レーザーテック株式会社 6920

電気機器 JP 健全性: S (95点)

データ取得日: 2026-06-18 | 過去14年分の財務データを掲載

AI 業績サマリー 生成: 2026-04-17 / claude-opus-4-6-v2
レーザーテックは半導体検査装置の世界的メーカーで、EUVリソグラフィ用マスク検査装置を主力としている。次世代半導体の製造に不可欠なEUVマスクブランクス検査装置で世界シェア100%という唯一無二の独占的ポジションを持ち、TSMCやサムスンなど最先端半導体ファウンドリの微細化を技術的に支える極めて希少な存在。

売上2,515億円(前年比+17.8%)と大幅な増収を達成。営業利益1,228億円(営業利益率48.8%)と驚異的な利益率を実現し、純利益847億円。EUVマスク検査装置の出荷拡大と保守サービス収益の成長が業績を大きく押し上げた。ROE40.3%と圧倒的な資本効率を達成。

自己資本比率63.7%と高い水準にあり、財務健全性スコア95点と最高水準の評価。営業CF779億円、FCF755億円と極めて安定したキャッシュ創出力。EPS939円に対しPER20.7倍、配当329円で配当性向は約35%。半導体の微細化競争の加速とEUVリソグラフィの普及拡大がマスク検査装置の構造的需要を力強く支えている。
English version
Lasertech is a global manufacturer of semiconductor inspection equipment, specializing in EUV lithography mask inspection systems. The company possesses a unique monopolistic position with 100% global market share in EUV mask blank inspection equipment essential for next-generation semiconductor manufacturing, technologically enabling microfinement at leading foundries including TSMC and Samsung an extraordinarily rare existence. Revenue reached 251.5 billion (+17.8% YoY) with significant growth. Operating profit of 122.8 billion (48.8% operating margin) achieved remarkable profitability, with net income of 84.7 billion. EUV mask inspection equipment shipment expansion and maintenance service revenue growth substantially drove performance. ROE of 40.3% achieved overwhelming capital efficiency. Equity ratio of 63.7% is at a strong level, with financial health score of 95 points earning top-tier rating. Operating CF of 77.9 billion and FCF of 75.5 billion demonstrate exceptionally stable cash generation. EPS of 939 at PER of 20.7x; dividend of 329 represents approximately 35% payout ratio. Accelerating semiconductor microfinement competition and EUV lithography proliferation provide structural support for mask inspection equipment demand.

※ EDINET DB API が生成・提供する AI要約です。投資判断は必ず一次情報(有価証券報告書・決算短信)をご確認ください。

業績推移

業績予想 当期通期予想(2026-04-30 発表)

項目 予想値 直近通期実績(2025年度) 増減
売上高 2,200億円 2,515億円 -12.5%
営業利益 1,000億円 1,228億円 -18.6%
純利益 720億円 847億円 -14.9%
EPS 801.89円 938.61円 -14.6%
1株配当 (DPS) 329.00円 329.00円 +0.0%
予想PER* 24.2倍 20.7倍 (実績)
予想配当利回り* 1.69% 1.69% (実績)

※ 業績予想は企業発表値です。四半期決算時点の通期見通しのため、期中で修正される可能性があります。 * 印は当サイトが PBR×BPS から推定した株価をもとに独自計算した参考指標です。

財務指標(2025年度)

主要指標

ROE 46.9%
PER 20.7倍
PBR 8.35倍
配当利回り 1.69%
配当性向 35.1%

収益性

ROA 25.7%
売上総利益率 59.0%
営業利益率 48.9%
純利益率 33.7%

成長性

前年比 3Y CAGR 5Y CAGR
売上高 +17.8% +40.6% +42.6%
営業利益 +51.0%
純利益 +43.3% +50.5%
EPS +43.3% +50.5%

安全性

自己資本比率 63.7%
流動比率 243.3%
D/Eレシオ

派生指標 参考

時価総額* 17,363億円
ネットキャッシュ*
Net Debt/EBITDA*
EV/EBITDA*
FCFマージン* 30.0%
DOE* 14.14%

* 印は当サイトが EDINET から取得した財務データをもとに独自に計算した参考指標です。 EDINETから直接取得した数値ではないため、実際の市場値や各種データソースの公表値と乖離する場合があります。 投資判断は必ず一次情報をご確認ください。

業種比較 業種: 電気機器 日経225内同業 32社

指標 自社 日経225 同業平均
(32社)
EDINET 全体平均
(231社)
同業平均との偏差
ROE 46.9% 12.3% 7.1% +34.59pt
PER 20.7倍 25.7倍 -5.00
PBR 8.35倍 2.43倍 +5.92
配当利回り 1.69% 2.39% -0.70pt
配当性向 35.1% 43.4% -8.38pt
ROA 25.7% 6.3% +19.39pt
売上総利益率 59.0% 38.3% +20.67pt
営業利益率 48.9% 13.0% 5.7% +35.89pt
純利益率 33.7% 8.7% +25.00pt

※「日経225 同業平均」は当サイトで日経225採用銘柄から自前集計した値。 「EDINET 全体平均」は EDINET DB API が返す上場企業全体(中小・赤字含む)の平均で、ROE と営業利益率のみ提供されます。 偏差はパーセンテージポイント(pt)または倍率差。

キャッシュフロー(2025年度)

営業CF 779億円
投資CF ▲24億円
財務CF ▲246億円
設備投資 50億円
現金等残高 861億円
年度 営業CF 投資CF 財務CF フリーCF 設備投資 現金等残高
2025 779億円 ▲24億円 ▲246億円 755億円 50億円 861億円
2024 333億円 ▲36億円 ▲231億円 297億円 25億円 382億円
2023 405億円 ▲206億円 ▲156億円 200億円 211億円 298億円
2022 ▲35億円 ▲54億円 21億円 ▲89億円 7億円 234億円
2021 105億円 ▲37億円 ▲42億円 68億円 30億円 278億円
2020 165億円 ▲20億円 ▲28億円 144億円 5億円 247億円
2019 58億円 ▲10億円 ▲17億円 48億円 20億円 131億円
2018 29億円 ▲7億円 ▲18億円 22億円 101億円
2017 35億円 ▲6億円 ▲12億円 29億円 97億円
2016 31億円 ▲4億円 ▲10億円 27億円 80億円
2015 10億円 ▲83百万円 ▲6億円 9億円 65億円
2014 39億円 ▲84百万円 ▲17億円 38億円 61億円
2013 6億円 ▲1億円 ▲13億円 5億円 40億円
2012 26億円 ▲53百万円 ▲22億円 25億円 46億円

※ フリーCF = 営業CF + 投資CF(投資CFは通常マイナス)。設備投資額は絶対値で表示。

損益計算書(2025年度)

項目 金額 売上比
売上高 2,515億円 100.0%
売上原価 1,032億円 41.0%
売上総利益 1,483億円 59.0%
販管費 254億円 10.1%
営業利益 1,228億円 48.8%
経常利益 1,194億円 47.5%
純利益 847億円 33.7%

※ 会計基準: 日本基準 (JP GAAP) / 有報提出日: 2025-09-25 15:48。 売上原価・売上総利益・販管費が「—」の項目は EDINET に該当データが無いことを示します(金融・通信・IFRS企業など)。

貸借対照表(2025年度)

項目 金額 総資産比
資産
総資産 3,296億円 100.0%
現金等 861億円 26.1%
その他資産 2,435億円 73.9%
負債・純資産
総負債 1,197億円 36.3%
純資産 2,099億円 63.7%
自己資本 2,079億円 63.1%
うち利益剰余金 2,066億円 62.7%
非支配株主持分等 20億円 0.6%

※「その他資産」「その他負債」は EDINET 取得値から計算で算出(その他資産 = 総資産 − 現金等、その他負債 = 総負債 − 有利子負債)。 利益剰余金は自己資本に含まれる内訳項目です。 総資産 = 総負債 + 純資産 が成立しない場合はデータの整合性をご確認ください。

事業規模・コスト構造(2025年度)

従業員数 1,163人 1人当たり売上 2.16億円
研究開発費 117億円 売上比 4.64%
減価償却費 47億円 売上比 1.86%

※「1人当たり売上」「売上比%」はサイト内で計算した派生指標です。 研究開発費は製造業以外では非開示の場合があります(サービス業・金融業など)。

信用評価履歴 EDINET DB スコア(過去14年分)

健全性スコア (2025年度) 95点 ランク S
業種ベンチマーク 複数の指標で全業種上位に位置しており、競争力の高い企業 強み 5項目 / 弱み 0項目
直近の評価コメントを見る (2025年度)

信用評価

自己資本比率 63.7%。財務基盤は非常に堅い

投資評価

PER 20.7倍で適正水準。複数の好材料あり

※ EDINET DB API が独自の指標と業種ベンチマークから算出するスコア・ランク・コメントです。 S = 90点以上 / A = 75-89点 / B = 60-74点 / C/D = それ未満。

直近の決算短信

開示日時タイトル区分売上高前年比 営業利益前年比 純利益前年比EPS PDF
2026-04-30 15:45 Q3 1,695億円 +0.4% 782億円 -1.4% 568億円 +7.8% 632.5 PDF
2026-02-13 2026年6月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕 (連結) Q2 1,283億円 -0.6% 630億円 -1.1% 457億円 +5.6% 508.6
2025-10-31 2026年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕 (連結) Q1 542億円 267億円 191億円 211.5
2025-08-07 2025年6月期 決算短信[日本基準] (連結) Q4 2,515億円 1,228億円 847億円 938.6
2025-04-28 2025年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕 (連結) Q3 1,688億円 793億円 527億円 584.3
業績概況・今後の見通し(2026-04-30 発表分) 約176字
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、中東情勢を背景とした資源・エネルギー価格の高騰によりインフレ懸念が強まるなど、先行き不透明感が高まりました。
当社グループの主要販売先である半導体業界では、AIへの投資拡大を背景に、GPUやHBM(広帯域メモリ)など先端半導体への旺盛な需要が継続し、デバイスメーカーの設備投資に対する積極的な姿勢が続きました。

出典: 決算短信PDF(外部リンク)

大量保有報告書(5%超の株主)

報告日 提出者(グループ) 個別保有者 保有割合
個別 / 合計
株数 保有目的 種別
2026-04-28 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 株式会社三菱UFJ銀行 1.60%
計 5.12%
150万株 政策投資 新規
2026-04-28 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJ信託銀行株式会社 1.35%
計 5.12%
128万株 純投資 新規
2026-04-28 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJアセットマネジメント株式会社 1.89%
計 5.12%
178万株 純投資 新規
2026-04-28 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 0.28%
計 5.12%
27万株 商品有価証券等として保有するもの 新規
2026-04-28 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 株式会社三菱UFJ銀行 1.60%
計 5.12%
150万株 政策投資 新規
2026-04-28 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJ信託銀行株式会社 1.35%
計 5.12%
128万株 純投資 新規
2026-04-28 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJアセットマネジメント株式会社 1.89%
計 5.12%
178万株 純投資 新規
2026-04-28 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 0.28%
計 5.12%
27万株 商品有価証券等として保有するもの 新規
2026-04-28 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 株式会社三菱UFJ銀行 1.60%
計 5.12%
150万株 政策投資 新規
2026-04-28 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJ信託銀行株式会社 1.35%
計 5.12%
128万株 純投資 新規

※「個別保有者」が「(同左)」の行は提出者本人による保有。複数行が同じ提出者なら共同保有グループの内訳を表します。 保有目的が長い場合は冒頭40字のみ表示し、ホバーで全文表示します。

財務データ推移

年度売上高営業利益純利益 総資産純資産EPS配当
2025 2,515億円 1,228億円 847億円 3,296億円 2,099億円 938.6 329.0
2024 2,135億円 814億円 591億円 2,713億円 1,513億円 655.1 230.0
2023 1,528億円 623億円 462億円 2,716億円 1,091億円 511.9 180.0
2022 904億円 325億円 249億円 1,786億円 727億円 275.6 97.0
2021 702億円 261億円 193億円 1,187億円 552億円 213.5 75.0
2020 426億円 151億円 108億円 818億円 392億円 120.0 58.0
2019 288億円 79億円 59億円 501億円 311億円 131.6 47.0
2018 213億円 57億円 44億円 381億円 271億円 96.8 34.0
2017 173億円 49億円 35億円 330億円 245億円 78.8 28.0
2016 153億円 44億円 32億円 259億円 218億円 143.2 51.0
2015 152億円 47億円 30億円 236億円 200億円 131.0 46.0
2014 136億円 20億円 217億円 175億円 87.4 27.0
2013 114億円 16億円 199億円 158億円 71.4 48.0
2012 123億円 18億円 208億円 148億円 79.8 53.0

事業の状況(有価証券報告書より)

最新の有価証券報告書から、事業内容・リスク・経営方針・経営成績の概況を掲載します。各セクションをクリックして展開してください。

沿革 FY2025 / 約1,489字
2【沿革】年月 事項1960年7月 東京都目黒区において当社の前身である㈲東京ITV研究所を設立X線テレビジョンカメラの開発、設計、製造を開始1962年8月 資本金1,000千円で日本自動制御㈱を設立1963年8月 神奈川県川崎市木月へ本社を移転1965年11月 神奈川県川崎市北加瀬へ本社を移転1971年5月 磁気テープ走行中のテンションを測定する「テンションアナライザー」を開発1975年2月 LSIのフォトマスクのピンホールを発見する「フォトマスク・ピンホール検査装置」を開発1975年4月 「顕微鏡自動焦点装置」を開発1976年10月 LSIのマスクパタン欠陥を自動検査する「フォトマスク欠陥検査装置」を世界で初めて開発1980年4月 神奈川県横浜市港北区綱島東へ本社を移転1985年6月 「カラーレーザー顕微鏡」を開発1986年6月 商号を「レーザーテック株式会社」に変更1986年7月 子会社㈱レーザーテック研究所を東京都港区に設立1986年12月 Lasertec U.S.A., Inc.(現連結子会社)を米国カリフォルニア州サンノゼ市に設立1987年6月 子会社レーザーテック販売㈱を東京都港区に設立1989年7月 ㈱レーザーテック研究所及びレーザーテック販売㈱を吸収合併1990年12月 日本証券業協会に店頭売買銘柄として株式を登録1993年7月 LCD(液晶ディスプレイ)の突起欠陥等を検査し、修正する「カラーフィルター欠陥検査装置」及び「カラーフィルター欠陥修正装置」を開発1994年11月 位相シフトマスクの位相シフト量を測定する「位相シフト量測定装置」を開発1996年12月 フォトマスクに装着されているペリクル及びフォトマスクの裏面に付着した異物を検査する「ペリクル面異物検査装置」を開発1998年8月 半導体ウェハ上の欠陥をマルチビームレーザーコンフォーカル光学系を利用して検査する「ウェハ欠陥検査装置」を開発2000年2月 フォトマスクの「マスクブランクス欠陥検査装置」を開発2001年2月 Lasertec Korea Corp.(現連結子会社)を韓国ソウル市に設立2004年12月 ジャスダック証券取引所(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場(2012年5月上場廃止)2008年3月 神奈川県横浜市港北区新横浜へ本社を移転2009年5月 太陽電池の変換効率分布を可視化する「太陽電池変換効率分布測定機」を開発2010年6月 Lasertec Taiwan, Inc.(現連結子会社)を台湾新竹県竹北市に設立2012年3月 東京証券取引所市場第二部に株式を上場2013年3月 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定を受ける2017年 4月 世界で初めてEUV光(波長13.5nm)を用いた「EUVマスクブランクス欠陥検査/レビュー装置」を開発2017年6月 Lasertec China Co., Ltd.(Lasertec Taiwan, Inc.の100%子会社)を中国上海市に設立2019年 9月 世界で初めてEUV光(波長13.5nm)を用いた「アクティニックEUVパターンマスク欠陥検査装置」を開発2019年11月 Lasertec Singapore Pte. Ltd.(現連結子会社)をシンガポールに設立2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行2023年7月 新研究開発拠点「Lasertec Innovation Park(通称:InnoPa)」の稼働を開始
配当政策 FY2025 / 約555字
3【配当政策】 当社は、連結での配当性向35%を目安として、業績に応じた弾力的な配当政策を行うことを利益配分に関する基本方針としております。内部留保については、新技術・新製品の研究開発投資、業容の拡大に伴う設備及び運転資本への投資、優秀な人材の獲得などに有効に活用し、企業体質の一層の強化と長期安定的な経営基盤の確立に役立てていく方針です。 上記方針のもと、当事業年度の配当につきましては、中間配当金として1株当たり115円を実施いたしました。また、期末配当金として1株当たり214円を2025年9月26日開催予定の定時株主総会にて決議する予定です。これにより、年間配当金は1株当たり329円となる予定です。 なお、剰余金の配当の回数については、中間配当と期末配当の年2回を基本としております。当社は会社法第454条第5項に規定する「取締役会の決議により中間配当を行うことができる」旨を定款に定めており、配当の決定機関は、中間配当については取締役会、期末配当については株主総会です。 (注)当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年1月31日10,371115取締役会決議2025年9月26日19,300214定時株主総会決議(予定)
監査の状況 FY2025 / 約3,146字
(3)【監査の状況】① 監査役監査の状況a.監査役監査の組織、人員及び手続き 監査役会は、有価証券報告書提出日現在、監査役4名(定款では4名以内)で構成され、うち2名を社外監査役としております。 監査役道あゆみは弁護士の資格を有しており、法律的見地から企業活動の適正性を判断する相当程度の知見を有するものであります。また、監査役出雲栄一は、公認会計士・税理士の資格を有しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有するものであります。 なお、監査役浅見公一は、2025年9月26日開催予定の定時株主総会終結時をもって監査役を辞任する予定です。当該定時株主総会が終結いたしますと、監査役会は、監査役3名で構成されます。(その他の監査役に変更はありません。) b.監査役及び監査役会の活動状況(監査役会の活動) 当事業年度において当社は監査役会を17回開催しており、1回あたりの平均所要時間は約1時間04分でした。個々の監査役の出席状況については次のとおりです。役職名氏名出席状況常勤監査役浅野 政克10回/10回監査役浅見 公一17回/17回社外監査役出雲 栄一17回/17回社外監査役道 あゆみ10回/10回社外監査役石黒 美幸7回/7回(注)1.浅野政克氏、道あゆみ氏の両名は、2024年9月26日開催の第62期定時株主総会において新たに選任されました。2.石黒美幸氏は、2024年9月26日開催の第62期定時株主総会の終結の時をもって退任しております。 監査役会においては、主に次のような決議、報告、協議がなされました。決議事項 17件:監査役会監査報告書、監査方針・監査計画書、会計監査人の再任、会計監査人の報酬に関する同意 等報告事項 42件:経営会議、指名・報酬委員会、子会社監査報告、常勤監査役の監査状況報告(月次) 等協議事項 21件:取締役会議案内容、会計監査人監査報告に係る意見交換と監査意見形成、監査役会監査報告書の記載内容、会計監査人が提供する監査以外のサービスに関する了解 等 (監査役の活動) 監査役会で定めた監査方針、監査計画等に従い、取締役、内部監査部門である監査室等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めるとともに、取締役会、経営会議への出席、その他の会議への積極的な参加、業務及び財産の状況の調査、内部統制システムの監視及び検証等により厳正な監査を実施しております。 代表取締役社長執行役員と年3回、社外取締役全員と年2回、社長執行役員以外の主な執行役員と年1回のインタビュー形式による面談を実施し、ガバナンスの状況、経営課題等を確認しております。 グループ・ガバナンスの観点からは、連結子会社5社に対する出張往査またはリモート監査を実施し、その結果を監査役会で共有するとともに、取締役会にも報告しております。 また、監査役は、期初に会計監査人から監査計画書を受領し、監査上の主要な検討事項を含む意見交換会を定期的に実施、また半期レビュー及び期末の監査結果報告を受け、積極的に意見交換及び情報交換を行い、効率的な監査の実施を図っております。 常勤監査役は、決裁書類・契約書などの重要書類を閲覧し、随時、内部監査部門から活動状況及び内部監査の結果の報告を受け、必要に応じ助言及び要請を行うほか、監査環境の整備及び社内情報の収集に積極的に努め、他の監査役との情報共有を行いました。 ② 内部監査の状況等a.組織、人員及び手続き 内部監査は、社長執行役員直属の監査室(3名)が内部監査規程に従い年間の監査計画を作成して業務監査を実施しております。監査室は、社長執行役員に監査報告書を提出し、その写しを常勤監査役及び監査対象の業務運営組織等に送付し、監査対象組織に対して指摘事項への回答その他問題点の是正を求め、実施状況を確認しております。なお、取締役会に対しても、直接報告を行う仕組みを設けております。また、金融商品取引法に基づく財務報告に係る内部統制の評価及び報告を監査室で実施しております。 b.監査室、監査役会及び会計監査人との連携 監査室は、監査報告書を都度常勤監査役に送付し報告するほか、監査役会へ四半期毎に活動報告を行い監査計画並びに監査結果を共有し、意見交換を実施しております。 また、監査室は、会計監査人との定期的な打合せ、意見交換に加え、必要に応じて随時打合せ、意見交換を実施しております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称PwC Japan有限責任監査法人 b.継続監査期間7年間 c.業務を執行した公認会計士指定有限責任社員 業務執行社員 千代田 義央指定有限責任社員 業務執行社員 新保 智巳 d.監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士3名、会計士試験合格者7名、その他9名であります。 e.監査法人の選定方針と理由 監査役会は、会計監査人の選定にあたっては、会計監査人評価基準・選定基準に従って、会計監査人の独立性、専門性、品質管理体制及びグローバルな監査体制などを考慮し、その適否を判断いたします。また、会計監査人が会社法第340条第1項各号のいずれかに該当し、解任が相当と認められる場合には、監査役全員の同意により解任いたします。以上による場合のほか、会計監査人が職務を適切に遂行することが困難と認められる場合には、監査役会は、株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任の議案の内容を決定し、取締役会は、当該決定に基づき、当該議案を株主総会に提出いたします。 監査役会は、PwC Japan有限責任監査法人の選定に関し、上記の方針に則り情報を収集し、検討した結果、再任することが適当であると判断しました。 f.監査役及び監査役会による監査法人の評価 監査役会は、会計監査人の再任の適否の判断にあたって、あらかじめ定める評価基準に照らし、会計監査人の職務遂行状況、監査体制、独立性及び専門性などが適切であるかについて、確認しています。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社36-45-連結子会社----計36-45- b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(プライスウォーターハウスクーパース)に属する組織に対する報酬(a.を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社17-20-連結子会社146151計316351 (前連結会計年度)連結子会社における非監査業務の内容は、税務関連業務等です。 (当連結会計年度)連結子会社における非監査業務の内容は、税務関連業務等です。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容 該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針 当社の規模や業務の特性等を勘案して監査日数等を検討した上で、報酬総額を決定しております。 e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由 監査役会は、公益社団法人日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、会計監査人から提示を受けた監査計画における監査時間・配員等の見積りの算出根拠、従前の連結会計年度における業務執行状況と報酬実績の比較推移等を確認し、その相当性を検討した結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項の同意を行っております。
設備の概要 FY2025 / 約157字
1【設備投資等の概要】 当連結会計年度において実施いたしました設備投資金額は5,037百万円であります。 当連結会計年度において重要な設備の除却、売却等はありません。 なお、当社グループの事業は、検査・測定機器の設計、製造、販売を行う単一のセグメントであるため、セグメントごとの設備の状況の記載は省略しております。
従業員の状況 FY2025 / 約1,022字
5【従業員の状況】(1)連結会社の状況2025年6月30日現在従業員数(人)1,163(注)1.従業員数は就業人数であります。2.当社グループの事業は、検査・測定装置の設計、製造、販売を行う単一のセグメントであるため、セグメント別の従業員数の記載はしておりません。3.当連結会計年度の従業員の増加の主な理由は、研究開発、装置立上げ及びサービス体制を強化するための採用によるものであります。 (2)提出会社の状況 2025年6月30日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)51640.18.316,808,225(注)1.従業員数は就業人員であります。従業員数には、出向者は含まれておりません。2.平均年間給与は、賞与及び時間外手当等の基準外賃金を含んでおります。3.当社の事業は、検査・測定装置の設計、製造、販売を行う単一のセグメントであるため、セグメント別の従業員数の記載はしておりません。4.当事業年度の従業員の増加の主な理由は、研究開発、装置立上げ及びサービス体制を強化するための採用によるものであります。 (3)労働組合の状況 労働組合はありません。 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)   (注)1、2男性労働者の育児休業取得率(%)   (注)1、3労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1、2、4全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者(注)53.045.874.179.537.5(注)1.対象期間は2025年6月期(2024年7月から2025年6月まで)です。2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。3.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。4.男女の年齢構成の違い及び女性の管理職比率が主な差異要因です。制度上の格差はありません。5.パート・有期雇用者は、定年後の有期嘱託社員及び有期契約社員(管理職を含む)、有期パートタイム労働者を含んでおります。
研究開発活動 FY2025 / 約1,706字
6【研究開発活動】 当社グループの技術は、光応用技術をコアに、エレクトロニクス、精密機構、及び画像処理などの周辺技術を融合させたオプトメカトロニクスと呼ばれる複合技術で、代表的な製品である半導体マスク欠陥検査装置やマスクブランクス欠陥検査/レビュー装置、レーザー顕微鏡、及びEUVマスク欠陥検査装置ほか、すべての製品開発に活用されています。 新しい製品の開発にあたっては、既に製品を納入している多くのお客さまや各種研究開発機関へのサービス・サポートを通じて、お客さまの顕在化した要望のみならず、潜在的なニーズも的確につかみ、独創的な視点と技術で素早くソリューションをご提供するように努めております。また、顕微鏡の営業活動などを通じて幅広い業界、市場を調査し、新しいマーケットやアプリケーションを探し出し、それぞれ固有のニーズに合致した新製品を生み出すことも同時に心がけております。 当社グループは、光学技術を追求する過程で、独自のコア技術を確立してまいりました。共焦点光学系、DUV(注)光学系、EUV(注)光学系、及び光干渉計技術などの光学技術を進化させ、高度な周辺技術との融合によって特徴ある製品を生み出しています。また、高精度高速ステージ開発のための精密機構技術、あるいは欠陥検出の画像処理技術などを継続的に深化させ、近年ではAI技術を応用した自動欠陥分類の開発を進めるなど、お客さまのニーズに対してタイムリーにソリューションを提供できる研究・製品開発を進めています。 (注) DUV:Deep Ultraviolet、遠紫外線    EUV:Extreme Ultraviolet、極端紫外線  当連結会計年度における研究開発の成果として発売された新製品は次のとおりです。 「EUV マスクブランクス欠陥検査/レビュー装置 ABICS E320シリーズ」 「E320」は、新たに設計した高倍率シュバルツシルト光学系の採用と照明光学系の最適化により、従来機の「E120」と比べて、EUVマスクブランクス検査における高い欠陥検出感度と欠陥座標精度を実現しました。 「EUV ペリクル異物検査装置 PELMISシリーズ」 「PELMIS」シリーズは、近年のEUV市場の拡大に伴い、検査需要が高まっているEUVマスクに取り付けられたEUVペリクルに付着した異物を高精度に検査し、さらにその異物の付着場所の表裏自動判別を実現しました。パターン面およびパターン外周部の異物検査にも対応しており、幅広い用途でご使用いただける装置です。 「SiCウェハ欠陥検査/レビュー装置 SICA108シリーズ」 「SICA108」は、従来機の「SICA88」から検査光学系を刷新し、スループットの高速化、SiCウェハの品質把握とコストオブオーナーシップの改善を実現しました。また、当社独自のディープラーニング技術を応用した高精度の欠陥分類・判定機能を備え、デバイス不良の原因となる欠陥の早期発見および解析も可能な装置です。 「IR コンフォーカルマイクロスコープ OPTELICS IR」 「OPTELICS IR」は、高輝度な赤外線(以下、IR)照明によるコンフォーカル光学系を搭載し、非破壊・非接触での高解像度IR観察と高精度な測定を実現しました。近年、急速な発展を遂げているアドバンスドパッケージング市場において、アライメントズレ測定、ボイド検査や接着剥がれの観察など研究開発やプロセス改善の用途に最適な装置です。 「電気化学反応可視化コンフォーカルシステム ECCS B520」近年、全固体電池の研究が盛んに行われ、特に硫化物系全固体電池においては高い拘束圧が求められています。「ECCS B520」は、これまで実現が難しかったメガパスカル級の圧力を観察対象に均一にかけつつ、Operando観察・計測を可能にしました。 当連結会計年度の研究開発費の総額は、11,677百万円であります。なお、当社グループの事業は、検査・測定機器の設計、製造、販売を行う単一のセグメントであるため、セグメントごとの記載は省略しております。
株式の保有状況 FY2025 / 約1,369字
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、純投資目的である投資株式を株式の価値の変動又は配当の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式、純投資目的以外の目的である投資株式を発行会社との取引及び関係から事業等において便益を得ることを目的として保有する株式(政策保有株式)に区分しております。当社では、純投資目的の投資は行わない方針としております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は、純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株式)につきましては、事業戦略、取引関係などを総合的に勘案し、中長期的な観点から当社グループの企業価値の向上に資することが確認できる場合を除き、保有いたしません。その保有の継続の是非に関しては、個別銘柄ごとに毎年取締役会で保有意義や保有に伴う便益やコストを検証しております。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式31,007 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果(注1)及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱オキサイド250,000250,000半導体関連装置向け部材の仕入れ先。半導体関連装置の製造に必要な部材確保のための取引関係強化を目的として株式を保有しており、保有により安定した取引関係を維持しています。無537638㈱アバールデータ109,500109,500半導体関連装置向け部材の開発製造委託先。半導体関連装置に使用される部材の開発製造委託先との取引関係強化を目的として株式を保有しており、保有により密接な取引関係を維持しています。有245486㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ(注2)113,000113,000主要取引金融機関。円滑な金融取引関係を維持・強化するため保有しており、保有により安定した取引関係を維持しています。無224195(注)1. 各銘柄の定量的な保有効果については、個別の取引条件等を開示できないため記載しておりませんが、当社では、保有の合理性について、個別銘柄ごとに資本コストに見合った経済合理性の定量評価なども勘案の上、総合的に判断し、取締役会で検証しております。2. ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループは当社株式を保有しておりませんが、同社の子会社である㈱三菱UFJ銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券㈱が当社株式を保有しております。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。
関係会社の状況 FY2025 / 約603字
4【関係会社の状況】名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社)Lasertec U.S.A., Inc.(注)2米国カリフォルニア州サンタクララ市400千米ドル当社製品の販売及びアフターサービス100当社製品の北米地域、欧州地域での販売及びサービス。役員の兼任あり。 (連結子会社)Lasertec Korea Corp. 韓国京畿道華城市300百万ウォン当社製品の販売支援及びアフターサービス100当社製品の韓国での販売支援及びサービス。役員の兼任あり。 (連結子会社)Lasertec Taiwan, Inc. 台湾新竹市23百万台湾ドル当社製品の販売支援及びアフターサービス100当社製品の台湾及び中国での販売支援並びに台湾でのサービス。役員の兼任あり。 (連結子会社)Lasertec China Co., Ltd.(注)1.2 中国上海市999千米ドル当社製品のアフターサービス100(100)当社製品の中国での販売支援及びサービス。役員の兼任あり。 (連結子会社)Lasertec Singapore Pte. Ltd. シンガポール100千シンガポールドル当社製品のアフターサービス100当社製品のシンガポール及びマレーシアでのサービス。役員の兼任あり。 (注)1.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。2.特定子会社に該当しております。
サステナビリティ FY2025 / 約7,468字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組みは次のとおりです。 なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社が判断したものです。  当社グループは、創業以来の経営理念「世の中にないものをつくり、世の中のためになるものをつくる」の具現化を追求し、サプライヤーの皆さま並びにお客さまと協働しながら、事業活動を通じて社会課題の解決に貢献することで、中長期的な企業価値向上を実現し、サステナブルな社会の実現に寄与するよう努めてまいります。 (1)ガバナンス 当社グループはサステナビリティに関する重要事項について、企画部門が所管するサステナビリティに関する推進チームにおいてとりまとめられたサステナビリティに関する活動方針や取り組みの検討・推進状況について、取締役会が適宜報告を受け、監督しています。報告を受けた取締役会はステークホルダーからの要請や外部評価機関からの評価、同業他社との取り組み状況の比較等を基に対応方針を判断し、推進チームに対応と適宜進捗報告を指示しています。 (2)戦略 事業を通じて社会課題を解決するという視点から、下表の通り「経済・社会価値を生み出す製品開発力」「顧客ニーズを迅速に実現する対応力」「持続可能なサプライチェーン」「人材を活かす組織体制・風土」「持続可能性に配慮したガバナンス体制」をマテリアリティ(重要課題)として特定し、その実現に向けた活動を推進しています。経済・社会価値を生み出す製品開発力当社が生み出す価値の源泉は、当社のもつ製品開発力にあると言っても過言ではありません。常に新しい事業の開発を目指すこと、そのためにイノベーションを生み出す開発・製造体制を構築・維持・向上することは、当社にとっての最重要課題と言えます。そして、「事業を通じて社会課題の解決に貢献する」という視点から、環境に配慮した製品の実現も極めて重要であると認識しています。顧客ニーズを迅速に実現する対応力当社が製品開発を通じて社会貢献するためには、市場のニーズに応えた製品をタイムリーに提供する対応力を有することが重要です。そのためには、既存ビジネスにおいて顧客ニーズに応え続けること、そして新たな顧客ニーズをいち早く把握する努力が不可欠です。また、当社顧客の大半が海外顧客であることから、安心して製品を使用していただくため、グローバルサポート体制を構築・維持・増強することが重要です。持続可能なサプライチェーン当社は自社の経営資源を研究開発に集中投下し、製品製造については外部の協力会社に委託するファブライト戦略を採用しております。その実現のためには、当社が求める高度な技術を有する協力会社さま、サプライヤーさまとのパートナーシップが不可欠です。また、当社製品の製造のために持続可能な形で原材料を調達するとともに、サプライチェーンにおける人権や環境問題への取り組み状況を把握し、必要であれば改善することも重要であると認識しています。人材を活かす組織体制・風土当社の製品開発力を実現するには、研究開発に携わる人材の育成と確保が極めて重要なことは言うまでもありません。また、お客さまに素早くソリューションを提供するには、迅速な決断と実行を可能にするフラットで柔軟な組織風土を醸成し、維持することも同様に重要です。そして、当社の成長を支える従業員の健康と安全は当社にとっての最重要課題の一つです。当社はグローバルにオペレーションを展開しており、それぞれの地域のビジネスに精通したローカル人材を登用しております。従業員の多様性や人権への配慮も欠かすことができない課題と認識しています。持続可能性に配慮したガバナンス体制地球温暖化などの環境問題の解決に寄与するため、当社製品の製造過程で消費するエネルギーの管理体制を構築していきます。当社が直面する可能性のあるESGリスクを抽出し、モニタリングと開示に努めます。当社の成長と社会の発展を持続的に実現するため、リスクマネジメントとコンプライアンスを軸としたガバナンス体制を維持し、常に向上に努めることが重要であると認識しています。 ① 環境 環境については、以下の中長期ビジョンの実現を目指し、さまざまな環境保全活動を推進しています。・ 半導体、FPD等の性能向上と低消費電力化、歩留り改善に役立つ革新的な検査・計測装置の開発を行い、世界中で使用されている電子機器や産業機器の省エネルギー化に貢献する・ SiCやGaNを使った次世代パワー半導体の実用化及び電気自動車に不可欠なリチウムイオン電池などの二次電池の性能と安全性の向上に貢献する・ 生成AI、IoT、5G/6G、データセンターなど半導体の用途が広がり、当社製品の市場は中長期的に大きく成長することが期待されるが、これに比例して当社の生産・営業活動による温室効果ガス排出量が増加しないよう、排出量を売上原単位で管理して低減させる・ 製造を委託している協力会社さま及びサプライヤーさまとのパートナーシップにより、サプライチェーンを通して持続可能な社会づくりに貢献する  中長期ビジョンの実現に向けた取組みの一つとして、当社では以下の環境配慮型製品の開発方針のもと製品開発を推進しています。・ 半導体の微細化と製造工程での歩留り向上に貢献する最先端の検査・計測装置を開発し続けることにより、消費電力の削減並びに環境負荷の低減に貢献することを基本方針とします・ 製品の開発、設計、製造、販売にあたっては、省エネルギー化、省資源化に配慮し、廃棄物削減とリサイクルを推進します  また、気候変動が及ぼすリスクと機会について、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に基づき脱炭素社会の実現を目指す1.5℃シナリオと気候変動対策がされず物理的リスクが顕在化する4℃シナリオを想定し、気候変動関連のリスク及び機会の検討・分析を行い、さまざまな対応策を講じるとともに継続的な情報開示に努めてまいります。 1.5℃シナリオ重要なリスクと機会分類項目当社グループへの影響リスク移行リスク政策・法規制リスクGHG排出価格の上昇炭素税の導入による燃料使用に係るコストなど等が増加する。排出量の報告義務の強化Scope3の報告が義務化された場合、調査にかかる人件費や委託費などのコストが増加する。技術リスク新技術への投資失敗新製品投入に失敗すれば、競合にマーケットシェアを奪われ、大きな損失となる。市場リスク顧客行動の変化省エネ性能の追求など顧客嗜好の新しい変化に当社が応えられない場合、インパクトは極めて大きい。原材料コストの上昇原材料コストの上昇が収益を圧迫する。機会製品とサービスサービス開発低排出商品およびサービスの開発/事業領域拡張最先端半導体用EUVマスク検査装置、エネルギー効率を向上させるSiCウェハ検査装置など新製品の開発が進むことで、収益が増加する。イノベーション研究開発とイノベーションによる新製品/サービスの開発新たな顧客ニーズを発掘し、それに合致した新製品を開発することにより収益が増加する。消費者動向消費者嗜好の変化 社会変化と対応策の検討 財務影響として、最先端半導体やパワー半導体関連装置の市場拡大による機会獲得が見込める一方、GHG排出コストの増加や原材料コスト・エネルギーコストの増加が生じます。そのような状況下、当社の対応策としては、GHG排出量削減のための空調設備の切り替えや再生可能エネルギー由来の電力への切り替え、原材料コスト削減のための製品の小型化・簡略化を進め、移行リスクへの対策を実施することが考えられます。また、新製品開発による付加価値の向上と市場シェアの拡大を実現することが考えられます。これらの対応策を講ずることで移行リスクによる事業への影響を緩和し、新たな機会を獲得することができます。 4℃シナリオ重要なリスクと機会分類項目当社グループへの影響リスク移行リスク技術リスク新技術への投資失敗新製品投入に失敗すれば、競合にマーケットシェアを奪われ、大きな損失となる。市場リスク原材料コストの上昇原材料コストの上昇が収益を圧迫する。物理的リスク急性的台風や洪水などの極端な気象事象の過酷さの増加輸送の困難、サプライチェーンの断絶による事業停止による利益の減少が発生する。適切に労働力を確保できない場合、製品供給やサービスの低下につながる。慢性的降水パターンの変化と気象パターンの極端な変動クリーンルームなどの空調コストが増加する。機会製品とサービスサービス開発低排出商品およびサービスの開発/事業領域拡張最先端半導体用EUVマスク検査装置、エネルギー効率を向上させるSiCウェハ検査装置など新製品の開発が進むことで、収益が増加する。イノベーション研究開発とイノベーションによる新製品/サービスの開発新たな顧客ニーズを発掘し、それに合致した新製品を開発することにより収益が増加する。消費者動向消費者嗜好の変化 社会変化と対応策の検討 財務影響として、移行リスクの面では原材料コスト・エネルギー コストの増加が生じる他、物理的リスクの面では自然災害による設備への被害増加による改修コストの増加や事業の停止による売上高の減少が生じます。そのような状況下、当社の対応策としては、原材料コスト削減のための製品の小型化・簡略化、輸送コスト削減のためのモーダルシフトの推進を進める他、事業の継続性を強化し、物理的リスクに備える観点から、製造拠点の分散化や本社機能を補完する開発製造拠点の新設、洪水対策の強化を実施することが考えられます。また、新製品開発による市場シェアの拡大を実現することが考えられます。これらの対応策を講ずることで移行リスクと物理的リスクによる事業への影響を緩和し、新たな機会を獲得することができます。今後、環境変化を継続的にモニタリングしながら、定量分析の拡充や見直しを適宜進めることで、気候変動に対するレジリエンスを高めるとともに、環境変化に対応した価値創造を実現してまいります。  環境に関する取組みの詳細については、当社ウェブサイトをご参照ください。 ② 人的資本 当社グループは、多様な人材の育成及び社内環境整備に関する方針を掲げています。 (多様な働き方・多様な人材の活躍の支援に関する基本的な考え方) グローバルに事業を展開する当社グループでは、様々な国や地域で多様な人材が活躍しています。「人材」が企業における最大の経営資源、成長の源泉であるという考えのもと、多様な人材が働きがいと働きやすさを両立し、それぞれの能力と専門性を最大限に発揮できる環境づくりに努めています。  また、当社グループでは、持続的な成長を実現するために、求める人材像を以下のとおり定義しています。・ 世界初に挑戦する気がいのある人・ 目的の達成に向けて、主体的に行動できる人・ 多様な価値観を認め、他者と協働できる人  2025年6月期から2030年6月期の6カ年を対象として策定した、中期経営計画においても「さらなる成長へ向けた研究開発の推進と体制づくり」の施策の一つとして「人材採用の強化と職場環境の整備」に取組みます。 a. 人材育成 当社の製品開発力の維持・向上には、研究開発に携わる人材の確保と育成が極めて重要です。 当社は、「スピード開発」を促進する複数の技術領域に精通した人材を確保・育成するため、以下の取組みを通じてさまざまな実践的な教育の場を提供しています。取組例概要開発会議開発案件の経過や結果、新しい技術情報、その他技術本部内で共有すべき事項について発表する場Design Review新機能や新技術の開発検討の際に、様々な部署のエンジニアが議論に参加してアイデアを交換することで、多角的な視点を有する人材を育成し、製品開発力を高める場 b. 多様性の確保 当社グループはグローバルにオペレーションを展開し、それぞれの地域のビジネスに精通したローカル人材を登用しています。 また、社内に異なる経験・技能を有する人材が存在することが、多様な課題や社会変化に柔軟に対応するために必須であると認識しており、当社では下記のように多様な人材の採用・活用を積極的に推進しています。・ 女性社員の採用・登用・ グローバル人材の採用・登用・ シニア人材の積極活用・ 新規採用における新卒・中途のバランス また、それぞれの専門性を活かせるキャリアパスを用意し、多様な人材が活躍できる場を提供しています。 以下は人材確保のための当社の取組例です。・ 「学術機関の機械・電気系の学生サークルへの継続的な支援」「展示会へのブース出展」「学生・新社会人向けイベントへの協力」「業界団体や学会への協賛」を行い、有望な人材と積極的に接触し、人材パイプライン構築に努めています・ 人材が能力を発揮し、仕事にやりがいを感じるには適切なワークライフバランスが不可欠です。具体的には、フレックスタイム制度、在宅勤務制度を導入するとともに、有給休暇取得率の向上、残業時間の抑制に努めています。また、出産・育児・介護休職後の職場復帰がしやすいよう配慮しています・ 従業員満足度やエンゲージメントの上位概念である幸福度の調査を2023年8月より定期的に実施しています。調査結果を踏まえ、幸福度向上につながるさまざまな施策に取り組んでいます  人的資本に関する取組みの詳細については、当社ウェブサイトをご参照ください。 (注)女性社員に関する指標・目標を除いた、グローバル人材の採用・登用、シニア人材の積極活用、新規採用における新卒・中途のバランス、有給休暇取得や幸福度調査などに関連する指標及び目標については、現在その有用性等を検証中であり、確定次第、開示する方針です。 (3)リスク管理 当社グループでは、企画部門が所管するサステナビリティに関する推進チームにおいて、サステナビリティに関する関連部門及びグループ会社にかかるリスクと機会を識別の上で、影響度、発生可能性等を考慮して優先順位づけ及び評価を実施、これを踏まえて設定した指標・目標を経営会議へ報告することを通じて、リスクと機会を管理しています。経営会議の議長である社長執行役員は、この内容を経営戦略及び財務計画等に反映の上で審議・決定し、その後、決定された経営戦略及び財務計画等は取締役会に報告され、取締役会の監督を受けています。 一方で、2024年7月には、グループリスクマネジメント及びコンプライアンス管理の計画的かつ組織的な実施及び監督を目的として、リスク・コンプライアンス委員会を設置しました。リスク・コンプライアンス委員会は、リスクマネジメント・コンプライアンス担当役員を委員長とし、社長執行役員を含む全執行役員および常勤監査役をメンバーとしています。同委員会は少なくとも年2回の頻度で定期招集され、全社的リスクマネジメントを実施しています。サステナビリティに関するリスクと機会は、上記の通り、サステナビリティに関する推進チームにおいて識別・評価されますが、このうち、重要性の高いリスクについては、リスク・コンプライアンス委員会で承認を受け、取締役会に報告されます。 リスク・コンプライアンス委員会はリスク軽減のための対応策の実施を各関連部門(サステナビリティに関するリスクへの対応策はサステナビリティに関する推進チームが担当)に指示しています。リスク・コンプライアンス委員会は期末に対応策の進捗状況について確認し、結果を取締役会に報告します。 (4)指標及び目標① 環境 当社グループでは温室効果ガス排出量Scope 1、2を、当社では温室効果ガス排出量Scope 3を、算定、開示しています。また、当社グループでは、2024年6月期に、温室効果ガス排出量の削減目標を設定しました。併せて、特に半導体デバイスの消費電力削減とリチウムイオン電池の開発への貢献度が高い製品群(EUVマスク関連装置 / パワー半導体関連装置 / リチウムイオン電池関連装置)を「グリーン製品(Green products)」と位置付け、当該分野の持続的な成長を見込み、中期的な研究開発投資の目標値の設定を行いました。 (注)温室効果ガス排出量Scope 3については、現在、提出会社のみ算定、開示を行っておりますが、当社グループとしての算定、開示を検討しております。また、2025年6月期の実績値は提出日現在算定中です。なお、2024年6月期における提出会社の温室効果ガス排出量Scope 3は369,872t-CO2です。・環境に関する主な指標テーマ指標目標2025年6月期実績中期環境目標温室効果ガス排出量2030年までにScope 1+2の温室効果ガス排出量を42%削減(2024年6月期比)67.3%削減(2024年6月期比)長期環境目標温室効果ガス排出量2050年までにScope 1+2ネットゼロの達成3,121t-CO2グリーン製品への投資グリーン製品への研究開発投資額グリーン製品に関わる分野で、2024年6月期から2028年6月期の5年間で合計500億円以上の投資2024年6月期からの累計210億円 ② 人的資本・人的資本に関する主な指標提出会社テーマ指標2025年6月期実績2027年6月期目標人材育成(注)1開発会議提案件数(件)825Design Review実施回数(回)424500多様性の確保(注)2, 3新規採用者に占める女性の割合(%)14.020.0(注)4管理職に占める女性社員の割合(%)3.05.0(注)1.対象となる人材が属する開発機能は、提出会社が有しているため、提出会社を対象としております。2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づいているため、提出会社を対象として算出しております。3.管理職は、マネージャー以上が該当します。4.当社の「女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画」における計画期間(2022年4月1日~2027年3月31日)にあわせて目標年度を設定しております。
主要な設備の状況 FY2025 / 約376字
2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。(1) 提出会社2025年6月30日現在 事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具工具、器具及び備品土地(面積㎡)その他合計本社(注)1.2(神奈川県横浜市港北区)開発・製造設備統括業務設備2,1512,7638024,254(4,872)9410,067299Lasertec Innovation Park(注)1(神奈川県横浜市港北区)開発・製造設備8,6001,7352308,891(15,829)11019,567217 (注)1.帳簿価額の「その他」は、リース資産及び建設仮勘定であります。2.帳簿価額は、分工場・倉庫等の金額を含んでいます。 (2) 在外子会社重要性が乏しいため、記載を省略しております。
コーポレート・ガバナンスの概要 FY2025 / 約7,969字
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、「世の中にないものをつくり、世の中のためになるものをつくる」ことを創業の基本理念としております。お客さまのさらなる強い信頼を獲得し企業力を向上させていくため株式公開を果たした後においても、この創業理念に変わりはありません。社会の変化に貢献できる顧客満足度の高い製品開発を継続し企業価値を高めていくこと、また、公開企業としての透明性を高め、経営の健全性を確保するための諸施策を積極的に取り入れ、株主、投資家の皆様から信頼される経営体制を確立し維持改善に努めていくことが、株主をはじめとするすべてのステークホルダーのご期待に応えるものと認識しております。 ② 企業統治の体制(イ)次の(ロ)に記載する企業統治の体制を採用する理由 当社は、当社の人員及び事業の規模、また実際の監査が機能していることに鑑み、監査役会設置会社の制度を維持しております。また、上記のコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方を背景に社外監査役に加えて社外取締役を選任するなど、企業の透明性、経営の健全性を高める施策を講ずるとともに、「内部統制基本方針」に則して、以下に記載する企業統治の体制を整備しております。 <執行役員制度の導入> 当社は、経営の意思決定・監督機能を担う取締役会と業務執行を担う経営会議の役割分担を明確化し、コーポレート・ガバナンスのレベルアップを目的として、2022年9月28日より執行役員制度を導入いたしました。同制度導入により経営の意思決定・監督機能を強化するとともに、権限の委譲・見直しにより業務執行の機動性を高め、経営環境の変化に対してより迅速かつ柔軟に対応することで持続的な企業価値の向上を図ります。 執行役員の選任・解任は取締役会の決議によります。執行役員は、取締役会で決定した基本方針に従い、業務執行を担当します。また取締役は、執行役員を兼務することができるものとします。 (ロ)企業統治の体制  (コーポレート・ガバナンス体制概念図)(注)なお、2025年9月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役8名選任の件」を上程しております。当該議案が承認可決された場合についても、上記「コーポレート・ガバナンス体制概念図」に変更はありません。  (取締役会) 当社の取締役会は取締役8名(定款では15名以内)で構成され、うち4名を社外取締役とし、法令・定款に定められた事項のほか、事業計画の決定その他重要な業務に関する事項を決議し、取締役の職務執行を監督しております。取締役の任期は1年であります。 取締役会は毎月1回(定例)開催するほか、適宜臨時に開催し、会社の重要事項などの報告・決定を行うこととしております。 取締役会は当事業年度においては13回開催しており、全役員が任期中の全ての会に出席しております。 取締役会の構成員の氏名は、「(2)役員の状況 ①役員一覧」に記載のとおりです。また、議長は、社外取締役である三原康司が務めております。  また、当事業年度における取締役会での主な具体的検討内容は以下のとおりです。項目主な検討内容経営戦略事業計画決算・財務関連決算関連、ファイナンシングストラクチャ人事関連取締役の個人別の報酬方針、執行役員選定、部室長人事、組織変更ガバナンス・コンプライアンス関連取締役会の役割、政策保有株式方針、役員賠償責任保険、リスク・コンプライアンス委員会活動報告株主関連IR活動方針、株主還元策サステナビリティ関連サステナビリティの取組みその他研究開発投資 なお、当社は、2025年9月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役8名選任の件」を上程いたします。当該議案が原案どおり承認可決された場合、引き続き、当社の取締役は8名、うち社外取締役は4名で構成されることになっており、各取締役の氏名は、「(2)役員の状況 ①役員一覧」に記載のとおりです。  (指名・報酬委員会) 委任型執行役員及び社外取締役の選任並びに報酬等については、決定プロセスの透明性と客観性を確保するため、取締役会の諮問機関として取締役会により定める構成員から成り社外取締役を議長とする指名・報酬委員会を設置しております。 指名・報酬委員会は、当社の取締役が備えるべき知識・経験・能力についてスキル・マトリックスの検討と併せて議論を行い、当社取締役候補選定の方針を示しています。 取締役会により定めた指名・報酬委員会の構成員の氏名は以下のとおりです。また、議長は、社外取締役である三原康司が務めております。 指名・報酬委員会は、当事業年度においては7回開催しており、全委員が任期中の全ての会に出席しております。   社外取締役        三原 康司   社外取締役        岩田 宜子   社外取締役        石黒 美幸   社外取締役        由利 孝   代表取締役・社長執行役員 仙洞田 哲也   取締役・会長執行役員   岡林 理   取締役・副会長執行役員  楠瀬 治彦 なお、当社は、2025年9月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役8名選任の件」を上程いたします。当該議案が原案どおり承認可決され、更に定時株主総会終了後に開催予定の取締役会で承認された場合の、指名・報酬委員会の構成および氏名は、上記と同様になる予定であります。  (監査役及び監査役会) 監査役会は監査役4名(定款では4名以内)で構成され、うち2名を社外監査役とし、法令・定款で定められた事項のほか、監査方針、監査計画、監査方法等を定め、各監査役の監査状況の報告、監査意見の形成などを行っております。監査役会は毎月1回(定例)開催するほか、必要に応じて臨時開催しております。 監査役会の構成員の氏名は、「(2)役員の状況 ①役員一覧」に記載のとおりです。また、議長は、常勤監査役である浅野政克が務めております。 監査役会は、当事業年度においては17回開催しております。 なお、監査役浅見公一は、2025年9月26日開催予定の定時株主総会終結時をもって監査役を辞任する予定です。当該定時株主総会が終結いたしますと、監査役会は、監査役3名で構成されます。(その他の監査役に変更はありません。)  (業務執行) 業務執行に係る重要案件については社長執行役員の諮問機関として、社長執行役員及び全執行役員並びに必要とされる部門長を以て構成する経営会議を設置しており、原則として、月1回開催しております。このことにより、案件の決定の適正化を支援するとともに業務執行における意思統一を図っております。また、経営会議規程により監査役及び社外取締役の経営会議への出席権と意見陳述権を保障し、経営判断に対する監視・監督機能に漏れのない体制としております。 経営会議の構成員は以下のとおりです。また、議長は、社長執行役員である仙洞田哲也が務めております。   会長執行役員   岡林 理副会長執行役員  楠瀬 治彦   社長執行役員   仙洞田 哲也常務執行役員   田島 敦   執行役員     横川 久   執行役員     宮井 博基   その他、都度必要とされる部門長 ③ 責任限定契約 当社は、各社外取締役及び各社外監査役との間において、会社法第427条第1項の規定及び定款の規定に基づき会社法第423条第1項の賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく賠償責任限度額は、社外取締役及び社外監査役とも会社法第425条第1項に定める最低責任限度額としております。 ④ 役員等賠償責任保険契約 当社は、保険会社との間で、取締役及び監査役を被保険者として会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を締結しており、役員が業務上の行為又は不作為に起因して責任を負うこと又は当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害を塡補することとしております。当該保険契約の被保険者の範囲は当社及び子会社に属する役員であり、被保険者は保険料を負担しておりません。 ただし、被保険者の職務の執行の適正性が損なわれないようにするため、公序良俗に反する以下の事象又は行為に基づく損害賠償請求の場合には塡補の対象としないこととしております。・役員が私的な利益又は便宜の供与を違法に得たこと・役員の犯罪行為、又は役員が違法であることを認識しながら行った行為・役員に報酬又は賞与等が違法に支払われたこと・役員が行ったインサイダー取引・違法な利益の供与 ⑤ 内部統制システムの整備の状況 当社取締役会は、「内部統制システム構築の基本方針」として以下のとおり定めております。(最終改定2025年7月28日)Ⅰ.業務の適正を確保するための体制 当社は、会社法及び会社法施行規則に基づき、取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他株式会社の業務の適正を確保するための体制について、以下のとおり整備する。1.取締役、執行役員(以下、取締役等という)、及び従業員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制(1) 当社の経営上の重要事項は、法令、定款及び取締役会規定に基づき、毎月開催する定例取締役会及び臨時取締役会に付議される。(2) 社長執行役員の諮問機関である経営会議については、経営会議規程により監査役及び社外取締役の出席権を保障し、議事に関し意見を述べることができるものとする。(3) 監査は、法定監査のほか、社長執行役員直属の内部監査部門が内部監査規程に従い、内部監査を実施し、是正が必要な事項については、社長執行役員が被監査部門の責任者に対して、是正措置及びその結果報告の指示を行う。(4) コンプライアンス全般の管理については、コンプライアンス管理規程に基づいて、リスクマネジメント・コンプライアンス担当役員を置き、コンプライアンス管理に関する当社の基本方針を明確にする。また、コンプライアンスにかかわる問題に取締役等及び従業員が直面した場合の対応上の基本義務、業務遂行上の公正な行動や判断・評価の基準及び組織としてのコンプライアンス管理体制を定め、内部通報制度の実効性向上に継続的に取り組み、リスク・コンプライアンス委員会の活動を通じて、これらの適正な運用を図る。(5) 従業員が遵守すべき法令や、社内ルール等に関する研修を企画、実施し、コンプライアンス管理の周知徹底を図る。(6) 財務報告の信頼性に影響を与える業務上の不備、不正を防止するため、経理その他財務報告に直接又は間接的に関係する業務の統制体制の改善を継続する。2.取締役等の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制(1) 取締役等の職務執行に係る意思決定及び報告に関しては、決議・執行事項の所管に応じ取締役会規定及び経営会議規程に基づき、取締役会議事録及び経営会議議事録に記録し、法律及び規程に定める期間保存する。その他の業務決裁事項に関しては、決裁規程に基づき決裁書類を作成し、規程に定める期間保存する。(2) 業務にかかわる文書の整理、保管、保存及び廃棄の取り扱いは、文書管理規程に従うものとし、文書はいつでも取締役等及び監査役の閲覧、会計監査人の監査等に供することができるよう整理しておくものとする。(3) 文書、電磁的記録及び情報システム等を情報資産として安全に保護する体制に関しては、情報セキュリティ管理規程に基づいて管理する。3.当社及び子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制(1) 事業遂行に伴うリスクについては、事業の経営計画及び予算の策定において適正に評価し、毎月の取締役会及び経営会議において適宜審議し対策を決定する。また、資金の運用等については、経理規程等に基づき適正な運用を図るとともに、その運用実績については定期的に取締役会に報告する。(2) グループリスクマネジメント方針及び当社のリスクマネジメント規程に基づき、リスク・コンプライアンス委員会を設置し、当社グループ全体でのリスクマネジメントを推進する。リスク・コンプライアンス委員会の決議事項については、取締役会に報告する。(3) 天災、感染症その他不可抗力による会社資産の損失や人身に対する危険の発生等、危機状態への対応については、リスクマネジメント規程に基づいて、社長執行役員を本部長とした対策本部をただちに設置し、損失の顕在化及び拡大防止を図り、損失を最小限にとどめる体制をとる。4.取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制(1) 取締役会の意思決定・業務監督機能を充実させるため社外取締役を選任するとともに、執行役員制度を導入し、業務執行取締役(執行役員を兼務する)の職責を強化し、業務執行における意思決定過程の簡素化を図ることにより、経営環境の変化に機敏に対応し、業績の持続的向上を目指すものとする。(2) 業務の運営においては、組織規程及び職務分掌規程に基づき各部門の職務分掌を明確に定め、また、職務権限規程及び決裁規程に基づき職位者の業務遂行上の責任と権限を明確にすることにより、業務の確実かつ効率的な運営を行う。5.当社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制(1) 子会社の経営管理については、関係会社管理規程に基づき管理統括者を置くものとし、各子会社の業務は、子会社の取締役等が管理統括者の管理・指導の下、適宜当社内関連部門の協力を得て、職務が効率的に遂行できる体制をとる。(2) 当社の関係会社管理規程に定める各子会社にかかわる重要事項については、各子会社の取締役会又は代表者による承認後、当社において決裁するものとする。(3) グループコンプライアンス管理方針及び当社のコンプライアンス管理規程に基づき、子会社の取締役等及び従業員の職務の執行が法令及び定款に適合するよう、リスクマネジメント・コンプライアンス担当役員の指導・監督を受けるとともに、リスク・コンプライアンス委員会の活動を通じて適正な運用を図る体制をとる。また、内部通報制度は子会社にも適用する。(4) 監査は、法定監査のほか、社長執行役員直属の内部監査部門が内部監査規程に従い子会社に対して適宜往査を実施し、是正が必要な事項については、社長執行役員が子会社の各責任者に対して是正措置及びその結果報告の指示を行う。6.監査役の職務を補助すべき従業員に関する事項及び当該従業員の取締役等からの独立性に関する事項並びに当該従業員に対する指示の実効性の確保に関する事項(1) 監査役より、補助すべき従業員の要請がある場合には、迅速に必要なスタッフを置くものとする。その場合、スタッフの任命、異動、評価等に関しては、監査役会の事前の同意を得るものとする。(2) 監査役は当該スタッフに対して、監査業務に必要な事項を指示することができるものとし、当該スタッフは監査役の指示に反して、取締役等の指揮命令を受けない。7.当社及び子会社の取締役等及び従業員が当社の監査役に報告をするための体制その他の監査役への報告に関する体制並びに当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制(1) 当社及び子会社の取締役等及び従業員は、会社に重大な損失を与える事項が発生し、又は発生するおそれがあるとき、あるいは役職員による違法や不正を発見した場合は、すみやかに当社の監査役に報告するものとする。(2) 当社の監査役は、取締役会のほか、重要な意思決定の過程及び業務の執行状況を把握するため経営会議等の重要な会議に出席するとともに、主要な決裁書その他業務に関する重要な文書を閲覧し、適宜当社及び子会社の取締役等及び従業員に職務執行に関する報告を求めることができるものとする。(3) 当社の監査役への報告に関してはコンプライアンス管理規程の通報者保護規定を適用し、当該報告を行った当社及び子会社の取締役等及び従業員に対し、当該報告をしたことを理由として解雇、契約解除その他いかなる不利な取り扱いも行わないものとする。8.監査役の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項 当社は監査役の職務の執行について生ずる費用等を支弁するための予算を計上するほか、監査役から必要な前払い等の請求があった場合には、速やかに当該費用又は債務を支払うものとする。9.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制(1) 監査役は社長執行役員との定期的な意見交換会を開催し、適切な意思疎通及び効果的な監査業務の遂行を図るものとする。(2) 監査役は会計監査人及び内部監査部門との連携を図り、適切な意思疎通及び効果的な監査業務の遂行を図るものとする。Ⅱ.反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方及び体制整備について 当社は、業務の適正を確保するための体制の一環として、以下のとおり反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方を明確にし、その体制を整備する。1.当社は、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力と一切の関係をもたないことを基本方針とし、すべての役員・従業員に対して、反社会的勢力及びこれらと関係のある個人や団体の利用、これらへの資金提供や協力、加担など一切の交流・関わりをもつことを禁止する。2.反社会的勢力に対する対応は総務部門が総括し弁護士、所轄警察署と連携して対処する。(1) 反社会的勢力の関係者から接触を受けた時はただちに警察等のしかるべき機関に情報を提供するとともに、何らかの要求を受けたときは毅然とした姿勢で組織的かつ法的に対処する。(2) 企業防衛対策協議会への加盟を継続し、関連情報を収集して不測の事態に備え最新の動向を把握するよう努める。 ⑥ 株主総会決議事項を取締役会で決議することができることとしている事項(イ)自己株式の取得当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款に定めております。これは機動的に自己株式の取得を行うことを目的とするものであります。(ロ)中間配当当社は、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年12月31日を基準日として、中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。これは株主への機動的な利益還元を行うことができるようにするためであります。 ⑦ 取締役選任の決議要件 当社は、取締役選任の決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款に定めております。また、取締役選任の決議は、累積投票によらない旨を定款に定めております。 ⑧ 株主総会の特別決議要件 当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。
人的資本(人材育成・社内環境整備方針) FY2025 / 約1,489字
② 人的資本 当社グループは、多様な人材の育成及び社内環境整備に関する方針を掲げています。 (多様な働き方・多様な人材の活躍の支援に関する基本的な考え方) グローバルに事業を展開する当社グループでは、様々な国や地域で多様な人材が活躍しています。「人材」が企業における最大の経営資源、成長の源泉であるという考えのもと、多様な人材が働きがいと働きやすさを両立し、それぞれの能力と専門性を最大限に発揮できる環境づくりに努めています。  また、当社グループでは、持続的な成長を実現するために、求める人材像を以下のとおり定義しています。・ 世界初に挑戦する気がいのある人・ 目的の達成に向けて、主体的に行動できる人・ 多様な価値観を認め、他者と協働できる人  2025年6月期から2030年6月期の6カ年を対象として策定した、中期経営計画においても「さらなる成長へ向けた研究開発の推進と体制づくり」の施策の一つとして「人材採用の強化と職場環境の整備」に取組みます。 a. 人材育成 当社の製品開発力の維持・向上には、研究開発に携わる人材の確保と育成が極めて重要です。 当社は、「スピード開発」を促進する複数の技術領域に精通した人材を確保・育成するため、以下の取組みを通じてさまざまな実践的な教育の場を提供しています。取組例概要開発会議開発案件の経過や結果、新しい技術情報、その他技術本部内で共有すべき事項について発表する場Design Review新機能や新技術の開発検討の際に、様々な部署のエンジニアが議論に参加してアイデアを交換することで、多角的な視点を有する人材を育成し、製品開発力を高める場 b. 多様性の確保 当社グループはグローバルにオペレーションを展開し、それぞれの地域のビジネスに精通したローカル人材を登用しています。 また、社内に異なる経験・技能を有する人材が存在することが、多様な課題や社会変化に柔軟に対応するために必須であると認識しており、当社では下記のように多様な人材の採用・活用を積極的に推進しています。・ 女性社員の採用・登用・ グローバル人材の採用・登用・ シニア人材の積極活用・ 新規採用における新卒・中途のバランス また、それぞれの専門性を活かせるキャリアパスを用意し、多様な人材が活躍できる場を提供しています。 以下は人材確保のための当社の取組例です。・ 「学術機関の機械・電気系の学生サークルへの継続的な支援」「展示会へのブース出展」「学生・新社会人向けイベントへの協力」「業界団体や学会への協賛」を行い、有望な人材と積極的に接触し、人材パイプライン構築に努めています・ 人材が能力を発揮し、仕事にやりがいを感じるには適切なワークライフバランスが不可欠です。具体的には、フレックスタイム制度、在宅勤務制度を導入するとともに、有給休暇取得率の向上、残業時間の抑制に努めています。また、出産・育児・介護休職後の職場復帰がしやすいよう配慮しています・ 従業員満足度やエンゲージメントの上位概念である幸福度の調査を2023年8月より定期的に実施しています。調査結果を踏まえ、幸福度向上につながるさまざまな施策に取り組んでいます  人的資本に関する取組みの詳細については、当社ウェブサイトをご参照ください。 (注)女性社員に関する指標・目標を除いた、グローバル人材の採用・登用、シニア人材の積極活用、新規採用における新卒・中途のバランス、有給休暇取得や幸福度調査などに関連する指標及び目標については、現在その有用性等を検証中であり、確定次第、開示する方針です。
事業の内容 FY2025 / 約486字
3【事業の内容】 当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)は、光応用技術を用いた半導体関連及びその他の検査・測定装置等の設計、製造、販売並びにこれらに係るサービスを主な事業内容としております。 半導体関連装置及びその他の装置等の設計、製造は連結財務諸表提出会社(以下「当社」という)が行っております。 販売については、北米地域及び欧州地域では連結子会社のLasertec U.S.A., Inc.、国内及びアジア地域では当社が行っております。 サービスについては、北米地域並びに欧州地域では連結子会社のLasertec U.S.A., Inc.、韓国では連結子会社のLasertec Korea Corp.、台湾では連結子会社のLasertec Taiwan, Inc.、中国では連結子会社のLasertec China Co., Ltd.、シンガポール及びマレーシアでは連結子会社のLasertec Singapore Pte. Ltd.、国内及びその他のアジア地域では当社が行っております。 なお、当社グループの位置づけを事業系統図によって示すと以下のとおりです。
事業等のリスク FY2025 / 約3,522字
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。(1)半導体市場変動による影響 当社グループの主要販売先は半導体関連企業であるため、半導体市場の影響を大きく受けます。当該市場は中長期的には技術革新が進むことで持続的な成長が期待できる反面、短期的には需給バランスの崩れなどで市場規模が大きく変動することもあります。このような予期せぬ急激な需要縮小により、顧客が設備投資の凍結や先送りなどを行った場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。一方で、想定外の急激な需要増加に見舞われて設備投資を加速した場合は、製品供給がタイムリーに行えずに機会損失が生じる可能性もあります。 当社グループはこのような市場変動に対応するため、顧客の投資動向や受注状況を定期的に把握・検証すると共に、ファブライト戦略で柔軟な生産体制を構築し、急激な需要変動にも対応できる体制づくりを行っております。 (2)研究開発による影響 当社グループは、光、精密機構、エレクトロニクスを中心とした最先端技術の研究開発活動を継続的かつ積極的に実施し、これらの技術を搭載した新製品を早期に市場投入することによって、参入する各製品分野において上位の市場シェアと高い利益率の獲得に努めております。市場及び顧客動向等には十分留意しておりますが、顧客の要求する技術水準及び開発スケジュールに応えられない場合、または競合他社が競合優位性のある新製品で先行した場合には、当社製品が競争力を失い、収益性の維持が困難になるなど当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、最先端の顧客と技術ロードマップを共有いただくことに加え、営業だけでなく社内エンジニアが主体となって顧客との強固な信頼関係を構築し、既存または将来の具体的なニーズをいち早くとらえるよう努めています。また、先端開発室を設置し、技術開発部門を部門横断的にサポートし、タイムリーな新製品の投入を支える体制を整えております。 (3)重要な人材の確保に関する影響 当社グループは研究開発型企業であり、技術開発部門の有能な人材の確保と育成が当社の成長に欠かせないものと考えております。しかしながら、必要な人材の継続的な採用・育成ができない場合や重要な人材が喪失された場合には、製品開発力またはサポートの質が低下し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、業績連動で競争力のある給与体系と貢献度を反映した評価制度を整備するとともに、企業文化と親和性のある優れた人材の積極的な採用と育成を心がけております。 (4)品質に関する影響 当社グループの製品は、光応用技術・精密機構・エレクトロニクス・ソフトウエアの先進複合技術を用いたソリューションです。顧客の課題解決のために最先端技術を開発し、未だ市場に浸透していない新技術も積極的に新製品に導入するよう努めております。しかしながら、新技術に付随する予期せぬ品質問題が生じた場合には、売上減少、信頼の棄損などで当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、ISO9001の認証取得を含む品質保証体制を確立し、協力会社並びにサプライヤーと協働して製品品質に万全の注意を払うとともに、高いレベルのサービス体制の確立に取り組んでおります。また、不具合が発生した場合には迅速に対応して再発防止策を徹底し、継続的に製品の品質向上に努めています。 (5)知的財産権に関する影響当社グループの製品は多くの最先端技術を製品に用いるために、意図せず第三者の技術や知的財産権を侵害してしまうリスクがあり、対応を誤ると製品の販売停止や損害賠償の発生などが当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また先端技術分野における知的財産の権利関係はますます複雑化しており、知的財産権に係る紛争に巻き込まれた場合にも、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、研究開発の初期段階から知的財産戦略を推進し、第三者の知的財産を侵害しないように努めています。同時に製品の差別化及び競争力強化のために独自技術の保護にも注力し、各製品分野における高い市場シェアと利益率の確保に努めております。(6)検収売上時期の変動に関する影響 当社グループの主力事業である半導体関連製品の中には、装置1台あたりの販売価格が非常に高額となるものがあります。顧客の都合によって納入や検収の時期が変動した場合、少数の変動でも単年度の当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは計画通りに売上を計上するよう努めておりますが、業績予想に重大な差異が見込まれる場合は適切に開示してまいります。 (7) 特殊な部品/材料仕入に関する影響 当社グループの製品には多くの特殊な部材/材料が用いられており、特に光源や光学部品の一部に簡単には代替のきかないものがあります。仕入先からこれらの部材の供給が滞った場合には、当社グループの研究開発や生産に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、日ごろから仕入先との関係強化に努めると共に、調達リスクを常時モニタリングして適正な在庫の確保に努めています。また、リスクヘッジのために代替品やセカンドソースの可能性についての情報収集を行っています。 (8)海外事業活動による影響 当社グループは事業の積極的な海外展開により、海外への売上高比率が高くなっております。海外への販売には、通常予期しない法令や規制の変更、経済的に不利な要因の存在または発生、政治的、社会的または経済的混乱等のリスクが存在します。こうしたリスクが顕在化することによって、当社グループの海外への販売に支障が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは主要な販売国に現地拠点を設け、現地での情報収集に努めるとともに顧客への製品供給に影響するリスク要因の発生を注視しています。また、リスクが顕在化した際は直ちに代表取締役及び取締役会に報告され、迅速に対策を実施する体制としております。 (9) 為替変動による影響 当社グループは日本国内で製品を開発・製造し、世界各国の顧客に向けて輸出しております。外貨建取引も多く存在しているため、急激な為替変動が生じた場合に、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、為替リスクを回避するために取引を円建てにて行うことを原則としております。顧客の求めで行う米ドル等の外貨建て決済取引に関しましては、為替感応度と業績に及ぶ影響をモニターし、リスクが顕在する兆候をとらえた際には迅速に対処しております。 (10)災害等の発生による影響 当社グループは、神奈川県横浜市港北区に本社及び研究開発拠点を有しており、この地区及び周辺地域に大規模な災害や感染症の流行などが発生した場合、本社機能や製品生産に影響を与える可能性があります。直接的な被害が無くとも、取引先への影響やヒトやモノの移動制限により、当社グループの生産・販売活動が停滞する可能性があります。 当社グループは、災害発生時においても早期復旧ができるよう、BCP(事業継続計画)において「社員の安全」と「顧客への供給責任」を主眼とした緊急対応と事業継続に向けた取組みを策定して備えております。 (11)情報セキュリティに関する影響 当社グループは、事業遂行に当たり多くの技術情報や顧客情報を有しております。予期せぬ事態によりこれらの情報が流出した場合や、サイバー攻撃などによりデータに障害が生じた場合には、当社グループの信用及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、リスク・コンプライアンス委員会のもとに情報セキュリティ分科会を設け、当社情報セキュリティポリシーに則って社内情報システムのセキュリティ強化に随時取り組んでおります。 (12)その他 上記で言及したリスクに加え、当社グループの事業遂行にあたっては、世界及び各地域における経済環境、戦争、テロ、金融・株式市場、開発競争・標準規格化競争の激化等の影響を受けた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
事業方針・経営環境 FY2025 / 約1,536字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、創業以来「世の中にないものをつくり、世の中のためになるものをつくる」を経営理念として、半導体をはじめとする先端分野の市場向けに、光応用技術を用いた各種検査・計測システムを提供してまいりました。今後もこの経営理念を堅持して、ビジョンである「世界中のお客さまから何か困ったことがあれば、真っ先に声をかけて頂ける」会社を目指します。また、当社グループの強みである光技術に磨きをかけ、精密機構・エレクトロニクス・ソフトウエアの先進技術を複合させたソリューションを素早く顧客に提供することで、最終製品となる電子機器を通じて世界中の人々の豊かな暮らしづくりに貢献していくことをミッション(社会的使命)としています。 (2)中長期的な会社の経営戦略、目標とする経営指標 当社グループは、様々なステークホルダー(利害関係者)のご期待に応え、株主価値、顧客価値、社会価値、従業員価値を総合的に高めることが、継続的な企業価値の向上に必須であるととらえています。 事業においてはマーケットを世界に求め、特に大手企業が参入しにくいサイズのマーケットで、かつ中小企業にはノウハウや技術の点で参入が困難なニッチマーケットに注力しています。エマージングマーケット、またはセグメンテーションが可能な既存マーケットにおいて収益機会が見込まれる新たなアプリケーションを見出し、ニーズに最適な製品を投入することで高いシェアと収益性を獲得することを基本的な事業戦略としています。ニッチトップのポジションを獲得した後には、継続的な最先端技術の投入と新たな付加価値の提供によって収益性の維持と向上に努めております。また、より研究開発に特化した組織体制とするためにファブライト戦略を採り、製品製造の多くを協力会社に委託しています。一方、事業環境の変化などで当社の強みが発揮できない、または採算性の維持・回復が困難と判断した製品につきましては、撤退・売却も視野に速やかにテコ入れを実施し、製品ポートフォリオが健全な状態を保つように努めております。最終的には数多くの付加価値の高いオンリーワン製品/ソリューションを提供する「マルチニッチトップ」企業を目指してまいります。 当社グループの主たる事業領域である半導体業界は、技術革新のスピードが速く、最先端に向けた研究開発投資を継続的に行う必要があります。一方で業界特有の景気変動の波があり、短期的には顧客企業の投資動向、ひいては当社グループ業績が大きく悪化する恐れがあります。このような市場縮小に見舞われた状況下でも営業利益率20%以上を堅持し、成長投資の継続が可能となる強固な財務並びに事業基盤の構築を目標としております。 (3)事業環境及び対処すべき課題 当社グループは、2025年6月期から2030年6月期の6カ年を対象とする中期経営計画を策定しています。本中期経営計画では、「圧倒的な開発スピード、高い技術力、顧客との強固な信頼関係の構築により売上最大化とさらなる成長を目指す」を方針に掲げ、中長期の成長機会を捉えるべく以下の取り組みを推進しています。 ① 売上最大化へ向けたブラッシュアップ・リードタイムの短縮・サービスビジネスの拡大 ② さらなる成長へ向けた研究開発の推進と体制づくり・人材採用の強化と職場環境の整備・新たなソリューションによる事業領域の拡大・事業規模拡大を支える体制の強化
経営者による分析 FY2025 / 約4,134字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況a.財政状態当連結会計年度末における総資産は3,296億1百万円となり、前連結会計年度末に比べ583億13百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が479億34百万円、原材料及び貯蔵品が90億19百万円増加したことによるものであります。負債につきましては、当連結会計年度末残高は1,197億1百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億70百万円減少いたしました。これは主に、未払法人税等が102億16百万円、繰延収益が10億74百万円増加したものの、前受金が100億37百万円、買掛金が19億8百万円減少したことによるものであります。株主資本につきましては、当連結会計年度末残高は2,079億36百万円となり、前連結会計年度末に比べ601億91百万円増加いたしました。これは主に、剰余金の配当により245億31百万円減少したものの、親会社株主に帰属する当期純利益を846億52百万円計上したことによるものであります。株主資本にその他の包括利益累計額及び新株予約権を加えた純資産合計は2,099億円となり、また自己資本比率は63.7%となりました。 b.経営成績 当連結会計年度における世界経済は、地政学リスクや主要国の政策動向による景気減速が懸念されるなど、先行き不透明な状況が続きました。当社グループの主要販売先である半導体業界では、スマートフォンやパソコン向け半導体の需要は軟調に推移した一方で、データセンター向けAIサーバーやHBM(広帯域メモリ)等のAI関連の半導体需要が市場を牽引しました。また、パワー半導体関連の需要はEV(電気自動車)市場の停滞を背景に低調に推移しました。このような状況下、当社グループの連結売上高は2,514億77百万円(前連結会計年度比17.8%増加)となりました。品目別に見ますと、半導体関連装置が2,029億65百万円(前年同期比11.7%増加)、その他が55億52百万円(前年同期比99.5%増加)、サービスが429億59百万円(前年同期比48.3%増加)となりました。連結損益につきましては、営業利益が1,228億43百万円(前年同期比51.0%増加)、経常利益が1,194億44百万円(前年同期比45.6%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益が846億52百万円(前年同期比43.3%増加)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ479億34百万円増加し、860億87百万円となりました。当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、778億74百万円の収入(前年同期比133.7%増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益1,194億44百万円などの収入要因が、法人税等の支払額290億13百万円、棚卸資産の増加額96億79百万円などの支出要因を上回ったことによるものであります。投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては、24億20百万円の支出(前年同期比32.2%減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出21億13百万円によるものであります。財務活動によるキャッシュ・フローにつきましては、245億68百万円の支出(前年同期比6.1%増加)となりました。これは主に、配当金の支払額245億31百万円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績当社グループの事業は、検査・測定機器の設計、製造、販売を行う単一のセグメントであるため、セグメント情報は記載を省略しております。これに代わる品目別の生産実績、受注高及び受注残高並びに販売実績は次のとおりであります。 a.品目別生産実績 当連結会計年度における生産実績を品目ごとに示すと、次のとおりであります。品目生産高(百万円)対前期増減率(%)製品 半導体関連装置210,450△3.8その他5,01620.1小計215,466△3.3サービス42,95948.3合計258,4262.6 (注)金額は販売価格で表示しております。 b.品目別受注高及び受注残高 当連結会計年度における受注状況を品目ごとに示すと、次のとおりであります。品目受注高受注残高金額(百万円)対前期増減率(%)金額(百万円)対前期増減率(%)製品 半導体関連装置55,814△76.3297,178△33.1その他3,92163.34,561△26.3小計59,736△74.9301,740△33.0サービス45,48930.914,20421.7合計105,226△61.4315,945△31.6 (注)1.金額は販売価格で表示しております。2.受注高には受注取消・変更等による調整額が含まれております。 c.品目別販売実績 当連結会計年度における販売実績を品目ごとに示すと、次のとおりであります。品目販売高(百万円)対前期増減率(%)製品 半導体関連装置202,96511.7その他5,55299.5小計208,51713.0サービス42,95948.3合計251,47717.8 (注)当連結会計年度及び前連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先前連結会計年度   (自 2023年7月1日    至 2024年6月30日)当連結会計年度   (自 2024年7月1日    至 2025年6月30日)金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)Intel Corporation59,21027.783,71833.3Taiwan SemiconductorManufacturing Company Limited68,04531.966,05026.3Samsung Electronics Co., Ltd.49,08323.049,98219.9 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針並びに重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、採用している重要な会計基準は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容a.経営成績等1)財政状態当該事項につきましては、本報告書の「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態」に記載のとおりであります。 2)経営成績 当該事項につきましては、本報告書の「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b.経営成績」に記載のとおりであります。 3)キャッシュ・フロー 当該事項につきましては、本報告書の「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社グループにおける主な資金需要は、製品製造のための材料費、外注費及び労務費、並びに他社と差別化するための研究開発投資に必要な材料費及び労務費です。直近においては、EUV関連製品などに対する研究開発投資と、高水準な受注残への対応として、仕掛品への支出を行っており、その資金需要が大きくなっております。 これらの資金需要に対する資金調達については、原則として、中長期的な事業戦略と当社グループの事業領域及び事業規模による事業リスクに対応した資本構成を検討し、決定しております。現時点においては、資本効率の向上を図りつつ、必要な時に効率的な運転資金の調達を行うため、取引銀行2行と貸出コミットメント契約を締結しております。 c.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、営業利益率20%以上を維持しつつ、積極的な研究開発で成長機会を追求することを基本方針にしています。当社グループの主要販売先である半導体業界は、技術革新のスピードが速いことが特徴です。お客さまのご期待に応えて当社事業を成長させるためには、積極的な研究開発を継続し、迅速に付加価値の高いソリューションを提供し続けることが必須であると考えております。また当社グループは、外部環境の変化に迅速に対応するために中期経営計画の見直しを毎年行っており、この計画の中で挙げている課題を達成していくことが、経営上の目標の達成状況を判断するための指標と考えております。なお、中期経営計画に関しては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
役員の状況 FY2025 / 約11,546字
(2)【役員の状況】① 役員一覧(i)2025年9月25日(有価証券報告書提出日)現在の当社の役員の状況は、以下のとおりです。男性9名 女性3名 (役員のうち女性の比率25.0%)役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(株)取締役・会長執行役員岡林  理1958年5月16日2001年7月当社入社2002年1月営業部ゼネラルマネージャー2003年9月取締役2005年3月Lasertec U.S.A., Inc. 社長2005年9月常務取締役、Lasertec Korea Corp.代表理事2006年7月営業本部長2007年9月代表取締役兼常務執行役員、Lasertec U.S.A., Inc. 取締役(現任)、Lasertec Korea Corp. 理事(現任)2008年1月代表取締役副社長2009年7月代表取締役社長2010年7月Lasertec Taiwan, Inc. 董事(現任)2017年6月2019年11月Lasertec China Co., Ltd. 董事(現任)Lasertec Singapore Pte. Ltd. 取締役(現任)2022年9月代表取締役・社長執行役員2024年7月代表取締役・会長執行役員2024年9月取締役・会長執行役員(現任) (注)383,530取締役・副会長執行役員楠瀬 治彦1958年10月26日1995年4月当社入社1998年1月技術二部長2001年3月技術二部ゼネラルマネージャー2001年9月取締役2003年9月常務取締役、研究開発部ゼネラルマネージャー2005年7月技術業務推進室長2006年7月第一事業部長兼半導体第一部長2007年9月取締役兼常務執行役員2009年7月技術本部長2009年9月代表取締役副社長2012年4月Lasertec U.S.A., Inc. 取締役(現任)2012年7月Lasertec Korea Corp. 理事(現任)、Lasertec Taiwan, Inc. 董事(現任)2014年7月マーケティング部長2014年12月先端開発室長2017年6月2019年11月Lasertec China Co., Ltd. 董事(現任)Lasertec Singapore Pte. Ltd. 取締役(現任)2021年8月取締役会長2022年9月取締役・会長執行役員2024年7月取締役・副会長執行役員(現任) (注)383,530 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(株)代表取締役・社長執行役員営業本部長仙洞田 哲也1977年4月26日2008年1月当社入社2020年6月技術本部技術二部長2022年7月営業本部副本部長兼技術本部技術二部長兼営業本部第1ソリューションセールス部長2022年9月執行役員兼営業本部副本部長兼技術本部技術二部長兼営業本部第1ソリューションセールス部長2023年4月執行役員兼営業本部副本部長営業本部第1ソリューションセールス部長2023年9月取締役・副社長執行役員兼営業本部長2024年7月代表取締役・社長執行役員兼営業本部長(現任)2024年9月Lasertec U.S.A., Inc. 取締役(現任)Lasertec Korea Corp. 理事(現任)Lasertec Taiwan, Inc. 董事(現任)Lasertec China Co., Ltd. 董事(現任)Lasertec Singapore Pte. Ltd. 取締役(現任) (注)39,982取締役・常務執行役員技術本部長田島 敦1978年1月11日2004年1月当社入社2020年2月技術本部技術三部長2021年11月技術本部副本部長兼技術三部長2022年7月技術本部副本部長2022年9月執行役員兼技術本部副本部長2023年4月執行役員兼技術本部副本部長兼技術本部技術五部長2023年9月取締役・執行役員2024年1月取締役・執行役員兼技術本部長2024年7月取締役・常務執行役員兼技術本部長(現任)2024年9月Lasertec U.S.A., Inc. 取締役(現任)Lasertec Korea Corp. 理事(現任)Lasertec Taiwan, Inc. 董事長(現任)Lasertec China Co., Ltd. 董事長(現任)Lasertec Singapore Pte. Ltd. 取締役(現任) (注)310,055取締役三原 康司1958年12月4日1985年4月ソニー㈱(現ソニーグループ㈱)入社2005年6月㈱ミナージュ 代表取締役(現任)2012年4月静岡理工科大学総合情報学部 准教授 名古屋商科大学大学院 客員教授2017年4月千葉工業大学社会システム科学部経営情報科学科 教授2020年4月早稲田大学理工学術院 教授(現任)2020年9月当社 社外取締役(現任) (注)3-取締役岩田 宜子1956年7月15日1979年4月バンク・オブ・アメリカ東京支店入社1989年6月ビザ・インターナショナル入社1992年1月デュー・ロジャーソン・ジャパン入社1994年11月テクニメトリックス(現トムソン・ロイター)東京支社入社2001年2月ジェイ・ユーラス・アイアール㈱入社2001年5月同社 代表取締役2014年11月ヤマト インターナショナル㈱社外取締役2021年6月SMC㈱ 社外取締役(現任) ㈱海外通信・放送・郵便事業支援機構 社外取締役2022年9月当社 社外取締役(現任)2023年4月ジェイ・ユーラス・アイアール㈱ 取締役会長(現任) (注)3- 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(株)取締役石黒 美幸1964年10月26日1991年4月弁護士登録(東京弁護士会)常松簗瀬関根法律事務所入所1999年1月同事務所 パートナー2000年1月長島・大野・常松法律事務所 パートナー弁護士(現任)2006年6月ソニーコミュニケーションネットワーク㈱(現ソニーネットワークコミュニケーションズ㈱) 社外取締役2013年6月みらかホールディングス㈱(現H.U.グループホールディングス㈱) 社外取締役2016年9月当社 社外監査役2017年6月㈱ベネッセホールディングス 社外監査役2018年4月東京弁護士会 副会長2023年6月野村ホールディングス㈱ 社外取締役(現任)2024年4月環太平洋法曹協会(IPBA) 会長2024年9月当社 社外取締役(現任) (注)3-取締役由利 孝1960年9月24日1983年4月ニチメン㈱(現 双日㈱)入社1987年6月テクマトリックス㈱へ出向1998年3月同社 取締役2000年4月同社 代表取締役社長FinancialCAD Corporation Director2004年7月テクマトリックス㈱ 代表取締役社長最高執行役員2007年8月合同会社医知悟 業務執行社員2007年9月クロス・ヘッド㈱ 取締役2009年8月㈱カサレアル 取締役2024年4月テクマトリックス㈱ 取締役2024年6月リスクモンスター㈱ 社外取締役(現任)2024年8月TY Insight㈱ 代表取締役(現任)2024年9月当社 社外取締役(現任)2024年12月アイビーシー㈱ 社外取締役(現任) (注)3-常勤監査役浅野 政克1963年8月23日2006年1月当社入社2010年9月管理本部 総務部長2022年1月監査室長2024年9月常勤監査役(現任) (注)4500監査役浅見 公一1956年9月1日1979年4月2001年4月 2005年4月2007年4月2008年4月2010年4月2014年4月 2017年4月2018年4月 三菱電機㈱入社同社 コミュニケーションネットワーク製作所営業部長同社 通信システム事業本部業務部長同社 営業本部戦略事業開発室長同社 経営企画室副室長同社 役員理事九州支社長㈱ダイヤモンドテレコム(現兼松コミュニケーションズ㈱) 取締役社長兼松コミュニケーションズ㈱ 取締役副社長三菱電機インフォメーションネットワーク㈱(現三菱電機デジタルイノベーション㈱)常任監査役2020年4月当社 顧問2020年9月常勤監査役2024年9月監査役(現任) (注)4- 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(株)監査役出雲 栄一1973年1月2日1995年4月 1998年4月2010年7月2015年2月2015年6月 2016年3月2016年6月 監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)入社公認会計士登録有限責任監査法人トーマツ パートナー就任出雲公認会計士事務所 代表(現任)税理士登録㈱ベネッセホールディングス 社外監査役鳥居薬品㈱ 社外監査役㈱インテージホールディングス 社外取締役(監査等委員)2020年9月当社 社外監査役(現任) (注)4100監査役道 あゆみ1966年1月16日1988年4月日本電信電話㈱(現NTT㈱)入社1995年4月弁護士登録(東京弁護士会)松尾綜合法律事務所入所2001年5月ニューヨーク大学ロースクール(LL.M)修了2009年4月早稲田大学大学院法務研究科 教授(任期付き)弁護士法人早稲田大学リーガル・クリニック入所(現任)2015年10月日本弁護士連合会 事務次長2018年4月東京弁護士会 副会長2019年4月日本司法支援センター 本部事務局長2022年2月㈱新生銀行(現 ㈱SBI新生銀行) 社外取締役2022年9月当社 補欠監査役2023年6月日清食品ホールディングス㈱ 社外監査役(現任)2023年8月日本弁護士連合会司法調査室 室長(現任)2024年9月当社 社外監査役(現任)2025年6月㈱NTTドコモ 社外取締役(現任) (注)4-計187,697(注)1.取締役三原康司、岩田宜子、石黒美幸、由利孝は、社外取締役であります。2.監査役出雲栄一、道あゆみは、社外監査役であります。3.2024年9月26日の選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。4.2024年9月26日の選任後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。 (ii)2025年9月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役8名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、当社の役員の状況は、以下のとおりとなる予定です。また、監査役浅見公一は、当該定時株主総会終結時をもって監査役を辞任する予定です。なお、役員の役職等については、当該定時株主総会の直後に開催が予定されている取締役会の決議事項の内容も含めて記載しています。男性8名 女性3名 (役員のうち女性の比率27.3%)役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(株)取締役・会長執行役員岡林  理1958年5月16日2001年7月当社入社2002年1月営業部ゼネラルマネージャー2003年9月取締役2005年3月Lasertec U.S.A., Inc. 社長2005年9月常務取締役、Lasertec Korea Corp.代表理事2006年7月営業本部長2007年9月代表取締役兼常務執行役員、Lasertec U.S.A., Inc. 取締役(現任)、Lasertec Korea Corp. 理事(現任)2008年1月代表取締役副社長2009年7月代表取締役社長2010年7月Lasertec Taiwan, Inc. 董事(現任)2017年6月2019年11月Lasertec China Co., Ltd. 董事(現任)Lasertec Singapore Pte. Ltd. 取締役(現任)2022年9月代表取締役・社長執行役員2024年7月代表取締役・会長執行役員2024年9月取締役・会長執行役員(現任) (注)383,530取締役・副会長執行役員楠瀬 治彦1958年10月26日1995年4月当社入社1998年1月技術二部長2001年3月技術二部ゼネラルマネージャー2001年9月取締役2003年9月常務取締役、研究開発部ゼネラルマネージャー2005年7月技術業務推進室長2006年7月第一事業部長兼半導体第一部長2007年9月取締役兼常務執行役員2009年7月技術本部長2009年9月代表取締役副社長2012年4月Lasertec U.S.A., Inc. 取締役(現任)2012年7月Lasertec Korea Corp. 理事(現任)、Lasertec Taiwan, Inc. 董事(現任)2014年7月マーケティング部長2014年12月先端開発室長2017年6月2019年11月Lasertec China Co., Ltd. 董事(現任)Lasertec Singapore Pte. Ltd. 取締役(現任)2021年8月取締役会長2022年9月取締役・会長執行役員2024年7月取締役・副会長執行役員(現任) (注)383,530 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(株)代表取締役・社長執行役員営業本部長仙洞田 哲也1977年4月26日2008年1月当社入社2020年6月技術本部技術二部長2022年7月営業本部副本部長兼技術本部技術二部長兼営業本部第1ソリューションセールス部長2022年9月執行役員兼営業本部副本部長兼技術本部技術二部長兼営業本部第1ソリューションセールス部長2023年4月執行役員兼営業本部副本部長営業本部第1ソリューションセールス部長2023年9月取締役・副社長執行役員兼営業本部長2024年7月代表取締役・社長執行役員兼営業本部長(現任)2024年9月Lasertec U.S.A., Inc. 取締役(現任)Lasertec Korea Corp. 理事(現任)Lasertec Taiwan, Inc. 董事(現任)Lasertec China Co., Ltd. 董事(現任)Lasertec Singapore Pte. Ltd. 取締役(現任) (注)39,982取締役・常務執行役員技術本部長田島 敦1978年1月11日2004年1月当社入社2020年2月技術本部技術三部長2021年11月技術本部副本部長兼技術三部長2022年7月技術本部副本部長2022年9月執行役員兼技術本部副本部長2023年4月執行役員兼技術本部副本部長兼技術本部技術五部長2023年9月取締役・執行役員2024年1月取締役・執行役員兼技術本部長2024年7月取締役・常務執行役員兼技術本部長(現任)2024年9月Lasertec U.S.A., Inc. 取締役(現任)Lasertec Korea Corp. 理事(現任)Lasertec Taiwan, Inc. 董事長(現任)Lasertec China Co., Ltd. 董事長(現任)Lasertec Singapore Pte. Ltd. 取締役(現任) (注)310,055取締役三原 康司1958年12月4日1985年4月ソニー㈱(現ソニーグループ㈱)入社2005年6月㈱ミナージュ 代表取締役(現任)2012年4月静岡理工科大学総合情報学部 准教授 名古屋商科大学大学院 客員教授2017年4月千葉工業大学社会システム科学部経営情報科学科 教授2020年4月早稲田大学理工学術院 教授(現任)2020年9月当社 社外取締役(現任) (注)3-取締役岩田 宜子1956年7月15日1979年4月バンク・オブ・アメリカ東京支店入社1989年6月ビザ・インターナショナル入社1992年1月デュー・ロジャーソン・ジャパン入社1994年11月テクニメトリックス(現トムソン・ロイター)東京支社入社2001年2月ジェイ・ユーラス・アイアール㈱入社2001年5月同社 代表取締役2014年11月ヤマト インターナショナル㈱社外取締役2021年6月SMC㈱ 社外取締役(現任) ㈱海外通信・放送・郵便事業支援機構 社外取締役2022年9月当社 社外取締役(現任)2023年4月ジェイ・ユーラス・アイアール㈱ 取締役会長(現任) (注)3- 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(株)取締役石黒 美幸1964年10月26日1991年4月弁護士登録(東京弁護士会)常松簗瀬関根法律事務所入所1999年1月同事務所 パートナー2000年1月長島・大野・常松法律事務所 パートナー弁護士(現任)2006年6月ソニーコミュニケーションネットワーク㈱(現ソニーネットワークコミュニケーションズ㈱) 社外取締役2013年6月みらかホールディングス㈱(現H.U.グループホールディングス㈱) 社外取締役2016年9月当社 社外監査役2017年6月㈱ベネッセホールディングス 社外監査役2018年4月東京弁護士会 副会長2023年6月野村ホールディングス㈱ 社外取締役(現任)2024年4月環太平洋法曹協会(IPBA) 会長2024年9月当社 社外取締役(現任) (注)3-取締役由利 孝1960年9月24日1983年4月ニチメン㈱(現 双日㈱)入社1987年6月テクマトリックス㈱へ出向1998年3月同社 取締役2000年4月同社 代表取締役社長FinancialCAD Corporation Director2004年7月テクマトリックス㈱ 代表取締役社長最高執行役員2007年8月合同会社医知悟 業務執行社員2007年9月クロス・ヘッド㈱ 取締役2009年8月㈱カサレアル 取締役2024年4月テクマトリックス㈱ 取締役2024年6月リスクモンスター㈱ 社外取締役(現任)2024年8月TY Insight㈱ 代表取締役(現任)2024年9月当社 社外取締役(現任)2024年12月アイビーシー㈱ 社外取締役(現任) (注)3-常勤監査役浅野 政克1963年8月23日2006年1月当社入社2010年9月管理本部 総務部長2022年1月監査室長2024年9月常勤監査役(現任) (注)4500監査役出雲 栄一1973年1月2日1995年4月 1998年4月2010年7月2015年2月2015年6月 2016年3月2016年6月 監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)入社公認会計士登録有限責任監査法人トーマツ パートナー就任出雲公認会計士事務所 代表(現任)税理士登録㈱ベネッセホールディングス 社外監査役鳥居薬品㈱ 社外監査役㈱インテージホールディングス 社外取締役(監査等委員)2020年9月当社 社外監査役(現任) (注)4100 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(株)監査役道 あゆみ1966年1月16日1988年4月日本電信電話㈱(現NTT㈱)入社1995年4月弁護士登録(東京弁護士会)松尾綜合法律事務所入所2001年5月ニューヨーク大学ロースクール(LL.M)修了2009年4月早稲田大学大学院法務研究科 教授(任期付き)弁護士法人早稲田大学リーガル・クリニック入所(現任)2015年10月日本弁護士連合会 事務次長2018年4月東京弁護士会 副会長2019年4月日本司法支援センター 本部事務局長2022年2月㈱新生銀行(現 ㈱SBI新生銀行) 社外取締役2022年9月当社 補欠監査役2023年6月日清食品ホールディングス㈱ 社外監査役(現任)2023年8月日本弁護士連合会司法調査室 室長(現任)2024年9月当社 社外監査役(現任)2025年6月㈱NTTドコモ 社外取締役(現任) (注)4-計187,697(注)1.取締役三原康司、岩田宜子、石黒美幸、由利孝は、社外取締役であります。2.監査役出雲栄一、道あゆみは、社外監査役であります。3.2025年9月26日の選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。4.2024年9月26日の選任後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。 〔ご参考〕2025年9月26日開催予定の定時株主総会後の当社役員のスキル・マトリックス 当社は、経営戦略に照らして、取締役及び監査役が備えるべき知識・経験・能力を「企業経営」「研究開発・製造」「営業」「グローバルビジネス」「人的資本・サステナビリティ」「財務・会計」「法務・リスクマネジメント」と定めております。これらの知識・経験・能力について、各取締役及び監査役に対して特に期待する分野は下表のとおりです。なお、この表は取締役及び監査役が有するすべての知識・経験・能力を表すものではありません。 企業経営研究開発・製造営業グローバルビジネス人的資本・サステナビリティ財務・会計法務・リスクマネジメント取締役岡林 理● ●● ● 楠瀬 治彦●● ●● 仙洞田 哲也●●●● 田島 敦 ● ● 三原 康司1●● ●● 岩田 宜子1● ●●● 石黒 美幸1 ● ●由利 孝1● ●● ● 監査役浅野 政克 ● ●出雲 栄一2 ●●道 あゆみ2 ● ●1.独立社外取締役 2.独立社外監査役(注)監査役浅見公一は、2025年9月26日開催予定の定時株主総会の終結時をもって監査役を辞任する予定であるため、スキル・マトリックスには含めておりません。 ② 社外役員の状況 当社は、社外取締役及び社外監査役を選任するための「社外役員の独立性判断基準」を定めております。選任にあたっては、この基準を踏まえ、一般株主と利益相反の生じるおそれがない独立した立場にあることを前提として、当社の事業に関連する業界などにおいて経営等に係る豊富な経験や幅広い見識により、当社の経営に対する積極的な助言と監督ができる人を選任することとしております。 (社外取締役及び社外監査役と提出会社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係) 当社と社外取締役及び社外監査役との間には、有価証券報告書提出日現在、社外監査役出雲栄一が当社普通株式を100株保有していること以外に、人的関係、資本的関係又は特筆すべき取引関係その他の利害関係はありません。 (社外取締役) 当社の有価証券報告書提出日現在における社外取締役は4名になります。2025年9月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役8名選任の件」を上程しており、当該議案が原案どおり承認可決された場合、引き続き社外取締役は4名となります。 社外取締役三原康司は、事業法人にて長く企画管理・工場オペレーションなどに従事され、現在は経営システム工学分野の教育に携わられており、その幅広い見識を当社の経営に反映していただくため、選任いたしました。同氏には、アカデミアにおける専門的な見識と事業法人の経験に基づく客観的な視点から、経営に資する意見を述べていただくことで、経営の監督機能強化及び取締役会の活性化に資する役割を期待しております。社外取締役岩田宜子は、コーポレートガバナンス及びIRのコンサルティングに長らく従事して培われた深い知見、豊富な国際経験、並びに経営者としての経験と見識を当社の経営に反映していただくため、選任いたしました。同氏には、中立かつ客観的な立場からコーポレートガバナンス及び国内外の投資家との対話に関して、専門的知見に基づいた助言と意見をいただくことで、経営の監督機能の強化と透明性の向上に資する役割を期待しております。社外取締役石黒美幸は、国際的な法曹団体である環太平洋法曹協会(IPBA)会長の経験や、長島・大野・常松法律事務所パートナー弁護士を現任される等、長年の弁護士としての経験を有しており、その経験と見識を当社の経営に反映していただくため、選任いたしました。同氏には、弁護士としての豊富な経験及び高い専門性を活かし、専門的知見に基づいた助言と意見をいただくことで、経営の監督機能の強化と透明性の向上に資する役割を期待しております。社外取締役由利孝は、テクマトリックス㈱で長年代表取締役を務め、事業環境を見極めた経営方針及び戦略により、同社の業務拡大を推進してきました。それらの経験を当社の経営に反映していただけるものと判断し、選任いたしました。同氏には、社外取締役としての独立した立場で、その有する知見等に基づき、経営の監督機能の強化と透明性の向上に資する役割を期待しております。 なお、当社は、社外取締役の三原康司、岩田宜子、石黒美幸、由利孝の4名を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として同取引所に届け出ております。 (社外監査役) 社外監査役出雲栄一は、長年にわたる公認会計士としての豊富な経験及び財務・会計に関する相当程度の専門的な知見を有し、他社における社外取締役や社外監査役としての経験もあることから、広い視野からの客観的・中立的な監査をしていただくことを期待して選任いたしました。 社外監査役道あゆみは、弁護士会等での要職を含め、弁護士としての専門的知識と豊富な経験を有していることから、かかる知見・経験に基づき多角的な観点で客観的・中立的な監査の妥当性を確保していただくことを期待して選任いたしました。 なお、当社は、社外監査役の出雲栄一、道あゆみの2名を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として同取引所に届け出ております。 (社外取締役、社外監査役との利害関係)a. 社外取締役又は社外監査役を選任するための当社からの独立性に関する方針の内容 当社は、㈱東京証券取引所の定める独立性基準を踏まえて「社外役員の独立性判断基準」を策定しており、その内容は以下のとおりであります。 〈社外役員の独立性判断基準〉 当社は、社外役員(社外取締役及び社外監査役)候補者の選任に当たっては、以下の基準に基づき独立性を判断しています。1.当社グループとの関係現在又は過去10年間において当社グループの業務執行者(業務執行取締役及び従業員)ではない。2.大株主との関係当社の議決権所有割合10%以上の大株主(当該大株主が法人の場合は、当該法人の業務執行者)ではない。3.主要な取引先等との関係現在又は過去10年間において、以下に掲げる当社の主要な取引先等の業務執行者ではない。・ 当社グループの主要な取引先(過去3年の各事業年度にわたって、取引額が当社の連結売上高の5%以上を占める)・ 当社グループを主要な取引先とする企業(過去3年の各事業年度にわたって、取引額が取引先の連結売上高の5%以上を占める)・ 当社グループの主要な借入先(当社グループが借入れを行っている金融機関であって、その年間借入平均残高が当社の総資産の2%を超える)4.専門的サービス供給者との関係(弁護士・公認会計士・コンサルタント等)当社から役員報酬以外に、年間1,000万円以上の金銭その他財産を得ている弁護士、公認会計士、コンサルタント等ではない。5.会計監査人との関係当社の会計監査人の代表社員、社員ではない。6.当社から寄付又は助成を受けている団体との関係当社から年間1,000万円を超える寄付又は助成を受けている団体の役員、使用人ではない。7.近親者との関係当社グループの業務執行者(重要でない者を除く)の配偶者もしくは2親等内の親族ではない。b. 当社と社外取締役及び社外監査役との人的関係、資本的関係又は取引関係その他利害関係の概要 当社の社外取締役及び社外監査役はいずれも、上述の当社「社外役員の独立性判断基準」に照らし、一般株主と利益相反が生じるおそれがなく、独立した立場から取締役の職務及び監査役の職務を十分に果たすことができるものと判断しております。 ③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係 社外取締役と監査役は定期的に会合を持つほか、必要に応じ随時意見交換を行っており、また、社外監査役と監査室及び会計監査人は必要に応じて監査業務等について意見交換を行っております。さらに、内部統制を行う部門には監督・監査を行う立場から業務に対する助言・指導を行い、かつ、必要に応じ意見交換を行っております。

※ 出典: EDINET DB API より取得した有価証券報告書(2025年度)。 全文は 金融庁 EDINET でご確認ください。