10.8%増)、営業利益は30,915百万円(前期比6.7%増)となりました。とりわけ当期より“地域№1の「住まい」に強い不動産会社”を目指し、仲介・不動産事業専門のグループ会社として営業を開始した積水ハウス不動産株式会社においては、前期まで6社に分かれていた同事業を1社に統合したことにより、良質な販売用不動産の仕入や販売先開拓を強化するための情報・課題をより迅速に共有化する体制整備が進み、これまで以上に事業法人や金融機関など引合ルートの拡大や深化に取り組んだ結果、不動産事業については、住宅用地を中心とした販売用不動産の売却が順調に進捗しました。仲介事業についても、当社グループ間の連携に加え、全国ネットワークと多彩な販売ルートの活用により堅調に推移しました。 当事業の当連結会計年度における売上高は122,844百万円(前期比19.9%増)、営業利益は18,062百万円(前期比23.3%増)となりました。「グランドメゾン武蔵小杉の杜」(川崎市中原区)及び「グランドメゾン福岡 The Central Luxe」(福岡市中央区)の引渡しが順調に進むなど、販売物件の引渡しは計画通りに進捗しました。当社の分譲マンション「グランドメゾン」については、東京・名古屋・大阪・福岡の中心地に特化し集中的に展開することで、安定した需要が継続しています。また、家庭部門の脱炭素化への貢献を目指して全住戸ZEH仕様とすることに加えて、建物長寿命化の観点から進める長期優良住宅の認定実績が着実に積み上がりました。加えて、各物件の魅力を最大限に活かす企画の策定や、各戦略エリアに根差した情報発信拠点「GM BASE」を順次開設するなど、「グランドメゾン」のプレゼンスは着実に向上しています。これらの取り組みが奏功し、「グランドメゾン One 大濠 Park」(福岡市中央区)及び「グランドメゾン THE 白金台」(東京都港区)等の販売が好調に推移しました。 当事業の当連結会計年度における売上高は164,634百万円(前期比32.7%増)、営業利益は45,992百万円(前期比72.5%増)となりました。まちづくりの展開エリアとして東京・名古屋・大阪・福岡の中心地に特化する戦略が奏功し、その良好な売却環境を背景に、大型物件の持分を含め、複数の物件売却が計画以上に進捗しました。また、当社が引き続き保有する「プライムメゾン」等の物件では、入居率が堅調に推移しました。なお、当社が一部を出資する特定目的会社における保有不動産の引渡しが完了し、持分法投資利益を計上しました。 当事業の当連結会計年度における売上高は1,286,358百万円(前期比0.6%増)、営業利益は39,102百万円(前期比50.5%減)となりました。米国戸建住宅事業においては、2024年4月に買収したM.D.C. Holdings, Inc.※の業績が当期初より貢献したものの、米国経済の先行き不透明感に伴う顧客の様子見姿勢の継続を受けたインセンティブ増加に加え、棚卸資産評価損の計上等が利益を押し下げた結果、営業利益は減益となりました。米国コミュニティ開発事業においては、新規取得した物件が収益に寄与し、堅調に推移しました。米国賃貸住宅開発事業においては、積水ハウス・リート投資法人が組成したSPCに対して、「City Ridge」(ワシントンD.C.)の追加売却分と、「San Diego Court House Middle棟」(サンディエゴ)の引渡しを完了しました。また、オーストラリアにおいては、シドニーの「Orchards Lumia棟」、「Sanctuary Laguna棟・Glade棟」及び「Melrose Park Village棟」、ブリスベンの「West Village Allere棟」の引渡しが進捗しました。 ※ 2025年9月に、「M.D.C. Holdings, Inc.」の商号を「SEKISUI HOUSE U.S., Inc.」に変更しました。 当事業の当連結会計年度における売上高は16,451百万円(前期比17.0%増)、営業利益は3,203百万円(前期比29.9%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により216,325百万円増加し、投資活動により73,172百万円、財務活動により93,255百万円それぞれ減少した結果、前連結会計年度末と比較して44,618百万円増加となり、当連結会計年度末の資金残高は434,925百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果、得られた資金は216,325百万円(前期比153,440百万円資金増)となりました。税金等調整前当期純利益を338,737百万円計上したこと等により、資金の増加となりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果、減少した資金は73,172百万円(前期比624,514百万円資金増)となりました。有形固定資産の取得による支出が66,930百万円(前期比9,763百万円資金増)あったこと等により、資金の減少となりました。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果、減少した資金は93,255百万円(前期比814,222百万円資金減)となりました。配当金の支払額が92,712百万円(前期比9,743百万円資金減)あったこと等により、資金の減少となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績(イ)生産実績当社グループ(当社及び連結子会社)の展開する事業は多様であり、生産実績を定義することが困難であるため「生産実績」は記載していません。 (ロ)受注実績当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。セグメントの名称受注高受注残高金額(百万円)前期比(%)金額(百万円)前期比(%)戸建住宅事業481,5990.5232,6651.2賃貸・事業用建物事業608,7152.8607,7897.8建築・土木事業318,248△2.0416,9604.0賃貸住宅管理事業712,6213.7--リフォーム事業193,1373.841,92914.1開発事業703,86210.5228,82010.6(仲介・不動産事業)411,12711.888,99423.0(マンション事業)116,136△14.7115,863△5.5(都市再開発事業)176,59732.323,96399.7国際事業1,243,3876.1295,099△12.7報告セグメント計4,261,5734.51,823,2652.6その他16,44417.41,030△0.7消去又は全社△30,255-△19,878-合計4,247,7624.81,804,4172.8 (ハ)販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)戸建住宅事業478,952△0.0賃貸・事業用建物事業564,8133.6建築・土木事業302,293△7.0賃貸住宅管理事業712,6213.7リフォーム事業187,9582.2開発事業681,98917.1(仲介・不動産事業)394,50910.8(マンション事業)122,84419.9(都市再開発事業)164,63432.7国際事業1,286,3580.6報告セグメント計4,214,9873.3その他16,45117.0消去又は全社△33,516-合計4,197,9223.4 (注) 主な相手先別の販売実績は、当該販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10未満であるため記載  を省略しました。 (参考) 提出会社個別の事業の受注高、売上高、繰越高の状況は次のとおりです。期別事業別の名称前期繰越高(百万円)当期受注高(百万円)計(百万円)当期売上高(百万円)次期繰越高(百万円)手持高第74期自 2024年2月1日至 2025年1月31日住宅請負事業731,8701,071,0551,802,9261,016,650786,275不動産事業112,402338,017450,419295,522154,897合計844,2721,409,0732,253,3461,312,172941,173第75期自 2025年2月1日至 2026年1月31日住宅請負事業786,2751,073,6881,859,9641,027,880832,084不動産事業154,897375,597530,495369,341161,154合計941,1731,449,2862,390,4601,397,221993,238 (注) 1 前事業年度以前に受注した工事で、契約の更改により請負金額に変更のあるものについては、その増減額を「当期受注高」並びに「当期売上高」に含めています。2 損益計算書において、住宅請負事業は「完成工事高」、不動産事業は「不動産事業売上高」として表示しています。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。① 経営成績当連結会計年度の連結売上高は、国内事業のストック型ビジネスと開発型ビジネスの増収により、前期比139,339百万円増加の4,197,922百万円(前期比3.4%増)となりました。連結営業利益は、米国戸建住宅事業を取り巻く厳しい事業環境の影響等により国際事業が減益となったものの、物件売却が順調に進捗した開発型ビジネスの増益、請負型ビジネス及びストック型ビジネスでの利益率の改善による増益により、前期比10,036百万円増加の341,402百万円(前期比3.0%増)となりました。連結経常利益は、連結営業利益の増加に加え、持分法投資利益の計上等により、前期比26,172百万円増加の327,800百万円(前期比8.7%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株式の売却による投資有価証券売却益の減少等によって特別利益が11,899百万円減少したものの、M.D.C. Holdings, Inc.の買収関連費用の反動減等によって特別損失が18,878百万円減少したことにより、前期比14,390百万円増加の232,095百万円(前期比6.6%増)となりました。 (参考) 連結売上高、連結営業利益をビジネスモデル及びセグメントごとに示すと、次のとおりです。 売上高営業利益2025年1月期2026年1月期前期比(%)2025年1月期2026年1月期前期比(%)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)請負型戸建住宅事業479,091478,952△0.046,06948,0354.3賃貸・事業用建物事業544,934564,8133.681,79687,8267.4建築・土木事業325,024302,293△7.015,21822,04944.9小計1,349,0501,346,059△0.2143,084157,91110.4ストック型賃貸住宅管理事業687,119712,6213.756,80468,99621.5リフォーム事業183,868187,9582.226,62427,9665.0小計870,988900,5803.483,42996,96216.2開発型仲介・不動産事業356,060394,50910.828,97130,9156.7マンション事業102,494122,84419.914,64818,06223.3都市再開発事業124,021164,63432.726,66545,99272.5開発事業 計582,576681,98917.170,28594,97035.1国際事業1,278,5111,286,3580.678,94539,102△50.5その他14,06616,45117.02,4663,20329.9消去又は全社△36,610△33,516-△46,844△50,747-連結4,058,5834,197,9223.4331,366341,4023.0 ② 財政状態資産、負債及び純資産の状況当連結会計年度末における資産総額は、前連結会計年度末と比較して4.1%増の5,006,637百万円となりました。流動資産は、販売用不動産の増加等により、3,907,449百万円と増加(前期比5.3%増)しました。固定資産は、退職給付に係る資産の増加等により、1,099,188百万円と増加(前期比0.2%増)しました。負債総額は、未払法人税等及び有利子負債の増加等により、前連結会計年度末と比較して1.0%増の2,818,400百万円となりました。純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益を232,095百万円計上したことによる利益剰余金の増加等により2,188,237百万円と増加(前期比8.4%増)しました。 ③ キャッシュ・フロー当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 ④ 資本の財源及び資金の流動性当社グループの資金需要のうち主なものは、運転資金及び不動産(棚卸資産を含む)の取得・開発をはじめとする投資資金等であります。これらの資金需要に対し、運転資金については、自己資金の活用又は借入金、コマーシャル・ペーパーにより調達し、投資資金等については、主に社債、借入金により調達しています。うち、コマーシャル・ペーパーについては、機動的な資金調達手段の拡充を目的として、2025年4月に発行限度額を1,500億円から2,500億円へ増額しました。そのほか、複数の金融機関とコミットメントライン契約及び当座貸越契約を締結し、十分な資金の流動性を確保しています。なお、M.D.C. Holdings, Inc.の買収に係る資金については、2025年2月にパーマネント化を完了しました。パーマネント化に際しては、政府系金融機関からの借入を活用するなど、多様な調達手段から時機に応じて最適な手段を選択することで、安定的な財源の確保及び調達コストの低減を図りました。また、長期資金については年度別償還額の集中を避けることで借換リスクの低減を図っています。次年度以降は、2026年3月に発表した第7次中期経営計画を基本方針とし、株主還元・成長投資・財務健全性のバランスを図りながら、持続的な企業価値向上に資する資金運用及び資金調達を実施します。 ⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)目標とする経営指標」に記載のとおりです。当連結会計年度においては、2025年9月に上方修正した2026年1月期の業績目標(連結売上高43,310億円、連結営業利益3,400億円、連結経常利益3,210億円、親会社株主に帰属する当期純利益2,320億円)に対し、実績は連結売上高41,979億円、連結営業利益3,414億円、連結経常利益3,278億円、親会社株主に帰属する当期純利益2,320億円となりました。また、EPSは358.07円(目標357.97円)、ROAは7.7%(目標7.8%)、ROEは11.3%(目標11.9%)、1株当たり配当金は144.00円(目標144.00円)及び配当性向は40.2%(目標40.2%)となりました。引き続き、目標数値の達成を目指します。 ⑥ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しています。この連結財務諸表の作成にあたり、資産、負債、収益及び費用の報告額に不確実性がある場合、作成時に入手可能な情報に基づいて、その合理的な金額を算出するために見積り及び仮定を用いていますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成に用いた会計上の見積り及び仮定のうち、特に重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等」の「(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。
役員の状況 FY2025 / 約14,909字
(2) 【役員の状況】① 役員一覧(イ)提出日現在の役員の状況  提出日現在の役員の状況は以下のとおりです。 男性11名 女性4名 (役員のうち女性の比率26.7%)役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)代表取締役兼CEO社長執行役員 仲井 嘉浩1965年4月30日生1988年4月当社入社2012年2月当社経営企画部長就任2014年4月当社執行役員就任、経営企画部長委嘱2016年4月当社常務執行役員就任、経営企画・経理財務担当2016年4月当社取締役就任2018年2月当社代表取締役社長就任2021年4月当社代表取締役就任、社長執行役員兼CEO就任戦略部門・請負型ビジネス部門担当2025年4月当社代表取締役兼CEO就任、社長執行役員就任、現在に至る。(注)3164代表取締役副社長執行役員財務部門・人事部門・監査管掌、管理部門担当田中 聡1958年2月27日生1981年4月三井物産株式会社入社2004年4月同社IR部長就任2007年4月同社経営企画部長就任2010年7月同社コンシューマーサービス事業副本部長就任2011年4月同社執行役員、コンシューマーサービス事業本部長就任2013年4月同社常務執行役員、コンシューマーサービス事業本部長就任2015年4月同社専務執行役員、アジア・大洋州本部長兼アジア・大洋州三井物産株式会社社長就任2017年4月同社副社長執行役員、CAO、CIO、CPO就任2017年6月同社代表取締役副社長執行役員就任2019年6月同社顧問就任2020年3月株式会社クラレ社外取締役就任、現在に至る。2020年4月当社社外取締役就任2021年1月IHH Healthcare Berhad社外取締役就任、現在に至る。2021年4月当社代表取締役就任、副社長執行役員就任、現在に至る。管理・人事部門担当2025年4月財務部門・人事部門・監査管掌、管理部門担当、現在に至る。(注)371 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)取締役専務執行役員開発型ビジネス部門担当、国際事業本部長石井 徹1966年11月3日生1990年4月当社入社2012年5月当社開発事業部長就任2014年4月当社執行役員就任、開発事業部長委嘱2016年4月当社常務執行役員就任2019年2月開発事業担当、国際事業部長委嘱2020年2月開発事業・マンション事業担当、国際事業部長委嘱2020年4月当社専務執行役員就任、現在に至る。開発事業・マンション事業・国際事業担当2020年4月当社取締役就任、現在に至る。2021年2月開発型ビジネス部門担当、現在に至る。2024年5月国際事業本部長委嘱、現在に至る。(注)352取締役専務執行役員篠崎 浩士1963年4月12日生1987年4月当社入社2010年2月当社東京特建支店長就任2018年8月当社東日本建築事業本部長就任2020年4月当社執行役員就任、東日本建築事業本部長委嘱2021年2月建築事業担当2021年4月当社常務執行役員就任2023年2月建築事業・TKC事業担当積水ハウス不動産ホールディングス株式会社取締役副社長就任2023年4月当社専務執行役員就任、現在に至る。2023年4月当社取締役就任、現在に至る。2024年4月積水ハウス不動産ホールディングス株式会社代表取締役社長就任、現在に至る。2024年5月建築事業管掌、TKC事業担当(注)327取締役専務執行役員戸建事業管掌、 リフォーム事業担当 大村 泰志1968年12月1日生1991年4月当社入社2008年8月当社鳥取支店長就任2009年8月当社岡山シャーウッド住宅支店長就任2014年2月当社岡山支店長就任2018年4月当社東四国支店長就任2019年2月当社関西第二営業本部長就任2021年2月当社積和建設事業本部長就任2021年4月当社執行役員就任、積和建設事業本部長委嘱2023年4月当社常務執行役員就任、積水ハウス建設事業本部長委嘱2024年2月積水ハウス建設ホールディングス株式会社代表取締役社長就任2025年4月当社専務執行役員就任、戸建事業管掌、現在に至る。2025年4月当社取締役就任、現在に至る。2026年2月リフォーム事業担当、現在に至る。(注)320 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)社外取締役吉丸由紀子1960年2月1日生1982年4月沖電気工業株式会社入社1998年4月Oki America Inc.取締役 兼 沖電気工業株式会社ニューヨーク事務所長就任2004年10月日産自動車株式会社ダイバーシティディベロップメントオフィス室長就任2008年4月株式会社ニフコ入社2011年6月同社執行役員就任2018年4月当社社外取締役就任、現在に至る。2019年6月三井化学株式会社社外取締役就任2021年6月ダイワボウホールディングス株式会社社外取締役就任、現在に至る。2024年6月株式会社ニチレイ社外取締役就任、現在に至る。(注)310社外取締役北沢 利文1953年11月18日生1977年4月東京海上火災保険株式会社入社2008年6月東京海上日動あんしん生命保険株式会社常務取締役就任2009年6月同社専務取締役就任2010年6月同社取締役社長就任2010年6月東京海上ホールディングス株式会社取締役就任2014年4月東京海上日動火災保険株式会社取締役副社長就任2014年6月東京海上ホールディングス株式会社副社長執行役員就任2016年4月東京海上日動火災保険株式会社取締役社長就任2016年6月東京海上ホールディングス株式会社取締役就任2019年4月東京海上日動火災保険株式会社取締役副会長就任2019年6月株式会社三菱UFJ銀行社外取締役(監査等委員)就任2019年6月三菱倉庫株式会社社外取締役就任、現在に至る。2020年4月当社社外取締役就任、現在に至る。2022年4月東京海上日動火災保険株式会社相談役就任、現在に至る。(注)34 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)社外取締役中島 好美1956年12月16日生1980年4月安田信託銀行株式会社(現 みずほ信託銀行株式会社)入行1982年2月エイボン・プロダクツ株式会社(現 エムエフジー&ミッション株式会社)入社1997年5月シティバンク,N.A. バイスプレジデント就任2000年6月ソシエテ ジェネラル証券会社シニアジェネラルマネジャー就任2002年4月アメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc.(日本)副社長就任2011年8月アメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc.シンガポール カントリー・マネジャー(社長)就任2014年2月アメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc.(日本)上席副社長就任2014年4月アメリカン・エキスプレス・ジャパン株式会社代表取締役社長就任2017年6月ヤマハ株式会社社外取締役就任2017年6月イオンフィナンシャルサービス株式会社社外取締役就任、現在に至る。2018年6月日本貨物鉄道株式会社社外取締役就任、現在に至る。2018年9月株式会社アルバック社外取締役就任、現在に至る。2021年4月事業構想大学院大学特任教授就任、現在に至る。2021年4月当社社外取締役就任、現在に至る。(注)33社外取締役阿部 伸一1968年8月7日生1993年5月Axiomatics Corporation入社1995年11月朝日監査法人入所1998年1月日本ジェイ・ディ・エドワーズ株式会社入社2003年11月日本ピープルソフト株式会社入社2005年4月株式会社アベイラス執行役員海外事業担当就任2005年12月日本オラクルインフォメーションシステムズ株式会社アプリケーションビジネス事業ディレクター就任2006年8月日本オラクル株式会社執行役員アプリケーション事業統括本部グローバルストラテジックアカウント営業本部長就任2011年2月グーグル合同会社エンタープライズ部門マネージングディレクター就任2017年1月グーグル・クラウド・ジャパン合同会社代表就任2020年4月株式会社エムネス代表取締役社長就任、現在に至る。2022年4月当社社外取締役就任、現在に至る。2025年6月マクニカホールディングス株式会社社外取締役就任、現在に至る。(注)32 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)社外取締役黒田由貴子1963年9月24日生1986年4月ソニー株式会社入社1991年1月株式会社ピープルフォーカス・コンサルティング代表取締役就任2010年6月アステラス製薬株式会社社外監査役就任2011年3月株式会社シーエーシー(現 株式会社CAC Holdings)社外取締役就任2012年4月株式会社ピープルフォーカス・コンサルティング取締役・ファウンダー就任2013年6月丸紅株式会社社外取締役就任2015年6月三井化学株式会社社外取締役就任2018年6月株式会社セブン銀行社外取締役就任2018年6月テルモ株式会社社外取締役就任2022年6月株式会社大林組社外取締役就任、現在に至る。2022年8月日本オラクル株式会社社外取締役就任、現在に至る。2024年3月株式会社ピープルフォーカス・コンサルティング顧問・ファウンダー就任、現在に至る。2025年4月当社社外取締役就任、現在に至る。2025年6月参天製薬株式会社社外取締役就任、現在に至る。(注)30常任監査役荻野 隆1959年11月25日生1982年4月当社入社2014年8月当社宇都宮支店長就任2020年2月当社監査部次長就任2021年2月当社監査部長就任2021年4月当社業務役員就任2022年4月当社常任監査役就任、現在に至る。(注)46常任監査役皆川 修1962年9月19日生1991年1月当社入社2004年8月当社東京南支店長就任2009年8月当社東京営業本部長就任2012年4月当社執行役員就任、東京営業本部長委嘱2018年4月当社常務執行役員就任2019年8月関連企業担当、監査部長委嘱2021年2月監査・人事・不動産担当2022年2月監査・人財開発・人事総務・不動産担当2025年2月監査・人財開発・人事総務担当2025年4月人事部門・監査担当2025年4月当社常任監査役就任、現在に至る。(注)635 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株) 常任監査役 社外監査役 鶴田 龍一1954年11月24日生1978年4月松下電器産業株式会社(現 パナソニック株式会社)入社2000年10月同社財務・IRグループIR室長就任2007年4月同社国際渉外グループ部長就任2011年1月同社監査役室長就任2014年11月同社顧問就任2015年5月株式会社瑞光社外監査役就任2018年4月当社社外監査役就任、現在に至る。2018年4月CGコンサルティング代表就任、現在に至る。2019年1月事業構想大学院大学特命講師就任、現在に至る。2022年4月当社常任監査役就任、現在に至る。(注)4―社外監査役和田 頼知1955年10月23日生1978年4月等松・青木監査法人(現 有限責任監査法人トーマツ)入所1996年6月監査法人トーマツ(現 有限責任監査法人トーマツ)パートナー就任2019年6月株式会社日本触媒 社外監査役就任2020年4月当社社外監査役就任、現在に至る。2023年3月トラスコ中山株式会社 社外監査役就任、現在に至る。(注)5―社外監査役玉井 裕子1965年11月28日生1994年4月長島・大野法律事務所(現 長島・大野・常松法律事務所)入所2000年9月Covington&Burling LLP勤務2001年5月長島・大野・常松法律事務所復帰2003年1月長島・大野・常松法律事務所パートナー就任、現在に至る。2015年6月株式会社国際協力銀行社外監査役就任2017年6月三井製糖株式会社(現 DM三井製糖ホールディングス株式会社)社外取締役就任2022年6月三井物産株式会社社外監査役就任、現在に至る。2025年4月当社社外監査役就任、現在に至る。(注)6―計400 (注) 1 取締役 吉丸由紀子氏、北沢利文氏、中島好美氏、阿部伸一氏及び黒田由貴子氏は、社外取締役です。2 監査役 鶴田龍一氏、和田頼知氏及び玉井裕子氏は、社外監査役です。3 取締役の任期は、2025年1月期に係る定時株主総会終結の時から2026年1月期に係る定時株主総会終結の時までです。4 監査役 荻野隆氏及び鶴田龍一氏の任期は、2022年1月期に係る定時株主総会終結の時から2026年1月期に係る定時株主総会終結の時までです。5 監査役 和田頼知氏の任期は、2024年1月期に係る定時株主総会終結の時から2028年1月期に係る定時株主総会終結の時までです。6 監査役 皆川修氏及び玉井裕子氏の任期は、2025年1月期に係る定時株主総会終結の時から2029年1月期に係る定時株主総会終結の時までです。7 「所有株式数」欄には、2026年4月の役員持株会の買付けによる株式数は含めていません。 8 上記の取締役を兼務する執行役員のほか、専任の執行役員が34名おり、その役位、氏名及び担当業務は次のとおりです。  [委任型執行役員]役位氏名担当業務専務執行役員野 間   賢技術・生産部門管掌専務執行役員豊 田 治 彦秘書・ESG経営推進担当、渉外部長専務執行役員吉 本 継 蔵コーポレート本部長常務執行役員小 田 広 昭社長補佐、総合政策担当常務執行役員廣 田 耕 平経営戦略担当常務執行役員近 藤 隆 裕戸建事業担当、関西第一営業本部長常務執行役員辻 徹国際開発事業部長常務執行役員吉 田 裕 明プラットフォームハウス推進部長常務執行役員足 立 紀 生コミュニケーションデザイン部長 兼 CXデザイン室長常務執行役員藤 田 徹財務部門担当常務執行役員松 村 耕 也技術・生産部門担当常務執行役員伊 藤 一 徳SEKISUI HOUSE AUSTRALIA HOLDINGS PTY LIMITED CEO常務執行役員田 森 直 紀マンション・開発統括事業本部長   [雇用型執行役員]役位氏名担当業務執行役員糠 信 巧上信越営業本部長執行役員生 水 誠 通中部第一営業本部長執行役員伊 丸 和 宏中部第二営業本部長執行役員神 谷 佳 之SEKISUI HOUSE U.S.,Inc.CSO執行役員吉 安 祐 二国際事業本部付執行役員久米本 憲 一NORTH AMERICA SEKISUI HOUSE, LLC CEO執行役員安 信 秀 昭経営戦略本部長執行役員松 井 直 哉プラットフォームハウス推進部 次長執行役員小 松 洋 一ITデザイン部長執行役員山 田 実 和ESG経営推進本部長執行役員菊 地 正 宏グループ経営管理部長執行役員竹 内 順 二人事部門・監査担当、人財開発部長執行役員河 村 直 樹コーポレート管理部長執行役員岸 隆 裕監査部長執行役員中 山 英 彦R&D本部長執行役員岡 澤 健 治技術管理本部長執行役員河 野 秀 明技術人財開発部長 役位氏名担当業務執行役員中 田 篤 志生産調達本部長執行役員吉 田 篤 史積水ハウス不動産ホールディングス株式会社 取締役経理・財務担当、経理財務部長執行役員大 高 一 朗積水ハウス不動産株式会社 代表取締役社長執行役員岩 田 慶 隆積水ハウスリフォーム株式会社 取締役副社長 (ロ)定時株主総会後の役員の状況当社は、2026年4月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役10名選任の件」及び「監査役2名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決された場合、以下のとおりとなる予定です。なお、当該定時株主総会の直後に開催が予定されている取締役会及び監査役会の決議事項の内容を含めて記載しています。 男性11名 女性4名 (役員のうち女性の比率26.7%)役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)代表取締役兼CEO社長執行役員 仲井 嘉浩1965年4月30日生1988年4月当社入社2012年2月当社経営企画部長就任2014年4月当社執行役員就任、経営企画部長委嘱2016年4月当社常務執行役員就任、経営企画・経理財務担当2016年4月当社取締役就任2018年2月当社代表取締役社長就任2021年4月当社代表取締役就任、社長執行役員兼CEO就任戦略部門・請負型ビジネス部門担当2025年4月当社代表取締役兼CEO就任、社長執行役員就任、現在に至る。(注)3164代表取締役副社長執行役員財務部門・人事部門・監査管掌、管理部門担当田中 聡1958年2月27日生1981年4月三井物産株式会社入社2004年4月同社IR部長就任2007年4月同社経営企画部長就任2010年7月同社コンシューマーサービス事業副本部長就任2011年4月同社執行役員、コンシューマーサービス事業本部長就任2013年4月同社常務執行役員、コンシューマーサービス事業本部長就任2015年4月同社専務執行役員、アジア・大洋州本部長兼アジア・大洋州三井物産株式会社社長就任2017年4月同社副社長執行役員、CAO、CIO、CPO就任2017年6月同社代表取締役副社長執行役員就任2019年6月同社顧問就任2020年3月株式会社クラレ社外取締役就任、現在に至る。2020年4月当社社外取締役就任2021年1月IHH Healthcare Berhad社外取締役就任、現在に至る。2021年4月当社代表取締役就任、副社長執行役員就任、現在に至る。管理・人事部門担当2025年4月財務部門・人事部門・監査管掌、管理部門担当、現在に至る。(注)371 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)取締役専務執行役員開発型ビジネス部門担当、国際事業本部長石井 徹1966年11月3日生1990年4月当社入社2012年5月当社開発事業部長就任2014年4月当社執行役員就任、開発事業部長委嘱2016年4月当社常務執行役員就任2019年2月開発事業担当、国際事業部長委嘱2020年2月開発事業・マンション事業担当、国際事業部長委嘱2020年4月当社専務執行役員就任、現在に至る。開発事業・マンション事業・国際事業担当2020年4月当社取締役就任、現在に至る。2021年2月開発型ビジネス部門担当、現在に至る。2024年5月国際事業本部長委嘱、現在に至る。(注)352取締役専務執行役員戸建事業管掌、 リフォーム事業担当大村 泰志1968年12月1日生1991年4月当社入社2008年8月当社鳥取支店長就任2009年8月当社岡山シャーウッド住宅支店長就任2014年2月当社岡山支店長就任2018年4月当社東四国支店長就任2019年2月当社関西第二営業本部長就任2021年2月当社積和建設事業本部長就任2021年4月当社執行役員就任、積和建設事業本部長委嘱2023年4月当社常務執行役員就任、積水ハウス建設事業本部長委嘱2024年2月積水ハウス建設ホールディングス株式会社代表取締役社長就任2025年4月当社専務執行役員就任、戸建事業管掌、現在に至る。2025年4月当社取締役就任、現在に至る。2026年2月リフォーム事業担当、現在に至る。(注)320取締役専務執行役員技術・生産部門管掌 野間  賢1963年9月13日生1988年4月当社入社2019年11月当社総合住宅研究所長就任2021年4月当社執行役員就任、総合住宅研究所長委嘱2021年10月R&D本部長委嘱2022年4月当社常務執行役員就任2023年9月生産調達担当、R&D本部長委嘱2024年4月当社専務執行役員就任、現在に至る。技術・生産部門担当、R&D本部長委嘱2025年2月技術・生産部門担当2026年2月技術・生産部門管掌、現在に至る。2026年4月当社取締役就任、現在に至る。(注)315 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)社外取締役吉丸由紀子1960年2月1日生1982年4月沖電気工業株式会社入社1998年4月Oki America Inc.取締役 兼 沖電気工業株式会社ニューヨーク事務所長就任2004年10月日産自動車株式会社ダイバーシティディベロップメントオフィス室長就任2008年4月株式会社ニフコ入社2011年6月同社執行役員就任2018年4月当社社外取締役就任、現在に至る。2019年6月三井化学株式会社社外取締役就任2021年6月ダイワボウホールディングス株式会社社外取締役就任、現在に至る。2024年6月株式会社ニチレイ社外取締役就任、現在に至る。(注)310社外取締役北沢 利文1953年11月18日生1977年4月東京海上火災保険株式会社入社2008年6月東京海上日動あんしん生命保険株式会社常務取締役就任2009年6月同社専務取締役就任2010年6月同社取締役社長就任2010年6月東京海上ホールディングス株式会社取締役就任2014年4月東京海上日動火災保険株式会社取締役副社長就任2014年6月東京海上ホールディングス株式会社副社長執行役員就任2016年4月東京海上日動火災保険株式会社取締役社長就任2016年6月東京海上ホールディングス株式会社取締役就任2019年4月東京海上日動火災保険株式会社取締役副会長就任2019年6月株式会社三菱UFJ銀行社外取締役(監査等委員)就任2019年6月三菱倉庫株式会社社外取締役就任、現在に至る。2020年4月当社社外取締役就任、現在に至る。2022年4月東京海上日動火災保険株式会社相談役就任、現在に至る。(注)34 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)社外取締役中島 好美1956年12月16日生1980年4月安田信託銀行株式会社(現 みずほ信託銀行株式会社)入行1982年2月エイボン・プロダクツ株式会社(現 エムエフジー&ミッション株式会社)入社1997年5月シティバンク,N.A. バイスプレジデント就任2000年6月ソシエテ ジェネラル証券会社シニアジェネラルマネジャー就任2002年4月アメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc.(日本)副社長就任2011年8月アメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc.シンガポール カントリー・マネジャー(社長)就任2014年2月アメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc.(日本)上席副社長就任2014年4月アメリカン・エキスプレス・ジャパン株式会社代表取締役社長就任2017年6月ヤマハ株式会社社外取締役就任2017年6月イオンフィナンシャルサービス株式会社社外取締役就任、現在に至る。2018年6月日本貨物鉄道株式会社社外取締役就任、現在に至る。2018年9月株式会社アルバック社外取締役就任、現在に至る。2021年4月事業構想大学院大学特任教授就任、現在に至る。2021年4月当社社外取締役就任、現在に至る。(注)33社外取締役阿部 伸一1968年8月7日生1993年5月Axiomatics Corporation入社1995年11月朝日監査法人入所1998年1月日本ジェイ・ディ・エドワーズ株式会社入社2003年11月日本ピープルソフト株式会社入社2005年4月株式会社アベイラス執行役員海外事業担当就任2005年12月日本オラクルインフォメーションシステムズ株式会社アプリケーションビジネス事業ディレクター就任2006年8月日本オラクル株式会社執行役員アプリケーション事業統括本部グローバルストラテジックアカウント営業本部長就任2011年2月グーグル合同会社エンタープライズ部門マネージングディレクター就任2017年1月グーグル・クラウド・ジャパン合同会社代表就任2020年4月株式会社エムネス代表取締役社長就任、現在に至る。2022年4月当社社外取締役就任、現在に至る。2025年6月マクニカホールディングス株式会社社外取締役就任、現在に至る。(注)32 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)社外取締役黒田由貴子1963年9月24日生1986年4月ソニー株式会社入社1991年1月株式会社ピープルフォーカス・コンサルティング代表取締役就任2010年6月アステラス製薬株式会社社外監査役就任2011年3月株式会社シーエーシー(現 株式会社CAC Holdings)社外取締役就任2012年4月株式会社ピープルフォーカス・コンサルティング取締役・ファウンダー就任2013年6月丸紅株式会社社外取締役就任2015年6月三井化学株式会社社外取締役就任2018年6月株式会社セブン銀行社外取締役就任2018年6月テルモ株式会社社外取締役就任2022年6月株式会社大林組社外取締役就任、現在に至る。2022年8月日本オラクル株式会社社外取締役就任、現在に至る。2024年3月株式会社ピープルフォーカス・コンサルティング顧問・ファウンダー就任、現在に至る。2025年4月当社社外取締役就任、現在に至る。2025年6月参天製薬株式会社社外取締役就任、現在に至る。(注)30常任監査役荻野 隆1959年11月25日生1982年4月当社入社2014年8月当社宇都宮支店長就任2020年2月当社監査部次長就任2021年2月当社監査部長就任2021年4月当社業務役員就任2022年4月当社常任監査役就任、現在に至る。(注)66常任監査役皆川 修1962年9月19日生1991年1月当社入社2004年8月当社東京南支店長就任2009年8月当社東京営業本部長就任2012年4月当社執行役員就任、東京営業本部長委嘱2018年4月当社常務執行役員就任2019年8月関連企業担当、監査部長委嘱2021年2月監査・人事・不動産担当2022年2月監査・人財開発・人事総務・不動産担当2025年2月監査・人財開発・人事総務担当2025年4月人事部門・監査担当2025年4月当社常任監査役就任、現在に至る。(注)535 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)社外監査役和田 頼知1955年10月23日生1978年4月等松・青木監査法人(現 有限責任監査法人トーマツ)入所1996年6月監査法人トーマツ(現 有限責任監査法人トーマツ)パートナー就任2019年6月株式会社日本触媒 社外監査役就任2020年4月当社社外監査役就任、現在に至る。2023年3月トラスコ中山株式会社 社外監査役就任、現在に至る。(注)4―社外監査役玉井 裕子1965年11月28日生1994年4月長島・大野法律事務所(現 長島・大野・常松法律事務所)入所2000年9月Covington&Burling LLP勤務2001年5月長島・大野・常松法律事務所復帰2003年1月長島・大野・常松法律事務所パートナー就任、現在に至る。2015年6月株式会社国際協力銀行社外監査役就任2017年6月三井製糖株式会社(現 DM三井製糖ホールディングス株式会社)社外取締役就任2022年6月三井物産株式会社社外監査役就任、現在に至る。2025年4月当社社外監査役就任、現在に至る。(注)5― 社外監査役 花田 信夫1960年4月8日生1983年4月富士写真フイルム株式会社(現 富士フイルムホールディングス株式会社)入社2006年10月富士フイルム株式会社経理部担当部長就任2012年11月富士フイルムホールディングス株式会社経営企画部経理グループ担当部長就任2013年6月富士フイルムホールディングス株式会社監査部長就任富士フイルム株式会社監査部長就任2017年9月富士フイルムホールディングス株式会社グローバル監査部長就任2020年6月富士フイルムホールディングス株式会社常勤監査役就任富士フイルム株式会社常勤監査役就任2026年4月当社社外監査役就任、現在に至る。(注)6―計388 (注) 1 取締役 吉丸由紀子氏、北沢利文氏、中島好美氏、阿部伸一氏及び黒田由貴子氏は、社外取締役です。2 監査役 和田頼知氏、玉井裕子氏及び花田信夫氏は、社外監査役です。3 取締役の任期は、2026年1月期に係る定時株主総会終結の時から2027年1月期に係る定時株主総会終結の時までです。4 監査役 和田頼知氏の任期は、2024年1月期に係る定時株主総会終結の時から2028年1月期に係る定時株主総会終結の時までです。5 監査役 皆川修氏及び玉井裕子氏の任期は、2025年1月期に係る定時株主総会終結の時から2029年1月期に係る定時株主総会終結の時までです。6 監査役 荻野隆氏及び花田信夫氏の任期は、2026年1月期に係る定時株主総会終結の時から2030年1月期に係る定時株主総会終結の時までです。7 「所有株式数」欄には、2026年4月の役員持株会の買付けによる株式数は含めていません。 8 上記の取締役を兼務する執行役員のほか、専任の執行役員が33名おり、その役位、氏名及び担当業務は次のとおりです。  [委任型執行役員]役位氏名担当業務専務執行役員豊 田 治 彦秘書・ESG経営推進担当、渉外部長専務執行役員吉 本 継 蔵コーポレート本部長常務執行役員小 田 広 昭社長補佐、総合政策担当常務執行役員廣 田 耕 平経営戦略担当常務執行役員近 藤 隆 裕戸建事業担当、関西第一営業本部長常務執行役員辻 徹国際開発事業部長常務執行役員吉 田 裕 明プラットフォームハウス推進部長常務執行役員足 立 紀 生コミュニケーションデザイン部長 兼 CXデザイン室長常務執行役員藤 田 徹財務部門担当常務執行役員松 村 耕 也技術・生産部門担当常務執行役員伊 藤 一 徳SEKISUI HOUSE AUSTRALIA HOLDINGS PTY LIMITED CEO常務執行役員田 森 直 紀マンション・開発統括事業本部長   [雇用型執行役員]役位氏名担当業務執行役員糠 信 巧上信越営業本部長執行役員生 水 誠 通中部第一営業本部長執行役員伊 丸 和 宏中部第二営業本部長執行役員神 谷 佳 之SEKISUI HOUSE U.S.,Inc.CSO執行役員吉 安 祐 二国際事業本部付執行役員久米本 憲 一NORTH AMERICA SEKISUI HOUSE, LLC CEO執行役員安 信 秀 昭経営戦略本部長執行役員松 井 直 哉プラットフォームハウス推進部 次長執行役員小 松 洋 一ITデザイン部長執行役員山 田 実 和ESG経営推進本部長執行役員菊 地 正 宏グループ経営管理部長執行役員竹 内 順 二人事部門・監査担当、人財開発部長執行役員河 村 直 樹コーポレート管理部長執行役員岸 隆 裕監査部長執行役員中 山 英 彦R&D本部長執行役員岡 澤 健 治技術管理本部長執行役員河 野 秀 明技術人財開発部長 役位氏名担当業務執行役員中 田 篤 志生産調達本部長執行役員吉 田 篤 史積水ハウス不動産ホールディングス株式会社 取締役経理・財務担当、経理財務部長執行役員大 高 一 朗積水ハウス不動産株式会社 代表取締役社長執行役員岩 田 慶 隆積水ハウスリフォーム株式会社 取締役副社長 ② 社外役員の状況(イ)社外取締役提出日現在、当社の社外取締役は次の5名です。(吉丸由紀子氏)・国内外企業役員としての経営経験、大手日系企業米国法人等でのM&A等を含む幅広いグローバル経験、特に人財マネジメント、ダイバーシティ及びコーポレートガバナンス分野における豊富な知識・経験を、当社の経営監督機能の強化に活かしていただくため、社外取締役として選任しています。・当社株式を所有しており、その所有株式数は「① 役員一覧」に記載しています。(北沢利文氏)・大手保険会社にて要職を歴任したことから得た経営者としての豊富な実績と経験、グローバル事業、M&A及びリスク管理・コンプライアンス分野を含む幅広い知識・経験を、当社の経営監督機能の強化に活かしていただくため、社外取締役として選任しています。・当社株式を所有しており、その所有株式数は「① 役員一覧」に記載しています。(中島好美氏)・国内外の企業にて要職を歴任したことから得た経営者としての豊富な実績と経験(特にグローバルな金融機関のアジア地区及び日本法人の責任者としての財務戦略、M&A等の分野での経験)及び経営幹部の多様性が当然とされる環境下における企業経営の最前線での経験を、当社の経営監督機能の強化に活かしていただくため、社外取締役として選任しています。・当社株式を所有しており、その所有株式数は「① 役員一覧」に記載しています。(阿部伸一氏)・海外のコンサルティングファームやソフトウエアベンダーを経て、Googleのクラウド事業の立ち上げに携わり、当該事業におけるアジア太平洋地域の統括職を務める等のIT・デジタル分野のグローバルなビジネス環境における豊富な知識・経験を、当社の経営監督機能の強化に活かしていただくため、社外取締役として選任しています。・当社株式を所有しており、その所有株式数は「① 役員一覧」に記載しています。(黒田由貴子氏)・経営者として、組織開発、グローバル人材育成並びにダイバーシティ推進等のコンサルティング事業を手掛けた経験及び複数の上場企業の社外役員に就任することで得た幅広い業種・業態の企業経営に関する知見を、当社の経営監督機能の強化に活かしていただくため、社外取締役として選任しています。 2026年4月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役10名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決された場合、吉丸由紀子氏、北沢利文氏、中島好美氏、阿部伸一氏及び黒田由貴子氏は再任され、当社の社外取締役は5名となる予定です。 (ロ)社外監査役提出日現在、当社の社外監査役は次の3名です。(鶴田龍一氏)・財務・会計、ディスクロージャー、監査、海外事業等に関する豊富な知識・経験及び他の会社の監査役としての経験を当社の監査体制の強化に活かしていただくため、社外監査役として選任しています。(和田頼知氏)・公認会計士としての財務・会計に関する専門的知見及び他の会社の監査役としての知識・経験を当社の監査体制の強化に活かしていただくため、社外監査役として選任しています。(玉井裕子氏)・弁護士としての専門的知見・豊富な経験を当社の監査体制の強化に活かしていただくため、社外監査役として選任しています。 2026年4月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査役2名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決された場合、任期満了で退任する鶴田龍一氏に代わり、新たに花田信夫氏が社外監査役に就任し、当社の社外監査役は3名となる予定です。(花田信夫氏)・精密化学メーカーにおける経理・会計、経営企画、グローバル監査等の幅広い業務実績及び常勤監査役としての知識・経験を当社の監査体制の強化に活かしていただくため、社外監査役として選任しています。 (ハ)社外取締役及び社外監査役の独立性に関する基準・社外取締役及び社外監査役の選任に関して、当社からの独立性に関する基準を「積水ハウス株式会社 コーポレートガバナンス基本方針」にて定めています。また、東京証券取引所等の定めに基づく独立役員制度の基準に照らして一般株主と利益相反が生じるおそれがないと客観的に言い得ることから、社外取締役及び社外監査役全員を独立役員として指定し、届け出ています。 ③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係社外取締役は、取締役会に出席し、取締役会の意思決定及び執行役員や内部統制部門等による業務執行の監督において、社外取締役として期待される役割を担っています。社外監査役は、取締役会及び監査役会に出席するほか、業務執行状況の報告を受け、内部監査部門及び会計監査人と連携して、取締役の職務の執行状況の監視において、社外監査役として期待される役割を担っています。なお、社外監査役が出席する取締役会その他の重要な会議の開催に際しては、原則、事前に資料を配布したうえで、取締役会事務局より概要説明を行っています。

※ 出典: EDINET DB API より取得した有価証券報告書(2025年度)。 全文は 金融庁 EDINET でご確認ください。