キッコーマン株式会社 2801
データ取得日: 2026-05-24 | 過去14年分の財務データを掲載
AI 業績サマリー
自己資本比率は74.8%と非常に高く、財務健全性は申し分ない。売上高は前年比+7.3%の7,090億円、純利益は同+9.3%の617億円と微増傾向にある。ROEは12.3%と高い水準を維持しており、資本効率も良好だ。営業利益率は10.4%と標準的だが、改善傾向が見られる点は評価できる。
国内外で食料品製造・販売、海外では食料品卸売も展開しており、しょうゆをグローバル・スタンダードの調味料とすることを目指している。事業リスクとしては、自然災害、原材料価格の変動、競争環境の変化、サステナビリティへの対応などが挙げられている。中期経営計画では、売上成長率(為替差除き)年平均5%以上、事業利益率 10%以上、ROE 12%以上を目標としている。
北米での第三工場稼働やアセアンでの2桁成長など、海外事業の拡大が今後の成長を牽引するかが注目される。原材料価格高騰や気候変動による影響も考慮しつつ、収益性の維持・向上を図る必要がある。
English version
※ EDINET DB API が生成・提供する AI要約です。投資判断は必ず一次情報(有価証券報告書・決算短信)をご確認ください。
業績推移
業績予想
| 項目 | 予想値 | 直近通期実績(2025年度) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 7,991億円 | 7,090億円 | +12.7% |
| 営業利益 | 788億円 | 737億円 | +6.9% |
| 純利益 | 613億円 | 617億円 | -0.6% |
| EPS | 65.65円 | 64.99円 | +1.0% |
| 1株配当 (DPS) | 15.00円 | 25.00円 | -40.0% |
| 予想PER* | 21.9倍 | 22.2倍 (実績) | — |
| 予想配当利回り* | 1.04% | 1.73% (実績) | — |
※ 業績予想は企業発表値です。期末決算と同時に発表された次期予想です。 * 印は当サイトが PBR×BPS から推定した株価をもとに独自計算した参考指標です。
財務指標(2025年度)
主要指標
収益性
成長性
| 前年比 | 3Y CAGR | 5Y CAGR | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | +7.3% | +11.1% | +10.0% |
| 営業利益 | +10.4% | — | — |
| 純利益 | +9.3% | +16.6% | — |
| EPS | +449.0% | +17.0% | — |
安全性
派生指標 参考
* 印は当サイトが EDINET から取得した財務データをもとに独自に計算した参考指標です。 EDINETから直接取得した数値ではないため、実際の市場値や各種データソースの公表値と乖離する場合があります。 投資判断は必ず一次情報をご確認ください。
業種比較 業種: 食料品 日経225内同業 10社
| 指標 | 自社 | 日経225 同業平均 (10社) |
EDINET 全体平均 (125社) |
同業平均との偏差 |
|---|---|---|---|---|
| ROE | 12.3% | 12.7% | 6.9% | -0.35pt |
| PER | 22.2倍 | 21.4倍 | — | +0.85 |
| PBR | 2.67倍 | 1.94倍 | — | +0.73 |
| 配当利回り | 1.73% | 3.68% | — | -1.95pt |
| 配当性向 | 38.5% | 77.5% | — | -39.03pt |
| ROA | 9.1% | 4.6% | — | +4.44pt |
| 売上総利益率 | 33.7% | 34.8% | — | -1.09pt |
| 営業利益率 | 10.4% | 9.6% | 5.5% | +0.76pt |
| 純利益率 | 8.7% | 5.8% | — | +2.86pt |
※「日経225 同業平均」は当サイトで日経225採用銘柄から自前集計した値。 「EDINET 全体平均」は EDINET DB API が返す上場企業全体(中小・赤字含む)の平均で、ROE と営業利益率のみ提供されます。 偏差はパーセンテージポイント(pt)または倍率差。
キャッシュフロー(2025年度)
| 年度 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | フリーCF | 設備投資 | 現金等残高 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 740億円 | ▲385億円 | ▲461億円 | 355億円 | 468億円 | 1,062億円 |
| 2024 | 808億円 | ▲430億円 | ▲314億円 | 378億円 | 435億円 | 1,192億円 |
| 2023 | 592億円 | ▲266億円 | ▲204億円 | 326億円 | 382億円 | 993億円 |
| 2022 | 521億円 | ▲161億円 | ▲179億円 | 360億円 | 246億円 | 792億円 |
| 2021 | 572億円 | ▲169億円 | ▲154億円 | 403億円 | 209億円 | 557億円 |
| 2020 | 420億円 | ▲288億円 | ▲114億円 | 132億円 | 275億円 | 281億円 |
| 2019 | 370億円 | ▲257億円 | ▲70億円 | 113億円 | 283億円 | 273億円 |
| 2018 | 376億円 | ▲146億円 | ▲440億円 | 230億円 | — | 228億円 |
| 2017 | 261億円 | 132億円 | ▲304億円 | 394億円 | — | 442億円 |
| 2016 | 377億円 | ▲159億円 | ▲178億円 | 218億円 | — | 352億円 |
| 2015 | 317億円 | ▲50億円 | ▲216億円 | 266億円 | — | 324億円 |
| 2014 | 257億円 | ▲85億円 | ▲216億円 | 171億円 | — | 254億円 |
| 2013 | 247億円 | ▲157億円 | ▲293億円 | 90億円 | — | 278億円 |
| 2012 | 164億円 | ▲246億円 | 258億円 | ▲82億円 | — | 459億円 |
※ フリーCF = 営業CF + 投資CF(投資CFは通常マイナス)。設備投資額は絶対値で表示。
損益計算書(2025年度)
| 項目 | 金額 | 売上比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 7,090億円 | 100.0% |
| 売上原価 | 4,697億円 | 66.3% |
| 売上総利益 | 2,392億円 | 33.7% |
| 販管費 | 1,620億円 | 22.8% |
| 営業利益 | 737億円 | 10.4% |
| 経常利益 | 496億円 | 7.0% |
| 純利益 | 617億円 | 8.7% |
※ 会計基準: IFRS / 有報提出日: 2025-06-20 14:28。 売上原価・売上総利益・販管費が「—」の項目は EDINET に該当データが無いことを示します(金融・通信・IFRS企業など)。
貸借対照表(2025年度)
| 項目 | 金額 | 総資産比 |
|---|---|---|
| 資産 | ||
| 総資産 | 6,794億円 | 100.0% |
| 現金等 | 1,062億円 | 15.6% |
| その他資産 | 5,732億円 | 84.4% |
| 負債・純資産 | ||
| 総負債 | 1,709億円 | 25.2% |
| 有利子負債 | 590億円 | 8.7% |
| その他負債 | 1,119億円 | 16.5% |
| 純資産 | 5,085億円 | 74.8% |
| 自己資本 | 5,085億円 | 74.8% |
| うち利益剰余金 | 4,152億円 | 61.1% |
※「その他資産」「その他負債」は EDINET 取得値から計算で算出(その他資産 = 総資産 − 現金等、その他負債 = 総負債 − 有利子負債)。 利益剰余金は自己資本に含まれる内訳項目です。 総資産 = 総負債 + 純資産 が成立しない場合はデータの整合性をご確認ください。
事業規模・コスト構造(2025年度)
※「1人当たり売上」「売上比%」はサイト内で計算した派生指標です。 研究開発費は製造業以外では非開示の場合があります(サービス業・金融業など)。
信用評価履歴 EDINET DB スコア(過去14年分)
※ EDINET DB API が独自の指標と業種ベンチマークから算出するスコア・ランク・コメントです。 S = 90点以上 / A = 75-89点 / B = 60-74点 / C/D = それ未満。
直近の決算短信
| 開示日時 | タイトル | 区分 | 売上高 | 前年比 | 営業利益 | 前年比 | 純利益 | 前年比 | EPS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-24 15:30 | 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結) | Q4 | 7,455億円 | +5.2% | 759億円 | +3.0% | 616億円 | -0.1% | 66.0 | |
| 2026-02-05 15:30 | 2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) | Q3 | 5,528億円 | +3.2% | 608億円 | -2.8% | 491億円 | -4.4% | 52.5 |
業績概況・今後の見通し(2026-04-24 発表分) 約15,995字
qualitative
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………
2
(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………
2
(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………
5
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………………
5
(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………
6
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………
7
3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………
8
(1)連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………………………
8
(2)連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………………
10
(3)連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………………
11
(4)連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………………………
12
(5)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………
14
(6)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………
16
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………
16
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………
16
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………………
19
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………
19
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当期における世界経済は、一部の地域において弱さがみられるものの、緩やかな持ち直しが続いています。ただし、中東情勢を始め不透明感が高まっています。
そのような状況の中で、当社グループの売上は、国内については、食料品製造・販売事業全体で前年同期を上回りました。海外については、食料品製造・販売及び食料品卸売事業ともに、前年同期の売上を上回りました。
その結果、当期の連結業績は次のとおりとなりました。
<連結業績>
(単位 百万円,%)
区 分
前期
当期
対前期
為替差
為替差除
2024年4月1日~
2025年3月31日
2025年4月1日~
2026年3月31日
金 額
売上比
金 額
売上比
金 額
%
売上
比差
金 額
%
売上収益
708,979
100.0
745,539
100.0
36,560
105.2
-
3
36,556
105.2
事業利益
77,275
10.9
79,512
10.7
2,236
102.9
△0.2
△549
2,786
103.6
営業利益
73,698
10.4
75,940
10.2
2,242
103.0
△0.2
△619
2,862
103.9
税引前利益
83,754
11.8
84,069
11.3
314
100.4
△0.5
△698
1,012
101.2
親会社の所有者に
帰属する当期利益
61,695
8.7
61,615
8.3
△79
99.9
△0.4
△511
431
100.7
USD
152.48
150.97
△1.51
EUR
163.62
174.54
10.92
<報告セグメント>
(単位 百万円,%)
区 分
前期
当期
対前期
為替差
為替差除
2024年4月1日~
2025年3月31日
2025年4月1日~
2026年3月31日
金 額
売上比
金 額
売上比
金 額
%
売上
比差
金 額
%
国内
食料品製造
・販売
売上収益
154,296
100.0
160,138
100.0
5,842
103.8
-
-
5,842
103.8
事業利益
8,527
5.5
9,886
6.2
1,359
115.9
0.7
-
1,359
115.9
国内
その他
売上収益
21,566
100.0
21,765
100.0
198
100.9
-
-
198
100.9
事業利益
1,173
5.4
1,627
7.5
454
138.8
2.1
-
454
138.8
海外
食料品製造
・販売
売上収益
167,175
100.0
173,506
100.0
6,331
103.8
-
903
5,427
103.2
事業利益
39,851
23.8
40,929
23.6
1,078
102.7
△0.2
△226
1,304
103.3
海外
食料品卸売
売上収益
407,524
100.0
432,941
100.0
25,417
106.2
-
△696
26,114
106.4
事業利益
30,439
7.5
30,668
7.1
229
100.8
△0.4
△323
552
101.8
調整額
売上収益
△41,582
100.0
△42,812
100.0
△1,229
-
-
△203
△1,026
-
事業利益
△2,716
-
△3,601
-
△884
-
-
△0
△884
-
連結
売上収益
708,979
100.0
745,539
100.0
36,560
105.2
-
3
36,556
105.2
事業利益
77,275
10.9
79,512
10.7
2,236
102.9
△0.2
△549
2,786
103.6
USD
152.48
150.97
△1.51
EUR
163.62
174.54
10.92
各事業別セグメントの業績の概要は次のとおりであります。
【国内】
国内における売上の概要は次のとおりであります。
(国内 食料品製造・販売事業)
当事業は、しょうゆ部門、つゆ・たれ・デルモンテ調味料等の食品部門、豆乳飲料・デルモンテ飲料等の飲料部門、みりん・ワイン等の酒類部門からなり、国内において当該商品の製造・販売を手がけております。各部門の売上の概要は次のとおりであります。
■しょうゆ部門
しょうゆは、家庭用分野では、テレビ宣伝を中心とした商品の付加価値を伝えるマーケティング施策等を継続することにより、「いつでも新鮮」シリーズは前年同期を上回りましたが、「こいくちしょうゆ」などのペットボトル品は前年同期を下回り、その結果、家庭用分野全体として前年同期並みとなりました。加工・業務用分野は、前年同期を下回りました。この結果、部門全体としては前年同期並みとなりました。
■食品部門
つゆ類は、全体として前年同期を上回りました。たれ類は、市場環境が厳しい中、「ステーキしょうゆ」は好調に推移しましたが、全体として前年同期を下回りました。「うちのごはん」は、新発売の「うちのごはんVege」が好調に推移し、「おそうざいの素」シリーズは前年同期を上回りましたが、「混ぜごはんの素」は米市場価格高騰の影響もあり前年同期を下回り、その結果、前年同期を下回りました。デルモンテ調味料は、前年同期を上回りました。また、すりおろしシリーズは2026年3月に原材料価格高騰等を背景とした価格改定を行いました。この結果、部門全体としては前年同期を上回りました。
■飲料部門
豆乳飲料は社会的な健康意識の高まりが背景にある中、積極的な広告宣伝活動や店頭販促活動の実施により多くの方にその健康価値を認知され、特に無調整豆乳及び200ml容量の売上が好調に推移し、全体として前年同期を上回りました。デルモンテ飲料は、トマトジュースや新発売の「ピュレフルーツ」等が好調に推移するも、一部商品終売の影響もあり全体として前年同期並みとなりました。この結果、部門全体としては前年同期の売上を上回りました。
■酒類部門
本みりんは、家庭用分野では、「米麹こだわり仕込み本みりん」を中心とした、付加価値商品が堅調に推移し、前年同期を上回りました。加工・業務用分野も前年同期を上回りました。また、料理用清酒・リキュールは2026年3月に原材料価格高騰等を背景とした価格改定を行いました。ワインは前年同期の売上を下回りました。この結果、部門全体としては前年同期の売上を下回りました。
以上の結果、国内 食料品製造・販売事業の売上収益は1,601億3千8百万円(前期比103.8%)、事業利益は98億8千6百万円(前期比115.9%)と、増収増益となりました。
(国内 その他事業)
当事業は、臨床診断用酵素・衛生検査薬、ヒアルロン酸等の製造・販売、不動産賃貸及び運送事業、グループ会社内への間接業務の提供等を行っております。
臨床診断用酵素・衛生検査薬、ヒアルロン酸は、前年同期の売上を上回りました。運送事業は、前年同期を下回りました。この結果、部門全体としては前年同期の売上を上回りました。
この結果、国内 その他事業の売上収益は217億6千5百万円(前期比100.9%)、事業利益は16億2千7百万円(前期比138.8%)と、増収増益となりました。
【海外】
海外における売上の概要は次のとおりであります。
(海外 食料品製造・販売事業)
当事業は、しょうゆ部門、デルモンテ部門、その他食料品部門からなり、海外において当該商品の製造・販売を手がけております。各部門の売上の概要は次のとおりであります。
■しょうゆ部門
北米市場においては、家庭用分野では、主力商品であるしょうゆに加え、しょうゆをベースとした調味料などの拡充に引き続き力を入れており、当社のブランド力を活かした事業展開を行ってまいりました。また、加工・業務用分野では顧客のニーズに合わせたきめ細かな対応をし、事業の拡大を図りました。この結果、前年同期の売上を上回りました。
欧州市場においては、主要市場であるドイツ、フランス、イタリア、オランダなどで前年を上回り、全体では前年同期の売上を上回りました。
アジア・オセアニア市場においては、インドネシア、フィリピン、中国などで売上を伸ばし、全体では前年同期の売上を上回りました。
■デルモンテ部門
当部門は、アジア・オセアニア地域で、フルーツ缶詰・コーン製品、トマトケチャップ等を製造・販売しております。
部門全体では前年同期の売上を上回りました。
以上の結果、海外 食料品製造・販売事業の売上収益は1,735億6百万円(前期比103.8%)、事業利益は409億2千9百万円(前期比102.7%)と、増収増益となりました。
(海外 食料品卸売事業)
当事業は、国内外において、東洋食品等を仕入れ、販売しております。
北米、欧州、アジア・オセアニアともに順調に売上を伸ばしました。
この結果、卸売事業全体では、前年同期の売上を上回りました。
この結果、海外 食料品卸売事業の売上収益は4,329億4千1百万円(前期比106.2%)、事業利益は306億6千8百万円(前期比100.8%)と、増収増益となりました。
以上の結果、当期の連結業績は、売上収益は7,455億3千9百万円(前期比105.2%)、事業利益は795億1千2百万円(前期比102.9%)、営業利益は759億4千万円(前期比103.0%)、親会社の所有者に帰属する当期利益は616億1千5百万円(前期比99.9%)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は、3,489億円となり、前連結会計年度末に比べ140億5千万円増加いたしました。これは主に、その他の金融資産が減少したものの、現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、棚卸資産が増加したことによるものであります。非流動資産は、4,027億6千万円となり、前連結会計年度末に比べ581億9千5百万円増加いたしました。これは主に、有形固定資産が増加したことによるものであります。
この結果、資産は、7,516億6千万円となり、前連結会計年度末に比べ722億4千5百万円増加いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は、1,060億1千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ179億5千9百万円増加いたしました。これは主に、営業債務及びその他の債務が増加したことによるものであります。非流動負債は、768億7百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億9千4百万円増加いたしました。これは主に、繰延税金負債が増加したことによるものであります。
この結果、負債は、1,828億1千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ194億5千3百万円増加いたしました。
(資本)
当連結会計年度末における資本は、5,688億4千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ527億9千1百万円増加いたしました。これは主に、自己株式の取得により減少したものの、利益剰余金が増加したこと、及び円安の進行に伴い、在外営業活動体の換算差額増を主要因とするその他の資本の構成要素が増加したことによるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は74.6%(前連結会計年度末は74.8%)となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
(単位:百万円)
前期
当期
増減
営業活動によるキャッシュ・フロー
73,978
90,508
16,530
投資活動によるキャッシュ・フロー
△38,456
△43,245
△4,789
財務活動によるキャッシュ・フロー
△46,086
△53,088
△7,001
現金及び現金同等物に係る換算差額
△2,411
11,410
13,822
現金及び現金同等物の増減額
△12,975
5,586
18,561
現金及び現金同等物の期末残高
106,184
111,770
5,586
当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ55億8千6百万円増加し、1,117億7千万円となりました。
当連結会計年度における活動ごとのキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、905億8百万円の収入となりました。これは主に、法人所得税の支払額の減少や、税引前利益、減価償却費及び償却費の増加があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、432億4千5百万円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、530億8千8百万円の支出となりました。これは主に、配当金の支払、自己株式の取得による支出があったことによるものであります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
項 目
2022年
3月期
2023年
3月期
2024年
3月期
2025年
3月期
2026年
3月期
親会社所有者帰属持分比率(%)
71.1
72.5
73.6
74.8
74.6
時価ベースの親会社所有者帰属持分比率(%)
309.5
227.9
280.5
199.9
176.9
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)
0.9
0.9
0.8
0.8
0.7
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)
69.9
58.7
55.0
42.7
49.1
(注)親会社所有者帰属持分比率:親会社の所有者に帰属する持分/資産合計
時価ベースの親会社所有者帰属持分比率:株式時価総額/資産合計
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
※いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
※株式時価総額は、期末終値株価×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを使用しております。
※有利子負債は、連結財政状態計算書に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。
※利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
(4)今後の見通し
目標とする経営指標
2018年に当社グループは「グローバルビジョン2030」を策定いたしました。これは、2030年に向けたグループの将来ビジョンを示したものです。「キッコーマンしょうゆをグローバル・スタンダードの調味料にする」、「世界中で新しいおいしさを創造し、より豊かで健康的な食生活に貢献する」、「キッコーマンらしい活動を通じて、地球社会における存在意義をさらに高めていく」という3つの「目指す姿」を実現することを通じて、企業価値を向上させてまいります。
「グローバルビジョン2030」の実現に向けて、2025年度を初年度とし、2027年度を最終年度とする中期経営計画を定めております。
<連結業績目標>
・売上成長率(為替差除き)年平均5%以上
・事業利益率 10%以上
・ROE 12%以上
<キッコーマングループ中期経営計画 重点課題>
・成長の継続と収益力の維持・向上
・将来に向けた経営資源の活用
・事業活動を通じた社会課題解決
※ 詳細は、次のURLからご覧いただくことができます。
https://www.kikkoman.com/jp/ir/lib/managementplan.html
海外については、しょうゆ部門は引き続き、主要市場の深耕と新規市場の開拓を進め、さらなる成長を果たしてまいります。
北米では、2026年秋から、米国第3工場が出荷を開始する予定であり、供給体制の整備と需要への対応により、安定成長を続けてまいります。欧州では、更なる需要の創造と市場シェアの拡大を目指し、中長期的な成長に向けて取り組んでまいります。
アジアでは、国や地域に合ったマーケティング施策を展開し、より一層の浸透と拡売により、アセアンにおいては2桁成長を果たしてまいります。さらに、南米やインド、アフリカ地域の開拓を進めてまいります。
東洋食品卸売事業では、これまで市場環境の変化に適切に対応することで順調に成長してきましたが、今後も、業務用市場と家庭用市場とのバランスの良い事業構造の構築や、物流基盤・人員・調達力・自社ブランド商品開発力の強化を進め、事業の推進力を高めてまいります。
国内については、収益力向上と成長軌道への回帰のための取り組みを進めてまいります。ITやデジタルなどの技術も活用することにより、お客様への提供価値を高め、高付加価値化や生産性向上を図ってまいります。しょうゆやつゆ類、たれ類、うちのごはんなどのしょうゆ関連調味料を合わせたカテゴリーのNo.1ブランドとして、市場に存在感を示してまいります。豆乳においては、No.1ブランドとして需要を創造し市場をけん引するとともに、生産効率及び収益力を向上させてまいります。
財務上では、営業キャッシュ・フローを活用し、成長分野や既存事業強化のための投資を含め、DX・人財・研究開発・社会課題への対応・新規事業など、企業価値向上のための投資とともに株主還元も行ってまいります。そして、利益率の改善を第一に、資産効率、資本効率をあげることで、ROE向上に取り組んでまいります。
当社グループは、事業活動を通じて社会課題の解決に貢献するとともに、社会課題を解決する中で事業機会を見つけていくことにより企業の社会的責任を果たしていきたいと考えております。そのために「地球環境」「食と健康」「人と社会」の3つを重要分野と定め、取り組みを進めております。
次期の連結業績につきましては、次のとおり見込んでおります。
売上収益
(百万円)
事業利益
(百万円)
営業利益
(百万円)
税引前利益
(百万円)
親会社の
所有者に帰属
する当期利益
(百万円)
基本的
1株当たり
当期利益
次期予想
799,100
82,300
78,800
84,400
61,300
65.65円
当期実績
745,539
79,512
75,940
84,069
61,615
65.99円
増減
53,560
2,787
2,859
330
△315
△0.34円
(当期実績比)
(107.2%)
(103.5%)
(103.8%)
(100.4%)
(99.5%)
(-)
・次期の平均為替レートは1米ドル155円を想定しております。(当期150.97円)
・現時点における中東情勢の影響については、見通し不確定として、業績予想には織り込んでいません。
今後、コストの増加ほか様々な影響がある可能性は考えられますが、業績予想の修正が必要となる場合は速やかに開示します。
・なお、上記の予想は、作成時点における経済環境を前提に作成しており、実際の業績は様々な予期せざる要因により、これらの業績見通しとは異なる結果となる可能性があります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、グローバルにビジネスを展開しており、財務諸表の国際的な比較可能性の担保によるステークホルダーの皆様の利便性向上を目的とし、また、グループ内の会計基準統一による経営管理の精度向上を目指し、2021年3月期の有価証券報告書における連結財務諸表から、従来の日本基準に替えて国際財務報告基準(IFRS会計基準)を任意適用しております。
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物
106,184
111,770
営業債権及びその他の債権
82,584
90,640
棚卸資産
104,896
110,358
その他の金融資産
29,278
23,172
その他の流動資産
11,906
12,958
流動資産合計
334,849
348,900
非流動資産
有形固定資産
189,321
242,056
投資不動産
9,231
9,485
使用権資産
36,808
38,349
のれん
3,196
3,261
無形資産
4,934
7,626
持分法で会計処理されている投資
6,287
7,367
その他の金融資産
75,129
80,628
退職給付に係る資産
16,098
10,429
繰延税金資産
3,049
3,376
その他の非流動資産
508
177
非流動資産合計
344,564
402,760
資産合計
679,414
751,660
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務
60,646
72,002
借入金
3,842
4,217
リース負債
6,791
8,282
未払法人所得税等
2,937
5,886
その他の金融負債
731
557
その他の流動負債
13,101
15,064
流動負債合計
88,051
106,011
非流動負債
借入金
14,400
14,000
リース負債
33,980
34,930
繰延税金負債
14,674
15,891
退職給付に係る負債
3,455
3,464
その他の金融負債
4,041
4,023
その他の非流動負債
4,760
4,497
非流動負債合計
75,312
76,807
負債合計
163,364
182,818
資本
資本金
11,599
11,599
資本剰余金
13,860
14,195
利益剰余金
415,215
450,328
自己株式
△31,808
△52,710
その他の資本の構成要素
99,672
137,512
親会社の所有者に帰属する持分合計
508,539
560,924
非支配持分
7,510
7,917
資本合計
516,049
568,841
負債及び資本合計
679,414
751,660
(2)連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
売上収益
708,979
745,539
売上原価
469,746
492,926
売上総利益
239,233
252,613
販売費及び一般管理費
161,957
173,101
事業利益
77,275
79,512
その他の収益
3,311
2,778
その他の費用
6,888
6,350
営業利益
73,698
75,940
金融収益
11,643
12,082
金融費用
2,019
4,369
持分法による投資損益(△は損失)
432
415
税引前利益
83,754
84,069
法人所得税費用
21,568
21,910
当期利益
62,186
62,158
当期利益の帰属
親会社の所有者
61,695
61,615
非支配持分
490
542
当期利益
62,186
62,158
基本的1株当たり当期利益(円)
64.99
65.99
(3)連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
当期利益
62,186
62,158
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動
△2,556
7,165
確定給付制度の再測定
950
△5,072
持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分
571
725
純損益に振り替えられる可能性がある項目
在外営業活動体の換算差額
△5,296
32,193
キャッシュ・フロー・ヘッジ
228
155
税引後その他の包括利益
△6,102
35,167
当期包括利益
56,083
97,326
当期包括利益の帰属
親会社の所有者
55,170
96,559
非支配持分
912
766
(4)連結持分変動計算書
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
その他の資本の構成要素
在外営業
活動体の
換算差額
キャッシュ
・フロー・
ヘッジ
2024年4月1日残高
11,599
13,873
376,307
△
16,973
81,825
65
当期利益
61,695
その他の包括利益
△
5,687
228
当期包括利益
-
-
61,695
-
△
5,687
228
自己株式の取得
△
15,141
自己株式の処分
0
0
株式に基づく報酬取引
△
13
306
配当金
△
22,852
その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替
64
非金融資産等への振替
△
285
所有者との取引額等合計
-
△
12
△
22,787
△
14,835
-
△
285
2025年3月31日残高
11,599
13,860
415,215
△
31,808
76,138
7
親会社の所有者に帰属する持分
非支配持分
資本合計
その他の資本の構成要素
合計
その他の包括
利益を通じて
測定する金融
資産の公正
価値の純変動
確定給付
制度の再測定
合計
2024年4月1日残高
24,657
-
106,548
491,355
6,899
498,255
当期利益
-
61,695
490
62,186
その他の包括利益
△
2,038
972
△
6,525
△
6,525
422
△
6,102
当期包括利益
△
2,038
972
△
6,525
55,170
912
56,083
自己株式の取得
-
△
15,141
△
15,141
自己株式の処分
-
0
0
株式に基づく報酬取引
-
293
293
配当金
-
△
22,852
△
302
△
23,154
その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替
907
△
972
△
64
-
-
非金融資産等への振替
△
285
△
285
△
285
所有者との取引額等合計
907
△
972
△
350
△
37,986
△
302
△
38,289
2025年3月31日残高
23,527
-
99,672
508,539
7,510
516,049
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
その他の資本の構成要素
在外営業
活動体の
換算差額
キャッシュ
・フロー・
ヘッジ
2025年4月1日残高
11,599
13,860
415,215
△
31,808
76,138
7
当期利益
61,615
その他の包括利益
31,988
155
当期包括利益
-
-
61,615
-
31,988
155
自己株式の取得
△
20,952
自己株式の処分
0
0
株式に基づく報酬取引
334
49
配当金
△
23,501
その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替
△
3,001
非金融資産等への振替
△
106
所有者との取引額等合計
-
334
△
26,502
△
20,902
-
△
106
2026年3月31日残高
11,599
14,195
450,328
△
52,710
108,126
56
親会社の所有者に帰属する持分
非支配持分
資本合計
その他の資本の構成要素
合計
その他の包括
利益を通じて
測定する金融
資産の公正
価値の純変動
確定給付
制度の再測定
合計
2025年4月1日残高
23,527
-
99,672
508,539
7,510
516,049
当期利益
-
61,615
542
62,158
その他の包括利益
7,892
△
5,092
34,944
34,944
223
35,167
当期包括利益
7,892
△
5,092
34,944
96,559
766
97,326
自己株式の取得
-
△
20,952
△
20,952
自己株式の処分
-
0
0
株式に基づく報酬取引
-
384
384
配当金
-
△
23,501
△
359
△
23,860
その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替
△
2,091
5,092
3,001
-
-
非金融資産等への振替
△
106
△
106
△
106
所有者との取引額等合計
△
2,091
5,092
2,895
△
44,175
△
359
△
44,534
2026年3月31日残高
29,328
-
137,512
560,924
7,917
568,841
(5)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前利益
83,754
84,069
減価償却費及び償却費
26,917
26,746
減損損失
1,932
2
受取利息及び受取配当金
△6,490
△4,637
支払利息
1,730
1,838
持分法による投資損益(△は益)
△432
△415
退職給付に係る資産及び負債の増減額
△2,608
△2,046
固定資産除売却損益(△は益)
1,151
1,352
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)
409
△2,854
棚卸資産の増減額(△は増加)
△10,932
1,333
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)
△3,166
1,594
その他
△820
△476
小計
91,445
106,507
利息の受取額
4,865
3,294
配当金の受取額
1,371
1,495
利息の支払額
△1,732
△1,842
法人所得税の支払額
△21,972
△18,946
営業活動によるキャッシュ・フロー
73,978
90,508
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出
△39,487
△56,392
有形固定資産の売却による収入
59
128
無形資産の取得による支出
△1,182
△3,220
定期預金の預入による支出
△7,449
△3,203
定期預金の払戻による収入
11,307
11,636
有価証券の取得による支出
△2,335
△1,824
有価証券の売却による収入
14
5,488
投資事業組合からの分配による収入
1,218
3,528
貸付けによる支出
△868
△1,139
貸付金の回収による収入
332
1,791
その他
△66
△38
投資活動によるキャッシュ・フロー
△38,456
△43,245
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)
32
△96
リース負債の返済による支出
△7,804
△8,170
自己株式の取得による支出
△15,205
△20,992
自己株式の処分による収入
0
0
配当金の支払額
△22,852
△23,501
非支配株主への配当金の支払額
△256
△328
財務活動によるキャッシュ・フロー
△46,086
△53,088
現金及び現金同等物に係る換算差額
△2,411
11,410
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
△12,975
5,586
現金及び現金同等物の期首残高
119,159
106,184
現金及び現金同等物の期末残高
106,184
111,770
(6)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
(1)報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。報告セグメントの決定にあたっては事業セグメントの集約を行っておりません。
当社は、持株会社として主に、グループ戦略の立案、事業会社の統括管理を行っており、その下で、国内は事業会社を食料品の製造及び販売を主とする事業とそれ以外に区分し、海外は持株会社の海外管理部門が事業会社を食料品製造・販売事業と東洋食品の卸売を行う事業に区分し管理しております。
したがって、当社グループは、国内、海外の地域と事業の種類が複合された報告セグメントから構成されており、「国内 食料品製造・販売事業」、「国内 その他事業」、「海外 食料品製造・販売事業」及び「海外 食料品卸売事業」の4つを報告セグメントとしております。
「国内 食料品製造・販売事業」は、国内においてしょうゆ・食品・飲料・酒類の製造・販売を行っており、「国内 その他事業」は、医薬品・化成品等の製造・販売、不動産賃貸、運送事業及び間接業務の提供等を行っております。「海外 食料品製造・販売事業」は、海外においてしょうゆ・デルモンテ製品・その他食料品の製造・販売を行い、また、海外向けの輸出販売を行っております。「海外 食料品卸売事業」は、国内外において、東洋食品等を仕入れ、販売しております。
(2)報告セグメントに関する情報
報告セグメントの利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除した金額である事業利益を使用しております。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、その他の項目の金額に関する情報は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額
連結
国内食料品
製造・販売
国内
その他
海外食料品
製造・販売
海外食料品
卸売
計
売上収益
外部顧客への売上収益
150,113
7,424
144,031
407,410
708,979
-
708,979
セグメント間の売上収益
4,182
14,142
23,144
113
41,582
△41,582
-
合計
154,296
21,566
167,175
407,524
750,562
△41,582
708,979
セグメント利益
8,527
1,173
39,851
30,439
79,991
△2,716
77,275
その他の収益
-
-
-
-
-
-
3,311
その他の費用
-
-
-
-
-
-
6,888
金融収益
-
-
-
-
-
-
11,643
金融費用
-
-
-
-
-
-
2,019
持分法による投資損益
(△は損失)
-
-
-
-
-
-
432
税引前利益
-
-
-
-
-
-
83,754
(その他の項目)
減価償却費及び償却費
8,843
1,856
6,963
7,356
25,019
1,818
26,838
減損損失
-
1,714
0
218
1,932
-
1,932
資本的支出
8,955
1,130
23,028
12,793
45,907
928
46,835
(注)調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額は、主として全社費用配賦差額であります。
(2)減価償却費及び償却費の調整額は、全社資産に係る減価償却費及び償却費であります。
(3)資本的支出の調整額は、全社資産に係る支出であります。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額
連結
国内食料品
製造・販売
国内
その他
海外食料品
製造・販売
海外食料品
卸売
計
売上収益
外部顧客への売上収益
155,718
7,528
149,491
432,800
745,539
-
745,539
セグメント間の売上収益
4,419
14,236
24,015
140
42,812
△42,812
-
合計
160,138
21,765
173,506
432,941
788,352
△42,812
745,539
セグメント利益
9,886
1,627
40,929
30,668
83,113
△3,601
79,512
その他の収益
-
-
-
-
-
-
2,778
その他の費用
-
-
-
-
-
-
6,350
金融収益
-
-
-
-
-
-
12,082
金融費用
-
-
-
-
-
-
4,369
持分法による投資損益
(△は損失)
-
-
-
-
-
-
415
税引前利益
-
-
-
-
-
-
84,069
(その他の項目)
減価償却費及び償却費
9,229
1,416
6,219
7,852
24,717
1,883
26,600
減損損失
-
-
2
-
2
-
2
資本的支出
10,226
1,374
40,696
16,093
68,391
2,519
70,910
(注)調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額は、主として全社費用配賦差額であります。
(2)減価償却費及び償却費の調整額は、全社資産に係る減価償却費及び償却費であります。
(3)資本的支出の調整額は、全社資産に係る支出であります。
(1株当たり情報)
基本的1株当たり当期利益及びその算定上の基礎は、以下のとおりであります。
なお、希薄化後1株当たり当期利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
基本的1株当たり当期利益(円)
64.99
65.99
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
基本的1株当たり当期利益の計算に使用する当期
利益
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円)
61,695
61,615
親会社の普通株主に帰属しない当期利益
(百万円)
-
-
基本的1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益(百万円)
61,695
61,615
基本的1株当たり当期利益の計算に使用する普通株式の加重平均株式数(千株)
949,325
933,702
(注)基本的1株当たり当期利益の算定上、以下の株式数の役員報酬BIP信託が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
前連結会計年度 284,025株
当連結会計年度 904,245株
(重要な後発事象)
(自己株式の取得)
当社は、2026年4月24日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項について決議いたしました。
1.自己株式の取得を行う理由
資本政策の一環として、株主還元の強化及び資本効率の向上を図るため。
2.取得の内容
(1)取得する株式の種類 当社普通株式
(2)取得する株式の総数 2,400万株(上限)
(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 2.59%)
(3)株式の取得価額の総額 30,000百万円(上限)
(4)取得する期間 2026年5月7日~2027年3月31日
(5)取得方法 東京証券取引所における市場買付
出典: 決算短信PDF(外部リンク)
財務データ推移
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | 配当 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 7,090億円 | 737億円 | 617億円 | 6,794億円 | 5,085億円 | 65.0 | 25.0 |
| 2024 | 6,608億円 | 667億円 | 564億円 | 6,679億円 | 4,914億円 | 59.2 | 104.0 |
| 2023 | 6,189億円 | 554億円 | 437億円 | 5,664億円 | 4,105億円 | 228.4 | 78.0 |
| 2022 | 5,164億円 | 507億円 | 389億円 | 5,031億円 | 3,578億円 | 202.9 | 61.0 |
| 2021 | 4,394億円 | 417億円 | 312億円 | 4,385億円 | 3,081億円 | 162.3 | 45.0 |
| 2020 | 4,396億円 | 349億円 | 268億円 | 3,987億円 | 2,723億円 | 28.0 | 42.0 |
| 2019 | 4,536億円 | 384億円 | 260億円 | 3,902億円 | 2,643億円 | 135.4 | 41.0 |
| 2018 | 4,306億円 | 365億円 | 238億円 | 3,439億円 | 2,533億円 | 123.7 | 39.0 |
| 2017 | 4,022億円 | 328億円 | 238億円 | 3,612億円 | 2,444億円 | 123.3 | 34.0 |
| 2016 | 4,084億円 | 326億円 | 200億円 | 3,657億円 | 2,257億円 | 102.7 | 32.0 |
| 2015 | 3,713億円 | 254億円 | 154億円 | 3,788億円 | 2,384億円 | 78.2 | 24.0 |
| 2014 | 3,432億円 | — | 126億円 | 3,491億円 | 2,104億円 | 62.8 | 20.0 |
| 2013 | 3,002億円 | — | 110億円 | 3,371億円 | 1,875億円 | 54.8 | 20.0 |
| 2012 | 2,832億円 | — | 90億円 | 3,314億円 | 1,674億円 | 43.8 | 15.0 |
事業の状況(有価証券報告書より)
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