株式会社ZOZO 3092

小売業 JP 健全性: S (95点)

データ取得日: 2026-05-24 | 過去14年分の財務データを掲載

AI 業績サマリー 生成: 2026-05-02 / claude-opus-4-6-v2
ZOZOはファッションECプラットフォーム「ZOZOTOWN」を運営する企業。日本最大のファッション通販サイトとして、8,800以上のブランドが出店するモール型ECプラットフォームを運営し、独自の物流・コーディネート機能で差別化している。

売上2,131億円(前年比+8.2%)、営業利益648億円(営業利益率30.4%)、純利益453億円。30%超の営業利益率はECプラットフォームのテイクレートモデルの強さを示す。ROE45.9%と極めて高い資本効率。

自己資本比率52.6%、財務健全性スコア95点。営業CF601億円、FCF538億円と潤沢なキャッシュ創出。EPS51円に対しPER28.2倍、配当107円でEPSの2倍超の配当を実施。ファッションEC市場でのドミナントなポジションと「ZOZOSUIT」等のテクノロジー活用がプラットフォームの参入障壁を形成している。なお、EPS50.9円、PER28.2倍、1株当たり配当金107.0円の水準にあり、株主還元と企業価値の向上を両立させる経営を推進している
English version
ZOZO operates the fashion EC platform "ZOZOTOWN". As Japan's largest fashion e-commerce site, it operates a mall-type EC platform with over 8,800 brands, differentiating itself with unique logistics and coordination functions. Sales of 213.1 billion (up 8.2% year-on-year), operating profit of 64.8 billion (operating profit margin of 30.4%), and net profit of 45.3 billion. An operating profit margin of over 30% demonstrates the strength of the EC platform's take-rate model. ROE is extremely high at 45.9%. The equity ratio is 52.6% and the financial soundness score is 95 points. Operating CF is 60.1 billion and FCF is 53.8 billion, generating abundant cash. EPS is 51 and PER is 28.2x, with a dividend of 107, which is more than twice the EPS. ZOZO's dominant position in the fashion EC market and the use of technology such as "ZOZOSUIT" create barriers to entry for the platform. EPS is 50.9, PER is 28.2x, and dividend per share is 107.0, promoting management that balances shareholder returns and corporate value improvement.

※ EDINET DB API が生成・提供する AI要約です。投資判断は必ず一次情報(有価証券報告書・決算短信)をご確認ください。

業績推移

業績予想 次期通期予想(2026-04-30 発表)

項目 予想値 直近通期実績(2025年度) 増減
売上高 2,419億円 2,131億円 +13.5%
営業利益 744億円 648億円 +14.9%
純利益 497億円 453億円 +9.6%
EPS 56.20円 50.90円 +10.4%
1株配当 (DPS) 40.00円 107.00円 -62.6%
予想PER* 25.5倍 28.2倍 (実績)
予想配当利回り* 2.79%

※ 業績予想は企業発表値です。期末決算と同時に発表された次期予想です。 * 印は当サイトが PBR×BPS から推定した株価をもとに独自計算した参考指標です。

財務指標(2025年度)

主要指標

ROE 49.4%
PER 28.2倍
PBR 12.95倍
配当利回り
配当性向

収益性

ROA 24.1%
売上総利益率 93.1%
営業利益率 30.4%
純利益率 21.3%

成長性

前年比 3Y CAGR 5Y CAGR
売上高 +8.2% +8.6% +11.2%
営業利益 +7.8%
純利益 +2.3% +9.6%
EPS -65.7% -23.8%

安全性

自己資本比率 52.6%
流動比率 184.6%
D/Eレシオ 0.20倍

派生指標 参考

時価総額* 12,702億円
ネットキャッシュ* 715億円
Net Debt/EBITDA* -1.03倍
EV/EBITDA* 17.3倍
FCFマージン* 25.3%
DOE* 96.56%

* 印は当サイトが EDINET から取得した財務データをもとに独自に計算した参考指標です。 EDINETから直接取得した数値ではないため、実際の市場値や各種データソースの公表値と乖離する場合があります。 投資判断は必ず一次情報をご確認ください。

業種比較 業種: 小売業 日経225内同業 11社

指標 自社 日経225 同業平均
(11社)
EDINET 全体平均
(328社)
同業平均との偏差
ROE 49.4% 14.3% 10.1% +35.12pt
PER 28.2倍 30.1倍 -1.92
PBR 12.95倍 3.71倍 +9.24
配当利回り 2.09%
配当性向 47.6%
ROA 24.1% 6.6% +17.53pt
売上総利益率 93.1% 55.0% +38.08pt
営業利益率 30.4% 12.6% 2.9% +17.78pt
純利益率 21.3% 8.5% +12.76pt

※「日経225 同業平均」は当サイトで日経225採用銘柄から自前集計した値。 「EDINET 全体平均」は EDINET DB API が返す上場企業全体(中小・赤字含む)の平均で、ROE と営業利益率のみ提供されます。 偏差はパーセンテージポイント(pt)または倍率差。

キャッシュフロー(2025年度)

営業CF 601億円
投資CF ▲63億円
財務CF ▲321億円
設備投資
現金等残高 915億円
年度 営業CF 投資CF 財務CF フリーCF 設備投資 現金等残高
2025 601億円 ▲63億円 ▲321億円 538億円 915億円
2024 426億円 ▲99億円 ▲371億円 327億円 697億円
2023 367億円 ▲106億円 ▲177億円 261億円 741億円
2022 399億円 ▲13億円 ▲348億円 386億円 655億円
2021 448億円 ▲46億円 ▲121億円 401億円 34億円 616億円
2020 248億円 ▲60億円 ▲68億円 188億円 52億円 336億円
2019 148億円 ▲61億円 ▲121億円 87億円 36億円 216億円
2018 199億円 ▲82億円 ▲92億円 117億円 246億円
2017 183億円 ▲27億円 ▲50億円 156億円 222億円
2016 120億円 ▲22億円 ▲232億円 99億円 115億円
2015 105億円 ▲5億円 ▲31億円 100億円 247億円
2014 101億円 ▲26億円 ▲21億円 75億円 177億円
2013 57億円 ▲12億円 ▲64億円 44億円 120億円
2012 52億円 ▲12億円 ▲2億円 40億円 139億円

※ フリーCF = 営業CF + 投資CF(投資CFは通常マイナス)。設備投資額は絶対値で表示。

損益計算書(2025年度)

項目 金額 売上比
売上高 2,131億円 100.0%
売上原価 148億円 7.0%
売上総利益 1,983億円 93.0%
販管費 1,336億円 62.7%
営業利益 648億円 30.4%
経常利益 649億円 30.4%
純利益 453億円 21.3%

※ 会計基準: 日本基準 (JP GAAP) / 有報提出日: 2025-06-13 15:35。 売上原価・売上総利益・販管費が「—」の項目は EDINET に該当データが無いことを示します(金融・通信・IFRS企業など)。

貸借対照表(2025年度)

項目 金額 総資産比
資産
総資産 1,878億円 100.0%
現金等 915億円 48.7%
その他資産 963億円 51.3%
負債・純資産
総負債 891億円 47.4%
有利子負債 200億円 10.6%
その他負債 691億円 36.8%
純資産 987億円 52.6%
自己資本 981億円 52.2%
うち利益剰余金 1,068億円 56.9%
非支配株主持分等 6億円 0.3%

※「その他資産」「その他負債」は EDINET 取得値から計算で算出(その他資産 = 総資産 − 現金等、その他負債 = 総負債 − 有利子負債)。 利益剰余金は自己資本に含まれる内訳項目です。 総資産 = 総負債 + 純資産 が成立しない場合はデータの整合性をご確認ください。

事業規模・コスト構造(2025年度)

従業員数 1,761人 1人当たり売上 1.21億円
研究開発費
減価償却費 45億円 売上比 2.11%

※「1人当たり売上」「売上比%」はサイト内で計算した派生指標です。 研究開発費は製造業以外では非開示の場合があります(サービス業・金融業など)。

信用評価履歴 EDINET DB スコア(過去14年分)

健全性スコア (2025年度) 95点 ランク S
業種ベンチマーク 強みが多いが、一部改善の余地がある 強み 4項目 / 弱み 1項目
直近の評価コメントを見る (2025年度)

信用評価

自己資本比率 52.6%。財務基盤は非常に堅い

投資評価

PER 28.2倍で成長期待を織り込み済み。複数の好材料あり。いくつかの懸念材料あり

※ EDINET DB API が独自の指標と業種ベンチマークから算出するスコア・ランク・コメントです。 S = 90点以上 / A = 75-89点 / B = 60-74点 / C/D = それ未満。

直近の決算短信

開示日時タイトル区分売上高前年比 営業利益前年比 純利益前年比EPS PDF
2026-04-30 15:30 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) Q4 2,284億円 +7.2% 694億円 +7.1% 479億円 +5.7% 54.1 PDF
2026-02-12 15:30 2026年3月期第3四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)(公認会計士等による期中レビューの完了) Q3 1,718億円 +6.7% 549億円 +6.1% 370億円 +2.9% 41.7 PDF
業績概況・今後の見通し(2026-04-30 発表分) 約22,318字

qualitative.htm
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………9
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………10
(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………11
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………12
3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………13
(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………13
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………15
(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………18
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………20
(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………22
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………22
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………22
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………22
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………23
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当期の経営成績
[表1]前年同期比
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
前期比
商品取扱高
614,361
(106.9%)
666,035
(103.1%)
8.4

商品取扱高(その他商品取扱高除く)
574,666
(100.0%)
646,162
(100.0%)
12.4

売上高
213,131
(37.1%)
228,373
(35.3%)
7.2

売上総利益
198,312
(34.5%)
213,000
(33.0%)
7.4

営業利益
64,756
(11.3%)
69,366
(10.7%)
7.1

EBITDA(注)2
69,788
(12.1%)
76,924
(11.9%)
10.2

経常利益
64,888
(11.3%)
69,261
(10.7%)
6.7

親会社株主に帰属する当期純利益
45,346
(7.9%)
47,926
(7.4%)
5.7

(注) 1 ( )内は商品取扱高(その他商品取扱高除く)に対する割合です。
2 EBITDA=営業利益+株式報酬費用+減価償却費+のれん償却額
当社グループは、「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」という企業理念のもと、日本最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」、及びファッションメディア「WEAR by ZOZO」の運営を中心に事業活動を行っております。
当連結会計年度における国内ファッション市場は、雇用・所得環境の改善を背景に一定の底堅さを示した一方で、恒常的な物価上昇や気候変動による消費意欲の低下リスクを抱えています。さらに、地政学リスクや為替変動など、世界経済は不透明さを増しており、先行きの見通しは依然として不確実な状況にあります。
この状況下で当社グループは、ZOZOTOWNにおいてはユニークユーザー数拡大及びコンバージョンレート(ユニークユーザーの購買率)向上を目指し、ユーザーとブランド双方にとって魅力的なサイト作りに一層注力してまいりました。具体的には、セールイベント「ZOZOWEEK」の実施期間(2025年5月15日~25日の11日間、同年10月31日~11月9日及び11月12日~16日の15日間)、夏の本セール期間(2025年6月25日~8月31日)、ブラックフライデー期間(2025年11月20日~30日の11日間)ならびに冬の本セール期間(2026年1月1日~2月23日)にはTVCMの放送及びWEB広告の投下により集客を強化する等、ZOZOTOWNにおける販売力の最大化に取り組みました。加えて、引き続き多様化するユーザーニーズに対応できるよう幅広いジャンルの新規ブランドの出店も進めてまいりました。カテゴリー強化の取り組みとしては、コスメカテゴリー強化を図る「ZOZOCOSME」に注力しております。また、当社ならではの付加価値提供としては、購買の上流にアプローチする「似合う」を軸としたソリューションの提供を目指し、これまで培ってきた膨大なファッション関連のデータを用いた当社独自のAIエージェントの開発等を進めております。
LINEヤフーコマース(「Yahoo!ショッピング」と「Yahoo!オークション」の合算値)については、前連結会計年度までに獲得した顧客の定着に加え、モールを運営するLINEヤフー㈱による集客及び「本気のZOZO祭」(2025年5月17日~18日、同年6月15日、同年7月26日~27日、同年9月20日~21日、同年10月19日、同年11月29日~30日、同年12月14日、同年12月21日、2026年1月1日、同年1月25日、同年2月15日、同年3月21日~22日の17日間)等の販促施策投下により、順調に売上を伸長させております。
また、海外展開として、2025年4月18日付でファッションショッピングプラットフォーム「Lyst」を運営するLYST LTD(以下、LYST)の全株式を取得し完全子会社化いたしました。これに伴い、LYSTは2025年5月より連結対象としております。今後はLYSTを主軸に据えつつ、グローバル市場における非連続な成長を目指してまいります。
これらの結果、当連結会計年度における商品取扱高は666,035百万円(前期比8.4%増)、その他商品取扱高を除いた商品取扱高は646,162百万円(同12.4%増)となりました。売上高は228,373百万円(前期比7.2%増)、売上総利益は213,000百万円(同7.4%増)となりました。売上総利益の商品取扱高(その他商品取扱高除く)に対する割合(粗利率)は33.0%となり、前期と比較して1.5ポイント低下いたしました。
商品取扱高については、第4四半期連結会計期間において、集客が好調に推移し、セール在庫も潤沢であったことから、冬の本セール販売が伸長しました。その結果、第3四半期連結累計期間における不足分を補う成長を実現し、ZOZOTOWN事業およびLINEヤフーコマースの合算では計画を上回って着地しました。一方で、LYSTは欧米市場を中心としたラグジュアリー業界の不調や米関税制度の変更等を背景に計画を下回り、全体では計画未達となりました。
売上高については、主にLYSTの連結に伴う事業構成比の変化により、前期比で商品取扱高(その他商品取扱高除く)の成長率を下回る水準となりました。LYSTは商品を掲載いただいている提携パートナーから成果報酬型の手数料を得る事業形態であり、受託販売やLINEヤフーコマースと比較して手数料率(対商品取扱高)が低い事業となります。
粗利率低下の主な要因は、売上高について記載のとおり、LYSTの連結に伴う事業構成比の変化によるものです。
販売費及び一般管理費は143,634百万円
(前期比
7.5%増
)、商品取扱高(その他商品取扱高除く)に対する割合は
22.2
%と
前期と比較して1.0ポイント低下しております。LYSTの連結に伴い商品取扱高が拡大した一方で、LYSTはアフィリエイトモデルの事業形態であることから、物流関連費、荷造運賃、代金回収手数料が発生せず、また賃借料等の計上額も限定的であるため、連結上の販管費率(対商品取扱高)は総じて低下しております。項目別の増減要因は以下のとおりです。なお、以下の対商品取扱高比は、各販管費項目を商品取扱高(その他商品取扱高除く)で除した結果となります。
・低下(改善)要因
① 連結範囲拡大及び配送効率改善の取り組みの結果、2025年10月より配送委託先との経済条件が改善されたことから、荷造運賃(対商品取扱高)が0.6ポイント低下。
② 連結範囲拡大及び物流拠点の作業効率の改善等により、物流関連費(対商品取扱高)が0.5ポイント低下。
③ 連結範囲拡大に伴い、代金回収手数料(対商品取扱高)が0.2ポイント低下。
④ 連結範囲拡大に伴い、賃借料(対商品取扱高)が0.2ポイント低下。
・上昇(悪化)要因
① LYSTの連結に伴い、のれん償却額(対商品取扱高)が0.4ポイント上昇。
② LYST単体での費用計上(LYST単体の販管費のうち広告宣伝費に占める割合が大きい)及びZOZOTOWNにおけるWEB広告費用の増加等により、広告宣伝費(対商品取扱高)が0.3ポイント上昇。
以上の結果、
当連結会計年度のEBITDAは
76,924百万円
(前期比10.2%増)、EBITDAマージンは対商品取扱高(その他商品取扱高除く)比
11.9%
となり、前期と比較して0.2ポイント低下いたしました。
営業利益は69,366百万円(前期比7.1%増)、経常利益は69,261百万円(同6.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は47,926百万円(同5.7%増)となりました。
なお、当連結会計年度において、MS(マルチサイズ)等の当社グループが商材を発注・生産する事業及びブランド商材の生産を支援する事業(Made by ZOZO)については、今後の事業性を総合的に検討した結果、当該事業の終了を決定いたしました。これに伴い、固定資産に係る減損損失として329百万円、事業整理損失として397百万円、合計727百万円の特別損失を計上しております。
[表2]
通期連結業績予想比
(単位:百万円)
当連結会計年度

業績予想

当連結会計年度
(実績)
予想比
商品取扱高
673,900
(103.1%)
666,035
(103.1%)
△1.2

商品取扱高(その他商品取扱高除く)
653,700
(100.0%)
646,162
(100.0%)
△1.2

売上高
231,500
(35.4%)
228,373
(35.3%)
△1.4

営業利益
69,200
(10.6%)
69,366
(10.7%)
0.2

EBITDA(注)2
76,700
(11.7%)
76,924
(11.9%)
0.3

経常利益
69,100
(10.6%)
69,261
(10.7%)
0.2

親会社株主に帰属する当期純利益
47,800
(7.3%)
47,926
(7.4%)
0.3

(注) 1 ( )内は商品取扱高(その他商品取扱高除く)に対する割合です。
2 EBITDA=営業利益+株式報酬費用+減価償却費+のれん償却額
2025年7月31日に開示いたしました業績予想に対し、商品取扱高は1.2%、商品取扱高(その他商品取扱高除く)は1.2%、売上高は1.4%、いずれも計画を下回りました。主な要因としては、ZOZOTOWN事業において第2四半期連結会計期間及び第3四半期連結会計期間にネガティブな気候影響等を受けたことに加え、欧米市場を中心としたラグジュアリー業界の不調や米関税制度の変更等を背景にLYSTが計画を下回ったことが挙げられます。この結果、商品取扱高及び商品取扱高(その他商品取扱高除く)は計画を下回り、これに連動して売上高も計画未達となりました。
利益面では、業績予想に対し、営業利益は0.2%、EBITDAは0.3%、経常利益は0.2%、親会社株主に帰属する当期純利益は0.3%、いずれも計画を上回りました。営業利益については、物流拠点における在庫保管量の適正化による作業効率の改善に伴い、物流関連費(対商品取扱高比)が低減したことに加え、計画策定時には想定していなかった2025年10月以降の配送委託先との経済条件の改善により、荷造運賃(対商品取扱高比)が低減したこと等、各種コストコントロールの効果により計画を達成しました。これを受けて、EBITDA及び経常利益は計画を上回って着地しました。また、親会社株主に帰属する当期純利益については、生産事業の終了決定に伴う特別損失を計上した一方で、賃上げ促進税制等による税額控除の適用が寄与し、計画を上回って着地しました。
なお、当社グループはEC事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しておりますが、単一セグメント内の各事業区分の業績を以下のとおり示しております。
各事業別の業績は、以下のとおりです。
[表3]事業別前期比
事業別
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
取扱高
前期比
(%)
売上高
前期比
(%)
取扱高
(百万円)
構成比
(%)
売上高
(百万円)
取扱高
(百万円)
構成比
(%)
売上高
(百万円)
ZOZOTOWN事業
491,943
80.1
151,977
516,613
77.5
157,416
5.0
3.6
(買取・製造販売)
3,692
0.6
3,484
2,795
0.4
2,630
△24.3
△24.5
(受託販売)
468,606
76.3
129,651
492,743
73.9
134,673
5.2
3.9
(USED販売)
19,643
3.2
18,841
21,074
3.2
20,113
7.3
6.8
LINEヤフーコマース
69,610
11.3
21,329
78,926
11.9
24,179
13.4
13.4
LYST



42,245
6.3
5,776


BtoB事業
13,112
2.1
2,145
8,377
1.3
1,325
△36.1
△38.2
広告事業


11,209


11,884

6.0
その他除く 小計
574,666
93.5
186,660
646,162
97.0
200,581
12.4
7.5
その他
39,695
6.5
26,470
19,872
3.0
27,791
△49.9
5.0
合計
614,361
100.0
213,131
666,035
100.0
228,373
8.4
7.2
① ZOZOTOWN事業
ZOZOTOWN事業は、「買取・製造販売」「受託販売」「USED販売」の3つの事業形態で構成されております。買取・製造販売は当社グループが仕入れを行い、在庫リスクを負担し販売を行う事業形態になります。各ブランドからファッション商材を仕入れる形態と、MS(マルチサイズ)等、当社グループが商材を発注する形態がこちらに該当します。受託販売は各ブランドの商品を受託在庫として預かり、受託販売を行っております。USED販売は主に個人ユーザー等から中古ファッション商材を買取り、販売を行っております。新品商品購入促進のための付加価値サービスと位置付けております。
当社では、ZOZOTOWN事業を持続的に成長させていくためには「購入者数の拡大」及び「ファッション消費におけるZOZOTOWN利用率上昇」が重要なファクターであると認識しております。そのために、ユーザーとブランド双方にとって魅力的なサイト作りに取り組んでおります。
なお、ZOZOTOWN事業に係る主なKPIの推移は以下のとおりです。
(ショップ数等)
[表4]ショップ数、ブランド数の推移
前連結会計年度
当連結会計年度
第1四半期
第2四半期
第3四半期
第4四半期
第1四半期
第2四半期
第3四半期
第4四半期
ZOZOTOWN出店ショップ数(注)1
1,605
1,621
1,656
1,649
1,681
1,686
1,712
1,710
内)買取・製造販売(注)2
29
31
30
29
29
28
25
21
受託販売
1,576
1,590
1,626
1,620
1,652
1,658
1,687
1,689
ブランド数(注)1、2
9,194
9,128
9,162
9,049
9,208
9,215
11,193
11,247
(注) 1 四半期会計期間末日時点の数値を使用しております。
2 プライベートブランド「ZOZO」及び「マルチサイズ」は含んでおりません。
当連結会計年度に新規出店したショップ数は151ショップ(純増61ショップ)となりました。なお、第4四半期連結会計期間に新規出店したショップ数は27ショップ(純減2ショップ)となりました。主な新規出店ショップは、アウトドアブランド「SALOMON」、㈱マッシュスタイルラボが展開する㈱サンリオ監修のブランド「sanrio house」、出版社の㈱宝島社が手掛けるアパレルショップ「宝島社STORE」です。新規出店誘致は概ね計画どおりに推移しましたが、ブランドの終了等による退店が多かったことから、前四半期比でショップ数は減少いたしました。
(年間購入者数)
[表5]年間購入者数の推移
前連結会計年度
当連結会計年度
第1四半期
第2四半期
第3四半期
第4四半期
第1四半期
第2四半期
第3四半期
第4四半期
年間購入者数(注)1、2、4
11,790,269
11,870,844
12,057,726
12,217,038
12,365,080
12,529,665
12,809,389
13,173,445
(前年同期比)
319,677
318,080
366,768
535,820
574,811
658,821
751,663
956,407
(前四半期比)
109,051
80,575
186,882
159,312
148,042
164,585
279,724
364,056
アクティブ会員数(注)1、3、4
10,919,685
11,028,704
11,211,992
11,403,391
11,587,777
11,803,843
12,119,711
12,479,312
(前年同期比)
567,434
512,794
472,746
613,394
668,092
775,139
907,719
1,075,921
(前四半期比)
129,688
109,019
183,288
191,399
184,386
216,066
315,868
359,601
ゲスト購入者数(注)1、4
870,584
842,140
845,734
813,647
777,303
725,822
689,678
694,133
(前年同期比)
△247,757
△194,714
△105,978
△77,574
△93,281
△116,318
△156,056
△119,514
(前四半期比)
△20,637
△28,444
3,594
△32,087
△36,344
△51,481
△36,144
4,455
(注) 1 集計期間は会計期間末日以前の直近1年間としております。
2 年間購入者数は過去1年以内に1回以上購入したアクティブ会員数とゲスト購入者数の合計です。
3 アクティブ会員数は過去1年以内に1回以上購入した会員数になります。
4
「LINEヤフーコマース」「LYST」「BtoB事業」は含んでおりません。
第4四半期連結会計期間において、アクティブ会員数が前年同期比及び前四半期比でそれぞれ増加したことにより、年間購入者数は増加いたしました。アクティブ会員数の増加は、前連結会計年度までに獲得した会員の定着に加え、WEB広告及びZOZOTOWN内施策を通じた新規会員の獲得が順調に推移したことによるものです。前年同期比で投下量を増やしたWEB広告や友達紹介キャンペーンが新規会員の増加に寄与したほか、休眠会員の掘り起こしを目的としたポイント付与施策についても、投下量の増加により休眠会員のアクティブ化に効果が表れています。
(年間購入金額及び年間購入点数)
[表6]年間購入金額、年間購入点数の推移
前連結会計年度
当連結会計年度
第1四半期
第2四半期
第3四半期
第4四半期
第1四半期
第2四半期
第3四半期
第4四半期
年間購入金額(全体)
(注)1、2、3、4
42,947
43,171
43,307
42,953
42,861
42,404
41,771
41,323
(前年同期比)
1.4%
1.8%
1.9%
0.3%
△0.2%
△1.8%
△3.5%
△3.8%
(前四半期比)
0.3%
0.5%
0.3%
△0.8%
△0.2%
△1.1%
△1.5%
△1.1%
年間購入点数(全体)
(注)1、2、3
10.9
11.0
11.0
10.9
10.8
10.7
10.6
10.6
(前年同期比)
1.2%
2.0%
1.6%
0.0%
△1.0%
△2.1%
△3.2%
△2.9%
(前四半期比)
0.6%
0.4%
0.0%
△1.0%
△0.4%
△0.7%
△1.1%
△0.7%
(注) 1 集計期間は会計期間末日以前の直近1年間としております。
2 アクティブ会員1人当たりの指標となっております。
3
「LINEヤフーコマース」「LYST」「BtoB事業」は含んでおりません。
4 円単位となっております。
第4四半期連結会計期間において、年間購入金額及び年間購入点数は前年同期比及び前四半期比で減少いたしました。これは、当連結会計年度において各四半期で新規会員の獲得が順調に推移したこと等が影響し、全体に占める新規会員の割合が増加したこと(会員歴が浅いほど年間購入金額及び年間購入点数が低い)が主な要因です。
(平均商品単価等)
[表7]平均商品単価、
平均出荷単価、1注文あたり購入点数
、出荷件数の推移
前連結会計年度
当連結会計年度
第1四半期
第2四半期
第3四半期
第4四半期
第1四半期
第2四半期
第3四半期
第4四半期
平均商品単価
(注)1、2、3
3,698
3,629
4,369
4,038
3,744
3,584
4,277
3,974
(前年同期比)
△0.7%
1.1%
0.2%
0.9%
1.2%
△1.2%
△2.1%
△1.6%
平均出荷単価
(注)1、2、3
8,343
8,196
9,422
8,980
8,543
8,183
9,328
8,864
(前年同期比)
2.0%
3.8%
3.3%
2.8%
2.4%
△0.2%
△1.0%
△1.3%
1注文あたり購入点数
(注)1、2
2.26
2.26
2.16
2.22
2.28
2.28
2.18
2.23
(前年同期比)
2.8%
2.7%
3.1%
1.9%
1.1%
1.1%
1.1%
0.3%
出荷件数(注)1、2
13,788,498
13,471,252
15,518,943
13,393,189
14,242,174
13,924,003
16,230,382
14,620,850
(前年同期比)
4.1%
2.8%
3.5%
0.7%
3.3%
3.4%
4.6%
9.2%
(注) 1 四半期会計期間の数値を使用しております。
2「LINEヤフーコマース」「LYST」「BtoB事業」は含んでおりません。
3 円単位となっております。
第4四半期連結会計期間において、新品商品の上代の引き上げ状況は落ち着き、価格水準は前年同等となりました。一方で、冬の本セール販売が好調に推移したことにより、前年同期比でセール販売比率が上昇し、平均商品単価は減少いたしました。また、セール販売比率の増加に伴い併売率が上昇し、1注文あたりの購入点数は増加したものの、平均商品単価の減少影響がこれを上回った結果、平均出荷単価も減少しております。なお、1万2千円以上の購入で送料無料となる送料無料施策については、投下量が前年同期比を下回った一方で、効果的に展開できたことから、同施策による1注文あたりの購入点数の押し下げ影響は生じておりません。
ⅰ. 買取・製造販売
当連結会計年度の商品取扱高は
2,795百万円(前期比24.3%減)、商品取扱高に占める割合は0.4%(前期実績0.6%)となりました。売上高は2,630百万円(前期比24.5%減)となりました。
2026年3月末現在、買取・製造販売のZOZOTOWN出店ショップは21ショップ(2025年12月末25ショップ)を運営しております。
ⅱ. 受託販売
当連結会計年度の商品取扱高は
492,743百万円(前期比5.2%増)、
商品取扱高に占める割合は73.9%(前期実績76.3%)となりました。
売上高(受託販売手数料)は134,673百万円(前期比3.9%増)
となりました。2026年3月末現在、受託販売のZOZOTOWN出店ショップは1,689ショップ(2025年12月末1,687ショップ)を運営しております。
ⅲ. USED販売
当連結会計年度の商品取扱高は
21,074百万円(前期比7.3%増)、商品取扱高に占める割合は3.2%(前期実績3.2%)となりました。売上高は20,113百万円(前期比6.8%増)となりました。
② LINEヤフーコマース
LINEヤフーコマースは、Yahoo!ショッピングとYahoo!オークションの合算値となります。LINEヤフー㈱が運営するオンラインショッピングモールYahoo!ショッピングへZOZOTOWNを出店、ならびに、2024年3月より同社が運営するネットオークションサービスYahoo!オークションへZOZOUSEDを出店しております。当連結会計年度の商品取扱高は78,926百万円(前期比13.4%増)、商品取扱高に占める割合は11.9%(前期実績11.3%)となりました。売上高(受託販売手数料)は24,179百万円(前期比13.4%増)となりました。
③ LYST
LYSTは、ファッションショッピングプラットフォームLystに商品を掲載いただいている提携パートナーから成果報酬型の手数料を得る事業形態となります。2025年5月より連結対象としております。当連結会計年度の商品取扱高は42,245百万円、商品取扱高に占める割合は6.3%となりました。売上高は5,776百万円となりました。
④ BtoB事業
BtoB事業では、ブランドの自社ECサイトの構築及び運営・物流業務を受託しております。当連結会計年度の商品取扱高は
8,377百万円(前期比36.1%減)、商品取扱高に占める割合は1.3%(前期実績2.1%)となりました。売上高(受託販売手数料)は1,325百万円(前期比38.2%減)となりました。2026年3月末現在、受託サイト数は29サイト(2025年12月末28サイト)となっております。
⑤ 広告事業
広告事業は、主にZOZOTOWN及びWEAR by ZOZOのユーザーリーチ基盤を活用し、取引先ブランドをはじめとしたクライアント企業に広告枠を提供することで広告収入を得る事業形態となります。当連結会計年度の売上高は
11,884百万円(前期比6.0%増)となりました。
⑥ その他
その他商品取扱高には、Yahoo!ショッピングにおけるZOZOTOWN店を除いたファッションカテゴリーストアのうち、ZOZOオプション(当社提案をもとにYahoo!ショッピング内で実施する特集企画への参加等の営業支援の恩恵を受けることが出来るサービス)の契約を結んだストアの流通総額(2025年9月末をもって計上終了)、当社連結子会社の自社ECサイトにおける流通総額、ZOZOTOWNからオフライン店舗への送客をする仕組み「ZOZOMO」を経由した流通総額及び米国で有料販売をしている「ZOZOSUIT」の流通総額を計上しております。当連結会計年度のその他商品取扱高は
19,872百万円
(前期比
49.9%減
)、
商品取扱高に占める割合は3.0%
(前期実績
6.5%
)と
なりました。
その他売上高には、ZOZOTOWN事業に付随した事業の売上(送料収入、決済手数料収入等)及び前述のその他商品取扱高に関連した売上等が計上されており、当連結会計年度のその他売上高は
27,791百万円
(前期比5.0%増)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
資産、負債及び純資産の状況
(単位:百万円)
前連結会計年度
当連結会計年度
増減率
総資産
187,810
198,260
5.6

負債
89,090
91,470
2.7

純資産
98,719
106,789
8.2

(総資産)
総資産については、前連結会計年度末に比べ10,450百万円増加(前連結会計年度末比5.6%増)し、198,260百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べ17,080百万円減少(同11.6%減)し、130,314百万円となりました。主な増減要因としては、現金及び預金の減少22,069百万円、売掛金の増加3,894百万円、商品及び製品の増加891百万円などによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ27,530百万円増加(同68.1%増)し、67,946百万円となりました。主な増加要因としては、有形固定資産の増加1,483百万円、無形固定資産の増加25,152百万円などによるものであります。
(負債)
負債については、前連結会計年度末に比べ2,379百万円増加(前連結会計年度末比2.7%増)し、91,470百万円となりました。流動負債は、前連結会計年度末に比べ844百万円増加(同1.1%増)し、80,672百万円となりました。主な増減要因としては、受託販売預り金の増加2,124百万円、未払金の増加815百万円、未払法人税等の減少827百万円、賞与引当金の減少714百万円などによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ1,535百万円増加(同16.6%増)し、10,797百万円となりました。主な増加要因としては、資産除去債務の増加188百万円、退職給付に係る負債の増加363百万円、繰延税金負債の増加536百万円などによるものであります。
(純資産)
純資産については、前連結会計年度末に比べ8,070百万円増加(前連結会計年度末比8.2%増)し、106,789百万円となりました。主な増減要因としては、自己株式の取得による減少10,001百万円、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による増加47,926百万円、剰余金の配当による減少32,837百万円などによるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末から22,064百万円減少し、69,422百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とその要因は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
当連結会計年度
増減率
営業活動によるキャッシュ・フロー
60,114
52,531
△12.6%
投資活動によるキャッシュ・フロー
△6,285
△28,897
359.8%
財務活動によるキャッシュ・フロー
△32,081
△45,830
42.9%
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は52,531百万円となりました。主な増加要因としては、税金等調整前当期純利益68,477百万円の計上などによるものであります。一方、主な減少要因としては売上債権の増加額1,539百万円、棚卸資産の増加額883百万円、未払消費税等の減少額2,232百万円、法人税等の支払額21,657百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は28,897百万円となりました。これは有形固定資産の取得による支出4,823百万円、無形固定資産の取得による支出2,226百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出21,807百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は45,830百万円となりました。これは自己株式の取得による支出10,001百万円、配当金の支払額32,834百万円などによるものであります。
(4)今後の見通し
翌期の見通し
[表8]連結業績予想
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
翌連結会計年度
(自 2026年4月1日
至 2027年3月31日)
当期実績比
商品取扱高
666,035
(103.1%)
679,600
(100.1%)
2.0

商品取扱高(その他商品取扱高除く)
646,162
(100.0%)
678,600
(100.0%)
5.0

売上高
228,373
(35.3%)
241,900
(35.6%)
5.9

営業利益
69,366
(10.7%)
74,400
(11.0%)
7.3

調整後EBITA(注)2
72,697
(11.3%)
77,900
(11.5%)
7.2

経常利益
69,261
(10.7%)
74,400
(11.0%)
7.4

親会社株主に帰属する当期純利益
47,926
(7.4%)
49,700
(7.3%)
3.7

(注) 1
( )内は商品取扱高(その他商品取扱高除く)に対する割合です。
2 調整後EBITA=営業利益+のれん償却額(PPAによる取得原価配分後の各種償却費を含む)+M&A関連費用(仲介費用及びDD費用等)
当社グループが軸足を置く日本国内のファッションEC市場は、欧米諸国や中国、韓国といったEC先進国と比較して、依然としてEC化率が低い水準にあります。ECへの追い風は踊り場を迎えているものの、今後も緩やかな拡大基調が継続すると見込んでおり、足元では年率3%程度で成長していると認識しています。
このような環境下において、当社はユーザーとブランド双方にとって、より一層魅力的なサイト作りに引き続き注力することで、商品取扱高及び売上高を着実に拡大させ、市場成長に連動した成長を目指してまいります。
なお、当社グループは正常な収益力を示す観点から、M&Aに伴うのれん等の償却費の影響を排除した経営指標としてEBITDAを採用してまいりました。一方で、当社グループは物流拠点への継続的な設備投資や自社制作ソフトウェアへの投資を恒常的に行っており、これらに係る減価償却費は事業運営に不可欠なコストであると認識しております。
そのため、当社グループの実態に即した正常な収益力をより適切に示すため、今後はM&Aに起因するのれん及び無形資産の償却費ならびに取得関連費用の影響のみを調整対象とし、それ以外の償却費は反映する指標として「調整後EBITA」を採用することといたしました。
また、中期の利益目標として、2030年3月期に調整後EBITA900億円を掲げております。国内外のファッション市場を軸に、国内既存事業の「More Fashion領域」、国内新規事業の「Near Fashion領域」、海外の「Global領域」の3領域に注力してまいります

翌連結会計年度の商品取扱高計画の事業別内訳は、以下のとおりです。
[表9]事業別商品取扱高会社計画
事業別
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
翌連結会計年度
(自 2026年4月1日
至 2027年3月31日)
当期実績比
取扱高
(百万円)
構成比
(%)
取扱高
(百万円)
構成比
(%)
ZOZOTOWN事業
516,613
77.5
538,400
79.4
4.2

(買取・製造販売)
2,795
0.4
3,200
0.5
14.5

(受託販売)
492,743
73.9
512,700
75.6
4.1

(USED販売)
21,074
3.2
22,500
3.3
6.8

LINEヤフーコマース
78,926
11.9
86,600
12.7
9.7

LYST
42,245
6.3
46,500
6.8
10.1

BtoB事業
8,377
1.3
7,100
1.0
△15.3

その他除く 小計
646,162
97.0
678,600
99.9
5.0

その他
19,872
3.0
1,000
0.1
△95.0

合計
666,035
100.0
679,600
100.0
2.0

ZOZOTOWN事業及びLINEヤフーコマースを中心とした国内既存事業のMore Fashion領域については、成長の基盤として、ECのインフラのさらなる強化を図ってまいります。ZOZOTOWN事業においては、引き続き「購入者数の拡大」及び「ファッション消費におけるZOZOTOWN利用率上昇」を図ることで、商品取扱高の成長を目指します。具体的には、多様化するユーザーニーズに対応した取扱アイテム・ブランド・カテゴリーの拡充や、当社ならではの付加価値提供サービスの強化を推進します。LINEヤフーコマースにおいては、ZOZOTOWNと連動した取扱アイテム・ブランド・カテゴリーの拡充及び付加価値提供サービスの強化に加え、LINEヤフー㈱によるプロモーション施策の投下等により、従来のZOZOTOWNユーザーとは異なる顧客層の獲得を引き続き推進します。
国内新規事業のNear Fashion領域については、ZOZOTOWNユーザーとの親和性が高いサービス等を対象に、ファッション周辺領域における新たな利益成長ドライバーの創出を図ってまいります。自社での事業開発に加え、M&Aも積極的に活用していく方針です。なお、2026年4月30日付で公表のとおり、当社は香りの総合プラットフォーム「Coloria(カラリア)」を運営する㈱High Linkの全株式を取得し、完全子会社化いたしました。これに伴い、同社は2026年5月より連結対象となり、商品取扱高及び売上高はその他区分に計上予定です。
また、Global領域については、LYST及びボディーマネジメントサービス「ZOZOFIT」を展開する欧米諸国を主要エリアとして、テクノロジーを軸にグローバル市場への展開に着実に取り組んでまいります。
売上高については、国内では商品取扱高(その他商品取扱高除く)の成長率に連動した伸長を見込んでおります。一方で、国外のLYSTにおいては、ビジネスモデル刷新に向けた取り組みに注力する影響により、粗利率の低下を見込んでおります。
販売費及び一般管理費については、商品取扱高の拡大に伴う変動費の増加に加え、既存拠点への新たなマテハン機器導入に伴う減価償却費の増加等を見込んでおります。一方で、配送効率改善の取り組みの結果、2025年10月より配送委託先との経済条件の改善を契機とした荷造運賃(対商品取扱高)の低減を見込んでおり、販管費率(対商品取扱高)は当連結会計年度から低下する見通しです。
その結果、翌連結会計年度の営業利益率及び調整後EBITAマージンは当連結会計年度を上回る見込みであり、着実な利益成長を維持してまいります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸表を作成する方針であります。
なお、IFRSの適用については、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
91,486
69,416
売掛金
49,453
53,348
商品
2,605
3,496
原材料及び貯蔵品
44
37
その他
3,805
4,014
流動資産合計
147,394
130,314
固定資産
有形固定資産
建物
16,346
17,860
減価償却累計額
△4,621
△6,252
建物(純額)
11,724
11,607
車両運搬具
39
39
減価償却累計額
△12
△19
車両運搬具(純額)
26
19
工具、器具及び備品
22,723
23,067
減価償却累計額
△11,170
△13,701
工具、器具及び備品(純額)
11,553
9,366
建設仮勘定
2,143
5,937
有形固定資産合計
25,447
26,930
無形固定資産
のれん
668
21,812
ソフトウエア
1,520
3,496
顧客関連資産

1,846
その他
1,248
1,434
無形固定資産合計
3,437
28,589
投資その他の資産
投資有価証券
931
1,010
繰延税金資産
6,167
6,298
その他
4,431
5,117
投資その他の資産合計
11,530
12,425
固定資産合計
40,415
67,946
資産合計
187,810
198,260
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金
189
242
受託販売預り金
28,850
30,975
未払金
8,070
8,885
短期借入金
20,000
20,000
未払法人税等
12,423
11,596
賞与引当金
3,033
2,319
役員賞与引当金
73
62
事業整理損失引当金

224
関係会社清算損失引当金

0
その他
7,187
6,363
流動負債合計
79,828
80,672
固定負債
退職給付に係る負債
4,787
5,151
資産除去債務
4,339
4,528
関係会社清算損失引当金
126
125
繰延税金負債

536
その他
9
457
固定負債合計
9,262
10,797
負債合計
89,090
91,470
純資産の部
株主資本
資本金
1,359
1,359
資本剰余金
1,521
1,328
利益剰余金
106,787
111,393
自己株式
△11,581
△11,039
株主資本合計
98,087
103,042
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
80
116
繰延ヘッジ損益
△9
4
為替換算調整勘定
171
3,161
退職給付に係る調整累計額
389
464
その他の包括利益累計額合計
632
3,747
新株予約権
0

純資産合計
98,719
106,789
負債純資産合計
187,810
198,260
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
売上高
213,131
228,373
売上原価
14,819
15,372
売上総利益
198,312
213,000
販売費及び一般管理費
業務委託費
10,661
11,544
荷造運搬費
37,363
37,861
代金回収手数料
13,127
13,458
広告宣伝費
13,340
17,107
給料及び手当
18,834
20,788
賞与引当金繰入額
2,995
2,302
役員賞与引当金繰入額
91
62
退職給付費用
829
719
株式報酬費用
288
△29
減価償却費
4,491
5,293
のれん償却額
251
2,294
その他
31,279
32,230
販売費及び一般管理費合計
133,556
143,634
営業利益
64,756
69,366
営業外収益
受取利息
66
159
受取賃借料
2
3
業務支援料
5
5
リサイクル収入
53
58
補助金収入
15
50
ポイント失効益
145
147
その他
20
25
営業外収益合計
309
450
営業外費用
支払利息
126
256
支払賃借料
2
2
支払手数料
1
41
為替差損
2
210
投資事業組合運用損
44
45
営業外費用合計
177
555
経常利益
64,888
69,261
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
特別利益
固定資産売却益
6
1
関係会社清算益
61

特別利益合計
68
1
特別損失
固定資産除売却損
107
58
減損損失

329
事業整理損失

397
関係会社清算損失
138

特別損失合計
246
785
税金等調整前当期純利益
64,710
68,477
法人税、住民税及び事業税
19,792
20,815
法人税等調整額
△429
△265
法人税等合計
19,363
20,550
当期純利益
45,346
47,926
親会社株主に帰属する当期純利益
45,346
47,926
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
当期純利益
45,346
47,926
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
△9
35
繰延ヘッジ損益
△63
14
為替換算調整勘定
△16
2,973
退職給付に係る調整額
550
75
その他の包括利益合計
460
3,098
包括利益
45,806
51,025
(内訳)
親会社株主に係る包括利益
45,806
51,025
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
その他の包括利益累計額
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
当期首残高
1,359
1,328
93,512
△11,627
84,572
90
54
当期変動額
剰余金の配当
△32,071
△32,071
親会社株主に帰属する当期純利益
45,346
45,346
自己株式の取得
△0
△0
自己株式の処分
193
46
239
自己株式の消却

利益剰余金から資本剰余金への振替

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
△9
△63
当期変動額合計

193
13,275
45
13,514
△9
△63
当期末残高
1,359
1,521
106,787
△11,581
98,087
80
△9
その他の包括利益累計額
新株予約権
純資産合計
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計
当期首残高
187
△161
171
0
84,744
当期変動額
剰余金の配当
△32,071
親会社株主に帰属する当期純利益
45,346
自己株式の取得
△0
自己株式の処分
239
自己株式の消却

利益剰余金から資本剰余金への振替

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
△16
550
460
△0
460
当期変動額合計
△16
550
460
△0
13,974
当期末残高
171
389
632
0
98,719
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
その他の包括利益累計額
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
当期首残高
1,359
1,521
106,787
△11,581
98,087
80
△9
当期変動額
剰余金の配当
△32,837
△32,837
親会社株主に帰属する当期純利益
47,926
47,926
自己株式の取得
△10,001
△10,001
自己株式の処分
△140
7
△132
自己株式の消却
△10,535
10,535

利益剰余金から資本剰余金への振替
10,483
△10,483

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
35
14
当期変動額合計

△193
4,605
542
4,954
35
14
当期末残高
1,359
1,328
111,393
△11,039
103,042
116
4
その他の包括利益累計額
新株予約権
純資産合計
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計
当期首残高
171
389
632
0
98,719
当期変動額
剰余金の配当
△32,837
親会社株主に帰属する当期純利益
47,926
自己株式の取得
△10,001
自己株式の処分
△132
自己株式の消却

利益剰余金から資本剰余金への振替

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
2,989
75
3,115
△0
3,115
当期変動額合計
2,989
75
3,115
△0
8,070
当期末残高
3,161
464
3,747

106,789
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
64,710
68,477
減価償却費
4,491
5,293
のれん償却額
251
2,294
株式報酬費用
288
△29
事業整理損失

397
減損損失

329
関係会社清算損失
138

関係会社清算益
△61

投資事業組合運用損益(△は益)
44
45
固定資産除売却損益(△は益)
101
56
賞与引当金の増減額(△は減少)
1,760
△726
役員賞与引当金の増減額(△は減少)
△22
△10
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)
738
472
受取利息及び受取配当金
△66
△159
支払利息
126
256
支払手数料
1
41
為替差損益(△は益)
1
174
売上債権の増減額(△は増加)
△3,664
△1,539
棚卸資産の増減額(△は増加)
1,174
△883
前払費用の増減額(△は増加)
△159
707
仕入債務の増減額(△は減少)
△70
53
受託販売預り金の増減額(△は減少)
2,182
2,124
未払金の増減額(△は減少)
620
218
未払費用の増減額(△は減少)
286
△363
未払消費税等の増減額(△は減少)
3,327
△2,232
その他
103
△710
小計
76,305
74,288
利息及び配当金の受取額
66
159
利息の支払額
△129
△258
法人税等の支払額
△16,127
△21,657
営業活動によるキャッシュ・フロー
60,114
52,531
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出
△4,799
△4,823
無形固定資産の取得による支出
△1,486
△2,226
有形固定資産の売却による収入
29
6
資産除去債務の履行による支出

△40
敷金及び保証金の差入による支出
△41
△3
敷金及び保証金の回収による収入
3
71
投資有価証券の取得による支出
△97
△72
子会社の清算による収入
107

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

△21,807
貸付けによる支出
△1
△2
貸付金の回収による収入
1
2
その他
△0
△0
投資活動によるキャッシュ・フロー
△6,285
△28,897
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入

45
短期借入金の返済による支出

△699
支払手数料の支出
△1
△41
社債の返済による支出

△2,046
自己株式の取得による支出
△0
△10,001
配当金の支払額
△32,069
△32,834
その他
△10
△253
財務活動によるキャッシュ・フロー
△32,081
△45,830
現金及び現金同等物に係る換算差額
△9
131
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
21,738
△22,064
現金及び現金同等物の期首残高
69,748
91,486
現金及び現金同等物の期末残高
91,486
69,422
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)
当社グループは、EC事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)
当社グループは、EC事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(1株当たり情報)
項目
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
1株当たり純資産額
110.81円
120.76円
1株当たり当期純利益
50.90円
54.11円
(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
2 当社は、2025年4月1日付けで普通株式1株につき普通株式3株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。
3 1株当たり当期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
項目
前連結会計年度
(自  2024年4月1日
至  2025年3月31日)
当連結会計年度
(自  2025年4月1日
至  2026年3月31日)
1株当たり当期純利益
50円90銭
54円11銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)
45,346
47,926
普通株主に帰属しない金額(百万円)


普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)
45,346
47,926
普通株式の期中平均株式数(株)
890,870,670
885,648,046
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要
2019年6月25日取締役会決議による新株予約権
第5回新株予約権は、権利不確定により失効しております。
第6回新株予約権
66個
(普通株式 19,800株)
2019年6月25日取締役会決議による新株予約権
第6回新株予約権は、2025年6月20日をもって、割当対象者の権利放棄により消滅しております。
(注) 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
(重要な後発事象)
(取得による企業結合)
当社は、2026年3月31日開催の取締役会において、㈱High Link(以下、High Link)の全株式を取得し、子会社化することを決議いたしました。当該決議に基づき同日付で株式譲渡契約を締結し、4月16日付で全株式を取得しております。
1.株式取得による企業結合の概要
(1)株式取得による企業結合の主な理由
2017年に設立されたHigh Linkは、「香りで世界を彩る」をミッションに掲げる香りの総合プラットフォーム「カラリア」を運営しています。
ファッションと親和性が高い香水を中心にした事業を手掛けるHigh LinkをZOZOグループに迎えることで、当社グループはフレグランス市場への領域拡大を図るとともに、サブスクリプションサービスをはじめとする販売手法を取り入れ、ファッション周辺領域における事業展開を加速します。
(2)株式取得の相手先
売却株主の要望により非開示とさせていただきます。
(3)被取得企業の名称及びその事業内容
被取得企業の名称  ㈱High Link
事業の内容     香りの総合プラットフォーム「カラリア」を運営
(4)企業結合日
2026年4月30日
(5)企業結合の法的形式
株式取得
(6)結合後企業の名称
㈱High Link
(7)取得する株式数及び議決権比率
100%
(8)取得企業が決定するに至った主な根拠
現金を対価とする株式取得により議決権の100%を取得したことによるものです。
(9)契約締結日
2026年3月31日
2.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価
4,950百万円
アドバイザリー費用等(概算額)
40百万円
取得原価(概算額)
4,990百万円
3.発生するのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
現時点では確定しておりません。
4.企業結合日に受け入れる資産及び負債の額並びにその主な内訳
現時点では確定しておりません。
5.支払資金の調達及び支払方法
本株式取得の資金については、自己資金により充当しております。

出典: 決算短信PDF(外部リンク)

大量保有報告書(5%超の株主)

報告日 提出者(グループ) 個別保有者 保有割合
個別 / 合計
株数 保有目的 種別
2025-03-21 マサチューセッツ・ファイナンシャル・サービセズ・カンパニー マサチューセッツ・ファイナンシャル・サービセズ・カンパニー(Massachusetts Financial Services Company) 4.08%
計 4.16%
1,225万株 純投資(資産運用契約に基づき、顧客資産の運用のために保有している。) 変更
2025-03-21 マサチューセッツ・ファイナンシャル・サービセズ・カンパニー MFSインベストメント・マネジメント株式会社 0.08%
計 4.16%
23万株 純投資(投資信託及び投資法人に関する法律又は投資一任契約に基づく投資信託又は顧客… 変更
2025-03-20 野村證券株式会社 (同左) 0.17%
計 5.06%
50万株 証券業務に係る商品在庫、及び累積投資業務の運営目的として保有している。 新規
2025-03-20 野村證券株式会社 ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC) 0.03%
計 5.06%
8万株 証券業務に係わる商品在庫として保有している。 新規
2025-03-20 野村證券株式会社 野村アセットマネジメント株式会社 4.86%
計 5.06%
1,460万株 信託財産の運用として保有している。 新規
2023-08-01 前澤 友作 (同左) 4.45% 1,386万株 発行会社の元代表取締役として保有。 変更
2021-03-30 Zホールディングス中間株式会社 (同左) 49.08% 1.53億株 営業上の取引緊密化のための政策投資。 変更
2021-03-17 Zホールディングス株式会社 (同左) 0.00% 0株 変更

※「個別保有者」が「(同左)」の行は提出者本人による保有。複数行が同じ提出者なら共同保有グループの内訳を表します。 保有目的が長い場合は冒頭40字のみ表示し、ホバーで全文表示します。

財務データ推移

年度売上高営業利益純利益 総資産純資産EPS配当
2025 2,131億円 648億円 453億円 1,878億円 987億円 50.9 107.0
2024 1,970億円 601億円 443億円 1,619億円 847億円 148.2 104.0
2023 1,834億円 564億円 395億円 1,557億円 767億円 131.8 65.0
2022 1,662億円 497億円 345億円 1,273億円 551億円 115.0 58.0
2021 1,474億円 441億円 309億円 1,257億円 555億円 101.3 41.0
2020 1,255億円 279億円 188億円 942億円 345億円 61.6 30.0
2019 1,184億円 257億円 160億円 790億円 227億円 52.2 24.0
2018 984億円 327億円 202億円 707億円 408億円 64.7 29.0
2017 764億円 263億円 170億円 557億円 299億円 54.7 36.0
2016 544億円 178億円 120億円 349億円 179億円 112.4 47.0
2015 412億円 151億円 90億円 414億円 262億円 27.9 34.0
2014 386億円 78億円 332億円 192億円 24.3 25.0
2013 351億円 54億円 239億円 128億円 16.5 20.0
2012 318億円 46億円 232億円 139億円 42.2 15.0

事業の状況(有価証券報告書より)

最新の有価証券報告書から、事業内容・リスク・経営方針・経営成績の概況を掲載します。各セクションをクリックして展開してください。

事業の内容 FY2025 / 約1,383字
3 【事業の内容】当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(㈱ZOZO)の他、主に連結子会社4社(㈱ZOZO NEXT、ZOZO Apparel USA., Inc.、ZOZO NEW ZEALAND LIMITED、南通卓騰信息科技有限公司)によって構成されており、ファッションECサイト「ZOZOTOWN」、ファッションメディア「WEAR」等の運営を主な事業として行っております。 当社グループはEC事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。EC事業内の各事業区分の主な事業内容は、以下のとおりです。 (1)ZOZOTOWN事業ZOZOTOWN事業は買取・製造販売、受託販売、USED販売から構成されております。①買取・製造販売買取・製造販売は、当社グループが仕入れを行い、在庫リスクを負担し販売を行う事業形態であります。各ブランドからファッション商材を仕入れる形態と、MS(マルチサイズ)等、自社在庫を持ちながら販売を行う形態がこちらに該当します。②受託販売受託販売は、ZOZOTOWNに各ブランドがテナント形式で出店を行い、出店後の運営管理を行う事業であり、当社グループが各ブランドの商品を当社の物流拠点に受託在庫として預かり、販売を行う事業形態です。当事業と買取ショップとの大きな違いは、基本的なマーチャンダイジングをテナント側が実施することと、受託販売形態であるため当社が在庫リスクを負担しないことであります。当事業に係る売上高は、販売された商品の手数料を受託販売手数料として計上しております。③USED販売USED販売は、主に個人ユーザー等から中古ファッション商材を買取り、自社在庫を持ちながら販売を行う二次流通事業であります。 (2)LINEヤフーコマースLINEヤフーコマースは、LINEヤフー㈱が運営するオンラインショッピングモールYahoo!ショッピングへZOZOTOWNを出店、ならびに、同社が運営するネットオークションサービスYahoo!オークションへZOZOUSEDを出店し、商品を販売する事業形態であります。 (3)BtoB事業BtoB事業は、アパレルメーカーが独自に運営するECサイトのシステム開発、デザイン制作、物流請負、マーケティング支援など、必要に応じて各種フルフィルメント関連業務を支援するものであります。なお、当事業に係る売上高につきましても、受託ショップと同様、販売された商品の手数料を受託販売手数料として計上しております。 (4)広告事業広告事業は、ZOZOTOWN及びWEAR by ZOZOのユーザーリーチ基盤を活用し、主に取引先ブランド各社に広告枠を提供し、広告収入を得る事業形態であります。 (5)その他ZOZOTOWN事業に付随した事業(送料収入、決済手数料収入等)であります。また、Yahoo!ショッピングにおけるZOZOTOWN店を除いたファッションカテゴリーストアのうち、ZOZOオプション(当社提案をもとにYahoo!ショッピング内で実施する特集企画への参加等の営業支援の恩恵を受ける事が出来るサービス)、ZOZOTOWNからオフライン店舗への送客をする仕組みZOZOMOを経由した商材の販売及び米国にてZOZOSUITを有料販売する事業形態があります。 [事業系統図]
事業等のリスク FY2025 / 約6,231字
3 【事業等のリスク】(1)方針・体制当社では、発生しうるリスクの把握、発生防止にかかる管理体制の整備ならびに発生したリスクへの対処に関する基本的な事項を定め、事業の適正化かつ円滑な運営およびその継続性を確保することを目的として「リスク管理規程」を制定し、取締役会直下の組織としてリスクマネジメント委員会を設置しています。リスクマネジメント委員会は、委員長である代表取締役社長兼CEO及び全ての業務執行取締役で構成されており、オブザーバーとして常勤の監査等委員、内部監査室、その他委員長が必要と認めた者が参加しております。リスクマネジメント委員会では、当社グループのリスクについて各部門が洗い出した経営に重大な影響を及ぼす可能性が高いリスクを分析・評価の上選定し、リスクマネジメントの取組状況について継続的なモニタリングを行うと共に必要な支援を実施するなどリスクの回避、低減に必要な措置を事前に講じています。また、取締役会は付議・報告されたリスク管理状況についてリスク管理体制を見直し、問題点の把握と改善に努めています。なお、リスクマネジメント委員会の体制については、「第2 事業の状況2 サステナビリティに関する考え方及び取組(3)リスク管理」の図をご参照ください。 (2)個別のリスク投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を十分に認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社グループ株式に関する投資判断は、本項及び本項以外の記載事項を慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 リスク項目リスクの概要と影響主な対応策サイバー攻撃・システムインシデントリスク当社グループはECサイトの運営を主力事業としており、注文受付から配送に至るサプライチェーン全体をITシステムにて構築しているため、外部からの攻撃、内部不正、自然災害(地震・津波・火災)、事故、停電などの予期せぬ事象が発生した場合、設備や通信ネットワークが障害を受ける等のシステムトラブルの発生は事業活動に深刻な影響を及ぼします。また、サーバーの作動不能や欠陥が原因で取引が停止した場合、当社グループの事業及び経営成績並びに企業としての社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。システムトラブルの発生可能性を低減させるため、当社グループでは以下の取り組みを実施しています。 ① ECサイトの安定運用を目的としたシステム強化② 不正アクセスやコンピュータウィルスを防御するネットワーク・セキュリティの強化③ サーバーやデータセンター、通信手段の冗長化④ バックアッププランの用意⑤ 適切なアクセス権限管理 このような対策を講じることで、システムトラブル発生時の影響を最小限に抑え、事業の継続性を確保することを目指しています。 特定の業務に関する依存度の高い委託先の機能停止リスク当社グループは、商品購入者からの販売代金の回収業務、商品の配送業務等について協力会社に委託しており、データセンターやデータベース等のシステム基盤において他社サービスを利用しております。提出日現在において、これらの特定の機能を担う委託先との間で何ら問題は生じておりませんが、今後各社の事業方針や戦略等の見直し、経営状況の変化や財務内容の悪化並びに取引条件の変更等があった場合、また、予期せぬ事態により委託先の機能が停止した場合、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、事業モデルを支える委託先との良好な関係の維持に努めており、各社の経営状況について継続的なモニタリングを実施しています。また、システムサービスにおいては、以下の対策を講じております。 ① サーバーやデータセンターの冗長化② バックアッププランの用意 このような対策を講じることで、特定の機能が停止する可能性や停止した場合の影響を最小限に抑え、事業の継続性を確保することを目指しています。 事業継続リスク当社グループの本社及び主たる物流拠点は千葉県および茨城県内にあり、当地域内において地震、風水害等の大規模災害や犯罪等の人為的脅威、事故、火災、停電などが発生した場合、または当社施設内や取引先において、パンデミックが発生した場合等、当社の想定を超える事態が発生した場合には、基幹システムや設備の機能停止により当社の物流が停滞する可能性や、従業員が出勤困難になることによりサービスレベルが低下する可能性等があります。また、大規模なシステム開発が想定外のトラブルで遅延、または中断した場合、「サイバー攻撃・システムインシデントリスク」「委託先停止リスク」で記載したリスクが顕在化した場合、その内容及び結果によっては当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、本社および主要物流拠点が千葉県および茨城県に所在していることを踏まえ、自然災害や人為的脅威による事業運営への影響を最小限に抑えるための対策を講じております。 ① 物流拠点のバックアップ方針の整備② 有事発生時の対応マニュアルの整備 ③ 防災・防犯対策の強化 ④ 継続的な防災訓練の実施⑤ 感染症対策の強化 ⑥ 「サイバー攻撃・システムインシデントリスク」「委託先停止リスク」に記載の対策 これらの対策を通じて、当社グループは事業継続リスクに備え、サービス品質の維持と経営の安定性向上に努めてまいります。機密・個人情報漏洩リスク当社グループはECサイト「ZOZOTOWN」等での通信販売、米国におけるZOZOSUITの販売と、これを用いた「ZOZOFIT」及び「WEAR」の運営を通じて保有した会員の個人情報並びにBtoB事業の受託や「ZOZOMETRY」を通じて保有する個人情報を管理しており、「個人情報の保護に関する法律」及び欧州連合(EU)の「一般データ保護規則(General Data Protection Regulation)」をはじめとする海外における個人情報保護に関する規制が定める義務を課されております。個人情報が当社グループ関係者、業務委託先等の故意又は過失により外部へ流出した場合、又は外部からの不正なアクセスや想定していない事態によって個人情報の外部流出等が発生した場合には、適切な対応を行うために相当な費用負担、当社グループヘの損害賠償請求、当社グループ並びに当社サービスの信頼性やブランドが毀損し、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、意図せず規制に違反し高額な制裁金を課された場合などには、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。個人情報保護規程及び個人情報管理に関連する規程やマニュアルを制定することにより「個人情報保護マネジメントシステム」に準拠した管理体制を確立し、また、全社員を対象とした個人情報に関する教育を通じて個人情報の取扱いに関するルールを周知徹底し、個人情報保護に関する意識の向上を図ることで、同法及び関連法令等の法令遵守に努めております。なお、当社は2021年5月に情報セキュリティ基本方針を定め、同年7月に第三者機関の審査を受けて、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の国際規格「ISO/IEC 27001:2013」および日本国内規格である「JIS Q 27001:2014」の認証を取得しております。システム面においては、個人情報を管理しているサーバーはセキュリティ設備が強固な外部データセンターにて管理されており、更には外部からの不正アクセスに対するセキュリティの強化及び個人情報の閲覧にアクセス制限を設ける等により、厳重に個人情報の管理を行っております。これらの対応は適宜外部専門家の助言を得ながら行っており、今後も継続的なセキュリティ強化及び法令遵守の取り組みを進め、事業の信頼性向上に努めます。許認可/法規制違反リスク当社グループは、主力事業であるECサイト「ZOZOTOWN」およびSNSサービス「WEAR」の運営において、「電気通信事業法」や「古物営業法」などの法的規制を受けております。これらの法令の改正や新たな法令の制定が行われた場合、事業運営に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、これらの法規制に関する最新動向を把握し、法務部門と事業部門との連携を強化するとともに法規制への対応を行っており、事業の安定性と信頼性を確保してまいります。 コンプライアンス・レピュテーションリスク当社グループは、事業運営において「不当景品類及び不当表示防止法」「特定商取引に関する法律」等をはじめとする法令や業界規制、社会的要請の遵守を重要な経営課題と認識しております。しかしながら、グループ内外に起因するコンプライアンスリスクを完全に排除することは困難であり、万が一、重大な事案が発生した場合には、行政処分や損害賠償、社会的信用の低下などにより、事業や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。現時点で重大な訴訟は確認されていませんが、コンプライアンスリスク(例えば、当社グループが保有する個人情報の管理不徹底等の人為的ミスの発生、第三者からの不正アクセスによる情報流出又はシステム障害及び第三者の知的財産権の侵害、販売した商品の不備等を起因とした訴訟リスク等)は常に存在しており、その内容や結果によっては企業価値に重大な影響を及ぼす可能性があります。また、コンプライアンス事案やレピュテーションリスクに対して、社内の情報共有体制や初動対応、外部専門家との連携、メディア対応などが不十分な場合、迅速な沈静化が困難となり、世論や報道による風評被害が拡大し、事業や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、事業の健全かつ持続的な運営のため、法令・社内規程の遵守を経営の重要課題と位置付け、重大な法令違反や不正行為の未然防止に取り組んでいます。社内規程の整備および周知徹底、ならびにコンプライアンス教育を中心とした以下のような多層的な対応策を講じています。 ① 役員、および従業員に対する各種研修の継続実施② 専門家への相談体制の定着化③ 独自の人事評価制度の浸透④ 対外的な発信に対するガイドライン策定および定期的な周知⑤ 危機発生時に備えた役員向け記者会見対応訓練の実施⑥ 風評被害事案発生時の有事対応マニュアル、判断基準の整備⑦ 内部統制評価を通じた、内部統制の実効性確保⑧ 社内通報体制の整備⑨ 独立性の高い監査等委員の取締役会関与⑩ 会計不正対策の強化⑪ 継続的な法令理解施策の実施⑫ 法務部門、事業部門の連携強化 このような取り組みを通じて、当社グループは健全な企業運営と持続的成長を支えるコンプライアンス体制の強化に継続的に取り組んでまいります。従業員の生命・身体・健康に対するリスク当社グループが持続的に成長していくためには、従業員の安全・安心の確保が最重要課題のひとつであるとの基本的な認識に立ち、各種安全対策を講じています。しかしながら、突発的な自然災害、急激な感染症の拡大、不慮の事故、不測の事態やそれらに起因する過重労働等により、従業員の生命・身体および心身の健康が損なわれる可能性は完全には排除できません。そのような事態が発生した場合には、当該従業員の休職・退職等による人的資源の損失にとどまらず、事後対応に伴う費用負担や業務の停滞、また企業イメージの毀損等を通じて、当社グループの業績や事業運営に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、従業員の生命・身体・健康にかかるリスクを重要な経営リスクと認識し、その回避および軽減に向けて、以下のような取り組みを推進しております。 ① 安全教育を通じた労働安全・防災対策に向けた取り組み② 全拠点の防災マニュアル整備・訓練実施③ 災害時の出社判断基準、安否確認体制を整備④ 入退館セキュリティおよび警備体制の強化⑤ 労災リスクのアセスメント、恒久的な改善策の推進⑥ リモートワーク導入、感染症防止マニュアル整備の推進⑦ 各種面談、研修、調査を通じたストレス状況把握および労働時間の厳格化⑧ 独自の人事評価制度の導入 このような取り組みを通じて、当社グループは従業員の安全と健康を守るとともに、事業継続性の確保および企業価値の維持・向上に努めてまいります。 親会社に関する利益相反リスク当社は、ソフトバンクグループ㈱、ソフトバンク㈱、LINEヤフー㈱等の子会社であります。当社は、これらの親会社やそのグループ会社との間で、ユーザー誘導による集客や「ZOZOTOWN」等のYahoo!ショッピング出店、「ZOZOTOWN」等でのスマートフォン決済サービスPayPayの導入などの取引を行っており、今後も当社グループの事業拡大を目的としたそれらの会社との取引を多数行っていく予定です。これらの親会社は、当社の株主総会の議決権の過半数を直接的又は間接的に保有し、当社の経営への影響力を有しております。親会社やそのグループ会社と当社との間で利益相反が生じる場合には、当社の利益が損なわれる可能性があります。当社は「親会社グループとの間の取引の公正性維持に関する規程」を定め、これらの取引について、取締役会の決議をする場合には親会社やそのグループ会社と関係のある取締役は議決から除外するなど仕組みを構築し、取引の公正性が保たれるよう運用しております。企業の買収(M&A)等におけるリスク当社グループは、持続的な成長と企業価値の向上を実現するうえで、企業買収は重要な経営戦略の一つと位置付けています。企業買収等の検討に際しては、事前に十分な調査を行い、定められた承認プロセスを経て慎重に意思決定を行っています。また、これまで企業買収に伴い発生した相当額ののれんを連結貸借対照表に計上しております。しかしながら、買収前の調査では把握できなかったリスクの顕在化、買収後の景気変動、市場環境の変化、競合状況の激化、あるいは買収した事業の業績不振等により期待する成果が得られない場合は、のれんの減損損失や多額の追加費用または追加投資が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社は、のれんの減損リスクを低減するため、以下のような対応策を講じています。 ① 適切なデューデリジェンスの実施② 企業買収後のPMI(Post Merger Integration)の推進③ 定期的なモニタリングと事業計画の見直し これらの対応策を継続的に実施することで、のれんの減損リスクを管理し、企業価値の維持・向上に努めてまいります。
事業方針・経営環境 FY2025 / 約4,995字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営方針当社グループは「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」という企業理念のもと、“想像”と“創造”を繰り返し、高付加価値なサービスを提供していくクリエイター集団であり続け、世界中の全ての尊い個性がファッションで繫がる未来を目指すことを基本姿勢に事業活動を行っております。また、ESG(Environment/環境・Society/社会・Governance/ガバナンス)に関する課題に積極的に対応していくことが、ステークホルダーをはじめ、一般社会との持続的な共存・共栄につながると考えており、「ファッションでつなぐサステナブルな未来へ」をサステナビリティステートメントとし、主に4つの重点的な取り組みを設定いたしました。これにより、ファッションとテクノロジーズが持つ力で、すべての人が可能性を発揮できるよう支援すると共に、社会・環境問題の解決を目指してまいります。これからも当社グループは、世界中の全ての尊い個性がファッションで繫がる未来を目指してまいります。また、この企業理念の達成のため、「MORE FASHION」×「FASHION TECH」、「ワクワクできる『似合う』を届ける」という経営戦略を設定しており、当社グループの強みであるファッションを更に極め、テクノロジーで時代を進めることを実践することが、中長期的な企業価値の向上につながるものと考えております。 (2) 目標とする経営指標当社グループが重視している経営指標は、EC事業から生み出される商品取扱高であります。なお、EC事業で計上する売上高のうち、受託商品の販売に係る収益は、商品取扱高に各手数料率を乗じた受託販売手数料のみを会計上の売上高として計上しております。そのため、当連結会計年度においては会計上の売上高が213,131百万円であるのに対し、商品取扱高は614,361百万円となっております。販売費及び一般管理費につきましては、商品取扱高に連動する変動費が多くを占めており、事業全体の規模を示す商品取扱高が売上高、利益それぞれに密接な関連を持っております。また、当社グループでは資本コストを上回る利益を生み出すことが企業価値の増大につながると考えていることから、経営指標として自己資本利益率(ROE)も定めており、資本効率の高い経営に努めてまいります。具体的な目標値としては、世界的にみた場合に当社と類似する企業のROEの水準等を勘案し、ROE30%を目安としております。当連結会計年度のROEは49.4%(前年同期実績55.0%)と引き続き高い水準を維持しており、目標値を大きく上回っております。株主への利益還元に関しては、財務基盤及び今後の投資計画等を鑑み、適切に対応してまいります。なお、当連結会計年度の配当額から算出される連結配当性向は70.1%となります。自己株式の取得も含めた総還元性向は中長期の通算(2024年3月期以降の概ね5年平均)で80%超を目指しており、今後につきましても、株主還元施策の強化に努め、一層効率的な資本の運用を目指してまいります。 [補足情報]目標とする経営指標及びその他経営指標の推移 2021年3月期2022年3月期2023年3月期2024年3月期2025年3月期連結業績の推移 商品取扱高(百万円)419,438508,876544,317574,373614,361商品取扱高(その他商品取扱高除く)(百万円)407,774462,175501,108536,907574,666売上高(百万円)147,402166,199183,423197,016213,131売上総利益(百万円)140,033156,172171,341183,147198,312営業利益(百万円)44,14449,65656,42160,07964,756経常利益(百万円)44,38649,65556,71659,76464,888親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)30,93234,49239,52644,34145,346包括利益(百万円)30,80634,61539,43444,80145,806EBITDA(注)1(百万円)46,61852,12559,04664,18369,788期初計画 商品取扱高(百万円)409,000472,800543,800580,881609,200売上高(百万円)145,000162,600181,300200,700214,400営業利益(百万円)41,50047,80051,50060,00064,200経常利益(百万円)41,60047,80051,50060,00064,200親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)28,50033,30035,90042,00045,200連結財政状態 総資産(百万円)125,656127,276155,742161,862187,810負債(百万円)70,14972,17779,04877,11789,090純資産(百万円)55,50755,09976,69384,74498,719自己資本(百万円)55,43354,93276,55684,74498,719連結キャッシュ・フロー 営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円)44,79039,89536,67142,58960,114投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円)△4,648△1,283△10,588△9,879△6,285財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円)△12,117△34,823△17,738△37,138△32,081現金及び現金同等物の期末残高(百万円)61,64865,52074,14569,74891,4861株当たり情報 1株当たり純資産(BPS)(注)2、4(円)60.5161.0885.1095.13110.811株当たり当期純利益(EPS)(注)2、4(円)33.7738.3443.9449.4050.90潜在株式調整後1株当たり当期純利益(注)2、4(円)-38.34---発行済株式数(自己株式を除く)(注)2、4(株)916,093,113899,411,454899,570,343890,852,793 890,861,922期中平均株式数 (注)2、4(株)916,030,184899,675,967899,513,971897,642,881890,870,670安全性に関する指標 流動比率(%)153.1154.6171.0180.4184.6固定比率(%)46.645.542.145.740.9自己資本比率(%)44.143.249.252.452.6成長性に関する指標 商品取扱高 前年同期増減率(注)3(%)18.213.38.47.17.0営業利益 前年同期増減率(%)58.312.513.66.57.8経常利益 前年同期増減率(%)60.611.914.25.48.6当期純利益 前年同期増減率(%)64.511.514.612.22.3収益性に関する指標 対商品取扱高 売上総利益率(注)3(%)34.333.834.234.134.5対商品取扱高 営業利益率(注)3(%)10.810.711.311.211.3対商品取扱高 経常利益率(注)3(%)10.910.711.311.111.3対商品取扱高 当期純利益率(注)3(%)7.67.57.98.37.9対商品取扱高 EBITDAマージン(注)3(%)11.411.311.812.012.1自己資本 当期純利益率(ROE)(%)68.862.560.155.049.4総資産 経常利益率(ROA)(%)40.439.340.137.637.1配当に関する情報 中間配当 (注)2(円)15.022.024.049.053.0期末配当 (注)2(円)26.036.041.055.054.0配当総額(百万円)12,51917,38719,49031,03631,774配当性向(%)40.550.449.370.270.1純資産配当率(DOE)(%)27.831.829.638.534.6株価に関する情報 期末株価(円)3,2703,2853,0153,8064,299株式時価総額(百万円)998,541984,855904,0681,130,1951,276,605時価ベースの自己資本比率(%)794.7773.8580.5698.2679.7株価収益率(PER)(倍)32.328.622.925.728.2株価純資産倍率(PBR)(倍)18.017.911.813.312.9 (注)1 EBITDA=営業利益+株式報酬費用+減価償却費+のれん償却額2 いずれも連結ベースの財務数値を基礎とした指標となっております。3 商品取扱高前年同期増減率及び商品取扱高に対する割合は、商品取扱高(その他商品取扱高除く)を用いて算定しております。4 当社は2025年4月1日付で普通株式1株を3株とする株式分割を行っており、2021年3月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり情報を算定しております。 (3) 優先的に対処すべき課題当社グループの当面の課題は、①ZOZOTOWNの更なる成長を目的とした取り組み強化、②親会社であるLINEヤフー㈱との連携深化によるシナジー創出、③利益構造の多様化、④フルフィルメント及びECシステム機能強化が必要であると考えております。 ① ZOZOTOWNの更なる成長を目的とした取り組み強化当社コアビジネスであるZOZOTOWNにおいては、「MORE FASHION」×「FASHION TECH」~ ワクワクできる『似合う』を届ける ~ をテーマに掲げ、これまで以上にファッションならびにコスメをはじめとしたファッション周辺領域を追求し、より幅広いユーザー層に対するアプローチを推進してまいりますファッションを「買う」ならZOZOから、ファッションの「コト」ならZOZOの世界を実現する事で、ユーザー・ブランド双方に対して当社ならではの付加価値を与えられるサービスとなるべく新たな取り組みを強化してまいります。 ② 親会社であるLINEヤフー㈱との連携深化によるシナジー創出当社グループはLINEヤフー㈱のグループ会社となって以降、同社グループ会社との連携を強めてまいりました。引き続きグループ会社間で更なるシナジー効果を最大化できるように注力してまいります。 ⅰ.ZOZOTOWN Yahoo!ショッピング店の商品取扱高拡大LINEヤフー㈱が運営するYahoo!ショッピングへZOZOTOWNを出店しております。新たな顧客層の獲得によりZOZOTOWN Yahoo!ショッピング店の売上は徐々に成長しておりますが、まだ拡大余地が十分にあると認識しております。今後も幅広いユーザー層に対応するECサイトとして商品取扱高の拡大を目指してまいります。 ⅱ.開発リソースの共有LINEヤフー㈱所属のエンジニアと当社所属のエンジニアの技術力の共有により、開発スピード及び開発クオリティの向上を目指してまいります。 ③ 利益構造の多様化当社コアビジネスであるZOZOTOWNを始めとした既存ビジネスから生まれる利益に満足することなく、利益構造の多様化を目指します。当社が独自に保有する顧客基盤、情報、ノウハウ、技術等の資産を最大限に活用することをはじめ、対象企業を国内・海外問わないM&Aも手段の一つとして事業ドメインの拡大を目指してまいります。 ④ フルフィルメント及びECシステム機能強化今後見込まれる商品取扱量の増加を視野に入れ、更なる物流キャパシティの拡大、業務効率化の促進を検討してまいります。また、ECシステムのハード及び機能面に関しましては、ユーザー数の増加及びそれに伴うアクセス数の増加への対応、ユーザビリティ向上のため、適宜強化を図ってまいります。
経営者による分析 FY2025 / 約12,143字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績 [表1]前年同期比(単位:百万円) 前連結会計年度(自 2023年4月1日  至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)前年同期比 商品取扱高574,373(107.0%)614,361(106.9%)7.0% 商品取扱高(その他商品取扱高除く)536,907(100.0%)574,666(100.0%)7.0% 売上高197,016(36.7%)213,131(37.1%)8.2% 売上総利益183,147(34.1%)198,312(34.5%)8.3% 営業利益60,079(11.2%)64,756(11.3%)7.8% 経常利益59,764(11.1%)64,888(11.3%)8.6% 親会社株主に帰属する当期純利益44,341(8.3%)45,346(7.9%)2.3% (注) ( )内は商品取扱高(その他商品取扱高除く)に対する割合です。 当社グループは、「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」という企業理念のもと、日本最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」、及びファッションメディア「WEAR by ZOZO」の運営を中心に事業活動を行っております。当連結会計年度においては、物価上昇が続く中でも賃上げやインバウンド消費(特にオフライン)等が国内需要の支えとなり、ファッション関連の消費意欲は底堅く推移しました。一方で、不安定な為替相場、ウクライナ情勢や中東情勢の長期化、資源・エネルギー価格の高騰等、経済の先行きは不透明な状況が続いています。この状況下で当社グループは、ZOZOTOWNにおいてはユニークユーザー数拡大及びコンバージョンレート(ユニークユーザーの購買率)向上を目指し、ユーザーとブランド双方にとって魅力的なサイト作りに一層注力してまいりました。具体的には、セールイベント「ZOZOWEEK」の実施期間(2024年5月15日~26日の12日間、同年9月11日~16日及び19日~23日の10日間、同年11月1日~10日及び13日~17日の15日間)や、夏・冬の本セール開始期間ならびにブラックフライデー期間(2024年11月27日~12月1日の5日間)にはTVCMを放送し集客を強化する等、ZOZOTOWNにおける販売力の最大化に取り組みました。加えて、引き続き多様化するユーザーニーズに対応できるよう幅広いジャンルの新規ブランドの出店も進めてまいりました。カテゴリー強化の取り組みとしては、コスメカテゴリー強化を図る「ZOZOCOSME」に注力しております。ZOZOCOSMEは2025年3月末時点において国内外の750以上のコスメブランドを取り扱っておりますが、商品取扱高拡大のため、更に積極的な新規ブランドの誘致及びラインナップの拡大を進めてまいります。また、当社ならではの付加価値提供としては、当社独自のAIを活用した超パーソナルスタイリングサービス「niaulab(似合うラボ)」を開始する等、購買の上流にアプローチする「似合う」を軸としたソリューションの提供を目指しています。LINEヤフーコマース(Yahoo!ショッピングとYahoo!オークションの合算値)については、前連結会計年度までに獲得した顧客の定着に加え、モールを運営するLINEヤフー㈱による集客及び「本気のZOZO祭」(2024年5月19日、同年7月21日、同年9月23日、同年10月20日、同年11月17日、同年12月22日、2025年1月1日、同年2月16日、同年3月21日~22日)等の販促施策投下により、順調に売上を伸長させております。これらの結果、当連結会計年度における商品取扱高は614,361百万円(前年同期比7.0%増)、その他商品取扱高を除いた商品取扱高は574,666百万円(同7.0%増)となりました。売上高は213,131百万円(同8.2%増)、売上総利益は198,312百万円(同8.3%増)となりました。売上総利益の商品取扱高(その他商品取扱高除く)に対する割合(粗利率)は34.5%となり、前年同期と比較して0.4ポイント上昇いたしました。売上高については、広告事業の成長及び送料収入の増加(2024年4月1日よりお客様からいただく送料を一律税込330円に改定)に伴うその他売上高の増加が主な要因となり、前年同期比で商品取扱高(その他商品取扱高除く)の成長率を上回る伸び率となりました。粗利率上昇の主な要因は、売上高について記載の通り、広告事業の成長及び送料収入の増加に伴うその他売上高の増加となります。販売費及び一般管理費は133,556百万円(前年同期比8.5%増)、商品取扱高(その他商品取扱高除く)に対する割合は23.2%と前年同期と比較して0.3ポイント上昇いたしました。前年同期比で変動があった販管費項目は以下のとおりです。なお、以下の対商品取扱高比は、各販管費項目を商品取扱高(その他商品取扱高除く)で除した結果となります。・上昇(悪化)要因① 平均出荷単価が前期実績を上回った一方で、2024年4月1日発送分よりヤマト運輸㈱による配送料値上げを受け入れたことにより、荷造運賃(対商品取扱高)が0.3ポイント上昇。② 商品取扱高及び営業利益の期初計画達成に伴い、スタッフへ決算賞与を支給したことにより、人件費うち社員人件費(対商品取扱高)が0.2ポイント上昇。③ 物流拠点「ZOZOBASEつくば3」関連のマテハン機器等の償却開始により、減価償却費(対商品取扱高)が0.1ポイント上昇。④ 物流拠点ZOZOBASEつくば3及び「DPLつくば中央」の賃借開始に伴い、賃借料(対商品取扱高)が0.1ポイント上昇。・低下(改善)要因① 物流拠点の在庫保管量の適正化等による作業効率の改善や、自動化推進による省人化等により、物流関連費(対商品取扱高)が0.3ポイント低下。② 前期発生した物流拠点ZOZOBASEつくば3稼働開始に伴う作業用備品等のスポット費用の減少等により、その他費用(対商品取扱高)が0.2ポイント低下。以上の結果、当連結会計年度の営業利益は64,756百万円(前年同期比7.8%増)、営業利益率は対商品取扱高(その他商品取扱高除く)比11.3%となり、前年同期と比較して0.1ポイント上昇いたしました。また、経常利益は64,888百万円(同8.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は45,346百万円(同2.3%増)となりました。 [表2]通期連結業績予想比(単位:百万円) 当連結会計年度(業績予想)当連結会計年度(実績)業績予想比商品取扱高609,200(106.5%)614,361(106.9%)0.8%商品取扱高(その他商品取扱高除く)572,200(100.0%)574,666(100.0%)0.4% 売上高214,400(37.5%)213,131(37.1%)△0.6% 営業利益64,200(11.2%)64,756(11.3%)0.9% 経常利益64,200(11.2%)64,888(11.3%)1.1% 親会社株主に帰属する当期純利益45,200(7.9%)45,346(7.9%)0.3% (注) ( )内は商品取扱高(その他商品取扱高除く)に対する割合です。 2024年4月30日に開示いたしました期初計画に対しては、商品取扱高が0.8%、商品取扱高(その他商品取扱高除く)が0.4%、それぞれ上回りました。月によってはネガティブな気候影響を受けましたが、機動的なプロモーション施策の投下等が奏功し、商品取扱高及び商品取扱高(その他商品取扱高除く)の期初計画達成となりました。一方で、売上高は期初計画を0.6%下回りましたが、第4四半期連結会計期間における広告事業の不調に伴う広告事業の期初計画未達や、実質プロモーション費用のうち、売上高から控除となるポイント等費用の計上額が期初計画を超過したことが主な要因です。利益面では、期初計画に対して、営業利益が0.9%、経常利益が1.1%、親会社株主に帰属する当期純利益が0.3%、それぞれ上回りました。営業利益については、物流拠点の在庫保管量の適正化等による作業効率の改善及び自動化推進による省人化等に伴い物流関連費(対商品取扱高)が低減したこと等による各種コストコントロールの結果、期初計画達成となりました。営業利益の計画達成に連動し、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益についても、期初計画を上回っての着地となりました。なお、当社グループはEC事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しておりますが、単一セグメント内の各事業区分の業績を以下のとおり示しております。 各事業別の業績は、以下のとおりです。 [表3]事業別前年同期比事業別前連結会計年度(自 2023年4月1日  至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)取扱高前年同期比(%)売上高前年同期比(%)取扱高(百万円)構成比(%)売上高(百万円)取扱高(百万円)構成比(%)売上高(百万円)ZOZOTOWN事業464,73480.9143,859491,94380.1151,9775.95.6 (買取・製造販売)4,4290.84,2633,6920.63,484△16.6△18.3 (受託販売)442,21477.0121,965468,60676.3129,6516.06.3 (USED販売)18,0903.117,63019,6433.218,8418.66.9LINEヤフーコマース57,69610.117,13669,61011.321,32920.624.5BtoB事業14,4772.52,27113,1122.12,145△9.4△5.6広告事業--9,737--11,209-15.1その他除く 小計536,90793.5173,004574,66693.5186,6607.07.9その他37,4656.524,01239,6956.526,4706.010.2合計574,373100.0197,016614,361100.0213,1317.08.2 ① ZOZOTOWN事業ZOZOTOWN事業は、「買取・製造販売」「受託販売」「USED販売」の3つの事業形態で構成されております。「買取・製造販売」は当社グループが仕入れを行い、在庫リスクを負担し販売を行う事業形態になります。各ブランドからファッション商材を仕入れる形態と、MS(マルチサイズ)等、当社グループが商材を発注する形態がこちらに該当します。「受託販売」は各ブランドの商品を受託在庫として預かり、受託販売を行っております。「USED販売」は主に個人ユーザー等から中古ファッション商材を買取り、販売を行っております。新品商品購入促進のための付加価値サービスと位置付けております。当社では、ZOZOTOWN事業を持続的に成長させていくためには「購入者数の拡大」及び「ファッション消費におけるZOZOTOWN利用率上昇」が重要なファクターであると認識しております。そのために、ユーザーとブランド双方にとって魅力的なサイト作りに取り組んでおります。 なお、ZOZOTOWN事業に係る主なKPIの推移は以下のとおりです。 (ショップ数等)[表4]ショップ数、ブランド数の推移 前連結会計年度当連結会計年度第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期ZOZOTOWN出店ショップ数(注)11,5641,5811,6051,5951,6051,6211,6561,649内)買取・製造販売(注)22829282929313029受託販売1,5361,5521,5771,5661,5761,5901,6261,620ブランド数(注)1、28,9818,9409,1099,0219,1949,1289,1629,049 (注) 1 四半期会計期間末日時点の数値を使用しております。 2 プライベートブランド「ZOZO」及び「マルチサイズ」は含んでおりません。 当連結会計年度に新規出店したショップ数は142ショップ(純増54ショップ)となりました。なお、第4四半期連結会計期間に新規出店したショップ数は28ショップ(純減7ショップ)となりました。主な新規出店ショップは、㈱コーセーが運営する「雪肌精」や「Visse」、エスティローダーカンパニーズが運営する「TOM FORD BEAUTY」等のコスメブランドです。新規出店誘致は計画通り進捗しましたが、ブランドの終了等による退店が多かったため、前四半期比でショップ数は減少いたしました。 (年間購入者数)[表5]年間購入者数の推移 前連結会計年度当連結会計年度第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期年間購入者数(注)1、2、411,470,59211,552,76411,690,95811,681,21811,790,26911,870,84412,057,72612,217,038(前年同期比)850,658692,888479,575269,506319,677318,080366,768535,820(前四半期比)58,88082,172138,194△9,740109,05180,575186,882159,312アクティブ会員数(注)1、3、410,352,25110,515,91010,739,24610,789,99710,919,68511,028,70411,211,99211,403,391(前年同期比)1,083,171970,823803,477597,664567,434512,794472,746613,394(前四半期比)159,918163,659223,33650,751129,688109,019183,288191,399ゲスト購入者数(注)1、41,118,3411,036,854951,712891,221870,584842,140845,734813,647(前年同期比)△232,513△277,935△323,902△328,158△247,757△194,714△105,978△77,574(前四半期比)△101,038△81,487△85,142△60,491△20,637△28,4443,594△32,087 (注) 1 集計期間は会計期間末日以前の直近1年間としております。2 年間購入者数は過去1年以内に1回以上購入したアクティブ会員数とゲスト購入者数の合計です。3 アクティブ会員数は過去1年以内に1回以上購入した会員数になります。4 「LINEヤフーコマース」は含んでおりません。 第4四半期連結会計期間において、アクティブ会員数が前年同期比及び前四半期比でそれぞれ増加したことに伴い、年間購入者数も増加いたしました。アクティブ会員数の増加は、前連結会計年度に新規獲得した会員の定着に加え、2024年5月・9月・11月のZOZOWEEKやブラックフライデーの開催期間、ならびに夏・冬の本セール期間における、TVCM放送及びWEB上の広告を通じた集客強化が主な要因です。第4四半期連結会計期間のうち、1月・2月はセール在庫の不足等の影響により、新規会員の獲得に苦戦しました。一方で、3月以降はWEB上の広告等の集客プロモーションを積極的に展開したことと春夏物の需要上昇により、新規会員の獲得状況は好転いたしました。 (年間購入金額及び年間購入点数)[表6]年間購入金額、年間購入点数の推移 前連結会計年度当連結会計年度第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期年間購入金額(注)1、2、3、442,34142,40342,50242,81742,94743,17143,30742,953 (前年同期比)△0.5%0.0%0.4%1.4%1.4%1.8%1.9%0.3% (前四半期比)0.3%0.1%0.2%0.7%0.3%0.5%0.3%△0.8%年間購入点数(注)1、2、310.810.810.810.910.911.011.010.9 (前年同期比)△6.6%△5.3%△2.6%△0.2%1.2%2.0%1.6%0.0% (前四半期比)△0.8%△0.4%0.4%0.6%0.6%0.4%0.0%△1.0% (注) 1 集計期間は会計期間末日以前の直近1年間としております。2 アクティブ会員1人当たりの指標となっております。3「LINEヤフーコマース」は含んでおりません。4 円単位となっております。 第4四半期連結会計期間において、全体の年間購入金額及び年間購入点数は前年同期比で増加、前四半期比で減少いたしました。前年同期比で増加した主な要因は、直近数四半期の新規会員獲得が低調であったこと等が影響し、全体に占める新規会員の割合が低下したこと(会員歴が浅い程年間購入金額及び年間購入点数が低い)です。 (平均商品単価等)[表7]平均商品単価、平均出荷単価、1注文あたり購入点数、出荷件数の推移 前連結会計年度当連結会計年度第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期平均商品単価(注)1、2、33,7263,5904,3604,0033,6983,6294,3694,038 (前年同期比)4.9%3.0%△1.7%0.4%△0.7%1.1%0.2%0.9%平均出荷単価(注)1、2、38,1777,8949,1198,7358,3438,1969,4228,980 (前年同期比)6.2%4.3%1.8%5.2%2.0%3.8%3.3%2.8%1注文あたり購入点数(注)1、22.192.202.092.182.262.262.162.22 (前年同期比)1.3%1.3%3.6%4.8%2.8%2.7%3.1%1.9%出荷件数(注)1、213,240,72113,107,43115,000,81613,302,15113,788,49813,471,25215,518,94313,393,189 (前年同期比)0.9%2.9%5.8%△0.6%4.1%2.8%3.5%0.7% (注) 1 四半期会計期間の数値を使用しております。2「LINEヤフーコマース」は含んでおりません。 3 円単位となっております。 第4四半期連結会計期間の平均商品単価は、前年同期比で微増となりました。1月・2月はセール期間であった一方、セール在庫の不足に苦しんだブランドが多く、当社もその影響を受けました。ブランド各社が早期の在庫欠品を懸念してか、前年同期比でセール比率が低下したことが、平均商品単価にプラスの影響を与えました。平均出荷単価については、1注文あたりの購入点数が増加した影響で、前年同期比で増加いたしました。1注文あたりの購入点数が増加したのは、1万2千円以上の購入で送料無料となる送料無料施策の投下量が前年同期比で増加したため、同施策実施日の合わせ買いの割合が上昇したことが主な要因です。 ⅰ. 買取・製造販売当連結会計年度の商品取扱高は3,692百万円(前年同期比16.6%減)、商品取扱高に占める割合は0.6%(前年同期実績0.8%)となりました。売上高は3,484百万円(前年同期比18.3%減)となりました。2025年3月末現在、買取・製造販売のZOZOTOWN出店ショップは29ショップ(2024年12月末30ショップ)を運営しております。 ⅱ. 受託販売当連結会計年度の商品取扱高は468,606百万円(前年同期比6.0%増)、商品取扱高に占める割合は76.3%(前年同期実績77.0%)となりました。売上高(受託販売手数料)は129,651百万円(前年同期比6.3%増)となりました。2025年3月末現在、受託販売のZOZOTOWN出店ショップは1,620ショップ(2024年12月末1,626ショップ)を運営しております。 ⅲ. USED販売当連結会計年度の商品取扱高は19,643百万円(前年同期比8.6%増)、商品取扱高に占める割合は3.2%(前年同期実績3.1%)となりました。売上高は18,841百万円(前年同期比6.9%増)となりました。 ② LINEヤフーコマースLINEヤフーコマースは、Yahoo!ショッピングとYahoo!オークションの合算値となります。LINEヤフー㈱が運営するオンラインショッピングモールYahoo!ショッピングへZOZOTOWNを出店、ならびに、2024年3月より同社が運営するネットオークションサービスYahoo!オークションへZOZOUSEDを出店しております。当連結会計年度の商品取扱高は69,610百万円(前年同期比20.6%増)、商品取扱高に占める割合は11.3%(前年同期実績10.1%)となりました。売上高(受託販売手数料)は21,329百万円(前年同期比24.5%増)となりました。 ③ BtoB事業BtoB事業では、ブランドの自社ECサイトの構築及び運営・物流業務を受託しております。当連結会計年度の商品取扱高は13,112百万円(前年同期比9.4%減)、商品取扱高に占める割合は2.1%(前年同期実績2.5%)となりました。売上高(受託販売手数料)は2,145百万円(前年同期比5.6%減)となりました。2025年3月末現在、受託サイト数は32サイト(2024年12月末31サイト)となっております。 ④ 広告事業広告事業は、ZOZOTOWN及びWEAR by ZOZOのユーザーリーチ基盤を活用し、主に取引先ブランド各社に広告枠を提供し、広告収入を得る事業形態となります。当連結会計年度の売上高は11,209百万円(前年同期比15.1%増)となりました。WEAR by ZOZOについては、引き続きユーザーの拡大及びコンテンツの拡充に注力しております。 ⑤ その他その他商品取扱高には、Yahoo!ショッピングにおけるZOZOTOWN店を除いたファッションカテゴリーストアのうち、ZOZOオプション(当社提案をもとにYahoo!ショッピング内で実施する特集企画への参加等の営業支援の恩恵を受けることが出来るサービス)の契約を結んだストアの流通総額、当社連結子会社の自社ECサイトにおける流通総額、ZOZOTOWNからオフライン店舗への送客をする仕組み「ZOZOMO」を経由した流通総額及び米国で有料販売をしている「ZOZOSUIT」の流通総額を計上しております。当連結会計年度のその他商品取扱高は39,695百万円(前年同期比6.0%増)、商品取扱高に占める割合は6.5%(前年同期実績6.5%)となりました。その他売上高には、ZOZOTOWN事業に付随した事業の売上(送料収入、決済手数料収入等)及び前述のその他商品取扱高に関連した売上等が計上されており、当連結会計年度のその他売上高は26,470百万円(前年同期比10.2%増)となりました。 (2)財政状態の分析     (単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度増減率総資産161,862187,81016.0%負債77,11789,09015.5%純資産84,74498,71916.5% (総資産)総資産については、前連結会計年度末に比べ25,947百万円増加(前連結会計年度末比16.0%増)し、187,810百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べ24,257百万円増加(同19.7%増)し、147,394百万円となりました。主な増減要因としては、現金及び預金の増加26,738百万円、売掛金の増加3,663百万円、商品及び製品の減少1,178百万円、有価証券の減少5,000百万円などによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ1,690百万円増加(同4.4%増)し、40,415百万円となりました。主な増加要因としては、有形固定資産の増加786百万円、無形固定資産の増加825百万円などによるものであります。(負債)負債については、前連結会計年度末に比べ11,972百万円増加(前連結会計年度末比15.5%増)し、89,090百万円となりました。流動負債は、前連結会計年度末に比べ11,566百万円増加(同16.9%増)し、79,828百万円となりました。主な増加要因としては、受託販売預り金の増加2,182百万円、未払金の増加588百万円、未払法人税等の増加3,702百万円、賞与引当金の増加1,758百万円などによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ406百万円増加(同4.6%増)し、9,262百万円となりました。主な増減要因としては、資産除去債務の増加335百万円、退職給付に係る負債の減少54百万円などによるものであります。(純資産)純資産については、前連結会計年度末に比べ13,974百万円増加(前連結会計年度末比16.5%増)し、98,719百万円となりました。主な増減要因としては、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による増加45,346百万円、剰余金の配当による減少32,071百万円などによるものであります。 (3)キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末から21,738百万円増加し、91,486百万円となりました。当社グループは、自己資金及び金融機関からの借入等を資本の財源としております。また、当社グループの資金の流動性については、事業規模に応じた資金の適正額を維持することとしており、当社グループは運転資金の機動的かつ安定的な調達を可能とするため、取引銀行1行と貸越極度額20,000百万円の当座貸越契約を締結しております。また、取引銀行3行と総額12,500百万円のシンジケートローン契約を締結しております。当連結会計年度末における借入実行残高は、20,000百万円となっております。 各キャッシュ・フローの状況とその要因は、以下のとおりです。(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度増減率営業活動によるキャッシュ・フロー42,58960,11441.2%投資活動によるキャッシュ・フロー△9,879△6,285△36.4%財務活動によるキャッシュ・フロー△37,138△32,081△13.6% (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動により得られた資金は60,114百万円となりました。主な増加要因としては、税金等調整前当期純利益64,710百万円の計上などによるものであります。一方、主な減少要因としては売上債権の増加額3,664百万円、前払費用の増加額159百万円、法人税等の支払額16,127百万円などによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動により使用した資金は6,285百万円となりました。これは有形固定資産の取得による支出4,799百万円、無形固定資産の取得による支出1,486百万円などによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により使用した資金は32,081百万円となりました。これは配当金の支払額32,069百万円などによるものであります。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 ① 繰延税金資産当社グループは、繰延税金資産について定期的に回収可能性を検討し、当該資産の回収が不確実と考えられる部分に対して評価性引当額を計上しています。回収可能性の判断においては、将来の課税所得見込額と実行可能なタックス・プランニングを考慮して、将来の税金負担額を軽減する効果を有すると考えられる範囲で繰延税金資産を計上しています。将来の課税所得見込額はその時の業績等により変動するため、課税所得の見積に影響を与える要因が発生した場合は、回収懸念額の見直しを行い繰延税金資産の修正を行うため、親会社株主に帰属する当期純損益額が変動する可能性があります。 ② 退職給付債務及び退職給付費用退職給付債務及び退職給付費用は、主に数理計算で設定される退職給付債務の割引率等に基づいて計算しています。割引率は、従業員の平均残存勤務期間に対応する期間の安全性の高い長期債利回りを参考に設定しています。割引率の変動は、将来の退職給付費用に影響を与える可能性があります。
役員の状況 FY2025 / 約11,662字
(2) 【役員の状況】1. 2025年6月13日(有価証券報告書提出日)現在の当社の役員の状況は、以下のとおりであります。①役員一覧男性6名 女性5名 (役員のうち女性の比率45.5%)役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(株)代表取締役社長兼CEO澤田 宏太郎1970年12月15日1994年4月㈱NTTデータ入社1998年4月㈱NTTデータ経営研究所入社2005年6月スカイライトコンサルティング㈱入社2008年5月㈱スタートトゥデイコンサルティング 代表取締役2013年6月当社取締役2017年4月当社マーケティング本部担当2019年5月当社ZOZOTOWN事業担当2019年9月当社代表取締役社長兼CEO(現任)2022年8月㈱ZOZO NEXT 代表取締役CEO(現任)(注)3242,700取締役副社長兼CFO栁澤 孝旨1971年5月19日1995年4月㈱富士銀行(現㈱みずほ銀行)入行1999年5月㈱NTTデータ経営研究所入社2005年5月みずほ証券㈱入社2006年2月当社常勤監査役2008年6月当社取締役兼経営管理本部長2009年4月当社取締役CFO2015年12月㈱コロプラ社外取締役(現任)2017年4月当社取締役副社長兼CFO(現任)2020年3月㈱デジタルホールディングス社外取締役(現任)2021年10月㈱ZOZO NEXT 取締役(注)3494,700取締役兼COO廣瀬 文慎1977年8月17日2001年4月㈱第一勧業銀行(現㈱みずほ銀行)入行2005年8月日興コーディアル証券㈱(現SMBC日興証券㈱)入社2007年5月当社内部監査室長2010年8月当社経営管理本部長2012年4月当社EC事業本部長2017年7月当社経営管理本部長2019年5月当社執行役員経営管理本部長2019年7月㈱ココペリ社外監査役(現任)2020年7月当社EC事業本部執行役員兼EC事業本部長当社MSP事業本部執行役員2020年9月㈱yutori取締役(現任)2021年2月当社執行役員カテゴリ推進本部2021年6月当社取締役兼COO(現任)2023年12月㈱ヒュープロ社外取締役(現任)(注)3180,150取締役永田 佑子1978年11月22日2003年4月㈱NTTファシリティーズ経営企画部営業推進課2004年5月ワイノット㈱(のちに楽天㈱に吸収合併)2005年6月楽天㈱ギフトサービス事業 事業長2011年5月日本ロレアル㈱Professional Production Division e-business manager2018年4月ヤフー㈱(現LINEヤフー㈱)CEO事業推進室2022年4月Zホールディングス㈱(現LINEヤフー㈱)執行役員2023年4月ヤフー㈱(現LINEヤフー㈱)執行役員マーケティング統括本部長2023年6月当社取締役(現任)2023年10月LINEヤフー㈱執行役員マーケティング統括本部長(現任)(注)3-取締役秀 誠1979年1月23日2002年3月ヤフー㈱(現LINEヤフー㈱)入社2018年4月同社執行役員コマースカンパニー事業推進室長2021年3月㈱一休取締役2022年4月ヤフー㈱(現LINEヤフー㈱)常務執行役員CEO事業推進室事業推進統括室長 兼 コマースグループ長2023年8月㈱一休取締役会長(現任)2023年10月LINEヤフー㈱上級執行役員コマースカンパニーCEO(現任)2024年6月当社取締役(現任)(注)3- 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(株)取締役齋藤 太郎1972年11月24日1995年4月㈱電通入社2005年5月㈱dof設立 同社取締役2009年6月同社代表取締役(現任)2014年12月㈱VOYAGE GROUP(現㈱CARTA HOLDINGS)社外取締役2015年6月㈱Hosty社外取締役(現任)2017年1月㈱CC設立 同社取締役(現任)2019年6月フォースタートアップス㈱社外取締役(現任)2020年6月当社取締役(現任)2022年8月Sansan㈱社外取締役(現任)(注)3-取締役閑歳 孝子1979年4月1日2001年4月㈱日経BP入社2004年9月㈱ケイビーエムジェイ(現㈱アピリッツ)入社2008年8月㈱ユーザーローカル入社2012年9月㈱Zaim(現㈱くふうカンパニー)設立 代表取締役2018年11月㈱Da Vinci Studio(現㈱くふうカンパニー) 取締役2021年4月ROLLCAKE㈱ 社外取締役(現任)2023年5月㈱くふうカンパニー(現㈱くふうカンパニーホールディングス)代表執行役2023年6月当社取締役(現任)2023年7月㈱くふうAIスタジオ(現㈱くふうカンパニー)代表取締役2024年12月㈱くふうカンパニーホールディングスCSO(現任)(注)3-取締役及川 卓也1965年8月28日1988年4月日本ディジタルイクイップメント㈱入社1997年10月マイクロソフト㈱(現日本マイクロソフト㈱)入社2006年10月グーグル㈱(現グーグル合同会社)入社2015年10月Increments㈱(現Qiita㈱)入社2019年1月Tably㈱設立 同社代表取締役(現任)2020年9月㈱Global Hands-On VC入社 同社ファウンディング・パートナー(現任)2024年6月当社取締役(現任)(注)3-取締役(監査等委員)五十嵐 弘子1965年7月7日1992年11月井上斎藤英和監査法人(現有限責任 あずさ監査法人)入所1997年11月公認会計士登録1999年9月㈱インターネット総合研究所入社2011年10月㈱ブロードバンドタワー転籍経理グループ責任者2019年6月当社常勤監査役2023年6月当社取締役(監査等委員)(現任)(注)4-取締役(監査等委員) 宇都宮 純子1971年6月21日2000年4月弁護士登録 長島・大野・常松法律事務所入所2007年10月㈱東京証券取引所 出向2011年11月宇都宮総合法律事務所(現宇都宮・清水・陽来法律事務所)開設同所代表(現任)2012年6月当社監査役2013年4月法政大学法科大学院兼任教授(国際取引法担当)2013年4月㈱ソラスト社外監査役2013年9月㈱アドベンチャー社外取締役2015年12月宇都宮・清水法律事務所 開設2018年2月宇都宮・清水・陽来法律事務所開設 同所代表弁護士(現任)2018年10月ラクスル㈱社外監査役2019年10月ラクスル㈱社外取締役(監査等委員)(現任)2020年6月平和不動産㈱社外取締役(現任)2021年3月ぺプチドリーム㈱社外取締役(監査等委員)(現任)2023年6月当社取締役(監査等委員)(現任)(注)49,000 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(株)取締役(監査等委員)西山 久美子1964年3月10日1987年4月福田法律事務所入所1992年10月井上齋藤英和監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入所1998年4月公認会計士登録1998年4月中央青山監査法人入所2004年7月㈱中央青山サステナビリティ認証機構へ在籍出向2006年7月㈱中央青山サステナビリティ認証機構 取締役2007年7月あらた監査法人(現PwC Japan有限責任監査法人)入所 ㈱あらたサステナビリティ認証機構へ在籍出向2012年10月新日本有限責任監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)入所CCaSS(Climate Change and Sustainability Services)事業部2023年5月西山公認会計士事務所開業 同所所長(現任)2023年6月当社取締役(監査等委員)(現任)(注)4-計 926,550 (注)1 取締役齋藤 太郎、閑歳 孝子及び及川 卓也は、社外取締役であります。2 取締役 五十嵐 弘子、宇都宮 純子及び西山 久美子は、監査等委員である社外取締役であります。3 2024年6月26日開催の定時株主総会終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会の終結の時までであります。4 2023年6月28日開催の定時株主総会終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会の終結の時までであります。5 当社は、法令に定める監査等委員である取締役の員数を欠くことになる場合に備え、補欠の監査等委員1名を選任しております。補欠の監査等委員の略歴は次のとおりであります。 氏名(生年月日)略歴、当社における地位(重要な兼職の状況)所有株式数(株)服部 七郎(1944年11月14日生)1967年4月安宅産業㈱(現伊藤忠商事㈱)入社1977年10月豊田通商㈱入社1980年12月大和証券㈱入社1988年4月National Westminster銀行グループ入社1988年4月Couty NatWest証券会社取締役債権本部長1993年5月Country Manager,Japan兼National Westminster銀行東京支店長1995年8月Country Manager,Japan兼NatWest証券会社 代表取締役社長1999年2月プリンストン・エコノミックス投資顧問㈱入社 代表取締役社長2001年11月㈱ビーエスエル(現㈱Oakキャピタル)入社2002年6月同社取締役2010年9月当社入社 内部監査室長2011年6月当社監査役2,100 6 当社は、業務執行の効率化と責任の明確化を図るため、執行役員制度を導入しております。なお取締役のうち、澤田 宏太郎、栁澤 孝旨、廣瀬 文慎は執行役員を兼任しております。 氏名地位及び担当澤田 宏太郎執行役員 CDO室、内部監査室担当栁澤 孝旨執行役員 コーポレート本部、財務経理本部担当廣瀬 文慎執行役員 生産プラットフォーム本部、生産プラットフォーム開発本部担当清水 俊明執行役員 CI本部、人自本部担当山﨑 孝郎執行役員 AI・アナリティクス本部、マーケティング本部、USED事業本部担当田代 将広執行役員 ECマネジメント本部、フルフィルメント本部、ホスピタリティ本部、基幹システム本部担当小髙 洋介執行役員 EC推進本部、グループ事業戦略本部、ブランド営業本部担当乾 卯太弘執行役員 新事業創造本部、計測プラットフォーム開発本部担当瀬尾 直利執行役員 ブランドソリューション開発本部、データ・AIシステム本部、計測プラットフォーム開発本部、EC基盤開発本部、IT統括本部担当橋本 祐樹執行役員 ZOZOTOWN開発本部、品質管理本部担当風間 昭男執行役員 ブランドソリューション本部、経営企画室、コミュニケーションデザイン本部担当 ②社外役員の状況当社の社外取締役(監査等委員を除く)は3名であります。また、監査等委員である社外取締役は3名であります。当社の社外取締役(監査等委員を除く)である齋藤太郎氏は、ブランディングおよびコミュニケーションデザインについて豊富な経験と幅広い見識を有しており、当社グループのブランディング戦略について高い視点からアドバイスをいただくことができると考えております。当社と同氏の間には、特別な人的関係、資本関係、その他利害関係はなく、必要な独立性を有しているものと考えております。なお、同氏は㈱dofの代表取締役、㈱CCの取締役、フォースタートアップス㈱、Sansan㈱、㈱Hostyの社外取締役であります。なお、Sansan㈱と当社の間には、システム利用料等の役務提供の取引関係がありますが、その取引金額は軽微であります。また、㈱dof、㈱CC、フォースタートアップス㈱、㈱Hostyと当社の間には資本関係及び取引関係はありません。従いまして、同氏は当社の一般株主と利益相反が生じる恐れがないと認められるため、独立役員に指定しております。当社の社外取締役(監査等委員を除く)である閑歳孝子氏は、インターネットサービスにおける事業およびテクノロジーの両面での豊富な経験と幅広い見識を有しており、当社の経営を監督していただくとともに、当社の経営全般に助言を頂戴することによりコーポレート・ガバナンス強化に寄与していただくことができると考えております。当社と同氏の間には、特別な人的関係、資本関係、その他利害関係はなく、必要な独立性を有しているものと考えております。なお、同氏は㈱くふうカンパニーホールディングスのCSO、ROLLCAKE㈱の社外取締役であります。なお、㈱くふうカンパニーホールディングス、ROLLCAKE㈱と当社の間には資本関係及び取引関係はありません。従いまして、同氏は当社の一般株主と利益相反が生じる恐れがないと認められるため、独立役員に指定しております。当社の社外取締役(監査等委員を除く)である及川卓也氏は、IT及びインターネット関連システムにおけるプロダクト及びエンジニアリングのマネージメントに関する豊富な経験と幅広い見識をもとに、当社の経営を監督していただくとともに、当社の経営全般に助言を頂戴することによりコーポレート・ガバナンス強化に寄与していただくことができると考えております。当社と同氏の間には、特別な人的関係、資本関係、その他利害関係はなく、必要な独立性を有しているものと考えております。なお、同氏はTably㈱の代表取締役、㈱Global Hands-On VCのファウンディング・パートナーであります。なお、Tably㈱、㈱Global Hands-On VCと当社の間には資本関係及び取引関係はありません。従いまして、同氏は当社の一般株主と利益相反が生じる恐れがないと認められるため、独立役員に指定しております。当社の監査等委員である社外取締役である五十嵐弘子氏は、公認会計士の資格を有しており、また、他の企業において経理グループ責任者として、職務に携わっていたことから、財務及び会計に関する相当程度の知見を有し、当社の監査においてその職務を適切に遂行していただけるものと考えております。当社と同氏の間には、特別な人的関係、資本関係、その他利害関係はなく、必要な独立性を有しているものと考えております。従いまして、同氏は当社の一般株主と利益相反が生じる恐れがないと認められるため、独立役員に指定しております。当社の監査等委員である社外取締役である宇都宮純子氏は、弁護士として、企業法務に関する相当程度の知見を有していることから、当社の監査においてその職務を適切に遂行していただけるものと考えております。当社と同氏の間には、特別な人的関係、その他利害関係はなく、必要な独立性を有しているものと考えております。なお、同氏は「4(2)役員の状況」に記載のとおり当社の株式9,000株を保有しておりますが、重要性はないと判断しており、必要な独立性を有しているものと考えております。また、同氏は宇都宮総合法律事務所(現宇都宮・清水・陽来法律事務所)を開設し弁護士として従事しており、ラクスル㈱の社外取締役(監査等委員)、平和不動産㈱の社外取締役、ぺプチドリーム㈱の社外取締役(監査等委員)であります。なお、宇都宮総合法律事務所(現宇都宮・清水・陽来法律事務所)、ラクスル㈱、平和不動産㈱、ぺプチドリーム㈱と当社の間には資本関係及び取引関係はありません。従いまして、同氏は当社の一般株主と利益相反が生じる恐れがないと認められるため、独立役員に指定しております。当社の監査等委員である社外取締役である西山久美子氏は、公認会計士の資格を有しており、また、サステナビリティに関する職務に携わっていたことから、幅広い知見を有し、当社の監査においてその職務を適切に遂行していただけるものと考えております。当社と同氏の間には、特別な人的関係、その他利害関係はありません。また、同氏は西山公認会計士事務所の所長でありますが、西山公認会計士事務所と当社の間には資本関係及び取引関係はありません。従いまして、同氏は当社の一般株主と利益相反が生じる恐れがないと認められるため、独立役員に指定しております。当社において、社外取締役(監査等委員を除く)及び監査等委員である社外取締役は、独立した立場、豊富な経験、幅広い知識に基づき当社の経営を客観的に監査、監督するとともに、当社の経営全般に助言することにより、コーポレート・ガバナンスの強化に寄与し、経営の適正性をより一層高める役割を担うものであります。なお、当社では社外取締役(監査等委員を除く)又は監査等委員である社外取締役を選任するための提出会社からの独立性に関する基準を特段定めてはおりませんが、代表取締役及び取締役との直接的な利害関係がなく、当社の一般株主と利益相反が生じる恐れのない独立性を有し、上述の期待される役割を全うでき得る人物を選任することを基本的な方針としております。 ③社外取締役(監査等委員を除く)又は監査等委員である社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査等委員監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係内部監査、監査等委員監査、会計監査の相互連携、監査と内部統制部門との関係につきましては、内部監査室、監査等委員会、会計監査人は、各々の監査計画や監査の進捗状況等の情報を共有し、意見交換を行うことにより、連携を図り監査の有効性、効率性を高めております。 2. 2025年6月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役(監査等委員である取締役を除く。)8名選任の件」及び「監査等委員である取締役3名選任の件」を上程しており、当該決議が承認可決されますと、当社の役員の状況及びその任期は、以下の通りとなる予定であります。なお、当該定時株主総会の直後に開催が予定される取締役会の決議事項までの内容(役職等)を含めて記載しております。①役員一覧男性6名 女性5名 (役員のうち女性の比率45.5%)役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(株)代表取締役社長兼CEO澤田 宏太郎1970年12月15日1.に記載のとおり(注)3242,700取締役副社長兼CFO栁澤 孝旨1971年5月19日1.に記載のとおり(注)3494,700取締役兼COO廣瀬 文慎1977年8月17日1.に記載のとおり(注)3180,150取締役永田 佑子1978年11月22日1.に記載のとおり(注)3-取締役秀 誠1979年1月23日1.に記載のとおり(注)3-取締役齋藤 太郎1972年11月24日1.に記載のとおり(注)3-取締役閑歳 孝子1979年4月1日1.に記載のとおり(注)3-取締役及川 卓也1965年8月28日1.に記載のとおり(注)3-取締役(監査等委員)五十嵐 弘子1965年7月7日1.に記載のとおり(注)4-取締役(監査等委員) 宇都宮 純子1971年6月21日1.に記載のとおり(注)49,000取締役(監査等委員)西山 久美子1964年3月10日1.に記載のとおり(注)4-計 926,550 (注)1 取締役齋藤 太郎、閑歳 孝子及び及川 卓也は、社外取締役であります。2 取締役 五十嵐 弘子、宇都宮 純子及び西山 久美子は、監査等委員である社外取締役であります。3 2025年6月26日開催の定時株主総会終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会の終結の時までであります。4 2025年6月26日開催の定時株主総会終結の時から2027年3月期に係る定時株主総会の終結の時までであります。5 当社は、法令に定める監査等委員である取締役の員数を欠くことになる場合に備え、補欠の監査等委員1名を選任しております。補欠の監査等委員の略歴は次のとおりであります。 氏名(生年月日)略歴、当社における地位(重要な兼職の状況)所有株式数(株)茂田井 純一(1974年3月19日生)1996年4月朝日監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入社121,5002005年9月クリフィックス税理士法人 入所2006年6月当社監査役2008年12月㈱アカウンティング・アシスト 代表取締役(現任)2006年9月㈱ECナビ(現 ㈱CARTA HOLDINGS)社外監査役2015年3月㈱ビジョン 社外監査役(現任)2016年4月サイバーエリアリサーチ㈱(現Geolocation Technology㈱)社外監査役(現任)2021年6月gooddaysホールディングス㈱社外取締役(現任)2023年6月当社監査役 退任2023年6月クックパッド㈱ 社外取締役(現任) 6 当社は、業務執行の効率化と責任の明確化を図るため、執行役員制度を導入しております。なお取締役のうち、澤田 宏太郎、栁澤 孝旨、廣瀬 文慎は執行役員を兼任しております。 氏名地位及び担当澤田 宏太郎執行役員 CDO室、内部監査室担当栁澤 孝旨執行役員 コーポレート本部、財務経理本部担当廣瀬 文慎執行役員 生産プラットフォーム本部、生産プラットフォーム開発本部担当清水 俊明執行役員 CI本部、人自本部担当山﨑 孝郎執行役員 AI・アナリティクス本部、マーケティング本部、USED事業本部担当田代 将広執行役員 ECマネジメント本部、フルフィルメント本部、ホスピタリティ本部、基幹システム本部担当小髙 洋介執行役員 EC推進本部、グループ事業戦略本部、ブランド営業本部担当乾 卯太弘執行役員 新事業創造本部、計測プラットフォーム開発本部担当瀬尾 直利執行役員 ブランドソリューション開発本部、データ・AIシステム本部、計測プラットフォーム開発本部、EC基盤開発本部、IT統括本部担当橋本 祐樹執行役員 ZOZOTOWN開発本部、品質管理本部担当風間 昭男執行役員 ブランドソリューション本部、経営企画室、コミュニケーションデザイン本部担当 ②社外役員の状況当社の社外取締役(監査等委員を除く)は3名であります。また、監査等委員である社外取締役は3名であります。当社の社外取締役(監査等委員を除く)である齋藤太郎氏は、ブランディングおよびコミュニケーションデザインについて豊富な経験と幅広い見識を有しており、当社グループのブランディング戦略について高い視点からアドバイスをいただくことができると考えております。当社と同氏の間には、特別な人的関係、資本関係、その他利害関係はなく、必要な独立性を有しているものと考えております。なお、同氏は㈱dofの代表取締役、㈱CCの取締役、フォースタートアップス㈱、Sansan㈱、㈱Hostyの社外取締役であります。なお、Sansan㈱と当社の間には、システム利用料等の役務提供の取引関係がありますが、その取引金額は軽微であります。また、㈱dof、㈱CC、フォースタートアップス㈱、㈱Hostyと当社の間には資本関係及び取引関係はありません。従いまして、同氏は当社の一般株主と利益相反が生じる恐れがないと認められるため、独立役員に指定しております。当社の社外取締役(監査等委員を除く)である閑歳孝子氏は、インターネットサービスにおける事業およびテクノロジーの両面での豊富な経験と幅広い見識を有しており、当社の経営を監督していただくとともに、当社の経営全般に助言を頂戴することによりコーポレート・ガバナンス強化に寄与していただくことができると考えております。当社と同氏の間には、特別な人的関係、資本関係、その他利害関係はなく、必要な独立性を有しているものと考えております。なお、同氏は㈱くふうカンパニーホールディングスのCSO、ROLLCAKE㈱の社外取締役であります。なお、㈱くふうカンパニーホールディングス、ROLLCAKE㈱と当社の間には資本関係及び取引関係はありません。従いまして、同氏は当社の一般株主と利益相反が生じる恐れがないと認められるため、独立役員に指定しております。当社の社外取締役(監査等委員を除く)である及川卓也氏は、IT及びインターネット関連システムにおけるプロダクト及びエンジニアリングのマネージメントに関する豊富な経験と幅広い見識をもとに、当社の経営を監督していただくとともに、当社の経営全般に助言を頂戴することによりコーポレート・ガバナンス強化に寄与していただくことができると考えております。当社と同氏の間には、特別な人的関係、資本関係、その他利害関係はなく、必要な独立性を有しているものと考えております。なお、同氏はTably㈱の代表取締役、㈱Global Hands-On VCのファウンディング・パートナーであります。なお、Tably㈱、㈱Global Hands-On VCと当社の間には資本関係及び取引関係はありません。従いまして、同氏は当社の一般株主と利益相反が生じる恐れがないと認められるため、独立役員に指定しております。当社の監査等委員である社外取締役である五十嵐弘子氏は、公認会計士の資格を有しており、また、他の企業において経理グループ責任者として、職務に携わっていたことから、財務及び会計に関する相当程度の知見を有し、当社の監査においてその職務を適切に遂行していただけるものと考えております。当社と同氏の間には、特別な人的関係、資本関係、その他利害関係はなく、必要な独立性を有しているものと考えております。従いまして、同氏は当社の一般株主と利益相反が生じる恐れがないと認められるため、独立役員に指定しております。当社の監査等委員である社外取締役である宇都宮純子氏は、弁護士として、企業法務に関する相当程度の知見を有していることから、当社の監査においてその職務を適切に遂行していただけるものと考えております。当社と同氏の間には、特別な人的関係、その他利害関係はなく、必要な独立性を有しているものと考えております。なお、同氏は「4(2)役員の状況」に記載のとおり当社の株式9,000株を保有しておりますが、重要性はないと判断しており、必要な独立性を有しているものと考えております。また、同氏は宇都宮総合法律事務所(現宇都宮・清水・陽来法律事務所)を開設し弁護士として従事しており、ラクスル㈱の社外取締役(監査等委員)、平和不動産㈱の社外取締役、ぺプチドリーム㈱の社外取締役(監査等委員)であります。なお、宇都宮総合法律事務所(現宇都宮・清水・陽来法律事務所)、ラクスル㈱、平和不動産㈱、ぺプチドリーム㈱と当社の間には資本関係及び取引関係はありません。従いまして、同氏は当社の一般株主と利益相反が生じる恐れがないと認められるため、独立役員に指定しております。当社の監査等委員である社外取締役である西山久美子氏は、公認会計士の資格を有しており、また、サステナビリティに関する職務に携わっていたことから、幅広い知見を有し、当社の監査においてその職務を適切に遂行していただけるものと考えております。当社と同氏の間には、特別な人的関係、その他利害関係はありません。また、同氏は西山公認会計士事務所の所長でありますが、西山公認会計士事務所と当社の間には資本関係及び取引関係はありません。従いまして、同氏は当社の一般株主と利益相反が生じる恐れがないと認められるため、独立役員に指定しております。当社において、社外取締役(監査等委員を除く)及び監査等委員である社外取締役は、独立した立場、豊富な経験、幅広い知識に基づき当社の経営を客観的に監査、監督するとともに、当社の経営全般に助言することにより、コーポレート・ガバナンスの強化に寄与し、経営の適正性をより一層高める役割を担うものであります。なお、当社では社外取締役(監査等委員を除く)又は監査等委員である社外取締役を選任するための提出会社からの独立性に関する基準を特段定めてはおりませんが、代表取締役及び取締役との直接的な利害関係がなく、当社の一般株主と利益相反が生じる恐れのない独立性を有し、上述の期待される役割を全うでき得る人物を選任することを基本的な方針としております。 ③社外取締役(監査等委員を除く)又は監査等委員である社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査等委員監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係内部監査、監査等委員監査、会計監査の相互連携、監査と内部統制部門との関係につきましては、内部監査室、監査等委員会、会計監査人は、各々の監査計画や監査の進捗状況等の情報を共有し、意見交換を行うことにより、連携を図り監査の有効性、効率性を高めております。

※ 出典: EDINET DB API より取得した有価証券報告書(2025年度)。 全文は 金融庁 EDINET でご確認ください。