日立建機株式会社 6305

機械 IFRS 健全性: A (78点)

データ取得日: 2026-08-01 | 過去15年分の財務データを掲載

AI 業績サマリー 生成: 2026-07-09 / claude-code-v2
日立建機株式会社は、油圧ショベル・超大型油圧ショベル・ホイールローダ等の製造・販売を主とする建設機械ビジネスセグメントと、マイニング設備関連のスペシャライズド・パーツ・サービスビジネスセグメントの2つを報告セグメントとする企業グループで、提出会社、連結子会社81社及び関連会社20社で構成される。

FY2026の連結売上収益は1兆4,054億円と前連結会計年度比+2.5%の増収。売上原価は前期比4.8%増加し、売上原価率は70.3%と1.6ポイント悪化した。営業利益は1,301億円(前年比-15.9%)と減益となり、営業利益率は前期より2.0ポイント低下し9.3%となった。経常利益は727億円、純利益は732億円(前年比-10.1%)となった。

総資産は1兆8,573億円(前年比+3.7%)、純資産は9,002億円(前年比+11.2%)で、自己資本比率は48.5%。ROEは8.6%。営業CFは1,642億円、投資CF-467億円、財務CF-1,363億円で、手元現金は1,415億円。従業員は25,304名。

EPSは344.1円、PER15.3倍、配当175.0円で配当性向は133.5%と利益水準に対し高い。売上原価率の悪化への対応が収益改善の焦点となる。

※ EDINET DB API が生成・提供する AI要約です。投資判断は必ず一次情報(有価証券報告書・決算短信)をご確認ください。

業績推移

業績予想 当期通期予想(2026-07-30 発表)

項目 予想値 直近通期実績(2026年度) 増減
売上高 14,700億円 14,055億円 +4.6%
営業利益 1,500億円 1,301億円 +15.3%
純利益 840億円 732億円 +14.8%
EPS 394.82円 344.06円 +14.8%
1株配当 (DPS) 190.00円 175.00円 +8.6%
予想PER* 13.4倍 15.3倍 (実績)
予想配当利回り* 3.59% 3.32% (実績)

※ 業績予想は企業発表値です。四半期決算時点の通期見通しのため、期中で修正される可能性があります。 * 印は当サイトが PBR×BPS から推定した株価をもとに独自計算した参考指標です。

財務指標(2026年度)

主要指標

ROE 8.6%
PER 15.3倍
PBR 1.25倍
配当利回り 3.32%
配当性向 50.9%

収益性

ROA 3.9%
売上総利益率 29.7%
営業利益率 9.3%
純利益率 5.2%

成長性

前年比 3Y CAGR 5Y CAGR
売上高 +2.5% +3.6% +11.6%
営業利益 -15.9%
純利益 -10.1% +1.4%
EPS -10.1% +1.4%

安全性

自己資本比率 48.5%
流動比率 171.4%
D/Eレシオ 0.63倍

派生指標 参考

時価総額* 11,252億円
ネットキャッシュ* ▲4,271億円
Net Debt/EBITDA* 2.05倍
EV/EBITDA* 7.5倍
FCFマージン* 8.4%
DOE* 4.14%

* 印は当サイトが EDINET から取得した財務データをもとに独自に計算した参考指標です。 EDINETから直接取得した数値ではないため、実際の市場値や各種データソースの公表値と乖離する場合があります。 投資判断は必ず一次情報をご確認ください。

業種比較 業種: 機械 日経225内同業 17社

指標 自社 日経225 同業平均
(17社)
EDINET 全体平均
(213社)
同業平均との偏差
ROE 8.6% 9.5% 6.7% -0.89pt
PER 15.3倍 19.2倍 -3.88
PBR 1.25倍 1.86倍 -0.61
配当利回り 3.32% 2.87% +0.45pt
配当性向 50.9% 53.3% -2.47pt
ROA 3.9% 4.7% -0.78pt
売上総利益率 29.7% 30.2% -0.54pt
営業利益率 9.3% 10.7% 8.5% -1.42pt
純利益率 5.2% 7.4% -2.15pt

※「日経225 同業平均」は当サイトで日経225採用銘柄から自前集計した値。 「EDINET 全体平均」は EDINET DB API が返す上場企業全体(中小・赤字含む)の平均で、ROE と営業利益率のみ提供されます。 偏差はパーセンテージポイント(pt)または倍率差。

キャッシュフロー(2026年度)

営業CF 1,642億円
投資CF ▲467億円
財務CF ▲1,363億円
設備投資 1,077億円
現金等残高 1,415億円
年度 営業CF 投資CF 財務CF フリーCF 設備投資 現金等残高
2026 1,642億円 ▲467億円 ▲1,363億円 1,175億円 1,077億円 1,415億円
2025 1,439億円 ▲528億円 ▲854億円 911億円 1,284億円 1,471億円
2024 730億円 ▲390億円 ▲89億円 340億円 1,090億円 1,435億円
2023 ▲261億円 ▲426億円 871億円 ▲688億円 1,193億円 1,120億円
2022 393億円 ▲69億円 ▲256億円 325億円 896億円 943億円
2021 913億円 ▲323億円 ▲460億円 591億円 734億円 803億円
2020 227億円 ▲347億円 110億円 ▲121億円 841億円 622億円
2019 ▲257億円 ▲303億円 439億円 ▲560億円 673億円
2018 845億円 ▲376億円 ▲305億円 470億円 819億円
2017 880億円 ▲746億円 ▲258億円 134億円 655億円
2016 1,149億円 183億円 ▲982億円 1,331億円 791億円
2015 1,062億円 ▲180億円 ▲963億円 883億円 514億円
2014 803億円 ▲412億円 ▲557億円 391億円 537億円
2013 600億円 ▲371億円 ▲427億円 229億円 666億円
2012 111億円 ▲390億円 349億円 ▲280億円 811億円

※ フリーCF = 営業CF + 投資CF(投資CFは通常マイナス)。設備投資額は絶対値で表示。

損益計算書(2026年度)

項目 金額 売上比
売上高 14,055億円 100.0%
売上原価 9,881億円 70.3%
売上総利益 4,174億円 29.7%
販管費 2,845億円 20.2%
営業利益 1,301億円 9.3%
純利益 732億円 5.2%

※ 会計基準: IFRS / 有報提出日: 2026-06-23 16:40。 売上原価・売上総利益・販管費が「—」の項目は EDINET に該当データが無いことを示します(金融・通信・IFRS企業など)。 経常利益は会計基準により非開示の場合があります。

貸借対照表(2026年度)

項目 金額 総資産比
資産
総資産 18,573億円 100.0%
現金等 1,415億円 7.6%
その他資産 17,159億円 92.4%
負債・純資産
総負債 9,572億円 51.5%
有利子負債 5,685億円 30.6%
その他負債 3,886億円 20.9%
純資産 9,002億円 48.5%
自己資本 9,002億円 48.5%
うち利益剰余金 6,147億円 33.1%

※「その他資産」「その他負債」は EDINET 取得値から計算で算出(その他資産 = 総資産 − 現金等、その他負債 = 総負債 − 有利子負債)。 利益剰余金は自己資本に含まれる内訳項目です。 総資産 = 総負債 + 純資産 が成立しない場合はデータの整合性をご確認ください。

事業規模・コスト構造(2026年度)

従業員数 25,304人 1人当たり売上 56百万円
研究開発費
減価償却費 779億円 売上比 5.54%

※「1人当たり売上」「売上比%」はサイト内で計算した派生指標です。 研究開発費は製造業以外では非開示の場合があります(サービス業・金融業など)。

信用評価履歴 EDINET DB スコア(過去15年分)

健全性スコア (2026年度) 78点 ランク A
業種ベンチマーク 強みが多いが、一部改善の余地がある 強み 1項目 / 弱み 0項目
直近の評価コメントを見る (2026年度)

信用評価

純資産が毎年増加。内部留保が着実に蓄積されている

投資評価

PER 15.3倍で適正水準

※ EDINET DB API が独自の指標と業種ベンチマークから算出するスコア・ランク・コメントです。 S = 90点以上 / A = 75-89点 / B = 60-74点 / C/D = それ未満。

直近の決算短信

開示日時タイトル区分売上高前年比 営業利益前年比 純利益前年比EPS PDF
2026-07-30 2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) Q1 3,291億円 +7.5% 344億円 +55.7% 280億円 +148.6% 131.8
2026-04-24 15:30 Q4 14,055億円 +2.5% 1,330億円 -8.3% 732億円 -10.1% 344.1 PDF
2026-01-29 Q3 9,793億円 -1.2% 926億円 -11.4% 562億円 -9.2% 264.2 PDF
2025-10-28 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結) Q2 6,541億円 601億円 177.5
2025-07-30 2026年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) Q1 3,062億円 221億円 53.0
業績概況・今後の見通し(2026-07-30 発表分) 約11,108字

qualitative.htm
〇添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績の概況 …………………………………………………………………………………2
(2)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
(3)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………5
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………6
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
要約四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………8
要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………9
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………10
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………12
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(準拠する会計基準) ……………………………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………13
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………13
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績の概況
当連結グループは、2029年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画「LANDCROS 2028」のもと、中長期的には業界トップスリーの地位を築くべく、①北米事業、②中南米事業、③マイニング事業、④部品・サービス事業、を4つの重点事業として掲げ、今後も持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでまいります。
当第1四半期連結累計期間(2026年4月1日~2026年6月30日)においては、中東地域を中心に市況悪化や物流混乱、輸送費上昇が見られました。一方、北米では米国関税政策を巡る先行き不透明感はあるものの、インフラ投資等が下支えし、需要環境は前年度に引き続き底堅く推移しました。欧州でも一部に慎重な動きはあるものの、需要に回復の動きがあります。また、マイニングにおいても高水準の資源価格を背景に、ハードロックを中心に中南米等で需要は底堅く推移しました。これら前年度と同水準の需要環境の中、部品・サービスを中心とした売上増に加え、為替円安影響もあり、当第1四半期連結累計期間の売上収益は過去最高の3,291億3千万円(前年同期比増減率7.5%)となりました。
利益項目については、物流費を中心としたコスト増加の影響があったものの、部品・サービスの売上増、原価低減や販売価格引き上げの継続が利益の下支えとなったことに加え、為替円安影響もあり、調整後営業利益は344億3千9百万円(同55.7%)と増益となりました。これに加えて、固定資産売却に伴うその他の収益を計上したことなどにより、親会社株主に帰属する四半期利益については、280億3千7百万円(同148.6%)と増益となりました。
各セグメントの業績は次のとおりです。
① 建設機械ビジネス
当第1四半期連結累計期間における売上収益は2,931億1千2百万円(同6.8%)、調整後営業利益は324億8千1百万円(同65.2%)と前年同期比で増収増益となりました。北米や欧州の油圧ショベル需要や中南米等のマイニング需要が引き続き堅調に推移する中、部品・サービスの売上増や為替円安影響もあり、増収増益となりました。
② スペシャライズド・パーツ・サービスビジネス
当事業は、主としてマイニング設備及び機械のアフターセールスにおける部品サービス事業を行うBradken Pty Limited及びその子会社と、サービスソリューションを提供するH-E Parts International LLC及びその子会社で構成されています。
当第1四半期連結累計期間における売上収益は、383億7千3百万円(同12.6%)と前年同期比増収であった一方、調整後営業利益は19億5千8百万円(同△20.5%)と減益になりました。為替円安の影響により売上は増加したものの、顧客の投資抑制や競争環境激化により調整後営業利益は減益となりました。
なお、上記、①②の売上収益については、セグメント間調整前の数値です。
販売先地域別の売上収益は以下の通りです。
(単位:百万円)
前第1四半期
連結累計期間
自 2025年4月1日
至 2025年6月30日
当第1四半期
連結累計期間
自 2026年4月1日
至 2026年6月30日
前年比
売上収益
(A)
構成比
(%)
売上収益
(B)
構成比
(%)
増減額
(B)-(A)
増減率
(B)/(A)-1
(%)
北米
71,198
23.3
65,900
20.0
△5,298
△7.4
中南米
6,770
2.2
15,226
4.6
8,456
124.9
米州
77,968
25.5
81,126
24.6
3,158
4.1
欧州
42,557
13.9
48,721
14.8
6,164
14.5
ロシアCIS
4,253
1.4
5,592
1.7
1,339
31.5
アフリカ
17,066
5.6
22,185
6.7
5,119
30.0
中近東
12,613
4.1
10,493
3.2
△2,120
△16.8
ロシアCIS・アフリカ・中近東
33,932
11.1
38,270
11.6
4,338
12.8
アジア
27,473
9.0
28,700
8.7
1,227
4.5
インド
17,459
5.7
19,828
6.0
2,369
13.6
オセアニア
59,659
19.5
66,305
20.1
6,646
11.1
アジア・大洋州
104,591
34.2
114,833
34.9
10,242
9.8
中国
6,877
2.2
6,846
2.1
△31
△0.5
小計
265,925
86.9
289,796
88.0
23,871
9.0
日本
40,227
13.1
39,334
12.0
△893
△2.2
合計
306,152
100.0
329,130
100.0
22,978
7.5
(百万円未満は四捨五入して表示しています。)
(2)今後の見通し
2027年3月期において、世界経済については中東情勢の緊迫化もあり不透明な状況が継続するものの、建設機械市場及びマイニング市場は、総じて底堅く推移するものと見込みます。地域別では米州及びインド、オセアニアにおいて引き続き堅調な需要が見込まれる一方、その他の地域については慎重な見方を維持しており、グローバル全体としては前回需要見通しから微増、前年比で若干の減少を見込みます。
マイニング分野では、銅や金の価格は堅調に推移する一方、世界経済の減速に伴い石炭や鉄鉱石等の資源価格動向は弱含んでいることから、マイニング製品の新車需要においては前回見通しを据え置き、全体として前年比で若干の減少を見込みます。
このような事業環境の中、為替が想定を上回る円安水準で推移していることから、2027年3月期連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日)は上方修正いたします。
なお、中東地域での物流費の上昇に加え、世界的な原油価格の高騰による資材費等コストの上昇も見込まれます。前回4月公表時には織り込んでいなかったこれらの影響も新たに反映しています。
当社を取り巻く事業環境は引き続き不透明感をともなっていますが、安定的にキャッシュを創出している近時の状況に鑑み、年間配当については前年度から増配となる1株当たり190円の計画を維持します。本業績見通しの前提となる当第2四半期以降の為替レートについては、米ドル154円、ユーロ181円、人民元23.1円、豪ドル112円といたします。
2027年3月期連結業績予想 (2026年4月1日~2027年3月31日)(百万円未満は四捨五入して表示しています。)
売上収益
調整後
営業利益
営業利益
税引前
当期利益
親会社株主に
帰属する
当期利益
基本的1株
当たり親会社
株主に帰属する
当期利益
前回予想
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
円 銭
1,430,000
140,000
140,000
133,000
80,000
376.06
今回予想
1,470,000
150,000
150,000
143,000
84,000
394.82
増減額
40,000
10,000
10,000
10,000
4,000

増減率(%)
2.8
7.1
7.1
7.5
5.0

(ご参考)
2026年3月期
1,405,493
132,951
130,144
124,226
73,193
344.06
(注) 上記予想値は、本資料の開示時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、
実際の業績は今後の様々な要因により異なる結果となることがあります。
(3)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び資本の状況
[資産]
流動資産は、前連結会計年度末に比べて、0.2%、20億6千2百万円増加し、1兆451億1千3百万円となりました。これは主として営業債権が429億3千7百万円減少したものの、棚卸資産が412億8千万円増加、その他の流動資産が105億6千万円増加したことによります。
非流動資産は、前連結会計年度末に比べて、2.6%、214億7百万円増加し、8,356億7千7百万円となりました。これは主として有形固定資産が74億4千6百万円増加したことによります。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて、1.3%、234億6千9百万円増加し、1兆8,807億9千万円となりました。
[負債]
流動負債は、前連結会計年度末に比べて、0.7%、39億6千6百万円増加し、6,126億2千7百万円となりました。これは主として営業債務及びその他の債務が92億2千2百万円減少したものの、社債及び借入金が71億7千2百万円増加、その他の金融負債が29億7千1百万円増加したことによります。
非流動負債は、前連結会計年度末に比べて、△1.4%、42億2千2百万円減少し、2,887億6千8百万円となりました。これは主として社債及び借入金が61億8千9百万円減少したことによります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて、△0.0%、2億5千6百万円減少し、9,013億9千5百万円となりました。
[資本]
資本合計は、主に利益剰余金の増加に加え、在外営業活動体の換算差額の増加等により前連結会計年度末に比べて、2.5%、237億2千5百万円増加し、9,793億9千5百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況に関する分析
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は1,308億3千1百万円となり、当連結会計年度期首より106億2千5百万円減少しました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
[営業活動に関するキャッシュ・フロー]
当第1四半期連結累計期間の営業活動に関するキャッシュ・フローは、四半期利益303億1百万円をベースに、減価償却費174億4千9百万円、売掛金、受取手形及び契約資産の減少481億7千1百万円を計上する一方、棚卸資産の増加250億3千2百万円、法人所得税の支払128億3千3百万円等の計上がありました。
この結果、当第1四半期連結累計期間は173億1千6百万円の収入となり、前第1四半期連結累計期間に比べて収入が57億4百万円減少しました。
[投資活動に関するキャッシュ・フロー]
当第1四半期連結累計期間の投資活動に関するキャッシュ・フローは、主として、有形固定資産の取得88億3千7百万円があった一方で、有形固定資産の売却114億3千7百万円があったことで、15億8千8百万円の支出となり、前第1四半期連結累計期間と比べて支出が113億9千2百万円減少しました。
これにより、営業活動に関するキャッシュ・フローと、投資活動に関するキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは157億2千8百万円の収入となりました。
[財務活動に関するキャッシュ・フロー]
当第1四半期連結累計期間の財務活動に関するキャッシュ・フローは、主として、短期借入金の増加5億5千8百万円や社債及び長期借入金による調達15億3千9百万円等があったものの、社債及び長期借入金の返済58億4千6百万円や配当金の支払(非支配持分株主への配当金を含む)215億4百万円等により286億4千1百万円の支出となり、前第1四半期連結累計期間と比べて支出が227億9千1百万円増加しました。
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2026年3月31日)
当第1四半期連結会計期間
(2026年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び現金同等物
141,456
130,831
営業債権
296,424
253,487
契約資産
937
1,112
棚卸資産
541,224
582,504
未収法人所得税
5,538
2,383
その他の金融資産
27,418
33,388
その他の流動資産
19,257
29,817
小計
1,032,254
1,033,522
売却目的で保有する資産
10,797
11,591
流動資産合計
1,043,051
1,045,113
非流動資産
有形固定資産
492,584
500,030
使用権資産
67,201
69,641
無形資産
49,050
50,900
のれん
63,809
64,785
持分法で会計処理されている投資
29,133
29,656
営業債権
46,146
45,780
繰延税金資産
26,882
29,009
その他の金融資産
30,693
32,692
その他の非流動資産
8,772
13,184
非流動資産合計
814,270
835,677
資産の部合計
1,857,321
1,880,790
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2026年3月31日)
当第1四半期連結会計期間
(2026年6月30日)
負債の部
流動負債
営業債務及びその他の債務
233,711
224,489
リース負債
11,715
12,575
契約負債
13,922
14,450
社債及び借入金
316,159
323,331
未払法人所得税等
11,717
10,981
その他の金融負債
16,159
19,130
その他の流動負債
4,285
6,038
小計
607,668
610,994
売却目的で保有する資産に直接関連する負債
993
1,633
流動負債合計
608,661
612,627
非流動負債
営業債務及びその他の債務
1,215
973
リース負債
59,254
61,109
契約負債
8,924
9,426
社債及び借入金
181,407
175,218
退職給付に係る負債
22,099
22,172
繰延税金負債
13,868
14,354
その他の金融負債
1,712
826
その他の非流動負債
4,511
4,690
非流動負債合計
292,990
288,768
負債の部合計
901,651
901,395
資本の部
親会社株主持分
資本金
81,577
81,577
資本剰余金
75,863
75,967
利益剰余金
614,725
621,488
その他の包括利益累計額
130,998
144,583
自己株式
△2,997
△2,968
親会社株主持分合計
900,166
920,647
非支配持分
55,504
58,748
資本の部合計
955,670
979,395
負債・資本の部合計
1,857,321
1,880,790
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
四半期連結累計期間
要約四半期連結損益計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 2025年4月1日
至 2025年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2026年4月1日
至 2026年6月30日)
売上収益
306,152
329,130
売上原価
△215,739
△218,043
売上総利益
90,413
111,087
販売費及び一般管理費
△68,290
△76,648
調整後営業利益
22,123
34,439
その他の収益
1,063
11,920
その他の費用
△1,105
△1,196
営業利益
22,081
45,163
金融収益
1,588
1,737
金融費用
△4,937
△4,089
持分法による投資損益
954
1,157
税引前四半期利益
19,686
43,968
法人所得税費用
△6,286
△13,667
四半期利益
13,400
30,301
四半期利益の帰属
親会社株主持分
11,280
28,037
非支配持分
2,120
2,264
四半期利益
13,400
30,301
基本的1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益(円)
53.03
131.78
希薄化後1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益(円)
53.03
131.78
要約四半期連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 2025年4月1日
至 2025年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2026年4月1日
至 2026年6月30日)
四半期利益
13,400
30,301
その他の包括利益
純損益に組み替えられない項目
その他の包括利益を通じて測定する
金融資産の公正価値の純変動額
277
101
純損益に組み替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額
△4,890
14,334
キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動額
△51
△3
持分法のその他の包括利益
△385
133
その他の包括利益合計
△5,049
14,565
四半期包括利益合計
8,351
44,866
親会社株主持分
6,904
41,622
非支配持分
1,447
3,244
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第1四半期連結累計期間(自 2025年4月1日 至 2025年6月30日)
(単位:百万円)
親会社株主持分
資本金
資本剰余金
利益剰余金
その他の包括利益累計額
確定給付制度の再測定
その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動額
キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動額
2025年4月1日
81,577
75,768
580,257
2,286
9,965
△195
四半期利益
11,280
その他の包括利益

277
2
四半期包括利益


11,280

277
2
自己株式の取得
支払配当金
△23,397
株式報酬取引
95
持分所有者との取引合計

95
△23,397



2025年6月30日
81,577
75,863
568,140
2,286
10,242
△193
(単位:百万円)
親会社株主持分
非支配持分
資本の部
合計
その他の包括利益累計額
自己株式
合計
在外営業活動体の換算差額
合計
2025年4月1日
62,712
74,768
△3,033
809,337
48,615
857,952
四半期利益

11,280
2,120
13,400
その他の包括利益
△4,655
△4,376
△4,376
△673
△5,049
四半期包括利益
△4,655
△4,376

6,904
1,447
8,351
自己株式の取得




支払配当金

△23,397
△23,397
株式報酬取引

42
137
137
持分所有者との取引合計


42
△23,260

△23,260
2025年6月30日
58,057
70,392
△2,991
792,981
50,062
843,043
当第1四半期連結累計期間(自 2026年4月1日 至 2026年6月30日)
(単位:百万円)
親会社株主持分
資本金
資本剰余金
利益剰余金
その他の包括利益累計額
確定給付制度の再測定
その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動額
キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動額
2026年4月1日
81,577
75,863
614,725
2,988
12,145
△53
四半期利益
28,037
その他の包括利益

101
△79
四半期包括利益


28,037

101
△79
自己株式の取得
支払配当金
△21,274
株式報酬取引
104
持分所有者との取引合計

104
△21,274



2026年6月30日
81,577
75,967
621,488
2,988
12,246
△132
(単位:百万円)
親会社株主持分
非支配持分
資本の部
合計
その他の包括利益累計額
自己株式
合計
在外営業活動体の換算差額
合計
2026年4月1日
115,918
130,998
△2,997
900,166
55,504
955,670
四半期利益

28,037
2,264
30,301
その他の包括利益
13,563
13,585
13,585
980
14,565
四半期包括利益
13,563
13,585

41,622
3,244
44,866
自己株式の取得

△2
△2
△2
支払配当金

△21,274
△21,274
株式報酬取引

31
135
135
持分所有者との取引合計


29
△21,141

△21,141
2026年6月30日
129,481
144,583
△2,968
920,647
58,748
979,395
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 2025年4月1日
至 2025年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2026年4月1日
至 2026年6月30日)
四半期利益
13,400
30,301
減価償却費
16,557
17,449
無形資産償却費
2,407
2,520
減損損失
10
6
事業再編等損益
123
444
法人所得税費用
6,286
13,667
持分法による投資損益
△954
△1,157
固定資産売却等損益
△89
△10,989
金融収益
△1,588
△1,737
金融費用
4,937
4,089
売掛金、受取手形及び契約資産の増減
29,910
48,171
ファイナンス・リース債権の増減
751
△521
棚卸資産の増減
△12,325
△25,032
買掛金及び支払手形の増減
△3,973
194
退職給付に係る負債の増減
422
△44
その他
△19,180
△46,067
小計
36,694
31,294
利息の受取
1,290
1,448
配当金の受取
805
954
利息の支払
△3,695
△3,626
法人所得税の支払
△12,105
△12,833
保険金の受取額
31
79
営業活動に関するキャッシュ・フロー
23,020
17,316
有形固定資産の取得
△10,823
△8,837
有形固定資産の売却
145
11,437
無形資産の取得
△2,277
△1,961
有価証券及びその他の金融資産(子会社及び持分法で会計処理されている投資を含む)の取得
△45
△126
短期貸付金の増減
13
8
長期貸付金の回収
12
9
定期預金の預入による支出

△2,043
その他
△5
△75
投資活動に関するキャッシュ・フロー
△12,980
△1,588
短期借入金の増減
25,361
558
社債及び長期借入金による調達
4,277
1,539
社債及び長期借入金の返済
△6,246
△5,846
リース負債の返済
△3,190
△3,386
配当金の支払
△23,401
△21,278
非支配持分株主への配当金の支払
△54
△226
非支配持分株主への有償減資による支出
△2,597

その他

△2
財務活動に関するキャッシュ・フロー
△5,850
△28,641
現金及び現金同等物に係る為替変動による影響
△620
2,288
現金及び現金同等物の増減
3,570
△10,625
現金及び現金同等物期首残高
147,136
141,456
現金及び現金同等物期末残高
150,706
130,831
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(準拠する会計基準)
当社の要約四半期連結財務諸表(要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益計算書、要約四半期連結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び注記)は、株式会社東京証券取引所の四半期財務諸表等の作成基準第5条第2項(ただし、同基準第5条第5項に定める記載の省略を適用)に準拠して作成しております。要約四半期連結財務諸表は国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下「IAS第34号」)に基づいて作成しておりますが、IAS第34号で求められる開示項目及び注記の一部を省略しております。このため、要約四半期連結財務諸表はIAS第34号に準拠した一組の要約財務諸表ではありません。
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
① 報告セグメントの概要
事業セグメントは、独立した財務情報が入手可能であり、最高経営意思決定機関が、経営資源の配分の決定及び業績の検討のため、定期的に評価を行う対象とする当連結グループの構成単位です。報告セグメントは事業セグメントを基礎に決定しています。
当連結グループは、製品及びサービスの性質、顧客の類型又は種類等及び経済的特徴の類似性を総合的に勘案し、報告セグメントを、油圧ショベル、超大型油圧ショベル、ホイールローダ等の製造、販売及びこれに関連する部品サービスの販売により建設機械に関連する一連のトータルライフサイクルの提供を主たる目的とした建設機械ビジネスセグメントと、建設機械ビジネスセグメントに含まれないマイニング設備及び機械のアフターセールスにおける部品開発、製造、販売及びサービスソリューションの提供を主たる目的としたスペシャライズド・パーツ・サービスビジネスセグメントの2区分に集約化しています。
② 報告セグメントの収益、損益及びその他の項目
前第1四半期連結累計期間(自 2025年4月1日 至 2025年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額
(注1,2)
要約四半期
連結財務諸表
計上額
建設機械
ビジネス
スペシャライズド・パーツ・サービス
ビジネス
合計
売上収益
外部顧客への売上収益
274,445
31,707
306,152

306,152
セグメント間の売上収益
32
2,376
2,408
△2,408

合計
274,477
34,083
308,560
△2,408
306,152
調整後営業利益
19,660
2,463
22,123

22,123
営業利益
19,563
2,518
22,081

22,081
金融収益



1,588
1,588
金融費用



△4,937
△4,937
持分法による投資損益
954

954

954
税引前四半期利益
20,517
2,518
23,035
△3,349
19,686
(注1) 調整額は、セグメント間取引消去額、及び事業セグメントに帰属しない全社に係る金額です。
(注2) セグメント間取引は独立企業間価格で行っています。
当第1四半期連結累計期間(自 2026年4月1日 至 2026年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額
(注1,2)
要約四半期
連結財務諸表
計上額
建設機械
ビジネス
スペシャライズド・パーツ・サービス
ビジネス
合計
売上収益
外部顧客への売上収益
293,036
36,094
329,130

329,130
セグメント間の売上収益
76
2,279
2,355
△2,355

合計
293,112
38,373
331,485
△2,355
329,130
調整後営業利益
32,481
1,958
34,439

34,439
営業利益
43,257
1,906
45,163

45,163
金融収益



1,737
1,737
金融費用



△4,089
△4,089
持分法による投資損益
1,157

1,157

1,157
税引前四半期利益
44,414
1,906
46,320
△2,352
43,968
(注1) 調整額は、セグメント間取引消去額、及び事業セグメントに帰属しない全社に係る金額です。
(注2) セグメント間取引は独立企業間価格で行っています。

大量保有報告書(5%超の株主)

報告日 提出者(グループ) 個別保有者 保有割合
個別 / 合計
株数 保有目的 種別
2026-04-23 シトラスインベストメント合同会社 (同左) 7.32%
計 66.04%
1,574万株 経営支援を行うことにより、発行者の企業価値を向上させるため。 変更
2026-04-23 シトラスインベストメント合同会社 HCJⅠホールディングス株式会社 25.70%
計 66.04%
5,529万株 発行者のグローバル市場での成長のための経営支援を行うことにより、発行者の企業価値… 変更
2026-04-23 シトラスインベストメント合同会社 (同左) 7.32%
計 33.02%
1,574万株 経営支援を行うことにより、発行者の企業価値を向上させるため。 変更
2026-04-23 シトラスインベストメント合同会社 HCJⅠホールディングス株式会社 25.70%
計 33.02%
5,529万株 発行者のグローバル市場での成長のための経営支援を行うことにより、発行者の企業価値… 変更
2026-04-23 シトラスインベストメント合同会社 (同左) 7.32%
計 66.04%
1,574万株 経営支援を行うことにより、発行者の企業価値を向上させるため。 変更
2026-04-23 シトラスインベストメント合同会社 HCJⅠホールディングス株式会社 25.70%
計 66.04%
5,529万株 発行者のグローバル市場での成長のための経営支援を行うことにより、発行者の企業価値… 変更
2026-04-23 シトラスインベストメント合同会社 (同左) 7.32%
計 33.02%
1,574万株 経営支援を行うことにより、発行者の企業価値を向上させるため。 変更
2026-04-23 シトラスインベストメント合同会社 HCJⅠホールディングス株式会社 25.70%
計 33.02%
5,529万株 発行者のグローバル市場での成長のための経営支援を行うことにより、発行者の企業価値… 変更
2026-04-23 シトラスインベストメント合同会社 (同左) 7.32%
計 33.02%
1,574万株 経営支援を行うことにより、発行者の企業価値を向上させるため。 変更
2026-04-23 シトラスインベストメント合同会社 HCJⅠホールディングス株式会社 25.70%
計 33.02%
5,529万株 発行者のグローバル市場での成長のための経営支援を行うことにより、発行者の企業価値… 変更

※「個別保有者」が「(同左)」の行は提出者本人による保有。複数行が同じ提出者なら共同保有グループの内訳を表します。 保有目的が長い場合は冒頭40字のみ表示し、ホバーで全文表示します。

財務データ推移

年度売上高営業利益純利益 総資産純資産EPS配当
2026 14,055億円 1,301億円 732億円 18,573億円 9,002億円 344.1 175.0
2025 13,713億円 1,547億円 814億円 17,910億円 8,093億円 382.8 175.0
2024 14,059億円 1,627億円 933億円 18,357億円 7,634億円 438.7 150.0
2023 12,649億円 1,357億円 702億円 16,270億円 6,600億円 330.0 110.0
2022 10,250億円 1,066億円 758億円 14,096億円 6,116億円 356.6 110.0
2021 8,133億円 282億円 103億円 12,199億円 5,136億円 48.6 20.0
2020 9,313億円 728億円 412億円 11,676億円 4,735億円 193.6 60.0
2019 10,337億円 1,023億円 685億円 11,853億円 4,864億円 322.3 100.0
2018 9,592億円 957億円 600億円 10,898億円 4,485億円 282.2 85.0
2017 7,539億円 80億円 10,122億円 3,996億円 37.7 12.0
2016 7,583億円 88億円 9,266億円 3,960億円 41.4 40.0
2015 8,158億円 260億円 10,647億円 4,312億円 122.4 60.0
2014 8,030億円 357億円 11,011億円 3,970億円 136.2 50.0
2013 7,724億円 235億円 10,864億円 3,510億円 110.8 40.0
2012 8,171億円 230億円 10,861億円 3,688億円 108.9 30.0

事業の状況(有価証券報告書より)

最新の有価証券報告書から、事業内容・リスク・経営方針・経営成績の概況を掲載します。各セクションをクリックして展開してください。

沿革 FY2026 / 約2,387字
2 【沿革】提出会社は、株式の額面を500円から50円に変更するため、1973年10月、相模工業株式会社(資本金5千万円、設立年月日1951年1月30日)と合併していますが、実質上の設立年月日は1970年10月1日です。 1955年12月株式会社日立製作所の子会社として日立建設機械サービス株式会社設立。1965年4月株式会社日立製作所の建設機械販売部門各社及び日立建設機械サービス株式会社が合併し、(旧)日立建機株式会社設立。1969年11月株式会社日立製作所の建設機械製造部門が分離独立。足立工場・土浦工場をもって日立建設機械製造株式会社設立。1970年10月日立建設機械製造株式会社と(旧)日立建機株式会社が合併し、日立建機株式会社設立。資本金38億円。1972年8月オランダに日立建機(ヨーロッパ)N.V.設立。(現・連結子会社)1973年10月相模工業株式会社(資本金5千万円)と合併し、株式の額面を500円から50円に変更。資本金38億5千万円。1974年3月工業再配置政策及び生産体制整備強化のため足立工場を土浦工場へ統合。1979年7月株式会社日立建機カミーノ設立。(現・連結子会社)1981年12月東京証券取引所市場第二部に上場。1984年8月シンガポールに日立建機アジア・パシフィックPte.Ltd.設立。(現・連結子会社)1989年9月東京証券取引所市場第一部指定。1990年1月株式会社日立建機ティエラの経営権を取得。(現・連結子会社)1990年1月大阪証券取引所市場第一部に上場。1991年5月インドネシアにP.T.日立建機インドネシア設立。(現・連結子会社)1995年4月中国に日立建機(中国)有限公司設立。(現・連結子会社)1998年6月インドネシアにP.T.ヘキシンドアディプルカサTbk出資。(現・連結子会社)1998年10月カナダの日立建機トラックLtd.の経営権を取得。(現・連結子会社)2007年12月中国に日立建機融資租賃(中国)有限公司(旧・日立建機租賃(中国)有限公司)設立。(現・連結子会社)2008年4月日立建機日本株式会社発足。(現・連結子会社)2008年9月インドネシアにP.T.HEXA FINANCE INDONESIA設立。2008年10月日立建機ファインテック株式会社を提出会社が吸収合併。2009年7月新東北メタル株式会社の経営権を取得。(現・連結子会社)2009年7月カナダのウェンコ・インターナショナル・マイニング・システムズLtd.の経営権を取得。(現・連結子会社)2010年3月インドのタタ日立コンストラクションマシナリーCo.,Pvt.,Ltd.の経営権を取得。(現・連結子会社)2010年10月南アフリカに日立建機アフリカPty.Ltd.設立。(現・連結子会社)2011年3月UAEに日立建機中東Corp.FZE設立。(現・連結子会社)2011年4月ロシアに日立建機ユーラシアLLC設立。(現・連結子会社)2011年12月株式会社日立建機ティエラを株式交換により完全子会社化。(現・連結子会社)2012年4月日立建機ビジネスフロンティア株式会社を提出会社が吸収合併。2012年4月提出会社の日本国内における建設機械の販売・サービス事業を会社分割により日立建機日本株式会社へ譲渡。2012年10月つくばテック株式会社を提出会社が吸収合併。2013年4月日立建機ロジテック株式会社を株式交換により完全子会社化。(現・連結子会社)2014年3月新東北メタル株式会社を完全子会社化。(現・連結子会社) 2015年3月インドネシアのP.T.HEXA FINANCE INDONESIAの提出会社が保有する株式の70%を売却。(現・持分法適用関連会社)2015年10月株式会社KCMを完全子会社化。2016年4月提出会社のホイールローダの開発・製造事業を会社分割により株式会社KCMへ譲渡。2016年12月H-E Parts International LLCを完全子会社化。(現・連結子会社)2017年3月Bradken Pty Limited(旧・Bradken Limited)を公開買付けにより連結子会社化。(現・連結子会社)2017年4月日立建機アメリカInc.(旧・日立建機ローダーズアメリカInc.)を完全子会社化。(現・連結子会社)2019年1月イギリスにSynergy Hire Limited設立。(現・連結子会社)2019年4月オーストラリアに日立建機オセアニアホールディングスPty.,Ltd.設立。(現・連結子会社)2019年4月株式会社KCMを提出会社が吸収合併。2019年7月中国に日立建機(上海)機械部品製造有限公司設立。(現・連結子会社)2019年8月株式会社PEO建機教習センタ(旧・株式会社日立建機教習センタ)の提出会社が保有する株式の一部を売却。(現・持分法適用関連会社)2021年8月ディア アンド カンパニーと北中南米事業に関する合併事業について業務提携の解消を合意。2022年1月HCJIホールディングス株式会社と資本提携契約を締結。2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。2022年8月HCJIホールディングス株式会社及び株式会社日立製作所の持分法適用関連会社となる。2022年11月日立建機販売(中国)有限公司事業開始。(現・連結子会社)2025年1月インドに日立建機開発センターインドPRIVATE LIMITED設立。(現・連結子会社)2025年3月チリに日立建機ラテン・アメリカSpA設立。(現・連結子会社)2026年1月ドイツにランドクロス開発センター欧州GmbH設立。(現・連結子会社)
配当政策 FY2026 / 約374字
3 【配当政策】提出会社は、財務体質の健全性の維持・強化及び中長期的な事業戦略に基づいた技術開発・設備投資等、先行投資の実施計画をバランス良く勘案し、連結業績に連動した剰余金の配当を原則として、中間と期末の2回に分けて同一年度に2度実施する方針であり、連結配当性向40%以上を目安に安定的且つ継続的に実施することを基本として株主利益の最大化を図ります。なお、提出会社は、会社法第459条に基づき取締役会の決議によって、毎年3月末日または9月末日を基準日として剰余金の配当をすることができる旨を定款に定めています。当事業年度の剰余金の配当については、上記方針に基づき、以下のとおり決定しました。 決議年月日配当金の金額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年10月28日取締役会決議15,955752026年5月25日取締役会決議21,274100
監査の状況 FY2026 / 約6,572字
(3) 【監査の状況】① 監査委員会による監査及び内部監査の状況a 監査委員会による監査の状況監査委員会は、取締役会の内部機関として、取締役及び執行役の職務の執行が法令及び定款並びに経営の基本方針に適合し、効率的に行われているかを監査しています。具体的には、財務・会計、内部統制システムの整備・運用状況のモニタリングのほか、業務執行状況や子会社の経営妥当性を監査するため、委員会での審議に加え、2025年度は国内グループ会社及び海外グループ会社に往査を実施するとともに、インターネットツールを活用して報告聴取を行いました。内部監査部門や財務・経理部門、法務部門、或いは製品品質や環境・サステナビリティ・ESGを管理する部門等各部門から報告聴取を行うほか、代表執行役(会長・社長)との意見交換を含めて執行役等から職務執行状況を聴取し、その業務執行の適切性について審議、検討しました。会計監査人とは、法令上の検討責務のみならず、期中レビューや年度会計監査報告に加えて、四半期毎の監査経過報告における監査進捗状況の聴取をはじめ、緊密な連携をとっています。 2025年度における監査委員会の活動状況は以下のとおりです。 区分氏名出席回数/開催回数出席率社外取締役伊藤 正明13回/13回100%社外取締役岡  俊子13回/13回100%社外取締役奥原 一成13回/13回100%社外取締役菊池 きよみ9回/9回(注1)100%社外取締役菊地 麻緒子4回/4回(注2)100%社外取締役Joseph P. Schmelzeis, Jr.12回/13回92%社外取締役藤澤  健13回/13回100% (注1)2025年4月から2026年3月までに開催された監査委員会は13回であり、社外取締役菊池きよみの就任以降開催された監査委員会は9回です。(注2)2025年6月23日開催の当社定時株主総会の終結の時をもって退任した社外取締役菊地麻緒子の退任までの開催回は4回です。 ・グループ会社のモニタリング状況2025年度は国内グループ会社1社への往査を行いました。また、海外グループ会社についても3社への往査を行い、4社からのインターネットツールによる経営状況に係る聴取と質疑応答を実施しました。尚、海外グループ会社往査時には、同地域在勤の地域事業部長からの聴取を実施し、地域における課題を把握し、適宜適切なモニタリングを行うよう努めました。 ・監査委員会における具体的な検討事項監査の方針、監査計画並びに監査実施内容、内部統制システムの整備・運用状況、執行役の職務執行の妥当性、会計監査人の選解任、事業報告及び附属明細の適法性、会計監査人の監査の方法並びに提出会社及び当連結グループの監査結果の相当性等です。2025年度は、コンプライアンス、リスク、安全、衛生及び中期経営計画施策の実施状況並びに環境・サステナビリティ・ESG諸施策の遂行状況と目標達成状況等に加え、米州事業におけるプロセス・システム改善状況、ガバナンス体制、内部監査体制構築・監査実施状況及び内部統制対応状況の監視を重点監査項目としました。 ・監査委員会の活動状況監査委員会は、経営の客観性、透明性確保のため、6名の委員全員を社外取締役(うち5名は東京証券取引所の定めに基づく独立社外取締役)とする体制としています。監査委員会の円滑で実効性のある監査業務を遂行するため、監査委員会の職務執行を補助する常勤の監査委員会補佐役1名を任命するとともに、専従2名と内部監査部門である監査室との兼務1名による監査委員会事務局により監査体制強化に努めています。なお、監査委員会補佐役及び監査委員会事務局員は何れの執行役の管掌下になく、監査委員会に直属しています。 ・監査委員会補佐役の職務内容監査委員会補佐役は、重要な会議に出席すると共に、重要な決裁書類等の閲覧、内部監査部門や会計監査人、その他社内各部署や当連結グループからの報告の聴取を行い、随時、監査委員会への報告を行うことにより、監査委員会活動の実効性向上に努めました。 b 内部監査の状況提出会社は、内部監査担当部門として社長直属による監査室を設置しており、リスクベース手法に基づき10項目のリスク評価等により優先的に監査すべき監査対象を選定し、各ビジネスユニット・本部及び各グループ会社のガバナンス・リスクマネジメント・コントロールを対象とした経営監査を実施しています。2025年度は、当社ビジネスユニット1件、本部1件、海外グループ会社11社、計13回の内部監査を往査とリモートの併用で実施しました。更に、内部監査専任部門を有するグループ会社から監査計画及び監査報告書を入手して、グループ全体の内部監査品質の向上に努めると共に、内部監査人協会基準に基づく評価の導入等も行っています。 ・内部監査体制提出日現在、監査室は内部監査を担当する内部監査部と内部統制を担当する内部統制部で構成しており、15名スタッフが従事しています。監査室は組織上、社長に直属していますが、監査計画並びに監査結果等は監査委員会へ報告しており、デュアルレポーティングラインを構築することで監査の実効性を確保しています。また、事業規模の大きなグループ会社は専従の内部監査部門を置き、当該グループ会社の内部監査部門や、提出会社の監査室と連携して当該グループ会社が属する地域事業部内の内部監査を担っています。 ・内部監査結果の活用状況内部監査指摘結果は必要に応じて3ラインモデルにおける第2線組織等に伝達することで、連携して業務改善を促進しています。加えて監査室は監査指摘事項について、定期的にフォローし、組織的に改善対応を支援しています。監査結果は受査側の関係者はもとより、提出会社の最高財務責任者、社長、監査委員会補佐役に個別報告しています。また、提出会社の執行役会に半年毎、監査委員会には四半期毎に監査指摘事項を報告し、指摘事項の改善に取り組んでいます。 c 監査委員会と会計監査人の連携状況監査委員会は、会計監査人から年度の監査計画と監査重点項目を受領し、十分に検討すると共に、適時に監査実施結果について説明を受け、活発な質疑応答を行っています。また、監査を通して会計監査人が把握した内部統制システムの有効性状況、リスクの評価、及び監査重点項目や監査上の主要な検討事項(KAM: Key Audit Matters)等について報告を受領し、討議・検討を行っています。会計監査人のグローバルファームとしてのネットワークを活用した海外グループ会社の会計や内部統制監査の状況について、会計監査人から報告を受け、その監査指摘事項を確認するなど、監査委員会と会計監査人が連携して海外グループ会社の状況把握に努めました。2025年度は、会計監査人は監査委員会への4回の出席の他、四半期毎の監査経過報告、監査委員長との重点監査事項、監査品質管理等についての意見交換を行っています。なお、監査法人への非保証業務の委託に際しては、倫理規則において認められている包括了解を導入し、個別の事前了解プロセスの一部を効率化しています。 d 監査委員会と内部監査部門の連携状況監査委員会は、内部監査部門である監査室から年度の監査方針及び監査計画を受領し、適時に監査委員会補佐役を通じて内部監査実施結果についての報告を受けています。また、内部監査を通して把握したリスクの評価及び監査指摘項目と内容について意見交換を行い、監査精度の維持・向上に努めています。2025年度は、監査室は監査委員会に5回の報告・説明を行った他、監査委員会補佐役は密接に情報の収集を行いました。なお、監査委員会は、監査室に対して、必要に応じて監査実施の指示をすることができます。 e 内部監査部門と会計監査人の連携状況内部監査部門である監査室は、会計監査人と四半期に一度以上の頻度で、提出会社の各ビジネスユニット・本部及び各グループ会社における内部監査指摘内容の共有と意見交換を行うと共に、会計監査人からも監査室に、拠点往査における検出事項や会計や内部統制の監査を通じて国内外グループ会社に発行したガバナンスや内部統制等に関する改善提案指摘事項(マネージメントレター)を共有するなど、会計処理や業務運営面におけるリスクの把握と、その改善に監査室と会計監査人が連携して努めています。2025年度は、監査室は会計監査人と6回の協議機会を持ちました。 f 内部統制部門の状況提出会社は、内部統制を管轄する監査室において、グループ全体の内部統制システムにおける整備状況及び運用状況評価の取り纏めと改善の推進を指導しています。各グループ会社には、内部統制委員会等と内部統制担当を置き、各社の内部統制システムの整備、運用、評価及び改善を推進しています。また提出会社は、財務報告に係る内部統制を統括する組織として、最高財務責任者を委員長とし、DX(ITシステム情報管理)、法務、経理及び監査の各部門の長で構成されるJ-SOX委員会を設置しています。J-SOX委員会は提出会社及びグループ会社の財務報告に係る内部統制の運営方針決定と有効性評価の審議機関であり、2025年度は4回開催し、その審議内容と結果は、提出会社の執行役会に4回、監査委員会に2回報告しています。 g 内部統制部門と会計監査人の関係内部統制部門である監査室は、会計監査人による内部統制監査の窓口となり、内部統制の整備、運用及び評価の各ステップにおける監査を受け、その監査実施結果について説明を受けています。会計監査人により、内部統制上の不備が報告された場合には、報告対象となった提出会社及びグループ会社における内部統制不備について、監査室及びJ-SOX委員会にて改善支援と是正の確認を行い、内部統制システムの有効性の維持向上を図っています。また、監査室は会計監査人に対して、各グループ会社における内部統制システムの整備、運用及び評価の実施状況や、J-SOX委員会の会議結果等を適宜提供するとともに日常的に協議を行い、密接に情報交換を行っています。 h 内部統制部門と監査委員会の関係監査委員会は、内部統制の有効性及び妥当性を確保するため、J-SOX委員会における内部統制の整備、運用状況について適時に監査委員会補佐役から報告を受け、有効性評価結果については、内部統制部門である監査室と積極的に情報及び意見の交換を行い、内部統制システムの維持向上に努めています。 i 内部統制部門と内部監査部門の関係提出会社の監査室は、内部統制部門と内部監査部門を有しており、内部統制部門には内部統制管轄機能及びJ-SOX委員会の事務局を置いています。J-SOX委員会は、事務局から内部統制評価の結果について報告を受け、事務局を通じて内部統制システムの改善、フォローを行っています。内部監査部門は、リスクベース手法に基づき選定した各ビジネスユニット・本部及び各グループ会社の経営監査を周期的に実施しています。内部統制において検出された不備や内部監査による指摘内容を適時に相互に共有し、両部門で密接に連携しながらグループ全体の内部統制システム及び内部監査品質の維持向上に努めています。 ② 会計監査の状況a 監査法人の名称EY新日本有限責任監査法人 b 継続監査期間50年間 c 業務執行した公認会計士髙梨 洋一城市 武志鐵  真人 d 監査業務に係る補助者の構成提出会社の会計監査業務に関わる補助者は、公認会計士13名、その他35名です。 e 監査法人の選定方針と理由監査法人の選定については、提出会社が採用している国際財務報告基準(IFRS)や当連結グループの高い海外事業比率を考慮し、国内だけでなく海外各国の会計や税務基準に精通しグローバルな会計や内部統制監査の実施能力と高度な監査品質を有することが必要です。選定した監査法人はグローバルな会計監査を行っており、会計監査人としての高度な専門性とグローバルなネットワークを有し、国際的に会計監査が適法かつ適正に行われていることを確保する体制を備えています。そして、独立性にも問題が無いことなどを総合的に勘案した結果、会計監査人として適切な監査法人と判断しました。 f 監査委員会による会計監査人の評価監査委員会は、会計監査人に対して、監査体制、監査重点項目を含む監査実施要領、監査品質、及び監査委員会や経営幹部等とのコミュニケーション内容、並びに監査報酬等の網羅的な会計監査人評価基準を設定して、毎年度に評価を行っています。更に、監査委員会は、後掲g(会計監査人の解任又は不再任の決定の方針)の方針に基づき、会計監査人の再任に関する決議を毎年度行っています。 g 会計監査人の解任又は不再任の決定の方針監査委員会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める事由に該当すると認められ、速やかに解任する必要があると判断した場合、監査委員の全員の同意によって会計監査人を解任します。この場合、監査委員会が選定した監査委員は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告します。上記の場合のほか、会計監査人が職務を適切に遂行することが困難と認められるなど、会計監査人を変更すべきと判断される場合には、監査委員会は、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定します。 ③ 監査報酬の内容等a 監査公認会計士等に対する報酬の内容 区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社135―143―連結子会社42―48―計177―191― 非監査業務の内容(前連結会計年度)該当事項はありません。 (当連結会計年度)該当事項はありません。 b 監査公認会計士等と同一のネットワークに属するErnst & Young及びそのグループに対する報酬(aを除く)(前連結会計年度)提出会社及び連結子会社は、提出会社の監査公認会計士等であるEY新日本有限責任監査法人のグループ(当該監査法人と同一のネットワークに属しているErnst & Young及びそのグループを含む。)に対して、監査証明業務に基づく報酬が914百万円(うち、連結子会社914百万円)、非監査業務に基づく報酬が195百万円(うち、提出会社27百万円、連結子会社168百万円)あります。 (当連結会計年度)提出会社及び連結子会社は、提出会社の監査公認会計士等であるEY新日本有限責任監査法人のグループ(当該監査法人と同一のネットワークに属しているErnst & Young及びそのグループを含む。)に対して、監査証明業務に基づく報酬が927百万円(うち、連結子会社927百万円)、非監査業務に基づく報酬が164百万円(うち、提出会社21百万円、連結子会社143百万円)あります。 非監査業務の内容前連結会計年度及び当連結会計年度において、提出会社及び連結子会社における非監査業務の内容は、主に税務関連サービスです。 c その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容前連結会計年度、当連結会計年度共に、該当事項はありません。 d 監査報酬の決定方針会計監査人は監査計画策定時点で監査計画時間を経理部門と合議の上で策定し、監査委員会は期中レビューを含めた監査時間の計画内容について十分に聴取し検討を行います。そして、監査委員会の同意により会計監査人に対する報酬を決定しています。 e 監査委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由監査委員会は、会計監査人の監査計画の内容、品質管理体制の整備状況、会計監査の職務遂行状況等を確認し、監査報酬の見積等の算出根拠、算定内容につき分析・検討した結果、会計監査人の報酬等につき妥当であると判断し、会社法第399条第1項の同意を行いました。
設備の概要 FY2026 / 約158字
1 【設備投資等の概要】当連結会計年度の設備投資については、主に建設機械ビジネスセグメントでの国内外の油圧ショベル製造拠点において合理化投資を行うと共に、当連結グループの販売・サービス設備の整備等を行っています。その結果、当連結会計年度の設備投資額は総額107,674百万円となっています(一部の使用権資産を含む)。
従業員の状況 FY2026 / 約1,470字
(2) 【従業員の状況】(1) 連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)建設機械ビジネス21,707(4,257)スペシャライズド・パーツ・サービスビジネス3,597(243)合計25,304(4,500) (注) 1.従業員数は就業人員です。2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員です。3.当連結会計年度において、臨時従業員の範囲及び集計方法を見直しております。この影響により、臨時従業員の年間平均雇用人員数が前連結会計年度から10%超増減しておりますが、当該見直しの影響を除いた実質的な増減は10%未満です。 (2) 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)5,92641.115.27,744,0000.01(336) セグメントの名称従業員数(人)建設機械ビジネス5,926(336)合計5,926(336) (注) 1.従業員数は就業人員です。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。3.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員です。 (3) 労働組合の状況提出会社の労働組合は、日立建機労働組合と称し、日立グループ労働組合連合会に所属しています。また、当連結グループに属する各社の一部については、それぞれ独自に労働組合の結成及び上部団体への加入等を行っています。なお、労使関係は安定し、円滑に推移しています。 (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異① 提出会社 管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.補足説明全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者353778182配偶者出産休暇(会社制度)を合わせた育児目的休暇の取得率は 86.7%となります。 (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。 ② 国内連結子会社 名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者㈱日立建機ティエラ535848386㈱日立建機カミーノ480707070多田機工㈱9100768176新東北メタル㈱0-9797‐日立建機ロジテック㈱689717981日立建機リーシング㈱0-6053-日立建機日本㈱1.613636779 (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。
研究開発活動 FY2026 / 約2,772字
6 【研究開発活動】当連結グループは、新たな付加価値の創造、品質・信頼性の向上を目的に、新技術や新製品の開発を積極的に推進しています。研究・開発本部の先行開発センタを主体に、研究・開発、生産・調達、品質保証の各本部、及びグループ会社の研究開発従事者が、緊密な連携を取りながら研究開発を推進しています。また、広範かつ高度な技術獲得のため、株式会社日立製作所、国内外の大学との依頼研究、共同研究を行っており、これらの研究活動を通して、高度技術人財の育成を同時に図っています。当連結会計年度の研究開発費の総額は、33,947百万円です。セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりです。 (1) 建設機械ビジネス基軸製品である油圧ショベル、超大型ショベルに加え、ミニショベル、ホイールローダ等において、次期排ガス規制に対する技術開発を進めているほか、「低炭素」をキーワードに、クリーン化、省エネルギー化を考慮した製品開発を進め、国内の特定特殊自動車(オフロード法)排出ガス基準に適合した中型油圧ショベル、ホイールローダ、道路機械を開発しています。2025年4月には、マルチブーム解体仕様機ZX1100K-7の受注を日本国内向けに開始しました。本機種は、ハイリフト仕様・モンスタハイリフト仕様・ツーピースブーム仕様と3種類のフロントをそれぞれ用いることで、建築物の高層部から基礎部分の解体まで幅広い作業に柔軟に対応できます。また近年進むアタッチメントの大型化に対応し、従来モデルに比べてより大きなアタッチメントの装着が可能になりました。さらに、ジャッキアップの際に人の手で行っていたジャッキアップシリンダと油圧ホースの接続が、バルブの切り替えのみで対応可能になりました。これらの特長により、施工現場の生産性や安全性の向上に寄与します。2025年6月には、完全油圧式クイックカプラ仕様の中型油圧ショベル(対象機種:ZX210K-7、ZX210LCK-7、ZX225USRK-7、ZX225USRLCK-7)の受注を日本国内向けに開始しました。従来、油圧ショベルのアタッチメント交換には、数名の作業員によるおよそ30分程度の手作業が必要であり、安全性と生産性に課題がありました。これらの課題を解決するため、提出会社では2024年からアタッチメント着脱システム「P-Line」を提供していますが、今般、業界をリードするOilQuick社(スウェーデン)製完全油圧式クイックカプラを採用した、よりシンプルで耐久性の高い本製品をラインナップに加えました。本製品を用いることで、オペレータは運転席から降りることなく、約2分でアタッチメント交換と油圧配管の接続作業を完了できます。また、現場の作業内容に最適なアタッチメントにこまめに交換することで、現場の作業時間の短縮、人員の削減も見込むことができます。2025年7月には、中型ホイールローダZW250-7の受注を日本国内向けに開始しました。本機種は積み込み作業時の走行速度を自動で制御する「アプローチスピードコントロール」を搭載し、燃費効率と操作性の向上を実現しました。また、キャブ内のモニターで機体周辺の俯瞰映像を確認できる周囲環境視認装置「AERIAL ANGLE(エアリアル アングル)」を搭載するとともに、荷重判定装置「ペイロードチェッカー」でバケットの積載重量の計測を可能にし、安全性と生産性の向上にも寄与します。そのほか、遠隔から機械の状態診断とソフトウェア更新を行うサービスソリューション「ConSite Air(コンサイト エアー)」や電気式フロント操作レバーなどの技術を搭載しました。2025年10月には、超大型油圧ショベルEX5600-7Pのバックホウ仕様機の受注を、オーストラリアを中心にグローバル向けに開始しました。本機種は現行モデルEX5600-7と比べてバケットの容量を拡大し、エンジンと油圧ポンプの出力を高めることで、車体の動作速度を向上させ、生産量の12%増加を実現しました。また、ブームには強度の高い鋳鋼品の使用範囲を広げ、アームや車体上部フレームは構造や溶接方法を改良し、耐久性を向上しています。そのほか、ほぼリアルタイムに稼働データを取得・解析し、お客さまの鉱山機械の性能を最大限に引き出すためのコンサルティングを行うソリューション「LANDCROS Connect Insight(ランドクロス コネクト インサイト)」に対応しています。2026年2月には、中型ホイールローダZW100-7、ZW120-7の2機種の受注を日本国内向けに開始しました。両機種は積み込み作業時の走行速度を自動で制御する「アプローチスピードコントロール」を搭載し、燃費効率と操作性の向上を実現しました。また、「AERIAL ANGLE」を搭載するとともに、荷重判定装置「ペイロードチェッカーLite(ライト)」でバケットの積載重量の計測を可能にし、安全性と生産性の向上にも寄与します。そのほか、「ConSite Air」などの技術を搭載しました。 提出会社は、世界中のパートナーとの協創によるオープンな研究開発を推進しています。 新ブランド「LANDCROS」のもと、革新的ソリューションプロバイダーへの変革を加速し、社会課題の解決と環境価値・企業価値の創出に努めていきます。当連結会計年度の建設機械ビジネスにおける研究開発費は、33,484百万円です。 当連結会計年度の主な成果は、次のとおりです。マルチブーム解体仕様機ZX1100K-7完全油圧式クイックカプラ仕様中型油圧ショベル中型ホイールローダZW250-7超大型油圧ショベルEX5600-7Pバックホウ仕様機中型ホイールローダZW100-7、ZW120-7 (2) スペシャライズド・パーツ・サービスビジネススペシャライズド・パーツ・サービスビジネスでは、マイニング機器および選鉱(鉱物処理)プロセス向けの製品開発を行っています。マイニング設備向けの事業では、交換性・耐摩耗性・安全性に優れたバケット用消耗品(爪など)やマイニングショベル用の足回り部品を開発するとともに、油圧ショベルの特性とお客さまの掘削条件を反映した高効率バケットの製品化を進め、生産性向上に貢献しています。選鉱プロセス向けの事業では、電子厚さ測定装置やレーザースキャニング技術、モデリングソフトウェアを活用してミルライナーや摩耗部品の設計を最適化し、摩耗寿命の延長や処理能力の向上を図っています。また、IoTを活用した製品ソリューションの開発にも取り組んでいます。当連結会計年度のスペシャライズド・パーツ・サービスビジネスにおける研究開発費は、463百万円です。
株式の保有状況 FY2026 / 約1,546字
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方提出会社は、資材の安定調達や販売先の強化その他中長期的に提出会社の企業価値向上に資すると認められる場合を、純投資目的以外の株式(政策保有株式)、それ以外の株式を純投資目的として区分しています。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容提出会社は、毎年の取締役会において全ての投資株式について、上記①の基準及び考え方に加え、資本コストを踏まえた保有継続の合理性及び必要性について個別銘柄ごとに具体的な検証をしております。なお、2026年1月29日開催の取締役会において売却対象銘柄について売却状況の確認を行うと共に、その他個別銘柄ごとに検証を行い、それぞれ保有の妥当性があることを確認しました。 b 銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式141,002非上場株式以外の株式612,235 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式1471スタートアップ企業への出資非上場株式以外の株式――― (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式――非上場株式以外の株式22,088 c 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 (注)1当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)カヤバ株式会社1,784,0001,784,000・保有目的:資材の安定調達・定量的な保有効果:安定的な部品供給の結果、提出会社の売上収益に一定の効果がみられた。無7,3955,243株式会社ワキタ1,200,0001,200,000・保有目的:販売先の強化・定量的な保有効果:販売の拡充の結果、提出会社の売上収益に一定の効果がみられた。有2,2572,075Envirosuite Ltd.―172,413,793・保有目的:協業先としての関係強化・定量的な保有効果:相互連携強化の結果、提出会社の売上収益に一定の効果がみられた。 無―1,345株式会社カナモト344,581344,581・保有目的:販売先の強化・定量的な保有効果:販売の拡充の結果、提出会社の売上収益に一定の効果がみられた。有1,4971,116日本鋳造株式会社718,921718,921・保有目的:資材の安定調達・定量的な保有効果:安定的な部品供給の結果、提出会社の売上収益に一定の効果がみられた。無592600鉱研工業株式会社―783,000・保有目的:地中掘削機器のサービス対応力の強化・定量的な保有効果:相互連携強化の結果、提出会社の売上収益に一定の効果がみられた。無―362ニシオホールディングス株式会社66,00066,000・保有目的:販売先の強化・定量的な保有効果:販売の拡充の結果、提出会社の売上収益に一定の効果がみられた。無285276株式会社南陽145,200145,200・保有目的:販売先の強化・定量的な保有効果:販売の拡充の結果、提出会社の売上収益に一定の効果がみられた。有209168 (注) 個別取引実績は、景気動向に影響されるため、定量的な保有効果として表記していません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当ありません。
関係会社の状況 FY2026 / 約2,792字
4 【関係会社の状況】1.その他の関係会社 名称住所資本金または出資金 主要な事業の内容(※)議決権の所有または被所有割合(%)関係内容HCJIホールディングス株式会社東京都千代田区0.01百万円日立建機株式会社の株式保有26.0提出会社との間で、資本提携契約を締結しています。役員の兼任等 1名シトラスインベストメント合同会社(注)1東京都港区0.01百万円HCJIホールディングス株式会社の株式保有33.4(26.0)―伊藤忠商事株式会社(注)1(注)2大阪府大阪市北区253,448百万円総合商社33.4(33.4)提出会社との間で、海外事業会社の共同経営及び商品の販売等に関する取引があります。 2.連結子会社 名称住所資本金または出資金主要な事業の内容(※)議決権の所有または被所有割合(%)関係内容株式会社日立建機ティエラ(注)3滋賀県甲賀市1,441百万円建設機械ビジネス100.0提出会社建設機械製品の一部を製造・販売し、提出会社は製品の購入をしています。また資金の貸借をしています。役員の兼任等 1名株式会社日立建機カミーノ山形県東根市400百万円建設機械ビジネス100.0提出会社建設機械製品の一部を製造しています。また資金の貸付を行っています。日立建機日本株式会社(注)3(注)4埼玉県草加市5,000百万円建設機械ビジネス100.0提出会社より建設機械製品の販売を行っています。また資金の貸借及び土地の賃貸を行っています。日立建機ユーラシアLLCロシアトヴェリ174千万RUB建設機械ビジネス100.0ロシア・CIS地域において、提出会社建設機械製品の一部の製造・販売・サービスを行い、提出会社より製品を販売しています。役員の兼任等 1名日立建機(ヨーロッパ)N.V.(注)3(注)4オランダアムステルダム70,154千EUR建設機械ビジネス98.9欧州地域において、提出会社建設機械製品の一部の製造・販売・サービスを行い、提出会社より建設機械製品を販売しています。役員の兼任等 3名日立建機(中国)有限公司(注)3中国安徽省合肥市1,370,074千RMB建設機械ビジネス100.0中国において、提出会社建設機械製品の一部の製造・販売・サービスを行い、提出会社より製品を販売しています。役員の兼任等 1名日立建機アジア・パシフィックPte.Ltd.シンガポールパイオニアウォーク39,956千US$建設機械ビジネス100.0東南アジア地域において、提出会社建設機械製品の販売・サービスを統括し、提出会社より製品を販売しています。 名称住所資本金または出資金主要な事業の内容(※)議決権の所有または被所有割合(%)関係内容P.T.日立建機インドネシア(注)1インドネシアブカシ17,200千US$建設機械ビジネス82.0(33.9)アセアン地域において、提出会社建設機械製品の一部及び部品の製造・販売を行い、また提出会社より債務保証を行っています。役員の兼任等 2名日立建機販売(中国)有限公司中国上海市200,000千RMB建設機械ビジネス100.0中国地域において、提出会社建設機械製品の販売・サービスを行い、提出会社より部品等の販売を行っています。また資金の借入を行っています。役員の兼任等 1名日立建機融資租賃(中国)有限公司(注)3中国上海市1,103,578千RMB建設機械ビジネス100.0中国地域において、提出会社建設機械製品のリースを行っています。タタ日立コンストラクションマシナリーCo., Pvt., Ltd.インドカルナータカ州ベンガルール1,143百万INR建設機械ビジネス60.0インドにおいて、提出会社建設機械の製造・販売を行っています。役員の兼任等 1名日立建機オセアニアホールディングス Pty.,Ltd.オーストラリアニューサウスウェールズ州グレイステーンズ29,122千AUD建設機械ビジネス100.0オセアニア地域において、提出会社建設機械製品の販売・サービスを統括しています。役員の兼任等 2名日立建機(オーストラリア)Pty., Ltd.(注)1(注)4オーストラリアニューサウスウェールズ州グレイステーンズ22,741千AUD建設機械ビジネス80.0(80.0)オーストラリアにおいて、提出会社建設機械製品の販売・サービスを行い、提出会社より部品等の販売を行っています。また資金の借入を行っています。役員の兼任等 2名日立建機アメリカ Inc.(注)3アメリカジョージア州アトランタ8,000千US$建設機械ビジネス100.0アメリカにおいて、提出会社建設機械製品の販売・サービスを行い、提出会社より部品等の販売を行っています。役員の兼任等 2名日立建機ホールディングU.S.A.Corp.(注)3アメリカノースカロライナ州カーナーズビル251,000千US$建設機械ビジネス100.0アメリカにおいて、提出会社建設機械製品の販売を行っています。H-E Parts International LLCアメリカジョージア州アトランタ―スペシャライズド・パーツ・サービスビジネス100.0提出会社のマイニング・建設機械に係るサービスソリューション事業の提供を行っています。役員の兼任等 2名Bradken Pty Limited(注)3オーストラリアニューサウスウェールズ州ニューカッスル653,215千AUDスペシャライズド・パーツ・サービスビジネス100.0鉱業及びインフラ産業向け鋳造部品の製造、マイニング消耗部品、メンテナンスサービス等の提供を行っています。役員の兼任等 2名その他64社―――――(持分法適用関連会社) その他17社――――― (※) 主要な事業の内容には、セグメントの名称を記載しています。 (注) 1.議決権の所有または被所有割合の( )内は、間接所有で内数です。2.有価証券報告書の提出会社です。3.特定子会社です。4.以下の関係会社については売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く。)の連結売上収益に占める割合が10%を超えています。 主要な損益情報等 日立建機日本株式会社① 売上収益202,819百万円② 税引前当期利益15,438 ③ 当期利益11,312 ④ 資本合計59,898 ⑤ 資産合計153,835 日立建機(ヨーロッパ)N.V.① 売上収益141,224百万円② 税引前当期利益7,804 ③ 当期利益5,746 ④ 資本合計52,553 ⑤ 資産合計147,881 日立建機(オーストラリア)Pty., Ltd.① 売上収益175,310百万円② 税引前当期利益29,933 ③ 当期利益17,562 ④ 資本合計108,468 ⑤ 資産合計148,485
サステナビリティ FY2026 / 約4,475字
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 (1) はじめに日立建機グループは、私たちのありたい姿、ミッション等を定めた「日立建機グループアイデンティティ」を策定しています。サステナビリティ経営を推進していく際にも、「日立建機グループアイデンティティ」の視点を導入し、さまざまな取り組みを行っています。 (2) サステナビリティ基本方針日立建機グループは、マテリアリティ(重要課題)を実践することで、サステナビリティを推進し、持続的な社会の発展に貢献していくことをめざして、サステナビリティ基本方針を策定しています。建設機械を通じて社会の持続的発展に貢献し、企業価値向上に努めてまいります。「サステナビリティ基本方針」は当社ホームページをご覧ください。https://www.hitachicm.com/global/ja/sustainability/management/ ※日立建機グループは2023年4月より国連グローバル・コンパクトに参加し、当該10原則をグループ・グローバルで推進しています。 (3) ガバナンス気候変動を含むサステナビリティ重要事項は、執行役以上からなるサステナビリティ推進委員会(年2回開催)に提案されます。サステナビリティに関する最高責任と権限を有する執行役社長兼COOは、サステナビリティ推進委員会の委員長を務めており、重要事項の審議・承認を行っています。これらの重要事項については、執行役会および取締役会にて審議・承認を得る、または報告することで、適切な監視・監督が行われています。なお、サステナビリティ活動全般については、定期的に取締役会にて報告しているほか、国内外グループ会社の社長、事業部門の部門長を含むメンバーで構成されたグローバルサステナビリティ推進責任者会議で共有し、グローバルでサステナビリティの取り組みを推進し強化しています。 <ガバナンス体制図> (4) 戦略① マテリアリティの特定日立建機グループでは、2021年にSDGsやESGといった社会課題の視点と、自社の企業価値の向上および毀損につながる外部環境の視点の両面からマテリアリティの見直しを実施しました。中長期的なリスクと機会を検討して、事業におけるインパクトが大きいと考えられる4つのテーマを抽出し、社内外のステークホルダーと議論を重ね、執行役会で承認を受け、取締役会で報告の上、特定しています。さらにマテリアリティごとにKPI(重要業績評価指標)を設定し、達成に向けたアクションプランの遂行を含め、サステナビリティ・ガバナンス体制のもとで進捗管理を行い、着実な遂行をめざしています。本マテリアリティは、外部環境の変化等を踏まえ、今後も随時見直しを行っていきます。4つのマテリアリティに基づき、サステナビリティ課題に対応する「環境戦略」「技術戦略」「人財戦略」について報告します。 ② 環境戦略―カーボンニュートラル実現に向けて―日立建機グループは、2050年までにバリューチェーン全体を通じての温室効果ガス実質排出量ゼロをめざし、製品開発および生産工程の両面でこのゴールに向けたロードマップを策定し、CO₂排出量の削減に取り組んでいます。製品においては、CO₂を排出しない環境配慮製品をお客さまや社会に提供するための指標として、2019年に「2℃シナリオ」でSBT認証を取得、2025年11月にはさらに厳しい基準である「1.5℃シナリオ」にてSBT認証を更新取得しました。基準年を2018年とし、2030年度までに、製品や購入品製造時のCO2排出量(Scope3)を30%削減することを目標に掲げて活動しています。この目標達成に向けて、コンパクトからマイニングの超大型機まで全製品レンジの開発を進め、燃費低減に加えて電動化建機のラインアップ拡充、水素燃料製品の技術的実現性の見極め、さらにはお客さまの使用段階でのCO₂排出量の削減を実現するソリューションの提供を進めています(図1)。また、工場の生産工程・オフィスからのCO2排出量(Scope1,2)を51%削減する目標を設定し、推進しています。CO₂排出量の削減手段には省エネ、再生可能エネルギーへの転換(設備投資による自家発電、再生可能エネルギー電力導入)、電化、燃料転換等があります(図2)。こうしたサプライチェーン全体でのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みは、2023年度から2025年度まで日本国内で活動した「GXリーグ※1」の考えに合致するものであり、日立建機は2023年5月に「GXリーグ」へ参画しました。2026年6月には、この活動を移行した新たな枠組み「GX フューチャー・コンソーシアム」における「GX フューチャー・リーグ」※2に参画することにより当社の取り組みを促進するとともに、参画企業や団体と協働し、経済社会システム全体の変革に貢献していきます。※1 GX(グリーントランスフォーメーション)リーグ:経済産業省主導で立ち上げられた、2050年カーボンニュートラルに向けて「産・学・官・金」が連携し、経済社会システム全体の変革に取り組む協働の場。※2 GXフューチャー・リーグ:GX等に関する「需要創出」「ルールメイキング」「ルールの発信」「ルールの浸透」を行うことを目的に官・民ともに様々なテーマでのWGを実施する場。 ―TCFD提言への対応―2020年7月に全社コーポレート部門と事業部門の部門長およびキーマンによる社内タスクフォースを設立し、同年10月に「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言への賛同を表明しました。毎年、社内タスクフォースによる1.5℃と4℃を想定したシナリオ分析のアップデート、気候変動リスクの発生可能性や財務的影響について評価を行っています。TCFDフレームワーク*に基づき、気候変動がもたらすリスクと機会および対応する戦略についての開示を行い、持続可能な事業展開をめざして、本提言に沿った推進強化に努めています。 * TCFDフレームワーク …TCFD提言の取り組みの詳細については、「日立建機グループ統合報告書2025」P71-73を参照ください。 ―サーキュラーエコノミーへの取り組み―日立建機グループは、開発設計を起点にゼロ・エミッションを実現する建設機械の普及に取り組むと同時に、部品・サービス、再生、レンタル、中古車といったバリューチェーン事業を通じて、廃棄量をさまざまな角度から減らす取り組みを行っています。そのために、バリューチェーン全体にわたる4つのR(Reuse・Reduce・Recycle・Renewable)の活動をグループ全体で推進しています。バリューチェーン事業の拡大を図ると同時に、再生部品のさらなる普及、リサイクル材使用の増加によりサーキュラーエコノミーを事業の一環として実践することにより、廃棄物の削減、投入資源の抑制を実現し、最終的にはCO₂排出量の削減にも貢献しています。 ③ 技術戦略日立建機では、2035年に向けてあるべき姿を描き、その実現に向けて現在250を超える研究開発テーマを推進しています。顧客提供価値を実現するための重要技術を、コア技術、基盤技術として体系化し、先行テーマについても、コア技術、基盤技術にDX・AIを掛け合わせることで、実用化に向けた検討を進めていきます。また、コア技術、基盤技術のうち、社内で研究・開発を進めるもの、外部連携によって技術の確立を実現するもののオープンクローズ戦略も策定していきます。これらのコア技術を組み合わせることにより、顧客や社会に提供する価値を実現し、業界トップの製品、ソリューションを創生していきます。 ―デジタル人財の育成―急速な技術革新への対応やこれに対応した経営戦略の実行のため、デジタル人財の育成とリテラシーの向上に取り組んでいます。この取り組みでは、まずデジタル人財の基礎となる目標をやり抜くスキルとマインドを習得するために「自己変革プログラム」を実施し、受講者は全世界のグループ会社で6,800名を超えました。並行して国内では、2022年度からデジタルリテラシーに関する研修をリーダー対象に実施し、2024年度以降は階層別研修に組み込むことで全社員に広げ、受講者数は1,398名(25年度末迄)となりました。さらに2024年度からは、これらのプログラムに加え、全部門共通で必要とされるデジタル専門スキルをもった人財の育成を促進するため、プロジェクトマネージャとデータサイエンティストを育成するプログラムを開始し、認定資格であるPMP®(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)の合格者が18名(25年度末迄)、CAPM®(Certified Associate in Project Management)の合格者が9名(25年度末迄)、DS検定(データサイエンティスト検定™リテラシーレベル)の合格者は20名(25年度末迄)を輩出しています。 ④ 人財戦略人財戦略については、「第4「提出会社の状況」5「従業員の状況等」(1)人財戦略に関する基本方針等」をご参照ください。 (5) リスク管理情報通信技術の発展や地政学リスク、経済情勢の変化など、社会を取り巻く事業環境は日々変化しています。日立建機グループでは、このような事業環境を日頃から把握・分析し、社会的課題や当社の競争優位性、経営資源などを踏まえ、備えるべきリスクと、さらなる成長機会の両面からリスクマネジメントを実施し、リスクと機会をコントロールしながら経営戦略へと反映しています。2022年4月に全社的リスクマネジメントを担うERM(Enterprise Risk Management)委員会を発足し、事業運営を踏まえ全社的な対応方針、経営判断が必要なリスクについて、CRO(最高リスク管理責任者)をはじめとする経営メンバー主導のもと、全体管理および対策を迅速に進める体制をとっています。基本的に期1回の開催とし、突発的な全社的リスク対応への要請や、委員長あるいは各委員会・関連部門の要請に応じて、臨時開催も実施します。なお、倫理・法令違反については、コンプライアンス管理委員会で議論し、事案発生防止に向けた啓発、再発防止策の実施を行っています。 ERM委員会における全社的リスク対応策の方針などの重要事項と、コンプライアンス管理委員会における重大なコンプライアンス案件については、執行役会ならびに取締役会への報告を行っています。 (6) 指標と目標日立建機グループが特定したマテリアリティに対する目標値(2030年度)は、以下のとおりです。※2025年度の各種実績につきましては、提出会社ウェブサイト、ESGデータブック等で開示していく予定です。
主要な設備の状況 FY2026 / 約1,380字
2 【主要な設備の状況】報告セグメントは建設機械ビジネスセグメントとスペシャライズド・パーツ・サービスビジネスセグメントの2区分です。 (1) 建設機械ビジネス① 提出会社2026年3月31日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(千㎡)使用権資産建設仮勘定その他合計土浦工場・霞ヶ浦工場(茨城県土浦市他)(注)1油圧ショベル等の建設機械製造設備等22,26613,0805,629(4,963)2,3706,9302,90453,1783,691常陸那珂工場(茨城県ひたちなか市)油圧ショベル用コンポーネント等の製造設備等3,7924,3351,978(66)2,5129250113,209356常陸那珂臨港工場(茨城県ひたちなか市他)油圧ショベル用コンポーネント等の製造設備等8,4403,5699,043(259)068352422,259564龍ヶ崎工場(茨城県龍ヶ崎市)ホイールローダ等の製造設備等10,7913,5332,204(270)-79047917,797483播州工場(兵庫県加古郡稲美町)再生事業用設備等2,4301,337547(130)--1174,431237本社(東京都台東区他)(注)1本社事務所設備等6611716,898(574)1,611125719,445579 ② 国内子会社2026年3月31日現在会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(千㎡)使用権資産建設仮勘定その他合計多田機工株式会社工場(船橋市 鈴身町)部品の製造工場1,1096762,292(45)--354,112214株式会社日立建機ティエラ本社・工場(滋賀県 甲賀市)ミニショベルの製造工場6,9253,926938(190)4241,60149114,305795 ③ 在外子会社2026年3月31日現在会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(千㎡)使用権資産建設仮勘定その他合計P.T.日立建機インドネシア工場(インドネシア チビトン)建設機械の組立工場4,5561,644-(-)1,7394051,1959,5401,045日立建機(中国)有限公司本社・工場(中国 安徽省 合肥市)建設機械の組立工場1,4841,871-(-)606132244,1971,550タタ日立コンストラクションマシナリーCo.,Pvt.,Ltd.工場(インド カラグプル)建設機械の組立工場5,4204,823-(-)7346985611,731970日立建機ユーラシアLLC工場(ロシアトヴェリ)建設機械の組立工場1,9694515(400)-56422,523164 (注) 1.土浦工場の土地には、北海道十勝郡浦幌町の製品耐久試験場用地4,277千㎡、522百万円を含めて表示しています。本社の土地には、日立建機日本株式会社に賃貸している土地503千㎡、16,027百万円(本社、関西・四国支社、その他拠点)を含めて表示しています。 (2) スペシャライズド・パーツ・サービスビジネス当連結会計年度において、記載すべき主たる設備の状況はありません。
設備の新設、除却等の計画 FY2026 / 約65字
3 【設備の新設、除却等の計画】(1) 重要な設備の新設等該当事項はありません。 (2) 重要な設備の除却等該当事項はありません。
コーポレート・ガバナンスの概要 FY2026 / 約8,808字
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方提出会社は、サステナビリティを重要な経営課題と認識しており、業績の向上に加え、企業が社会の一員であることを深く認識し公正かつ透明な企業行動に徹することが、コーポレート・ガバナンスの目的とするところであり、延いては企業価値の増大とさらなる株主価値の向上に繋がると考えています。そのため、当社では、経営戦略を強力かつ迅速に展開できる執行体制を構築するとともに、公正で透明性の高い経営を実現するため、経営の監督機能と業務執行機能の分離によるコーポレート・ガバナンスの強化をめざし、会社法第2条第12号に定める指名委員会等設置会社の組織体制を採用しています。また、当社は、日立建機グループ行動規範をブランド及びサステナビリティ推進活動の基礎として位置付け、企業が果たすべき社会的責任についての理解を共有します。 コーポレート・ガバナンス体制 概要図(提出日現在) ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由提出会社では、経営戦略を強力かつ迅速に展開できる執行体制を構築すると共に、公正で透明性の高い経営を実現するため、経営の監督機能と業務執行機能の分離によるコーポレート・ガバナンスの強化をめざし、会社法第2条第12号に定める指名委員会等設置会社の組織体制を採用することにより、監督と執行の分離を徹底し、経営上の意思決定の更なる迅速化と経営監督の実効性の向上を図っています。提出会社における企業統治の体制の概要は次のとおりです。 a 取締役会取締役会は、提出日現在、執行役を兼務する平野耕太郎を議長とし、社外取締役の伊藤正明、岡俊子、奥原一成、菊池きよみ、Joseph P. Schmelzeis, Jr.、藤澤健、馬上英実の7名と、執行役を兼務する取締役の塩嶋慶一郎、先崎正文の2名の計10名で構成されています。取締役会は、経営の基本方針の決定、執行役の業務執行の監督等を主な役割としています。また、基本方針に伴う業務の決定権限を執行役に大幅に委譲しています。当社の取締役会は、社外取締役が過半数の構成となっており、毎回活発な議論が行われ、専門的な知見及び十分な経験や国際感覚を有する社外取締役が、執行役の業務執行に関して多角的な視点から質問および助言を行い、闊達な審議が行われております。2025年度の取締役会は、法定決議事項に加え、取締役会規則に基づき、M&A案件の審議、執行体制の審議等を行い、また各事業部門における活動状況や中長期の計画について報告を受けております。なお、年に一度、取締役会の実効性に関して自己評価を実施しており、2025年度は第三者機関に委託して、自己評価アンケート及びインタビューを実施しました。 2025年度における取締役会の開催及び出席状況は以下のとおりです。 区分氏名出席回数/開催回数出席率社外取締役伊藤 正明12回/12回100%社外取締役岡  俊子12回/12回100%社外取締役奥原 一成12回/12回100%社外取締役菊池 きよみ10回/10回(注1)100%社外取締役菊地 麻緒子2回/2回(注2)100%社外取締役Joseph P. Schmelzeis, Jr.12回/12回100%社外取締役藤澤 健12回/12回100%社外取締役馬上 英実12回/12回100%取締役塩嶋 慶一郎12回/12回100%取締役先崎 正文12回/12回100%取締役平野 耕太郎12回/12回100% (注1)2025年4月から2026年3月までに開催された取締役会は12回であり、社外取締役菊池きよみの就任以降開催された取締役会は10回です。(注2)2025年6月23日開催の当社定時株主総会の終結の時をもって退任した社外取締役菊地麻緒子の退任までの開催回は2回です。 b 指名委員会指名委員会は、提出日現在、社外取締役である奥原一成を委員長とし、社外取締役の伊藤正明、岡俊子、菊池きよみ、Joseph P. Schmelzeis, Jr.、馬上英実の5名と、執行役を兼務する平野耕太郎、先崎正文2名の計8名で構成されています。指名委員会は、株主総会に提出する取締役の選任及び解任に関する議案の内容の決定並びに代表執行役の選任に関する取締役会への提言等を主な役割としています。2025年度の指名委員会では、取締役会の構成(多様性や専門性等)、提出会社の定めるスキルマトリックスに基づく取締役候補者の検討・確認及び執行役と執行役候補者の管掌・担当分野別の在籍(育成)状況についての審議・報告を行いました。更に指名委員会の役割やCEO・ COOの後継者計画立案への関与についての検討等を行いました。 2025年度における指名委員会の開催及び出席状況は以下のとおりです。 区分氏名出席回数/開催回数出席率社外取締役伊藤 正明5回/5回100%社外取締役岡  俊子5回/5回100%社外取締役奥原 一成5回/5回100%社外取締役菊池 きよみ5回/5回(注)100%社外取締役Joseph P. Schmelzeis, Jr.5回/5回100%社外取締役馬上 英実5回/5回100%取締役平野 耕太郎5回/5回100%取締役先崎 正文5回/5回100% (注)2025年4月から2026年3月までに開催された指名委員会は5回であり、社外取締役菊池きよみの就任以降開催された指名委員会は5回です。 c 監査委員会監査委員会は、提出日現在、社外取締役の岡俊子を委員長とし、社外取締役の伊藤正明、奥原一成、菊池きよみ、Joseph P. Schmelzeis, Jr.、藤澤健の5名の計6名で構成されています。監査委員会は、取締役及び執行役の職務の執行の監査並びに株主総会に提出する会計監査人の選任及び解任等に関する議案の内容の決定等を主な役割としています。 2025年度の監査委員会の活動状況等は、(3) 監査の状況に記載しています。 d 報酬委員会報酬委員会は、提出日現在、社外取締役である奥原一成を委員長とし、社外取締役である伊藤正明、岡俊子、Joseph P. Schmelzeis, Jr.、馬上英実の4名と、執行役を兼務する平野耕太郎、先崎正文2名の計7名で構成されています。報酬委員会は、取締役及び執行役の個人別の報酬の内容の決定等を主な役割としています。2025年度の報酬委員会では、役員報酬における課題や検討項目の洗い出し、取締役及び執行役の報酬等の内容の決定に関する基本方針、執行役に対するインセンティブ制度等について審議を行いました。 2025年度における報酬委員会の開催及び出席状況は以下のとおりです。 区分氏名出席回数/開催回数出席率社外取締役伊藤 正明6回/6回100%社外取締役岡  俊子6回/6回100%社外取締役奥原 一成6回/6回100%社外取締役菊地 麻緒子1回/1回(注)100%社外取締役Joseph P. Schmelzeis, Jr.6回/6回100%社外取締役馬上 英実6回/6回100%取締役平野 耕太郎6回/6回100%取締役先崎 正文6回/6回100% (注)2025年4月から2026年3月までに開催された報酬委員会は6回であり、2025年6月23日開催の当社定時株主総会の終結の時をもって退任した社外取締役菊地麻緒子の退任までの開催回は1回です。 e 執行役及び執行役会執行役は、取締役会の決議により定められた職務の分掌に従い、業務に関する事項の決定を行うと共に、業務を執行しています。全体的に影響を及ぼす重要事項については、多面的な検討を経て慎重に決定するために、執行役で組織される執行役会で審議しています。また、執行役はその決定内容を取締役会に報告しています。提出会社は、執行役の員数につき、定款において「30名以内」と定めており、提出日現在の執行役会の構成員は、執行役会長である平野耕太郎を議長とし、執行役社長の先崎正文、執行役専務の成川嘉啓、西澤格及び松井英彦、執行役常務の荒居剛、塩嶋慶一郎、中村和則、浜辺哲也及び福西栄治、執行役の一村和弘、兼澤寛、財前靖匡、澤田誠、高谷透、細川博史、松下慎、山野辺聡、Ray Kitic及びSandeep Singhの計20名です。 ③ 内部統制システム及びリスク管理体制の整備の状況提出会社は、法律の定めに基づき、取締役会において会社の内部統制にかかる体制全般について決議し、その決議内容を遵守しています。提出日現在の状況は、以下のとおりです。 a 提出会社の監査委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人に関する事項監査委員会の職務を補助する組織として監査委員会事務局を設け、執行役の指揮命令には服さない専従の使用人2名及び内部監査部門である監査室と兼務の使用人1名をBCPの観点から置いています。また、監査委員会の職務を補助する補佐役1名を置いています。上記以外に、内部監査部門及び法務・人財部門も監査委員会を補助しています。なお、監査委員会の職務の補助を特に明示的な職務とする取締役は置いていません。 b 上記aの取締役及び使用人の執行役からの独立性並びに監査委員会の当該取締役及び使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項監査委員会事務局に所属する使用人及び補佐役の執行役からの独立性を確保するために、監査委員会は、監査委員会事務局及び補佐役の人事異動について事前に報告を受け、必要な場合は理由を付して人事管掌執行役に対して変更を申し入れることができます。また、監査委員会は、内部監査部門長である監査室長の人事異動について事前に報告を受け、必要な場合は理由を付して人事管掌執行役に対して変更を申し入れることができます。 c 監査委員会への報告に関する体制及び報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制・執行役会に附議、報告された提出会社及び子会社の案件については、執行役より監査委員に報告します。・内部監査担当部門が実施した提出会社及び子会社に対する内部監査の結果については、遅滞なく監査委員に報告します。・執行役は、提出会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実を発見したときは、直ちに監査委員に当該事実を報告しなければなりません。・提出会社及び子会社の使用人を対象とした「コンプライアンス通報制度」による通報の状況について、同制度の事務局であるコンプライアンス担当部門より監査委員に報告します。また、当該通報制度による通報者について、通報したことを理由として不利益な取扱いをしない旨会社規則に定め、コンプライアンス担当部門はその運用を徹底しています。・提出会社の執行役及び使用人並びに子会社の取締役、監査役及び使用人から監査委員会への報告は、監査委員会の決議により定めた委員又は補佐役への報告をもって行います。 d 提出会社の監査委員の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項監査委員の職務の執行について生ずる費用の支払その他の事務は総務部門が担当し、総務部門は監査委員から費用の前払その他支払に関する請求があったときは、当該請求に係る費用又は債務が当該監査委員の職務の執行に必要でないと明らかに認められる場合を除き、速やかに当該費用又は債務を処理します。 e その他提出会社の監査委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制監査委員会は、年間の監査方針及び監査計画に基づき、次の事項について実効的に監査しています。・重要な会議に出席し、執行役及び使用人から職務の執行状況を聴取し、重要な決裁書類等を閲覧します。・本社及び主要な事業所並びに子会社の業務及び財産の状況を調査すると共に、必要に応じて報告を聴取しています。・会計監査人による会計監査の有効性を担保するために、監査委員会は会計監査人の監査計画及び監査重点項目を事前に受領し、会計監査結果と共にその結果を受領します。また、会計監査人の独立性を確保するために、会計監査人の報酬及び会計監査人に依頼する非保証業務については、監査委員会で事前了解を要するものとしています。 f 執行役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制次に記載する内容の経営管理システムを用いて、法令遵守体制を継続的に維持します。・後掲のj「提出会社の使用人並びに子会社の取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制」に同じです。・上記に加え、執行役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するために、提出会社の使用人が外部機関を通じて通報できる制度を設置しています。 g 提出会社の執行役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制執行役の決定並びに職務執行に関する記録については、会社規則に則り、保存・管理しています。 h 提出会社及び子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制・安全衛生、コンプライアンス、情報セキュリティ、品質、輸出管理、環境及び災害等にかかるリスクについては、それぞれの対応部門にて、必要に応じ、規則・ガイドラインの制定、研修の実施、マニュアルの作成・配布等を行う体制をとり、子会社に対しても、各社の規模等に応じて提出会社に準じた体制の整備を行わせています。・執行役より定期的に実施される提出会社及び子会社の業務執行状況の報告等を通じ、新たなリスク発生の可能性の把握に努め、新たに生じたリスクへの対応が必要な場合は、執行役社長から各関連部門に示達すると共に、速やかに対応責任者となる執行役を定めています。 i 提出会社の執行役及び子会社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制次に記載の経営管理システムを用いて、提出会社の執行役及び子会社の取締役の職務執行の効率性を確保しています。・提出会社或いは当連結グループ全体に影響を及ぼす重要事項については、多面的な検討を経て慎重に決定するために、執行役会規則等を定め、担当執行役による決定の前に、執行役会や経営会議等で、検討する体制としています。・提出会社及び子会社の業績管理は、財務業績の責任主体別と、管理業績の主体別にマトリックス方式の体制で実施しています。・提出会社及び子会社の業務運営の状況を把握し、その改善を図るために、内部監査に関する規則を定め、提出会社及び子会社の各部門を定期的に監査する体制を構築しています。・監査委員会は会計監査人を監督し、また、会計監査人の執行役からの独立性を確保するため、監査委員会の職務として、会計監査人の監査計画の事前報告の受領及び会計監査人の報酬の事前承認を実施しています。・提出会社及び子会社で、財務報告へ反映されるべき事項全般につき文書化された業務プロセスの着実な実行と検証を社内又は必要に応じて外部監査人により行っています。・提出会社は子会社に取締役及び監査役を派遣し、法務、経理、総務等のコーポレートに関する業務及び研究開発、特許等の知的財産管理に関する業務等について、子会社からの相談に対応できる窓口を設置の上、日立建機グループとして適正かつ効率的な業務が行える体制を構築しています。 j 提出会社の使用人並びに子会社の取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制次に記載する内容の経営管理システムを用いて、法令遵守体制を継続的に維持しています。・法令遵守状況の確認及び法令違反行為等の抑止のため、監査室その他の担当部門及び子会社の担当部門による内部監査を実施し、法令遵守に関して横断的な管理を図るため、規則又は担当部門の決定により各種の委員会等を設置しています。・提出会社及び子会社の使用人が提出会社担当部署に通報できる「コンプライアンス通報制度」を設置しており、違法行為等に関する内部通報を受けつけています。また、同制度の事務局であるコンプライアンス担当部門は必要な調査等を実施し、通報者に回答すると共に通報者には通報による不利益を生じないこととしています。・法令遵守教育として、事業活動に関連する各法令について、提出会社及び子会社においてハンドブック等の教材を用いた教育を実施しています。・内部統制システム全般にわたり、周知を図り実効性を確保するため、執行役の職務として、情報セキュリティ、環境、品質管理、輸出管理、反社会的取引防止等、日立建機グループの事業活動に関連する法令の遵守を基本とする各種方針及び各会社規則を定めています。但し、内部統制に関する事項を定める規則については、制定改廃に取締役会の承認を要するものとします。なお、その他の会社規則については、その重要性に応じて、制定改廃を決裁するべき執行役を定めています。・日立建機グループにおいて共通に定めるべき方針・規則等を子会社に周知し、当該方針・規則等に準じた規則等の整備を行わせています。 k 子会社の取締役の職務の執行に係る事項の提出会社への報告に関する体制・子会社に係る業務上の重要事項について、提出会社執行役会での審議の対象としています。・中期経営計画・予算制度において、子会社を含めた連結事業体で業績目標及び施策等を定め、評価を行うこととし、当該制度を通じて子会社はその状況について提出会社に報告しています。 l その他提出会社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制・日立建機グループ行動規範(以下、「行動規範」)をブランド及びサステナビリティ推進活動の基礎として位置付け、企業が果たすべき社会的責任についての理解を共有しています。・提出会社は行動規範及びそれに準じた方針・規則等を子会社に周知し、整備を図っています。・提出会社及び子会社は、日立建機グループ内の取引を市価を基準として公正に行うことを方針としています。m 反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方提出会社では、行動規範において社会の秩序及び安全に脅威を及ぼす反社会的勢力に対し、法に基づき厳正に対処することを定めています。行動規範は、グループ各社に対しても展開され、グループ全社を挙げて反社会的勢力の排除に取り組んでいます。 ④ 責任限定契約提出会社は、取締役(業務執行取締役等である者を除く)との間で、会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しています。本契約の概要は次のとおりです。 a 取締役(業務執行取締役等であるものを除く)が職務を怠ったことによって提出会社に損害賠償を負う場合、会社法第425条第1項各号に掲げる額の合計額を限度とするものです。 b 上記の責任限定が認められるのは、取締役(業務執行取締役等であるものを除く)がその責任の原因となった職務の遂行について善意でかつ重大な過失がないときに限るものです。 ⑤ 役員等賠償責任保険契約提出会社は、取締役及び執行役が職務の遂行にあたり、期待される役割を十分に発揮できるようにすると共に、有用な人財を迎えることができるよう、取締役及び執行役を被保険者として、会社法第430条の3に規定する役員等賠償責任保険(D&O保険)契約を締結しております。保険料は特約部分も含め会社が全額負担しており、被保険者の実質的な保険料負担はありません。当該保険契約では、被保険者である取締役及び執行役がその職務の執行に関し責任を負うこと、又は、当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害について塡補することとされています。但し、法令違反の行為であることを認識して行った行為に起因して生じた損害は塡補されないなど、一定の免責事由があります。 ⑥ 取締役の定数取締役の定数を「15名以内」とする旨を定款に定めています。 ⑦ 取締役の選任の決議要件「議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が総会に出席することを要する」旨及び「累積投票によらない」旨を定款に定めています。また、法令又は定款に別段の定めがある場合を除き、「出席した議決権を行使することができる株主の議決権の過半数をもって行う」旨を定款に定めています。 ⑧ 定款の定めにより取締役会決議とした株主総会決議事項a 取締役及び執行役の責任免除提出会社は、取締役及び執行役が職務の遂行に当たり期待される役割を十分に発揮することができるよう、「取締役会の決議によって、会社法第423条第1項の取締役(取締役であったものを含む)及び執行役(執行役であったものを含む)の責任につき、法令の定める限度内で免除することができる」旨を定款に定めています。 b 剰余金の配当等の決定機関提出会社は、機動的な資本政策の実行を可能とするため、「会社法第459条第1項各号に掲げる事項について、法令に別段の定めがある場合を除き、株主総会の決議にはよらず、取締役会の決議によって定めることができる」旨を定款に定めています。 ⑨ 株主総会の特別決議要件提出会社は、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とし、「会社法第309条第2項に定める株主総会の決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行う」旨を定款に定めています。
人的資本(人材育成・社内環境整備方針) FY2026 / 約594字
―デジタル人財の育成―急速な技術革新への対応やこれに対応した経営戦略の実行のため、デジタル人財の育成とリテラシーの向上に取り組んでいます。この取り組みでは、まずデジタル人財の基礎となる目標をやり抜くスキルとマインドを習得するために「自己変革プログラム」を実施し、受講者は全世界のグループ会社で6,800名を超えました。並行して国内では、2022年度からデジタルリテラシーに関する研修をリーダー対象に実施し、2024年度以降は階層別研修に組み込むことで全社員に広げ、受講者数は1,398名(25年度末迄)となりました。さらに2024年度からは、これらのプログラムに加え、全部門共通で必要とされるデジタル専門スキルをもった人財の育成を促進するため、プロジェクトマネージャとデータサイエンティストを育成するプログラムを開始し、認定資格であるPMP®(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)の合格者が18名(25年度末迄)、CAPM®(Certified Associate in Project Management)の合格者が9名(25年度末迄)、DS検定(データサイエンティスト検定™リテラシーレベル)の合格者は20名(25年度末迄)を輩出しています。 ④ 人財戦略人財戦略については、「第4「提出会社の状況」5「従業員の状況等」(1)人財戦略に関する基本方針等」をご参照ください。
事業の内容 FY2026 / 約293字
3 【事業の内容】当連結グループは、提出会社、連結子会社81社及び関連会社20社で構成され、油圧ショベル・超大型油圧ショベル・ホイールローダ等の製造・販売及びこれに関連する部品サービスの販売により建設機械に関連する一連のトータルライフサイクルの提供を主たる目的とした建設機械ビジネスセグメントと、建設機械ビジネスセグメントに含まれないマイニング設備及び機械のアフターセールスにおける部品開発、製造、販売及びサービスソリューションの提供を主たる目的としたスペシャライズド・パーツ・サービスビジネスセグメントの2つを報告セグメントとしています。当連結グループの事業の系統図は次のとおりです。
事業等のリスク FY2026 / 約4,114字
3 【事業等のリスク】当連結グループは、生産、販売、ファイナンス等幅広い事業分野にわたり、世界各地において事業活動を行っています。そのため、当連結グループの事業活動は、市況、為替、ファイナンス等多岐に亘る要因の影響を受けます。当連結会計年度末現在予見可能な範囲で考えられる主な事業等のリスクは次のとおりです。 項目リスク対策1市場環境の変動当連結グループの事業は、需要の多くはインフラ整備等の公共投資、資源開発や不動産等の民間設備投資等に大きく影響を受けます。各地域の急激な経済変動や多様な地政学的変動により、需要が大きく下振れするリスクがあり、工場操業度の低下や在庫水準の過不足、競合激化による売価下落等による収益悪化リスクがあります。中東地域の地政学的リスクの高まりにより、需要減少や物流の混乱、コスト増が生じ、当連結グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。需要動向や各地域の市況の変化、災害、法規制、地政学的変動等による影響を軽減するため、当連結グループは、毎月、現地拠点から将来見通しを収集し、最新の事業計画をもとに生産工場と連携した生産対応を行っています。在庫管理については、各事業会社に基準在庫月数を設定し、機会損失及び在庫過剰の回避を図るとともに、先行きを見据えた生産・供給コントロールにより、適正在庫の維持に努めています。なお、想定を超える急激な事業環境の変動が生じた場合には、臨時に販売・生産に関する会議を開催し、各担当執行役の承認の下、迅速な生産・出荷対応を行う体制を構築しています。2為替相場の変動為替相場の変動は、外国通貨建ての売上や原材料の調達コストに影響を及ぼします。また、連結決算における在外連結子会社の財務諸表の円貨換算額にも影響を及ぼします。通常は外国通貨に対して円高になれば財政状態や経営成績にマイナスの影響を及ぼします。これら為替変動リスクを軽減するため、現地生産を行い、また、先物為替予約等を行っています。しかし、これらの活動にも関わらず、為替相場の変動は、財政状態や経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。3金融市場の変動当連結グループは有利子負債を有しており、市場金利の上昇は支払利息を増加させ、利益を減少させるリスクがあります。また、年金資産に関しても、市場性のある証券の公正価値や金利等の変動が、財政状態や経営成績に悪影響を与えるリスクがあります。これらの金融市場の変動に対応するため、固定金利調達を行うことにより金利変動リスクの影響を軽減しています。また、年金資産については、運用状況を常に監視し、安全で安定的な運用をめざしています。4生産・調達・関税等当連結グループの製品原価に占める部品・資材の割合は大きく、その調達は、素材市況の変動に影響を受けます。鋼材等の原材料価格の高騰は、製造原価の上昇をもたらします。また、部品・資材の品薄時には、適時の調達・生産が困難になり、生産効率が低下する可能性があります。その他、各国での関税や海上運賃等のサプライチェーンにおけるコストが上昇した場合に収益に悪影響を与えるリスクがあります。資材費や関税・物流費等のコストの上昇については、VEC活動を通じて原価低減に努めると共に、生産においても、自動化やデジタル技術活用による生産性向上、最適地での生産で総原価低減を図っています。これに加え、総売上原価上昇に見合った適正な販売価格の確保に努めることにより対応していきます。また、部品・資材の品薄時には、当該品の拠点間融通や、代替品への切り替えにより、生産への影響を回避していきます。5債権管理当連結グループの主要製品である建設機械は、割賦販売、ファイナンスリース等の販売ファイナンスを行っております。お客さまの財政状態の悪化により貸し倒れが発生し、収益に影響を与えるリスクがあります。専門部署を設け、極端な債権の集中が生じないように、与信管理や遅延債権管理を徹底して、債権管理にあたっています。6公的規制・税務当連結グループの事業活動は、政策動向や数々の公的規制、税務法制等の影響を受けています。具体的には、事業展開する国において、事業や投資の許可、輸出入に関する制限や規制等、また、知的財産権、消費者、環境・リサイクル、労働条件、租税等に関する法令の適用を受けています。これらの規制の強化や変更は、対応コスト及び支払税額の増加により、収益へ影響を与えるリスクがあります。法務部門が、知的財産や環境等の各部門やグループ各社の法務部門と協力して、各国の法令動向や当連結グループの事業や製品への影響を調査しています。影響を察知した場合は、必要な部門に情報を提供し、対応に当たる体制を整備しています。 項目リスク対策7環境規制・気候変動当連結グループが取り扱う建設機械は、気候変動(CO2削減等)及び環境負荷(排ガス、騒音)等の社会問題への対応が求められており、環境規制の適用を受けています。これらの要求に応えるため、開発や、サービス・販売・生産・調達体制の構築といった投資が必要になり、経営に財務的なインパクトを与えるリスクがあります。環境に配慮した事業運営は、当連結グループが積極的に取り組むべき課題と認識し、より高度な環境対応技術の開発に向けた先行研究やリソースの確保(人財確保、施設導入等)の中長期的な計画を立案すると共に、TCFD(気候変動)/TNFD(自然関連)共通のガバナンスのもと、リスク評価及び管理プロセスを導入することで、財務的なインパクトの平準化に努めています。8製造物責任予期せぬ製品の不具合により事故が発生した場合、製造物責任に関する対処あるいはその他の義務に直面する可能性があり、収益を減少させるリスクがあります。社内で確立した厳しい基準のもとに、品質と信頼性の維持向上に努めています。万が一事故が発生した場合に備え、充分な保険を付保して、費用や賠償責任の負担による財務的インパクトを軽減しています。9提携・協力関係当連結グループは国際的な競争力を強化するために、販売代理店、供給業者、同業他社等さまざまな提携・協力を講じて製品の開発、生産、販売・サービス体制の整備・拡充を図っています。これらの提携・協力による期待する効果が得られない場合、あるいは紛争や争訟等の結果、提携・協力関係が解消された場合には、業績に影響を与えるリスクがあります。提携・協力関係を構築する際には、事前調査や契約条件等を精査したうえで慎重に決定する体制と基準を整備しています。万が一、提携・協力関係に障害や解消の必要性等が生じた場合は、法務部門と関係部門が協力して対応し、業績に与える影響を最大限抑制する体制としています。10国際取引規制国内外の取引については、安全保障貿易管理法令や国際的な規制が適用されます。当連結グループの製品・技術・顧客・用途等に適用される法令や国際的な規制が変更された場合、取引が継続不能となり、業績に影響を与えるリスクがあります。国内外の取引においては、当連結グループの製品・技術・顧客・用途等に適用される法令や国際的な規制を精査し、慎重に判断しています。法令や国際的な規制の変更等の動向について、常に情報を収集し当連結グループ内への周知を行う等、確実な法令遵守とリスク管理を行う体制としています。11情報セキュリティ当連結グループは事業活動において、顧客情報・個人情報等に接することがあり、営業上・技術上の機密情報を保有しています。万が一、情報漏洩等の事故が発生した場合には、評判・信用に悪影響を与えるなどのリスクがあります。また、開発・生産・販売等の拠点を多くの国に設け、それらの拠点とネットワークを介してグローバルに事業を展開しています。近年増加傾向にあるサイバー攻撃による被災等が発生するリスクがあります。各種情報の取り扱い、機密保持に関する管理体制及び取扱規則を定め、不正なアクセス、改ざん、破壊、漏洩、紛失等を防止する合理的な技術的対策を実施するなど、適切な安全措置を講じています。また、サイバー攻撃への耐性を向上させるため、サーバーの堅牢化や、工場ネットワークの分離対策を推進すると共に、情報セキュリティの事業継続計画(IT-BCP)の構築を推進しています。加えて経営リスクになり得るサイバー攻撃に関しては、2023年7月に日立建機CSIRT(Cyber Security Incident Response Team)を構築、情報セキュリティ委員会の直下に配属し、グローバルで組織的なサイバーリスク対応を推進しています。12知的財産当連結グループが提供する製品・サービスが第三者の知的財産権(特許等)に抵触した場合、第三者から訴訟を提起されるリスクがあります。また、第三者の技術情報を不正に取得・使用した場合、第三者から訴訟を提起されるリスクがあります。当連結グループは、第三者の知的財産権を尊重する方針のもと、知的財産に関する専門の部門を設置し、第三者の知的財産権を侵害しないように、第三者の知的財産権の監視・対策を実行しています。また、第三者の技術情報の取得・使用に当たっては、事前の検討と取得後の適正な管理を徹底する体制としています。 項目リスク対策13天変地異・感染症・戦争・テロ等当連結グループは開発・生産・販売等の拠点を多くの国に設け、グローバルに事業を展開しています。それらの拠点において、地震・水害等の自然災害、感染症の流行、戦争、テロ、事故、第三者による非難・妨害等が発生するリスクがあります。災害等により、材料・部品の調達、生産活動、販売・サービス活動に影響が発生する可能性を事前に察知した場合、または実際に影響が発生した場合には、グループ各社及び取引先と連携して、遅延や中断を最小限に食い止める体制を構築しています。常に最新の情報を入手し、従業員の安全確保を最優先の事項として対応すると共に、国の方針や規制の範囲内で当社の事業活動を円滑に継続できるよう対応しています。
事業方針・経営環境 FY2026 / 約4,490字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。(1) 経営方針当連結グループは、「豊かな大地、豊かな街を未来へ 安全で持続可能な社会の実現に貢献します」というビジョンを掲げ、全従業員が、グループ共通の行動規範である「Challenge Customer Communication」を体現しながら、お客さまの価値を創造し続けます。その上で、新たなコーポレートブランドとなる「LANDCROS」のもと、創業以来積み重ねてきた確かな技術力を基盤として、コア製品をグローバルに提供するとともに、お客さまの立場に立ったバリューチェーンを展開していきます。加えて、デジタル技術の活用と「オープン戦略」を通じて、お客さまの課題の本質に踏み込んだ革新的なソリューションを提供することで、市場における競争優位性を確立します。お客さまから獲得した圧倒的な信頼を背景に、当社グループは、世界トップクラスの建設・マイニング機械メーカーとして、持続的な事業成長を図っていきます。同時に、絶え間ない経営効率向上に向けた取り組みを通じて収益性を向上し、キャッシュの創出力を高めていきます。加えてSDGsやESG等を経営課題と位置付け、持続可能な社会の実現にも貢献します。こうした取り組みを通じ、企業価値の増大と更なる株主価値の向上に取り組んでいきます。 (2) 中期経営計画の進捗当社グループは、「豊かな大地、豊かな街を未来へ 安全で持続可能な社会の実現に貢献します」というビジョンの実現に向けて、2023年度を初年度とする中期経営計画(BUILDING THE FUTURE 2025 未来を創れ)を推進してまいりました。当社は、2027年4月にランドクロス株式会社へ社名変更を予定しており、2026年度より始まる新中期経営計画「LANDCROS 2028」を、その新たな船出を成功させる3年間と位置付けるとともに、ブランド変更を未来に向けた変革の起点としてまいります。 ① 前中期経営計画のふり返り前中期経営計画の期間(2023年度~2025年度)、油圧ショベルの世界需要は、2022年度の25万台から2025年度の23万4千台へと、6%減少する厳しい市場環境でした。その中でも当社は、米州独自展開を中心に売上を伸ばし、部品・サービス事業でも着実に成果を積み上げてきました。さらに、営業キャッシュフローを大きく改善させるなど、財務体質を強化してまいりました。 この結果は、前中期経営計画で掲げた4つの施策を順調に進めることができたこと、特にバリューチェーンの拡大とソリューションの深化がけん引しました。厳しい市場環境の中でも、「顧客に寄り添う革新的ソリューションの提供」として、フル電動ダンプトラックの実証試験を成功させ、2027年度の商用化に道を開きました。「バリューチェーン事業の拡充」として、ConSiteの深化による継続的な売り上げ拡大と共にLANDCROS Connect Insightによる稼働データ解析などに取り組みました。「米州事業の拡大」として、事業基盤を強化し、当社製品の稼働台数を着実に増やしました。「人・企業力の強化」として、グローバルにモノづくり人財を育成するとともに、インドに開発・設計センターを設立し、次の成長に向けた基盤作りを進めました。 ② 新中期経営計画「LANDCROS 2028」についてa. LANDCROSがめざす姿と成長ストーリー始めに、社名やブランドは変わりますが、当社として大切にしている想いは変わりません。75年にわたる誇りある歩みを礎に、人と技術の協働で持続可能な社会を創り、次の100年も変わらずお客さまの想いに応えつづけてまいります。コーポレートブランド「LANDCROS」は、私たちのビジョン、豊かな大地「LAND」と、私たちが大切にしている「Customer」、「Reliable」、「Open」、「Solutions」を組み合わせ、「革新的な製品・サービス・ソリューションを協創し、ともに新たな価値を創造し続ける」という私たちのミッションを表しています。LANDCROSとともに、私たちのミッションやスピリットを継承しながら、日本発のモノづくり力、グローバルな販売サービス力、そしてオープンな協創力といった、これまでに培ってきた強みを進化させ、企業価値を向上させていきます。 この「LANDCROS」による成長ストーリーを6つ示します。キーワードは、「継承と進化」による新たな船出です。バリューチェーン事業の強化を継続し、リカーリング収益を拡大させます。戦略の柱に、“マイニング事業”を名実ともに追加し、更に強化してまいります。 加えて、事業を「太く・強く」する大胆な成長投資と構造改革を実施し、オープン戦略とともに、「事業拡大・企業価値向上・株価向上」を実現します。これにより、2030年には、業界トップスリーを実現し、LANDCROSブランドを飛躍させてまいります。 具体的な目標として、4つの成長ドライバーと目標を下記の図のとおり定めました。厳しさを増す競争環境の中で、自律的かつ持続的に成長し革新的ソリューションを提供しつづけるためには、事業規模の拡大が不可欠です。売上と利益の絶対額にこだわり、大胆な成長投資と事業ポートフォリオ戦略も実施し、ここに示した重点事業の目標を達成してまいります。2030年業界トップスリーになるための通過点として、新中期経営計画「LANDCROS 2028」を推進してまいります。 b. 新中期経営計画「LANDCROS 2028」の取り組みについて新中期経営計画では、先に示した4つの重点事業を拡大してまいります。そのための推進力は、「代理店・パートナー企業とともに創るオープン戦略」、「人・企業力の強化」、さらには「成長投資と事業ポートフォリオ戦略」です。 <重点事業>新中期経営計画における重点事業は、「北米事業」、「中南米事業」、「マイニング事業」および「部品・サービス事業」の4つです。「北米事業」は、独自展開において、成長の第2フェーズとして、主力の油圧ショベル、ホイールローダに加えて製品ラインナップを増やし、販売シェアを一層向上してまいります。「中南米事業」は、成長基盤を拡大して構築いたします。マイニングを中心に、ファイナンス、サプライチェーン、サービス体制などの整備を継続し、部品・サービス事業やスペシャライズド・パーツ・サービスビジネス事業の強化を図ってまいります。「マイニング事業」は、北中南米、アフリカを重点地域と位置づけ、お客さまニーズに応えることにこだわり、コア製品を一層強化します。合わせて、スペシャライズド・パーツ・サービスビジネスなどの事業領域をさらに拡大してまいります。「部品・サービス事業」では、北中南米事業、マイニング事業などの拡大による稼働台数の増加に対し、捕捉率の向上施策を実行することで、売上高と利益額の拡大を図ってまいります。 <代理店・パートナー企業とともに創るオープン戦略>当社の強みとオープン戦略を掛け合わせ、アセットライトで重点事業の拡大を推進します。当社の強みには、75年にわたる建設機械の研究開発力とそれに裏付けられた「モノづくり力」があります。さらに代理店の皆さまと培ってきた「販売サービス力」があります。ここには、全世界約300社の代理店と約9,000人のメカニックが支えるお客さま接点と、蓄積された知見やデータという強固な基盤があります。これらに加え、パートナー企業と連携して価値を広げる協創力があり、これらをオープンに連携することで、当社ならではの革新的ソリューションを提供し続けてまいります。 <人・企業力の強化>始めに、研究開発力強化による価値創造と競争力の強化を進めてまいります。モノづくり技術とデジタル価値を統合し、革新的ソリューションで差別化を図ることで、「安全性・生産性の向上、ライフサイクルコスト削減、環境対応」といったお客さまの普遍的価値を追求します。品質管理、油圧制御といったコア技術・価値をさらに磨き、グローバルに展開している当社機械の稼働データやAI、デジタルなどの先進技術と融合させ、技術革新を加速します。そして、人検知システムや遠隔・自動化対応、稼働状況に基づくサービスなどを掛け合わせることで、高い付加価値を有する製品とサービス・ソリューションを提供し、お客さま現場の課題に総合的に応えてまいります。 次に、ヒトの知恵とAIの協調による提供価値の高度化をめざします。AI活用では、お客さまの価値創造を実現するために、ヒトの知恵とAIの進化を掛け合わせることを基本方針としています。施工現場の安全性向上や稼働率の向上、機械の巡回メンテナンスサービスの最適化など、お客さまに関わる領域において横断的にAI活用を推進します。同時に、ヒトがフィジカルに対応する領域をAIがサポートしていくことで、革新的ソリューションの提供と、事業競争力の強化を着実に進めてまいります。 併せて、環境価値・社会価値向上にも取り組んでまいります。新中期経営計画においても、前中期経営計画に引き続き、2050年カーボンニュートラル実現へ向けて1.5℃シナリオに沿った取り組みを推進してまいります。また、事業全体を通じて、サーキュラーエコノミー(CE)、ネイチャーポジティブ(NP)にも取り組んでまいります。 さらに、持続可能な成長に向けた人的資本経営の実現を図ります。社名・ブランド変更という節目を迎えるにあたり、従業員と企業の関係性の強さや深さを示す指標である「エンゲージメント」と、多様性や一体感を表す指標である「インクルージョン&ダイバーシティ」の向上に取り組んでまいります。社員一人ひとりが変化の担い手となり、多様な人財が力を発揮できる環境づくりを、経営の重要課題として進めてまいります。 <成長投資と事業ポートフォリオ戦略>先に示した各種取り組みにより、オーガニック成長を着実に進め、重点事業を拡大してまいります。さらに、2030年の業界トップスリーを確実に実現するために、戦略的な成長投資と事業ポートフォリオ戦略を進め、インオーガニック成長を実現することで事業拡大を加速させます。新中期経営計画の3年間においては、安定的な営業キャッシュフローの獲得に加え、財務レバレッジを戦略的に活用することで、5,000億円規模の成長投資資金を確保し積極的な成長戦略を実行してまいります。 ③新中期経営計画の定量的目標成長性の面では、4つの成長ドライバーを中心に事業を拡大し、2030年に業界トップスリーをめざすことができる事業規模を実現してまいります。収益性・効率性の目標値は、記載の通りで、成長とともに利益額、そして営業キャッシュフロー額の拡大をめざします。
経営者による分析 FY2026 / 約6,182字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】1.経営成績等の状況の概要(1) 業績 ① 売上収益当連結会計年度の連結売上収益は前連結会計年度比2.5%増加の1兆4,054億9千3百万円となりました。 ② 売上原価、販売費及び一般管理費当連結会計年度の売上原価は、前連結会計年度比4.8%増加の9,880億7千7百万円となりました。売上原価の売上収益に対する比率は前連結会計年度より1.6ポイント増加し70.3%となりました。また、販売費及び一般管理費は前連結会計年度比0.3%増加の2,844億6千5百万円となりました。 ③ 営業利益営業利益は、前連結会計年度より15.9%減少し1,301億4千4百万円となりました。営業利益の売上収益に対する比率は前連結会計年度より2.0ポイント減少し9.3%となりました。 ④ 金融収益及び金融費用金融収益及び金融費用は、前連結会計年度の238億1百万円の損失(純額)から当連結会計年度94億9千4百万円の損失(純額)と、損失が143億7百万円減少しました。これは主に、為替差損益が、前連結会計年度96億5千7百万円の損失(純額)から当連結会計年度3億3百万円の利益(純額)と、損失が99億6千万円の減少、支払利息が、前連結会計年度188億4千9百万円から当連結会計年度158億8千3百万円と、29億6千6百万円減少したことによるものです。 ⑤ 税引前当期利益税引前当期利益は、前連結会計年度より7.4%減少し1,242億2千6百万円となりました。 ⑥ 法人所得税費用当連結会計年度における法人所得税費用は、前連結会計年度より5.2%減少し、415億3千8百万円となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物は1,414億5千6百万円となり、当連結会計年度期首より56億8千万円減少しました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動に関するキャッシュ・フロー)当連結会計年度の営業活動に関するキャッシュ・フローは、当期利益826億8千8百万円をベースに、減価償却費682億8千2百万円、棚卸資産の減少518億1千5百万円等を計上する一方、法人所得税の支払414億7千8百万円等の計上がありました。この結果、当連結会計年度は1,642億2千3百万円の収入となり、前連結会計年度に比べて収入が202億9千1百万円増加しました。 (投資活動に関するキャッシュ・フロー)当連結会計年度の投資活動に関するキャッシュ・フローは、主として、有形固定資産の取得409億6千8百万円、無形資産の取得80億6千5百万円があったことで467億2千8百万円の支出となり、前連結会計年度と比べて支出が61億5百万円減少しました。これにより、営業活動に関するキャッシュ・フローと、投資活動に関するキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは1,174億9千5百万円の収入となりました。 (財務活動に関するキャッシュ・フロー)当連結会計年度の財務活動に関するキャッシュ・フローは、主として、社債及び長期借入金による調達189億7百万円等があったものの、短期借入金の減少520億2千3百万円、配当金の支払(非支配持分株主への配当金を含む)473億2千万円等により1,363億2千2百万円の支出となり、前連結会計年度と比べて支出が509億5千1百万円増加しました。 (3) 生産、受注及び販売の実績① 生産実績当連結会計年度の生産実績は、次のとおりです。 セグメントの名称生産高(百万円)前連結会計年度比(%)建設機械ビジネス1,259,750104スペシャライズド・パーツ・サービスビジネス--合計1,259,750104 (注) 1.金額は、販売価格によっています。2.スペシャライズド・パーツ・サービスビジネスセグメントのビジネスは、マイニング設備及び機械のアフターセールスにおける部品開発、製造、販売及びサービスソリューションの提供を主たる目的としており、ビジネスの性質上、生産実績の記載に馴染まないため、記載を省略しています。 ② 受注実績当連結グループの製品は、そのほとんどが見込生産のため受注実績の記載は省略しています。 ③ 販売実績当連結会計年度の販売実績は、次のとおりです。 セグメントの名称販売高(百万円)前連結会計年度比(%)建設機械ビジネス1,268,519102スペシャライズド・パーツ・サービスビジネス136,974108合計1,405,493102 (注) 1.総販売実績に対し10%以上に該当する販売先はありません。 2.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1) 重要な会計方針及び見積り当連結グループは連結財務諸表の作成に際し、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき、財政状態及び経営成績の金額に影響を与える見積りを行っていますが、特に以下の重要な会計方針が、提出会社の連結財務諸表の作成における重要な見積りに大きな影響を及ぼすと考えています。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。当該仮定は当連結会計年度末時点における最善の見積りであると判断していますが、実際の経済活動の推移が今後この仮定から乖離した場合には翌期以降の重要な会計上の見積りの判断に影響を及ぼす可能性があります。 ① 棚卸資産当連結グループは、棚卸資産は取得原価と正味実現可能価額のいずれか低い方の金額で評価しており、実際の将来需要または市場状況が悪化した場合は、評価減が必要となる可能性があります。 ② 有形固定資産及び無形資産当連結グループは、有形固定資産及び無形資産について減損の兆候の有無の判定を行い、その帳簿価額が回収不可能であるような兆候がある場合、減損テストを実施しています。将来の営業活動から生ずる損益またはキャッシュ・フローの悪化等により回収可能価額が低下した場合には追加の減損損失の計上が必要になる可能性があります。また、耐用年数を確定できない無形資産及びのれんについては、減損の兆候の有無にかかわらず、毎年、主に第4四半期において、その資産の属する資金生成単位ごとに回収可能価額を見積もり、減損テストを実施しています。のれんが発生している連結子会社の超過収益力が低下した場合には、追加の減損損失の計上が必要になる可能性があります。 ③ 営業債権及びその他の金融資産金融資産については、減損を示す客観的な証拠が金融資産の当初認識後に発生しておりその金融資産の見積将来キャッシュ・フローが帳簿価額を下回る場合、当該金融資産について減損損失が発生する可能性があります。また、営業債権にかかる減損損失については、事業を行う国あるいは地域の特有な商慣行を含む事業環境に関連した潜在的なリスクを評価した上で算定した将来の回収可能額の見積りに基づいて減損損失を計上しており、将来の市況悪化や取引先の業績不振により、現在の簿価に反映されていない損失または簿価の回収不能が発生した場合、減損損失の計上が必要となる可能性があります。 ④ 繰延税金資産繰延税金資産は、未使用の税務上の繰越欠損金、税額控除及び将来減算一時差異のうち、将来課税所得に対して利用できる可能性が高いものに限り認識しています。将来において業績及び課税所得が見積額より悪化した場合、繰延税金資産に対し追加の評価減の計上が必要となる可能性があります。 ⑤ 退職給付に係る負債当連結グループは、退職給付制度に基づく確定給付債務及び制度資産の測定に当たっては、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出しています。これらの前提条件には、割引率、昇給率、退職率及び死亡率などが含まれます。将来において、実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、退職給付に係る負債、退職給付費用及び退職給付制度の再測定に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 当連結会計年度の経営成績の分析文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。当連結グループは、2026年3月期を最終年度とする3か年の中期経営計画「BUILDING THE FUTURE 2025 未来を創れ」のもと、①顧客に寄り添う革新的ソリューションの提供、②バリューチェーン事業の拡充、③米州事業の拡大、④人・企業力の強化、の4つの経営戦略を掲げて持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでまいりました。当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)においては、米州OEM事業やオセアニアでの販売減少が売上収益の下押し要因となりました。一方、欧州や米州独自展開事業での販売は堅調で、これらの地域の売上はそれぞれ前年度を上回りました。これらの結果、当連結会計年度の売上収益は1兆4,054億9千3百万円(対前年同期増減率2.5%)と前年度比で増収となりました。利益項目については、販売価格引き上げによる増益効果が見られた一方、米国関税の影響や成長投資に伴うコスト増に加え、地域・製品構成差の悪化が下押し要因となりました。この結果、調整後営業利益(売上収益から、売上原価並びに販売費及び一般管理費の額を減算して算出した指標)は、1,329億5千1百万円(同△8.3%)と減益となりました。また、親会社株主に帰属する当期利益については、調整後営業利益の減益により、731億9千3百万円(同△10.1%)となりました。一方、在庫の縮減等の取り組みによって、営業キャッシュ・フローおよびフリー・キャッシュ・フローは前年度比で増加しています。なお、2024年3月期第4四半期連結会計期間より、IFRS会計基準に則して、スペシャライズド・パーツ・サービスビジネスセグメントにおけるノンコア事業を非継続事業に分類しています。これにより、対前年同期増減率を算出するにあたっての前連結会計年度の数値については、売上収益、調整後営業利益、営業利益、税引前当期利益は非継続事業を除いた継続事業の金額を用い、当期利益及び親会社株主に帰属する当期利益は、継続事業及び非継続事業の合算の金額を用いています。 ① 建設機械ビジネス当連結会計年度における売上収益は1兆2,685億9千4百万円(同2.0%)、調整後営業利益は1,214億8千1百万円(同△6.4%)となりました。欧州や米州独自展開事業での販売は堅調に推移したほか、販売価格の引き上げが売上収益および調整後営業利益を下支えしました。一方で、米国関税を含むコスト増や地域・製品構成差の悪化が利益を下押ししました。 ② スペシャライズド・パーツ・サービスビジネス当事業は、主としてマイニング設備及び機械のアフターセールスにおける部品サービス事業を行うBradken Pty Limited及びその子会社と、サービスソリューションを提供するH-E Parts International LLC及びその子会社で構成されています。当連結会計年度における売上収益は1,452億2千6百万円(同7.1%)、調整後営業利益は114億7千万円(同△24.2%)と、増収減益となりました。2024年12月に事業買収を行った米国Brake Supply Co., INC.の取込みによる増収効果があった一方で、米国関税の影響に加え、一部主要顧客の投資抑制や競争環境激化により、調整後営業利益は減益となりました。 なお、上記、①②の売上収益については、セグメント間調整前の数値です。 また、変化に強い企業体質づくりと成長戦略の刈取りを促進すべく策定した2023年度から3か年の中期経営計画の達成・進捗状況は、以下のとおりです。 指標2025年度目標当連結会計年度実績前連結会計年度比収益性営業利益からその他の収益及びその他の費用を除いた利益率13%以上をめざす9.5%1.1%pt減効率性ROE13%以上をめざす8.6%1.8%pt減ネットD/Eレシオ0.4以下をめざす0.400.09減株主還元連結配当性向を30%~40%を目安とする50.9%5.2%pt増 (注) 2025年度目標の前提となる為替レートは、米ドル145円、ユーロ155円、人民元19.9円、豪ドル94円としています。 (3) 経営成績に重要な影響を与える要因当連結グループに与える業績変動要因、並びに国内外の政治的・経済的変動及び需要変動による影響については3[事業等のリスク]に記載のとおりです。 (4) 財政状態の分析 [資産]流動資産は、前連結会計年度末に比べて、4.2%、422億9千6百万円増加し、1兆430億5千1百万円となりました。これは主として営業債権が261億6千5百万円、棚卸資産が100億4千1百万円増加したことによります。非流動資産は、前連結会計年度末に比べて、3.0%、240億1千9百万円増加し、8,142億7千万円となりました。これは主として、有形固定資産が65億5千3百万円、のれんが52億6千9百万円増加したことによります。この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて、3.7%、663億1千5百万円増加し、1兆8,573億2千1百万円となりました。 [負債]流動負債は、前連結会計年度末に比べて、△0.7%、45億9千5百万円減少し、6,086億6千1百万円となりました。これは主としてその他の金融負債が42億4千1百万円増加したものの、社債及び借入金が105億3千4百万円減少したことによります。非流動負債は、前連結会計年度末に比べて8.4%、268億8百万円減少し、2,929億9千万円となりました。これは主として社債及び借入金が297億5千8百万円減少したことによります。この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて△3.4%、314億3百万円減少し、9,016億5千1百万円となりました。 [資本]資本合計は、主に利益剰余金の増加に加え、在外営業活動体の換算差額の増加等により前連結会計年度末に比べて、11.4%、977億1千8百万円増加し、9,556億7千万円となりました。 (5) キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報① キャッシュ・フロー当連結グループのキャッシュ・フローの分析・検討内容は、1.経営成績等の状況の概要(2) キャッシュ・フローの状況に記載のとおりです。 ② 資本の財源及び資金の流動性当連結グループは、成長投資の実行と財務の健全性向上及び株主還元を最適なバランスで行うため、資本効率を高めつつ適切な水準の流動性を維持し、調達手段の多様化を図ることとしています。資金調達にあたっては、長短、直間のバランスを考慮し金融機関からの借入や社債の発行を実施すると共に、債権の流動化等による調達手段の多様化を図っています。また、コミットメントライン契約を締結し適切な水準の流動性を確保する様にしています。
役員の状況 FY2026 / 約8,668字
(2) 【役員の状況】① 役員一覧提出会社は指名委員会等設置会社制度を採用しています。男性25名 女性2名 (役員のうち女性の比率7.4%)a 取締役役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)(注)社外取締役指名委員監査委員報酬委員伊藤 正明1957年6月23日生1980年4月株式会社クラレ入社2010年4月化学品カンパニーメタアクリル事業部長2012年6月執行役員2013年4月機能材料カンパニー副カンパニー長2013年6月常務執行役員2014年4月経営企画本部担当、CSR本部担当2014年6月取締役2015年1月代表取締役社長2021年1月取締役会長(現任)2024年6月提出会社 社外取締役(現任)(注)10社外取締役指名委員監査委員長報酬委員岡 俊子1964年3月7日生1986年4月等松・トウシュロスコンサルティング株式会社入社2000年7月朝日アーサーアンダーセン株式会社入社2005年4月アビームM&Aコンサルティング株式会社 代表取締役社長2016年4月PwCアドバイザリー合同会社 パートナー2016年6月日立金属株式会社(現株式会社プロテリアル) 社外取締役2018年6月ソニーグループ株式会社 社外取締役2019年6月株式会社ハピネット 社外取締役(現任)2020年6月ENEOSホールディングス株式会社 社外取締役(現任)2021年4月明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科 専任教授(現任)2021年6月提出会社 社外取締役(現任)2024年3月アース製薬株式会社 社外取締役(現任)(注)10社外取締役指名委員長監査委員報酬委員長奥原 一成1948年1月27日生1970年4月富士重工業株式会社入社1999年10月東京スバル株式会社 専務取締役2001年6月富士重工業株式会社 執行役員 スバル営業本部日本地区副本部長兼スバル部品用品本部長兼お客様サービスセンター長2003年6月常務執行役員 スバル日本営業本部長兼スバルマーケティング本部長2005年4月常務執行役員 人事部長2006年6月取締役兼専務執行役員兼人事部長2006年6月スバルシステムサービス株式会社 社長兼業務改革推進委員長2010年6月富士重工業株式会社 代表取締役副社長2011年6月スバル興産株式会社 代表取締役社長2016年6月提出会社 社外取締役(現任)(注)110 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)(注)社外取締役指名委員監査委員菊池 きよみ1963年2月2日生1986年4月株式会社第一勧業銀行(現株式会社みずほ銀行)入行(1990年12月まで)1999年4月弁護士登録・あさひ法律事務所入所2003年5月ニューヨーク州弁護士資格取得2004年9月太陽法律事務所(現ポールヘイスティングス法律事務所・外国法共同事業)入所2006年9月JPモルガン証券株式会社入社2008年4月TMI総合法律事務所入所(現任)2016年3月ニッセイアセットマネジメント株式会社 社外監査役2019年6月三菱ケミカルグループ株式会社 社外取締役(2026年6月退任予定)2025年6月SMBC日興証券株式会社 社外取締役(現任)2025年6月提出会社 社外取締役(現任)(注)1―社外取締役指名委員監査委員報酬委員Joseph P.Schmelzeis,Jr.1962年11月2日生1984年7月ベイン・アンド・カンパニー入社1988年7月アメリカン・エキスプレス・インターナショナル ヴァイスプレジデント1998年4月フォントワークス・インターナショナル 日本代表取締役1999年12月クリムソン・ベンチャーズ暫定CEO2001年11月ジェイピー・エス・インターナショナル株式会社 代表取締役(現任)2011年6月株式会社セガ 取締役兼事業部長2015年6月セガサミーホールディングス株式会社 シニアアドバイザー2018年2月駐日米国大使館首席補佐官2021年3月Cedarfield合同会社(現千歳蒸留所合同会社) 職務執行者(現任)2022年6月株式会社デンソー 社外取締役(現任)2023年6月東海旅客鉄道株式会社 社外取締役(現任)2023年6月提出会社 社外取締役(現任)(注)10社外取締役監査委員藤澤 健1966年8月13日生1989年4月株式会社日立製作所入社2015年4月情報・通信システム社公共システム事業部官公ソリューション第三本部長2019年4月産業・流通ビジネスユニットエンタープライズソリューション事業部長2020年4月産業・流通ビジネスユニットデジタルソリューション事業統括本部長2022年4月インダストリアルデジタルビジネスユニットデジタルソリューション事業統括本部長2024年4月社会ビジネスユニットCOO2024年6月提出会社 社外取締役(現任)2026年4月株式会社日立システムズ 取締役 常務執行役員(現任)(注)1― 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)(注)社外取締役指名委員報酬委員馬上 英実1955年10月1日生1979年4月株式会社日本興業銀行(現株式会社みずほ銀行)入行1996年6月興銀証券株式会社(現みずほ証券株式会社)資本市場グループ第二部長1998年2月資本市場グループ引受開発部長2000年10月資本市場グループコーポレートファイナンス部長2002年11月日本産業パートナーズ株式会社 代表取締役社長2010年6月モバイル・インターネットキャピタル株式会社監査役(現任)2022年6月提出会社 社外取締役(現任)2022年8月HCJIホールディングス株式会社 代表取締役社長2023年1月株式会社プロテリアル 取締役(現任)2023年12月株式会社東芝 取締役(現任)2026年4月日本産業パートナーズ株式会社 代表取締役会長(現任)(注)1―取締役塩嶋 慶一郎1965年11月24日生1988年4月提出会社入社2011年4月財務本部収計部長2014年4月日立建機アジア・パシフィック Pte.Ltd. 取締役2016年4月提出会社経営管理統括本部財務本部財務部長2019年4月経営管理統括本部財務本部副本部長2020年4月執行役 財務本部長(現任)2021年6月取締役(現任)2022年4月執行役常務(現任)(注)110取締役指名委員報酬委員先崎 正文1965年7月16日生1991年4月提出会社入社2017年4月提出会社 ロシア・CIS事業部長日立建機ユーラシア製造LLC(現日立建機ユーラシアLLC) 取締役社長2018年4月提出会社 執行役 営業本部長2021年4月執行役常務 経営戦略本部長兼事業管理本部長2022年4月執行役専務 経営戦略本部長2023年4月代表執行役(現任) 執行役社長(現任)2023年6月取締役(現任)(注)119取締役指名委員報酬委員平野 耕太郎1958年6月4日生1981年4月提出会社入社2013年4月生産・調達本部副本部長2014年4月執行役2016年4月執行役常務2017年4月代表執行役(現任) 執行役社長2017年6月取締役(現任)2023年4月執行役会長(現任)(注)134計76 (注) 1.取締役の任期は2025年3月期に係る定時株主総会終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までです。2.伊藤正明、岡俊子、奥原一成、菊池きよみ、Joseph P. Schmelzeis, Jr.、藤澤健及び馬上英実の7名は社外取締役です。3.所有株式数は、百株以下を切り捨てて記載しています。 b 執行役役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)(注)代表執行役執行役会長CEO平野 耕太郎1958年6月4日生aを参照(注)34代表執行役執行役社長COO先崎 正文1965年7月16日生aを参照(注)19 代表執行役執行役専務モノづくり責任者 輸出管理責任者コンストラクションビジネスユニット長成川 嘉啓1967年2月23日生1990年4月提出会社入社2020年7月生産・調達本部担当本部長2022年4月執行役生産・調達本部副本部長2024年4月執行役常務モノづくり責任者(現任)、生産・調達本部長2026年4月執行役専務(現任)輸出管理責任者(現任)、コンストラクションビジネスユニット長(現任)(注)5執行役専務CTOCDIO西澤 格1967年7月2日生1996年4月株式会社日立製作所入社2016年4月研究開発グループ社会イノベーション協創統括本部東京社会イノベーション協創センタ顧客協創プロジェクトマネージャ2017年4月研究開発グループテクノロジーイノベーション統括本部デジタルテクノロジーイノベーションセンタ長2020年4月研究開発グループテクノロジーイノベーション統括本部副統括本部長兼研究開発グループ中央研究所長2022年4月研究開発グループデジタルサービス研究統括本部長2023年4月執行役常務CTO兼研究開発グループ長2025年4月提出会社入社執行役専務(現任)研究・開発本部長(注)3 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)(注)執行役専務米州事業部長松井 英彦1961年4月19日生1986年4月提出会社入社2016年4月営業統括本部営業本部副本部長2018年4月営業統括本部営業本部アジア事業部長日立建機アジア・パシフィック Pte.Ltd. 取締役会長兼社長2019年4月提出会社 執行役2020年4月アジア事業部長2021年4月営業本部長2022年4月レンタル・中古車ビジネスユニット長兼グローバル営業本部長2023年4月執行役常務2024年4月中国事業部長2025年4月執行役専務(現任)米州事業部長(現任)日立建機アメリカInc. 取締役会長兼CEO(現任)(注)8執行役常務CSO 経営戦略本部長荒居 剛1968年3月23日生1990年4月提出会社入社2014年4月財務本部経理部グループ財務管理センタ長2019年4月経営管理統括本部財務本部経理部長2020年4月財務本部グローバル経理統括部長2024年4月経営戦略本部経営企画室長2025年4月執行役経営戦略本部長(現任)2026年4月執行役常務(現任)(注)2執行役常務CFO財務本部長塩嶋 慶一郎1965年11月24日生aを参照(注)10執行役常務パワー・情報制御プラットフォームビジネスユニット長中村 和則1963年2月19日生1987年4月提出会社入社2016年4月開発・生産統括本部開発本部商品開発・建設システム事業部長2018年4月株式会社日立建機ティエラ取締役社長2019年4月提出会社 執行役2022年4月執行役常務(現任)研究・開発本部長兼開発統括室長兼パワー・情報制御プラットフォーム事業部長2023年4月パワー・情報制御プラットフォームビジネスユニット長(現任)研究・開発本部長(注)12執行役常務CRO浜辺 哲也1964年1月22日生1987年4月通商産業省入省2018年6月株式会社日本政策金融公庫 専務取締役2021年6月中小企業庁長官官房中小企業政策統括調整官2022年1月提出会社入社2022年4月経営戦略本部副本部長2023年4月執行役経営戦略本部長2025年4月執行役常務(現任)(注)5執行役常務マイニングビジネスユニット長福西 栄治1961年12月21日生1982年10月提出会社入社2016年4月営業統括本部ライフサイクルサポート本部カスタマーサポート事業部販売促進部長2017年4月P.T.ヘキシンドアディプルカサ Tbk 取締役CEO2021年4月提出会社 執行役ライフサイクルサポート本部長2022年4月部品・サービスビジネスユニット長2023年4月執行役常務(現任)2024年4月マイニングビジネスユニット長(現任)(注)5 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)(注)執行役コンパクトビジネスユニット長一村 和弘1967年5月30日生1988年4月提出会社入社2013年8月開発本部商品開発・建設システム事業部建設システム開発設計センタ部長2016年8月開発・生産統括本部開発本部商品開発・建設システム事業部開発設計センタ副センタ長2020年4月研究・開発本部コンストラクション事業部副事業部長2022年4月コンパクトビジネスユニット長(現任)株式会社日立建機ティエラ 取締役社長(現任)2024年4月提出会社 執行役(現任)(注)3執行役マイニングビジネスユニット副ビジネスユニット長兼澤 寛1966年5月16日生1989年4月提出会社入社2020年4月マイニング事業本部開発・生産統括部長2022年4月執行役(現任)マイニングビジネスユニット開発・生産統括部長2024年4月マイニングビジネスユニット副ビジネスユニット長(現任)(注)4執行役グローバル営業本部副本部長財前 靖匡1970年4月6日生1994年4月提出会社入社2016年4月営業統括本部営業本部製品流通企画部長2018年4月マイニング事業本部販売・サービス本部長2024年4月グローバル営業本部アジア事業部長P.T.ヘキシンドアディプルカサ Tbk 取締役CEO2026年4月執行役(現任)グローバル営業本部副本部長(現任)(注)1執行役CHRO人財本部長澤田 誠1967年12月20日生1991年4月提出会社入社2016年4月経営管理統括本部人財本部人事部開発生産総務センタ長2020年4月人財本部人財開発統括部長2022年4月人財本部人事統括部副統括部長2023年2月人財本部人事統括部長2025年4月執行役(現任)人財本部長(現任)(注)2執行役グローバル営業本部長高谷 透1970年6月29日生1996年4月提出会社入社2018年4月開発・生産統括本部生産・調達本部グローバル生産・調達戦略部長2021年10月米州事業再構築準備室長2022年4月米州事業推進室長2023年4月経営戦略本部経営企画室長2024年4月グローバル営業本部副本部長2025年4月執行役(現任)グローバル営業本部長(現任)レンタル・中古車ビジネスユニット長(注)2執行役部品・サービスビジネスユニット長細川 博史1965年1月18日生1991年4月提出会社入社2014年4月営業統括本部営業本部ライフサイクルサポート事業本部カスタマーサポート事業部テクニカルサポート部長2019年10月営業統括本部営業本部アフリカ事業部副事業部長2020年4月営業本部アフリカ事業部長2024年4月執行役(現任)部品・サービスビジネスユニット長(現任)(注)3 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)(注)執行役研究・開発本部長松下 慎1970年7月11日生1993年4月提出会社入社2017年8月開発・生産統括本部研究・開発本部商品開発・建設システム事業部開発設計センタ長2021年10月研究・開発本部コンストラクション事業部担当事業部長2024年4月コンストラクションビジネスユニット開発設計統括部長2025年4月コンストラクションビジネスユニット副ビジネスユニット長2026年4月執行役(現任)研究・開発本部長(現任)(注)1執行役安全衛生・コンプライアンス本部長山野辺 聡1963年4月4日生1987年4月株式会社日立製作所入社2010年4月提出会社入社2014年4月生産・調達本部生産管理センタ長2018年4月開発・生産統括本部生産・調達本部副本部長2020年4月執行役(現任)生産・調達本部担当本部長2020年7月中国事業部副事業部長日立建機(中国)有限公司 常務副総経理2021年1月日立建機(中国)有限公司 総経理2021年4月提出会社 中国事業部長日立建機(中国)有限公司 董事総経理2024年4月安全衛生・コンプライアンス本部長(現任)(注)3執行役大洋州事業部長Ray Kitic1970年1月22日生2009年10月日立建機(オーストラリア)Pty., Ltd.入社2021年4月取締役社長(現任)2023年4月提出会社 グローバル営業本部大洋州事業部長(現任)日立建機オセアニアホールディングスPty., Ltd.取締役社長(現任)2024年4月提出会社 執行役(現任)(注)―執行役インド事業部長Sandeep Singh1961年1月21日生2003年1月J.C. Bamford Excavators Limited入社Executive Vice President2008年7月Toyota Kirloskar Motors入社Deputy Managing Director2012年4月Chief Operating Officer2014年4月Toyota Motor AsiaPacific Engineeringand ManufacturingCompany入社Executive ManagingCoodinator2015年8月タタ日立コンストラクションマシナリーCo.,Pvt.,Ltd.入社取締役社長(現任)2020年4月提出会社 執行役(現任)インド事業部長(現任)(注)―計130 (注) 1.執行役の任期は、2026年4月1日より2027年3月31日までです。2.所有株式数は、百株以下を切り捨てて表示しています。 ② 社外取締役の状況提出会社の社外取締役は7名であり、伊藤正明、岡俊子、奥原一成及びJoeph P. Schmelzeis, Jr.は提出会社の株式を保有しています。社外取締役との間には、特別な人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。 ③ 社外取締役が提出会社の企業統治において果たす機能及び役割提出会社は、業務執行機能と監督機能を分離し、迅速で責任が明確な経営を可能にすると共に、取締役で構成され、うち過半数が社外取締役である指名・監査・報酬の3委員会の設置により取締役会の監督機能を更に強化し、客観性と透明性の高い経営を実現するため指名委員会等設置会社を採用しています。 ④ 社外取締役を選任するための提出会社からの独立性に関する基準又は方針の内容提出会社は、社外取締役の独立性の判断基準について定めており、以下の事項に該当しない場合、独立性があると判断しています。・当該社外取締役の2親等以内の近親者が、現在又は過去3年において、提出会社又は子会社の取締役又は執行役として在職していた場合・当該社外取締役が、現在、業務執行取締役、執行役又は従業員として在職している会社が、製品や役務の提供の対価として提出会社から支払いを受け、又は提出会社に対して支払いを行っている場合に、その取引金額が、過去3事業年度のうちいずれかの1事業年度当たり、いずれかの会社の連結売上高の2%を超える場合・当該社外取締役が、過去3事業年度のうちいずれかの1事業年度当たり、法律、会計若しくは税務の専門家又はコンサルタントとして、提出会社から直接的に1,000万円を超える報酬(提出会社の取締役としての報酬を除く)を受けている場合・当該社外取締役が、業務を執行する役員を務めている非営利団体に対する提出会社からの寄付金が、過去3事業年度のうちいずれかの1事業年度当たり、1,000万円を超えかつ当該団体の総収入又は経常収益の2%を超える場合なお、伊藤正明、岡俊子、奥原一成、菊池きよみ及びJoseph P. Schmelzeis, Jr.の5名は株式会社東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届け出ています。 ⑤ 社外取締役の選任状況に関する提出会社の考え方提出会社は、社外取締役7名は上記④の社外取締役を選任するための提出会社からの独立性に関する基準に基づき選任しており、伊藤正明は国際的モノづくり企業の経営者として豊富な経験に基づく生産・研究開発・経営企画に関する知識・高い見識をもとに、岡俊子はコンサルティング会社の経営者として豊富な経験に基づくM&Aに関する知識・高い見識をもとに、奥原一成は国際的企業の経験者として豊富な経験に基づく人事・労務政策に関する知識・高い見識をもとに、菊池きよみは法曹分野における豊富な経験・高い見識をもとに、Joseph P. Schmelzeis, Jr.は国際的企業の経営経験に加え、ベンチャー事業の立ち上げ、戦略コンサルタント、駐日米国大使館首席補佐官など幅広い経験、豊富な事業経験をもとに、藤澤健は日立グループの情報・通信システム分野における業務経験及び経営者としての豊富な経験、高い見識をもとに、馬上英実はファンド運営会社の経営者として豊富な経験、金融やM&A分野に関する知識、高い見識をもとに独立した立場から執行役の業務執行を監督することによって、取締役会の一層の機能強化を果たすものと考えています。 ⑥ 社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係監査委員会は、社外取締役6名で構成しており、内部監査、会計監査との相互連携及び内部統制部門との関係につきましては、(3) 監査の状況に記載のとおりです。
沿革 FY2025 / 約2,346字
2 【沿革】提出会社は、株式の額面を500円から50円に変更するため、1973年10月、相模工業株式会社(資本金5千万円、設立年月日1951年1月30日)と合併していますが、実質上の設立年月日は1970年10月1日です。 1955年12月株式会社日立製作所の子会社として日立建設機械サービス株式会社設立。1965年4月株式会社日立製作所の建設機械販売部門各社及び日立建設機械サービス株式会社が合併し、(旧)日立建機株式会社設立。1969年11月株式会社日立製作所の建設機械製造部門が分離独立。足立工場・土浦工場をもって日立建設機械製造株式会社設立。1970年10月日立建設機械製造株式会社と(旧)日立建機株式会社が合併し、日立建機株式会社設立。資本金38億円。1972年8月オランダに日立建機(ヨーロッパ)N.V.設立。(現・連結子会社)1973年10月相模工業株式会社(資本金5千万円)と合併し、株式の額面を500円から50円に変更。資本金38億5千万円。1974年3月工業再配置政策及び生産体制整備強化のため足立工場を土浦工場へ統合。1979年7月株式会社日立建機カミーノ設立。(現・連結子会社)1981年12月東京証券取引所市場第二部に上場。1984年8月シンガポールに日立建機アジア・パシフィックPte.Ltd.設立。(現・連結子会社)1989年9月東京証券取引所市場第一部指定。1990年1月株式会社日立建機ティエラの経営権を取得。(現・連結子会社)1990年1月大阪証券取引所市場第一部に上場。1991年5月インドネシアにP.T.日立建機インドネシア設立。(現・連結子会社)1995年4月中国に日立建機(中国)有限公司設立。(現・連結子会社)1997年6月インドネシアにP.T.ヘキシンドアディプルカサTbk出資。(現・連結子会社)1998年10月カナダの日立建機トラックLtd.の経営権を取得。(現・連結子会社)2007年12月中国に日立建機融資租賃(中国)有限公司(旧・日立建機租賃(中国)有限公司)設立。(現・連結子会社)2008年4月日立建機日本株式会社発足。(現・連結子会社)2008年9月インドネシアにP.T.HEXA FINANCE INDONESIA設立。2008年10月日立建機ファインテック株式会社を提出会社が吸収合併。2009年7月新東北メタル株式会社の経営権を取得。(現・連結子会社)2009年7月カナダのウェンコ・インターナショナル・マイニング・システムズLtd.の経営権を取得。(現・連結子会社)2010年3月インドのタタ日立コンストラクションマシナリーCo.,Pvt.,Ltd.の経営権を取得。(現・連結子会社)2010年10月南アフリカに日立建機アフリカPty.Ltd.設立。(現・連結子会社)2011年3月UAEに日立建機中東Corp.FZE設立。(現・連結子会社)2011年4月ロシアに日立建機ユーラシアLLC設立。(現・連結子会社)2011年12月株式会社日立建機ティエラを株式交換により完全子会社化。(現・連結子会社)2012年4月日立建機ビジネスフロンティア株式会社を提出会社が吸収合併。2012年4月提出会社の日本国内における建設機械の販売・サービス事業を会社分割により日立建機日本株式会社へ譲渡。2012年10月つくばテック株式会社を提出会社が吸収合併。2013年4月日立建機ロジテック株式会社を株式交換により完全子会社化。(現・連結子会社)2014年3月新東北メタル株式会社を完全子会社化。(現・連結子会社) 2015年3月インドネシアのP.T.HEXA FINANCE INDONESIAの提出会社が保有する株式の70%を売却。(現・持分法適用関連会社)2015年10月株式会社KCMを完全子会社化。2016年4月提出会社のホイールローダの開発・製造事業を会社分割により株式会社KCMへ譲渡。2016年12月H-E Parts International LLCを完全子会社化。(現・連結子会社)2017年3月Bradken Pty Limited(旧・Bradken Limited)を公開買付けにより連結子会社化。(現・連結子会社)2017年4月日立建機アメリカInc.(旧・日立建機ローダーズアメリカInc.)を完全子会社化。(現・連結子会社)2019年1月イギリスにSynergy Hire Limited設立。(現・連結子会社)2019年4月オーストラリアに日立建機オセアニアホールディングスPty.,Ltd.設立。(現・連結子会社)2019年4月株式会社KCMを提出会社が吸収合併。2019年7月中国に日立建機(上海)機械部品製造有限公司設立。(現・連結子会社)2019年8月株式会社PEO建機教習センタ(旧・株式会社日立建機教習センタ)の提出会社が保有する株式の一部を売却。(現・持分法適用関連会社)2021年8月ディア アンド カンパニーと北中南米事業に関する合併事業について業務提携の解消を合意。2022年1月HCJIホールディングス株式会社と資本提携契約を締結。2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。2022年8月HCJIホールディングス株式会社及び株式会社日立製作所の持分法適用関連会社となる。2022年11月日立建機販売(中国)有限公司事業開始。(現・連結子会社)2025年1月インドに日立建機開発センターインドPRIVATE LIMITED設立。(現・連結子会社)2025年3月チリに日立建機ラテン・アメリカSpA設立。(現・連結子会社)
配当政策 FY2025 / 約462字
3 【配当政策】提出会社は、財務体質の健全性の維持・強化及び中長期的な事業戦略に基づいた技術開発・設備投資等、先行投資の実施計画をバランス良く勘案しながら内部留保に努めると共に、連結業績に連動した剰余金の配当を原則として、中間と期末の2回に分けて同一年度に2度実施する方針であり、連結配当性向30%~40%を目安に安定的且つ継続的に実施することを基本として株主利益の最大化を図ります。また、自己株式の取得については、機動的な資本政策の遂行を可能とすること等を目的として、その必要性、財務状況、株価動向等を勘案して適宜実施します。なお、提出会社は、会社法第459条に基づき取締役会の決議によって、毎年3月末日または9月末日を基準日として剰余金の配当をすることができる旨を定款に定めています。当事業年度の剰余金の配当については、上記方針に基づき、以下のとおり決定しました。 決議年月日配当金の金額(百万円)1株当たり配当額(円)2024年10月25日取締役会決議13,826652025年5月23日取締役会決議23,397110
監査の状況 FY2025 / 約6,758字
(3) 【監査の状況】① 監査委員会による監査及び内部監査の状況a 監査委員会による監査の状況監査委員会は、取締役会の内部機関として、取締役及び執行役の職務の執行が法令及び定款並びに経営の基本方針に適合し、効率的に行われているかを監査しています。具体的には、財務・会計、内部統制システムの整備・運用状況のモニタリングのほか、業務執行状況や子会社の経営妥当性を監査するため、委員会での審議に加え、2024年度は国内グループ会社及び海外グループ会社に往査を実施するとともに、インターネットツールを活用して報告聴取を行いました。内部監査部門や財務・経理部門、法務部門、或いは製品品質やサステナビリティ・ESGを管理する部門等各部門から報告聴取を行うほか、代表執行役(会長・社長)及び副社長との意見交換を含めてビジネスユニット長である執行役等から職務執行状況を聴取し、その業務執行の適切性について審議、検討しました。会計監査人とは、法令上の検討責務のみならず、半期レビュー報告、年度会計監査報告に加えて、四半期毎の監査経過報告における監査進捗状況の聴取をはじめ、緊密な連携をとっています。 2024年度における監査委員会の活動状況は以下のとおりです。 区分氏名出席回数/開催回数出席率社外取締役伊藤 正明7回/8回(注2)88%社外取締役岡  俊子12回/12回100%社外取締役奥原 一成12回/12回100%社外取締役菊地 麻緒子12回/12回100%社外取締役Joseph P. Schmelzeis, Jr.11回/12回92%社外取締役羽山 誉敏4回/4回(注3)100%社外取締役藤澤  健8回/8回(注2)100% (注1)提出日現在の監査委員会は、取締役会決議により選定された社外取締役6名、うち5名は東京証券取引所の定めに基づく独立社外取締役で構成しています。監査委員会の職務を補助する監査委員会補佐役1名を任命するとともに、専従2名と内部監査部門である監査室との兼務1名による監査委員会事務局により監査体制強化に努めています。なお、監査委員会補佐役及び監査委員会事務局員は何れの執行役の管掌下になく、監査委員会に直属しています。(注2)2024年4月から2025年3月までに開催された監査委員会は12回であり、社外取締役伊藤正明及び藤澤健の就任以降開催された監査委員会は8回です。(注3)2024年6月24日開催の当社定時株主総会の終結の時をもって退任した社外取締役羽山誉敏の退任までの開催回は4回です。 ・グループ会社のモニタリング状況2024年度は国内グループ会社1社への往査を行いました。また、海外グループ会社についても2社への往査を行い、1社からのインターネットツールによる経営状況に係る聴取と質疑応答を実施しました。尚、海外グループ会社往査時には、同地域在勤の地域事業部長からの聴取を実施し、地域における課題を把握し、適宜適切なモニタリングを行うよう努めました。 ・監査委員会における具体的な検討事項監査の方針、監査計画並びに監査実施内容、内部統制システムの整備・運用状況、執行役の職務執行の妥当性、会計監査人の選解任、事業報告及び附属明細の適法性、会計監査人の監査の方法並びに提出会社及び当連結グループの監査結果の相当性等です。2024年度は、コンプライアンス、リスク、安全、衛生及び中期経営計画施策の実施状況並びにサステナビリティやESG諸施策の遂行状況と目標達成状況等に加え、米州事業におけるプロセス・システム改善状況、ガバナンス体制、内部監査体制構築・監査実施状況及び内部統制基準改定への対応状況の監視を重点監査項目としました。 ・監査委員会の活動状況提出日現在、監査委員会は、経営の客観性、透明性確保のため、委員全員を社外取締役とする体制としています。監査委員会の円滑で実効性のある監査業務を遂行するため、監査委員会の職務執行を補助する常勤の監査委員会補佐役を任命しています。 ・監査委員会補佐役の職務内容監査委員会補佐役は、重要な会議に出席すると共に、重要な決裁書類等の閲覧、内部監査部門や会計監査人、その他社内各部署や当連結グループからの報告の聴取を行い、随時、監査委員会への報告を行うことにより、監査委員会活動の実効性向上に努めました。 b 内部監査の状況提出会社は、内部監査担当部門として社長直属による監査室を設置しており、リスクベース手法に基づき10項目のリスク評価等により優先的に監査すべき監査対象を選定し、各ビジネスユニット・本部及び各グループ会社のガバナンス・リスクマネジメント・コントロールを対象とした経営監査を実施しています。2024年度は、当社ビジネスユニット1件、本部1件、海外グループ会社11社、計13回の内部監査を往査とリモートの併用で実施しました。また、一部の海外グループ会社については提携する内部監査専門業者に監査委託を行い遂行しました。更に、内部監査専任部門を有するグループ会社から監査計画及び監査報告書を入手して、グループ全体の内部監査品質の向上に努めると共に、内部監査人協会基準に則した評価の導入等も行っています。 ・内部監査体制提出日現在、監査室は内部監査を担当する内部監査部と内部統制を担当する内部統制部で構成しており、15名スタッフが従事しています。監査室は組織上、社長に直属していますが、監査計画並びに監査結果等は監査委員会へ報告しており、デュアルレポーティングラインを構築しています。また、事業規模の大きなグループ会社は専従の内部監査部門を置き、当該グループ会社の内部監査や、提出会社の監査室と連携して当該グループ会社が属する地域事業部内の内部監査を担っています。 ・内部監査結果の活用状況監査指摘事項はリスク高低や発生頻度に基づき重要性ランクを決めて、受査側に内部監査指摘事項の対応優先度を明示して、業務改善を促進しています。加えて監査室は監査指摘事項について、改善進捗状況を半年毎にフォローし、組織的に改善対応を支援しています。監査結果は受査側の関係者はもとより、提出会社の最高財務責任者、社長、監査委員会補佐役に個別報告しています。また、提出会社の執行役会、監査委員会に半年毎に監査指摘事項の改善進捗と共に報告され、指摘事項の改善に取り組んでいます。 c 監査委員会と会計監査人の連携状況監査委員会は、会計監査人から年度の監査計画と監査重点項目を受領し、十分に検討すると共に、適時に監査実施結果について説明を受け、活発な質疑応答を行っています。また、監査を通して会計監査人が把握した内部統制システムの有効性状況、リスクの評価、及び監査重点項目や監査上の主要な検討事項(KAM: Key Audit Matters)等について報告を受領し、討議・検討を行っています。会計監査人のグローバルファームとしてのネットワークを活用した海外グループ会社の会計や内部統制監査の状況について、会計監査人から報告を受け、その監査指摘事項を確認するなど、監査委員会と会計監査人が連携して海外グループ会社の状況把握に努めました。2024年度は、会計監査人は監査委員会への4回の出席の他、四半期毎の監査経過報告、監査委員長との重点監査事項、監査品質管理等についての意見交換を行っています。なお、監査法人への非保証業務の委託に際しては、監査委員会の了承のうえでの委託をしています。 d 監査委員会と内部監査部門の連携状況監査委員会は、内部監査部門である監査室から年度の監査方針及び監査計画を受領し、適時に監査委員会補佐役を通じて内部監査実施結果についての報告を受けています。また、内部監査を通して把握したリスクの評価及び監査指摘項目と内容について意見交換を行い、監査精度の維持・向上に努めています。2024年度は、監査室は監査委員会に4回の報告・説明を行った他、監査委員会補佐役は密接に情報の収集を行いました。なお、監査委員会は、監査室に対して、必要に応じて監査実施の指示をすることができます。 e 内部監査部門と会計監査人の連携状況内部監査部門である監査室は、会計監査人と四半期に一度以上の頻度で、提出会社の各ビジネスユニット・本部及び各グループ会社における内部監査指摘内容の共有と意見交換を行うと共に、会計監査人からも監査室に、拠点往査における検出事項や会計や内部統制の監査を通じて国内外グループ会社に発行したガバナンスや内部統制等に関する改善提案指摘事項(マネージメントレター)を共有するなど、会計処理や業務運営面におけるリスクの把握と、その改善に監査室と会計監査人が連携して努めています。2024年度は、監査室は会計監査人と6回の協議機会を持ちました。 f 内部統制部門の状況提出会社は、内部統制を管轄する監査室において、グループ全体の内部統制システムにおける整備状況及び運用状況評価の取り纏めと改善の推進を指導しています。各グループ会社には、内部統制委員会等と内部統制担当を置き、各社の内部統制システムの整備、運用、評価及び改善を推進しています。また提出会社は、財務報告に係る内部統制を統括する組織として、最高財務責任者を委員長とし、DX(ITシステム情報管理)、法務、経理及び監査の各部門の長で構成されるJ-SOX委員会を設置しています。J-SOX委員会は提出会社及びグループ会社の財務報告に係る内部統制の運営方針決定と有効性評価の審議機関であり、2024年度は4回開催し、その審議内容と結果は、提出会社の執行役会に4回、監査委員会に2回報告しています。 g 内部統制部門と会計監査人の関係内部統制部門である監査室は、会計監査人による内部統制監査の窓口となり、内部統制の整備、運用及び評価の各ステップにおける監査を受け、その監査実施結果について説明を受けています。会計監査人により、内部統制上の不備が報告された場合には、報告対象となった提出会社及びグループ会社における内部統制不備について、監査室及びJ-SOX委員会にて改善支援と是正の確認を行い、内部統制システムの有効性の維持向上を図っています。また、監査室は会計監査人に対して、各グループ会社における内部統制システムの整備、運用及び評価の実施状況や、J-SOX委員会の会議結果等を適宜提供するとともにと日常的に協議を行い、密接に情報交換を行っています。 h 内部統制部門と監査委員会の関係監査委員会は、内部統制の有効性及び妥当性を確保するため、J-SOX委員会における内部統制の整備、運用状況について適時に監査委員会補佐役から報告を受け、有効性評価結果については、内部統制部門である監査室と積極的に情報及び意見の交換を行い、内部統制システムの維持向上に努めています。 i 内部統制部門と内部監査部門の関係提出会社の監査室は、内部統制部門と内部監査部門を有しており、内部統制部門には内部統制管轄機能及びJ-SOX委員会の事務局を置いています。J-SOX委員会は、事務局から内部統制評価の結果について報告を受け、事務局を通じて内部統制システムの改善、フォローを行っています。内部監査部門は、リスクベース手法に基づき選定した各ビジネスユニット・本部及び各グループ会社の経営監査を周期的に実施しています。内部統制において検出された不備や内部監査による指摘内容を適時に相互に共有し、両部門で密接に連携しながらグループ全体の内部統制システム及び内部監査品質の維持向上に努めています。 ② 会計監査の状況a 監査法人の名称EY新日本有限責任監査法人 b 継続監査期間49年間 c 業務執行した公認会計士松浦 義知髙梨 洋一鐵  真人 d 監査業務に係る補助者の構成提出会社の会計監査業務に関わる補助者は、公認会計士8名、その他41名です。 e 監査法人の選定方針と理由監査法人の選定については、提出会社が採用している国際財務報告基準(IFRS)や当連結グループの高い海外事業比率を考慮し、国内だけでなく海外各国の会計や税務基準に精通しグローバルな会計や内部統制監査の実施能力と高度な監査品質を有することが必要です。選定した監査法人はグローバルな会計監査を行っており、会計監査人としての高度な専門性とグローバルなネットワークを有し、国際的に会計監査が適法かつ適正に行われていることを確保する体制を備えています。そして、独立性にも問題が無いことなどを総合的に勘案した結果、会計監査人として適切な監査法人と判断しました。 f 監査委員会による会計監査人の評価監査委員会は、会計監査人に対して、監査体制、監査重点項目を含む監査実施要領、監査品質、及び監査委員会や経営幹部等とのコミュニケーション内容、並びに監査報酬等の網羅的な会計監査人評価基準を設定して、毎年度に評価を行っています。更に、監査委員会は、後掲g(会計監査人の解任又は不再任の決定の方針)の方針に基づき、会計監査人の再任に関する決議を毎年度行っています。 g 会計監査人の解任又は不再任の決定の方針監査委員会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める事由に該当すると認められ、速やかに解任する必要があると判断した場合、監査委員の全員の同意によって会計監査人を解任します。この場合、監査委員会が選定した監査委員は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告します。上記の場合のほか、会計監査人が職務を適切に遂行することが困難と認められるなど、会計監査人を変更すべきと判断される場合には、監査委員会は、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定します。 ③ 監査報酬の内容等a 監査公認会計士等に対する報酬の内容 区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社1332135―連結子会社40―42―計1732177― 非監査業務の内容(前連結会計年度)提出会社は、会計監査人に対して、公認会計士法第2条第1項の業務以外の業務であるコンフォートレター作成に関する業務等について対価を支払っています。 (当連結会計年度)該当事項はありません。 b 監査公認会計士等と同一のネットワークに属するErnst & Young及びそのグループに対する報酬(aを除く)(前連結会計年度)提出会社及び連結子会社は、提出会社の監査公認会計士等であるEY新日本有限責任監査法人のグループ(当該監査法人と同一のネットワークに属しているErnst & Young及びそのグループを含む。)に対して、監査証明業務に基づく報酬が806百万円(うち、連結子会社806百万円)、非監査業務に基づく報酬が257百万円(うち、提出会社70百万円、連結子会社187百万円)あります。 (当連結会計年度)提出会社及び連結子会社は、提出会社の監査公認会計士等であるEY新日本有限責任監査法人のグループ(当該監査法人と同一のネットワークに属しているErnst & Young及びそのグループを含む。)に対して、監査証明業務に基づく報酬が914百万円(うち、連結子会社914百万円)、非監査業務に基づく報酬が195百万円(うち、提出会社27百万円、連結子会社168百万円)あります。 非監査業務の内容前連結会計年度及び当連結会計年度において、提出会社及び連結子会社における非監査業務の内容は、主に税務関連サービスです。 c その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容前連結会計年度、当連結会計年度共に、該当事項はありません。 d 監査報酬の決定方針会計監査人は監査計画策定時点で監査計画時間を経理部門と合議の上で策定し、監査委員会は半期レビューを含めた監査時間の計画内容について十分に聴取し検討を行います。そして、監査委員会の同意により会計監査人に対する報酬を決定しています。 e 監査委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由監査委員会は、会計監査人の監査計画の内容、品質管理体制の整備状況、会計監査の職務遂行状況等を確認し、監査報酬の見積等の算出根拠、算定内容につき分析・検討した結果、会計監査人の報酬等につき妥当であると判断し、会社法第399条第1項の同意を行いました。
設備の概要 FY2025 / 約147字
1 【設備投資等の概要】当連結会計年度の設備投資については、主に建設機械ビジネスセグメントにおいて国内外の油圧ショベル製造拠点において合理化投資を行うと共に、当連結グループの販売・サービス設備の整備等を行っています。その結果、当連結会計年度の設備投資額は総額128,391百万円となっています。
従業員の状況 FY2025 / 約1,329字
5 【従業員の状況】(1) 連結会社の状況 2025年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)建設機械ビジネス22,501(1,953)スペシャライズド・パーツ・サービスビジネス3,600(252)合計26,101(2,205) (注) 1.従業員数は就業人員です。2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員です。 (2) 提出会社の状況2025年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)5,99140.415.57,743,000(385) セグメントの名称従業員数(人)建設機械ビジネス5,991(385)合計5,991(385) (注) 1.従業員数は就業人員です。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。3.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員です。 (3) 労働組合の状況提出会社の労働組合は、日立建機労働組合と称し、日立グループ労働組合連合会に所属しています。また、当連結グループに属する各社の一部については、それぞれ独自に労働組合の結成及び上部団体への加入等を行っています。なお、労使関係は安定し、円滑に推移しています。 (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異① 提出会社 管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.補足説明全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者350757883配偶者出産休暇(会社制度)を合わせた育児目的休暇の取得率は 81%となります。 (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。 ② 国内連結子会社 名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者㈱日立建機ティエラ4128885102㈱日立建機カミーノ40707060多田機工㈱9100788081新東北メタル㈱009898-日立建機ロジテック㈱863717982日立建機リーシング㈱0746-80日立建機日本㈱226626871 (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。
研究開発活動 FY2025 / 約3,091字
6 【研究開発活動】当連結グループは、新たな付加価値の創造、品質・信頼性の向上を目的に、新技術や新製品の開発を積極的に推進しています。研究・開発本部の先行開発センタを主体に、研究・開発、生産・調達、品質保証の各本部、及びグループ会社の研究開発従事者が、緊密な連携を取りながら研究開発を推進しています。また、広範かつ高度な技術獲得のため、株式会社日立製作所、国内外の大学との依頼研究、共同研究を行っており、これらの研究活動を通して、高度技術人財の育成を同時に図っています。当連結会計年度の研究開発費の総額は、37,510百万円です。セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりです。 (1) 建設機械ビジネス基軸製品である油圧ショベル、超大型ショベルに加え、ミニショベル、ホイールローダ等において、次期排ガス規制に対する技術開発を進めているほか、「低炭素」をキーワードに、クリーン化、省エネルギー化を考慮した製品開発を進め、国内の特定特殊自動車(オフロード法)排出ガス基準に適合した中型油圧ショベル、ホイールローダ、道路機械を開発しています。2024年7月には、2014年の特定特殊自動車(オフロード法)排出ガス基準に適合した、タイヤローラZC220P-7の受注を日本国内向けに開始しました。従来モデルから7年ぶりのモデルチェンジであるZC220P-7は、さびの発生しない樹脂製散水タンクへの素材変更や前後のタイヤの視認性向上、メンテナンス性の向上などの改善を図っているほか、車体から発生する騒音を抑えており、国土交通省から「超低騒音型建設機械」の指定を受けています。同月には、2014年の特定特殊自動車(オフロード法)排出ガス基準に適合した、後方超小旋回型油圧ショベルZX75US-7の販売を日本国内向けに開始しました。従来モデルから約10年ぶりのモデルチェンジであるZX75US-7は、従来機と比較して作業量や掘削力などの基本性能を向上させたほか、新設計のキャブ(運転室)を採用し、快適な操作環境によって運転者(オペレータ)の疲労を軽減します。また、遠隔から機械の状態診断とソフトウエア更新を行うサービスソリューション「ConSite Air(コンサイト エアー)」を適用しダウンタイムを抑制します。さらにキャブ内のモニターで機体周辺の俯瞰映像を確認できる周囲環境視認装置「AERIAL ANGLE(エアリアル アングル)」を標準搭載し、現場の安全性向上に寄与します。また、小型ショベルとしては初めて、機械の動作中にオイルの状態を監視する「ConSite OIL(コンサイト オイル)」をオプションで搭載し、機械の安定稼働や寿命延長に貢献します。2024年8月には、2014年の特定特殊自動車(オフロード法)排出ガス基準に適合した、大型油圧ショベルZX670LC-7とZX870-7の受注を日本国内向けに開始しました。両機種ともに最新油圧システム「HIOS V(ハイオス ファイブ)」の搭載により燃費と作業量などの基本性能が従来モデルから向上したほか、「ConSite Air」「AERIAL ANGLE」を標準搭載し、ダウンタイムの抑制と現場の安全性向上に寄与します。また、「ConSite OIL」を搭載し、機械の安定稼働や寿命延長に貢献します。2024年9月には、バッテリー駆動式ショベルZX55U-6EB、ZE85、ZE135の3機種と、可搬式充電設備の販売を日本国内向けに開始しました。本機種はエンジンを車体に搭載していないため、排出ガスを出さず静穏性に優れているほか、バッテリーとケーブル電源の併用により、お客さまの現場や充電設備の設置状況に応じて充電方法を選択することができます。なお、ZX55U-6EBは2024年8月、国土交通省の「GX建設機械認定制度」の認定を受けています。また、可搬式充電設備は、当社と九州電力株式会社が共同開発したものです。メインユニット、サブユニット、急速充電ユニットの3種類を自由な組み合わせで施工現場に導入することで、電気容量の拡大や充電時間の短縮など、現場の状況に応じた電動建機の充電が可能です。施工現場のゼロ・エミッション化を実現する手段の一つとしてお客さまから電動建機の導入に関心が寄せられている中、電動建機だけでなく充電設備などの稼働環境も提供します。2025年1月には、中型ホイールローダZW140-7、ZW160-7の2機種の受注を日本国内向けに開始しました。両機種ともに積み込み作業時の走行速度を自動で制御する「アプローチスピードコントロール」を搭載し、低燃費と操作性の向上を実現しました。また、「AERIAL ANGLE」を搭載するとともに、荷重判定装置「ペイロードチェッカー」でバケットの積載重量の計測を可能にし、安全性と生産性の向上にも寄与します。そのほか、「ConSite Air」や電気式フロント操作レバーなどの技術を搭載しました。2025年3月には、当社連結グループの持分法適用会社であるKTEG GmbHが開発した、マルチブーム仕様中型油圧ショベルKMC400P-7の受注を日本国内向けに開始しました。従来のマルチブーム仕様機では人の手でフロントを交換する必要がありましたが、本機種ではオペレータがキャブからの操作のみで数分間でフロントの交換が可能なため、フロント交換作業時の安全性向上に寄与します。また、作業負荷や装着するフロントに合わせてクローラー幅を拡縮でき、安定した車体姿勢で作業を進めることができます。そのほか、ブームシリンダーを3本仕様とすることによるブームリフト力の強化や、キャブを最大30°まで上方に傾ける機能の搭載により、生産性向上や快適な作業を実現しました。 提出会社は、さまざまなビジネスパートナーとのオープンイノベーションによる連携を推進します。身近で頼りになるパートナーとして、社会課題を解決するソリューション「Reliable Solutions」を、お客さまと協創し提供していくと共に、環境価値・企業価値の創出に努めていきます。当連結会計年度の建設機械ビジネスにおける研究開発費は、36,580百万円です。 当連結会計年度の主な成果は、次のとおりです。タイヤローラZC220P-7後方超小旋回型油圧ショベルZX75US-7大型油圧ショベルZX670LC-7、ZX870-7バッテリー駆動式ショベルZX55U-6EB、ZE85、ZE135中型ホイールローダZW140-7、ZW160-7マルチブーム仕様中型油圧ショベルKMC400P-7 (2) スペシャライズド・パーツ・サービスビジネスマイニング設備向けの事業では、交換性、摩耗寿命、安全性を考慮した、競争力の高いバケット消耗品の爪やマイニングショベル用の足回り製品の開発を行っています。また、お客さまの生産性向上に寄与する、油圧ショベルの特性とお客さまの掘削条件を反映した高効率バケットの製品化開発も行っています。固定プラント及び鉱物加工向けの事業では、電子厚さ測定装置やレーザースキャニング技術とディスクリート素子モデリングソフトウェアを使用して製品の設計を最適化し、ミルライナーや表面摩耗の寿命を延ばし、処理能力を向上させる開発を行っています。また、IoTを活用した製品ソリューションの提供についても研究を進めています。当連結会計年度のスペシャライズド・パーツ・サービスビジネスにおける研究開発費は、930百万円です。
株式の保有状況 FY2025 / 約1,667字
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方提出会社は、資材の安定調達や販売先の強化その他中長期的に提出会社の企業価値向上に資すると認められる場合を、純投資目的以外の株式(政策保有株式)、それ以外の株式を純投資目的として区分しています。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容提出会社は、毎年の取締役会において全ての投資株式について、上記①の基準及び考え方に加え、資本コストを踏まえた保有継続の合理性及び必要性について個別銘柄ごとに具体的な検証をしております。なお、2025年1月27日開催の取締役会において売却対象銘柄について売却状況の確認を行うと共に、その他個別銘柄ごとに検証を行い、それぞれ保有の妥当性があることを確認しました。 b 銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式13531非上場株式以外の株式811,184 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式―――非上場株式以外の株式11,345協業先としての関係強化 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式――非上場株式以外の株式―― c 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 (注)1当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)カヤバ株式会社1,784,000892,000・保有目的:資材の安定調達・定量的な保有効果:安定的な部品供給の結果、提出会社の売上収益に一定の効果がみられた。※ 2024年12月3日を効力発生日として普通株式1株につき2株の割合で株式分割無5,2434,612株式会社ワキタ1,200,0001,200,000・保有目的:販売先の強化・定量的な保有効果:販売の拡充の結果、提出会社の売上収益に一定の効果がみられた。有2,0751,912Envirosuite Ltd.172,413,793-・保有目的:協業先としての関係強化・定量的な保有効果:当事業年度より新規に取得したため、定量的な保有効果の記述は困難ですが、相互連携の強化を進めております。・株式数が増加した理由当事業年度より新規に取得したため無1,345-株式会社カナモト344,581344,581・保有目的:販売先の強化・定量的な保有効果:販売の拡充の結果、提出会社の売上収益に一定の効果がみられた。有1,116928日本鋳造株式会社718,921718,921・保有目的:資材の安定調達・定量的な保有効果:安定的な部品供給の結果、提出会社の売上収益に一定の効果がみられた。無600724鉱研工業株式会社783,000783,000・保有目的:地中掘削機器のサービス対応力の強化・定量的な保有効果:相互連携強化の結果、提出会社の売上収益に一定の効果がみられた。無362396ニシオホールディングス株式会社66,00066,000・保有目的:販売先の強化・定量的な保有効果:販売の拡充の結果、提出会社の売上収益に一定の効果がみられた。無276255株式会社南陽145,20072,600・保有目的:販売先の強化・定量的な保有効果:販売の拡充の結果、提出会社の売上収益に一定の効果がみられた。※ 2024年4月1日を効力発生日として普通株式1株につき2株の割合で株式分割有16893 (注) 個別取引実績は、景気動向に影響されるため、定量的な保有効果として表記していません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当ありません。
関係会社の状況 FY2025 / 約2,800字
4 【関係会社の状況】1.その他の関係会社 名称住所資本金または出資金 主要な事業の内容(※)議決権の所有または被所有割合(%)関係内容HCJIホールディングス株式会社東京都千代田区0.01百万円日立建機株式会社の株式保有26.0提出会社との間で、資本提携契約を締結しています。役員の兼任等 1名シトラスインベストメント合同会社(注)1東京都港区0.01百万円HCJIホールディングス株式会社の株式保有28.6(26.0)―伊藤忠商事株式会社(注)1(注)2大阪府大阪市北区253,448百万円総合商社28.6(28.6)提出会社との間で、海外事業会社の共同経営及び商品の販売等に関する取引があります。株式会社日立製作所(注)2東京都千代田区464,384百万円電気機械器具他各種製品の製造及び販売・サービス25.4提出会社より、ブランド使用料を支払っています。役員の兼任等 1名 2.連結子会社 名称住所資本金または出資金主要な事業の内容(※)議決権の所有または被所有割合(%)関係内容株式会社日立建機ティエラ(注)3滋賀県甲賀市1,441百万円建設機械ビジネス100.0提出会社建設機械製品の一部を製造・販売し、提出会社は製品の購入をしています。また資金の貸借をしています。役員の兼任等 1名株式会社日立建機カミーノ山形県東根市400百万円建設機械ビジネス100.0提出会社建設機械製品の一部を製造しています。また資金の貸付を行っています。日立建機日本株式会社(注)3(注)4埼玉県草加市5,000百万円建設機械ビジネス100.0提出会社より建設機械製品の販売を行っています。また資金の貸借及び土地の賃貸を行っています。役員の兼任等 1名日立建機ユーラシアLLCロシアトヴェリ174千万RUB建設機械ビジネス100.0ロシア・CIS地域において、提出会社建設機械製品の一部の製造・販売・サービスを行い、提出会社より製品を販売しています。役員の兼任等 1名日立建機(ヨーロッパ)N.V.(注)3オランダアムステルダム70,154千EUR建設機械ビジネス98.9欧州地域において、提出会社建設機械製品の一部の製造・販売・サービスを行い、提出会社より建設機械製品を販売しています。役員の兼任等 4名日立建機(中国)有限公司(注)3中国安徽省合肥市1,370,074千RMB建設機械ビジネス100.0中国において、提出会社建設機械製品の一部の製造・販売・サービスを行い、提出会社より製品を販売しています。役員の兼任等 3名日立建機アジア・パシフィックPte.Ltd.シンガポールパイオニアウォーク39,956千US$建設機械ビジネス100.0東南アジア地域において、提出会社建設機械製品の販売・サービスを統括し、提出会社より製品を販売しています。 名称住所資本金または出資金主要な事業の内容(※)議決権の所有または被所有割合(%)関係内容P.T.日立建機インドネシア(注)1インドネシアブカシ17,200千US$建設機械ビジネス82.0(33.9)アセアン地域において、提出会社建設機械製品の一部及び部品の製造・販売を行い、また提出会社より債務保証を行っています。役員の兼任等 2名日立建機販売(中国)有限公司中国上海市200,000千RMB建設機械ビジネス100.0中国地域において、提出会社建設機械製品の販売・サービスを行い、提出会社より部品等の販売を行っています。また資金の借入を行っています。役員の兼任等 2名日立建機融資租賃(中国)有限公司(注)3中国上海市1,103,578千RMB建設機械ビジネス100.0中国地域において、提出会社建設機械製品のリースを行っています。タタ日立コンストラクションマシナリーCo., Pvt., Ltd.インドカルナータカ州ベンガルール1,143百万INR建設機械ビジネス60.0インドにおいて、提出会社建設機械の製造・販売を行っています。役員の兼任等 1名日立建機オセアニアホールディングス Pty.,Ltd.オーストラリアニューサウスウェールズ州グレイステーンズ29,122千AUD建設機械ビジネス100.0オセアニア地域において、提出会社建設機械製品の販売・サービスを統括しています。役員の兼任等 2名日立建機(オーストラリア)Pty., Ltd.(注)1(注)4オーストラリアニューサウスウェールズ州グレイステーンズ22,741千AUD建設機械ビジネス80.0(80.0)オーストラリアにおいて、提出会社建設機械製品の販売・サービスを行い、提出会社より部品等の販売を行っています。また資金の借入を行っています。役員の兼任等 2名日立建機アメリカ Inc.(注)3アメリカジョージア州アトランタ8,000千US$建設機械ビジネス100.0アメリカにおいて、提出会社建設機械製品の販売・サービスを行い、提出会社より部品等の販売を行っています。役員の兼任等 2名日立建機ホールディングU.S.A.Corp.(注)3アメリカノースカロライナ州カーナーズビル251,000千US$建設機械ビジネス100.0アメリカにおいて、提出会社建設機械製品の販売を行っています。H-E Parts International LLCアメリカジョージア州アトランタ―スペシャライズド・パーツ・サービスビジネス100.0提出会社のマイニング・建設機械に係るサービスソリューション事業の提供を行っています。役員の兼任等 3名Bradken Pty Limited(注)3オーストラリアニューサウスウェールズ州ニューカッスル653,215千AUDスペシャライズド・パーツ・サービスビジネス100.0鉱業及びインフラ産業向け鋳造部品の製造、マイニング消耗部品、メンテナンスサービス等の提供を行っています。役員の兼任等 3名その他66社―――――(持分法適用関連会社) その他17社――――― (※) 主要な事業の内容には、セグメントの名称を記載しています。 (注) 1.議決権の所有または被所有割合の( )内は、間接所有で内数です。2.有価証券報告書の提出会社です。3.特定子会社です。4.以下の関係会社については売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く。)の連結売上収益に占める割合が10%を超えています。 主要な損益情報等 日立建機日本株式会社① 売上収益199,887百万円② 税引前当期利益15,449 ③ 当期利益11,452 ④ 資本合計54,023 ⑤ 資産合計160,465 日立建機(オーストラリア)Pty., Ltd.① 売上収益177,757百万円② 税引前当期利益32,299 ③ 当期利益18,891 ④ 資本合計88,232 ⑤ 資産合計129,315
サステナビリティ FY2025 / 約4,476字
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 (1) はじめに日立建機グループは、私たちのありたい姿、ミッション等を定めた「日立建機グループアイデンティティ」を策定しています。サステナビリティ経営を推進していく際にも、「日立建機グループアイデンティティ」の視点を導入し、さまざまな取り組みを行っています。 (2) サステナビリティ基本方針日立建機グループは、マテリアリティ(重要課題)を実践することで、サステナビリティを推進し、持続的な社会の発展に貢献していくことをめざして、サステナビリティ基本方針を策定しています。建設機械を通じて社会の持続的発展に貢献し、企業価値向上に努めてまいります。「サステナビリティ基本方針」は当社ホームページをご覧ください。https://www.hitachicm.com/global/ja/sustainability/management/ ※日立建機グループは2023年4月より国連グローバル・コンパクトに参加しました。国連グローバル・コンパクトの10原則をグループ、グローバルで推進していきます。 (3) ガバナンスサステナビリティに関わる重要事項は、国内外グループ会社の社長、事業部門の部門長を含むメンバーで構成されたグローバルサステナビリティ推進責任者会議で議論した上で、執行役以上からなるサステナビリティ推進委員会(年2回開催)に報告されます。執行役社長兼COOは、サステナビリティ推進委員会の委員長を務めており、気候変動への対応などを含めた経営判断に関わるESG関連課題の審議・承認を行っています。さらに、これらESGの重要事項は、執行役会および取締役会にて審議・承認され、適切に監視・監督を行っています。また、国内外グループ会社のサステナビリティ推進担当者で構成されたグローバルサステナビリティワーキンググループでは、決定した方向性に基づいた各国・各地域での施策を共有し、グローバルでサステナビリティの取り組みを推進し強化しています。 <ガバナンス体制図> (4) 戦略① マテリアリティの特定日立建機グループでは、2021年にSDGsやESGといった社会課題の視点と、自社の企業価値の向上および毀損につながる外部環境の視点の両面からマテリアリティの見直しを実施しました。中長期的なリスクと機会を検討して、事業におけるインパクトが大きいと考えられる4つのテーマを抽出し、社内外のステークホルダーと議論を重ね、執行役会で承認を受け、取締役会で報告の上、特定しています。さらにマテリアリティごとにKPI(重要業績評価指標)を設定し、達成に向けたアクションプランの遂行を含め、サステナビリティ・ガバナンス体制のもとで進捗管理を行い、着実な遂行をめざしています。本マテリアリティは、外部環境の変化等を踏まえ、今後も随時見直しを行っていきます。4つのマテリアリティに基づき、サステナビリティ課題に対応する「環境戦略」「技術戦略」「人財戦略」について報告します。 ② 環境戦略―カーボンニュートラル実現に向けて―日立建機グループは、2050年までにバリューチェーン全体を通じての温室効果ガス実質排出量ゼロをめざし、製品開発および生産工程の両面でこのゴールに向けたロードマップを策定してCO₂排出量の削減に取り組んでいます。製品においては、CO₂を排出しない環境配慮製品をお客さまや社会に提供するための指標として、2010年度を基準としCO₂排出量を2025年度に22%削減、2030年度に33%削減する目標を設定し、推進しています(図1)。この目標達成に向け、コンパクトからマイニングの超大型機まで全製品レンジの開発を進め、燃費低減に加えて電動化建機の早期市場投入、水素燃料製品の技術面での見極め、さらにはお客さまの使用段階でのCO₂排出量の削減を実現するソリューションの提供を進めています(図2)。また、生産工程においては、2010年度を基準年としCO₂排出量を2025年度に40%削減、2030年度に45%削減する目標を設定し、推進しています(図3)。CO₂排出量の削減手段には省エネ、再生可能エネルギーへの転換(設備投資による自家発電、再生可能エネルギー電力導入)、電化、燃料転換等があります(図4)。こうしたサプライチェーン全体でのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みは、2023年度から日本国内で本格稼働した「GXリーグ※1」の考えに合致するものであり、日立建機は2023年5月に「GXリーグ」へ参画しました。これにより当社の取り組みを促進するとともに、参画企業や団体と協働し、経済社会システム全体の変革に貢献していきます。※1 GX(グリーントランスフォーメーション)リーグ:経済産業省主導で立ち上げられた、2050年カーボンニュートラルに向けて「産・学・官・金」が連携し、経済社会システム全体の変革に取り組む協働の場。 ―TCFD提言への対応―2020年7月に全社コーポレート部門と事業部門の部門長およびキーマンによる社内タスクフォースを設立し、同年10月に「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言への賛同を表明しました。毎年、社内タスクフォースによる1.5℃と4℃を想定したシナリオ分析のアップデート、気候変動リスクの発生可能性や財務的影響について評価を行っています。TCFDフレームワーク*に基づき、気候変動がもたらすリスクと機会および対応する戦略についての開示を行い、持続可能な事業展開をめざして、本提言に沿った推進強化に努めています。 * TCFDフレームワーク …TCFD提言の取り組みの詳細については、「日立建機グループ統合報告書2024」P67-69を参照ください。 ―サーキュラーエコノミーへの取り組み―日立建機グループは、ゼロ・エミッションを実現する建設機械の普及に取り組むと同時に、部品・サービス、再生、レンタル、中古車といったバリューチェーン事業を通じて、廃棄量をさまざまな角度から減らす取り組みを行っています。そのために4つのR(Reduce・Reuse・Recycle・Renewable)の活動をグループ全体で推進し、さらに「製品ライフサイクル」を1.5倍にすることをめざして、バリューチェーン事業の拡大を図っており、再生部品のさらなる普及、リサイクル材使用の増加によりサーキュラーエコノミーを事業の一環として実践しています。これらの取り組みにより、廃棄物の削減、投入資源の抑制を実現し、最終的にはCO₂排出量の削減にも貢献しています。 ③ 技術戦略日立建機では、現在250を超える技術テーマがあり、それぞれに研究が進んでいます。この膨大なテーマを大きく技術戦略ロードマップとして束ね、2035年に向けてあるべき姿を描いています。具体的には、「ソリューション提供」「遠隔・自動化」「環境負荷低減」「ライフサイクルコスト低減」という大きな領域があり、日立建機の内部で開発を進めるもの、あるいは外部との連携によって実現するものを検討し、予算・人員の配分を決定しています。■2035年に向けた技術戦略概念図 ―デジタル人財の育成―急速な技術革新への対応やこれに対応した経営戦略の実行のため、デジタル人財の育成とリテラシーの向上に取り組んでいます。この取り組みでは、まずデジタル人財の基礎となる目標をやり抜くスキルとマインドを習得するために「自己変革プログラム」を実施し、受講者は全世界のグループ会社で6,800名を超えました。並行して国内では、2022年度から2023年度末までをデジタル人財育成の強化期間とし、デジタルリテラシーに関する研修を1,100名以上に実施してきました。2024年度以降はデジタルリテラシーに関する研修を階層別研修に組み込むことで、受講対象を全社員に広げて引き続き実施しています。また、業務部門とDX部門でチームを組み、業務課題をもとにプロトタイプまで作成することでデジタル推進リーダーを育成するプログラムも2021年度より引き続き実施中です。さらに2024年度からは、これらのプログラムに加え、全部門共通で必要とされるデジタル専門スキルをもった人財の育成を促進するため、プロジェクトマネージャとデータサイエンティストを育成するプログラムを開始し、認定資格であるPMP®(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)やDS検定(データサイエンティスト検定™リテラシーレベル)の合格者も輩出しています。 ④ 人財戦略人的資本に関する戦略2023年度から2025年度までの中期経営計画では、取り巻く事業環境の変化に対応した経営戦略の柱の一つに「人・企業力の強化」を掲げ、経営戦略と人財戦略をより一層連動させる姿勢を明確にしています。そのような中、2024年度の取り組みにおいて、各種人財施策の実践が経営戦略に連動し、中長期的な企業価値の向上につながることを示す定量的な目標として、「組織健康度の向上」「生産性の向上」2つの人財KGI(Key Goal Indicator)を設定し、これらに寄与する各種人財施策の強化・改善に取り組んでいます。中長期的な企業価値の向上に向けて、人財KGIの達成、ひいてはありたい姿の実現をめざしていきます。 (5) リスク管理情報通信技術の発展や地政学リスク、経済情勢の変化など、社会を取り巻く事業環境は日々変化しています。日立建機グループでは、このような事業環境を日頃から把握・分析し、社会的課題や当社の競争優位性、経営資源などを踏まえ、備えるべきリスクと、さらなる成長機会の両面からリスクマネジメントを実施し、リスクをコントロールしながら経営戦略へと反映しています。2022年4月に全社的リスクマネジメントを担うERM(Enterprise Risk Management)委員会を発足し、事業運営を踏まえ全社的な対応方針、経営判断が必要なリスク、グローバルに展開している事業の根幹を揺るがすようなリスクについて、CRO(最高リスク管理責任者)をはじめとする経営メンバー主導のもと、全体管理および対策を迅速に進める体制をとっています。基本的に期1回の開催とし、突発的な全社的リスク対応への要請や、委員長あるいは各委員会・関連部門の要請に応じて、臨時開催も実施します。なお、倫理・法令違反については、コンプライアンス管理委員会で議論し、事案発生防止に向けた啓発、再発防止策の実施を行っています。<ERM委員会を設置> (6) 指標と目標日立建機グループが特定したマテリアリティに対する目標値(2030年度)は、以下のとおりです。※2024年度の各種実績につきましては、提出会社ウェブサイト、統合報告書等で開示していく予定です。
主要な設備の状況 FY2025 / 約1,373字
2 【主要な設備の状況】報告セグメントは建設機械ビジネスセグメントとスペシャライズド・パーツ・サービスビジネスセグメントの2区分です。なお、以下の数値に建設仮勘定は含まれておりません。 (1) 建設機械ビジネス① 提出会社2025年3月31日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(千㎡)使用権資産その他合計土浦工場・霞ヶ浦工場(茨城県土浦市他)(注)1油圧ショベル等の建設機械製造設備等21,589 11,977 5,629 (4,963)2,505 2,745 44,4463,696 常陸那珂工場(茨城県ひたちなか市)油圧ショベル用コンポーネント等の製造設備等4,166 4,436 1,978(66)2,594 46413,638 391 常陸那珂臨港工場(茨城県ひたちなか市他)油圧ショベル用コンポーネント等の製造設備等9,172 3,794 9,043 (259)2043822,467585龍ヶ崎工場(茨城県龍ヶ崎市)ホイールローダ等の製造設備等7,3122,9062,204(270)ー28412,706463播州工場(兵庫県加古郡稲美町)ホイールローダ等の製造設備等2,3501,564547(130)ー1604,621255本社(東京都台東区他)(注)1本社事務所設備等7552516,960(607)1,73532319,798601 ② 国内子会社2025年3月31日現在会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(千㎡)使用権資産その他合計多田機工株式会社工場(船橋市鈴身町)部品の製造工場1,2147802,292(45)ー374,323212株式会社日立建機ティエラ本社・工場(滋賀県甲賀市)ミニショベルの製造工場7,3244,137938(190)38469913,482801 ③ 在外子会社2025年3月31日現在会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(千㎡)使用権資産その他合計P.T.日立建機インドネシア工場(インドネシアチビトン)建設機械の組立工場4,7611,7070(0)1,7081,4599,6351,001日立建機(中国)有限公司本社・工場(中国安徽省合肥市)建設機械の組立工場1,3271,4710(0)5641843,5462,040タタ日立コンストラクションマシナリーCo.,Pvt.,Ltd.工場(インドカラグプル)建設機械の組立工場5,7135,1720(0)7976311,745929日立建機ユーラシアLLC工場(ロシアトヴェリ)建設機械の組立工場1,8624564(400)7332,362169 (注) 1.土浦工場の土地には、北海道十勝郡浦幌町の製品耐久試験場用地4,277千㎡、522百万円を含めて表示しています。本社の土地には、日立建機日本株式会社に賃貸している土地526千㎡、15,938百万円(本社、関西・四国支社、その他拠点)を含めて表示しています。 (2) スペシャライズド・パーツ・サービスビジネス当連結会計年度において、記載すべき主たる設備の状況はありません。
コーポレート・ガバナンスの概要 FY2025 / 約8,629字
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方提出会社は、サステナビリティを重要な経営課題と認識しており、業績の向上に加え、企業が社会の一員であることを深く認識し公正かつ透明な企業行動に徹することが、コーポレート・ガバナンスの目的とするところであり、延いては企業価値の増大とさらなる株主価値の向上に繋がると考えています。そのため、当社では、経営戦略を強力かつ迅速に展開できる執行体制を構築するとともに、公正で透明性の高い経営を実現するため、経営の監督機能と業務執行機能の分離によるコーポレート・ガバナンスの強化をめざし、会社法第2条第12号に定める指名委員会等設置会社の組織体制を採用しています。また、当社は、日立建機グループ行動規範をブランド及びサステナビリティ推進活動の基礎として位置付け、企業が果たすべき社会的責任についての理解を共有します。 コーポレート・ガバナンス体制 概要図(提出日現在) ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由提出会社では、経営戦略を強力かつ迅速に展開できる執行体制を構築すると共に、公正で透明性の高い経営を実現するため、経営の監督機能と業務執行機能の分離によるコーポレート・ガバナンスの強化をめざし、会社法第2条第12号に定める指名委員会等設置会社の組織体制を採用することにより、監督と執行の分離を徹底し、経営上の意思決定の更なる迅速化と経営監督の実効性の向上を図っています。提出会社における企業統治の体制の概要は次のとおりです。 a 取締役会取締役会は、提出日現在、執行役を兼務する平野耕太郎を議長とし、社外取締役の伊藤正明、岡俊子、奥原一成、菊池きよみ、Joseph P. Schmelzeis, Jr.、藤澤健、馬上英実の7名と、執行役を兼務する取締役の塩嶋慶一郎、先崎正文の2名の計10名で構成されています。取締役会は、経営の基本方針の決定、執行役の業務執行の監督等を主な役割としています。また、基本方針に伴う業務の決定権限を執行役に大幅に委譲しています。当社の取締役会は、社外取締役が過半数の構成となっており、毎回活発な議論が行われ、専門的な知見及び十分な経験や国際感覚を有する社外取締役が、執行役の業務執行に関して多角的な視点から質問および助言を行い、闊達な審議が行われております。2024年度の取締役会は、法定決議事項に加え、取締役会規則に基づき、M&A案件の審議、執行体制の審議等を行い、また各事業部門における活動状況や中長期の計画について報告を受けております。なお、年に一度、取締役会の実効性に関して自己評価を実施しており、2024年度は第三者機関に委託して、自己評価アンケート及びインタビューを実施しました。 2024年度における取締役会の開催及び出席状況は以下のとおりです。 区分氏名出席回数/開催回数出席率社外取締役伊藤 正明10回/10回(注1)100%社外取締役岡  俊子12回/12回100%社外取締役奥原 一成12回/12回100%社外取締役菊地 麻緒子12回/12回100%社外取締役Joseph P. Schmelzeis, Jr.12回/12回100%社外取締役羽山 誉敏2回/2回(注2)100%社外取締役藤澤 健10回/10回(注1)100%社外取締役馬上 英実12回/12回100%取締役塩嶋 慶一郎12回/12回100%取締役先崎 正文12回/12回100%取締役平野 耕太郎12回/12回100% (注1)2024年4月から2025年3月までに開催された取締役会は12回であり、社外取締役伊藤正明及び藤澤健の就任以降開催された取締役会は10回です。(注2)2024年6月24日開催の当社定時株主総会の終結の時をもって退任した社外取締役羽山誉敏の退任までの開催回は2回です。 b 指名委員会指名委員会は、提出日現在、社外取締役である奥原一成を委員長とし、社外取締役の伊藤正明、岡俊子、菊池きよみ、Joseph P. Schmelzeis, Jr.、馬上英実の5名と、執行役を兼務する平野耕太郎、先崎正文2名の計8名で構成されています。指名委員会は、株主総会に提出する取締役の選任及び解任に関する議案の内容の決定並びに代表執行役の選任に関する取締役会への提言等を主な役割としています。2024年度の指名委員会では、提出会社の定めるスキルマトリックスの各スキルに関する詳細や選定理由及び取締役各位の保有スキルについて検討・確認を行いました。これらを元に株主総会に提出する取締役の選任及び解任に関する議案の内容を決定しました。また、CEOから経営幹部及び執行役候補者の計画(育成と選定)についての報告を受け、監督を行いました。更に、指名委員会の役割やCEO・COOの後継者計画立案への関与について検討しました。 2024年度における指名委員会の開催及び出席状況は以下のとおりです。 区分氏名出席回数/開催回数出席率社外取締役伊藤 正明4回/4回(注)100%社外取締役岡  俊子5回/5回100%社外取締役奥原 一成5回/5回100%社外取締役菊地 麻緒子5回/5回100%社外取締役Joseph P. Schmelzeis, Jr.4回/5回80%社外取締役馬上 英実5回/5回100%取締役平野 耕太郎5回/5回100%取締役先崎 正文5回/5回100% (注)2024年4月から2025年3月までに開催された指名委員会は5回であり、社外取締役伊藤正明の就任以降開催された指名委員会は4回です。 c 監査委員会監査委員会は、提出日現在、社外取締役の岡俊子を委員長とし、社外取締役の伊藤正明、奥原一成、菊池きよみ、Joseph P. Schmelzeis, Jr.、藤澤健の5名の計6名で構成されています。監査委員会は、取締役及び執行役の職務の執行の監査並びに株主総会に提出する会計監査人の選任及び解任等に関する議案の内容の決定等を主な役割としています。 2024年度の監査委員会の活動状況等は、(3) 監査の状況に記載しています。 d 報酬委員会報酬委員会は、提出日現在、社外取締役である奥原一成を委員長とし、社外取締役である伊藤正明、岡俊子、Joseph P. Schmelzeis, Jr.、馬上英実の4名と、執行役を兼務する平野耕太郎、先崎正文2名の計7名で構成されています。報酬委員会は、取締役及び執行役の個人別の報酬の内容の決定等を主な役割としています。2024年度の報酬委員会では、外部調査機関が実施しているサーベイも活用し、役員報酬における課題や検討項目の洗い出しや、取締役及び執行役の報酬等の内容の決定に関する基本方針について審議を行いました。 2024年度における報酬委員会の開催及び出席状況は以下のとおりです。 区分氏名出席回数/開催回数出席率社外取締役伊藤 正明4回/4回(注)100%社外取締役岡  俊子5回/5回100%社外取締役奥原 一成5回/5回100%社外取締役菊地 麻緒子5回/5回100%社外取締役Joseph P. Schmelzeis, Jr.5回/5回100%社外取締役馬上 英実5回/5回100%取締役平野 耕太郎5回/5回100%取締役先崎 正文5回/5回100% (注)2024年4月から2025年3月までに開催された報酬委員会は5回であり、社外取締役伊藤正明の就任以降開催された報酬委員会は4回です。 e 執行役及び執行役会執行役は、取締役会の決議により定められた職務の分掌に従い、業務に関する事項の決定を行うと共に、業務を執行しています。全体的に影響を及ぼす重要事項については、多面的な検討を経て慎重に決定するために、執行役で組織される執行役会で審議しています。また、執行役はその決定内容を取締役会に報告しています。提出会社は、執行役の員数につき、定款において「30名以内」と定めており、提出日現在の執行役会の構成員は、執行役会長である平野耕太郎を議長とし、執行役社長の先崎正文、執行役副社長の梶田勇輔、執行役専務の西澤格及び松井英彦、執行役常務の塩嶋慶一郎、中村和則、成川嘉啓、浜辺哲也、福西栄治、執行役の荒居剛、一村和弘、兼澤寛、澤田誠、高谷透、遠西清明、細川博史、山野辺聡、Ray Kitic及びSandeep Singhの計20名です。 ③ 内部統制システム及びリスク管理体制の整備の状況提出会社は、法律の定めに基づき、取締役会において会社の内部統制にかかる体制全般について決議し、その決議内容を遵守しています。提出日現在の状況は、以下のとおりです。 a 提出会社の監査委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人に関する事項監査委員会の職務を補助する組織として監査委員会事務局を設け、執行役の指揮命令には服さない専従の使用人2名及び内部監査部門である監査室と兼務の使用人1名をBCPの観点から置いています。また、監査委員会の職務を補助する補佐役1名を置いています。上記以外に、内部監査部門及び法務・総務部門も監査委員会を補助しています。なお、監査委員会の職務の補助を特に明示的な職務とする取締役は置いていません。 b 上記aの取締役及び使用人の執行役からの独立性並びに監査委員会の当該取締役及び使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項監査委員会事務局に所属する使用人及び補佐役の執行役からの独立性を確保するために、監査委員会は、監査委員会事務局及び補佐役の人事異動について事前に報告を受け、必要な場合は理由を付して人事管掌執行役に対して変更を申し入れることができます。 c 監査委員会への報告に関する体制及び報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制・執行役会に附議、報告された提出会社及び子会社の案件については、執行役より監査委員に報告します。・内部監査担当部門が実施した提出会社及び子会社に対する内部監査の結果については、遅滞なく監査委員に報告します。・執行役は、提出会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実を発見したときは、直ちに監査委員に当該事実を報告しなければなりません。・提出会社及び子会社の使用人を対象とした「コンプライアンス通報制度」による通報の状況について、同制度の事務局であるコンプライアンス担当部門より監査委員に報告します。また、当該通報制度による通報者について、通報したことを理由として不利益な取扱いをしない旨会社規則に定め、コンプライアンス担当部門はその運用を徹底しています。・提出会社の執行役及び使用人並びに子会社の取締役、監査役及び使用人から監査委員会への報告は、監査委員会の決議により定めた委員または補佐役への報告をもって行います。 d 提出会社の監査委員の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項監査委員の職務の執行について生ずる費用の支払その他の事務は総務部門が担当し、総務部門は監査委員から費用の前払その他支払に関する請求があったときは、当該請求に係る費用又は債務が当該監査委員の職務の執行に必要でないと明らかに認められる場合を除き、速やかに当該費用又は債務を処理します。 e その他提出会社の監査委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制監査委員会は、年間の監査方針及び監査計画に基づき、次の事項について実効的に監査しています。・重要な会議に出席し、執行役及び使用人から職務の執行状況を聴取し、重要な決裁書類等を閲覧します。・本社及び主要な事業所並びに子会社の業務及び財産の状況を調査すると共に、必要に応じて報告を聴取しています。・会計監査人による会計監査の有効性を担保するために、監査委員会は会計監査人の監査計画及び監査重点項目を事前に受領し、会計監査結果と共にその結果を受領します。また、会計監査人の独立性を確保するために、会計監査人の報酬及び会計監査人に依頼する非保証業務については、監査委員会で事前了解を要するものとしています。 f 執行役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制次に記載する内容の経営管理システムを用いて、法令遵守体制を継続的に維持します。・後掲のj「提出会社の使用人並びに子会社の取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制」に同じです。・上記に加え、執行役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するために、提出会社の使用人が外部機関を通じて通報できる制度を設置しています。 g 提出会社の執行役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制執行役の決定並びに職務執行に関する記録については、会社規則に則り、保存・管理しています。 h 提出会社及び子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制・安全衛生、コンプライアンス、情報セキュリティ、品質、輸出管理、環境及び災害等にかかるリスクについては、それぞれの対応部門にて、必要に応じ、規則・ガイドラインの制定、研修の実施、マニュアルの作成・配布等を行う体制をとり、子会社に対しても、各社の規模等に応じて提出会社に準じた体制の整備を行わせています。・執行役より定期的に実施される提出会社及び子会社の業務執行状況の報告等を通じ、新たなリスク発生の可能性の把握に努め、新たに生じたリスクへの対応が必要な場合は、執行役社長から各関連部門に示達すると共に、速やかに対応責任者となる執行役を定めています。 i 提出会社の執行役及び子会社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制次に記載の経営管理システムを用いて、提出会社の執行役及び子会社の取締役の職務執行の効率性を確保しています。・提出会社或いは当連結グループ全体に影響を及ぼす重要事項については、多面的な検討を経て慎重に決定するために、執行役会規則等を定め、担当執行役による決定の前に、執行役会や政策会議等で、検討する体制としています。・提出会社及び子会社の業績管理は、財務業績の責任主体別と、管理業績の主体別にマトリックス方式の体制で実施しています。・提出会社及び子会社の業務運営の状況を把握し、その改善を図るために、内部監査に関する規則を定め、提出会社及び子会社の各部門を定期的に監査する体制を構築しています。・監査委員会は会計監査人を監督し、また、会計監査人の執行役からの独立性を確保するため、監査委員会の職務として、会計監査人の監査計画の事前報告の受領及び会計監査人の報酬の事前承認を実施しています。・提出会社及び子会社で、財務報告へ反映されるべき事項全般につき文書化された業務プロセスの着実な実行と検証を社内又は必要に応じて外部監査人により行っています。・提出会社は子会社に取締役及び監査役を派遣し、法務、経理、総務等のコーポレートに関する業務及び研究開発、特許等の知的財産管理に関する業務等について、子会社からの相談に対応できる窓口を設置の上、日立建機グループとして適正かつ効率的な業務が行える体制を構築しています。 j 提出会社の使用人並びに子会社の取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制次に記載する内容の経営管理システムを用いて、法令遵守体制を継続的に維持しています。・法令遵守状況の確認及び法令違反行為等の抑止のため、監査室その他の担当部門及び子会社の担当部門による内部監査を実施し、法令遵守に関して横断的な管理を図るため、規則又は担当部門の決定により各種の委員会等を設置しています。・提出会社及び子会社の使用人が提出会社担当部署に通報できる「コンプライアンス通報制度」を設置しており、違法行為等に関する内部通報を受けつけています。また、同制度の事務局であるコンプライアンス担当部門は必要な調査等を実施し、通報者に回答すると共に通報者には通報による不利益を生じないこととしています。・法令遵守教育として、事業活動に関連する各法令について、提出会社及び子会社においてハンドブック等の教材を用いた教育を実施しています。・内部統制システム全般にわたり、周知を図り実効性を確保するため、執行役の職務として、情報セキュリティ、環境、品質管理、輸出管理、反社会的取引防止等、日立建機グループの事業活動に関連する法令の遵守を基本とする各種方針及び各会社規則を定めています。但し、内部統制に関する事項を定める規則については、制定改廃に取締役会の承認を要するものとします。なお、その他の会社規則については、その重要性に応じて、制定改廃を決裁するべき執行役を定めています。・日立建機グループにおいて共通に定めるべき方針・規則等を子会社に周知し、当該方針・規則等に準じた規則等の整備を行わせています。 k 子会社の取締役の職務の執行に係る事項の提出会社への報告に関する体制・子会社に係る業務上の重要事項について、提出会社執行役会での審議の対象としています。・中期経営計画・予算制度において、子会社を含めた連結事業体で業績目標及び施策等を定め、評価を行うこととし、当該制度を通じて子会社はその状況について提出会社に報告しています。 l その他提出会社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制・日立建機グループ行動規範をブランド及びサステナビリティ推進活動の基礎として位置付け、企業が果たすべき社会的責任についての理解を共有しています。・提出会社は日立建機グループ行動規範及びそれに準じた方針・規則等を子会社に周知し、整備を図っています。・提出会社及び子会社は、日立建機グループ内の取引を市価を基準として公正に行うことを方針としています。 ④ 責任限定契約提出会社は、取締役(業務執行取締役等である者を除く)との間で、会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しています。本契約の概要は次のとおりです。 a 取締役(業務執行取締役等であるものを除く)が職務を怠ったことによって提出会社に損害賠償を負う場合、会社法第425条第1項各号に掲げる額の合計額を限度とするものです。 b 上記の責任限定が認められるのは、取締役(業務執行取締役等であるものを除く)がその責任の原因となった職務の遂行について善意でかつ重大な過失がないときに限るものです。 ⑤ 役員等賠償責任保険契約提出会社は、取締役及び執行役が職務の遂行にあたり、期待される役割を十分に発揮できるようにすると共に、有用な人財を迎えることができるよう、取締役及び執行役を被保険者として、会社法第430条の3に規定する役員等賠償責任保険(D&O保険)契約を締結しております。保険料は特約部分も含め会社が全額負担しており、被保険者の実質的な保険料負担はありません。当該保険契約では、被保険者である取締役及び執行役がその職務の執行に関し責任を負うこと、又は、当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害について塡補することとされています。但し、法令違反の行為であることを認識して行った行為に起因して生じた損害は塡補されないなど、一定の免責事由があります。 ⑥ 取締役の定数取締役の定数を「15名以内」とする旨を定款に定めています。 ⑦ 取締役の選任の決議要件「議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が総会に出席することを要する」旨及び「累積投票によらない」旨を定款に定めています。また、法令又は定款に別段の定めがある場合を除き、「出席した議決権を行使することができる株主の議決権の過半数をもって行う」旨を定款に定めています。 ⑧ 定款の定めにより取締役会決議とした株主総会決議事項a 取締役及び執行役の責任免除提出会社は、取締役及び執行役が職務の遂行に当たり期待される役割を十分に発揮することができるよう、「取締役会の決議によって、会社法第423条第1項の取締役(取締役であったものを含む)及び執行役(執行役であったものを含む)の責任につき、法令の定める限度内で免除することができる」旨を定款に定めています。 b 剰余金の配当等の決定機関提出会社は、機動的な資本政策の実行を可能とするため、「会社法第459条第1項各号に掲げる事項について、法令に別段の定めがある場合を除き、株主総会の決議にはよらず、取締役会の決議によって定めることができる」旨を定款に定めています。 ⑨ 株主総会の特別決議要件提出会社は、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とし、「会社法第309条第2項に定める株主総会の決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行う」旨を定款に定めています。
人的資本(人材育成・社内環境整備方針) FY2025 / 約316字
④ 人財戦略人的資本に関する戦略2023年度から2025年度までの中期経営計画では、取り巻く事業環境の変化に対応した経営戦略の柱の一つに「人・企業力の強化」を掲げ、経営戦略と人財戦略をより一層連動させる姿勢を明確にしています。そのような中、2024年度の取り組みにおいて、各種人財施策の実践が経営戦略に連動し、中長期的な企業価値の向上につながることを示す定量的な目標として、「組織健康度の向上」「生産性の向上」2つの人財KGI(Key Goal Indicator)を設定し、これらに寄与する各種人財施策の強化・改善に取り組んでいます。中長期的な企業価値の向上に向けて、人財KGIの達成、ひいてはありたい姿の実現をめざしていきます。
事業の内容 FY2025 / 約293字
3 【事業の内容】当連結グループは、提出会社、連結子会社83社及び関連会社20社で構成され、油圧ショベル・超大型油圧ショベル・ホイールローダ等の製造・販売及びこれに関連する部品サービスの販売により建設機械に関連する一連のトータルライフサイクルの提供を主たる目的とした建設機械ビジネスセグメントと、建設機械ビジネスセグメントに含まれないマイニング設備及び機械のアフターセールスにおける部品開発、製造、販売及びサービスソリューションの提供を主たる目的としたスペシャライズド・パーツ・サービスビジネスセグメントの2つを報告セグメントとしています。当連結グループの事業の系統図は次のとおりです。
事業等のリスク FY2025 / 約3,966字
3 【事業等のリスク】当連結グループは、生産、販売、ファイナンス等幅広い事業分野にわたり、世界各地において事業活動を行っています。そのため、当連結グループの事業活動は、市況、為替、ファイナンス等多岐に亘る要因の影響を受けます。当連結会計年度末現在予見可能な範囲で考えられる主な事業等のリスクは次のとおりです。 項目リスク対策1市場環境の変動当連結グループの事業は、需要の多くはインフラ整備等の公共投資、資源開発や不動産等の民間設備投資等に大きく影響を受けます。各地域の急激な経済変動や多様な地政学的変動により、需要が大きく下振れするリスクがあり、工場操業度の低下や在庫水準の過不足、競合激化による売価下落等による収益悪化リスクがあります。需要動向や各地域の市況の変化(災害、法規制、他)、多様な地政学的変動による影響を軽減するため、毎月、現地から先々の見通しを取得し、その最新計画をもとに生産工場と連携し生産対応を進めています。在庫管理においては各個社に基準在庫月数を設定し、機会損失及び在庫過剰とならないよう、適正在庫量をめざして先々を見据えた生産・供給コントロールを行っています。想定を超える急激な変動が発生した場合には、臨時での販売生産会議を開催し、各業務担当執行役の承認の下、生産対応を速やかに進める対応をとっています。2為替相場の変動為替相場の変動は、外国通貨建ての売上や原材料の調達コストに影響を及ぼします。また、連結決算における在外連結子会社の財務諸表の円貨換算額にも影響を及ぼします。通常は外国通貨に対して円高になれば財政状態や経営成績にマイナスの影響を及ぼします。これら為替変動リスクを軽減するため、現地生産を行い、また、先物為替予約等を行っています。しかし、これらの活動にも関わらず、為替相場の変動は、財政状態や経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。3金融市場の変動当連結グループは有利子負債を有しており、市場金利の上昇は支払利息を増加させ、利益を減少させるリスクがあります。また、年金資産に関しても、市場性のある証券の公正価値や金利等の変動が、財政状態や経営成績に悪影響を与えるリスクがあります。これらの金融市場の変動に対応するため、固定金利調達を行うことにより金利変動リスクの影響を軽減しています。また、年金資産については、運用状況を常に監視し、安全で安定的な運用をめざしています。4生産・調達・関税等当連結グループの製品原価に占める部品・資材の割合は大きく、その調達は、素材市況の変動に影響を受けます。鋼材等の原材料価格の高騰は、製造原価の上昇をもたらします。また、部品・資材の品薄時には、適時の調達・生産が困難になり、生産効率が低下する可能性があります。その他、各国での関税や海上運賃等のサプライチェーンにおけるコストが上昇した場合に収益に悪影響を与えるリスクがあります。資材費や関税・物流費等のコストの上昇については、VEC活動を通じて原価低減に努めると共に、生産においても、自動化やデジタル技術活用による生産性向上、最適地での生産で総原価低減を図っています。これに加え、総売上原価上昇に見合った適正な販売価格の確保に努めることにより対応していきます。また、部品・資材の品薄時には、代替品への切り替えにより、生産への影響を回避していきます。5債権管理当連結グループの主要製品である建設機械は、割賦販売、ファイナンスリース等の販売ファイナンスを行っております。お客さまの財政状態の悪化により貸し倒れが発生し、収益に影響を与えるリスクがあります。専門部署を設け、極端な債権の集中が生じないように、与信管理や遅延債権管理を徹底して、債権管理にあたっています。6公的規制・税務当連結グループの事業活動は、政策動向や数々の公的規制、税務法制等の影響を受けています。具体的には、事業展開する国において、事業や投資の許可、輸出入に関する制限や規制等、また、知的財産権、消費者、環境・リサイクル、労働条件、租税等に関する法令の適用を受けています。これらの規制の強化や変更は、対応コスト及び支払税額の増加により、収益へ影響を与えるリスクがあります。法務部門が、知的財産や環境等の各部門やグループ各社の法務部門と協力して、各国の法令動向や当連結グループの事業や製品への影響を調査しています。影響を察知した場合は、必要な部門に情報を提供し、対応に当たる体制を整備しています。 項目リスク対策7環境規制・気候変動当連結グループが取り扱う建設機械は、気候変動(CO2削減等)及び環境負荷(排ガス、騒音)等の社会問題への対応が求められており、環境規制の適用を受けています。これらの要求に応えるため、開発や、サービス・販売・生産・調達体制の構築といった投資が必要になり、経営に財務的なインパクトを与えるリスクがあります。環境に配慮した事業運営は、当連結グループが積極的に取り組むべき課題と認識し、より高度な環境対応技術の開発に向けた先行研究やリソースの確保(人財確保、施設導入等)の中長期的な計画を立案すると共に、TCFDのリスク評価及び管理プロセスを導入することで、財務的なインパクトの平準化に努めています。8製造物責任予期せぬ製品の不具合により事故が発生した場合、製造物責任に関する対処あるいはその他の義務に直面する可能性があり、収益を減少させるリスクがあります。社内で確立した厳しい基準のもとに、品質と信頼性の維持向上に努めています。万が一事故が発生した場合に備え、充分な保険を付保して、費用や賠償責任の負担による財務的インパクトを軽減しています。9提携・協力関係当連結グループは国際的な競争力を強化するために、販売代理店、供給業者、同業他社等さまざまな提携・協力を講じて製品の開発、生産、販売・サービス体制の整備・拡充を図っています。これらの提携・協力による期待する効果が得られない場合、あるいは紛争や争訟等の結果、提携・協力関係が解消された場合には、業績に影響を与えるリスクがあります。提携・協力関係を構築する際には、事前調査や契約条件等を精査したうえで慎重に決定する体制と基準を整備しています。万が一、提携・協力関係に障害や解消の必要性等が生じた場合は、法務部門と関係部門が協力して対応し、業績に与える影響を最大限抑制する体制としています。10国際取引規制国内外の取引については、安全保障貿易管理法令や国際的な規制が適用されます。当連結グループの製品・技術・顧客・用途等に適用される法令や国際的な規制が変更された場合、取引が継続不能となり、業績に影響を与えるリスクがあります。国内外の取引においては、当連結グループの製品・技術・顧客・用途等に適用される法令や国際的な規制を精査し、慎重に判断しています。法令や国際的な規制の変更等の動向について、常に情報を収集し当連結グループ内への周知を行う等、確実な法令遵守とリスク管理を行う体制としています。11情報セキュリティ当連結グループは事業活動において、顧客情報・個人情報等に接することがあり、営業上・技術上の機密情報を保有しています。万が一、情報漏洩等の事故が発生した場合には、評判・信用に悪影響を与えるなどのリスクがあります。また、開発・生産・販売等の拠点を多くの国に設け、それらの拠点とネットワークを介してグローバルに事業を展開しています。近年増加傾向にあるサイバー攻撃による被災等が発生するリスクがあります。各種情報の取り扱い、機密保持に関する管理体制及び取扱規則を定め、不正なアクセス、改ざん、破壊、漏洩、紛失等を防止する合理的な技術的対策を実施するなど、適切な安全措置を講じています。また、サイバー攻撃への耐性を向上させるため、サーバーの堅牢化や、工場ネットワークの分離対策を推進すると共に、情報セキュリティの事業継続計画(IT-BCP)の構築を推進しています。加えて経営リスクになり得るサイバー攻撃に関しては、2023年7月に日立建機CSIRT(Cyber Security Incident Response Team)を構築、情報セキュリティ委員会の直下に配属し、グローバルで組織的なサイバーリスク対応を推進しています。12知的財産当連結グループが提供する製品・サービスが第三者の知的財産権(特許等)に抵触した場合、第三者から訴訟を提起されるリスクがあります。また、第三者の技術情報を不正に取得・使用した場合、第三者から訴訟を提起されるリスクがあります。当連結グループは、第三者の知的財産権を尊重する方針のもと、知的財産に関する専門の部門を設置し、第三者の知的財産権を侵害しないように、第三者の知的財産権の監視・対策を実行しています。また、第三者の技術情報の取得・使用に当たっては、事前の検討と取得後の適正な管理を徹底する体制としています。 項目リスク対策13天変地異・感染症・戦争・テロ等当連結グループは開発・生産・販売等の拠点を多くの国に設け、グローバルに事業を展開しています。それらの拠点において、地震・水害等の自然災害、感染症の流行、戦争、テロ、事故、第三者による非難・妨害等が発生するリスクがあります。災害等により、材料・部品の調達、生産活動、販売・サービス活動に影響が発生する可能性を事前に察知した場合、グループ各社及び取引先と連携して、遅延や中断を最小限に食い止める体制を構築しています。常に最新の情報を入手し、従業員の安全確保を最優先の事項として対応すると共に、国の方針や規制の範囲内で当社の事業活動を円滑に継続できるよう対応しています。
事業方針・経営環境 FY2025 / 約2,893字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。(1) 経営方針当連結グループは、「豊かな大地、豊かな街を未来へ 安全で持続可能な社会の実現に貢献します」というビジョンを掲げ、全従業員がグループ共通の行動規範であるスピリット「Challenge Customer Communication」の下、「お客さまの課題をともに解決する、身近で頼りになるパートナー」として、お客さまの期待に応え、革新的な製品・サービス・ソリューションを協創し、ともに新たな価値を創造し続けます。これにより事業競争力とグループ経営力の強化を追求し、収益性の向上とキャッシュの創出力を高め、また、SDGsやESG等を経営課題として、持続可能な社会の構築と事業成長を実現することにより、企業価値の増大と更なる株主価値向上をめざします。 (2) 中期経営計画の進捗当社は、2023年を初年度とする中期経営計画(BUILDING THE FUTURE 2025 未来を創れ)を推進しています。2025年度までに着実な成長を実現し、成果へ結びつけることができるよう、事業環境の変化に対応しながら、中期経営計画の目標達成をめざします。 事業環境の変化企業を取り巻く社会・技術・経済環境の変化に伴い、競争環境も大きく変化しています。電動化を含む、脱炭素技術開発の加速や、施工現場のデジタル化、自動運転等、異業種との競争・連携が活発化しています。 日立建機のグループアイデンティティ当社グループは、2022年、米州の独自展開、資本関係の変化といった事業環境の変化を受け、独自のグループアイデンティティを策定しました。ミッションに掲げているように、お客さまの期待や課題に迅速にお応えして、卓越した技術をベースに、革新的な製品・サービス・ソリューションを、お客さまや連携パートナーと協創していきます。そして、この取り組みを通じて、ビジョンである豊かな大地、豊かな街を未来へつなげるための新たな価値を創造し、安全で持続可能な社会の実現に貢献していきます。 中期経営計画の経営戦略の柱現中期経営計画では4つの経営戦略の柱を掲げており、中でも「顧客に寄り添う革新的ソリューションの提供」に特に注力することで、我々は真のソリューションプロバイダーになることをめざしています。 以下の表は、過去2年間(2023年度、2024年度)の実績と、2025年度の取り組みについてまとめたものです。この中で、主要な取り組みについて4件ご紹介します。 顧客に寄り添う革新的ソリューションの提供  ~ニューコンセプト「LANDCROS」~ 2024年7月、当社はあらゆるステークホルダーに対し、「革新的ソリューションを提供したい日立建機グループの想い」の証として、ニューコンセプト「LANDCROS」を発表しました。2025年4月に世界最大級の建設機械展示会である「bauma2025」において、このLANDCROSがめざす姿を、油圧ショベルの形に落とし込んだ「LANDCROS One」を展示し、大きな反響を呼びました。また、サービスツールである「LANDCROS Connect」もあわせてリリースしました。LANDCROSは、当社グループがこれからめざしていく姿を象徴するコンセプトであり、これからもグローバルに訴求してまいります。 顧客に寄り添う革新的ソリューションの提供  ~オープンな体制での技術・製品開発を推進~ 「LANDCROS Connectフリートマネジメントシステム」の提供を開始しました。このシステムは、当社製の建設機械だけでなく、お客さまが保有する様々なメーカーの機械を一元管理したいというニーズに対して、当社グループが戦略としている「オープン」や「デジタル」を活用した具体例であり、お客さまの保有機全体の効率的な運用と、施工現場の生産性向上に貢献する革新的なツールです。また、「Open Source & Technology Partnerships」戦略を展開しています。スタートアップ企業からアイデアを募る「日立建機チャレンジ2024」をアメリカで開催し、そこで選定された優勝企業との協業を検討するなど、新たな価値を創出する活動を企業の枠を超えてオープンに加速させています。今後も「オープン」「デジタル」戦略を拡大し、革新的ソリューションの提供をめざしてまいります。 顧客に寄り添う革新的ソリューションの提供  ~フル電動ダンプトラック実証試験~ 2024年6月に、ザンビアの鉱山現場で世界で初めて超大型フル電動ダンプトラックの実証試験を開始しました。基本性能、充放電サイクルなどの検証を完了し、2025年の1月からは実際に走行試験を行い、長期稼働におけるバッテリの経年変化などの検証に進んでいます。実証試験で得た知見も最大限に活用し、2027年度の製品化に向け、充電性能や走行速度、バッテリ走行航続距離などの検証を進めてまいります。 米州事業の拡大  ~中南米事業基盤強化~ 下図のグラフは、米州独自展開前の2021年実績から2025年予想までの、米州独自展開売上収益推移です。独自展開後は、コンストラクション、マイニング、スペシャライズド・パーツ・サービス(SPS)それぞれで大きく売上を伸ばしてきました。中南米事業において、ダンプトラックの世界需要における中南米比率は、2010年から2024年までの累計台数では23%を占めており、そのうちチリとペルーで半分以上を占めています。本地域では、今後も銅・鉄鉱石・金などの鉱物資源中心に需要の更なる拡大が見込まれます。そのため、当社グループでは、中南米における事業基盤の強化として、チリに中南米統括会社である「日立建機ラテン・アメリカ」を、ブラジルに丸紅株式会社と共同でマイニング販売・サービス会社である「ザマイン・ブラジル」を設立し、販売代理店及び顧客ニーズへ迅速に対応してまいります。さらに、SPS事業におきましても、Bradken Pty Limitedではミルライナー生産の強化、H-E Parts International LLCでは2つの主要拠点の強化を進め、更なる収益拡大を図ってまいります。 中期経営計画の定量的目標及び見通し 現中期経営計画について、最終年度である2025年度の目標及び予想は下図のとおりです。各指標は2024年度実績に対しては改善方向ですが、目標に対しては想定した事業環境の変化もあり、現時点では未達の項目もあります。しかしながら目標に対して大きな差とは認識しておらず、これから1年かけて、全社一丸となり目標達成をめざします。非財務の定量的目標について、ESG項目では、CO₂削減やダイバーシティなどの指標について、中計目標どおりと予想しており、現計画に沿って進めてまいります。 <中期経営計画 財務目標の進捗> <中期経営計画 ESG関連目標の進捗>
経営者による分析 FY2025 / 約7,098字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】1.経営成績等の状況の概要(1) 業績 ① 売上収益当連結会計年度の連結売上収益は前連結会計年度比2.5%減少の1兆3,712億8千5百万円となりました。 ② 売上原価、販売費及び一般管理費当連結会計年度の売上原価は、前連結会計年度比2.9%減少の9,426億4千1百万円となりました。売上原価の売上収益に対する比率は前連結会計年度より0.3ポイント減少し68.7%となりました。また、販売費及び一般管理費は前連結会計年度比6.2%増加の2,836億5千5百万円となりました。 ③ 営業利益営業利益は、前連結会計年度より4.9%減少し1,547億3千万円となりました。営業利益の売上収益に対する比率は前連結会計年度より0.3ポイント減少し11.3%となりました。 ④ 金融収益及び金融費用金融収益及び金融費用は、前連結会計年度の56億5千6百万円の損失(純額)から当連結会計年度238億1百万円の損失(純額)と、損失が181億4千5百万円増加しました。これは主に、為替差損が、前連結会計年度18億8千2百万円から当連結会計年度96億5千7百万円と、77億7千5百万円増加、支払利息が、前連結会計年度150億4千5百万円から当連結会計年度188億4千9百万円と、38億4百万円増加したことによるものです。 ⑤ 税引前当期利益税引前当期利益は、前連結会計年度より16.4%減少し1,341億6千8百万円となりました。 ⑥ 法人所得税費用当連結会計年度における法人所得税費用は、前連結会計年度より0.9%減少し、438億4百万円となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物は1,471億3千6百万円となり、当連結会計年度期首より36億6百万円増加しました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動に関するキャッシュ・フロー)当連結会計年度の営業活動に関するキャッシュ・フローは、当期利益903億6千4百万円をベースに、減価償却費645億4千6百万円、売掛金、受取手形及び契約資産の減少356億7千9百万円等を計上する一方、法人所得税の支払471億2百万円等の計上がありました。この結果、当連結会計年度は1,439億3千2百万円の収入となり、前連結会計年度に比べて収入が708億9千7百万円増加しました。 (投資活動に関するキャッシュ・フロー)当連結会計年度の投資活動に関するキャッシュ・フローは、主として、有形固定資産の取得323億4千8百万円、事業の譲受による支出159億4千6百万円があったことで528億3千3百万円の支出となり、前連結会計年度と比べて支出が137億9千8百万円増加しました。これにより、営業活動に関するキャッシュ・フローと、投資活動に関するキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは910億9千9百万円の収入となりました。 (財務活動に関するキャッシュ・フロー)当連結会計年度の財務活動に関するキャッシュ・フローは、主として、社債及び長期借入金による調達692億2千6百万円等があったものの、社債及び長期借入金の返済819億4千1百万円、配当金の支払(非支配持分株主への配当金を含む)352億6千2百万円等により853億7千1百万円の支出となり、前連結会計年度と比べて支出が764億5千4百万円増加しました。 (3) 生産、受注及び販売の実績① 生産実績当連結会計年度の生産実績は、次のとおりです。 セグメントの名称生産高(百万円)前連結会計年度比(%)建設機械ビジネス1,212,06086スペシャライズド・パーツ・サービスビジネス--合計1,212,06086 (注) 1.金額は、販売価格によっています。2.スペシャライズド・パーツ・サービスビジネスセグメントのビジネスは、マイニング設備及び機械のアフターセールスにおける部品開発、製造、販売及びサービスソリューションの提供を主たる目的としており、ビジネスの性質上、生産実績の記載に馴染まないため、記載を省略しています。3.当連結会計年度において、生産実績に著しい変動がありました。その内容等については、「第2「事業の状況」4「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」2.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(2) 当連結会計年度の経営成績の分析」をご参照願います。 ② 受注実績当連結グループの製品は、そのほとんどが見込生産のため受注実績の記載は省略しています。 ③ 販売実績当連結会計年度の販売実績は、次のとおりです。 セグメントの名称販売高(百万円)前連結会計年度比(%)建設機械ビジネス1,243,91497スペシャライズド・パーツ・サービスビジネス127,371103合計1,371,28598 (注) 1.総販売実績に対し10%以上に該当する販売先はありません。 2.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1) 重要な会計方針及び見積り当連結グループは連結財務諸表の作成に際し、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき、財政状態及び経営成績の金額に影響を与える見積りを行っていますが、特に以下の重要な会計方針が、提出会社の連結財務諸表の作成における重要な見積りに大きな影響を及ぼすと考えています。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。当該仮定は当連結会計年度末時点における最善の見積りであると判断していますが、実際の経済活動の推移が今後この仮定から乖離した場合には翌期以降の重要な会計上の見積りの判断に影響を及ぼす可能性があります。 ① 棚卸資産当連結グループは、棚卸資産は取得原価と正味実現可能価額のいずれか低い方の金額で評価しており、実際の将来需要または市場状況が悪化した場合は、評価減が必要となる可能性があります。 ② 有形固定資産及び無形資産当連結グループは、有形固定資産及び無形資産について減損の兆候の有無の判定を行い、その帳簿価額が回収不可能であるような兆候がある場合、減損テストを実施しています。将来の営業活動から生ずる損益またはキャッシュ・フローの悪化等により回収可能価額が低下した場合には追加の減損損失の計上が必要になる可能性があります。また、耐用年数を確定できない無形資産及びのれんについては、減損の兆候の有無にかかわらず、毎年、主に第4四半期において、その資産の属する資金生成単位ごとに回収可能価額を見積もり、減損テストを実施しています。のれんが発生している連結子会社の超過収益力が低下した場合には、追加の減損損失の計上が必要になる可能性があります。 ③ 営業債権及びその他の金融資産金融資産については、減損を示す客観的な証拠が金融資産の当初認識後に発生しておりその金融資産の見積将来キャッシュ・フローが帳簿価額を下回る場合、当該金融資産について減損損失が発生する可能性があります。また、営業債権にかかる減損損失については、事業を行う国あるいは地域の特有な商慣行を含む事業環境に関連した潜在的なリスクを評価した上で算定した将来の回収可能額の見積りに基づいて減損損失を計上しており、将来の市況悪化や取引先の業績不振により、現在の簿価に反映されていない損失または簿価の回収不能が発生した場合、減損損失の計上が必要となる可能性があります。 ④ 繰延税金資産繰延税金資産は、未使用の税務上の繰越欠損金、税額控除及び将来減算一時差異のうち、将来課税所得に対して利用できる可能性が高いものに限り認識しています。将来において業績及び課税所得が見積額より悪化した場合、繰延税金資産に対し追加の評価減の計上が必要となる可能性があります。 ⑤ 退職給付に係る負債当連結グループは、退職給付制度に基づく確定給付債務及び制度資産の測定に当たっては、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出しています。これらの前提条件には、割引率、昇給率、退職率及び死亡率などが含まれます。将来において、実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、退職給付に係る負債、退職給付費用及び退職給付制度の再測定に影響を及ぼす可能性があります。 なお、会計上の見積りを行う上での及びロシア・ウクライナ情勢の影響についての影響の考え方は以下のとおりです。 ロシア・ウクライナ情勢の影響について当連結会計年度末の連結財政状態計算書には当社の連結子会社である在ロシアの日立建機ユーラシアLLC(以下、HCMR)の財政状態計算書が含まれております。このHCMRの財政状態計算書のうち、主要な項目としては代理店に対して有する売上債権が6,339百万円、棚卸資産が5,074百万円含まれています。売上債権については全期間の予想信用損失を見積り、貸倒引当金を計上していますが、当該見積りは代理店の財政状態やその顧客の属する産業の状況、直近の回収状況等を考慮し、回収期間にわたり直近の状況が継続するとの仮定に基づいております。棚卸資産についても、受注の状況を踏まえた今後の販売計画を考慮した上で評価しております。当該仮定は当連結会計年度末時点における最善の見積もりであると判断しておりますが、ロシア・ウクライナ情勢による経済活動への影響には不確実性が存在し、実際の経済活動の推移等が見積りから乖離した場合には、翌連結会計年度以降の会計上の見積りに影響を及ぼし、貸倒引当金及び棚卸資産の評価に重要な変更をもたらすリスクがあります。 (2) 当連結会計年度の経営成績の分析文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。当連結グループは、2026年3月期を最終年度とする3か年の中期経営計画「BUILDING THE FUTURE 2025 未来を創れ」のもと、①顧客に寄り添う革新的ソリューションの提供、②バリューチェーン事業の拡充、③米州事業の拡大、④人・企業力の強化、の4つの経営戦略を掲げて持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでいます。当連結会計年度(2024年4月1日~2025年3月31日)においては、金利の高止まり等の影響を受けて油圧ショベル新車需要の減少が見られた北米や欧州を中心に、前年同期比で売上収益が減少しました。独自展開事業に注力する米州では、最終顧客向けのリテール販売に基づく北米市場シェアが前年同期比で増加したものの、需要減少を背景に代理店在庫の積み上げが一服したことなどにより、売上収益が前年同期比で減少しました。しかしながら、新車需要が弱含む中でも、底堅いメンテナンス需要を背景に、注力してきた部品サービス事業は堅調に推移しています。これらの結果、当連結会計年度の売上収益は1兆3,712億8千5百万円(対前年同期増減率△2.5%)と減収となりました。利益項目については、原価低減や販売価格引き上げの継続、為替円安影響が利益の下支えとなった一方、市況悪化に伴う物量の減少等に加え、研究開発費・人件費等の成長投資や北米市場シェア拡大に向けた販売促進活動の積極展開に伴う費用が増加したことなどにより、調整後営業利益(売上収益から、売上原価並びに販売費及び一般管理費の額を減算して算出した指標)は、1,449億8千9百万円(同△13.7%)と減益となりました。また、親会社株主に帰属する当期利益については、為替差損や支払利息の増加等により、814億2千8百万円(同△12.7%)となりました。一方で、売掛債権や在庫の縮減等の取り組みによって、営業キャッシュ・フロー、フリー・キャッシュ・フローは前年同期比で増加しています。なお、2024年3月期第4四半期連結会計期間より、IFRS会計基準に則して、スペシャライズド・パーツ・サービスビジネスセグメントにおけるノンコア事業を非継続事業に分類しています。これにより、当連結会計年度及び前連結会計年度について、売上収益、調整後営業利益、営業利益、税引前当期利益は非継続事業を除いた継続事業の金額を表示し、当期利益及び親会社株主に帰属する当期利益は、継続事業及び非継続事業の合算を表示しています。 ① 建設機械ビジネス当連結会計年度における売上収益は1兆2,440億円(同△3.0%)、調整後営業利益は1,298億5千6百万円(同△15.4%)となりました。コンストラクション向け・マイニング向けともに、部品・サービスの提供を中心としたバリューチェーン事業は好調に推移しましたが、北米・欧州などでの物量減少に加え、研究開発費や人件費、注力する米州市場における販売促進活動費用等が増加したこと等により、減収減益となりました。 ② スペシャライズド・パーツ・サービスビジネス当事業は、主としてマイニング設備及び機械のアフターセールスにおける部品サービス事業を行うBradken Pty Limited及びその子会社と、サービスソリューションを提供するH-E Parts International LLC及びその子会社で構成されています。当連結会計年度における売上収益は、1,356億4千2百万円(同4.4%)、調整後営業利益は151億3千3百万円(同4.4%)と、増収増益となりました。これは、主に2024年12月にH-E Parts International LLCが米国Brake Supply Co., INC.の事業を買収した影響等によるものです。 なお、上記、①②の売上収益については、セグメント間調整前の数値です。 また、変化に強い企業体質づくりと成長戦略の刈取りを促進すべく策定した2023年度から3か年の中期経営計画の達成・進捗状況は、以下のとおりです。 指標2024年度目標当連結会計年度実績前連結会計年度比収益性営業利益からその他の収益及びその他の費用を除いた利益率13%以上をめざす10.6%1.4%pt減効率性ROE13%以上をめざす10.4%2.7%pt減ネットD/Eレシオ0.4以下をめざす0.480.09減株主還元連結配当性向を30%~40%を目安とする45.7%11.5%pt増 (注) 2024年度目標の前提となる為替レートは、米ドル141円、ユーロ152円、人民元20.1円、豪ドル95円としています。 (3) 経営成績に重要な影響を与える要因当連結グループに与える業績変動要因、並びに国内外の政治的・経済的変動及び需要変動による影響については3[事業等のリスク]に記載のとおりです。 (4) 財政状態の分析(注)当連結会計年度において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前連結会計年度の数値については暫定的な会計処理の確定による重要な見直しが反映された後の金額を記載しております。 [資産]流動資産は、前連結会計年度末に比べて、△7.1%、764億5百万円減少し、1兆7億5千5百万円となりました。これは主として営業債権が349億2千万円、棚卸資産が211億3千6百万円減少したことによります。非流動資産は、前連結会計年度末に比べて、4.2%、317億3千9百万円増加し、7,902億5千1百万円となりました。これは主として、有形固定資産が204億2千2百万円増加したことによります。この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて、△2.4%、446億6千6百万円減少し、1兆7,910億6百万円となりました。 [負債]流動負債は、前連結会計年度末に比べて、△15.8%、1,149億4千6百万円減少し、6,132億5千6百万円となりました。これは主として社債及び借入金が696億9百万円、営業債務及びその他の債務が286億1千8百万円減少したことによります。非流動負債は、前連結会計年度末に比べて9.1%、267億4千1百万円増加し、3,197億9千8百万円となりました。これは主として社債及び借入金が318億8千5百万円増加したことによります。この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて△8.6%、882億5百万円減少し、9,330億5千4百万円となりました。 [資本]資本合計は、主に利益剰余金の積上げにより前連結会計年度末に比べて、5.3%、435億3千9百万円増加し、8,579億5千2百万円となりました。 (5) キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報① キャッシュ・フロー当連結グループのキャッシュ・フローの分析・検討内容は、1.経営成績等の状況の概要(2) キャッシュ・フローの状況に記載のとおりです。 ② 資本の財源及び資金の流動性当連結グループは、成長投資の実行と財務の健全性向上及び株主還元を最適なバランスで行うため、資本効率を高めつつ適切な水準の流動性を維持し、調達手段の多様化を図ることとしています。資金調達にあたっては、長短、直間のバランスを考慮し金融機関からの借入や社債の発行を実施すると共に、債権の流動化等による調達手段の多様化を図っています。また、コミットメントライン契約を締結し適切な水準の流動性を確保する様にしています。
役員の状況 FY2025 / 約8,567字
(2) 【役員の状況】① 役員一覧提出会社は指名委員会等設置会社制度を採用しています。男性25名 女性2名 (役員のうち女性の比率7.4%)a 取締役役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)社外取締役指名委員監査委員報酬委員伊藤 正明1957年6月23日生1980年4月株式会社クラレ入社2010年4月化学品カンパニーメタアクリル事業部長2012年6月執行役員2013年4月機能材料カンパニー副カンパニー長2013年6月常務執行役員2014年4月経営企画本部担当、CSR本部担当2014年6月取締役2015年1月代表取締役社長2021年1月取締役会長(現任)2024年6月提出会社 社外取締役(現任)(注)10社外取締役指名委員監査委員長報酬委員岡 俊子1964年3月7日生1986年4月等松・トウシュロスコンサルティング株式会社入社2000年7月朝日アーサーアンダーセン株式会社入社2005年4月アビームM&Aコンサルティング株式会社 代表取締役社長2016年4月PwCアドバイザリー合同会社 パートナー2016年6月日立金属株式会社(現株式会社プロテリアル) 社外取締役2018年6月ソニーグループ株式会社 社外取締役2019年6月株式会社ハピネット 社外取締役(現任)2020年6月ENEOSホールディングス株式会社 社外取締役(現任)2021年4月明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科 専任教授(現任)2021年6月提出会社 社外取締役(現任)2024年3月アース製薬株式会社 社外取締役(現任)(注)10社外取締役指名委員長監査委員報酬委員長奥原 一成1948年1月27日生1970年4月富士重工業株式会社入社1999年10月東京スバル株式会社 専務取締役2001年6月富士重工業株式会社 執行役員 スバル営業本部日本地区副本部長兼スバル部品用品本部長兼お客様サービスセンター長2003年6月常務執行役員 スバル日本営業本部長兼スバルマーケティング本部長2005年4月常務執行役員 人事部長2006年6月取締役兼専務執行役員兼人事部長2006年6月スバルシステムサービス株式会社 社長兼業務改革推進委員長2010年6月富士重工業株式会社 代表取締役副社長2011年6月スバル興産株式会社 代表取締役社長2016年6月提出会社 社外取締役(現任)(注)19 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)社外取締役指名委員監査委員菊池 きよみ1963年2月2日生1986年4月株式会社第一勧業銀行(現株式会社みずほ銀行)入行(1990年12月まで)1999年4月弁護士登録・あさひ法律事務所入所2003年5月ニューヨーク州弁護士資格取得2004年9月太陽法律事務所(現ポールヘイスティングス法律事務所・外国法共同事業)入所2006年9月JPモルガン証券株式会社入社2008年4月TMI総合法律事務所入所(現任)2016年3月ニッセイアセットマネジメント株式会社 社外監査役(現任)2019年6月三菱ケミカルグループ株式会社 社外取締役(現任)2025年6月提出会社 社外取締役(現任)(注)1―社外取締役指名委員監査委員報酬委員Joseph P.Schmelzeis,Jr.1962年11月2日生1984年7月ベイン・アンド・カンパニー入社1988年7月アメリカン・エキスプレス・インターナショナル ヴァイスプレジデント1998年4月フォントワークス・インターナショナル 日本代表取締役1999年12月クリムソン・ベンチャーズ暫定CEO2001年11月ジェイピー・エス・インターナショナル株式会社 代表取締役(現任)2011年6月株式会社セガ 取締役兼事業部長2015年6月セガサミーホールディングス株式会社 シニアアドバイザー2018年2月駐日米国大使館首席補佐官2021年3月Cedarfield合同会社 職務執行者(現任)2022年6月株式会社デンソー 社外取締役(現任)2023年6月東海旅客鉄道株式会社 社外取締役(現任)2023年6月提出会社 社外取締役(現任)(注)10社外取締役監査委員藤澤 健1966年8月13日生1989年4月株式会社日立製作所入社2015年4月情報・通信システム社公共システム事業部官公ソリューション第三本部長2019年4月産業・流通ビジネスユニットエンタープライズソリューション事業部長2020年4月産業・流通ビジネスユニットデジタルソリューション事業統括本部長2022年4月インダストリアルデジタルビジネスユニットデジタルソリューション事業統括本部長2024年4月社会ビジネスユニットCOO(現任)2024年6月提出会社 社外取締役(現任)(注)1― 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)社外取締役指名委員報酬委員馬上 英実1955年10月1日生1979年4月株式会社日本興業銀行(現株式会社みずほ銀行)入行1996年6月興銀証券株式会社(現みずほ証券株式会社)資本市場グループ第二部長1998年2月資本市場グループ引受開発部長2000年10月資本市場グループコーポレートファイナンス部長2002年11月日本産業パートナーズ株式会社 代表取締役社長(現任)2010年6月モバイル・インターネットキャピタル株式会社監査役(現任)2022年6月提出会社 社外取締役(現任)2022年8月HCJIホールディングス株式会社 代表取締役社長(現任)2023年1月株式会社プロテリアル 取締役(現任)2023年12月株式会社東芝 取締役(現任)(注)1―取締役塩嶋 慶一郎1965年11月24日生1988年4月提出会社入社2011年4月財務本部収計部長2014年4月日立建機アジア・パシフィック Pte.Ltd. 取締役2016年4月提出会社経営管理統括本部財務本部財務部長2019年4月経営管理統括本部財務本部副本部長2020年4月執行役 財務本部長(現任)2021年6月取締役(現任)2022年4月執行役常務(現任)(注)18取締役指名委員報酬委員先崎 正文1965年7月16日生1991年4月提出会社入社2017年4月提出会社 ロシア・CIS事業部長日立建機ユーラシア製造LLC(現日立建機ユーラシアLLC) 取締役社長2018年4月提出会社 執行役 営業本部長2021年4月執行役常務 経営戦略本部長兼事業管理本部長2022年4月執行役専務 経営戦略本部長2023年4月代表執行役(現任) 執行役社長(現任)2023年6月取締役(現任)(注)115取締役指名委員報酬委員平野 耕太郎1958年6月4日生1981年4月提出会社入社2013年4月生産・調達本部副本部長2014年4月執行役2016年4月執行役常務2017年4月代表執行役(現任) 執行役社長2017年6月取締役(現任)2023年4月執行役会長(現任)(注)129計61 (注) 1.取締役の任期は2025年3月期に係る定時株主総会終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までです。2.伊藤正明、岡俊子、奥原一成、菊池きよみ、Joseph P. Schmelzeis, Jr.、藤澤健及び馬上英実の7名は社外取締役です。 b 執行役役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)代表執行役執行役会長CEO平野 耕太郎1958年6月4日生aを参照(注)29代表執行役執行役社長COO先崎 正文1965年7月16日生aを参照(注)15代表執行役執行役副社長コンストラクションビジネスユニット長 輸出管理責任者梶田 勇輔1961年10月7日生1987年4月提出会社入社2013年4月商品開発・建設システム事業部長2016年4月中国事業部副事業部長日立建機(中国)有限公司董事総経理2017年4月提出会社 執行役2018年4月中国事業部長2021年4月執行役常務研究・開発本部長2022年4月コンストラクションビジネスユニット長(現任)2023年4月執行役専務2024年4月代表執行役(現任)輸出管理責任者(現任)2025年5月執行役副社長(現任)(注)14執行役専務CTO 研究・開発本部長西澤 格1967年7月2日生1996年4月株式会社日立製作所入社2016年4月研究開発グループ社会イノベーション協創統括本部東京社会イノベーション協創センタ顧客協創プロジェクトマネージャ2017年4月研究開発グループテクノロジーイノベーション統括本部デジタルテクノロジーイノベーションセンタ長2020年4月研究開発グループテクノロジーイノベーション統括本部副統括本部長兼研究開発グループ中央研究所長2022年4月研究開発グループデジタルサービス研究統括本部長2023年4月執行役常務CTO兼研究開発グループ長2025年4月提出会社入社執行役専務(現任)研究・開発本部長(現任)(注)2執行役専務米州事業部長松井 英彦1961年4月19日生1986年4月提出会社入社2016年4月営業統括本部営業本部副本部長2018年4月営業統括本部営業本部アジア事業部長日立建機アジア・パシフィック Pte.Ltd. 取締役会長兼社長2019年4月提出会社 執行役2020年4月アジア事業部長2021年4月営業本部長2022年4月レンタル・中古車ビジネスユニット長兼グローバル営業本部長2023年4月執行役常務2024年4月中国事業部長2025年4月執行役専務(現任)米州事業部長(現任)日立建機アメリカInc. 取締役会長兼CEO(現任)(注)8 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)執行役常務CFO財務本部長塩嶋 慶一郎1965年11月24日生aを参照(注)8執行役常務パワー・情報制御プラットフォームビジネスユニット長中村 和則1963年2月19日生1987年4月提出会社入社2016年4月開発・生産統括本部開発本部商品開発・建設システム事業部長2018年4月株式会社日立建機ティエラ取締役社長2019年4月提出会社 執行役2022年4月執行役常務(現任)研究・開発本部長兼開発統括室長兼パワー・情報制御プラットフォーム事業部長2023年4月パワー・情報制御プラットフォームビジネスユニット長(現任)研究・開発本部長(注)10執行役常務モノづくり責任者生産・調達本部長成川 嘉啓1967年2月23日生1990年4月提出会社入社2020年7月生産・調達本部担当本部長2022年4月執行役生産・調達本部副本部長2024年4月執行役常務(現任)モノづくり責任者(現任)、生産・調達本部長(現任)(注)4執行役常務CRO浜辺 哲也1964年1月22日生1987年4月通商産業省入省2018年6月株式会社日本政策金融公庫 専務取締役2021年6月中小企業庁長官官房中小企業政策統括調整官2022年1月提出会社入社2022年4月経営戦略本部副本部長2023年4月執行役経営戦略本部長2025年4月執行役常務(現任)(注)4執行役常務マイニングビジネスユニット長福西 栄治1961年12月21日生1982年10月提出会社入社2016年4月営業統括本部ライフサイクルサポート本部カスタマーサポート事業部販売促進部長2017年4月P.T.ヘキシンドアディプルカサ Tbk 取締役CEO2021年4月提出会社 執行役ライフサイクルサポート本部長2022年4月部品・サービスビジネスユニット長2023年4月執行役常務(現任)2024年4月マイニングビジネスユニット長(現任)(注)4執行役CSO 経営戦略本部長荒居 剛1968年3月23日生1990年4月提出会社入社2014年4月財務本部経理部グループ財務管理センタ長2019年4月経営管理統括本部財務本部経理部長2020年4月財務本部グローバル経理統括部長2024年4月経営戦略本部経営企画室長2025年4月執行役(現任)経営戦略本部長(現任)(注)1 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)執行役コンパクトビジネスユニット長一村 和弘1967年5月30日生1988年4月提出会社入社2013年8月開発本部商品開発・建設システム事業部建設システム開発設計センタ部長2016年8月開発・生産統括本部開発本部商品開発・建設システム事業部開発設計センタ副センタ長2020年4月研究・開発本部コンストラクション事業部副事業部長2022年4月コンパクトビジネスユニット長(現任)株式会社日立建機ティエラ 取締役社長(現任)2024年4月提出会社 執行役(現任)(注)2執行役マイニングビジネスユニット副ビジネスユニット長兼澤 寛1966年5月16日生1989年4月提出会社入社2020年4月マイニング事業本部開発・生産統括部長2022年4月執行役(現任)マイニングビジネスユニット開発・生産統括部長2024年4月マイニングビジネスユニット副ビジネスユニット長(現任)(注)3執行役CHRO人財本部長澤田 誠1967年12月20日生1991年4月提出会社入社2016年4月経営管理統括本部人財本部人事部開発生産総務センタ長2020年4月人財本部人財開発統括部長2022年4月人財本部人事統括部副統括部長2023年2月人財本部人事統括部長2025年4月執行役(現任)人財本部長(現任)(注)1執行役グローバル営業本部長 レンタル・中古車ビジネスユニット長高谷 透1970年6月29日生1996年4月提出会社入社2018年4月開発・生産統括本部生産・調達本部グローバル生産・調達戦略部長2021年10月米州事業再構築準備室長2022年4月米州事業推進室長2023年4月経営戦略本部経営企画室長2024年4月グローバル営業本部副本部長2025年4月執行役(現任)グローバル営業本部長(現任)レンタル・中古車ビジネスユニット長(現任)(注)1執行役CDIO新事業創生ユニット長遠西 清明1962年2月5日生1980年3月提出会社入社2019年4月経営管理統括本部IT推進本部長2020年4月DX推進本部長2021年4月執行役(現任)2023年4月新事業創生ユニット長(現任)(注)3執行役部品・サービスビジネスユニット長細川 博史1965年1月18日生1991年4月提出会社入社2014年4月営業統括本部営業本部ライフサイクルサポート事業本部カスタマーサポート事業部テクニカルサポート部長2019年10月営業統括本部営業本部アフリカ事業部副事業部長2020年4月営業本部アフリカ事業部長2024年4月執行役(現任)部品・サービスビジネスユニット長(現任)(注)2 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)執行役安全衛生・コンプライアンス本部長山野辺 聡1963年4月4日生1987年4月株式会社日立製作所入社2010年4月提出会社入社2014年4月生産・調達本部生産管理センタ長2018年4月開発・生産統括本部生産・調達本部副本部長2020年4月執行役(現任)生産・調達本部担当本部長2020年7月中国事業部副事業部長日立建機(中国)有限公司 常務副総経理2021年1月日立建機(中国)有限公司 総経理2021年4月提出会社 中国事業部長日立建機(中国)有限公司 董事総経理2024年4月安全衛生・コンプライアンス本部長(現任)(注)2執行役大洋州事業部長Ray Kitic1970年1月22日生2009年10月日立建機(オーストラリア)Pty., Ltd.入社2021年4月取締役社長(現任)2023年4月提出会社 グローバル営業本部大洋州事業部長(現任)日立建機オセアニアホールディングスPty., Ltd.取締役社長(現任)2024年4月提出会社 執行役(現任)(注)―執行役インド事業部長Sandeep Singh1961年1月21日生2003年1月J.C. Bamford Excavators Limited入社Executive Vice President2008年7月Toyota Kirloskar Motors入社Deputy Managing Director2012年4月Chief Operating Officer2014年4月Toyota Motor AsiaPacific Engineeringand ManufacturingCompany入社Executive ManagingCoodinator2015年8月タタ日立コンストラクションマシナリーCo.,Pvt.,Ltd.入社取締役社長(現任)2020年4月提出会社 執行役(現任)インド事業部長(現任)(注)―計113 (注) 執行役の任期は、2025年4月1日より2026年3月31日までです。 ② 社外取締役の状況提出会社の社外取締役は7名であり、伊藤正明、岡俊子、奥原一成及びJoeph P. Schmelzeis, Jr.は提出会社の株式を保有しています。藤澤健は、株式会社日立製作所の社会ビジネスユニットのCOOを兼務しており、当社と同社との間では、日立ブランドに関する使用許諾契約を締結しています。馬上英実は、HCJIホールディングス株式会社の代表取締役社長を兼務しており、当社と同社との間では、資本提携契約を締結しています。その他の社外取締役との間には、特別な人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。 ③ 社外取締役が提出会社の企業統治において果たす機能及び役割提出会社は、業務執行機能と監督機能を分離し、迅速で責任が明確な経営を可能にすると共に、取締役で構成され、うち過半数が社外取締役である指名・監査・報酬の3委員会の設置により取締役会の監督機能を更に強化し、客観性と透明性の高い経営を実現するため指名委員会等設置会社を採用しています。 ④ 社外取締役を選任するための提出会社からの独立性に関する基準又は方針の内容提出会社は、社外取締役の独立性の判断基準について定めており、以下の事項に該当しない場合、独立性があると判断しています。・当該社外取締役の2親等以内の近親者が、現在又は過去3年において、提出会社又は子会社の取締役又は執行役として在職していた場合・当該社外取締役が、現在、業務執行取締役、執行役又は従業員として在職している会社が、製品や役務の提供の対価として提出会社から支払いを受け、又は提出会社に対して支払いを行っている場合に、その取引金額が、過去3事業年度のうちいずれかの1事業年度当たり、いずれかの会社の連結売上高の2%を超える場合・当該社外取締役が、過去3事業年度のうちいずれかの1事業年度当たり、法律、会計若しくは税務の専門家又はコンサルタントとして、提出会社から直接的に1,000万円を超える報酬(提出会社の取締役としての報酬を除く)を受けている場合・当該社外取締役が、業務を執行する役員を務めている非営利団体に対する提出会社からの寄付金が、過去3事業年度のうちいずれかの1事業年度当たり、1,000万円を超えかつ当該団体の総収入又は経常収益の2%を超える場合なお、伊藤正明、岡俊子、奥原一成、菊池きよみ及びJoseph P. Schmelzeis, Jr.の5名は株式会社東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届け出ています。 ⑤ 社外取締役の選任状況に関する提出会社の考え方提出会社は、社外取締役7名は上記④の社外取締役を選任するための提出会社からの独立性に関する基準に基づき選任しており、伊藤正明は国際的モノづくり企業の経営者として豊富な経験に基づく生産・研究開発・経営企画に関する知識・高い見識をもとに、岡俊子はコンサルティング会社の経営者として豊富な経験に基づくM&Aに関する知識・高い見識をもとに、奥原一成は国際的企業の経験者として豊富な経験に基づく人事・労務政策に関する知識・高い見識をもとに、菊池きよみは法曹分野における豊富な経験・高い見識をもとに、Joseph P. Schmelzeis, Jr.は国際的企業の経営経験に加え、ベンチャー事業の立ち上げ、戦略コンサルタント、駐日米国大使館首席補佐官など幅広い経験、豊富な事業経験をもとに、藤澤健は日立グループの情報・通信システム分野における業務経験及び経営者としての豊富な経験、高い見識をもとに、馬上英実はファンド運営会社の経営者として豊富な経験、金融やM&A分野に関する知識、高い見識をもとに独立した立場から執行役の業務執行を監督することによって、取締役会の一層の機能強化を果たすものと考えています。 ⑥ 社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係監査委員会は、社外取締役6名で構成しており、内部監査、会計監査との相互連携及び内部統制部門との関係につきましては、(3) 監査の状況に記載のとおりです。

※ 出典: EDINET DB API より取得した有価証券報告書(2026年度)。 全文は 金融庁 EDINET でご確認ください。