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株式の保有状況 FY2025 / 約9,146字
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当グループは、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分については、以下のとおりとしております。純投資目的である投資株式専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有する株式等純投資目的以外の目的である投資株式上記以外 ② 三井住友信託銀行株式会社における株式の保有状況当社及び連結子会社のうち、投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)が最も大きい会社(最大保有会社)である三井住友信託銀行株式会社については以下のとおりであります。 イ.保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式(i)保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 (保有方針)当グループは、「企業価値の向上による果実を家計にもたらす資金・資産・資本の好循環の構築」を目指す姿の一つとして掲げています。その実現に向け、当グループは、投資家としての立場と企業価値向上のソリューション提供を行う立場の双方に立つ信託銀行グループとしての特性に一段と磨きをかけ、気候変動や脱炭素といった社会課題解決に向けた挑戦・取組を自らが投資者となって後押しするインパクトエクイティ投資等や、新たな市場や機会の創出を目的とした投資等の株式を保有することがあります。一方、従来型の「政策保有株式」(資本・業務提携等を目的とせず、安定株主として保有する取引先の株式等)は原則すべて保有しない方針としております。当該方針のもと、取引先を取り巻く環境やステークホルダーの動向を踏まえ、取引先各社の持続的な企業価値向上と課題解決に向けた対話を行い、そうした対話を通じて政策保有株式の削減を加速させてまいります。これまで2025年度から2028年度の4年間で取得原価2,600億円の削減を目標としておりましたが、今般これを見直し、同期間における削減目標を取得原価3,000億円と定めました。また、政策保有株式を削減するまでの期間においては、取締役会において政策保有株式の保有に伴う便益・リスクと資本コストとの関係の精査・検証を行います。 (政策保有株式に係る議決権行使基準)当社及び当社の中核子会社たる三井住友信託銀行株式会社は、政策保有株式の発行会社(以下、「発行会社」といいます。)の中長期的な企業価値の向上を目指し、当グループの株主や預金者等様々なステークホルダーの中長期的な価値向上も考慮して、保有する株式の議決権を行使します。また、発行会社との十分な対話を通じて、それぞれの発行会社が置かれている事業環境等の状況を考慮し、経営の独自性や方向性も尊重しつつ、議決権を行使します。議決権行使にあたっては、別途定める議決権行使基準に基づき、次の観点にも留意して議案毎に賛否を判断します。① 外形的・形式的基準のみならず、発行会社、及び発行会社が置かれている業界・経営環境等の固有性に留意して判断します。② 当該年度のみならず、より中長期的な時間軸、未来志向で判断します。 ③ 財務的な数値に加え、非財務要素(コーポレートガバナンスや社会的価値の創出状況等)も考慮して判断します。政策保有株式に係る議決権の行使にあたり、利益相反のおそれがある場合には、当社が別途定める利益相反管理方針に従い、適切な対応を実施します。なお、議決権行使基準は当社Webサイト上に開示しております。(政策保有株式(国内上場)の議決権行使基準)https://www.smtg.jp/-/media/tg/about_us/management/governance/voting_guideline.pdf (政策保有株式の削減実績について)2025年度は749億円(取得原価)の削減を行い、91社で政策保有株式の残高がゼロになりました。 (政策保有株主から自社株式の売却等の意向が示された場合の対応方針)当グループが株式等を保有している取引先等から当社の株式の売却等の意向が示された場合において、売却等を妨げることはいたしません。 (保有の合理性を検証する方法)従来型の政策保有株式の保有が残存する期間は、取締役会において政策保有株式の保有に伴う便益・リスクと資本コストとの関係の精査・検証を行います。 (個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容)取締役会において、下記採算性指標により、政策保有株式の保有に伴う便益・リスクと資本コストとの関係を精査・検証しております。採算性指標に基づき政策保有株式の保有に伴う全体及び個社の便益・リスクと資本コストとの関係の精査・検証を継続しつつ、採算性に関わらず、取引先各社の持続的な企業価値向上及び課題解決に向けた対話を行い、その中で削減に向けた協議を進めております。そうした協議の状況を踏まえ、政策保有株式の削減が財務目標・顧客基盤等へ与える影響の見通しを精査のうえ、政策保有株式の削減目標・活動の妥当性を検証し、取締役会で定期的に確認しております。 <採算性指標>(信用コスト・経費等 控除後利益)÷(株式等リスクアセット+与信リスクアセット) (ⅱ)銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式43392,946非上場株式以外の株式410888,369 (注)純投資目的以外の株式には、従来型の政策保有株式に加え、インパクトエクイティ投資等の株式が含まれています。(当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式227,097資金・資産・資本の好循環に繋がる戦略投資として取得非上場株式以外の株式18,049資金・資産・資本の好循環に繋がる戦略投資として取得 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式151,077非上場株式以外の株式231232,880 (ⅲ)特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)三井物産株式会社6,572,8006,572,800取引関係の維持無39,16718,400ミネベアミツミ株式会社15,413,90015,413,900同上有39,07433,502ダイキン工業株式会社1,772,6001,899,200同上有33,12130,653伊藤忠商事株式会社16,500,0003,300,000取引関係の維持株式分割により増加無32,57922,773東急株式会社15,677,00015,677,000取引関係の維持無29,18226,415ニデック株式会社14,023,20014,023,200同上無27,56934,945大和ハウス工業株式会社5,400,0006,150,000同上有26,55730,368住友不動産株式会社5,760,0003,840,000取引関係の維持株式分割により増加無25,29721,477株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ2,290,6002,290,600経営基盤の一層の拡充と収益力の強化を目的とする、商品・サービス関連業務に関する業務・資本提携無25,21913,354株式会社オリエンタルランド7,880,6009,569,300取引関係の維持有21,27728,181エア・ウォーター株式会社7,936,0007,936,000同上有16,86014,983東急不動産ホールディングス株式会社12,140,50012,140,500同上有16,08612,119スズキ株式会社7,643,70022,000,000同上有14,33539,820東ソー株式会社5,902,0006,702,000同上有13,65413,762長瀬産業株式会社10,612,8003,350,000取引関係の維持株式分割により増加有12,2578,889大阪瓦斯株式会社1,600,0001,600,000取引関係の維持有10,2095,412株式会社シマノ600,000600,000同上有9,85812,591日東紡績株式会社523,700*同上有9,814*小野薬品工業株式会社3,500,0003,500,000同上無8,7865,608電源開発株式会社2,022,6602,135,030同上無8,7605,405東海旅客鉄道株式会社2,075,0002,075,000同上有8,4745,922株式会社明電舎1,100,0001,100,000同上有8,2504,746ニチアス株式会社2,803,500934,500取引関係の維持株式分割により増加有8,0924,312大和工業株式会社666,7001,000,000取引関係の維持無8,0077,908株式会社ジーエス・ユアサ コーポレーション1,470,8001,470,800同上無7,7613,504 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)京王電鉄株式会社10,000,0002,000,000取引関係の維持株式分割により増加有7,7137,614東洋製罐グループホールディングス株式会社2,058,0002,058,000取引関係の維持有7,2795,031株式会社岡三証券グループ8,859,0138,859,013同上有7,2735,873岡谷鋼機株式会社804,000804,000同上有7,2605,611日産化学株式会社1,152,0001,280,000同上有6,9065,688京阪ホールディングス株式会社2,040,0002,040,000同上有6,5896,642株式会社住友倉庫1,611,5001,611,500同上有6,5024,452株式会社マキタ1,268,0001,268,000同上有6,4376,244住友林業株式会社4,500,0002,400,000取引関係の維持株式分割により増加有6,31810,821株式会社ジェイテクト3,817,8003,817,800取引関係の維持無6,2444,304GCM GROSVENOR INC-CLASS A3,752,965―運用商品の共同開発等によるプライベート資産運用サービスの提供強化・拡充を目的とする、業務・資本提携のための株式取得により増加無5,879―日本電気硝子株式会社960,000960,000取引関係の維持有5,6763,347株式会社小糸製作所2,325,6002,736,000同上有5,6725,027株式会社やまびこ1,605,2001,605,200同上無5,6023,820株式会社堀場製作所308,000308,000同上無5,5023,063三菱鉛筆株式会社2,375,0002,375,000同上有5,4836,020株式会社商船三井837,0001,495,500同上有5,4377,758飯野海運株式会社3,100,0003,100,000同上有5,4283,090ハウス食品グループ本社株式会社1,750,0001,750,000同上有5,3354,766三井倉庫ホールディングス株式会社1,312,200437,400取引関係の維持株式分割により増加有5,2403,481富士フイルムホールディングス株式会社1,631,3502,447,750取引関係の維持有4,8396,962西日本旅客鉄道株式会社1,480,2003,940,200同上有4,63011,491栗田工業株式会社600,000800,000同上無4,3963,672株式会社ADEKA1,200,0001,200,000同上有4,3323,226カシオ計算機株式会社3,075,0003,075,000同上有4,3083,756イビデン株式会社580,500683,700同上有4,2792,727CKD株式会社1,000,000*同上無4,270* 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)丸紅株式会社756,9002,722,900取引関係の維持有4,2526,479東レ株式会社3,781,6007,563,300同上有4,1617,684株式会社ダイフク765,0001,530,000同上有4,1475,572株式会社日本製鋼所489,100815,200同上無4,0944,268株式会社内田洋行2,071,500414,300取引関係の維持株式分割により増加有4,0873,181大同特殊鋼株式会社2,237,5002,237,500取引関係の維持無4,0552,662株式会社千葉銀行2,000,0003,000,000同上無3,9924,197新日本空調株式会社1,200,000*同上有3,912*株式会社ダイヘン328,600658,600同上無3,6704,168江崎グリコ株式会社600,000600,000同上有3,5282,775日本光電工業株式会社2,400,0002,400,000同上有3,4924,808東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社4,845,540*同上有3,450*東洋水産株式会社290,000*同上有3,190*キユーピー株式会社786,500*同上有3,170*三菱瓦斯化学株式会社857,000*同上有3,080*日本証券金融株式会社1,489,4251,489,425同上有3,0772,660株式会社モリタホールディングス1,117,0001,367,000同上有2,9852,832宝ホールディングス株式会社1,927,1002,753,000同上有2,9773,153K&Oエナジーグループ株式会社500,000*同上有2,735*コスモエネルギーホールディングス株式会社611,200555,600取引関係の維持株式分割により増加無2,7083,558株式会社UACJ1,156,400*同上有2,667*オークマ株式会社*2,090,000取引関係の維持有*7,126株式会社リコー*2,357,000同上無*3,716南海電気鉄道株式会社*1,516,000同上有*3,714関西電力株式会社*2,094,701同上有*3,712ヤマハ発動機株式会社*3,000,000同上無*3,576株式会社椿本チエイン*1,485,000同上有*2,745 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)株式会社TOKAIホールディングス*2,671,000取引関係の維持無*2,625出光興産株式会社―10,285,500同上無―10,830王子ホールディングス株式会社―8,449,800同上無―5,299日本製鉄株式会社―1,474,800同上有―4,711三井不動産株式会社―3,235,500同上無―4,304株式会社SCREENホールディングス―382,760同上有―3,672株式会社IHI―347,800同上無―3,589スタンレー電気株式会社―1,050,000同上無―2,945 みなし保有株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)期末時価(百万円)期末時価(百万円)株式会社フジクラ33,660,0006,777,000議決権行使の指図権限株式分割により増加有137,66936,582東海旅客鉄道株式会社10,025,00010,025,000議決権行使の指図権限有40,94228,611イオン株式会社19,110,0006,370,000議決権行使の指図権限株式分割により増加有36,01223,887株式会社クボタ13,726,40015,746,100議決権行使の指図権限有33,72528,831豊田通商株式会社3,702,0004,584,000同上無22,02611,427住友電気工業株式会社2,571,2404,245,000同上無21,54610,468株式会社安川電機5,208,0005,208,000同上有20,93619,425株式会社商船三井3,000,0003,000,000同上有19,48815,564日本製鉄株式会社32,191,5006,438,300議決権行使の指図権限株式分割により増加有18,53920,570株式会社大和証券グループ本社12,444,00012,444,000議決権行使の指図権限有18,16812,366株式会社ニトリホールディングス7,200,0001,440,000議決権行使の指図権限株式分割により増加有18,12621,355住友金属鉱山株式会社1,466,7002,200,000議決権行使の指図権限有12,9877,139エクシオグループ株式会社3,668,0003,668,000同上有9,7886,162京成電鉄株式会社6,702,0006,702,000同上有7,8749,030京王電鉄株式会社10,000,0002,000,000議決権行使の指図権限株式分割により増加有7,7137,614東邦瓦斯株式会社5,152,8001,288,200同上有6,4875,327小田急電鉄株式会社3,852,8004,562,000議決権行使の指図権限有6,3376,742住友ベークライト株式会社1,309,8001,309,800同上有6,3234,362アンリツ株式会社2,000,0002,000,000同上有5,4762,688住友重機械工業株式会社1,154,0001,154,000同上有5,4333,519京浜急行電鉄株式会社3,413,5005,120,250同上無5,2057,746西日本旅客鉄道株式会社1,349,8001,799,800同上有4,2225,249東武鉄道株式会社1,448,3001,448,300同上有4,1283,693レンゴー株式会社3,266,000*同上有4,106*不二製油株式会社*1,000,000同上無*3,062阪急阪神ホールディングス株式会社―669,340同上無―2,694 (注)1.みなし保有株式については、株式数は議決権行使権限の対象となる株式数を、期末時価はみなし保有株式の事業年度末日における時価に議決権行使権限の対象となる株式数を乗じて得た額を記載しております。また、保有目的は、当社が有する権限の内容を記載しております。2.貸借対照表計上額及び期末時価の上位銘柄を選定する段階で、特定投資株式とみなし保有株式を合算しておりません。3.銘柄ごとの定量的な保有効果については、当グループの営業戦略に関する事項であり、また、発行体企業との取引に関する事項であることから非開示としております。保有の合理性については、② イ (i)に記載のとおりであります。4.当グループは、資本・業務提携等を目的とせず、安定株主として保有する従来型の「政策保有株式」については原則すべて保有しない方針を掲げており、「取引関係の維持」を保有目的とする各社との間においては、保有の削減に向けた丁寧な対話に取り組んでおります。5.当社の株式の保有の有無については、2026年3月31日現在の株主名簿に基づき記載をしております。6.「―」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。「*」は、当該銘柄の貸借対照表計上額及び期末時価が当社の資本金額の100分の1以下であるため記載を省略しております。7.なお、みなし保有株式の期末時価合計は480,669百万円となっております。 ロ.保有目的が純投資目的である投資株式 該当ありません。 ハ.当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの 該当ありません。 ニ.当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの 該当ありません。 ③ 提出会社における株式の保有状況提出会社については、以下のとおりであります。イ.保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式(i)保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 ② イ(i)に記載のとおりです。 (ⅱ)銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式2641非上場株式以外の株式―― (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式―――非上場株式以外の株式――― (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式1―非上場株式以外の株式―― (注)非上場株式の減少は、会社清算によるものであり、売却価額の発生はありません。 (ⅲ)特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報該当ありません。 ロ.保有目的が純投資目的である投資株式 該当ありません。 ハ.当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当ありません。 ニ.当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当ありません。
経営者による分析 FY2025 / 約27,153字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は、以下のとおりであります。 (経営成績の状況)当連結会計年度の実質業務純益は、円金利上昇による影響や組合出資関連収益の増加による実質的な資金関連損益(※1)の改善に加えて法人与信関連、資産運用・資産管理などの手数料関連利益が好調に推移した一方、債券ポートフォリオの健全化による損失を計上したことにより、前年度比145億円減益の3,474億円となりました。経常利益は、政策保有株式の売却が堅調に推移したことにより株式等関係損益が増益となったことから、前年度比338億円増益の4,014億円となりました。その他、関係会社株式売却益を特別利益に計上したことも加わり、親会社株主に帰属する当期純利益は、前年度比599億円増益の3,175億円となり、過去最高益を更新いたしました。(※1)資金関連利益に外国為替売買損益に含まれる外貨余資運用益を加算した損益 (資産負債等の状況)当連結会計年度の連結総資産は、前年度末比3兆9,271億円増加し82兆1,742億円、連結純資産は、同4,636億円増加し3兆5,909億円となりました。主な勘定残高といたしましては、現金預け金は、前年度末比1兆1,329億円減少し24兆406億円、貸出金は、同1兆703億円増加し33兆2,773億円、有価証券は、同1兆9,224億円増加し13兆4,185億円、また、預金は、同2兆2,701億円増加し39兆9,931億円となりました。当グループの連結貸借対照表は現金預け金、貸出金及び有価証券等の与信、預金等の受信ともに円貨が中心となっておりますが、全通貨ベースでの運用・調達の安定性のバランス確保はもちろん、外貨につきましても顧客性の預金やスワップ市場等を利用した円投取引、社債発行などにより調達構造の多様化・安定化を図る方針としております。当グループの資金調達(社債及び借用金)の状況につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 ⑤連結附属明細表」に記載しております。なお、当連結会計年度の信託財産額は、前年度末比2兆719億円増加し265兆3,517億円となりました。 (キャッシュ・フローの状況)当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは1兆2,203億円の収入(前年度比2兆7,562億円の収入減少)、投資活動によるキャッシュ・フローは1兆5,488億円の支出(同2,150億円の支出減少)、財務活動によるキャッシュ・フローは1,968億円の支出(同1,492億円の支出増加)となり、現金及び現金同等物の期末残高は22兆5,513億円となりました。 ① 国内・海外別収支信託報酬は1,254億円、資金運用収支は△220億円、役務取引等収支は4,116億円、特定取引収支は887億円、その他業務収支は2,570億円となりました。うち、国内の信託報酬は1,255億円、資金運用収支は3,754億円、役務取引等収支は4,023億円、特定取引収支は846億円、その他業務収支は△238億円となりました。また、海外の資金運用収支は△1,681億円、役務取引等収支は786億円、特定取引収支は41億円、その他業務収支は2,808億円となりました。種類期別国内海外相殺消去額(△)合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)信託報酬前連結会計年度121,189-304120,885当連結会計年度125,594-158125,435資金運用収支前連結会計年度358,985△216,264248,162△105,441当連結会計年度375,497△168,187229,349△22,039 うち資金運用収益前連結会計年度932,064644,419416,5641,159,919当連結会計年度1,113,644561,054405,9611,268,738 うち資金調達費用前連結会計年度573,079860,683168,4011,265,360当連結会計年度738,147729,241176,6111,290,777役務取引等収支前連結会計年度360,84966,11466,245360,718当連結会計年度402,31178,66469,330411,645 うち役務取引等収益前連結会計年度548,34378,620127,564499,399当連結会計年度594,92293,564138,580549,905 うち役務取引等費用前連結会計年度187,49312,50561,318138,680当連結会計年度192,61014,90069,249138,260特定取引収支前連結会計年度98,4914,368-102,860当連結会計年度84,6194,128-88,748 うち特定取引収益前連結会計年度102,2204,368655105,933当連結会計年度84,6194,128-88,748 うち特定取引費用前連結会計年度3,729-6553,073当連結会計年度----その他業務収支前連結会計年度42,924329,474△549372,948当連結会計年度△23,860280,854△52257,046 うちその他業務収益前連結会計年度529,708334,751370864,089当連結会計年度445,153287,940365732,728 うちその他業務費用前連結会計年度486,7845,277920491,141当連結会計年度469,0137,085417475,681 (注)1.「国内」とは、当社、三井住友信託銀行株式会社(海外店を除く。)及び国内に本店を有する連結子会社(以下、「国内連結子会社」という。)であります。「海外」とは、三井住友信託銀行株式会社の海外店及び海外に本店を有する連結子会社(以下、「海外連結子会社」という。)であります。2.相殺消去額は、連結会社間の内部取引相殺消去額及び国内店・海外店間の本支店取引相殺消去額を表示しております。3.資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用を控除しております。 ② 国内・海外別資金運用/調達の状況資金運用勘定の平均残高は72兆5,138億円、利息は1兆2,687億円、利回りは1.75%となりました。 資金調達勘定の平均残高は72兆3,625億円、利息は1兆2,907億円、利回りは1.78%となりました。 うち、国内の資金運用勘定の平均残高は56兆7,654億円、利回りは1.96%となり、資金調達勘定の平均残高は55兆2,090億円、利回りは1.34%となりました。また、海外の資金運用勘定の平均残高は19兆7,306億円、利回りは2.84%となり、資金調達勘定の平均残高は19兆6,285億円、利回りは3.72%となりました。 イ.国内種類期別平均残高利息利回り金額(百万円)金額(百万円)(%)資金運用勘定前連結会計年度54,591,216932,0641.71当連結会計年度56,765,4931,113,6441.96うち貸出金前連結会計年度27,975,094321,2151.15当連結会計年度27,359,957369,4121.35うち有価証券前連結会計年度9,544,857438,8334.60当連結会計年度12,735,650489,3393.84うちコールローン及び買入手形前連結会計年度264,2891,5870.60当連結会計年度240,8504,0371.68うち買現先勘定前連結会計年度273,2966330.23当連結会計年度170,6687970.47うち債券貸借取引支払保証金前連結会計年度418,133710.02当連結会計年度30,9111460.47うち預け金前連結会計年度20,723,09558,6770.28当連結会計年度22,438,442130,6650.58資金調達勘定前連結会計年度52,972,636573,0791.08当連結会計年度55,209,007738,1471.34うち預金前連結会計年度30,965,98686,9060.28当連結会計年度31,591,920165,1150.52うち譲渡性預金前連結会計年度1,841,8593,8810.21当連結会計年度1,975,43012,8330.65うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度156,1117900.51当連結会計年度204,4221,4330.70うち売現先勘定前連結会計年度2,333,192114,3374.90当連結会計年度3,427,249119,0183.47うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度---当連結会計年度---うちコマーシャル・ペーパー前連結会計年度---当連結会計年度---うち借用金前連結会計年度9,321,45847,3100.51当連結会計年度9,904,08266,1230.67 (注)1. 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、一部の国内連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。2. 「国内」とは、当社、三井住友信託銀行株式会社(海外店を除く。)及び国内連結子会社であります。3. 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度568,510百万円、当連結会計年度425,884百万円)を、資金調達勘定は、金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度99百万円、当連結会計年度99百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)をそれぞれ控除しております。 ロ.海外種類期別平均残高利息利回り金額(百万円)金額(百万円)(%)資金運用勘定前連結会計年度17,796,523644,4193.62当連結会計年度19,730,662561,0542.84うち貸出金前連結会計年度6,446,867381,8445.92当連結会計年度6,983,275340,3474.87うち有価証券前連結会計年度2,018,50473,2923.63当連結会計年度2,448,00168,1322.78うちコールローン及び買入手形前連結会計年度24,4392,3589.65当連結会計年度11,9081,35311.36うち買現先勘定前連結会計年度---当連結会計年度---うち債券貸借取引支払保証金前連結会計年度45,274--当連結会計年度48,847--うち預け金前連結会計年度2,399,204120,1285.01当連結会計年度2,321,47489,9773.88資金調達勘定前連結会計年度17,395,523860,6834.95当連結会計年度19,628,500729,2413.72うち預金前連結会計年度6,697,607290,4404.34当連結会計年度7,317,826241,4183.30うち譲渡性預金前連結会計年度7,472,207371,4634.97当連結会計年度8,738,113331,0523.79うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度265,54712,2924.63当連結会計年度205,4578,5224.15うち売現先勘定前連結会計年度127,6736,6515.21当連結会計年度139,8735,5353.96うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度---当連結会計年度---うちコマーシャル・ペーパー前連結会計年度---当連結会計年度---うち借用金前連結会計年度704,1474,2440.60当連結会計年度638,0695,2110.82 (注)1. 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、海外連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。2. 「海外」とは、三井住友信託銀行株式会社の海外店及び海外連結子会社であります。3. 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度68,662百万円、当連結会計年度60,304百万円)を控除しております。 ハ.合計種類期別平均残高(百万円)利息(百万円)利回り(%)小計相殺消去額(△)合計小計相殺消去額(△)合計資金運用勘定前連結会計年度72,387,7404,153,57568,234,1641,576,483416,5641,159,9191.70当連結会計年度76,496,1563,982,27572,513,8801,674,699405,9611,268,7381.75うち貸出金前連結会計年度34,421,9611,978,97932,442,982703,05915,290687,7692.12当連結会計年度34,343,2321,859,13532,484,097709,76020,209689,5512.12うち有価証券前連結会計年度11,563,3621,617,6139,945,748512,126238,320273,8052.75当連結会計年度15,183,6521,687,15713,496,495557,471218,120339,3512.51うちコールローン及び買入手形前連結会計年度288,729-288,7293,9461563,7901.31当連結会計年度252,759-252,7595,3901695,2212.07うち買現先勘定前連結会計年度273,296-273,296633-6330.23当連結会計年度170,668-170,668797-7970.47うち債券貸借取引支払保証金前連結会計年度463,407-463,40771-710.02当連結会計年度79,758-79,758146-1460.18うち預け金前連結会計年度23,122,300556,81322,565,486178,80514,132164,6730.73当連結会計年度24,759,916435,85824,324,057220,64310,204210,4380.87資金調達勘定前連結会計年度70,368,1592,662,07767,706,0811,433,762168,4011,265,3601.87当連結会計年度74,837,5072,474,96572,362,5411,467,389176,6111,290,7771.78うち預金前連結会計年度37,663,593293,72037,369,873377,3462,659374,6871.00当連結会計年度38,909,746285,74638,623,999406,5342,378404,1551.05うち譲渡性預金前連結会計年度9,314,06655,8339,258,233375,345-375,3454.05当連結会計年度10,713,54451,66610,661,877343,885-343,8853.23うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度421,658246,596175,06113,08311,5491,5330.88当連結会計年度409,880185,267224,6129,9568,0081,9470.87うち売現先勘定前連結会計年度2,460,865-2,460,865120,989-120,9894.92当連結会計年度3,567,123-3,567,123124,554-124,5543.49うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度-------当連結会計年度-------うちコマーシャル・ペーパー前連結会計年度-------当連結会計年度-------うち借用金前連結会計年度10,025,6051,973,4018,052,20351,55515,29036,2640.45当連結会計年度10,542,1511,846,8908,695,26171,33520,20951,1250.59 (注)1. 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、一部の連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。2. 相殺消去額は、「平均残高」については連結会社間の債権債務の相殺金額の平均残高を、「利息」については連結会社間の内部取引相殺消去額及び国内店・海外店間の本支店取引相殺消去額を表示しております。3. 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度557,851百万円、当連結会計年度396,203百万円)を、資金調達勘定は、金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度99百万円、当連結会計年度99百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)をそれぞれ控除しております。 ③ 国内・海外別役務取引の状況役務取引等収益は5,499億円、役務取引等費用は1,382億円となりました。うち、国内の役務取引等収益は5,949億円、役務取引等費用は1,926億円となりました。また、海外の役務取引等収益は935億円、役務取引等費用は149億円となりました。種類期別国内海外相殺消去額(△)合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)役務取引等収益前連結会計年度548,34378,620127,564499,399当連結会計年度594,92293,564138,580549,905 うち信託関連業務前連結会計年度136,704-2,688134,016当連結会計年度148,814-2,178146,636 うち預金・貸出業務前連結会計年度50,72117,0343,12864,627当連結会計年度57,04423,6182,26878,395 うち為替業務前連結会計年度2,7794831,9161,346当連結会計年度3,3751,4573,4741,359 うち証券関連業務前連結会計年度44,96364033,76911,835当連結会計年度50,28860637,05113,843 うち代理業務前連結会計年度13,84936,9725,73745,083当連結会計年度12,01240,0296,96545,076 うち保護預り・ 貸金庫業務前連結会計年度398--398当連結会計年度367--367 うち保証業務前連結会計年度13,6692468,2455,670当連結会計年度12,7904218,3724,839役務取引等費用前連結会計年度187,49312,50561,318138,680当連結会計年度192,61014,90069,249138,260 うち為替業務前連結会計年度1,1161,6061,849873当連結会計年度1,2522,9363,369820 (注)1.「国内」とは、当社、三井住友信託銀行株式会社(海外店を除く。)及び国内連結子会社であります。「海外」とは、三井住友信託銀行株式会社の海外店及び海外連結子会社であります。2.相殺消去額は、連結会社間の内部取引相殺消去額及び国内店・海外店間の本支店取引相殺消去額を表示しております。 ④ 国内・海外別特定取引の状況イ.特定取引収益・費用の内訳特定取引収益は887億円となりました。うち、国内の特定取引収益は846億円となりました。また、海外の特定取引収益は41億円となりました。種類期別国内海外相殺消去額(△)合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)特定取引収益前連結会計年度102,2204,368655105,933当連結会計年度84,6194,128-88,748うち商品有価証券収益前連結会計年度133--133当連結会計年度182--182 うち特定取引有価証券収益前連結会計年度-655655-当連結会計年度165824-990 うち特定金融派生商品収益前連結会計年度101,3263,712-105,039当連結会計年度82,0133,303-85,317 うちその他の特定取引収益前連結会計年度761--761当連結会計年度2,257--2,257特定取引費用前連結会計年度3,729-6553,073当連結会計年度---- うち商品有価証券費用前連結会計年度----当連結会計年度---- うち特定取引有価証券費用前連結会計年度3,729-6553,073当連結会計年度---- うち特定金融派生商品費用前連結会計年度----当連結会計年度---- うちその他の特定取引費用前連結会計年度----当連結会計年度---- (注)1.「国内」とは、当社、三井住友信託銀行株式会社(海外店を除く。)及び国内連結子会社であります。「海外」とは、三井住友信託銀行株式会社の海外店及び海外連結子会社であります。2.相殺消去額は、連結会社間の内部取引相殺消去額及び国内店・海外店間の本支店取引相殺消去額を表示しております。3.特定取引収益及び費用は、国内・海外の合計で内訳科目ごとの収益と費用を相殺した純額を計上しております。 ロ.特定取引資産・負債の内訳(末残)特定取引資産は3兆3,339億円、特定取引負債は2兆8,776億円となりました。うち、国内の特定取引資産は3兆3,995億円、特定取引負債は2兆7,962億円となりました。また、海外の特定取引資産は1,017億円、特定取引負債は814億円となりました。種類期別国内海外相殺消去額(△)合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)特定取引資産前連結会計年度2,249,56995,88553,9332,291,521当連結会計年度3,399,510101,741167,3423,333,909うち商品有価証券前連結会計年度9,712--9,712当連結会計年度16,473--16,473うち商品有価証券派生商品前連結会計年度24--24当連結会計年度118--118うち特定取引有価証券前連結会計年度----当連結会計年度----うち特定取引有価証券派生商品前連結会計年度81718-836当連結会計年度-4-4うち特定金融派生商品前連結会計年度2,085,24495,866-2,181,111当連結会計年度2,937,752101,736-3,039,489うちその他の特定取引資産前連結会計年度153,770-53,93399,837当連結会計年度445,165-167,342277,823特定取引負債前連結会計年度2,013,34879,091-2,092,440当連結会計年度2,796,20481,435-2,877,639うち売付商品債券前連結会計年度----当連結会計年度----うち商品有価証券派生商品前連結会計年度19--19当連結会計年度----うち特定取引売付債券前連結会計年度----当連結会計年度----うち特定取引有価証券派生商品前連結会計年度-55-55当連結会計年度13442-177うち特定金融派生商品前連結会計年度2,013,32879,035-2,092,364当連結会計年度2,796,06981,392-2,877,462うちその他の特定取引負債前連結会計年度----当連結会計年度---- (注)1.「国内」とは、当社、三井住友信託銀行株式会社(海外店を除く。)及び国内連結子会社であります。「海外」とは、三井住友信託銀行株式会社の海外店及び海外連結子会社であります。2.相殺消去額は、連結会社間の内部取引相殺消去額及び国内店・海外店間の本支店取引相殺消去額を表示しております。 ⑤ 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況信託財産額は、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む連結子会社の信託財産額であります。なお、連結子会社のうち、該当する信託業務を営む会社は三井住友信託銀行株式会社であります。 イ.信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表/連結) 資産科目前連結会計年度(2025年3月31日)当連結会計年度(2026年3月31日)金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)貸出金2,531,9250.963,421,1401.29有価証券858,5670.33658,1750.25信託受益権184,371,22370.03180,254,98267.93受託有価証券30,8920.0130,1200.01金銭債権26,051,2849.8926,280,6689.90有形固定資産28,752,55510.9231,747,34511.96無形固定資産265,2060.10291,6180.11その他債権15,935,5286.0519,143,9057.22銀行勘定貸3,492,2701.332,516,8920.95現金預け金990,2940.381,006,8910.38合計263,279,750100.00265,351,740100.00 負債科目前連結会計年度(2025年3月31日)当連結会計年度(2026年3月31日)金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)金銭信託40,242,01215.2840,323,92115.20年金信託15,520,5515.9015,917,2226.00財産形成給付信託18,5800.0117,0220.01投資信託78,688,63729.8977,056,55029.04金銭信託以外の金銭の信託40,862,99615.5240,927,32815.42有価証券の信託22,793,1818.6622,235,1098.38金銭債権の信託26,173,2629.9426,723,73510.07土地及びその定着物の信託8090.007180.00包括信託38,979,71914.8042,150,13315.88合計263,279,750100.00265,351,740100.00 (注)1.上記残高表には、金銭評価の困難な信託を除いております。2.「信託受益権」に含まれる資産管理を目的として再信託を行っている金額前連結会計年度末 182,552,892百万円当連結会計年度末 178,187,620百万円3.共同信託他社管理財産 前連結会計年度末 194,524百万円 当連結会計年度末 212,457百万円 ロ.貸出金残高の状況(業種別貸出状況) (末残・構成比) 業種別前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)製造業129,9875.13240,2757.02建設業4,0000.165,0000.15電気・ガス・熱供給・水道業10,0000.4031,4000.92情報通信業26,6001.0585,1492.49運輸業,郵便業--10,0000.29卸売業,小売業15,7740.6215,6060.46金融業,保険業1,939,04976.582,556,92274.74不動産業19,9500.7919,5530.57物品賃貸業115,8604.58149,1744.36その他270,70310.69308,0589.00合計2,531,925100.003,421,140100.00 ハ.有価証券残高の状況 (末残・構成比) 前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)国債411,78947.96303,16446.06地方債300.00--社債24,6912.8820,1373.06株式6,0300.705,9420.90その他の証券416,02548.46328,93049.98合計858,567100.00658,175100.00 ニ.元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残) 金銭信託科目前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)金額(百万円)貸出金126,945341,208その他3,204,3652,256,333資産計3,331,3112,597,541元本3,330,8962,597,182債権償却準備金65その他408354負債計3,331,3112,597,541 (注)1.信託財産の運用のため再信託された信託を含みます。2.リスク管理債権の状況 前連結会計年度末債権※126,945百万円のうち、危険債権額は7百万円、貸出条件緩和債権額は5百万円、正常債権額は126,932百万円であります。また、危険債権額、貸出条件緩和債権額の合計額は13百万円であります。なお、破産更生債権及びこれらに準ずる債権、三月以上延滞債権はありません。 当連結会計年度末債権※341,208百万円のうち、貸出条件緩和債権額は3百万円、正常債権額は341,204百万円であります。なお、破産更生債権及びこれらに準ずる債権、危険債権、三月以上延滞債権はありません。 ※社債(当該社債を有する信託業務を営む金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部に ついて保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法第2条第3項に規定する有価証券 の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、未収利息、仮払金、支払承諾見返及び有価証券の貸 付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)をいう。 (資産の査定) (参考)資産の査定は、貸出金等の各勘定について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2.危険債権危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3.要管理債権要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4.正常債権正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額(億円・四捨五入) 債権の区分2025年3月31日2026年3月31日金額金額破産更生債権及びこれらに準ずる債権--危険債権0-要管理債権00正常債権1,2693,412 ⑥ 銀行業務の状況イ.国内・海外別預金残高の状況 ○ 預金の種類別残高(末残) 種類期別国内海外相殺消去額(△)合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)預金合計前連結会計年度30,058,3327,960,735296,08037,722,986当連結会計年度32,480,4817,791,377278,71339,993,145 うち流動性預金前連結会計年度8,933,667434,556243,3589,124,864当連結会計年度8,961,280524,246216,7269,268,801 うち定期性預金前連結会計年度19,500,7407,525,87352,55626,974,056当連結会計年度21,526,6797,256,91055,32328,728,266 うちその他前連結会計年度1,623,9243051641,624,065当連結会計年度1,992,52110,2206,6631,996,078譲渡性預金前連結会計年度2,042,3337,650,76550,0009,643,098当連結会計年度2,067,0498,345,21355,00010,357,263総合計前連結会計年度32,100,66515,611,500346,08047,366,085当連結会計年度34,547,53116,136,591333,71350,350,409 (注)1.「国内」とは、当社、三井住友信託銀行株式会社(海外店を除く。)及び国内連結子会社であります。「海外」とは、三井住友信託銀行株式会社の海外店及び海外連結子会社であります。2.相殺消去額は、連結会社間の内部取引相殺消去額を表示しております。3.預金の区分は次のとおりであります。① 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金② 定期性預金=定期預金 ロ.国内・海外別貸出金残高の状況 ○ 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)国内 (除く特別国際金融取引勘定分)25,754,813100.0026,108,456100.00 製造業2,723,80910.582,887,68811.06 農業,林業10,3700.044,2570.02 漁業2840.008630.00 鉱業,採石業,砂利採取業44,3350.1770,5310.27 建設業276,4181.07373,9851.43 電気・ガス・熱供給・水道業1,474,7365.731,379,7035.29 情報通信業325,2081.26396,3571.52 運輸業,郵便業1,099,6054.271,075,7044.12 卸売業,小売業1,280,2044.971,378,0155.28 金融業,保険業1,795,1286.972,028,9527.77 不動産業3,616,64414.044,046,96215.50 物品賃貸業1,131,5054.391,207,3044.62 地方公共団体14,4650.0611,2360.04 その他11,962,09446.4511,246,89343.08海外及び特別国際金融取引勘定分6,452,179100.007,168,877100.00 政府等---- 金融機関155,4582.41171,3642.39 その他6,296,72197.596,997,51297.61合計32,206,993――33,277,334―― (注)「国内」とは、当社、三井住友信託銀行株式会社(海外店を除く。)及び国内連結子会社であります。「海外」とは、三井住友信託銀行株式会社の海外店及び海外連結子会社であります。 ○ 外国政府等向け債権残高(国別)該当ありません。(注)「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等の債権残高を掲げております。 ハ.国内・海外別有価証券の状況 ○ 有価証券残高(末残) 種類期別国内海外相殺消去額(△)合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)国債前連結会計年度4,647,878552,346-5,200,225当連結会計年度4,500,249566,095-5,066,345地方債前連結会計年度43,517--43,517当連結会計年度41,231--41,231社債前連結会計年度671,848--671,848当連結会計年度474,320--474,320株式前連結会計年度2,713,99629,0291,519,9911,223,034当連結会計年度2,772,40133,8611,505,7051,300,557その他の証券前連結会計年度3,132,1241,361,975136,5434,357,556当連結会計年度4,541,8442,270,926276,6326,536,138合計前連結会計年度11,209,3651,943,3511,656,53511,496,181当連結会計年度12,330,0472,870,8831,782,33713,418,592 (注)1. 「国内」とは、当社、三井住友信託銀行株式会社(海外店を除く。)及び国内連結子会社であります。「海外」とは、三井住友信託銀行株式会社の海外店及び海外連結子会社であります。2. 相殺消去額は、連結会社間の資本連結等に伴う相殺消去額を表示しております。3. 「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。 (自己資本比率等の状況)(参考)自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。なお、当社は、国際統一基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては先進的内部格付手法及び基礎的内部格付手法、マーケット・リスク相当額の算出においては標準的方式を採用しております。また、自己資本比率の補完的指標であるレバレッジ比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準の補完的指標として定めるレバレッジに係る健全性を判断するための基準(平成31年金融庁告示第12号)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。 連結自己資本比率(国際統一基準)(単位:億円、%) 2025年3月31日2026年3月31日1.連結総自己資本比率(4/7)14.3413.692.連結Tier1比率(5/7)12.9612.313.連結普通株式等Tier1比率(6/7)11.5211.014.連結における総自己資本の額33,17935,3145.連結におけるTier1資本の額30,00031,7716.連結における普通株式等Tier1資本の額26,65628,4097.リスク・アセットの額231,327257,9438.連結総所要自己資本額18,50620,635 持株レバレッジ比率(国際統一基準)(単位:%) 2025年3月31日2026年3月31日持株レバレッジ比率5.285.25 (注)詳細は、当社ウェブサイト(https://www.smtg.jp/investors/report/basel)に記載しております。 (生産、受注及び販売の状況)「生産、受注及び販売の状況」は、銀行持株会社における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。なお、以下の記載における将来に関する事項は、2026年5月時点において判断したものであります。 ① 当連結会計年度総括実質業務純益は、債券ポートフォリオの健全化による損失計上を主因に、前年度比145億円減益の3,474億円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、実質業務純益が減益となった一方で、手数料関連利益や株式等関係損益の増加を主因に、前年度比599億円増益の3,175億円となりました。 (主なKPI) 2024年度 2025年度 2026年度 (億円)実績予想(*2)実績前年度比予想比 予想25年度比実質業務純益(*1)3,6203,7003,474△145△226 4,200725 実質業務粗利益(*1)9,3429,7509,602260△148 10,9001,297 総経費(*1)△5,721△6,050△6,127△405△77 △6,700△572親会社株主純利益2,5762,9503,175599225 3,800624 手数料収益比率54.4% 58.5%4.1% OHR61.2%62.1%63.8%2.6%1.7% 60%程度 自己資本ROE8.30% 9.54%1.24% 普通株式等Tier1比率11.52% 11.01%△0.51%(*3) (*1)実質業務純益・実質業務粗利益・総経費は、持分法適用会社の損益等も考慮した社内管理ベースの計数であります。(*2)2025年11月12日に公表した修正後の業績予想であります。(*3)2026年3月末の普通株式等Tier1比率(バーゼルⅢ最終化完全実施ベース)は10.3%であります。 (実質業務純益及び親会社株主純利益の増減) ② 経営成績の分析 2024年度2025年度 (億円)増減実質業務純益 (*1)3,6203,474△145 実質業務粗利益 (*1)9,3429,602260 実質的な資金関連の損益 (*2)3,7493,941192 手数料関連利益5,0855,615529 その他の利益50645△461 総経費 (*1) △5,721△6,127△405 人件費△2,502△ 2,607△105 物件費△3,021△3,306△285 税金△197△212△15与信関係費用△246△2397株式等関係損益8141,388574その他の臨時損益△511△609△98経常利益3,6764,014338特別損益△132265398税金等調整前純利益3,5444,280736法人税等合計△952△1,075△122非支配株主純利益△15△29△14親会社株主純利益2,5763,175599 1株当たり純利益(EPS)(円)35945192発行済株式総数(百万株) (*3)716.5702.8△13.6 (*1) 実質業務純益・実質業務粗利益・総経費は、持分法適用会社の損益等も考慮した社内管理ベース の計数であります。(*2) 実質的な資金関連の損益は、「資金関連利益」に「その他の利益」に含まれる外貨余資運用益を 加算したものであります。 (*3) 普通株式(自己株式除き)の期中平均であります。 イ.実質業務純益実質的な資金関連の損益(※)は、円金利上昇による影響に加え、組合出資関連収益の増加により、前年度比192億円増加し、3,941億円となりました。手数料関連利益については、資産運用・資産管理、証券代行に加え、法人与信関連の手数料増加により、前年度比529億円増加し、5,615億円となりました。その他の利益については、債券ポートフォリオの健全化による損失計上を主因に、前年度比461億円減少し、45億円となりました。総経費は、前年度比405億円増加したものの、概ね期初計画の水準にコントロールし、6,127億円となりました。上記に所要の調整を加えて計算した、いわゆる実勢ベースの利益を表す実質業務純益は前年度比145億円減少し、3,474億円となりました。(※)資金関連利益に外国為替売買損益に含まれる外貨余資運用益を加算した損益 ロ.与信関係費用与信関係費用は、貸出金償却の減少を主因に、前年度比7億円減少し、239億円の損失計上となりました。 ハ.株式等関係損益株式等関係損益は、好調な相場環境下における政策保有株式の着実な削減を主因に、前年度比574億円増加し、1,388億円の利益計上となりました。 ニ.特別損益特別損益は、関係会社株式売却益の計上等を主因に、265億円の利益計上となりました。 ③ セグメント別損益の内容 前連結会計年度実質業務純益 当連結会計年度実質業務純益 実質業務粗利益 総経費 (億円)増減増減総合計3,6209,602260△6,1273,474△145 個人事業4592,484196△1,922561102 三井住友信託銀行株式会社2741,716167△1,35835883 その他グループ会社18576829△56420318 法人事業1,8133,117190△1,1471,970156 三井住友信託銀行株式会社1,4352,359367△6331,725289 その他グループ会社378758△176△513245△132 投資家事業8311,76977△90886028 三井住友信託銀行株式会社5751,00026△39960125 その他グループ会社25576850△5092583 不動産事業40880775△33946758 三井住友信託銀行株式会社30346946△12334642 その他グループ会社10433729△21612116 マーケット事業33570△472△262△192△528 三井住友信託銀行株式会社33533△509△262△228△564 その他グループ会社-3636△03636 運用ビジネス(注1)2701,119124△77834069 その他△49923369△766△533△33 (注)1.「運用ビジネス」は、連結子会社である三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社(連結)、アモーヴァ・アセットマネジメント株式会社(連結)及び資産運用業務を行う持分法適用関連会社2社の合計であります。なお、日興アセットマネジメント株式会社は、2025年9月1日付でアモーヴァ・アセットマネジメント株式会社に商号変更しております。2.金額が損失又は減益の項目には△を付しております。 報告セグメントごとの実質業務純益の主な増減要因は次のとおりであります。 (個人事業)円金利上昇に伴う受信収益の増加に加え、投資運用コンサルティング関連の収益の拡大も寄与し、実質業務純益は三井住友信託銀行株式会社(単体)では前年度比83億円増益の358億円、連結では同102億円増益の561億円となりました。 (法人事業) 関係会社株式売却により前年度に計上した実質業務純益の剥落があったものの、与信関連および証券代行など手数料収益が好調に推移したことに加え、組合出資関連収益の増加も寄与し、実質業務純益は三井住友信託銀行株式会社(単体)では前年度比289億円増益の1,725億円、連結では同156億円増益の1,970億円となりました。 (投資家事業)前年度に計上した大口の組合出資関連収益の剥落等があったものの、時価上昇を主因とする資産運用・資産管理関連手数料の増加がこれを上回ったことから、実質業務純益は三井住友信託銀行株式会社(単体)では前年度比25億円増益の601億円、連結では同28億円増益の860億円となりました。 (不動産事業)個人向け、法人向け仲介がともに好調に推移したことから、実質業務純益は三井住友信託銀行株式会社(単体)では前年度比42億円増益の346億円、連結では同58億円増益の467億円となりました。 (マーケット事業)前年度に計上した損失の剥落もあり投資業務は増益となった一方で、将来に備えた債券ポートフォリオの健全化による損失計上により、実質業務純益は三井住友信託銀行株式会社(単体)では前年度比564億円減益の△228億円、連結では同528億円減益の△192億円となりました。 (運用ビジネス)時価上昇に伴う資産運用残高の増加を主因とした手数料収益の拡大が寄与し、実質業務純益は前年度比69億円増益の340億円となりました。 ④ 損益の内容(参考情報) 前連結会計年度(億円) (A)当連結会計年度(億円) (B)増減(億円)(B)-(A)業務粗利益 8,5198,60888(業務粗利益(信託勘定償却後)) (8,519)(8,608)(88)資金関連利益 △879△61818資金利益 △1,054△220834合同信託報酬(信託勘定償却前)174159△15手数料関連利益 4,6415,211569役務取引等利益 3,6074,116509その他信託報酬 1,0341,09560特定取引利益 1,028887△141その他業務利益 3,7292,570△1,159うち外国為替売買損益 3,6862,965△721うち国債等債券関係損益 △415△518△103うち金融派生商品損益 158△167△325経費(除く臨時処理分) △5,329△5,650△320(除くのれん償却) (△5,262)(△5,609)(△347)人件費 △2,357△2,448△91物件費 △2,793△3,010△217税金 △178△190△12一般貸倒引当金繰入額①△89△127△37信託勘定不良債権処理額②---銀行勘定不良債権処理額③△168△13631貸出金償却 △74△2351個別貸倒引当金繰入額 △93△98△5債権売却損 -△14△14貸倒引当金戻入益④---償却債権取立益⑤112413株式等関係損益 8141,388574うち株式等償却 △24△41△17持分法による投資損益 22623711その他 △307△330△22経常利益 3,6764,014338特別損益 △132265398固定資産処分損益 △2△9△7固定資産減損損失 △129△139△9その他特別損益 -415415税金等調整前当期純利益 3,5444,280736法人税等合計 △952△1,075△122法人税、住民税及び事業税 △1,051△1,361△309法人税等調整額 98286187当期純利益 2,5913,205614非支配株主に帰属する当期純利益 △15△29△14親会社株主に帰属する当期純利益 2,5763,175599 与信関係費用(①+②+③+④+⑤) △246△2397 実質業務純益 3,6203,474△145 実質業務純益の内訳は次のとおりであります。実質業務粗利益 9,3429,602260総経費(除く臨時処理分) △5,721△6,127△405 (注)1.業務粗利益=信託報酬+(資金運用収益-資金調達費用)+(役務取引等収益-役務取引等費用)+(特定取引収益-特定取引費用)+(その他業務収益-その他業務費用)2.実質業務純益は実質業務粗利益から総経費を除いたものであります(実質業務粗利益及び総経費は持分法適用会社の損益等も考慮した社内管理ベースの計数)。なお、実質業務粗利益と業務粗利益の差額及び総経費と経費の差額は主に持分法適用会社の経常利益(臨時要因調整後)×持分割合等であります。3.金額が損失又は減益の項目には△を付しております。 ⑤ 財政状態の分析 イ.貸出金銀行勘定の貸出金は、前年度末比1兆703億円増加し、33兆2,773億円となりました。また、信託勘定(元本補填契約のある信託)の貸出金は、同2,142億円増加し、3,412億円となり、銀行勘定との合計では同1兆2,846億円増加し、33兆6,185億円となりました。なお、三井住友信託銀行株式会社(単体・国内店)の中小企業等貸出金残高は、同3,684億円増加し、18兆2,776億円となり、住宅ローン残高は、同3,947億円減少し、9兆7,645億円となりました。 前連結会計年度(億円) (A)当連結会計年度(億円) (B)増減(億円)(B)-(A)貸出金残高(銀行勘定) 322,069332,77310,703貸出金残高(元本補填契約のある信託) 1,2693,4122,142合計 323,339336,18512,846 (三井住友信託銀行株式会社単体・国内店) 前事業年度(億円) (A)当事業年度(億円) (B)増減(億円)(B)-(A)国内店 262,953272,6489,695 うち中小企業等貸出金残高 179,092182,7763,684 うち住宅ローン残高 101,59397,645△3,947 (注)1.銀行勘定・元本補填契約のある信託勘定合計の計数であります。2.特別国際金融取引勘定分を除いております。 銀行法及び再生法に基づく債権について、銀行勘定は、前年度末比244億円減少し801億円となり、債権残高に対する比率は、同0.08%低下し0.22%となりました。債権区分別では、破産更生債権及びこれらに準ずる債権が同62億円、危険債権が同32億円、貸出条件緩和債権が同148億円の減少となりました。また、信託勘定(元本補填契約のある信託)においては、前年度末比0億円減少し0億円となり、債権残高に対する比率は、同0.01%低下し0.00%となりました。債権区分別では、危険債権が同0億円、貸出条件緩和債権が同0億円の減少となりました。 ○銀行法及び再生法に基づく債権の状況(部分直接償却実施後) 前連結会計年度(億円) (A)当連結会計年度(億円) (B)増減(億円)(B)-(A)銀行信託合計銀行信託合計銀行信託合計破産更生債権及びこれらに準ずる債権154-15491-91△62-△62危険債権6230623591-591△32△0△32三月以上延滞債権---------貸出条件緩和債権26702671180118△148△0△148合計1,04501,0458010801△244△0△244 債権残高339,6721,269340,942349,7553,412353,16710,0822,14212,225 前連結会計年度(%) (A)当連結会計年度(%) (B)増減(%)(B)-(A)[債権残高比率]銀行信託合計銀行信託合計銀行信託合計破産更生債権及びこれらに準ずる債権0.04-0.040.02-0.02△0.02-△0.02危険債権0.180.000.180.16-0.16△0.02△0.00△0.02三月以上延滞債権---------貸出条件緩和債権0.070.000.070.030.000.03△0.04△0.00△0.04合計0.300.010.300.220.000.22△0.08△0.01△0.08 (参考)金融再生法開示債権の状況等(三井住友信託銀行株式会社単体)金融再生法開示債権は、銀行勘定・信託勘定(元本補填契約のある信託)合算で前年度末比124億円減少し、731億円となりました。また、開示債権比率(総与信に占める割合)は、同0.0%低下し、0.2%となりました。債権区分別では、破産更生債権及びこれらに準ずる債権が前年度末比50億円の減少、危険債権が同59億円の増加、要管理債権が同133億円の減少となりました。銀行勘定の債務者区分ごとの引当率につきましては、要管理先債権の非保全部分に対する引当率は8.1%、その他要注意先債権の債権額に対する引当率は10.7%となりました。 ○ 金融再生法に基づく資産区分の状況(三井住友信託銀行株式会社単体・部分直接償却実施後) (億円・四捨五入)[銀行勘定・信託勘定合計] 前事業年度(A)当事業年度(B)増減(B)-(A)開示債権合計 855731△124総与信 330,367346,61916,252開示債権比率(%) 0.30.2△0.0 [銀行勘定]与信額(億円)保全率(%)保全・引当金(億円)引当率(%)破産更生債権及びこれらに準ずる債権79(129)100(100)個別貸倒引当金36100(100)担保・保証等による保全42-危険債権543(484)87(84)保全なし6777(72)個別貸倒引当金236担保・保証等による保全239-要管理債権109(242)76(44)保全なし257(14)一般貸倒引当金2担保・保証等による保全81-開示債権合計731(855) 総与信343,207(329,098) 開示債権比率(%)0.2(0.3) (注)( )内は前事業年度の計数であります。 [信託勘定]与信額(億円)保全率(%)保全・引当金等(億円)破産更生債権及びこれらに準ずる債権-(-)-(-)担保・保証等による保全-危険債権-(0)-(100)担保・保証等による保全-要管理債権0(0)100(100)担保・保証等による保全0開示債権合計0(0) 債権償却準備金0 総与信3,412(1,269) 開示債権比率(%)0.0(0.0) (注)( )内は前事業年度の計数であります。 ○ 債務者区分ごとの引当額と引当率の状況(三井住友信託銀行株式会社単体・銀行勘定) 前事業年度(A)当事業年度(B)増減(B)-(A)債務者区分(分母)引当額(億円)引当率(%)引当額(億円)引当率(%)引当額(億円)引当率(%)破綻先・実質破綻先債権(対非保全部分)6310036100△26-破綻懸念先債権(対非保全部分)19872.023677.8375.8要管理先債権(対非保全部分)2213.828.1△20△5.7(対債権額)8.81.9△6.9その他要注意先債権(対債権額)1443.631610.71727.0正常先債権(対債権額)6470.26270.1△20△0.0 破綻懸念先、要管理先、その他要注意先のうちDCF法適用先に対する引当額と引当率の状況並びにDCF法の適用範囲は以下のとおりであります。DCF法適用先に対する債権(対非保全部分)19329.843268.923939.0 DCF法適用範囲与信額30億円以上又は、企業グループ合算50億円以上 債務者区分破綻懸念先、要管理先、その他要注意先の一部 適用先数10社11社 ロ.有価証券有価証券は、外国債券及び外国株式を含むその他の増加等により、前年度末比1兆9,224億円増加し、13兆4,185億円となりました。保有上場株式につきましては、「銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律」における保有規制の対象となる取得原価ベースでの金額は、前年度末比749億円減少し、2,865億円となりました。 前連結会計年度(億円) (A)当連結会計年度(億円) (B)増減(億円)(B)-(A)有価証券残高 合計114,961134,18519,224株式12,23013,005775国債52,00250,663△1,338地方債435412△22社債6,7184,743△1,975その他(注)43,57565,36121,785 (注)その他には、外国債券及び外国株式を含んでおります。 ○ 保有上場株式の残高 前連結会計年度(億円) (A)当連結会計年度(億円) (B)増減(億円)(B)-(A)時価(連結貸借対照表計上額) 8,8528,808△43取得原価 3,6152,865△749 ハ.繰延税金資産繰延税金資産・繰延税金負債の純額は、退職給付に係る連結調整額による繰延税金負債の増加等により、前年度末比1,042億円減少し、2,315億円の繰延税金負債の計上となりました。 前連結会計年度(億円) (A)当連結会計年度(億円) (B)増減(億円)(B)-(A)繰延税金資産(連結貸借対照表計上額)①8112947有価証券償却有税分 155138△16貸倒引当金損金算入限度超過額(貸出金償却含む) 38941525繰延ヘッジ損益 54-△54株式交換に伴う評価差額 4343-減価償却超過額及び減損損失 113103△9その他 700860159評価性引当額 △174△181△7繰延税金負債との相殺 △1,201△1,251△50繰延税金負債(連結貸借対照表計上額)②1,3542,4441,089退職給付関係 573455△117その他有価証券評価差額金 1,7211,658△63繰延ヘッジ損益 -507507退職給付に係る連結調整額 71882811株式交換に伴う評価差額 5453△1その他 1351383繰延税金資産との相殺 △1,201△1,251△50繰延税金資産(△は負債)の純額(③=①-②)△1,272△2,315△1,042 ニ.預金預金は、前年度末比2兆2,701億円増加し、39兆9,931億円となりました。 前連結会計年度(億円) (A)当連結会計年度(億円) (B)増減(億円)(B)-(A)預金残高377,229399,93122,701 (注)預金は、譲渡性預金を除いております。 (三井住友信託銀行株式会社単体・国内店) 前事業年度(億円) (A)当事業年度(億円) (B)増減(億円)(B)-(A)個人163,943169,7235,780法人・その他130,424150,34819,923 (注)1.「その他」は、公金、金融機関であります。 2.預金は、譲渡性預金及び特別国際金融取引勘定分を除いております。 ホ.純資産の部純資産の部合計は、利益剰余金の増加等により、前年度末比4,636億円増加し、3兆5,909億円となりました。 前連結会計年度(億円) (A)当連結会計年度(億円) (B)増減(億円)(B)-(A)純資産の部合計31,27335,9094,636資本金2,6162,616-資本剰余金5,0664,175△891利益剰余金19,68121,7052,023自己株式△364△60304株主資本合計26,99928,4351,436その他有価証券評価差額金3,5153,346△169繰延ヘッジ損益△1011,1601,261土地再評価差額金△71△71-為替換算調整勘定463773309退職給付に係る調整累計額1561,9301,774その他の包括利益累計額合計3,9627,1383,176新株予約権77△0非支配株主持分30332723 ⑥ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ⑦ 連結自己資本比率(国際統一基準)当社は、信用リスクについては「先進的内部格付手法及び基礎的内部格付手法(注1)」、マーケット・リスクは「標準的方式」を採用しております。当連結会計年度末の「普通株式等Tier1比率」は11.01%、「Tier1比率」は12.31%、「総自己資本比率」は13.69%と、いずれも規制上の所要水準の7.56%、9.06%並びに11.06%(注2)を上回っております。 (注1)保有する資産のうち、重要性の低いもの等は「標準的手法」を適用しております。(注2)各比率の所要水準に資本保全バッファー、カウンター・シクリカル・バッファー及び国内の金融システム上重要な銀行に対する追加的な資本賦課を勘案・加算したものであります。 前連結会計年度(A)当連結会計年度(B)増減(B)-(A)連結総自己資本比率(%)14.3413.69△0.65連結Tier1比率(%)12.9612.31△0.65連結普通株式等Tier1比率(%)11.5211.01△0.51連結における総自己資本の額(億円)33,17935,3142,134連結におけるTier1資本の額(億円)30,00031,7711,770連結における普通株式等Tier1資本の額(億円)26,65628,4091,752リスク・アセットの額(億円)231,327257,94326,615 (注)連結自己資本比率については、銀行法第52条の25の規定に基づく平成18年金融庁告示第20号に定められた算式により算出しております。 ⑧ キャッシュ・フローの状況「(1)経営成績等の状況の概要(キャッシュ・フローの状況)」に記載しております。 ⑨ 資本の十分性、資本政策等についてイ.経営方針・経営戦略の遂行の前提となる資本政策の基本方針と、資本の十分性当グループは、資金・資産・資本の好循環の実現と企業価値の向上を経営テーマとして掲げており、「資本の十分性、成長投資と株主還元のベストバランスの追求」を資本政策の基本方針としています。経営戦略の前提となる資本十分性について、「普通株式等Tier1比率」(バーゼルⅢ最終化完全実施ベース)は、安定的に10%以上とすることをターゲットとしております。2026年3月末時点における「普通株式等Tier1比率」(バーゼルⅢ最終化完全実施ベース)は10.3%となっており、持続的な成長に向けた資本活用に当たり、十分な資本を有しているものと評価しております。今後の環境変化に注意しつつ、信託グループらしいビジネスの成長と資本効率の向上を図り、規律をもって資本政策運営をしてまいります。ロ.成長投資と株主還元のバランス並びに企業価値向上に関する経営者の考え方について当グループは、ステークホルダー資本戦略として、「普通株式等Tier1比率」(バーゼルⅢ最終化完全実施ベース)の水準に応じた資本運営のプリンシプルを基本に、成長投資、株主還元、人的資本投資等、各ステークホルダーに対して規律ある投資・分配を実施していきます。規律ある資本運営に基づく成長投資により、イノベーションを生み出す源泉である当グループの多彩な事業の横断・融合力を一層高め、事業ポートフォリオ強化を進めてまいります。新たな中期経営計画における株主還元方針は、従来の累進的配当を維持しつつ、総還元性向を導入いたしました。配当と自己株式取得を組み合わせることで成長投資とのバランスを取りながら株主還元強化を目指します。企業価値向上に向けた取り組みとして、資産運用ビジネスにおける報酬率の高い領域への注力、高収益アセットへのバランスシートの変革、および個人ビジネスにおける顧客基盤拡大を中核とする成長戦略に基づき、資本効率性の向上に取り組むほか、適切なリスクコントロールによる収益および資本のボラティリティの抑制や各ステークホルダーとの対話の充実を通じて、資本コストの引き下げに取り組むことで、資本効率性の向上と資本コスト引き下げの両面からPBRのさらなる改善を目指します。
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