株式会社 丸井グループ 8252

小売業 JP 健全性: C (50点)

データ取得日: 2026-06-21 | 過去15年分の財務データを掲載

AI 業績サマリー 生成: 2026-05-11 / claude-opus-4-6-v2
丸井グループは「マルイ」「モディ」の商業施設運営とエポスカードを中心とするフィンテック事業の二本柱で構成される。近年は小売から「売らない店」への転換を進め、テナント賃料収入とカード事業の手数料・利息収入が収益の中心に移行している。

売上2,544億円(前年比+8.1%)、営業利益445億円(営業利益率17.5%)、純利益266億円と増収増益。フィンテック事業の成長が高い営業利益率の主因で、ROE10.8%と安定した資本効率を維持している。

自己資本比率23.4%は金融事業を内包する構造を反映。営業CFがマイナス44億円、FCFもマイナス181億円とカード債権の増加が運転資本を圧迫しているが、これは金融事業の成長に伴う構造的なもの。財務健全性スコア50点は金融事業の特性を十分に反映しきれていない可能性がある。EPS143円に対しPER18.8倍、配当106円。小売のプラットフォーム化とフィンテックの収益拡大が中長期戦略の柱。
English version
Marui Group comprises two pillars: commercial facility operation through "Marui" and "Modi," and fintech business centered on Epos Card. Recently transitioning from retail to "stores without selling," with tenant rental income and card business fees/interest income shifting to revenue center. Sales of 254.4 billion (+8.1% YoY), operating profit of 44.5 billion (operating margin 17.5%), and net profit of 26.6 billion show revenue and profit growth. Fintech business growth drives elevated operating margin, with ROE of 10.8% maintaining stable capital efficiency. Equity ratio of 23.4% reflects embedded financial business structure. Operating CF of negative 4.4 billion and FCF of negative 18.1 billion as card receivables growth pressures working capital, structural for fintech growth. Financial health score of 50 points may insufficiently reflect fintech business characteristics. EPS of 143 vs. PER of 18.8x with dividend of 106. Retail platform transformation and fintech revenue expansion form medium-to-long term strategic pillars.

※ EDINET DB API が生成・提供する AI要約です。投資判断は必ず一次情報(有価証券報告書・決算短信)をご確認ください。

業績推移

業績予想 次期通期予想(2026-05-15 発表)

項目 予想値 直近通期実績(2026年度) 増減
売上高 2,769億円
営業利益 550億円 502億円 +9.5%
純利益 295億円 285億円 +3.6%
EPS 164.00円 158.35円 +3.6%
1株配当 (DPS) 134.00円 131.00円 +2.3%
予想PER* 18.6倍 19.3倍 (実績)
予想配当利回り* 4.38% 4.29% (実績)

※ 業績予想は企業発表値です。期末決算と同時に発表された次期予想です。 * 印は当サイトが PBR×BPS から推定した株価をもとに独自計算した参考指標です。

財務指標(2026年度)

主要指標

ROE 11.6%
PER 19.3倍
PBR 2.25倍
配当利回り 4.29%
配当性向 82.7%

収益性

ROA 2.5%
売上総利益率 87.5%
営業利益率 18.1%
純利益率 10.3%

成長性

前年比 3Y CAGR 5Y CAGR
売上高 +8.8% +8.3% +6.1%
営業利益 +12.8%
純利益 +7.1% +9.9%
EPS +10.6% +13.1%

安全性

自己資本比率 21.5%
流動比率 241.0%
D/Eレシオ 2.96倍

派生指標 参考

時価総額* 5,252億円
ネットキャッシュ* ▲6,710億円
Net Debt/EBITDA* 10.16倍
EV/EBITDA* 18.1倍
FCFマージン* -17.0%
DOE* 9.64%

* 印は当サイトが EDINET から取得した財務データをもとに独自に計算した参考指標です。 EDINETから直接取得した数値ではないため、実際の市場値や各種データソースの公表値と乖離する場合があります。 投資判断は必ず一次情報をご確認ください。

業種比較 業種: 小売業 日経225内同業 11社

指標 自社 日経225 同業平均
(11社)
EDINET 全体平均
(326社)
同業平均との偏差
ROE 11.6% 14.3% 9.7% -2.72pt
PER 19.3倍 30.1倍 -10.82
PBR 2.25倍 3.71倍 -1.46
配当利回り 4.29% 2.09% +2.20pt
配当性向 82.7% 47.6% +35.15pt
ROA 2.5% 6.6% -4.11pt
売上総利益率 87.5% 55.0% +32.54pt
営業利益率 18.1% 12.6% 2.9% +5.54pt
純利益率 10.3% 8.5% +1.77pt

※「日経225 同業平均」は当サイトで日経225採用銘柄から自前集計した値。 「EDINET 全体平均」は EDINET DB API が返す上場企業全体(中小・赤字含む)の平均で、ROE と営業利益率のみ提供されます。 偏差はパーセンテージポイント(pt)または倍率差。

キャッシュフロー(2026年度)

営業CF ▲460億円
投資CF ▲10億円
財務CF 513億円
設備投資 174億円
現金等残高 535億円
年度 営業CF 投資CF 財務CF フリーCF 設備投資 現金等残高
2026 ▲460億円 ▲10億円 513億円 ▲470億円 174億円 535億円
2025 ▲45億円 ▲137億円 28億円 ▲181億円 145億円 493億円
2024 380億円 ▲183億円 ▲79億円 197億円 155億円 646億円
2023 167億円 ▲224億円 183億円 ▲57億円 96億円 524億円
2022 115億円 ▲138億円 8億円 ▲22億円 85億円 397億円
2021 222億円 ▲162億円 ▲56億円 60億円 106億円 412億円
2020 399億円 ▲203億円 ▲255億円 196億円 105億円 408億円
2019 264億円 ▲92億円 ▲159億円 172億円 91億円 467億円
2018 ▲193億円 7億円 278億円 ▲186億円 454億円
2017 ▲460億円 20億円 476億円 ▲440億円 362億円
2016 ▲353億円 ▲41億円 407億円 ▲394億円 326億円
2015 123億円 ▲39億円 ▲73億円 84億円 312億円
2014 ▲92億円 ▲68億円 161億円 ▲160億円 301億円
2013 51億円 4億円 ▲56億円 55億円 299億円
2012 249億円 ▲39億円 ▲237億円 210億円 299億円

※ フリーCF = 営業CF + 投資CF(投資CFは通常マイナス)。設備投資額は絶対値で表示。

損益計算書(2026年度)

項目 金額 売上比
売上高 2,769億円 100.0%
売上原価 346億円 12.5%
売上総利益 2,423億円 87.5%
販管費 1,921億円 69.4%
営業利益 502億円 18.1%
経常利益 427億円 15.4%
純利益 285億円 10.3%

※ 会計基準: 日本基準 (JP GAAP) / 有報提出日: 2026-06-19 15:30。 売上原価・売上総利益・販管費が「—」の項目は EDINET に該当データが無いことを示します(金融・通信・IFRS企業など)。

貸借対照表(2026年度)

項目 金額 総資産比
資産
総資産 11,413億円 100.0%
現金等 535億円 4.7%
その他資産 10,877億円 95.3%
負債・純資産
総負債 8,965億円 78.5%
有利子負債 7,246億円 63.5%
その他負債 1,719億円 15.1%
純資産 2,448億円 21.5%
自己資本 2,334億円 20.5%
うち利益剰余金 1,196億円 10.5%
非支配株主持分等 114億円 1.0%

※「その他資産」「その他負債」は EDINET 取得値から計算で算出(その他資産 = 総資産 − 現金等、その他負債 = 総負債 − 有利子負債)。 利益剰余金は自己資本に含まれる内訳項目です。 総資産 = 総負債 + 純資産 が成立しない場合はデータの整合性をご確認ください。

事業規模・コスト構造(2026年度)

従業員数 3,820人 1人当たり売上 72百万円
研究開発費
減価償却費 158億円 売上比 5.71%

※「1人当たり売上」「売上比%」はサイト内で計算した派生指標です。 研究開発費は製造業以外では非開示の場合があります(サービス業・金融業など)。

信用評価履歴 EDINET DB スコア(過去15年分)

健全性スコア (2026年度) 50点 ランク C
業種ベンチマーク 改善余地が大きい。優先課題: 有利子負債の圧縮または内部留保の積み増し 強み 2項目 / 弱み 3項目
直近の評価コメントを見る (2026年度)

信用評価

注意すべきリスク要因があります。営業CFがマイナス: 本業でキャッシュを生めていない

投資評価

PER 19.3倍で適正水準。複数の好材料あり

※ EDINET DB API が独自の指標と業種ベンチマークから算出するスコア・ランク・コメントです。 S = 90点以上 / A = 75-89点 / B = 60-74点 / C/D = それ未満。

直近の決算短信

開示日時タイトル区分売上高前年比 営業利益前年比 純利益前年比EPS PDF
2026-05-15 15:30 Q4 2,769億円 502億円 +12.8% 285億円 +7.1% 158.4 PDF
2026-02-10 15:30 第3四半期 決算短信 Q3 2,058億円 398億円 +19.5% 215億円 +13.1% 119.4 PDF
2025-11-14 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) Q2 1,364億円 +10.1% 264億円 +22.7% 148億円 +22.0% 82.5 PDF
2025-08-14 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) Q1 674億円 +12.9% 139億円 +37.1% 79億円 +27.6% 44.1 PDF
2025-05-30 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) Q4 2,544億円 +8.1% 445億円 +8.5% 266億円 +7.8% 143.2 PDF
業績概況・今後の見通し(2026-05-15 発表分) 約358字
グループ総取扱高は前年比9%増の5兆3,921億円、EPSは前年比11%増の158.4円と、それぞれ過去最高となりました。小売はテナントおよびイベントカテゴリの伸長、フィンテックはカード会員増加や手数料率変更により収入増加し、両セグメントともに好調に推移。連結業績は、売上収益2,769億円(前年比+9%)、営業利益502億円(前年比+13%)、経常利益427億円(前年比+7%)、当期利益285億円(前年比+7%)と5期連続の増収増益。ROEは11.6%。次期(2027年3月期)は、EPS164.0円(前年比+4%)、ROE11.8%の見通し。売上収益2,960億円(前年比+7%)、営業利益550億円(前年比+10%)、経常利益440億円(前年比+3%)、当期利益295億円(前年比+4%)と増収増益を見込む。

出典: 決算短信PDF(外部リンク)

大量保有報告書(5%超の株主)

報告日 提出者(グループ) 個別保有者 保有割合
個別 / 合計
株数 保有目的 種別
2026-03-30 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJ信託銀行株式会社 1.73%
計 5.00%
317万株 純投資 変更
2026-03-30 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ MUFGセキュリティーズEMEA (MUFG Securities EMEA plc) 0.00%
計 5.00%
0株 変更
2026-03-30 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJアセットマネジメント株式会社 2.86%
計 5.00%
526万株 純投資 変更
2026-03-30 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 0.41%
計 5.00%
75万株 商品有価証券等として保有するもの 変更
2026-03-30 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJ信託銀行株式会社 1.73%
計 5.00%
317万株 純投資 変更
2026-03-30 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ MUFGセキュリティーズEMEA (MUFG Securities EMEA plc) 0.00%
計 5.00%
0株 変更
2026-03-30 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJアセットマネジメント株式会社 2.86%
計 5.00%
526万株 純投資 変更
2026-03-30 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 0.41%
計 5.00%
75万株 商品有価証券等として保有するもの 変更
2026-03-30 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJ信託銀行株式会社 1.73%
計 5.00%
317万株 純投資 変更
2026-03-30 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ MUFGセキュリティーズEMEA (MUFG Securities EMEA plc) 0.00%
計 5.00%
0株 変更

※「個別保有者」が「(同左)」の行は提出者本人による保有。複数行が同じ提出者なら共同保有グループの内訳を表します。 保有目的が長い場合は冒頭40字のみ表示し、ホバーで全文表示します。

財務データ推移

年度売上高営業利益純利益 総資産純資産EPS配当
2026 2,769億円 502億円 285億円 11,413億円 2,448億円 158.4 131.0
2025 2,544億円 445億円 266億円 10,534億円 2,466億円 143.2 106.0
2024 2,352億円 410億円 247億円 10,035億円 2,536億円 130.7 101.0
2023 2,179億円 388億円 215億円 9,620億円 2,466億円 109.4 59.0
2022 2,093億円 368億円 178億円 9,200億円 2,621億円 85.8 52.0
2021 2,062億円 152億円 23億円 9,012億円 2,901億円 10.9 51.0
2020 2,476億円 419億円 254億円 8,860億円 2,903億円 117.6 50.0
2019 2,514億円 412億円 253億円 8,902億円 2,848億円 116.0 49.0
2018 2,405億円 364億円 209億円 8,659億円 2,749億円 93.2 38.0
2017 2,370億円 313億円 187億円 8,066億円 2,743億円 80.2 33.0
2016 2,459億円 296億円 178億円 7,301億円 2,821億円 70.7 22.0
2015 2,498億円 280億円 160億円 6,756億円 3,073億円 58.9 19.0
2014 4,165億円 154億円 6,640億円 3,159億円 56.3 18.0
2013 4,074億円 133億円 6,242億円 3,041億円 48.4 15.0
2012 4,124億円 53億円 6,151億円 2,903億円 19.2 14.0

事業の状況(有価証券報告書より)

最新の有価証券報告書から、事業内容・リスク・経営方針・経営成績の概況を掲載します。各セクションをクリックして展開してください。

沿革 FY2025 / 約1,263字
2 【沿革】当社は、1931年2月17日に、青井忠治が「丸二商会」からのれん分けを受け東京都中野区において割賦販売業を創業、1937年3月30日に法人組織に改組(株式会社丸井、資本金5万円、社長青井忠治)しました。当社設立後、現在までの当社および主要な関係会社の沿革は次のとおりです。 1941年7月戦時体制下の商業活動規制により、全店舗を一時閉鎖して休業。1946年8月中野に仮店舗を開設し、家具の現金販売で営業を再開。1950年12月割賦販売を再開。1959年8月株式会社丸井広告事業社(現 株式会社エイムクリエイツ)を設立。1960年1月「月賦」の呼称を「クレジット」に変え、企業の体質改善と近代化を推進。3月日本最初のクレジットカードを発行。10月丸井運輸株式会社(現 株式会社ムービング)を設立。1963年4月東京証券取引所市場第二部に株式を上場。1965年6月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。1966年8月業界で初めてコンピューターを導入。1974年4月POSを導入、同時にオンライン信用照会システムを稼動させ、契約業務の簡素化を推進。5月ニュー新宿店(現 新宿マルイ本館)を開設。1975年9月クレジットカード「赤いカード」の店頭即時発行システムをスタート。1981年2月創業50周年を機に、カードキャッシングの取扱いを開始。1984年9月株式会社エムアンドシーシステムを設立。1987年7月株式会社シーエスシーサービス(現 株式会社マルイファシリティーズ)を設立。1988年9月カタログ通販誌「Voi」を発行。1994年12月本社を東京都中野区中野4丁目3番2号に移転。2003年10月関西初出店となる神戸マルイを開設。2004年2月マルイ最大店舗の北千住マルイを開設。10月株式会社マルイカード(現 株式会社エポスカード)を設立。11月株式会社エムアールアイ債権回収を設立。 2006年3月「エポスカード」の発行を開始。9月大阪初出店となるなんばマルイを開設。2007年10月会社分割により当社は純粋持株会社へ移行し、商号を株式会社丸井グループに変更。小売事業は新設分割設立会社の株式会社丸井へ、カード事業は株式会社エポスカードへ承継。 株式会社マルイホームサービスを設立。 有楽町マルイを開設。2013年2月エポス少額短期準備株式会社(現 株式会社エポス少額短期保険)を設立。2015年11月「丸井グループ コーポレートガバナンス・ガイドライン」を制定。2016年4月九州初出店となる博多マルイを開設。 2018年2月つみたて証券準備株式会社(現 tsumiki証券株式会社)を設立。2020年1月D2C&Co.株式会社を設立。2021年4月丸井グループ新規事業創出株式会社(現 株式会社okos)を設立。2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行。 株式会社Muture(株式会社グッドパッチとの合弁会社)を設立。2024年9月株式会社マルイユナイトを設立。
配当政策 FY2025 / 約517字
3 【配当政策】当社グループでは、適正な利益配分を継続的に実施することを株主還元の基本方針としています。配当については、EPSの長期的な成長に基づく継続的な配当水準の向上に努め、「高成長」と「高還元」の両立を図ります。株主資本配当率(DOE)8%程度を目安とし、長期安定的な増配の実現をめざします。 上記の方針に基づき、当期の期末配当金については、1株当たり53円を予定しており、中間配当金53円と合わせた年間配当金は前期に比べ5円増配の106円とする予定です。なお、当社は中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行う方針であり、定款に「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定めています。期末配当の決定機関は株主総会です。当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりです。 決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2024年11月12日取締役会決議9,920532025年6月25日定時株主総会決議(予定)9,60253 今後の株主還元方針については14ページ記載の「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 4)資本政策と株主還元」をご覧ください。
監査の状況 FY2025 / 約3,217字
(3) 【監査の状況】① 監査役監査の状況a.監査役監査の組織および人員・当社の監査役会は、常勤監査役2名、非常勤監査役2名で構成されており、うち2名が社外監査役です。役職名氏名経歴等常勤監査役(議長)川井  仁株式会社三菱UFJ銀行等で要職を歴任しており、その豊富な経験に基づき、財務・会計やガバナンス等への優れた見識を有しています。常勤監査役佐々木 一 グループの小売事業において豊富な業務経験があり、エポスカード取締役やエイムクリエイツ社長としての経営経験を有し、グループの各事業に精通しています。社外監査役鈴木 洋子弁護士として長年培ってきた法的な専門知識と経験をもとに職務を適切に遂行しています。社外監査役松本 洋明税理士の資格を有し、会計分野に関する専門知識と経験をもとに職務を適切に遂行しています。 ・監査役の職務執行を補助するために、必要な知識・能力を有した監査役スタッフ2名(うち1名は兼任)を配置しています。 b.監査役会の開催頻度・個々の監査役の出席状況監査役会は当事業年度において計16回開催しており、各監査役の出席状況は以下のとおりです。氏名開催回数出席回数出席率川井  仁16回16回100%佐々木 一16回16回100%鈴木 洋子16回16回100%松本 洋明16回16回100% c.監査役会の主な検討事項(内部統制システムの整備・運用状況)監査計画、監査活動報告、コンプライアンス推進会議・内部統制委員会でのリスク管理体制の確認、店舗等重要な事業拠点の視察(事業計画の確認)四半期・期末決算を通じての事業計画の進捗確認(監査環境の整備)監査役会関連経費の確認、監査役スタッフの選任(会計監査人の監査の相当性)会計監査人の選任、監査人の監査計画概要の確認、監査人の評価 d.常勤および非常勤監査役の活動状況について(重点監査項目)(1)ガバナンス体制の整備・運用状況の確認(常勤および非常勤監査役)①ステークホルダー経営を推進する取締役会の運営状況の確認 ・取締役会の各諮問機関の運営状況の確認 ②内部統制システムの整備・運用状況の確認および実効性の検証 ・スリーラインモデルおよびリスク管理体制の整備・運用状況の確認③グループを統括した全社リスク管理の高度化の進捗・確認・コンプライアンス推進会議におけるリスク管理状況(リスクアセスメント、リスク対応およびモニタリング等)の確認 (2)中期経営計画の進捗確認(常勤および非常勤監査役) ①中計数値計画およびアロケーション計画の策定・進捗管理・計画修正の確認②小売・フィンテック・未来投資の三位一体のビジネスモデルの進捗・課題の確認・小売セグメント:売らない店・イベント等の取り組みの進捗・課題の確認・フィンテックセグメント:家計シェア最大化、好きを応援するカード等施策の進捗・課題の確認・未来投資:インパクトと収益の両立に向けた取り組みの進捗・課題の確認③ビジョン2050の実現に向けたインパクト2.0の進捗・課題の確認・インパクトKPIと財務KPIの進捗・課題の確認(3)「失敗を許容し挑戦を奨励する」企業文化の醸成の進捗確認(常勤および非常勤監査役)①DX戦略の構築や人材育成等の取り組みの進捗・課題の確認②イノベーションを創出し続ける企業に向けた行動KPIの進捗・課題の確認(通常監査項目)・取締役の職務執行状況の監査(常勤および非常勤監査役)取締役会・経営会議の意思決定の監査内部統制システムの整備・運用状況の監査競業取引、利益相反取引、無償の利益供与、通例的でない取引の監査取締役および使用人からの報告受領・代表取締役との定期的会合(常勤および非常勤監査役)・取締役会・経営会議等重要な会議への出席(常勤および非常勤監査役)・取締役、執行役員、グループマネジメント職からの業務内容についての聴取(常勤監査役)・事業所、業務委託先などへの往査(常勤および非常勤監査役)・社外取締役との定期的会合(常勤および非常勤監査役)・監査法人との連携(常勤および非常勤監査役)・グループ各社監査役との連携(常勤監査役)・監査部、グループ各社内部監査担当部署との連携(常勤監査役)・会社法の体制決議に基づく内部統制システムにおける監査(常勤監査役)・内部統制報告制度(金融商品取引法)における監査(常勤監査役)・重要文書の閲覧と文書・情報管理の監査(常勤監査役)・会社財産の調査、商品在庫の確認(常勤監査役)・四半期決算レビュー(常勤監査役)・剰余金の配当に関する監査(常勤および非常勤監査役)・期末監査および株主総会対応(常勤および非常勤監査役) ② 内部監査の状況・内部監査は、社内規定に基づき監査部(2025年3月末時点の人員 19名)が実施しています。・業務監査は業務の有効性、妥当性および法令順守状況を調査し、会計監査は会計基準・社内規程の順守状況を調査することにより、子会社を含めたコンプライアンスの徹底と業務の改善につなげています。・監査役および監査法人と定期的に情報・意見交換を行い、それぞれの監査の実効性向上につなげています。・内部監査の計画および結果については、取締役会ならびに監査役会への報告を実施しています。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称PwC Japan有限責任監査法人 b.継続監査期間6年間 c.業務を執行した公認会計士鈴木 智佳子千葉 達哉 d.監査業務に係る補助者の構成公認会計士 7名、その他 24名 e.監査法人の選定方針と理由当社の監査役会は、会計監査人の独立性、監査体制、監査の実施状況や品質等の確認を行っています。その結果、独立性、専門性および妥当性等の評価を総合的に勘案し、PwC Japan有限責任監査法人を選任することが適当であると判断しています。 f.監査役および監査役会による監査法人の評価監査役および監査役会は、監査法人に対して評価を行い、有効なコミュニケーションをとっており、適時かつ適切に意見交換や監査状況を把握しています。その結果、監査法人による会計監査は有効に機能し、適正に行われていることを確認しています。 ④ 監査報酬の内容等 a.監査公認会計士等に対する報酬の内容区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社113101203連結子会社561561計169111764 提出会社の非監査業務の内容は、社債発行に係るコンフォートレター作成業務などです。また、連結子会社の非監査業務の内容は、顧客資産の分別管理の法令遵守に対する保証業務です。 b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(プライスウォーターハウスクーパース)に属する組織に対する報酬(a.を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社-0-1連結子会社----計-0-1 提出会社の非監査業務の主な内容は、税務に係る調査・助言業務などです。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針監査時間、会社の規模・業務の特性等の要素を勘案し、適切に決定しています。 e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由当社の監査役会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を踏まえ、取締役会が提案した会計監査人に対する報酬に対して、監査時間や報酬単価等の算出根拠を確認した結果、監査品質の維持向上のために相当であると判断し、会社法第399条第1項の同意を行っています。
設備の概要 FY2025 / 約173字
1 【設備投資等の概要】当連結会計年度の設備投資は、店舗の売場改装やシステム投資など総額14,537百万円を実施しました。なお、セグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称金額(百万円)小売11,264フィンテック5,981調整額△2,709合計14,537 (注) 上記の金額には、有形固定資産のほか、無形固定資産を含んでいます。
従業員の状況 FY2025 / 約2,375字
5 【従業員の状況】(1) 連結会社の状況2025年3月31日現在セグメントの名称従業員数(名)小売1,982[ 661]フィンテック1,799[ 764]全社(共通)270[ 28]合計4,051[ 1,453] (注) 1 従業員数は就業人員であり、従業員数欄の[外書]は、臨時従業員の期中平均雇用者数(月間所定労働時間を基準に算出)です。2 全社(共通)は、特定のセグメントに区分できない純粋持株会社である提出会社の従業員数です。主に管理部門および投資部門などに所属しています。 (2) 提出会社の状況2025年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与前年比(%)270[ 28]39.816.06,821,200107.6 (注) 1 従業員数は就業人員であり、従業員数欄の[外書]は、臨時従業員の期中平均雇用者数(月間所定労働時間を基準に算出)です。2 平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでいます。 (3) 労働組合の状況当社グループには、全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟に加盟するマルイグループユニオンがあります。労使関係は円滑に推移しており、特記すべき事項はありません。 (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異当事業年度名称管理職に占める女性の割合(%)(注1)男性の育児休業取得率(%)(注2)男女の賃金の差異(%)(注1,3)全社員正規雇用社員パート・有期社員提出会社㈱丸井グループ(注4)23.0100.078.873.085.6連結子会社㈱エポスカード(注5)--105.394.5105.2 (注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。なお、管理職に占める女性労働者の割合は2025年4月1日現在の数値です。2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものです。3 社員の人員数については、労働時間をもとに換算したものを加味して算出しています。4 当社グループでは臨時従業員等を除き、提出会社である㈱丸井グループにおいて、社員の一括採用、一括配置および育成を実施しています。グループ各社への配置は出向となるため、提出会社の数値には子会社への出向者を含めて算出しています。したがって、算出のもととなる社員数については「(2)提出会社の状況」に記載している従業員数と異なります。5 ㈱エポスカードは「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定により開示の対象となる連結子会社です。各社は直接採用の社員のみを集計しており、その社員に管理職および育児休業対象者はいません。 <各数値に関する補足説明>当社グループの人材に関する指標は「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組  2.会社の考える人的資本経営」に記載しています。「人的資本経営」の詳細なパフォーマンスデータについては、「2025年3月期ESGデータブック」の「社会(Social)」のカテゴリーをご覧ください。ESGデータブック(https://www.0101maruigroup.co.jp/sustainability/lib/databook.html) <男女の賃金の差異の要因と当社の考え方について>男女の賃金の差異の推移は下記のとおり、全社員と正規雇用社員については前年と比べて改善しています。パート・有期社員については、全体構成の85%を占める再雇用勤務者のうち、職位の低い女性の割合が増加したことで、女性の平均賃金が下がり、賃金差が85.6%と前年に比べて低下しました。 当社グループの賃金制度においては性別による処遇の差はなく、賃金差異が生じる最も大きな要因は、管理職など賃金の高い上位職に占める女性社員の割合が低いためです。職位別でみると差異は85.5~95.7%となります。同一の職位でも差異が生じる主な要因は、短時間勤務制度の影響によるものです。2025年3月時点の短時間勤務制度利用者のうち97.1%が女性であり、短時間勤務者の時間補正を行った場合の職位別の賃金差異は90.6~95.7%となります。このような状況のもと、当社グループでは、イノベーションを創出しやすい組織をつくる取り組みの一環として、意思決定層(取締役・執行役員を含む管理職以上)の多様化をめざしています。この取り組みを可視化する独自の指標として「女性イキイキ指数」を設定し、女性活躍を推進しています。女性活躍を推進する上で「男性は仕事、女性は家事・育児」といった「男女の性別役割分担意識」の改善と「女性の上位職志向」の向上が重要だと考えております。「男女の性別役割分担意識」の改善に向けては、ライフイベントを迎える26歳の男女を対象に「キャリアデザイン研修」や、希望者に向けて「キャリアとライフイベントの両立を考えるフォーラム」を実施しております。また、「女性の上位職志向」の向上に向けた取り組みでは、管理職による「管理職の働き方」の改善に向けたプロジェクト活動などを実施しています。今後もこれらの取り組みを続け、家事や育児などの負担が女性に偏ることなく、女性も男性も「仕事」と「家庭」を当たり前に両立できる組織をめざすことで、男女の賃金の差異の解消に努めていきます。
研究開発活動 FY2025 / 約21字
6 【研究開発活動】該当事項はありません。
株式の保有状況 FY2025 / 約3,038字
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式を下記のように区分します。・「純投資目的である投資株式」とは、株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的に保有する株式です。・「純投資目的以外の目的である投資株式」とは、当社グループの企業価値向上に向けて、戦略上重要な協業および取引関係の維持発展を目的に保有する株式です。 当社グループでは、これまで共創投資と新規事業投資を合わせて「未来投資」とし、「小売」「フィンテック」との三位一体のビジネスモデルにより、個々の事業の総和を超えた価値の創出をめざしてきました。現在は、「好き」を応援するビジネスへと転換し、その1つとして「共創投資」を推進しています。 <共創投資>・投資先との協業や共創によるシナジーを追求し、オープンイノベーションによる企業価値の向上を目的としています。協業の可能性を重視した少額投資を基本とし、協業が進み投資先の企業価値が向上しエグジットの可能性が高まった段階で、ファイナンシャルリターンを期待した追加投資も検討していきます。・共創投資は、当社グループと投資先との協業によって中長期的に投資先の企業価値向上を図り、株式の値上がり益を期待するという純投資の要素を持ちます。よってスタートアップ企業等への投資を開始した2017年3月期以降、新たに保有した特定投資株式については「共創投資」として区分し記載しています。・共創投資にはベンチャーやスタートアップ企業等の非上場株式が多く含まれており、投資後の上場や大幅な株価の上昇により貸借対照表計上額に大きく影響する可能性があります。そのため、共創投資を進めていくことで株式銘柄数および貸借対照表計上額の増加が見込まれます。・2025年3月期の共創投資先のシナジーによる貢献利益は31億円となりました。また、IRRは10%でハードルレートの10%と同水準となっています。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法ならびに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は原則として政策保有株式を保有しません。保有する株式については、企業価値向上に向けて、戦略上重要な協業および取引関係の維持発展が認められるものであり、保有の合理性について定期的に検証を行い、毎年取締役会で確認を行うものとし、その検証内容の概要を開示します。保有意義の薄れた株式については、当該企業の状況を勘案した上で、段階的に売却を進めます。なお、当社は2016年2月開催の取締役会において、株式を保有する企業とは、既に一定の取引関係が構築されていることを確認し、資産効率や株価変動リスクの観点から段階的に保有金額を削減することとしました。以降、毎年7月または8月開催の取締役会にて、個別の保有株式についての収益状況などを検証するとともに、保有金額の削減状況を確認しています。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式595,456非上場株式以外の株式724,111 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式91,455主に、新規事業の創出につながるスタートアップ等への出資・投資のため増加しています。非上場株式以外の株式-- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式240非上場株式以外の株式45,143 (注) 株式数が増加および減少した銘柄には、株式の新規公開等による変動は含みません。 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果(注1)及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無(注2)株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)東宝㈱2,578,8002,578,800店舗建物の賃借の他、「ゴジラ・ストアTokyo」のマルイへの出店や提携カード「ゴジラエポスカード」の発行などを行っており、協業を円滑に進めるために保有しています。有19,08812,759㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ1,220,0002,440,000主要金融機関として、取引の円滑化を図るために保有しています。無(注3)2,4533,799㈱ノジマ460,000920,000「nojima」店舗のマルイ・モディへの出店(6店舗)のほか、提携カード「ノジマエポスカード」の発行などを行っており、協業を円滑に進めるために保有しています。有1,1631,569 <共創投資>銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果(注1)及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無(注2)株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱ユーグレナ2,139,0002,139,000マルイ店舗を活用したユーグレナ社の主力食品ブランドの商品販売や、子ども向けのワークショップイベントの実施、利用金額の一部が子どもたちの健康促進活動や教育支援に活用される「ユーグレナカード」の発行など、サステナブルな社会の実現に向けた協業を円滑に進めるために保有しています。無1,0821,296㈱雨風太陽133,150166,750「食」を通じた新たな体験価値の創出を目的として、利用金額の一部が生産者支援金となる「ポケマルエポスカード」の発行やマルイ店舗でのポップアップイベント開催などを行っており、協業を円滑に進めるために保有しています。無167186ランサーズ㈱386,100386,100「フリーランスにとって価値の高い金融サービス」の提供を目的として、フリーランスで働く方のニーズにあわせた専用のクレジットカード「ランサーズカードVisa」の発行などを行っており、協業を円滑に進めるために保有しています。無81115㈱ライスカレー94,000-コミュニティ・コマースに関連する各種サービスの提供を行っており、ライスカレー社のグループ会社である株式会社WinCが運営するブランド「MiiS」のポップアップイベントをマルイ店舗で開催するなど、協業を円滑に進めるために保有しています。無75-BASE㈱-6,306,000当事業年度中に売却しました。無-2,049 (注)1 定量的な保有効果については、保有先企業との取引の守秘性等から記載していません。上記銘柄については、2024年8月開催の取締役会において、配当利回り等の収益状況、協業および取引関係を検証するとともに、保有金額全体の削減状況を確認しています。2 当社の株式の保有の有無については、2025年3月31日現在の株主名簿によっています。3 保有先企業は当社の株式を保有していませんが、同社子会社が当社の株式を保有しています。 □ 純投資目的以外の目的で保有する上場株式の銘柄数および貸借対照表計上額の推移・2015年12月以降、段階的に銘柄数および保有金額を削減しています。
関係会社の状況 FY2025 / 約1,039字
4 【関係会社の状況】 名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社) ㈱丸井(注3,4)東京都中野区100マルイ・モディ店舗の運営、通信販売事業100.0経営指導等役員の兼任等…有㈱エポスカード(注3,5)東京都中野区500クレジットカード業務、クレジット・ローン業務100.0経営指導等役員の兼任等…有㈱エムアールアイ債権回収東京都中野区500債権管理回収業務、信用調査業務100.0(100.0)経営指導等役員の兼任等…有㈱エイムクリエイツ東京都中野区100商業施設の業態提案・設計・内装施工・運営管理、広告企画制作60.0経営指導等役員の兼任等…有㈱ムービング埼玉県戸田市100貨物自動車運送業、貨物運送取扱業100.0経営指導等役員の兼任等…有㈱エムアンドシーシステム東京都中野区100ソフトウェア開発、コンピューター運営 100.0経営指導等役員の兼任等…有㈱マルイファシリティーズ東京都中野区100ビルメンテナンス業、警備サービス業100.0経営指導等役員の兼任等…有㈱マルイホームサービス東京都中野区100不動産賃貸事業100.0経営指導等役員の兼任等…有㈱マルイホームサービス管理東京都中野区10不動産賃貸事業100.0(100.0)経営指導等役員の兼任等…無tsumiki証券㈱東京都中野区100つみたて投資専門の証券事業100.0経営指導等役員の兼任等…有㈱エポス少額短期保険東京都中野区200少額短期保険業50.0(50.0)経営指導等役員の兼任等…無 (注) 1 議決権の所有割合欄の(内書)は、間接所有割合です。2 上記関係内容のほか、グループ内の資金を一元管理するキャッシュマネジメントシステムにより、当社との間で資金の貸付および借入を行っています。3 特定子会社です。4 ㈱丸井は、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く。)の連結売上収益に占める割合が100分の10を超えています。主要な損益情報等 売上収益 62,795百万円 経常利益 1,395百万円 当期純損失 757百万円純資産額 204,365百万円 総資産額 243,840百万円5 ㈱エポスカードは、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く。)の連結売上収益に占める割合が100分の10を超えていますが、セグメント情報の「フィンテック」の売上収益に占める割合が100分の90を超えているため、主要な損益情報等の記載を省略しています。
サステナビリティ FY2025 / 約14,842字
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。 1.会社の考えるサステナビリティⅠ. サステナビリティ全般当社グループでは、2016年より環境への配慮、社会的課題の解決、ガバナンスへの取り組みがビジネスと一体となった未来志向のサステナビリティ経営への第一歩を踏み出しました。それまで取り組んできた「すべての人」に向けたビジネスを「インクルージョン(包摂)」というテーマでとらえ直したうえで、重点テーマを整理し、取り組みを進めてきました。これらの取り組みは、国連の持続可能な開発目標「SDGs(Sustainable Development Goals)」の実現にも寄与するものです。そして、2019年には本格的なサステナビリティ経営に向け、2050年を見据えた長期ビジョン「丸井グループビジョン2050」を策定し、「インパクトと利益の二項対立を乗り越える」ことを宣言しました。2021年には「ビジョン2050」に基づき、サステナビリティとWell-beingに関わる目標を「インパクト」として定義しました。インパクトは、「ビジョン2050」に定めた取り組みをアップデートし、「将来世代の未来を共に創る」「一人ひとりの『しあわせ』を共に創る」「共創のエコシステムをつくる」という共創をベースにした3つのテーマを定めました。2025年には新たに「経営ビジョン&戦略ストーリー2031」を策定し、「好き」が駆動する経済の実現に向けて、インパクトを「将来世代の未来を共に創る」「一人ひとりの『好き』が駆動する経済を創る」「働く人の『フロー』を生み出す社会を創る」の3つのテーマに再定義しています。ビジネスを通じて社会課題の解決と利益の両立をめざし、「インパクト」と「利益」の主要な取り組み項目を主要KPIとして設定しています。具体的な指標は「(4)指標と目標」に記載しています。 (1)ガバナンスすべてのステークホルダーの「利益」と「しあわせ」の調和と拡大に向け、ステークホルダーをインクルードした経営の仕組みづくりに着手します。ステークホルダー経営ステークホルダーの求める利益としあわせを共に実現する共創経営に向けて、ステークホルダーをボードメンバーに迎えることで、ガバナンス体制を進化させていきます。サステナビリティマネジメントの推進サステナビリティ経営の推進に向けて活動を適時検証するとともに、サステナビリティとビジネスの両立をめざす重点指標(KPI)の進捗を確認しています。サステナビリティマネジメント体制の強化に向け、2019年にサステナビリティアドバイザーおよび取締役会の諮問機関としてのサステナビリティ委員会を設置しました。外部有識者や将来世代を含むメンバーにて、グループ全体のサステナビリティ戦略および取り組みなど、未来に向けた対話を深め、積極的に取締役会に報告・提言を行っています。 リスクマネジメントの推進サステナビリティ経営の礎として、「グループ行動規範」を定め、そのもとに「丸井グループ人権方針」「丸井グループ安全衛生方針」「丸井グループ環境方針」等を定めています。外部環境の変化に対応し、デジタル化や技術革新による事業構造転換のさらなるスピードアップに向けて、CDO(Chief Digital Officer)を配置しています。また、情報セキュリティリスクへの対応を強化するため、情報セキュリティ委員会を設置し、グループ全体の情報資産などを保護・管理する最高セキュリティ責任者としてCSO(Chief Security Officer)を配置しています。さらに、今後の金融事業におけるリスク対応を強化するため、金融リスク委員会を設置し、マネー・ローンダリングへの対応をはじめとした法令・規制・ガイドラインのコンプライアンスや不正利用への対応など、組織全体で効果的なリスク文化を推進するための戦略を講じています。サステナビリティ経営における高リスク分野の管理向上を図るため、各委員会の統括機能として、代表取締役を長とするコンプライアンス推進会議にて、当社グループのリスクを統合的に管理しています。規範・各種方針は、実効性を年1回検証するとともに、研修などを通じてグループ社員へ周知を図っています。今後も毎年、検討および見直し等を行い、時代に合わせたリスクマネジメントを推進していきます。次世代リーダーの育成2017年4月より次世代経営者育成プログラム「共創経営塾(CMA)」を開設しています。毎年10人~20人程度を選抜し、社外取締役の監修のもと、次世代の経営を担う人材の発掘と育成をめざします。 (2)戦略当社グループは、「お客さまのお役に立つために進化し続ける」「人の成長=企業の成長」という経営理念に基づき、「すべての人が『しあわせ』を感じられるインクルーシブな社会を共に創る」ことをミッションとしています。金融と小売の融合を通じて、経済的な豊かさだけでなく精神的な豊かさとしての「しあわせ」を提供すること、一部の人たちだけでなく、すべての人が「しあわせ」になれる社会の実現をめざします。2050年を見据えた長期ビジョン「ビジョン2050」の策定に合わせ、当社グループが優先的に取り組むべき社会課題をインパクトとして定義しました。2025年からは、新たに「経営ビジョン&戦略ストーリー2031」を策定し、「好き」が駆動する経済の実現に向けて、共創を基盤にフィンテックを中心としたイベント・グッズ・サービス・共創投資・事業開発、そして人・組織・働き方などすべてを通じて「好き」を応援するビジネスを推進していきます。当社グループが取り組むべきことを3テーマ6つのインパクト目標として設定し、「インパクトと利益の二項対立を乗り越える」ビジョンの実現に向けた取り組みを進めることで、すべての人が「しあわせ」を感じられるインクルーシブな社会をめざします。 ■ 将来世代の未来を共に創る「脱炭素社会の実現」や「将来世代の事業創出の応援」により、地球と共存する持続可能な未来を将来世代につなげます。 脱炭素社会の実現<自社排出の削減>温室効果ガス削減への取り組みとして、2019年9月に策定した新たな温室効果ガス削減の中長期目標は、国際的なイニシアティブである「Science Based Targets(SBT)イニシアティブ」により「1.5℃目標」として認定されました。さらに、2023年8月にSBTネットゼロ認定を取得しました。グループ全体の温室効果ガス削減目標は次のとおりです。 2030年までに、2017年3月期比で・Scope1(※1)+Scope2(※2)を80%削減・Scope3(※3)を35%削減 2050年までに2017年3月期比でグループ全体のScope1、2の合計およびScope3を90%削減し、残余分を炭素除去することでネットゼロを達成 2025年3月期の実績・Scope1(9,003トン)+Scope2(22,112トン)合計31,115トン2017年3月期比 73.7%削減・Scope3(213,096トン)2017年3月期比 56.5%削減温室効果ガス排出量原単位(※4)は5.5(前年比82.7%)となりました。 2018年7月にRE100に加盟し、2030年までにグループの事業で使用する電力を、すべて再生可能エネルギーにすることとしています。2025年3月期の再生可能エネルギー比率は72.1%となりました。※1自社の燃料の使用による温室効果ガスの排出量※2自社の電力等の使用による温室効果ガスの排出量※3自社のバリューチェーンに関わる温室効果ガスの排出量※4温室効果ガス排出量(トン)/連結営業利益(百万円)にて算出<お客さまとの共創による社会排出の削減>当社グループは、株式会社UPDATER(旧みんな電力株式会社)と共に、「みんなで再エネ」プロジェクトをスタートしました。カード会員に対し、再エネ電力を簡単に申し込めるサービスを提供し、お客さまと共にCO2の社会排出削減に取り組みます。将来世代の「事業創出」を応援当社グループはこれまで、社外の起業家と共創投資を通じてイノベーションの創出をめざしてきました。今後はこれに加えて、社内起業家による事業創出に取り組みます。そのために、「会社にいながら社会を変えられるソーシャル・イントラプレナー」という働き方を提唱し、広く発信していきます。中長期的な人材育成を進めるためにソーシャル・イントラプレナー育成財団を設立し、大学生、高校生向けに講座を提供します。将来的には卒業生の入社やプロジェクトへの参加を通じて当社グループの事業開発に活かしていきます。 ■ 一人ひとりの「好き」が駆動する経済を創る一人ひとりの「好き」の応援を通じて、個がエンパワーできる社会の実現を加速させます。 「好き」を通じて誰かのため、社会のためへと広がる消費動物保護団体に寄付できるエポスペットカードをはじめ、作家の創作活動に寄付できるヘラルボニーカード、山岳保全団体に寄付できるYAMAPエポスカード、再生可能エネルギーの生産者に寄付できるみんな電力エポスカードなど、「好き」を応援するカードを通じて応援したい相手に寄付できるカードのラインナップを増やしていきます。「自分のため」の消費が「誰かのため」になり、やがて「社会のため」に広がっていくことで、日本における寄付文化の醸成に貢献し、インパクトと利益の両立をめざします。「好き」を応援するファイナンシャル・エンパワーメント当社グループは、これまで家具やファッションなど消費財の割賦販売を通じて若者の自己実現を応援してきましたが、今後は「好き」を応援する金融サービスを通じて、すべての人の自己実現を支援していきます。対象となるのは、全国の約7割に相当する地方に多く見られる一次産業や建築業、サービス業などに従事する人たちや自営業やスタートアップ、フリーランサーといった多様な働き方をする人たち、そして日本で働く多くの外国人たちなどです。これらの人たちの多くは「月給」に代表される定期的・安定的な収入ではなく、不定期で変動的な収入形態を持つため、クレジットカードを持つことができない人々が多数存在します。このような人たちを中心に、「好き」を活かした暮らしと仕事の可能性を開花させるための応援を推進していきます。 ■ 働く人の「フロー」を生み出す社会を創る社員一人ひとりの働きがいや組織活力を高めるための取り組みを、フロントランナーとして推進していきます。 社内外に開かれた共創の場世界中の優秀な人材を惹きつけ、その活躍を促進するため、ビジネスプロデュース推進室を設置しています。さまざまな雇用形態を通じて、社内外からソーシャル・イントラプレナーを募り、「好き」が駆動する経済に向けた事業開発を進めていきます。創造性を発揮する人・働き方当社グループは、能力と挑戦、創造性と幸せ、というビジネスにとって重要な4つの要素を包括的に捉える「フロー」という概念に注目し、社員一人ひとりの働きがいと組織活力を高める取り組みを推進しています。具体的には、「好き」を応援するコンクールなどを通じて、自分の「好き」を仕事に活かす機会を増やし、創造性を発揮できる組織づくりを進めることで、アイデアやナレッジ、ノウハウなどの無形資産を活用したビジネスを拡大し、無形資産比率を70%以上に高めることで、企業価値の向上をめざします。 (3)リスク管理当社グループは、サステナビリティに関する課題を把握し評価するため、リスク・機会を特定しています。特定したリスク・機会はサステナビリティ推進体制のもと、戦略策定・個別事業運営の両面で管理しています。グループ会社の役員で構成されるESG委員会で議論された内容は、代表取締役を長とするコンプライアンス推進会議や、取締役会の諮問機関であるサステナビリティ委員会において定期的に報告し協議を行い、案件に応じて、取締役会への報告・提言を年1回以上行っています。企業戦略に影響する世の中の動向や法制度・規制変更等の外部要因の共有や、グループ各社の施策の進捗状況や今後のリスク・機会等の内部要因を踏まえて、戦略・施策等の検討を実施していきます。 (4)指標と目標当社グループは、社会的・環境的なインパクトの創出を通じた持続可能な価値創造をめざし、インパクト測定・評価マネジメントを導入しています。2031年3月期においては、共創を基盤とした以下の3つのテーマ「将来世代の未来を共に創る」「一人ひとりの『好き』を駆動する経済を創る」「働く人の『フロー』を生み出す社会を創る」を掲げ、具体的な取り組みを推進していきます。早期のインパクトKPIの達成に向け、グループ各社・各部が中期計画を策定し、経営層へ進捗を報告する会議にて、年1回モニタリングを実施しています。さらに、毎期実施するステークホルダーとの対話やビジネスを通じた社会実験を通じて、インパクトを特定し、改善に取り組んでいます。 Ⅱ.気候変動への取り組みとTCFDへの対応気候変動は、もはや気候危機としてとらえるべきことであり、当社グループは、重要な経営課題のーつと認識し、パリ協定が示す「平均気温上昇を1.5℃に抑えた世界」の実現をめざしています。「丸井グループ環境方針(2022年3月改定)」に基づき、パリ協定の長期目標を踏まえた脱炭素社会へ積極的に対応すべく、ガバナンス体制を強化するとともに、事業への影響分析や気候変動による成長機会の取り込みおよびリスクへの適切な対応への取り組みを推進しています。当社グループはFSB(金融安定理事会)により設立されたTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)による提言に賛同し、有価証券報告書(2019年3月期)にて、提言を踏まえ情報を開示しました。さらに分析を重ね、有価証券報告書(2020年3月期)にて、気候変動による機会および物理的リスク等の内容を拡充しました。今後も情報開示の充実を図るとともに、TCFD提言を当社グループの気候変動対応の適切さを検証するベンチマークとして活用し、サステナビリティ経営を進めていきます。 (1)ガバナンス気候変動に関わる基本方針や重要事項等を検討・審議する組織として、取締役会の諮問機関であるサステナビリティ委員会を設置しています。また、関連リスクの管理水準の向上を図る機関としてESG委員会を設置し、代表取締役を長とするコンプライアンス推進会議を通じて、当社グループ全体のリスク管理を行っています。事業戦略の策定や投融資等に際しては、こうした体制をもとに「丸井グループ環境方針」や気候変動に係る重要事項を踏まえ総合的に審議し決定することで、気候変動に関するガバナンスの強化を進めていきます。 (2)戦略(事業のリスクと機会)気候変動による世界的な平均気温の4℃上昇が社会に及ぼす影響は甚大であると認識し、気温上昇を1.5℃以下に抑制することをめざす取り組みへの貢献が重要であると考えています。2℃以下シナリオ(1.5℃目標)への対応力を強化すべく、気候関連のリスクと機会がもたらす事業への影響を把握し、戦略の策定を進めています。当社グループは、フィンテックを中心に、イベント、グッズ、サービス、共創投資、事業開発、 そして人・組織・働き方など、すべてを通じて「好き」を応援するビジネスを推進していきます。気候変動は、台風・豪雨等の水害による店舗・施設等への被害や規制強化にともなう炭素税の導入による費用の増加等のリスクが考えられます。一方、消費者の環境意識の向上に対応した商品・サービスの提供や環境配慮に取り組む企業への投資は当社グループのビジネスの機会であるととらえています。 (財務的影響の分析・算定)事業への財務的影響については、気候変動シナリオ等に基づき分析し2050年までの期間内に想定される利益への影響額として項目別に算定しています。リスクについては、物理的リスクとして、気温上昇が1.5℃以下に抑制されたとしても急性的に台風・豪雨等での水害が発生しうると予測しています。店舗の営業休止による不動産賃貸収入等への影響(約19億円)および建物被害(約30億円)、被災地におけるクレジットカードの貸倒率上昇によるコスト影響(約0.5億円) を算定しています。移行リスクとしては、将来のエネルギー関連費用の増加を予測し、再生可能エネルギーの調達コストの増加(約8億円)および炭素税導入による増税(約22億円)を算定しています。機会については、環境意識が高い消費者へのライフスタイル提案による店舗収益への影響(約19億円)およびカード会員の増加による長期的収益(約26億円)、環境配慮に取り組む企業への投資によるリターン(約9億円)を算定しています。カード会員の再生可能エネルギー電力の利用によりリカーリングが増加しゴールドカード会員化につながることでの長期的収益(約20億円)、業界平均を下回る低貸倒率を維持する独自の与信システムにより、災害時の貸倒償却額を抑制(約0.2億円)、電力小売事業への参入による調達コストの削減(約3億円)および炭素税の非課税(約22億円)を算定しています。今後もさまざまな動向を踏まえ定期的に分析し、評価の見直しと情報開示の充実を進めていきます。 (前提要件)対象期間2020年~2050年対象範囲丸井グループの全事業算定要件気候変動シナリオ(IPCC・IEA等)に基づき分析項目別に対象期間内に想定される利益影響額を算定リスクは事象が発生した際の影響額で算定機会は原則、長期的な収益(LTV)で算定公共事業等のインフラ強化やテクノロジーの進化等は考慮しない (気候変動によるリスクおよび機会) 世の中の変化丸井グループのリスクリスクの内容利益影響額物理的リスク台風・豪雨等による水害※1店舗の営業休止営業休止による不動産賃貸収入等への影響約19億円浸水による建物被害(電源設備等の復旧)約30億円システムセンターの停止システムダウンによるグループ全体の営業活動休止対応済※2貸倒コストへの影響被災地におけるクレジットカードの貸倒率上昇約0.5億円移行リスク再エネ需要の増加再エネ価格の上昇再エネ調達によるエネルギーコストの増加約8億円(年間)政府の環境規制の強化炭素税の導入炭素税による増税約22億円(年間) 世の中の変化丸井グループの機会機会の内容利益影響額機会環境意識の向上・ライフスタイルの変化サステナブルなライフスタイルの提案環境配慮に取り組むテナント導入等による収益約19億円※3サステナブル志向の高いカード会員の増加約26億円※4環境配慮に取り組む企業への投資によるリターン約9億円一般家庭の再エネ需要への対応カード会員の再エネ電力利用による収益約20億円※5 台風・豪雨等 による水害低貸倒率により抑えられた貸倒の回避額独自の与信システムにより業界平均を下回る低貸倒率により、災害時の最終貸倒償却額を少額に抑制約0.2億円電力調達の多様化電力小売事業への参入電力の直接仕入れによる中間コストの削減約3億円(年間)政府の環境規制の強化炭素税の導入温室効果ガス排出量ゼロの達成による炭素税非課税約22億円(年間) ※ 1 ハザードマップに基づき影響が最も大きい河川(荒川)の氾濫を想定(流域の2店舗に3カ月の影響)※ 2 バックアップセンター設置済みのため利益影響は無いと想定※ 3 不動産賃貸収入の増加およびクレジットカード利用の増加※ 4 クレジットカードの新規入会や利用による収益を算定※ 5 リカーリング等でのゴールドカード会員の増加による収益を算定 (3)リスク管理当社グループは、グループの事業が気候変動によって受ける影響を把握し評価するため、シナリオの分析を行い、気候変動リスク・機会を特定しています。特定したリスク・機会はサステナビリティ推進体制のもと、戦略策定・個別事業運営の両面で管理しています。グループ会社の役員で構成されるESG委員会で議論された内容は、代表取締役を長とするコンプライアンス推進会議や、取締役会の諮問機関であるサステナビリティ委員会において定期的に報告し協議を行い、案件に応じて、取締役会への報告・提言を年1回以上行っています。企業戦略に影響する気候変動を含めた世の中の動向や法制度・規制変更等の外部要因の共有や、グループ各社の施策の進捗状況や今後のリスク・機会等の内部要因を踏まえて、戦略・施策等の検討を実施していきます。 (4)指標と目標・温室効果ガスの削減については、グループ全体の温室効果ガス削減目標「2030年までに2017年3月期比Scope1+Scope2を80%削減、Scope3を35%削減(2050年までに2017年3月期比Scope1+Scope2の合計およびScope3を90%削減)」が、2019年9月にSBTイニシアティブにより「1.5℃目標」として認定されています。・2030年までにグループの事業活動で消費する電力の100%(中間目標:2025年までに70%)を再生可能エネルギーから調達することを目標として、2018年7月にRE100に加盟しています。 2.会社の考える人的資本経営当社グループでは「人の成長=企業の成長」という理念のもと、継続的な企業価値向上をめざし、2005年より企業文化の変革に取り組んできました。企業文化の変革に向けて、「企業理念」「対話の文化」「働き方改革」「多様性の推進」「手挙げの文化」「グループ会社間職種変更異動」「パフォーマンスとバリューの二軸評価」「Well-being」等の施策を同時進行で進めてきました。当社グループの「人的資本経営」のパフォーマンスデータについては、「2025年3月期ESGデータブック」の「社会(Social)」のカテゴリーをご覧ください。ESGデータブック(https://www.0101maruigroup.co.jp/ir/lib/databook.html) <企業文化変革のための取り組み>1)企業理念当社グループの人的資本経営は「人の成長=企業の成長」という経営理念が根本となっています。この理念について、働く理由や会社に入って成し遂げたいことなどを対話の場を設けて話し合うことで、会社のパーパスと個人のパーパスのすり合わせを行い、10年以上で4,500名以上の社員が参加しました。その結果、理念を共有できない人が退職したことで一時的に退職率は上がりましたが、その後は低水準で定着しており、2025年3月期の退職率(定年退職者を除く)は3.5%となりました。また、入社3年以内の離職率は約17%と世の中の平均を大きく下回る水準で推移しており、会社と個人との「選び選ばれる関係」の基盤が構築されています。 2)対話の文化かつての一方通行から、双方向のコミュニケーションを通じた「対話の文化」が醸成されてきました。「1.安全な場宣言から始める」「2.特に目的を定めない」「3.結論を求めない」「4.傾聴する」「5.人の発言を受けて発言する」「6.人の意見を否定しない」「7.間隔を置いて熟成させる」の7つの目安に沿って、会議やミーティングは必ず対話を交えて行われています。 3)働き方改革働きやすい環境の実現のみならず、仕事の本質を「時間の提供」から「価値の創出」と考える企業文化の転換をめざしています。社員によるプロジェクト活動の結果、2008年3月期には月間11時間だった1人当たり残業時間は、2025年3月期では約5.5時間まで大幅に減少しました。 4)多様性の推進2014年から「男女」「年代」「個人」の3つの多様性を掲げ、組織改革を推進しています。「男女」の多様性については、2014年3月期から女性活躍推進のプロジェクトをスタートし、「女性イキイキ指数」という独自のKPIを掲げて取り組みを進めた結果、2025年3月期では男性社員の育休取得率が7年連続で100%を達成し、さらに女性の上位職志向も58%まで向上しました。2022年3月期からは新たに「男性の産休取得」と「男女の性別役割分担の見直し」を目標に掲げ、より本質的な取り組みにも着手しています。 5)手挙げの文化10年以上にわたり、社員が自ら手を挙げて参画する「手挙げの文化」づくりを進めてきました。手挙げの文化の目的は、社員一人ひとりの自主性を促し、自律的な組織をつくり、イノベーションを創出する企業になることです。「公認プロジェクト・イニシアティブ」「中期経営推進会議」など、幅広い手挙げの機会を設け、2025年3月期では自ら手を挙げて参画した社員の割合は約9割に達しました。 6)グループ会社間職種変更異動社員の手挙げに基づいて、当社グループ内のさまざまな事業を跨ぐ「グループ会社間職種変更異動」を2013年から本格的に推進し、2025年3月期までに、全グループ社員の約86%が職種変更を経験しています。2016年実施のアンケートでは、約86%が「異動後に成長を実感した」と回答しており、個人の中の多様性とレジリエンス力が育まれています。今後は、共創投資先を中心に他企業への出向にも拡げ、より変化に強い人材の育成を進めます。 7)パフォーマンスとバリューの二軸評価人事評価制度においては、業績に基づく評価だけでなく、バリューに関わる上司、同僚、部下からの360度評価を実施することで、「人の成長」という企業理念の実現をめざします。 8)Well-being当社グループでは、一人ひとりがやりがいを持ってイキイキと仕事に取り組める活力のある組織をめざして、2016年からWell-beingに取り組んでいます。CWO(チーフウェルビーイングオフィサー)で取締役上席執行役員の小島玲子氏が中心となり、「幹部向けのレジリエンスプログラム」や社員の手挙げによる「Well-being推進プロジェクト」を通して、組織の中での一人ひとりのしあわせを実現していきます。 <企業文化変革を通じた社員エンゲージメントの向上>当社独自の取り組みを含む8つの施策を通じて、経営のOSである企業文化を新しいOSへと更新してきました。また、これらの施策の結果、社員のエンゲージメントが高まりました。当社が独自に計測しているエンゲージメント指標を2012年と2024年で比較すると、仕事での「期待」は46%から81%へ、職場での「尊重」は28%から69%へ、自分の「強みを活かす」は38%から58%へと、それぞれ大幅に改善しました。 (1)戦略当社グループは、2019年に策定したビジョン2050で「インパクトと利益の二項対立を乗り越える」というビジョンを掲げています。企業文化の変革によって、このビジョンの実現に向けたイノベーションが創出できるようになりましたが、これらはまだ小さな「芽」にすぎません。インパクトと利益という「双葉」をつけたこれらの「芽」を増やし、成長させることで、大きな樹に育て上げ、たくさんの果実を実らせることで、「社会課題解決企業」へと進化していきます。 「利益追求」と「社会課題解決」の2つを両立するための高いハードルをクリアするためには、一人ひとりの「創造力」を全開にすることが不可欠であり、そのために「仕事を通じてフロー体験できる」組織づくりに取り組みます。「フロー」は心理学者のチクセント・ミハイが提唱する概念で、人が能力と挑戦のレベルが釣り合っている時にしばしば体験する、「時を忘れ、我を忘れて」没頭する状態のことを指します。人はフローを体験することで、想像力をフルに発揮することができ、それによって高いハードルを乗り越え、成長することができます。また、フローはその体験自体が「しあわせ」をもたらします。「仕事を通じてフローを体験できる組織」を創ることで、めざす姿の実現と働く一人ひとりのしあわせの両立をめざします。そのために「働き方と組織のイノベーション」と「DXの推進」の2つの取り組みを進めます。 ■ 働き方と組織のイノベーション働き方と組織のイノベーションでは、プロジェクト型の働き方と組織づくりを促進します。インパクトを実現したいという思いを持った社員が自ら手を挙げ、グループ会社の枠を超えて集まり、プロジェクト的に働くことでイノベーションを進めてきましたが、このような働き方はこれまで例外的でした。今後は、プロジェクト型を例外ではなく、当たり前の働き方として広げていきます。 ⅰ.公認イニシアティブの拡大インパクトと利益を両立させ、さまざまなテーマを設定した「公認イニシアティブ」を前年の12テーマのうち、6テーマは活動を終了、6テーマは活動を継続します。今年度は、さらに7テーマ追加し、13テーマに拡大します。各テーマについて自ら手を挙げて集まったメンバーが、社内外の枠を超えてプロジェクト的に活動することでイノベーションを創出します。 ⅱ.課長のいない組織人と組織の管理を担う課長が、組織の長ではなく、チームのサポーターとして、上から横に回ることで、一人ひとりのメンバーが自立自走するフラットな組織を創り、チームとしての創造力を促します。 ⅲ.早期管理職登用人事制度を改定し、「企業価値向上への貢献が期待できる人材」には、「人的資本投資」として早期昇進を後押しすることで、最短で29歳であった管理職への登用を26歳に早めました。さらに2025年4月に人事制度を一部見直し、最短25歳での管理職登用が可能となりました。若手の優秀な人材が早期に活躍できる舞台を用意することで、イノベーションの創出を加速します。 ■ DXの推進DXにおいて、現状とめざす姿のギャップを埋めるためには、デジタルの力を活かすことが欠かせません。デジタルのレバレッジとスピードを活用し、高速に仮説検証を繰り返すことが不可欠です。 ⅰ.Mutureによる専門人材の採用2022年4月、UXデザインの先進企業であるグッドパッチ社との合弁会社Mutureを設立し、当社グループのブランドでは採用できなかった高度な専門人材の採用を開始しました。業界でも有数の人材が続々と参画しており、ライフスタイルアプリやOMEMIEの開発に貢献しています。 ⅱ.CDXOの招聘Mutureを通じた専門人材の活躍でプロダクトの開発は大きく進展しましたが、これを全社的に拡げ、継続的に進化させるためには、部門横断で連携の取りにくい縦割型の意思決定プロセスや組織構造を変革する必要性が生じました。そこで、アジャイルな組織開発を推進するため、組織開発に関して高度な知見を持ち、デジタルの専門家と経営者の両方の視点を持つ株式会社グッドパッチ社の土屋尚史氏を2023年6月より執行役員CDXO(チーフデジタルトランスフォーメーションオフィサー)に迎えました。 ⅲ.テックカンパニーの設立アジャイルなプロダクト開発の推進・波及を目的に、2024年9月、新会社マルイユナイト (marui unite) を設立しました。プロダクト開発のテック専門組織としてグループの事業会社と一体となり、新たな体験価値の創出をスピード感をもって実現していくことで、当社グループのDXによる変革を後押ししていきます。 「人的資本投資」については、これまで人材投資としていた教育・研修費に加え、単年度の損益項目の中で中長期的に企業価値向上につながる項目として、研究開発費に含めていた新規事業に係る人件費や共創チームの人件費、さらにグループ会社間職種変更異動した社員の1年目の人件費などを含めて再定義しています。この再定義による2025年3月期の人的資本投資は88億円です。当社グループでは、人的資本投資を2022年3月期の77億円から、2026年3月期には100億円まで拡大することで、持続的な企業価値の向上をめざします。 (2)ガバナンス経営戦略と人材戦略の連動を図るため、2022年4月から取締役会の諮問機関として、人材戦略委員会を新設しました。委員長にはCHRO(チーフヒューマンリソースオフィサー)で専務執行役員の石井友夫氏が就任し、委員には社外取締役の岡島悦子氏が就任しました。人材戦略委員会は戦略検討委員会と連携し、人材戦略を取締役会に提言する役割を果たします。 (3)リスク管理当社グループの成長は、社員一人ひとりの成長や活躍により実現できると考えています。今後、人材獲得競争の激化や既存社員の流出、それにともなう将来の経営人材の不足等が顕在化した場合、事業の進化や継続性に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、すべての社員が自ら手を挙げてチャレンジできる風土をベースとした、将来の企業価値の源泉となる無形資産としての人的資本投資を重視しています。公募型の教育・研修プログラムはもとより、対話を通じてグループ経営にとって重要なテーマを考える「グループ公認プロジェクト」や一人ひとりが創造性を発揮し、価値を創出することを目的とした「グループ公認イニシアティブ」、経営に革新を起こせる人材を育成する「次世代経営者育成プログラム(共創経営塾:CMA)」の実施、さらにスタートアップ企業への出向など、計画的な人材投資により、さまざまな視点から、成長とやりがいを実感できる環境づくりを進めています。人材獲得に向けて、新卒採用においては長期インターンシップ等の新たな手法を積極的に活用することで、優秀な学生と早期に接点を設け、当社とのエンゲージメント向上につなげています。中途採用については、フィンテックやEC事業のさらなる拡大に向け、これまで社内育成を行ってきた基幹系システム人材に加え、UI/UXにスピーディに対応すべくWeb系システム人材の採用を推進しています。採用確保に向けては、丸井グループの独自のビジネスモデルや成長戦略を採用市場にて明示するとともに、2022年に立ち上げたUI/UXデザインの先進的企業であるグッドパッチ社との合弁会社Mutureを通じた、UI/UXデザインの専門性を持つ人材の採用を行っています。また、デジタル顧客接点におけるアジャイルなプロダクト開発の推進・波及を目的として2024年9月に立ち上げた新会社マルイユナイトでは、DXによる変革を加速するために、エンジニアリング領域などで活躍するデジタル人材の採用を積極的に進めていきます。 (4)指標と目標更なる企業文化の変革に向け、自ら「社会実験企業」を宣言することで、「失敗を許容し、挑戦を奨励する」文化を育みます。そのために、行動KPIとして、チャレンジに向けた「打席数」や「試行回数」などを設けています。「たくさん実験して、早く失敗することで、成功のためのノウハウを蓄積する」fail fast,fail forwardを奨励し、イノベーションを創出し続ける企業をめざします。 当社グループの2017年3月期から2021年3月期までの5年間の人的資本投資は320億円です。一方で、同期間に創出された、アニメ事業や家賃保証、共創投資などの新たな事業による限界利益をリターンとみなすと、2017年3月期から2026年3月期までの10年間に生み出される限界利益は560億円です。投資採算、資本効率に関しては、IRRによるリターンを算出する測定モデルを用いており、2026年3月期までを投資回収期間とするとIRRは12.7%となり、株主資本コストを上回る見込みです。この測定モデルをもとに効果検証を継続しながら、企業価値向上につながる人的資本投資をさらに推進していきます。 人的資本投資のIRR12.7%は、店舗などを中心とした有形投資のハードルレートである10%を上回っています。今後は実効性を高めつつ人的資本投資を5年間で650億円以上に拡大することで、高効率な経営を実現します。 ◇人的資本経営に関する指標 ※「女性の上位職志向」の割合は、24年3月期の開示より算出対象を54歳までに変更(過年度も変更済み)
主要な設備の状況 FY2025 / 約2,123字
2 【主要な設備の状況】主要な設備は、次のとおりです。(1) 提出会社2025年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物土地(面積㎡)リース資産その他合計本社(東京都中野区)―事務所14―(―)―220235270[28] (注) 1 帳簿価額の内「その他」には、有形固定資産のほか、無形固定資産を含んでいます。2 従業員数は就業人員であり、従業員数欄の[外書]は、臨時従業員の期中平均雇用者数(月間所定労働時間を基準に算出)です。 (2) 国内子会社2025年3月31日現在主な子会社事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物土地(面積㎡)リース資産その他合計㈱丸井丸井グループ本社(東京都中野区)小売事務所2,8386,199(4,278)―1,76610,805404[55]中野マルイ(東京都中野区)小売店舗等(オフィス含む)4,272219(3,207)―1154,60811[5]新宿マルイ(東京都新宿区)小売店舗等4,1405,735(1,861)―4,02813,90332[22]渋谷店(東京都渋谷区)小売店舗等1,7165,136(1,311)―1266,98013[5]吉祥寺マルイ(東京都武蔵野市)小売店舗等965―(―)―3741,3392[7]柏店(千葉県柏市)小売店舗等7274,500(1,567)―7135,9408[3]町田店(東京都町田市)小売店舗等2,9684,513(2,182)―3037,78510[4]大宮マルイ(埼玉県さいたま市)小売店舗等808―(―)―1,1641,9728[6]錦糸町マルイ(東京都墨田区)小売店舗等1,4236,780(6,059)―558,26016[4] 主な子会社事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物土地(面積㎡)リース資産その他合計㈱丸井上野マルイ(東京都台東区)小売店舗等1,327―(―)―5461,87419[8]国分寺マルイ(東京都国分寺市)小売店舗等490―(―)―2,3392,82911[14]草加マルイ(埼玉県草加市)小売店舗等8242,480(4,010)―263,3308[6]マルイシティ横浜(神奈川県横浜市)小売店舗等――(―)―6,6486,64820[7]マルイファミリー溝口(神奈川県川崎市)小売店舗等3,21110,856(4,053)―1,57215,64028[10]マルイファミリー志木(埼玉県志木市)小売店舗等1,7161,747(3,603)―5904,05512[9]マルイファミリー海老名(神奈川県海老名市)小売店舗等1,530―(―)―7902,32017[10]神戸マルイ(兵庫県神戸市)小売店舗等298―(―)4827611,54210[2]北千住マルイ(東京都足立区)小売店舗等4,4048,653(4,892)―1,10814,16628[12]なんばマルイ(大阪府大阪市)小売店舗等1,099―(―)―1,0932,19312[5]有楽町マルイ(東京都千代田区)小売店舗等3,89522,328(2,912)―68126,90645[6]博多マルイ(福岡県福岡市)小売店舗等1,815―(―)―9732,78911[3]戸塚モディ(神奈川県横浜市)小売店舗等1,1341,916(1,283)―2983,3496[6]静岡モディ(静岡県静岡市)小売店舗等7772,485(1,504)―163,2791[-]戸田商品センター(埼玉県戸田市)小売配送センター9671,407(22,415)―232,3981[-]㈱エポスカード本社等(東京都中野区他)フィンテック店舗、事務所等741550(586)66,0097,3071,542[709]㈱エイムクリエイツ本社等(東京都中野区他)小売事務所等8449(208)―130264239[45]㈱ムービング商品センター等(埼玉県戸田市)小売事務所、営業所等1,0091,251(6,693)―1,2383,499231[260]㈱エムアンドシーシステムシステムセンター等(埼玉県戸田市他)小売/フィンテック事務所等9221,100(3,145)5795,3537,956217[13]㈱マルイファシリティーズ太陽光発電所等(栃木県下都賀郡他)小売事務所、太陽光 発電等11235(75,935)―1,5451,793406[130]㈱マルイホームサービス賃貸マンション等(東京都武蔵野市他)フィンテック事務所、賃貸用住宅等2,3902,362(3,973)―1204,87369[13] (注) 1 帳簿価額の内「その他」には、有形固定資産のほか、無形固定資産および差入保証金を含んでいます。2 従業員数は就業人員であり、従業員数欄の[外書]は、臨時従業員の期中平均雇用者数(月間所定労働時間を基準に算出)です。 3 上記の店舗等のうち、連結会社以外からの建物の賃借面積は377,521㎡です。
コーポレート・ガバナンスの概要 FY2025 / 約5,098字
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社グループは、「お客さまのお役に立つために進化し続ける」「人の成長=企業の成長」という経営理念に基づき、社員一人ひとりの「お客さまのお役に立ちたい」という想いを支援し、人の成長が企業の成長につながる好循環を生み出すことにより、中長期的な企業価値の向上に取り組んでいます。そのために、コーポレートガバナンスの強化を経営の最重要課題の1つとして位置づけ、健全で透明性が高く、収益力のある効率的な経営を推進することを目的として、2015年11月6日開催の当社取締役会において、「丸井グループ コーポレートガバナンス・ガイドライン」(以下、「本ガイドライン」といいます。)を策定し、継続的に本ガイドラインの内容を精査し、進化させていくことでコーポレートガバナンスの充実に努めています。本ガイドラインの詳細については、当社ホームページに掲載の「丸井グループ コーポレートガバナンス・ガイドライン」をご参照ください。(https://www.0101maruigroup.co.jp/ci/governance/) ② 企業統治の体制の概要および当該体制を採用する理由・当社は6名の取締役により構成される取締役会と4名の監査役により構成される監査役会からなる監査役会設置会社としています。・6名の取締役のうち3名は社外取締役であり、独立社外取締役を中心とした議論を活性化し取締役会の監督機能強化を図る体制としています。また、任期を1年とし執行の透明性と経営責任の明確化を図っています。取締役会は原則として年10回開催され、充実した審議と取締役の職務執行に関する監督が実行されています。・4名の監査役のうち2名は社外監査役となっています。・当社グループ決裁規程により、当社グループの取締役および執行役員としての職務権限を明確にするとともに、効率的かつ迅速に職務を執行しています。・取締役会が選任した執行役員で構成する経営会議を設置し、当社グループ決裁規程に定められた範囲内で業務執行に関する重要な意思決定を行うことで、経営判断の迅速化を図っています。・取締役会の諮問機関として、以下のとおり4委員会を設置しています。ⅰ)取締役・役付執行役員の指名および取締役・執行役員の報酬の決定に係る透明性と客観性を高めることを目的とした、指名・報酬委員会(委員3名以上、そのうち社外取締役2名以上で構成)ⅱ)共創サステナビリティ経営を推進することを目的とした、サステナビリティ委員会ⅲ)企業価値の持続的な向上に向け、グループ全体および各事業の戦略課題について検討・提言することを目的とした、戦略検討委員会ⅳ)企業価値の持続的な向上に向け、グループ全体の人材戦略課題について検討・提言することを目的とした、人材戦略委員会・広報IR委員会、内部統制委員会、ESG委員会、情報セキュリティ委員会、安全管理委員会、インサイダー取引防止委員会、金融リスク委員会により、経営上の高リスク分野の管理水準の向上を図るとともに、各委員会の統括機能として、代表取締役を長とするコンプライアンス推進会議を設置し、当社グループ全体のリスク管理を行っています。 ・機関ごとの構成員は次のとおりです。(◎は議長、委員長、リーダーを表す。)氏名役職名取締役会監査役会経営会議指名・報酬委員会委員会サステナビリティ戦略検討委員会人材戦略委員会推進会議コンプライアンス広報IR委員会内部統制委員会ESG委員会委員会情報セキュリティ安全管理委員会防止委員会インサイダ|取引金融リスク委員会青 井 浩代表取締役社長代表執行役員◎ ◎○○○○◎ 岡 島 悦 子取締役(社外)○ ○ ○○ 中 神 康 議取締役(社外)○ ○ ◎ ピーターD.ピーダーセン取締役(社外)○ ◎ 加 藤 浩 嗣取締役専務執行役員○ ○ ○○ ○○○◎ ◎○小 島 玲 子取締役上席執行役員○ ○ ○ 川 井  仁常勤監査役 ◎○ ○○ ○佐々木   一常勤監査役 ○ ○ ○ 鈴 木 洋 子監査役(社外) ○ 松 本 洋 明監査役(社外) ○ 中 村 正 雄専務執行役員 ○ ○○◎ ◎○○ 石 井 友 夫専務執行役員 ○ ◎○◎○ 斎 藤 義 則常務執行役員 ○ ○○○ ○ ◎相 田 昭 一常務執行役員 ○ ○○○○○○ ○ ○○青 野 真 博常務執行役員 ○ ○○○ ◎ 海老原  健上席執行役員 ○○○ ○ ○丸 谷 文 孝執行役員 ○遠 藤 真 見執行役員 ○ ○ 長 棹   淳執行役員 ○○○○○ ○ 新 津 達 夫執行役員 ○ 青 木 正 久執行役員 ○ ○ ○ ○○塩 田 裕 子執行役員 ○ ○山 根 丈 明執行役員 ○ ○ ○ 石 岡 治 郎執行役員 ○ 松 本 孝 洋執行役員 ○○○○○○○蔵 野 雅 章執行役員 ○ ○○ 沓 掛 奈保子執行役員 ○ ○ ○ その他構成員(名) ----2--5271171233計 64937541814201519161112 ・当社の業務執行・経営の監視の仕組み、内部統制システムとリスク管理体制の整備の状況の模式図は次のとおりです。※当社は、2025年6月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役6名選任の件」を提案していますが、可決された場合の構成員は提出日現在と変更ありません。 ③ 企業統治に関するその他の事項(内部統制システムおよびリスク管理体制の整備状況)・当社グループは、グループ経営という視点で内部統制システムの整備を進め、健全で透明性が高い、効率的な経営を推進しています。・「グループ行動規範」の周知徹底を図り、当社グループとして高い倫理観に基づく健全な企業活動を推進しています。・当社グループ全体で法令およびグループ内規程の順守を徹底するため、各種マニュアルの整備を行い、教育を推進しています。・情報資産のセキュリティを確保するための体制、対応方針を含めた「丸井グループ情報セキュリティ方針」、税法の順守、税務リスクの最小化に向けた取り組みなどを明記した「丸井グループ税務方針」、および権力や立場を利用した不正や非倫理的な行為などのあらゆる腐敗行為のない誠実な企業活動を実行していくための「丸井グループ腐敗行為防止方針」を制定し、当社グループのリスク管理を行っています。・内部統制の推進を総務部と監査部が連携して行い、グループ各社の業務内容、想定されるリスクとその対応策の文書化・モニタリングなどを通じて、経営上のリスクの最小化を推進しています。・社外の弁護士にも直接通報できる丸井グループホットライン(内部通報制度)を設け、問題発生の未然防止と早期発見を図っています。・社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力などからの不当な要求には一切応じることなく、関係遮断を行うとともに、警察・弁護士などの外部専門機関との連携を強化し、反社会的勢力排除のための体制整備を進めています。 (子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況)当社グループ決裁規程により、子会社における重要な決議事項の当社への報告体制を定め、純粋持株会社として、子会社の適正な事業執行を統治しています。 (D&O保険の概要)当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険(以下「D&O保険」という。)契約を保険会社との間で締結しており、これにより取締役・監査役等が業務に起因して損害賠償責任を負った場合における損害(ただし、保険契約上で定められた免責事項に該当するものを除く。)等を補填することとしています。ただし、被保険者の職務の遂行が損なわれないようにするために免責金額を定めており、当該免責額にいたらない損額については補填の対象外としています。なお、D&O保険の保険料は、全額を当社が負担しています。また、当社は、当該保険契約を任期途中に同様の内容で更新することを予定しています。 (責任限定契約の概要)当社は、社外取締役および社外監査役との間で、会社法第427条第1項の規定により、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく責任の限度額は、1,000万円以上であらかじめ定めた金額または法令の定める金額のいずれか高い額としています。 (取締役の定数)当社は、取締役を15名以内、監査役を5名以内とする旨を定款に定めています。 (取締役の選任の決議要件)当社は、取締役の選任決議については、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨および、取締役の選任決議は累積投票によらない旨を定款に定めています。 (取締役会で決議できる株主総会決議事項)a.自己の株式の取得当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款に定めています。これは、機動的な資本政策の遂行を可能とすることを目的とするものです。b.中間配当当社は、会社法第454条第5項の規定により、毎年9月30日を基準日として、取締役会の決議によって、株主又は登録株式質権者に対し、中間配当金として剰余金の配当を行うことができる旨を定款に定めています。これは、株主への機動的な利益還元を可能とすることを目的とするものです。 (株主総会の特別決議要件)当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、株主総会の円滑な運営を行うため議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めています。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものです。 ④ 取締役会および4諮問委員会の活動状況当社は、取締役会に報告・提言を行う諮問委員会を設置しています。取締役会および4諮問委員会の活動状況は、次のとおりです。 (具体的な検討内容)1.取締役会取締役会における具体的な検討内容として、決裁規程に基づく重要事項の審議のみならず、小売・フィンテック等主要事業の状況確認や各諮問委員会の報告に加え、「経営ビジョン&戦略ストーリー2031」「次世代経営者育成」「人的資本経営」「サクセッションプラン」「役員報酬制度」といった特定の経営課題をテーマとして取り上げ、活発な議論を行いました。 2.指名・報酬委員会指名・報酬委員会における具体的な検討内容として、株式報酬制度の検討、および格付・報酬などの決定を行いました。 3.サステナビリティ委員会サステナビリティ委員会における具体的な検討内容として、サステナビリティとウェルビーイングに関わる目標を定めた「インパクト」の精緻化や発信の強化、さらに「経営ビジョン&戦略ストーリー2031」に向けたサステナビリティ戦略の方向性について取締役会への提言を行いました。 4.戦略検討委員会戦略検討委員会における具体的な検討内容として、企業価値向上に向けた中長期戦略の立案と、各事業課題の抽出、めざすべきビジネスモデルの具体化などについて活発な議論がなされ、取締役会へ提言を行いました。 5.人材戦略委員会人材戦略委員会における具体的な検討内容として、戦略検討委員会と連動し、デジタルと人的資本による人と組織の改革、事業拡張に向けた採用と処遇などについて活発な議論がなされ、取締役会へ提言を行いました。 (出席状況)当事業年度における個々の出席状況については次のとおりです。(出席回数 / 開催回数)氏名役職名取締役会指名・報酬委員会サステナビリティ委員会戦略検討委員会人材戦略委員会青 井 浩代表取締役社長代表執行役員10/106/66/612/125/5岡 島 悦 子取締役(社外)10/106/6-12/125/5中 神 康 議取締役(社外)9/106/6-12/12-ピーターD.ピーダーセン取締役(社外)10/10-6/6--加 藤 浩 嗣取締役専務執行役員10/10-6/612/12-小 島 玲 子取締役上席執行役員10/10-6/6--石 井 友 夫専務執行役員----5/5相 田 昭 一常務執行役員--5/611/124/5 (注)役職名は、提出日現在です。
人的資本(人材育成・社内環境整備方針) FY2025 / 約1,574字
■ 働き方と組織のイノベーション働き方と組織のイノベーションでは、プロジェクト型の働き方と組織づくりを促進します。インパクトを実現したいという思いを持った社員が自ら手を挙げ、グループ会社の枠を超えて集まり、プロジェクト的に働くことでイノベーションを進めてきましたが、このような働き方はこれまで例外的でした。今後は、プロジェクト型を例外ではなく、当たり前の働き方として広げていきます。 ⅰ.公認イニシアティブの拡大インパクトと利益を両立させ、さまざまなテーマを設定した「公認イニシアティブ」を前年の12テーマのうち、6テーマは活動を終了、6テーマは活動を継続します。今年度は、さらに7テーマ追加し、13テーマに拡大します。各テーマについて自ら手を挙げて集まったメンバーが、社内外の枠を超えてプロジェクト的に活動することでイノベーションを創出します。 ⅱ.課長のいない組織人と組織の管理を担う課長が、組織の長ではなく、チームのサポーターとして、上から横に回ることで、一人ひとりのメンバーが自立自走するフラットな組織を創り、チームとしての創造力を促します。 ⅲ.早期管理職登用人事制度を改定し、「企業価値向上への貢献が期待できる人材」には、「人的資本投資」として早期昇進を後押しすることで、最短で29歳であった管理職への登用を26歳に早めました。さらに2025年4月に人事制度を一部見直し、最短25歳での管理職登用が可能となりました。若手の優秀な人材が早期に活躍できる舞台を用意することで、イノベーションの創出を加速します。 ■ DXの推進DXにおいて、現状とめざす姿のギャップを埋めるためには、デジタルの力を活かすことが欠かせません。デジタルのレバレッジとスピードを活用し、高速に仮説検証を繰り返すことが不可欠です。 ⅰ.Mutureによる専門人材の採用2022年4月、UXデザインの先進企業であるグッドパッチ社との合弁会社Mutureを設立し、当社グループのブランドでは採用できなかった高度な専門人材の採用を開始しました。業界でも有数の人材が続々と参画しており、ライフスタイルアプリやOMEMIEの開発に貢献しています。 ⅱ.CDXOの招聘Mutureを通じた専門人材の活躍でプロダクトの開発は大きく進展しましたが、これを全社的に拡げ、継続的に進化させるためには、部門横断で連携の取りにくい縦割型の意思決定プロセスや組織構造を変革する必要性が生じました。そこで、アジャイルな組織開発を推進するため、組織開発に関して高度な知見を持ち、デジタルの専門家と経営者の両方の視点を持つ株式会社グッドパッチ社の土屋尚史氏を2023年6月より執行役員CDXO(チーフデジタルトランスフォーメーションオフィサー)に迎えました。 ⅲ.テックカンパニーの設立アジャイルなプロダクト開発の推進・波及を目的に、2024年9月、新会社マルイユナイト (marui unite) を設立しました。プロダクト開発のテック専門組織としてグループの事業会社と一体となり、新たな体験価値の創出をスピード感をもって実現していくことで、当社グループのDXによる変革を後押ししていきます。 「人的資本投資」については、これまで人材投資としていた教育・研修費に加え、単年度の損益項目の中で中長期的に企業価値向上につながる項目として、研究開発費に含めていた新規事業に係る人件費や共創チームの人件費、さらにグループ会社間職種変更異動した社員の1年目の人件費などを含めて再定義しています。この再定義による2025年3月期の人的資本投資は88億円です。当社グループでは、人的資本投資を2022年3月期の77億円から、2026年3月期には100億円まで拡大することで、持続的な企業価値の向上をめざします。
事業の内容 FY2025 / 約788字
3 【事業の内容】当社グループは、小売とフィンテックを一体運営する企業グループであり、持株会社である当社と子会社23社および関連会社5社により構成されています。当社グループの、各事業における業務内容および主要なグループ会社は次のとおりです。なお、事業区分については、セグメントと同一の区分です。 (小売)以下の連結子会社5社および持分法非適用非連結子会社・関連会社において、商業施設の賃貸および運営管理、衣料品・装飾雑貨等の仕入販売、空間プロデュース、広告宣伝、トータルファッション物流、総合ビルマネジメント等を行っています。<連結子会社>㈱丸井、㈱エイムクリエイツ、㈱ムービング、㈱エムアンドシーシステム、㈱マルイファシリティーズ <持分法非適用 非連結子会社・関連会社>㈱マルイキットセンター、みぞのくち新都市㈱ 他 (フィンテック)以下の連結子会社7社および持分法非適用非連結子会社・関連会社において、クレジットカード業務、カードキャッシングおよび家賃保証、情報システムサービス、不動産賃貸、投資信託の販売、少額短期保険業等を行っています。<連結子会社>㈱エポスカード、㈱エムアールアイ債権回収、㈱エムアンドシーシステム、㈱マルイホームサービス、㈱マルイホームサービス管理、tsumiki証券㈱、㈱エポス少額短期保険 <持分法非適用 非連結子会社・関連会社>D2C&Co.㈱、㈱okos、㈱マルイユナイト 他 なお、上記のほか当社の関係会社は、中野㈱他1社の関係会社以外の関連当事者から不動産物件を賃借しています。当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 [事業の系統図]当社グループの事業を系統図によって示すと、次のとおりです。
事業等のリスク FY2025 / 約8,473字
3 【事業等のリスク】 1.リスク管理体制当社グループは経営上の重要リスクを管理するために、広報IR委員会、内部統制委員会、ESG委員会、情報セキュリティ委員会、安全管理委員会、インサイダー取引防止委員会、金融リスク委員会を設置し、スピーディな業務の改善と事故の未然防止を図るとともに、各委員会の統括機能として代表取締役を議長とするコンプライアンス推進会議を設置しています。各委員会が管理するリスクの状況や新興リスクについて定期的にコンプライアンス推進会議に報告しています。また、コンプライアンス推進会議で確認した当社グループの重要リスクの特定・見直し・管理状況、新興リスクについて定期的に取締役会に報告しています。これらの各委員会の設置・開催のほか、執行役員が参加する定期的なミーティングの開催などを通じて密に連携をとり、リスク情報を共有し、スピーディな意思決定と対応策を実施することで、リスク管理の実効性を高めています。 各委員会のリスクの管理対象広報IR委員会:広報・IR活動でのSNSやメディア対応等におけるレピュテーショナルリスク等内部統制委員会:不正や不祥事等のコンプライアンスリスク、事務リスク等ESG委員会:気候変動に関するリスク、人権リスク、ガバナンスリスク等情報セキュリティ委員会:個人情報漏洩リスク、外部からのサイバー攻撃や不正アクセスに関するリスク等安全管理委員会:地震、風水害、火災、事件・事故、感染症に関するリスク等インサイダー取引防止委員会:重要事実の漏洩リスクや役職員によるインサイダー取引のリスク等金融リスク委員会:財務リスク、システム停止リスク、マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与に関するリスク等 2.主要なリスク有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主なリスクは、以下のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)事業戦略上のリスク① 小売・フィンテック環境に関するリスク・消費動向の変化・競合の発生、競争の激化・EC市場の拡大、決済手段の多様化・関連税制、関連法律の改正 (影響)当社グループは小売とフィンテックを一体運営しており、首都圏を中心とした営業店舗および全国各地の営業拠点で事業を展開しています。景気変動、物価高や金利上昇による経済状況の変化、人口減少等、個人消費の低迷をもたらす市場の変化をはじめ、競合の発生、EC市場の拡大、シェアリングエコノミーの台頭等により、店舗の入店客数や取扱高、クレジットカードの利用額が減少することが予想されます。また、キャッシュレス化の推進にともなう決済手段の多様化などテクノロジーの進化や、人口動態変化による価値観の多様化・消費者行動の変化等により、クレジットカードの市場環境が変動し、競合他社との競争が激化することによって、顧客の減少や手数料収入の減少が予想されます。これらのリスクが顕在化した場合には、当社グループの財務状況および業績が影響を受ける可能性があります。店舗運営においてはSC・定借化を進め安定的な収益構造を築いてきましたが、テナントの撤退による空室率の上昇や賃料収入の減少のほか、地価の変動による減損損失計上や関連税制の改正による税負担の増加等により、当社グループの売上収益や利益、財務状況が影響を受ける可能性があります。また、当社グループの総資産のうち大きな構成を占めるカードの営業債権(割賦売掛金・営業貸付金)については、遅延債権の発生状況や過去の貸倒実績率等に基づき貸倒引当金を計上していますが、経済状況の悪化や関連法律の変更等により支払遅延や未回収債権が増加する恐れがあり、貸倒損失や引当金の急激な増加等により、当社グループの財務状況および業績が影響を受ける可能性があります。カードキャッシング利息の返還に対しては、これまでの返還実績をもとに将来の返還額を予測し利息返還損失引当金を計上していますが、引当額が将来の返還請求額に対して不十分である場合には追加費用が発生する可能性があります。(対応策)マルイ・モディ店舗では、「売ること」を目的としない体験型テナントやスクール、飲食・サービスなどの非物販テナントの導入を進めていきます。また、お客さまがいつご来店されても楽しんでいただける店舗をめざすため、イベントフルな店づくりも進めていきます。2022年に全国のマルイ・モディの出店スペースの検索から契約までをオンラインで完結することができるマルイの出店サービス「OMEMIE(おめみえ)」をスタートさせました。これによりD2Cブランドや個人事業主の方など、これまでマルイに出店のなかった新規テナントの導入に繋げ、イベントのバリエーションを広げていきます。リアル店舗ならではの価値を創出することにより、フィンテックと連動した成長をさらに促進し、収益の拡大を図っていきます。フィンテックではキャッシュレス化の推進を大きな機会としてとらえ、エポスカードのゴールド・プラチナ会員に加え「好き」を応援するカード会員の拡大や、家賃保証事業をはじめとする家計シェア最大化戦略によるメインカード化を推進することで、競合環境の激化や決済手段の多様化に対応しています。また、収入や世代を問わず、すべての人が必要な時に必要なサービスを受けることができるファイナンシャル・エンパワーメントの実現をめざし、創業から培ってきた与信ノウハウに基づいたデータを活用し初期与信を行うとともに、「信用はお客さまと共につくるもの」という考えのもと途上与信を行っています。ご利用頻度・ご利用額、ご入金実績に基づきご利用限度額を拡大することにより低水準の貸倒率を実現しています。 ② 共創投資に関するリスク・投資効果の不確実性・対未上場企業投資における減損のリスク・投資有価証券の価格変動 (影響)当社グループでは、無形資産への投資を加速している中で、社外からのイノベーション導入を目的に「共創投資」を推進しています。共創投資と新規事業投資を合わせて「未来投資」とし、「小売」「フィンテック」との三位一体のビジネスモデルにより、個々の事業の総和を超えた価値の創出をめざしてきました。現在は、「好き」を応援するビジネスへと転換し、その一つとして「共創投資」を推進しています。 共創投資の実行には、対象企業の財務内容や契約関係等の確認、経営陣との面談を通して詳細な事前審査を行い、十分なリスク検討をしていますが、対象企業における偶発債務の発生や未認識債務の判明等、事前の調査によっても把握できなかった問題が生じた場合や、投資先の今後の事業成績や事業方針の変更、国際紛争や金融危機などによる株式市場の冷え込みなどによっては、期待する成果を得られないことや減損損失計上等の可能性があります。また、当社グループが保有する上場株式については、株式市場の動向により価格変動の影響を受ける可能性があります。(対応策)共創投資先の選定時は、投資先より入手した事業計画をもとに当社独自の計画を作成し、ファイナンシャルリターンだけではなく、当社グループとの協業によって発生する協業リターンも含めた収益性を確認したうえで投資判断を行っています。また、「共創投資」においては、当社グループのクレジットカード事業、小売事業、またそれに係る人材等のリソースを、投資先企業のノウハウやスキル等の無形資産と掛け合わせることによって「共創」を実現し、事業計画の達成や企業としての成長に大きく貢献することで投資リスクの低減とリターンの向上に貢献できるものと考えています。さらに、2024年3月期より投資方針の見直しを実施し、初回投資はリスクを抑えるために少額にとどめ、協業の成果として上場の可能性が高まった場合には、ファイナンシャルリターンを目的とした追加投資を行う方針に変更しました。結果として、減損リスクの抑制に繋がっています。企業価値向上に向けて、戦略上重要な協業および取引関係の維持発展が認められる場合を除き、原則として政策保有株式を保有しない方針です。2016年2月開催の取締役会において、当社が株式を保有する企業とは、すでに一定の取引関係が構築されていることを確認し、資産効率や株価変動リスクの観点から段階的に保有額を削減することとしました。また、投資判断をする際には、反社会的勢力調査等の外部機関の評価を参照するとともに、起業家の社会課題解決に向けた想いや人間性、当社グループの方針やビジョンとの重なり合い等についてのデューデリジェンスを実施しています。さらに、投資後の事業成長の過程においては、サステナビリティの観点でも株主として定期的なモニタリングを行っています。 (2)自然災害・感染症等に関するリスク① 大規模災害に関するリスク・経済活動の停滞、消費行動の減少・保有資産の損壊、補修費用の発生・事業所、システム、社員の被害による事業活動の停止 (影響)当社グループは首都圏を中心とした営業店舗および全国各地の営業拠点で事業を展開しています。各営業拠点のある地域において大規模な地震・風水害などの自然災害、テロ行為等が発生した場合、社会インフラ等の寸断により事業活動の停止を余儀なくされ、当社グループの財務状況および業績が影響を受ける可能性があります。(対応策)社員の安否確認システムの導入、災害対策マニュアルの策定、建物・設備・システム等の耐震対策(データ等のバックアップを含む。)、火災・防災・水防訓練、必要物資の備蓄などの対策を講じ、各種災害・事故に備えています。震災等発生時には、グループ震災対策本部を設置し、グループ各社が連携して事業継続が可能な体制を整えています。 ② 気候変動に関するリスク・台風・豪雨等による店舗・施設の被害・規制強化にともなう炭素税等の導入 (影響)台風・豪雨等の水害発生による店舗の被害および炭素税の導入等による費用の増加等、当社グループの財務状況および業績が影響を受ける可能性があります。(対応策)当社グループは気候変動によるリスクへの適切な対応および成長機会の取り込みが重要であると考えています。気候変動への取り組みとTCFDへの対応の詳細は、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 1.会社の考えるサステナビリティ Ⅱ.気候変動への取り組みとTCFDへの対応」において記載しています。 ③ 感染症に関するリスク・経済活動の停滞、消費行動の減少・感染症拡大による店舗の営業活動の自粛・停止・社員の感染による事業活動の停止 (影響)当社グループは首都圏を中心とした営業店舗および全国各地の営業拠点で事業を展開しています。各営業拠点のある地域において感染症が流行した場合や、感染拡大防止策として外出自粛等の措置がとられた場合、店舗の営業休止等、営業活動の制約により、当社グループの財務状況および業績が影響を受ける可能性があります。また、社員の感染者数増加により事業継続が困難になる可能性があります。(対応策)感染症の拡大リスクに対応するため、オフィスでの勤務を主としている社員については可能な限りテレワークを活用し、コールセンターや物流センターなど出社が不可欠な部門においては、交替制での運営や事務所の分散化、飛沫感染防止の徹底等の対応ができる体制を整えています。また、各営業拠点において、アルコール消毒液の設置やマスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保等、状況に応じてお客さま・社員の感染予防対策を行っています。 (3)企業運営に関するリスク① 資金調達に関するリスク・資金調達の制約・調達金利の上昇 (影響)当社グループでは、ショッピングクレジットの取扱高の伸長や家賃保証をはじめとしたサービス事業の拡大など、フィンテックの成長が見込まれる中で、営業債権(割賦売掛金・営業貸付金)の増加により、資金需要が拡大していくと予想しています。したがって、これまでに調達した資金の返済・償還への対応に加えて新たな資金が必要となるため、今後徐々に調達額が拡大し、資金調達に関するリスクが高まると考えています。金融市場に混乱が発生した場合には資金調達に制約を受ける可能性があります。また、当社グループの業績が著しく悪化したり信用力が急激に低下した場合には、金融機関からの借入が困難となり社債発行にも支障をきたすなどの状況が想定されます。これらのリスクが顕在化した場合には、当社グループの資金繰りに重大な影響が生じる可能性があります。また、調達金利は市場環境その他の要因により変動するため、その動向によっては調達コストが大きく上昇する可能性があり、当社グループの財務状況および業績が影響を受ける可能性があります。(対応策)当社グループは、負債増加によるリスクを抑制するため、有利子負債は営業債権の9割程度を維持することとしています。営業活動に必要な資金の調達については、金融機関からの借入などの間接調達、社債やコマーシャル・ペーパーの発行などの直接調達のほか、営業債権の流動化に取り組むことで調達手段の多様化を進めるとともに、各調達メニューのバランスをとることで安全性の確保を図っています。毎年の返済・償還については、その借換時のリスクに対応するため調達年限をコントロールすることにより返済・償還額の平準化を図っています。また、金融機関とのコミットメントライン契約の締結や当座貸越枠の設定などにより流動性を確保し、資金調達の制約を受けた場合においても確実に調達ができる体制を整えています。調達資金の金利については、固定金利の構成を一定割合に保つことにより、市場金利の変動による調達コストの急激な増加を抑制するとともに、格付の向上をめざすことで調達コストの増加抑制に取り組みます。 ② 情報セキュリティに関するリスク・事故・欠陥等によるシステム障害・外部からのサイバー攻撃、不正アクセス、ウイルス感染・個人情報の漏洩 (影響)i. システム関連当社グループでは、コンピューターシステムおよび通信ネットワークを多岐にわたり使用しており、ハードウェアやソフトウェアの欠陥等によるシステムエラーやネットワーク障害、外部からのサイバー攻撃や不正アクセス等によるシステム遅延・サービス停止やウェブサイトの改ざん等が引き起こされた場合、当社グループの財務状況および業績が影響を受ける可能性があります。また、生成AIをはじめとする近年の技術革新による新たな攻撃の発生や巧妙な手口での不正利用が増大した場合にも、当社グループの財務状況および業績が影響を受ける可能性があります。 ⅱ. 個人情報関連当社グループでは、エポスカードの会員情報をはじめとする多数のお客さまやステークホルダーの皆さまの個人情報を保有しており、万が一、情報の漏洩や不正利用等の事態が生じた場合においては、当社グループの社会的な信用の失墜や損害賠償責任が発生するリスクが考えられ、その際は当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。また、ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃やハッキング技術等の高度化、AIや量子技術活用による暗号解読等により情報漏洩が生じる可能性があり、その際にも当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 (対応策)i. システム関連当社グループでは、コンピューターシステムの冗長化や、システムの定期的なリプレイス、修正プログラムの適用、コンピューターウイルスや不正侵入の防御など、安定的に稼働できるよう対策を講じるとともに、外部コンサルティングによるリスクアセスメントや定期的な脆弱性検査の実施など、より一層の情報セキュリティ強化に取り組んでいます。また、クラウドサービスなど他社のサービス活用時には、事前のセキュリティチェックを実施するなど、安全性を確認しています。ⅱ. 個人情報関連当社グループが保有するお客さま情報をはじめとした情報資産を、不正アクセスやサイバー攻撃などのさまざまな脅威から保護し、グループ全体の情報セキュリティを強化していくことが、経営上の最重要課題と認識し、「グループ情報セキュリティ方針」を定めるとともに、「グループプライバシーポリシー」を設定し、お預かりしたすべての個人情報の適切な管理・保護に努めています。具体的には、個人情報保護法をはじめとした法令や関連する指針・規範等に基づいて、個人情報に関する安全管理措置を講ずるとともに、特に多数の個人情報を取扱う当社グループ各社においては「プライバシーマーク」の取得を行い、適切な個人情報の取扱いを実践しています。 ③ 人材に関するリスク・経営人材の不足・人材獲得競争の激化 (影響)当社グループの成長は、社員一人ひとりの成長や活躍により実現できると考えています。今後、少子高齢化・生産年齢人口の減少により、事業存続に必要な専門人材をはじめとする人材獲得競争の激化や既存社員の流出、それにともなう将来の経営人材の不足等が顕在化した場合、事業の進化や継続性に影響を及ぼす可能性があります。(対応策)当社グループは、すべての社員が自ら手を挙げてチャレンジできる風土をベースとした、将来の企業価値の源泉となる無形資産としての人的資本投資を重視しています。公募型の教育・研修プログラムはもとより、対話を通じてグループ経営にとって重要なテーマを考える「グループ公認プロジェクト」や一人ひとりが創造性を発揮し、価値を創出することを目的とした「グループ公認イニシアティブ」、経営に革新を起こせる人材を育成する「次世代経営者育成プログラム(共創経営塾:CMA)」の実施、さらにスタートアップ企業への出向など、計画的な人材投資により、さまざまな視点から、成長とやりがいを実感できる環境づくりを進めています。人材獲得に向けて、新卒採用においては長期インターンシップ等の新たな手法を積極的に活用することで、優秀な学生と早期に接点を設け、当社とのエンゲージメント向上につなげています。中途採用については、フィンテックやEC事業のさらなる拡大に向け、これまで社内育成を行ってきた基幹系システム人材に加え、UI/UXにスピーディに対応すべくWeb系システム人材の採用を推進しています。採用確保に向けては、丸井グループの独自のビジネスモデルや成長戦略を採用市場にて明示するとともに、2024年に立ち上げた株式会社マルイユナイトを通じてエンジニアリング領域などで活躍するデジタル人材の採用を積極的に進めていきます。同時にデジタル人材の方の働きやすさと働きがいの両立を図ります。 3.グループ行動規範・各種方針当社グループがめざすのは、すべての人が「しあわせ」を感じられるインクルーシブな社会を実現することです。その実現に向けては、社員をはじめ、お客さま、株主・投資家、地域・社会、お取引先さま、将来世代の皆さまとの共創が不可欠です。当社グループは、ステークホルダーの皆さまを、未来の「しあわせ」を共に創るパートナーと捉えています。私たちがめざす「しあわせ」は、これらすべてのステークホルダーとの共創を通じて、初めて実現できるものです。この考えのもと、関係法令、国際ルールおよびその精神を順守し、丸井グループの行動指針として「グループ行動規範」を定め実行します。「グループ行動規範」は、グループの全役員および全社員に適用されます。「グループ行動規範」に反する行為や、違法や不正などの不適切行為を早期に発見し、問題を解決するために内部通報制度を設置しています。「グループ行動規範」は取締役会で適宜レビューをおこない、十分に議論した上で改廃を決定します。「グループ行動規範」に反する重大な事態が発生したときには、原因究明と再発防止に努めます。また、情報資産のセキュリティを確保するための体制・対応方針を含めた「丸井グループ情報セキュリティ方針」、税法の順守、税務リスクの最小化に向けた取り組みなどを明記した「丸井グループ税務方針」、および権力や立場を利用した不正や非倫理的な行為などのあらゆる腐敗行為のない誠実な企業活動を実行していくための「丸井グループ腐敗行為防止方針」、犯罪による収益の移転防止に関する法律ならびにこれに関連する政省令および各監督官庁によるガイドライン類に従い、「丸井グループ マネー・ローンダリング及びテロ資金供与防止のための基本方針」を制定しています。規範・各種方針は実効性を年1回検証するとともに、研修等を通じてグループ社員へ周知を図っています。
事業方針・経営環境 FY2025 / 約3,583字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。 ■ 会社の経営の基本方針当社グループでは、「インパクトと利益の二項対立を乗り越える」というビジョンを掲げ、「お客さまのお役に立つために進化し続ける」「人の成長=企業の成長」という経営理念に基づき、すべての人が「しあわせ」を感じられるインクルーシブな社会をステークホルダーの皆さまと共に創ることをミッションとしています。この実現には、私たちだけでなく、ステークホルダーの皆さまとの共創が必要です。当社グループでは、お客さまをはじめ、株主・投資家の皆さま、地域・社会、お取引先さま、社員、将来世代すべてのステークホルダーの「利益」と「しあわせ」の調和を企業価値としています。ステークホルダーの皆さまと共創する共創経営を進めることで、この企業価値の拡大とビジョンの実現をめざしています。当社グループの「共創経営」の詳細については、「共創経営レポート2023」「VISION BOOK 2050」をご覧ください。 共創経営レポート(https://www.0101maruigroup.co.jp/ir/lib/i-report.html)VISION BOOK 2050(https://www.0101maruigroup.co.jp/ir/lib/s-report.html) ■ 経営ビジョン&戦略ストーリー2031の策定について2031年の創業100周年に向けて、「経営ビジョン&戦略ストーリー2031」を策定しました。経営ビジョンとして高い目標を掲げ、そこからバックキャスティングして戦略ストーリーを構築し、ビジョン・インパクト・事業戦略を連動させることで社会的価値の創出を実現していきます。 1)経営ビジョン当社グループは、これまでの小売・フィンテック・共創投資による三位一体ビジネスから、フィンテックを中心とした「『好き』を応援するビジネス」へ転換することで、「インパクトと利益の二項対立を乗り越える」というビジョンを実現していきます。経営ビジョンの前提として、30年以上続くデフレ経済は変化の潮目を迎えており、消費者の行動にも変化が生じる中、これまでのポイント還元に代表されるコスパ消費とは対極となる「『好き』が駆動する経済」という新たな経済の可能性を見出し、この新しい市場を創造することで成長していきます。 2)戦略ストーリー 「『好き』を応援するビジネス」を通じてめざすインパクトと、その実現に向けた戦略は以下のとおりです。 (「好き」を通じて誰かのため、社会のためへと広がる消費)・「好き」を応援するビジネスの目的は、「好き」を応援することで「自分のため」の消費が「誰かのため」となり、やがて「社会のため」へと広がっていくことでインパクトと利益を両立させることにあります。・当社グループの「好き」を応援するカードでは、ご利用を通じて応援したい相手に寄付ができるカードの会員が拡大しており、「誰かのため」に「寄付」することに幸せを感じる新しいタイプの消費者が、今後もますます増えていくと予想されます。・新しいタイプの消費者にお応えすることで差別化戦略を進め、「好き」を応援するカードの会員数を2031年3月期には300万人まで拡大し、2041年3月期にはゴールドカードの会員数を上回ることをめざします。 (「好き」を応援するファイナンシャル・エンパワーメント)・当社グループはこれまで若者の自己実現を応援してきましたが、今後は「好き」を応援するファイナンシャル・エンパワーメントを通じて、すべての人の自己実現を支援していきます。・これまでのフィンテックのビジネスでは、丸井の店舗がある大都市圏を中心とした地域で「信用の共創」によりクレジットカードを発行してきましたが、今後はその対象範囲を広げ、地域を問わず小売の新たな自主運営体制の全国展開を通じて会員募集を行います。・また、今後拡大する自営業、スタートアップ、フリーランス等の多様な働き方に対しては「オーナーカード」、「ランサーズカード」、日本で働く外国人の方々に対しては協業を通じた「GTNカード」を含め、会員を拡大します。 (支援戦略)・自主・PBに代わる新たな顧客接点として、コンパクトな面積で、高い集客力や会員募集力、客単価や荒利益率の向上が期待できる「好き」を応援するイベントとグッズ、カードの新しい自主運営ユニットを全国主要都市に展開することで、インパクトと利益の両立を支援します。・また、当社グループはこれまでDXを通じた顧客体験の向上をめざして、UXの先進企業でもあるグッドパッチ社との合弁会社や新たに設立したマルイユナイトを通じて、専門人材の採用を進めるとともにアジャイルな開発体制を整備してきました。・今後はプロフェッショナル人材の活躍を通じて、デジタルのUXと新自主運営ユニットによるリアルの体験を融合した独自の体験価値を提供することでロイヤルカスタマー化を推進します。 (「フロー」を通じた創造性の発揮)・当社グループでは、能力と挑戦、創造性と幸せ、というビジネスにとって重要な要素を包括的に捉えることのできる「フロー」という概念に注目し、社員一人ひとりの働きがいと組織活力を高める取り組みを行ってきました。・今後は、「好き」を応援するコンクールなどを通じて自分の「好き」を仕事に活かす機会を増やし、創造性を発揮することで、アイデアやナレッジ、ノウハウなどの無形資産を活かしたビジネスを拡大し、2031年3月期までに無形資産比率を70%以上に高めることで企業価値の向上をめざします。 (ソーシャル・イントラプレナーによる事業開発)・社外の起業家とのイノベーションの創出に加え、「会社にいながら社会を変えられるソーシャル・イントラプレナー(社内起業家)」の活躍を促すために、ビジネスプロデュース推進室を設置し、様々な雇用形態を通じて社内外から人材を募集し事業開発を進めます。・中長期的な人材育成のため「ソーシャル・イントラプレナー育成財団」を設立し、大学生、中高生向けに講座を提供します。将来的には当社グループへの入社やプロジェクトへの参加を通じ、当社グループの事業開発にも活かしていきます。 (探究領域)・「好き」を応援するビジネスのグローバル化に取り組み、まずは「世界から見た『好き』の対象としての日本」というテーマで世界中から人材を募集し事業開発を進めます。 3)リスク(金利上昇による金融費用増加への対応)・分割・リボ手数料については、2026年3月期の期中における手数料率の変更を計画しており、収益の増加を見込んでいます。・調達金利については、平均調達年限を短縮することで調達利率の低減を図るとともに、格付の向上をめざして格付機関との対話を強化し、金融費用の増加抑制に取り組みます。 4)資本政策と株主還元(資本政策)・2031年3月期には、バランスシートが1.5兆円規模に拡大する見通しとなり、セグメント別では小売の自己資本比率が50%と、当社グループが最適とする35%から乖離する見込みのため、300億円の資本最適化をすることで連結自己資本比率16%を目標にバランスシートの見直しを進めます。・株主還元方針については、2031年3月期に向けてROE15%以上をめざすことを鑑み、株主資本配当率(DOE)10%としています。・資本配分については、6年間の基礎営業キャッシュ・フロー3,500億円を、成長投資として既存事業に900億円、DX投資・事業開発などの未来投資に600億円、資本最適化に向けた自己株式取得に300億円、株主還元に1,700億円を配分する計画です。 □ 資本配分(26年3月期~31年3月期) (株主還元)株主還元については、適正な利益配分を継続的に実施することを基本方針とします。・配当については、EPSの長期的な成長に基づく継続的な配当水準の向上に努め、「高成長」と 「高還元」の両立を図ります。・株主資本配当率(DOE)は10%程度を目安とし、長期安定的な増配の実現をめざします。・自己株式の取得については、最適資本構成、財務状況および株価水準等を総合的に勘案し、資本効率と株主利益の向上に向けて、適宜機動的に実施します。なお、取得した自己株式は原則として消却します。・配当の基準および自己株式取得の方針については、定期的に検証し適宜見直しを行います。 5)KPI2031年3月期におけるKPIはPBR3~4倍、EPS成長率は年率9%以上、TSR成長率は年率12%以上の高成長・高還元の実現をめざします。
経営者による分析 FY2025 / 約5,316字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。 (1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 (連結業績)・EPSは143.2円(前年比+10%、前年差+12.5円)、利益の増加により前年を上回り、過去最高となりました。ROEは10.6%(前年差+0.7%)と株主資本コスト(6.7%)を上回り、34年ぶりに10%を超えました。ROICは3.8%(前年差+0.2%)と資本コスト(WACC 3.0%)を上回りました。 ※ 企業会計基準第29号(収益認識に関する会計基準)等適用後の数値を記載しています。 ・グループ総取扱高は4兆9,269億円(前年比+10%、前年差+4,397億円)、フィンテックのカードクレジット取扱高が全体をけん引したことにより、過去最高となりました。・売上収益は2,544億円(前年比+8%)、営業利益は445億円(前年比+9%)、経常利益は399億円(前年比+3%)、当期利益は266億円(前年比+8%)と4期連続の増収増益となりました。 ※「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」において、億円単位で記載している金額は億円未満を四捨五入しています。 ※ 企業会計基準第29号(収益認識に関する会計基準)等適用後の数値を記載しています。 営業利益増減の内訳・債権流動化による債権譲渡益(80億円)が前年に比べ6億円増加し、償却額・費用等(80億円)が7億円増加したため、営業利益は1億円減少しました。・上記の債権流動化影響を除いた実質的な営業利益は36億円の増益(小売+16億円、フィンテック+18億円)となりました。 □ 営業利益増減の内訳 (セグメント別の状況)・小売セグメントの営業利益は前年を16億円上回る86億円(前年比+24%)、ROICは3.1%(前年差+0.5%)となりました。・フィンテックセグメントの営業利益は前年を17億円上回る441億円(前年比+4%)、ROICは4.8%(前年差△0.1%)となりました。 □ セグメント別の売上収益・営業利益 ※ 企業会計基準第29号(収益認識に関する会計基準)等適用後の数値を記載しています。 <小売セグメント>・マルイ・モディ店舗においては、リアル店舗ならではの価値創出をめざして、「売ること」を目的としない体験型テナントやスクール、飲食・サービスなどの導入を進めており、当期の非物販テナントの面積構成は65%(前年差+4%)となり、カテゴリー転換が着実に進みました。新たなテナントの導入により店舗の未稼働区画の面積は減少し、施設のバリューアップが進んだことから、営業利益は4期連続の増益となりました。 □ 非物販テナント構成の推移・お客さまがいつご来店されても楽しんでいただける店舗をめざし、イベントフルな店づくりを進めています。中でも、2022年からスタートしたマルイの出店サービス「OMEMIE(おめみえ)」は、全国のマルイ・モディの出店スペースの検索から契約までをオンラインで完結することができるサービスで、D2Cブランドや個人事業主の方などに幅広くご活用いただいており、これまでマルイに出店のなかった新規テナントの導入につながっています。その結果、新たなテナントが提供するサービスの体験会やワークショップなど、イベントのバリエーションが広がっています。・ECの取扱高は、WEB専門人材を活用し、オンラインビジネス本来の取組みを進めることで、25年3月期の取扱高は過去最高の243億円となりました。 □ ECの取扱高の推移 <フィンテックセグメント>・戦略的に進めている「家計シェア最大化」の取り組みにより家賃払いやECでのご利用、公共料金などの定期払いが伸長したことで、第4四半期のカードクレジット取扱高は1兆1,517億円(前年比+10%)、通期では4兆5,305億円(前年比+10%)とそれぞれ過去最高となりました。 □ カードクレジット取引高の推移 ・分割・リボ取扱高は4,321億円(前年比+10%)と拡大し、流動化債権を含む分割・リボ払い残高は過去最高の4,693億円(前年比+8%)となりました。・エポスカードの新規会員数は82万人(前年差+1万人)、期末会員数は過去最高の790万人(前年差+31万人)となりました。・これまで事業の成長をけん引してきたゴールドカードに加えて、一人ひとりの「好き」を応援するカードの取り組みを強化しています。「好き」を応援するカードは、一般カードに比べて若者の保有比率が高く、LTV(生涯利益)が2~7倍高いカードとなっています。アニメ・ゲームやエンターテインメントとコラボレーションしたカードは、熱量の高いファンが多く、SNSなどを通じて認知が広まりやすい特性もあり、ネット入会との親和性が高いことが特徴です。この「好き」を応援するカードは、フィンテックだけでなく、小売や共創投資に携わる社員からも提案が生まれており、企画数は全115企画に拡大しています。店舗では「好き」を応援するカードと連動したイベントなど、リアルでの体験の場を提供したり、ECではコラボグッズを開発・販売するなど、カード・店舗・ECを持つ当社グループならではの取り組みを行うことで、独自の体験価値を提供しています。これらの取り組みにより、「好き」を応援するカードの新規会員数は34万人、期末会員数は111万人(前年差+21万人)となりました。今後もグループ一体となって取り組みを強化することで、ロイヤリティの高い会員を拡大し、取扱高や新規入会数のさらなる拡大につなげていきます。 □ 新規入会の推移 □ カード会員数の推移 (LTVの安定性を表す指標)当社グループの収益構造はこれまでのビジネスモデルの転換にともない、店舗の不動産賃貸収入やカード手数料をはじめとする「リカーリングレベニュー(継続的収入)」が拡大し、売上・利益に占める構成が大きくなりました。お客さま・お取引先さまとの契約に基づく継続的収入であるリカーリングレベニューからは、翌期以降の将来収益を「成約済み繰延収益」としてとらえることが可能であり、収益の安定性を測る指標として使用できます。これらは、LTVを重視した当社グループの長期視点の経営において重要な要素であると考えています。 ・当期のリカーリングレベニュー(売上総利益ベース)は1,515億円(前年比+8%)となり、売上総利益に占める割合は66.8%(前年差△0.2%)となりました。・当期末の成約済み繰延収益は3,984億円(前年比+5%)となり、当期の売上総利益の約1.8倍の将来収益が見込まれています。なお、成約済み繰延収益の算出は、不動産賃貸収入は契約残年数、分割・リボ手数料やカードキャッシング利息は返済期間、加盟店手数料(リカーリング分)はカード有効期間、家賃保証は保証期間をもとに行っています。 □ LTV経営の指標 (注)売上総利益ベースのリカーリングレベニュー、およびその構成を算出する際の売上総利益には、販管費戻り(お取引先さまから継続的にいただく経費)を含めています。 (財政状態)・営業債権(割賦売掛金・営業貸付金)は、カードクレジット取扱高の拡大などにより6,298億円(前年差+396億円)となりました。総資産は1兆534億円(前年差+499億円)となりました。・有利子負債(リース債務を除く)は6,365億円(前年差+421億円)となりました。・自己株式の取得や配当金の支払などにより、自己資本は2,461億円(前年差△71億円)となり、自己資本比率は23.4%(前年差△1.8%)となりました。 □ バランスシートの状況 (キャッシュ・フローの状況)・営業キャッシュ・フローは、45億円の支出(前期は380億円の収入)となりました。営業キャッシュ・フローから営業債権等の増減を除いた基礎営業キャッシュ・フローは、税引前利益の増加などにより、前期より106億円増加し、497億円の収入となりました。・投資キャッシュ・フローは、有形および無形固定資産の取得131億円、投資有価証券の取得68億円などにより137億円の支出(前期は183億円の支出)となりました。・財務キャッシュ・フローは、有利子負債の増加による420億円の収入や自己株式の取得による支出185億円、配当金の支払195億円などにより28億円の収入(前期は79億円の支出)となりました。 □ キャッシュ・フローの状況 (注) 当社グループでは営業キャッシュ・フローから営業債権(割賦売掛金・営業貸付金)等の増減を控除した「基礎営業キャッシュ・フロー」を収益性・健全性の指標としています。 (生産、受注及び販売の状況)① 生産の状況連結財務諸表提出会社および関係会社において、該当事項はありません。 ② 受注の状況小売およびフィンテックの一部において受注による営業を行っており、当連結会計年度の受注額は14,911百万円(前年同期比131.9%)、当連結会計年度末の受注残高は7,984百万円(同175.1%)です。 ③ 販売の状況当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称金額(百万円)前年比(%)小売 定期借家テナント収入等44,546107.7商品売上高1,901117.3受託販売手数料(純額)5,752104.3消化仕入売上高(純額)3,98489.1関連事業収入19,365112.3小売計75,550107.6フィンテック178,841108.4合計254,392108.1 (注) 1 上記の金額は、外部顧客に対する売上収益を示しています。2 小売の販売実績は、2016年3月期より「消化仕入売上高」、2021年3月期より「受託販売売上高」の利益相当額を売上収益に計上する方法に変更しています。従来基準(2015年3月期以前)での売上収益に付随する販売実績(取扱高)は、324,401百万円(前年比108.7%)です。 ④ 仕入の状況当連結会計年度における商品仕入実績は次のとおりです。 セグメントの名称金額(百万円)前年比(%)小売1,492116.9 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しています。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積りおよび仮定を用いていますが、これらの見積りおよび仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りおよび仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しています。 ② 経営成績、財政状態、キャッシュ・フローの状況の分析「(1)経営成績等の状況の概要」に記載しています。資本の財源および資金の流動性については「3 事業等のリスク」および「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 金融商品関係」に記載しています。 ■ 非財務情報と財務情報のコネクティビティ当社グループは、企業価値向上のため、ステークホルダーとの建設的な対話に資すると考えられる有益な情報については、財務情報・非財務情報にかかわらず、積極的に開示を行うことをポリシーとしています。有価証券報告書においては、リカーリングレベニュー(継続的収入)といった当社グループが経営上重要と考えているLTV(生涯利益)に関する指標やサステナビリティなどの非財務情報を開示しています。これらの非財務情報は、当社グループの企業価値の向上や毀損等をステークホルダーが評価するために有益な情報であり、非財務情報の基礎となるデータおよび仮定は連結財務諸表をはじめとした財務情報の作成において、関連する会計上の見積り等に影響を及ぼすため、当社グループは上記の情報間のコネクティビティを重視しています。具体的には、非財務情報の基礎データおよび仮定については、関連する財務情報の基礎データおよび仮定と同一のものを用いることで、非財務情報と監査証明の対象である財務情報のコネクティビティを確保しています。
役員の状況 FY2025 / 約10,544字
(2) 【役員の状況】①役員一覧1.2025年6月23日(有価証券報告書提出日)現在の当社の役員の状況は、以下のとおりです。男性 7名 女性 3名 (役員のうち女性の比率 30%)役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)代表取締役社長代表執行役員青 井 浩1961年1月17日生1986年7月当社入社1991年1月当社営業企画本部長1991年4月当社取締役営業企画本部長1993年1月当社取締役営業本部営業本部長室長1993年8月当社取締役営業本部副本部長兼営業企画部長1995年4月当社常務取締役営業本部副本部長兼営業企画部長2001年1月当社常務取締役営業本部長2004年6月当社代表取締役副社長2005年4月当社代表取締役社長2006年10月当社代表取締役社長代表執行役員2019年4月当社代表取締役社長代表執行役員CEO(現任)2022年10月公益財団法人青井奨学会理事長(現任)(注)31,586取締役岡 島 悦 子1966年5月16日生1989年4月三菱商事㈱入社2001年1月マッキンゼー・アンド・カンパニー入社2005年7月㈱グロービス・マネジメント・バンク代表取締役社長2007年6月㈱プロノバ代表取締役社長(現任)2014年6月当社社外取締役(現任)2020年12月㈱ユーグレナ取締役(現任)2024年6月㈱KADOKAWA社外取締役(現任)(注)3―取締役中 神 康 議1964年3月25日生1986年4月アーサー・アンダーセン・アンド・カンパニー(現アクセンチュア)入社1991年7月㈱コーポレイトディレクション(CDI)入社2005年3月あすかコーポレイトアドバイザリー㈱代表取締役2013年10月みさき投資㈱代表取締役社長(現任)2021年6月当社社外取締役(現任)(注)3―取締役ピーター D.ピーダーセン1967年11月29日生2000年9月㈱イースクエア代表取締役社長2015年1月一般社団法人NELIS代表理事2020年2月大学院大学至善館専任教授(現任)2020年8月特定非営利活動法人ネリス代表理事(現任)2021年6月当社社外取締役(現任)2022年6月明治ホールディングス㈱社外取締役(現任)2024年6月三菱電機㈱社外取締役(現任)(注)30取締役専務執行役員加 藤 浩 嗣1963年7月30日生1987年3月当社入社2013年4月当社経営企画部長2015年4月当社執行役員経営企画部長2015年10月当社執行役員経営企画部長兼IR部長2016年6月当社取締役上席執行役員経営企画部長兼IR部長2016年10月当社取締役上席執行役員経営企画部長兼IR部長、ESG推進担当2017年4月当社取締役上席執行役員IR部長、経営企画・ESG推進担当2017年10月当社取締役上席執行役員CDO、IR部長兼経営企画・ESG推進担当2019年4月当社取締役常務執行役員CFO、IR部長兼財務・投資調査・サステナビリティ・ESG推進担当2021年4月当社取締役常務執行役員CFO、IR・財務・サステナビリティ・ESG推進担当2024年2月当社取締役常務執行役員CFO、グループFP&A・IR・財務・サステナビリティ・ESG推進担当2025年4月当社取締役専務執行役員CFO、グループFP&A・IR・財務・サステナビリティ・ESG推進担当(現任)(注)319取締役上席執行役員 小 島 玲 子1975年9月26日生2000年5月古河電気工業㈱専属産業医2002年4月横浜労災病院心療内科外来診療医2010年3月医学博士号取得2011年4月当社専属産業医(現任)2014年4月当社健康推進部長2019年4月当社執行役員健康推進部長2020年4月当社執行役員ウェルネス推進部長2021年5月当社執行役員CWO、ウェルネス推進部長2021年6月当社取締役執行役員CWO、ウェルネス推進部長2022年4月当社取締役執行役員CWO、ウェルビーイング推進部長2023年4月当社取締役上席執行役員CWO、ウェルビーイング推進部長(現任)(注)37 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)常勤監査役川 井 仁1967年1月17日生1989年4月㈱三菱銀行(現㈱三菱UFJ銀行)入行2013年1月三菱UFJモルガン・スタンレー証券㈱経営企画部長2014年10月㈱三菱東京UFJ銀行(現㈱三菱UFJ銀行)営業第二本部営業第八部長2016年6月同行執行役員営業第二本部営業第八部長2017年5月同行執行役員京都支社長2020年4月㈱三菱UFJ銀行執行役員2020年6月当社常勤監査役(現任)(注)41常勤監査役佐 々 木 一1963年11月24日生1986年3月当社入社2007年10月㈱エポスカード取締役カード企画部長2012年4月㈱丸井取締役自主商品部長2013年4月当社執行役員㈱丸井取締役第3営業部長2014年6月当社取締役執行役員㈱丸井常務取締役専門店事業本部長2015年4月当社取締役上席執行役員小売・店舗事業担当㈱丸井専務取締役2016年4月当社上席執行役員㈱丸井代表取締役社長2019年4月当社上席執行役員建築担当、㈱エイムクリエイツ代表取締役社長2022年6月当社常勤監査役(現任)(注)512監査役鈴 木 洋 子1970年9月21日生1998年4月弁護士登録、髙城合同法律事務所入所2002年11月鈴木総合法律事務所パートナー(現任)2018年3月㈱ブリヂストン社外取締役監査委員(現任)2018年6月㈱日本ピグメントホールディングス社外取締役監査等委員(現任)2020年6月当社社外監査役(現任)2022年6月日本紙パルプ商事㈱社外取締役(現任)(注)44監査役松 本 洋 明1958年10月7日生1981年4月東京国税局入局2006年7月秩父税務署長2016年7月国税庁長官官房首席国税庁監察官2018年7月熊本国税局長2019年9月税理士登録 松本洋明税理士事務所開業2020年9月矢崎総業㈱社外監査役(現任)2021年6月科研製薬㈱社外監査役(現任)2022年6月当社社外監査役(現任)(注)50計1,633 (注) 1 取締役岡島悦子、中神康議、ピーター D.ピーダーセンは、社外取締役です。2 監査役鈴木洋子、松本洋明は、社外監査役です。3 2024年3月期に係る定時株主総会終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会終結の時までです。4 2024年3月期に係る定時株主総会終結の時から2028年3月期に係る定時株主総会終結の時までです。5 2022年3月期に係る定時株主総会終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までです。6 当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査役1名を選任しています。補欠監査役の略歴は次のとおりです。 氏名生年月日略歴所有株式数(千株)野 崎 晃1957年11月20日生1988年4月弁護士登録―2003年3月野崎法律事務所代表(現任)2017年6月㈱J-オイルミルズ監査役(現任) (注)  野崎 晃氏は㈱J-オイルミルズ監査役を2025年6月25日で退任予定です。 なお、グループ全体の経営・執行体制の強化を図るため、執行役員制度を導入しています。取締役を兼務していない執行役員は次の19名です。 専務執行役員中 村 正 雄CREO、経営企画・不動産・建築、CRE戦略推進担当、㈱エイムクリエイツ代表取締役社長専務執行役員石 井 友 夫CHRO、総務・人事・監査・ウェルビーイング推進担当常務執行役員斎 藤 義 則CSeO、㈱エポスカード代表取締役会長、㈱マルイホームサービス代表取締役社長常務執行役員相 田 昭 一フィンテック事業担当、CDO、DX推進担当、㈱エポスカード代表取締役社長常務執行役員青 野 真 博小売事業担当、㈱丸井代表取締役社長上席執行役員海老原   健CIO、㈱エムアンドシーシステム代表取締役社長執行役員土 屋 尚 史CDXO(非常勤)執行役員丸 谷 文 孝㈱エポスカード専務取締役執行役員遠 藤 真 見共創投資担当、グループFP&A部長、D2C&Cо.㈱代表取締役社長執行役員長 棹   淳経営企画部長、㈱エイムクリエイツ専務取締役、㈱okos代表取締役社長執行役員新 津 達 夫㈱丸井取締役 EC事業本部長執行役員青 木 正 久tsumiki証券㈱代表取締役CEO執行役員塩 田 裕 子ビジネスプロデュース推進担当、サステナビリティ部長、ESG推進部長執行役員山 根 丈 明DX推進室長、㈱マルイユナイト代表取締役社長執行役員廣 松 あゆみ㈱エムアンドシーシステム取締役 ストアシステム開発本部長執行役員石 岡 治 郎イベント・グッズ事業準備室長執行役員松 本 孝 洋総務部長執行役員蔵 野 雅 章不動産・建築部長、㈱マルイホームサービス常務取締役執行役員沓 掛 奈保子㈱丸井取締役 営業企画部長 CDO:チーフデジタルオフィサーCWO:チーフウェルビーイングオフィサーCREO:チーフリアルエステートオフィサーCHRO:チーフヒューマンリソースオフィサーCSeO:チーフセキュリティオフィサーCIO:チーフインフォメーションオフィサーCDXO:チーフデジタルトランスフォーメーションオフィサー 2.2025年6月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役6名選任の件」、「補欠監査役1名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、当社の役員の状況は以下のとおりとなる予定です。なお、当該定時株主総会の直後に開催予定の取締役会および監査役会の決議事項の内容(役職名)を含めて記載しています。男性 7名 女性 3名 (役員のうち女性の比率 30%)役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(千株)代表取締役社長代表執行役員青 井 浩1961年1月17日生(注)3(注)41,586取締役岡 島 悦 子1966年5月16日生(注)3(注)4―取締役中 神 康 議1964年3月25日生(注)3(注)4―取締役ピーター D.ピーダーセン1967年11月29日生(注)3(注)40取締役専務執行役員加 藤 浩 嗣1963年7月30日生(注)3(注)419取締役上席執行役員 小 島 玲 子1975年9月26日生(注)3(注)47 常勤監査役川 井 仁1967年1月17日生(注)3(注)51常勤監査役佐 々 木 一1963年11月24日生(注)3(注)612監査役鈴 木 洋 子1970年9月21日生(注)3(注)54監査役松 本 洋 明1958年10月7日生(注)3(注)60計1,633 (注) 1 取締役岡島悦子、中神康議、ピーター D.ピーダーセンは、社外取締役です。   2 監査役鈴木洋子、松本洋明は、社外監査役です。 3 2025年6月23日現在の当社の役員の状況をご覧ください。 4 2025年3月期に係る定時株主総会終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までです。   5 2024年3月期に係る定時株主総会終結の時から2028年3月期に係る定時株主総会終結の時までです。 6 2022年3月期に係る定時株主総会終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までです。 7 当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査役1名を選任しています。補欠監査役の略歴は次のとおりです。 氏名生年月日略歴所有株式数(千株)野 崎 晃1957年11月20日生(注)2― (注) 1 野崎 晃氏は㈱J-オイルミルズ監査役を2025年6月25日で退任予定です。   2 2025年6月23日現在の当社の役員の状況をご覧ください。 ② 社外役員の状況当社の社外取締役は3名、社外監査役は2名です。岡島悦子氏は、会社経営に加え、人材育成やスタートアップに関する豊富な経験・知識を有しており、このような視点および独立した客観的な立場から質問・助言およびご意見をいただくなど、当社社外取締役として適切に職務を遂行していただいています。このため、今後も当社の経営の監督機能の強化等に貢献していただけると判断したことから、社外取締役として選任しています。また同氏は㈱ユーグレナの取締役であり、当社は同社との間で資本業務提携契約を結んでおり、2025年3月31日時点で同社の発行済株式総数の約1.6%を保有しています。同社は当社グループ丸井店舗において、イベントの出店をしていただいており、直近事業年度において同社が当社グループに対して支払った出店に係る費用は約130万円です。また、当社グループは同社よりバイオ燃料の購入等をしており、直近事業年度における当社グループの同社への支払額は約440万円です。これらの比率および金額は、いずれも当社の「社外役員独立性基準」を満たしています。また、同氏は株式会社KADOKAWAの社外取締役であり、当社グループは同社に対して商品のロイヤリティをお支払いしておりますが、直近事業年度において当社グループが同社に対して支払った費用は100万円未満であり、当社の「社外役員独立性基準」を満たしています。なお同氏は、一般株主と利益相反の生じるおそれがないと判断される客観的な立場にあり、独立役員として届け出ています。中神康議氏は、経営コンサルティング会社および投資運用会社における豊富な経験で培った資本市場を意識した企業経営に関する高い知見を有しており、このような視点および独立した客観的な立場から質問・助言およびご意見をいただくなど、当社社外取締役として適切に職務を遂行していただいています。このため、今後も当社の経営の監督機能の強化等に貢献していただけると判断したことから、社外取締役として選任しています。なお同氏は、一般株主と利益相反の生ずるおそれがないと判断される客観的な立場にあり、独立役員として届け出ています。ピーター D.ピーダーセン氏は、環境・CSRコンサルティング会社等での豊富な経験で培ったグローバルレベルのサステナビリティ経営に関する高い知見を有しており、このような視点および独立した客観的な立場から質問・助言およびご意見をいただくなど、当社社外取締役として適切に職務を遂行していただいています。このため、今後も当社の経営の監督機能の強化等に貢献していただけると判断したことから、社外取締役として選任しています。また、同氏は2021年6月まで当社のアドバイザーとして、サステナビリティ経営への提言を行っていました。直近の事業年度における特定非営利活動法人ネリスの活動への参加費の当社の支払額は150万円であり、当社の「社外役員独立性基準」を満たしています。なお同氏は、一般株主と利益相反の生じるおそれがないと判断される客観的な立場にあり、独立役員として届け出ています。鈴木洋子氏は、弁護士としての高い専門性に加え、他企業での社外取締役監査委員等としての豊富な経験と高い見識を有し、企業法務および適法性監査に精通しているため、当社社外監査役として公正な監査に貢献できると判断したため、社外監査役として選任しています。なお同氏は、一般株主と利益相反の生じるおそれがないと判断される客観的な立場にあり、独立役員として届け出ています。松本洋明氏は、税理士の資格を有しており、会計分野に関する専門知識と経験に加え、他企業での社外監査役としての経験と高い見識を有していることから、当社社外監査役として公正な監査に貢献できると判断したため、社外監査役として選任しています。なお同氏は、一般株主と利益相反の生じるおそれがないと判断される客観的な立場にあり、独立役員として届け出ています。当事業年度は取締役会を10回開催しましたが、岡島悦子氏、ピーター D.ピーダーセン氏、鈴木洋子氏、松本洋明氏は10回すべてに、中神康議氏は10回中9回に出席しており、適宜、適切な意見を述べています。 当社が定める社外役員の独立性基準については、次に記載のとおりです。<社外役員独立性基準>株式会社丸井グループ(以下「当社」という)は、当社の適正なガバナンスにとって必要な客観性と透明性を確保するために、当社における社外役員(社外取締役および社外監査役をいい、その候補者を含む。)の独立性基準を以下のとおり定め、社外役員が次の項目をすべて満たす場合、当社にとって十分な独立性を有しているものとみなします。1.現に当社および当社の関係会社(以下、あわせて「当社グループ」という。)の業務執行者(注1)ではなく、かつ就任前10年以内に業務執行者であったことがないこと。2.当社グループを主要な取引先としている者(注2)、またはその業務執行者でないこと。3.当社グループの主要な取引先(注3)、またはその業務執行者でないこと。4.当社の議決権の10%以上の議決権を直接または間接的に保有している当社の大株主、またはその業務執行者でないこと。5.当社グループが総議決権の10%以上の議決権を直接または間接的に保有している者の業務執行者でないこと。6.当社グループから役員報酬以外に多額の金銭その他の財産(注4)を得ているコンサルタント、公認会計士等の会計専門家および弁護士等の法律専門家でないこと。なお、これらの者が法人・組合等の団体である場合は当該団体に所属する者を含む。7.当社グループから多額の金銭その他の財産(注4)による寄付を受けている者でないこと。なお、これらの者が法人・組合等の団体である場合は当該団体に所属する者を含む。8.当社の会計監査人でないこと。なお、会計監査人が法人・組合等の団体である場合は当該団体に所属する者を含む。9.過去5年間において、上記2~8までに該当していた者でないこと。10.近親者(注5)が上記の2から8までのいずれか(6号および8号を除き、重要な業務執行者(注6)に限る。)に該当する者でないこと。11.社外役員の相互就任関係(注7)となる他の会社の業務執行者でないこと。 (注) 1 「業務執行者」とは、株式会社の業務執行取締役、執行役、執行役員、業務を執行する社員、会社以外の法人・団体の理事、その他これらに類する役職の者および会社を含む法人・団体の使用人等をいう。2 「当社グループを主要な取引先としている者」とは、次のいずれかに該当する者をいう。・当社グループに対して商品またはサービスを提供している取引先グループ(直接の取引先が属する連結グループに属する者をいう、以下 同様とする。)であって、直前事業年度における当社グループの当該取引先グループへの支払額が1億円以上でかつ当該取引先グループの連結売上高(連結売上収益)または総収入金額の2%を超える者。・当社グループが負債を負っている取引先グループであって、直前事業年度末における当社グループの当該取引先グループへの負債総額が1億円以上でかつ当該取引先グループの当該事業年度末における連結総資産の2%を超える者。3 「当社グループの主要な取引先」とは、次のいずれかに該当する者をいう。・当社グループが商品またはサービスを提供している取引先グループであって、直前事業年度における当該取引先グループの当社グループへの支払額が1億円以上でかつ当社グループの連結売上収益の2%を超える者。・当社グループに対して負債を負っている取引先グループであって、直前事業年度末における当該取引先グループの当社グループへの負債総額が1億円以上でかつ当社グループの当該事業年度末における連結総資産の2%を超える者。・当社グループが借入れをしている金融機関グループ(直接の借入先が属する連結グループに属する者をいう。)であって、直前事業年度末における当社グループの当該金融機関グループからの借入金総額が当社グループの当該事業年度末における連結総資産の2%を超える者。4 「多額の金銭その他の財産」とは、その価額の総額が直前事業年度において1,000万円以上のものをいう。5 「近親者」とは、配偶者および二親等内の親族をいう。6 「重要な業務執行者」とは、取締役、執行役、執行役員及び部長格以上の業務執行者またはそれらに準ずる権限を有する業務執行者をいう。7 「社外役員の相互就任関係」とは、当社グループの業務執行者が他の会社の社外役員であり、かつ、当該他の会社の業務執行者が当社の社外役員である関係をいう。 ③ 社外取締役または社外監査役による監督または監査と内部監査、監査役監査および会計監査との相互連携ならびに内部統制部門との関係社外取締役、社外監査役へのサポート体制は経営企画部および監査部が担っており、取締役会の資料を事前に配布しその内容を説明するなど情報伝達体制の強化に努めています。社外監査役と会計監査人との連携については、「(3)監査の状況」に記載のとおりです。 ④ 役員スキルマトリックス丸井グループでは、企業経営や「経営ビジョン&戦略ストーリー2031」実現による、インパクト創出のために、「共通スキル」と「独自スキル」からなる計14*1のスキルが必要であると設定しました。各役員の経験・知識・能力等を踏まえて、それぞれのスキルを明確化するとともに、米国GALLUP社が開発したクリフトンストレングス® *1を用いて、各役員が持つ特徴的な資質について記載しています。 ● 共通スキル:取締役会の役割を適切に果たすために共通的に求められるスキル● 独自スキル:中期経営計画実現のために必要な当社独自のスキルクリフトンストレングス:性格特性を表す34の資質と4つの領域項目 *1 各役員が持つスキルの設定根拠と、クリフトンストレングスについての詳細は、弊社ホームページにて、別途掲載しています。著作権© 2021 Gallup, Inc. 無断複写・転載を禁ず。Gallup®、StrengthsFinder®、Clifton StrengthsFinder®、Clifton StrengthsFinderの34の資質名は、Gallup, Inc.の商標です。 氏 名共通スキル独自スキルクリフトンストレングス® 経営経験経営戦略立案人材マネジメントファイナンスガバナンスコ|ポレ|トマネジメントリスクイノベ|ションサステナビリティWell-beingDX経験・知見小売事業のの経験・知見フィンテック事業新規事業スタ|トアップ投資TOP5特徴的な資質青井 浩●● ● ●●●●●●●●●1.未来志向 2.着想 3.学習欲4.信念 5.個別化岡島 悦子●●●●● ●●● ●●1.活発性 2.コミュニケーション3.最上志向 4.個別化 5.達成欲中神 康議●● ●●●● ● 1.戦略性 2.活発性 3.着想4.未来志向 5.指令性ピーターD. ピーダーセン●●● ●●● ● 1.戦略性 2.収集心 3.未来志向4.責任感 5.運命思考加藤 浩嗣●● ●●●●● ● ●●1.調和性 2.分析思考 3.責任感4.公平性 5.個別化小島 玲子 ● ●●●● 1.最上志向 2.学習欲 3.アレンジ4.達成欲 5.自己確信川井 仁 ● ●●● 1.着想 2.責任感 3.慎重さ4.戦略性 5.アレンジ佐々木 一●● ●●● ●● 1.最上志向 2.戦略性 3.着想4.適応性 5.親密性鈴木 洋子 ●● ● 1.ポジティブ 2.包含 3.達成欲4.コミュニケーション 5.戦略性松本 洋明 ●●● 1.調和性 2.責任感 3.公平性4.規律性 5.慎重さ中村 正雄●● ●●●● ●● 1.個別化 2.アレンジ 3.最上志向4.社交性 5.コミュニケーション石井 友夫● ● ●● ●● ● 1.分析思考 2.自我 3.責任感4.回復志向 5.親密性斎藤 義則●● ● ●● ●● 1.公平性 2.調和性 3.分析思考4.自我 5.親密性相田 昭一●● ●●●● ●●●●●1.社交性 2.達成欲 3.コミュニケーション 4.ポジティブ 5.分析思考青野 真博●● ●● ● 1.ポジティブ 2.最上志向3.着想 4.内省 5.社交性海老原 健● ● ● ● 1.調和性 2.責任感 3.ポジティブ4.包含 5.回復志向土屋 尚史●●● ● ● ●●1.戦略性 2.活発性 3.着想4.社交性 5.コミュニケーション丸谷 文孝 ● ● ● 1.慎重さ 2.戦略性 3.自己確信4.公平性 5.適応性遠藤 真見 ●●●● ●1.アレンジ 2.収集心 3.学習欲4.親密性 5.内省長棹  淳 ● ●●● 1.調和性 2.分析思考 3.最上志向4.親密性 5.ポジティブ新津 達夫 ●●●● 1.個別化 2.着想 3.アレンジ4.最上志向 5.未来志向青木 正久● ●●● ●●●●1.ポジティブ 2.最上志向3.調和性 4.個別化 5.包含塩田 裕子 ● ● ● 1.学習欲 2.内省 3.達成欲4.自我 5.原点思考山根 丈明● ●●● 1.分析思考 2.慎重さ 3.親密性4.個別化 5.競争性廣松 あゆみ ●●● ● 1.着想 2.アレンジ 3.成長促進4.責任感 5.包含石岡 治郎 ● ●●● 1.戦略性 2.最上志向 3.学習欲4.達成欲 5.着想松本 孝洋 ●● 1.調和性 2.達成欲 3.慎重さ4.分析思考 5.責任感蔵野 雅章● ● ● ● 1.個別化 2.責任感 3.社交性4.アレンジ 5.コミュニケーション沓掛 奈保子 ● ● 1.原点思考 2.調和性 3.個別化4.内省 5.アレンジ

※ 出典: EDINET DB API より取得した有価証券報告書(2025年度)。 全文は 金融庁 EDINET でご確認ください。