東急株式会社 9005

陸運業 JP 健全性: A (78点)

データ取得日: 2026-10-09 | 過去15年分の財務データを掲載

AI 業績サマリー 生成: 2026-10-01 / claude-code-v2
東急株式会社は、当社、子会社130社及び関連会社41社で構成され、交通事業、不動産事業、生活サービス事業などを幅広く展開する会社である。連結子会社の東急電鉄が東横線・田園都市線など9路線、営業キロ110.7kmで旅客輸送を行うほか、伊豆急行や上田電鉄などグループ各社が地域鉄道を運営している。

FY2026の売上高は1兆861億円と前年比+3.0%の増収。中期3か年経営計画『Creative Act.』のもと、ホテル・リゾート事業を中心に全事業が好調に推移し、営業利益は1,032億円(同-0.3%)とほぼ横ばいながら、経常利益は1,161億円、純利益は871億円(同+9.3%)と増益を確保した。営業利益率は9.5%。

総資産は2兆9,228億円(同+8.3%)、純資産は9,595億円(同+10.0%)で、自己資本比率は31.2%。ROEは10.0%と高水準を維持した。営業CFは1,277億円のプラスを確保する一方、投資CFは-1,750億円と大型投資が継続しており、財務CFは684億円で、手元現金は796億円。従業員は24,262名である。

EPSは152.2円、PER12.2倍、配当30.0円で配当性向は35.4%。原材料価格や工事費の高騰、金利上昇などの逆風はあるものの、インバウンド需要の拡大や個人消費の持ち直しがホテル・リゾート事業を中心に業績を下支えしているとみられる。

※ EDINET DB API が生成・提供する AI要約です。投資判断は必ず一次情報(有価証券報告書・決算短信)をご確認ください。

業績推移

業績予想 当期通期予想(2026-08-07 発表)

項目 予想値 直近通期実績(2026年度) 増減
売上高 11,400億円 10,862億円 +5.0%
営業利益 1,100億円 1,032億円 +6.6%
純利益 900億円 871億円 +3.4%
EPS 158.15円 152.25円 +3.9%
1株配当 (DPS) 32.00円 30.00円 +6.7%
予想PER* 11.7倍 12.2倍 (実績) —
予想配当利回り* 1.72% 1.62% (実績) —

※ 業績予想は企業発表値です。四半期決算時点の通期見通しのため、期中で修正される可能性があります。 * 印は当サイトが PBR×BPS から推定した株価をもとに独自計算した参考指標です。

財務指標(2026年度)

主要指標

ROE 9.5%
PER 12.2倍
PBR 1.16倍
配当利回り 1.62%
配当性向 19.7%

※ PER・PBR・配当利回り・時価総額(推定)は有価証券報告書記載の期末株価(基準日 2026-03-31)ベースです。リアルタイム株価は反映していません。

収益性

ROA 3.0%
売上総利益率 —
営業利益率 9.5%
純利益率 8.0%

成長性

前年比 3Y CAGR 5Y CAGR
売上高 +3.0% +5.3% +3.0%
営業利益 -0.3% — —
純利益 +9.3% +49.6% —
EPS +12.9% +52.5% —

安全性

自己資本比率 32.8%
流動比率 73.8%
D/Eレシオ 1.44倍

派生指標 参考

時価総額* 9,409億円
ネットキャッシュ* ▲13,051億円
Net Debt/EBITDA* 6.81倍
EV/EBITDA* 11.7倍
FCFマージン* -4.4%
DOE* 1.87%

* 印は当サイトが EDINET から取得した財務データをもとに独自に計算した参考指標です。 EDINETから直接取得した数値ではないため、実際の市場値や各種データソースの公表値と乖離する場合があります。 投資判断は必ず一次情報をご確認ください。

業種比較 業種: 陸運業 日経225内同業 10社

指標 自社 日経225 同業平均
(10社)
EDINET 全体平均
(60社)
同業平均との偏差
ROE 9.5% 8.9% 8.3% +0.66pt
PER 12.2倍 41.4倍 — -29.20
PBR 1.16倍 1.05倍 — +0.11
配当利回り 1.62% 2.21% — -0.59pt
配当性向 19.7% 25.9% — -6.20pt
ROA 3.0% 3.3% — -0.31pt
売上総利益率 — 6.4% — —
営業利益率 9.5% 12.2% 8.4% -2.68pt
純利益率 8.0% 10.1% — -2.09pt

※「日経225 同業平均」は当サイトで日経225採用銘柄から自前集計した値。 「EDINET 全体平均」は EDINET DB API が返す上場企業全体(中小・赤字含む)の平均で、ROE と営業利益率のみ提供されます。 偏差はパーセンテージポイント(pt)または倍率差。

キャッシュフロー(2026年度)

営業CF 1,277億円
投資CF ▲1,750億円
財務CF 684億円
設備投資 1,800億円
現金等残高 796億円
年度 営業CF 投資CF 財務CF フリーCF 設備投資 現金等残高
2026 1,277億円 ▲1,750億円 684億円 ▲472億円 1,800億円 796億円
2025 1,551億円 ▲1,140億円 ▲252億円 411億円 1,264億円 583億円
2024 1,453億円 ▲1,010億円 ▲720億円 443億円 1,132億円 416億円
2023 954億円 ▲1,544億円 746億円 ▲590億円 1,577億円 685億円
2022 856億円 ▲788億円 ▲14億円 68億円 1,175億円 516億円
2021 859億円 ▲1,152億円 172億円 ▲293億円 1,064億円 453億円
2020 1,553億円 ▲1,906億円 596億円 ▲353億円 2,053億円 575億円
2019 1,384億円 ▲2,251億円 821億円 ▲867億円 2,399億円 333億円
2018 1,526億円 ▲1,454億円 ▲79億円 72億円 — 383億円
2017 1,264億円 ▲1,323億円 31億円 ▲60億円 — 398億円
2016 1,296億円 ▲1,216億円 ▲53億円 80億円 — 429億円
2015 1,640億円 ▲752億円 ▲1,031億円 887億円 — 407億円
2014 1,567億円 ▲1,061億円 ▲223億円 506億円 — 547億円
2013 1,226億円 ▲908億円 ▲380億円 318億円 — 264億円
2012 1,445億円 ▲1,260億円 ▲164億円 185億円 — 312億円

※ フリーCF = 営業CF + 投資CF(投資CFは通常マイナス)。設備投資額は絶対値で表示。

損益計算書(2026年度)

項目 金額 売上比
売上高 10,862億円 100.0%
売上原価 — —
売上総利益 — —
販管費 2,383億円 21.9%
営業利益 1,032億円 9.5%
経常利益 1,161億円 10.7%
純利益 871億円 8.0%

※ 会計基準: 日本基準 (JP GAAP) / 有報提出日: 2026-06-23 15:35。 売上原価・売上総利益・販管費が「—」の項目は EDINET に該当データが無いことを示します(金融・通信・IFRS企業など)。

貸借対照表(2026年度)

項目 金額 総資産比
資産
総資産 29,228億円 100.0%
現金等 796億円 2.7%
その他資産 28,432億円 97.3%
負債・純資産
総負債 19,633億円 67.2%
有利子負債 13,847億円 47.4%
その他負債 5,786億円 19.8%
純資産 9,595億円 32.8%
自己資本 8,111億円 27.8%
うち利益剰余金 6,654億円 22.8%
非支配株主持分等 1,484億円 5.1%

※「その他資産」「その他負債」は EDINET 取得値から計算で算出(その他資産 = 総資産 − 現金等、その他負債 = 総負債 − 有利子負債)。 利益剰余金は自己資本に含まれる内訳項目です。 総資産 = 総負債 + 純資産 が成立しない場合はデータの整合性をご確認ください。

事業規模・コスト構造(2026年度)

従業員数 24,262人 1人当たり売上 45百万円
研究開発費 6億円 売上比 0.05%
減価償却費 885億円 売上比 8.15%

※「1人当たり売上」「売上比%」はサイト内で計算した派生指標です。 研究開発費は製造業以外では非開示の場合があります(サービス業・金融業など)。

信用評価履歴 EDINET DB スコア(過去15年分)

健全性スコア (2026年度) 78点 ランク A
業種ベンチマーク 全体的に標準的な水準。差別化のための強みの明確化が課題 強み 1項目 / 弱み 1項目
直近の評価コメントを見る (2026年度)

信用評価

純資産が毎年増加。内部留保が着実に蓄積されている

投資評価

PER 12.2倍で割安圏。複数の好材料あり

※ EDINET DB API が独自の指標と業種ベンチマークから算出するスコア・ランク・コメントです。 S = 90点以上 / A = 75-89点 / B = 60-74点 / C/D = それ未満。

直近の決算短信

開示日時タイトル区分売上高前年比 営業利益前年比 純利益前年比EPS PDF
2026-08-07 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) Q1 2,735億円 +4.6% 314億円 -2.8% 363億円 +43.4% 63.9 PDF
2026-05-27 15:30 2026年3月期 第3四半期 決算短信〔日本基準〕(連結) Q4 10,862億円 +3.0% 1,032億円 -0.3% 871億円 +9.3% 152.3 PDF
2026-05-12 15:30 決算短信〔日本基準〕(連結) Q4 10,862億円 +3.0% 1,032億円 -0.3% 871億円 +9.3% 152.3 PDF
2026-02-14 2026年02月10日 自動連携 決算 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) (386KB) Q3 7,846億円 -0.1% 882億円 -5.8% 743億円 +8.4% 129.7 PDF
2026-02-10 15:30 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) Q3 7,846億円 -0.1% 882億円 -5.8% 743億円 +8.4% 129.7 PDF
業績概況・今後の見通し(2026-08-07 発表分) 約82字
当該内容は、本日(2026年8月7日)、TDnetで開示するとともに、当社ウェブサイトに掲載している「2027年3月期第1四半期決算概況資料」にて記載しております。

出典: 決算短信PDF(外部リンク)

大量保有報告書(5%超の株主)

報告日 提出者(グループ) 個別保有者 保有割合
個別 / 合計
株数 保有目的 種別
2026-08-07 野村證券株式会社 (同左) 2.02%
計 5.67%
1,281万株 証券業務に係る商品在庫、及び累積投資業務の運営目的として保有している。 変更
2026-08-07 野村證券株式会社 ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC) 0.08%
計 5.67%
54万株 証券業務に係わる商品在庫として保有している。 変更
2026-08-07 野村證券株式会社 野村アセットマネジメント株式会社 3.57%
計 5.67%
2,266万株 信託財産の運用として保有している。 変更
2026-08-07 野村證券株式会社 (同左) 2.02%
計 5.67%
1,281万株 証券業務に係る商品在庫、及び累積投資業務の運営目的として保有している。 変更
2026-08-07 野村證券株式会社 ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC) 0.08%
計 5.67%
54万株 証券業務に係わる商品在庫として保有している。 変更
2026-08-07 野村證券株式会社 野村アセットマネジメント株式会社 3.57%
計 5.67%
2,266万株 信託財産の運用として保有している。 変更
2026-08-07 野村證券株式会社 (同左) 2.02%
計 5.67%
1,281万株 証券業務に係る商品在庫、及び累積投資業務の運営目的として保有している。 変更
2026-08-07 野村證券株式会社 ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC) 0.08%
計 5.67%
54万株 証券業務に係わる商品在庫として保有している。 変更
2026-08-07 野村證券株式会社 野村アセットマネジメント株式会社 3.57%
計 5.67%
2,266万株 信託財産の運用として保有している。 変更
2026-06-05 ブラックロック・ジャパン株式会社 (同左) 1.60%
計 3.97%
1,002万株 純投資(投資一任契約に基づく顧客の資産運用および投資信託約款に基づく資産運用目的… 変更

※「個別保有者」が「(同左)」の行は提出者本人による保有。複数行が同じ提出者なら共同保有グループの内訳を表します。 保有目的が長い場合は冒頭40字のみ表示し、ホバーで全文表示します。

財務データ推移

年度売上高営業利益純利益 総資産純資産EPS配当
2026 10,862億円 1,032億円 871億円 29,228億円 9,595億円 152.3 30.0
2025 10,550億円 1,035億円 797億円 26,990億円 8,723億円 134.8 24.0
2024 10,378億円 949億円 639億円 26,521億円 8,308億円 106.1 17.5
2023 9,313億円 446億円 260億円 26,140億円 7,804億円 42.9 15.0
2022 8,791億円 315億円 91億円 24,792億円 7,540億円 15.1 15.0
2021 9,359億円 ▲317億円 ▲559億円 24,761億円 7,533億円 -92.6 15.0
2020 11,642億円 688億円 424億円 25,372億円 8,096億円 69.9 23.0
2019 11,574億円 820億円 578億円 24,129億円 7,962億円 95.1 20.0
2018 11,386億円 829億円 701億円 22,670億円 7,542億円 115.4 19.0
2017 11,174億円 780億円 673億円 21,486億円 6,784億円 55.0 9.0
2016 10,915億円 755億円 552億円 20,925億円 6,233億円 44.8 8.5
2015 10,671億円 715億円 411億円 20,025億円 5,796億円 32.9 8.0
2014 10,831億円 — 565億円 20,218億円 5,377億円 45.0 7.5
2013 10,680億円 — 431億円 19,645億円 4,995億円 34.3 7.0
2012 10,942億円 — 359億円 19,846億円 4,419億円 28.7 6.5

事業の状況(有価証券報告書より)

最新の有価証券報告書から、事業内容・リスク・経営方針・経営成績の概況を掲載します。各セクションをクリックして展開してください。

沿革 FY2026 / 約5,037字
2【沿革】(1)提出会社の沿革年月日事項1922.9.2当社の前身、目黒蒲田電鉄㈱創立(資本金350万円)。1928.5.5目黒蒲田電鉄㈱は、田園都市㈱を合併、資本金1,325万円となる。1934.10.1目黒蒲田電鉄㈱は、池上電気鉄道㈱を合併、資本金1,710万円となる。1937.12.1目黒蒲田電鉄㈱は、目黒自動車㈱及び芝浦乗合自動車㈱を合併、資本金3,000万円となる。1939.10.1目黒蒲田電鉄㈱は、東京横浜電鉄㈱を合併、資本金7,250万円となる。1939.10.16目黒蒲田電鉄㈱は、商号を東京横浜電鉄㈱に変更。1942.5.1 東京横浜電鉄㈱は、京浜電気鉄道㈱及び小田急電鉄㈱を合併、商号を東京急行電鉄㈱に変更、資本金2億480万円となる。1943.7.1大井町線、二子玉川園から溝ノ口まで乗入開始。1944.5.31京王電気軌道㈱を合併。1948.6.1 会社再編成により、京王帝都電鉄㈱、小田急電鉄㈱、京浜急行電鉄㈱を設立し、事業の一部を譲渡。1949.5.16東京証券取引所に上場。1953.7.22一般貸切旅客自動車運送事業開始。1962.3.20多摩田園都市の最初の区画整理事業として、野川第一土地区画整理事業完成。1966.4.1田園都市線、溝の口~長津田間開通。1967.4.28こどもの国線、長津田~こどもの国間開通。1969.5.10玉川線、渋谷~二子玉川園間及び砧線、二子玉川園~砧本村間の営業を廃止。1973.10.7東急イン第1号店、上田東急イン(現:上田東急REIホテル)開業。1977.4.7新玉川線、渋谷~二子玉川園間開通。1979.8.12 田園都市線、新玉川線、営団半蔵門線(現 東京メトロ半蔵門線)の全列車直通運転開始。大井町~二子玉川園間を大井町線と名称変更。1984.4.9田園都市線、つきみ野~中央林間間開通。1991.10.1自動車事業を東急バス㈱(※1)に譲渡。2000.8.6 目蒲線(目黒~蒲田間)を目黒線(目黒~武蔵小杉間)と東急多摩川線(多摩川~蒲田間)に運行系統を変更。2000.9.26目黒線、営団南北線(現 東京メトロ南北線)及び都営三田線との相互直通運転を開始。2003.3.19 田園都市線、営団半蔵門線(現 東京メトロ半蔵門線)を介し、東武伊勢崎線・日光線との相互直通運転開始。2003.4.1ホテル事業を㈱東急ホテルチェーンに営業譲渡。2004.1.30東横線、終電をもって横浜~桜木町間の営業を終了。2004.2.1東横線、みなとみらい線(横浜~元町・中華街間)との相互直通運転を開始。2007.9.28㈱東急ホテルチェーンを吸収合併。2011.4.1東急カード㈱(※1)のTOKYUポイント事業を会社分割により承継。2013.3.16 東横線、東京メトロ副都心線を介し、東武東上線及び西武有楽町線・池袋線との相互直通運転を開始。2019.9.2商号を東京急行電鉄㈱から東急㈱に変更。2019.10.1鉄軌道業を東急電鉄㈱(※1)へ会社分割により移転。2022.4.4東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。2023.3.18東急新横浜線、日吉~新横浜間開通に伴い相鉄新横浜線との相互直通運転を開始。2026.4.1㈱東急ホテルズを吸収合併。 (2)関係会社の沿革年月日事項1940.2.5相鉄運輸㈱設立。1946.3.18白木金属工業㈱設立。1946.6.15新日本興業㈱(現:㈱東急レクリエーション※1)設立。1948.5.1㈱東横百貨店(現:㈱東急百貨店※1)設立。当社から百貨店業を分離。1948.8.23㈱東急横浜製作所(旧:東急車輛製造㈱)設立。1949.5.11㈱東横百貨店(現:㈱東急百貨店※1)は、東京証券取引所に上場(2005年3月28日上場廃止)。1949.5.16 新日本興業㈱(現:㈱東急レクリエーション※1)は、東京証券取引所に上場(2022年4月4日スタンダード市場へ移行、2022年12月29日上場廃止)。1950.1.16世紀建設工業㈱(現:世紀東急工業㈱※2)設立。1953.12.17東急不動産㈱(※2)設立。当社から不動産販売業、砂利業、遊園業及び広告業を譲受ける。1956.1.31東急観光㈱設立。1956.4.25東急不動産㈱(※2)は、東京証券取引所市場第二部に上場(1961年10月2日市場第一部に指定替え、2013年9月26日上場廃止、1970年10月1日大阪証券取引所市場第一部に上場、2007年11月6日上場廃止、1982年7月17日シンガポール証券取引所に上場、1999年1月5日シンガポール証券取引所上場廃止)。1956.10.10東横興業㈱(現:㈱東急ストア※1)設立。1956.12.1東急不動産㈱(※2)は、砂利業の営業権を東急砂利㈱(現:東急ジオックス㈱※1)に譲渡。1958.11.10㈱丸善銀座屋(現:㈱ながの東急百貨店※1)設立。1959.4.11伊東下田電気鉄道㈱(現:伊豆急行㈱※1)設立。1959.7.6東急車輛製造㈱は、東京証券取引所に上場(1969年2月15日市場第一部に指定替え、1968年2月6日大阪証券取引所市場第一部に上場、2002年9月25日両取引所上場廃止)。1959.11.11東急不動産㈱(※2)は、建設部門を分離独立し(旧)東急建設㈱設立。1961.6.1東急不動産㈱(※2)は、広告業の資産、営業権を㈱東急エージェンシー(※1)に譲渡。1961.10.11城南交通㈱(1967年11月27日に東急サービス㈱に商号変更)設立。1963.9.3 (旧)東急建設㈱は、東京証券取引所市場第二部に上場(1967年8月1日市場第一部に指定替え、2003年9月25日上場廃止、1969年4月1日大阪証券取引所市場第一部に上場、2003年9月23日上場廃止)。1968.5.30㈱東急ホテルチェーン設立。1970.4.8東急不動産㈱(※2)は、㈱東急コミュニティー(※2)を設立。1970.5.1 白木金属工業㈱は、東京証券取引所市場第二部に上場(1972年10月2日名古屋証券取引所市場第二部に上場、1973年8月1日両取引所市場第一部に指定替え)。1971.5.15日本国内航空㈱と東亜航空㈱の合併で東亜国内航空㈱設立。1972.3.10東急不動産㈱(※2)は、㈱エリアサービス(現:東急リバブル㈱※2)を設立。1972.10.2 ㈱東急ホテルチェーンは、東京証券取引所市場第二部に上場(1983年6月1日市場第一部に指定替え、2001年7月11日上場廃止)。1972.11.1伊豆急行㈱(※1)は、東京証券取引所市場第二部に上場(2004年9月27日上場廃止)。1973.6.1東急不動産㈱(※2)は、設計監理部門を㈱東急設計コンサルタント(※1)に譲渡。1973.9.7 世紀建設㈱(現:世紀東急工業㈱※2)は、東京証券取引所市場第二部に上場(1982年11月1日市場第一部に指定替え、2022年4月4日プライム市場へ移行)。1978.1.17㈱ティー・エム・ディー(現:㈱東急モールズデベロップメント※1)設立。1981.7.27 東急観光㈱は、東京証券取引所市場第二部に上場(1987年6月1日市場第一部に指定替え、2003年12月25日上場廃止)。1982.12.15 ㈱東急ストア(※1)は、東京証券取引所市場第二部に上場(1987年8月1日市場第一部に指定替え、2008年6月25日上場廃止)。1983.3.2東急有線テレビ㈱(現:イッツ・コミュニケーションズ㈱※1)設立。1985.7.18相鉄運輸㈱は、東京証券取引所市場第二部に上場。1987.3.23東亜国内航空㈱は、店頭市場に登録(2002年9月25日上場廃止)。 年月日事項1991.5.21東急バス㈱(※1)設立(同年10月1日、当社より自動車事業を譲受け営業開始)。1991.8.29㈱ながの東急百貨店(※1)は、店頭市場に登録(2021年5月28日上場廃止)。1998.11.20 ㈱東急コミュニティー(※2)は、東京証券取引所市場第二部に上場(2000年3月1日市場第一部に指定替え、2013年9月26日上場廃止)。1999.12.17 東急リバブル㈱(※2)は、東京証券取引所市場第二部に上場(2001年3月1日市場第一部に指定替え、2013年9月26日上場廃止)。2001.7.17株式交換により、㈱東急ホテルチェーンを完全子会社化。2002.7.1 東急サービス㈱は東急管財㈱と合併し、東急ファシリティサービス㈱(現:東急プロパティマネジメント㈱)(※1)に商号変更。2002.10.1株式交換により、東急車輛製造㈱を完全子会社化。2002.10.2㈱日本エアシステム(旧:東亜国内航空㈱)は、日本航空グループと経営統合。2003.10.1 (旧)東急建設㈱は、建設事業部門を会社分割し、(新)東急建設㈱(※2)に建設事業部門を承継。2003.10.1 (新)東急建設㈱(※2)は、東京証券取引所市場第一部に上場(2022年4月4日プライム市場へ移行)。2004.1.1株式交換により、東急観光㈱を完全子会社化。2004.3.31東急観光㈱の発行済株式の約85%をグループ外に譲渡。2004.10.1株式交換により、伊豆急行㈱(※1)を完全子会社化。2004.11.11公開買付けにより、㈱東急百貨店(※1)を連結子会社化。2005.4.1株式交換により、㈱東急百貨店(※1)を完全子会社化。2005.4.1 ㈱東急ホテルチェーンは、会社分割によりホテル事業に係る諸部門を㈱東急ホテルマネジメント(※1(同日、㈱東急ホテルズに商号変更))へ承継。2005.6.21東急ロジスティック㈱(旧:相鉄運輸㈱)の全株式をグループ外に譲渡。2006.4.18ゴールドパック㈱は、ジャスダック証券取引所に上場。2008.7.1株式交換により、㈱東急ストア(※1)を完全子会社化。2009.10.30㈱札幌東急ストアの全株式をグループ外に譲渡。2011.1.24ゴールドパック㈱の全株式をグループ外に譲渡。2011.3.18TCプロパティーズ㈱(旧:(旧)東急建設㈱)は、清算結了。2011.4.8シロキ工業㈱(旧:白木金属工業㈱)の発行済株式の約15%をグループ外に譲渡。2012.3.1ベカメックス東急㈲(※1)の投資許可取得。2012.4.2 東急車輛製造㈱は、鉄道車両事業、立体駐車装置事業、特装自動車事業を会社分割後、グループ外に譲渡。2013.10.1 東急不動産㈱(※2)、㈱東急コミュニティー(※2)及び東急リバブル㈱(※2)は、共同株式移転の方法により3社の完全親会社となる東急不動産ホールディングス㈱(※2)を設立。2013.10.1 東急不動産ホールディングス㈱(※2)は、東京証券取引所市場第一部に上場(2022年4月4日プライム市場へ移行)。2015.11.2当社を代表企業とする「東急前田豊通グループ」により、仙台国際空港㈱(※1)を設立。2016.3.17公開買付け及び自己株式処分の引受により、㈱東急レクリエーション(※1)を連結子会社化。2016.7.1仙台国際空港㈱(※1)は、空港運営事業を開始。2016.10.1横浜金沢プロパティーズ㈱(旧:東急車輛製造㈱)を当社に吸収合併。2019.4.25東急電鉄分割準備㈱(現:東急電鉄㈱)(※1)設立2019.9.2東急電鉄分割準備㈱は、商号を東急電鉄㈱(※1)に変更。2019.10.1東急電鉄㈱(※1)は、会社分割により当社から鉄軌道業を承継。2021.6.1株式交換により、㈱ながの東急百貨店(※1)を完全子会社化。2023.1.1株式交換により、㈱東急レクリエーション(※1)を完全子会社化。2023.4.1 ㈱東急ホテルズは、会社分割により運営機能をTKホテル準備㈱(※1(同日、東急ホテルズ&リゾーツ㈱に商号変更))へ承継。 (注)現連結子会社、現持分法適用関連会社及び現持分法適用非連結子会社以外の会社の社名は、当時の社名で記載しております。※1 現:連結子会社※2 現:持分法適用関連会社
配当政策 FY2026 / 約521字
3【配当政策】2024年度を始期とする中期3か年経営計画における株主還元の基本的な考え方は、安定配当を継続し、利益成長に応じた配当金の持続的な増加を目指すとともに、自己株式取得等の資本政策についても機動的かつ積極的に実施を検討することとしております。また当社は、会社法第454条第5項に規定される中間配当をすることができる旨を定款に定めており、年2回の剰余金配当(中間配当及び期末配当)を行っております。これらの配当の決議機関は、中間配当については取締役会、期末配当に関しては株主総会であります。なお、配当回数の変更は予定しておりません。当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年11月11日取締役会決議(注1)8,04614.02026年6月26日定時株主総会決議(予定)(注2)9,16816.0 (注1)配当金の総額には、役員報酬信託口及び従業員持株会信託口並びに社員向け株式付与信託口に対する配当金45百万円を含めております。(注2)配当金の総額には、役員報酬信託口及び従業員持株会信託口並びに社員向け株式付与信託口に対する配当金42百万円を含めております。
監査の状況 FY2026 / 約4,406字
(3)【監査の状況】① 監査役監査の状況a.組織・人員 当社の監査役は、常勤監査役2名と非常勤である社外監査役2名の計4名で構成されております。 中本智常勤監査役は、銀行における業務経験を有し、財務・会計に関する相当程度の知見を有するほか、銀行の役員としての豊富な経験と幅広い見識を有しております。 秋元直久常勤監査役は、当社および重要な子会社にて事業部門統括や経理部門などの業務経験を有し、財務・会計に関する相当程度の知見を有するほか、当社および重要な子会社における役員としての豊富な経験と幅広い見識を有しております。 渡辺一監査役は銀行の経営者としての、稲垣精二監査役は生命保険会社の経営者としての、各々豊富な経験と幅広い見識を有しております。 監査役の職務をサポートする組織として監査役会事務局を設置し、適正な知識、能力、経験を有する専任スタッフを配置しております。当該監査役スタッフの人事異動などに関しては監査役の同意を得るものとし、取締役からの独立性を高め、監査役の指示の実効性を確保しております。 b.監査役会の活動状況 当事業年度は監査役会を8回開催しており、個々の監査役の出席状況については、次のとおりです。氏名開催回数出席回数中本 智8回8回秋元 直久8回8回渡辺 一8回8回稲垣 精二8回8回 主要な決議、報告、協議事項は、以下の通りです。決議:監査計画、会計監査人の選任および報酬同意、監査報告書の作成、補欠監査役選任議案への同意報告:・取締役・管掌役員からの業務報告(財務報告に係る内部統制評価、取締役会の実効性に関する分析および評価、ESG分野の取組み、ITリスクに関する取り組み状況、地方交通子会社ガバナンス状況、商業施設運営事業再編状況、連結経営上の最重要リスクの再評価、内部監査実施状況および次年度内部監査計画の方向性) ・会計監査人からの監査状況報告・東急歌舞伎町タワー(現地視察)・常勤監査役による監査業務実施状況協議:監査役報酬配分、監査役会の実効性に関する分析および評価、監査役会監査調書  加えて、年間の監査を通じて認識した課題等について、代表取締役との意見交換会を開催し、代表取締役への提言や意見交換を実施しております。 なお、監査役会では、監査役のアンケート結果を踏まえた実効性分析および評価を実施することにより監査役会の実効性向上に努めております。 c.監査役の主な活動 監査役は、監査役監査基準および監査役会規程の定めるところにより監査を実施しており、取締役会に出席し必要な意見表明を行っている他、定期的に代表取締役との意見交換を実施するとともに、社外取締役との意見交換等による連携にも努めております。 当事業年度は、経営環境やリスク要因を踏まえ、監査役会において下表のとおり重点監査項目を定め活動をいたしました。 領域重点監査項目法令等遵守状況企業集団全体におけるコンプライアンス体制の整備・運用状況、内部通報制度の運用状況、独占禁止法やその他法令違反事例等の再発防止策の実効性内部統制システム、リスク管理体制リスクマネジメント体制をはじめとする内部統制システムの整備・運用状況、連結全体における3ラインモデルの機能状況、各事業における安全確保体制の整備・運用状況、ITガバナンスおよびサイバーセキュリティ体制の整備・運用状況、新リース会計基準やSSBJ基準(サステナビリティ開示基準)等の制度変更への対応状況取締役会等の意思決定経営判断の合理性・モニタリング機能・ESG対応の状況、人的資本をはじめとするサステナビリティ経営に関する各施策の取り組み状況会計監査人会計監査実施状況、監査品質管理体制および執行部門との連携状況、監査上の重要検討項目に関する会計監査人と執行部門の対応状況内部監査部門内部監査体制の整備および報告体制の有効性、内部監査結果の是正対応状況 常勤監査役は、以下の通りの活動を行い、その状況を監査役会に報告しております。・経営会議、サステナビリティ推進会議など社内の重要な会議への出席と意見表明・代表取締役をはじめ各取締役・管掌役員等経営陣との定期的および随時の意見交換の実施・連結子会社を含めたヒアリングや現場往査・視察による情報収集、日常業務の監視・検証・連結子会社経営陣との意見交換や視察による情報収集・会計監査人との会合(毎月および随時)による緊密な連携・内部監査室との会合(毎月および随時)による緊密な連携(内部監査計画案および内部監査の実施状況や結果の報告など)・コンプライアンス・リスクマネジメント委員会や財務戦略室など内部統制部門との情報共有による緊密な連携・東急グループ常勤監査役会議や連結会社常勤監査役連絡会の定期的な開催などによる連結子会社監査役との緊密な連携・主要な連結子会社監査役の兼務、および各連結子会社の監査役を兼務する専任スタッフからの情報収集・連結子会社における不祥事への対応についての監視・検証 また、活動にあたり、e-メール等を活用した、社外監査役への経営会議等重要な会議内容の随時の報告や連結子会社監査役などとのコミュニケーション実施など、効果的・効率的な運営に努めております。社外監査役は、監査役会等での常勤監査役からの活動状況報告や執行からの各種報告、連結子会社を含む現場視察などを通して積極的に情報を入手し、取締役会、監査役会では適時的確な意見表明を行っております。 ② 内部監査の状況a.組織・人員及び手続 当社は、内部監査室に内部監査部門を設置し、内部監査規程に定めるところにより、監査計画を策定し、連結子会社を含めた業務執行状況について、監査を実施しております。内部監査の結果については、代表取締役社長および常勤監査役に監査報告書を提出し、同時に監査対象組織に送付の上、指摘事項への回答およびその是正を求め、内部監査室にて、定期的に是正状況の確認を実施しております。さらに、監査結果は、定期的に取締役会および監査役会に報告しております。 内部監査業務の推進にあたっては、財務及び会計、事業経験など、適正な知識、能力、経験を有する多様なスタッフ11名(2026年4月1日時点)を配し、業務を遂行しております。 また、財務報告の信頼性を確保するため、内部監査室に内部統制評価部門を設置し、21名(2026年4月1日時点)のスタッフを中心に、金融商品取引法に基づく財務報告に係る内部統制の評価および報告を実施しており、必要に応じ内部監査業務の支援をしております。 b.内部監査、監査役監査及び会計監査の相互連携並びに内部統制部門との関係 内部監査室は、毎月常勤監査役と定期的な会合を実施することにより緊密な連携を図り、内部監査計画案および内部監査の実施状況と結果、体制の整備状況等を報告しております。また、当社の会計監査人であるEY新日本有限責任監査法人、常勤監査役、内部統制部門(財務戦略室)とも毎月連絡会を開催し、会計監査実施状況並びに当社及び連結子会社の会計監査、監査役監査、内部監査に関する情報の交換を行っております。 内部監査室と常勤監査役は、コンプライアンス・リスクマネジメント委員会や財務戦略室などの内部統制部門から、連結子会社を含めた内部通報状況、トラブル情報等の共有を受け、積極的に意見交換と緊密な連携を図っております。 内部統制部門と内部監査部門は、監査指摘事項への是正や確認等において、お互いに緊密な連携を図ることにより、業務の適切な実行の確保に向けて職務を遂行しております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称  EY新日本有限責任監査法人 b.継続監査期間50年間 上記継続監査期間は、当社において調査可能な範囲での期間であり、実際の継続監査期間は上記期間を超えている可能性があります。  c.業務を執行した公認会計士 当事業年度において会計監査業務を執行した公認会計士は次のとおりです。公認会計士の氏名等所属する監査法人名指定有限責任社員業務執行社員山 元 清 二EY新日本有限責任監査法人齋 木 夏 生中 村  崇 (注)継続監査年数については、全員7年以内であるため、記載を省略しております。 d.監査業務に係る補助者の構成公認会計士 18名 会計士試験合格者等 13名 その他 23名  e.監査法人の選任・再任方針と理由当社の監査役会は、会計監査人の監査活動の適切性、妥当性を考慮し、会計監査人が職務を適正に遂行することが困難と認められる場合には、会計監査人の不再任に関する議案を決定し、取締役会は、当該決定に基づき、当該議案を株主総会に提出いたします。この方針に基づき、EY新日本有限責任監査法人の監査活動について、執行への聴取も行った上でその適切性、妥当性を評価した結果、職務を適正に遂行することが可能であると判断し会計監査人を再任することといたしました。f.監査役および監査役会による監査法人の評価当社の監査役および監査役会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価は、公益社団法人日本監査役協会の「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を踏まえ執行への聴取も行った上で総合的に行いました。   ④ 監査報酬の内容等  a.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社183519312連結子会社198-206-計381540012 当社は、監査公認会計士等に対し、非監査業務として、前連結会計年度及び当連結会計年度に社債発行に係るコンフォートレター作成業務等に対する対価を支払っております。 b.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬(a.を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社7-7-連結子会社16-15-計23-22-   c.その他重要な報酬の内容       該当事項はありません。   d.監査報酬の決定方針該当事項はありませんが、監査時間数や監査内容等を勘案し、監査役会の同意を得た上で決定しております。   e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由監査役会は、会計監査人の監査計画に対する報酬等について、会計監査人の監査実績、当事業年度の監査計画の内容等を参考にその妥当性について検討した結果、妥当であると全員一致で判断したため、会社法第399条第1項の同意を行っております。
設備の概要 FY2026 / 約643字
1【設備投資等の概要】当社グループ(当社及び連結子会社)では、大規模プロジェクトの推進、事業用資産の増強、施設の改良、サービス向上のための設備投資を行い、当連結会計年度は交通事業を中心に179,996百万円の設備投資を実施いたしました。なお、設備投資の金額には、ソフトウェア等無形固定資産への投資額も含めて記載しております。交通事業では、鉄軌道業において安全投資と成長投資の両輪による持続的成長を目指し、鉄道施設の適切な維持更新や、激甚化する自然災害への対策、デジタル技術を活用した運営等に取り組んでおります。さらなる安全性と快適性を追求した大井町線の新型車両導入及び目黒線の車両リニューアル、3D式踏切障害物検知装置の高度化の実施、BCP強化を目的とした市が尾大規模蓄電池の設置等、設備投資を実施いたしました。また、バス業において車両の新規購入を行う等、事業全体では68,805百万円の設備投資を行いました。不動産事業では、当社における「渋谷スクランブルスクエア第II期(中央棟・西棟)」の工事着工等、事業全体では65,910百万円の設備投資を行いました。生活サービス事業では、百貨店業、チェーンストア業における既存店舗設備の改装及び改修工事や、ケーブルテレビ事業における通信事業用設備工事等を行い、事業全体では34,819百万円の設備投資を行いました。ホテル・リゾート事業では、ホテル業における既存ホテル設備の改修工事等を行い、事業全体では12,108百万円の設備投資を行いました。
従業員の状況 FY2026 / 約5,260字
(2)【従業員の状況】(1)連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)交通事業7,394〔 1,300〕不動産事業3,210〔 3,146〕生活サービス事業8,838〔18,579〕ホテル・リゾート事業3,935〔 3,505〕全社(共通)885〔 438〕合計24,262〔26,968〕 (注)1.従業員数は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む)であり、臨時従業員数は、〔 〕内に当連結会計年度の平均人員を外数で記載しております。2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。3. 臨時従業員数が前事業年度より6,689名増加している主な要因は、人員の表示を1日8時間換算に代えて年間の平均実人員の表示に変更したことによるものであります。(2)提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢平均勤続年数平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)1,551〔 786〕42歳 11か月12年 11か月9,034,6062.3(5.1 *1) 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)交通事業49〔 6〕不動産事業544〔 128〕その他事業182〔 245〕全社(共通)776〔 407〕合計1,551〔 786〕 (注)1.従業員数は就業人員数(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む)であり、臨時従業員数は、〔 〕内に当事業年度の平均実人員を外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。3. *1 当社では賞与として、夏季賞与および冬季賞与のほか、年度の連結業績に応じて特別賞与を支給しております。特別賞与は、支給時期の関係から、前年度における平均年間給与には含まれておりましたが、当年度における平均年間給与には含まれておりません。特別賞与を除いて算定した実質的な給与の対前事業年度増減率は、( )内に記載しております。4.上記の従業員数には、出向者(社員、嘱託、契約社員等)3,369名を含んでおりません。5.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。 (3)労働組合の状況当社の労働組合の状況は、次のとおりであり、労使間において特記すべき事項はありません。 2026年3月31日現在名称組合員数(人)上部組織東急労働組合4,480日本私鉄労働組合総連合会 なお、連結子会社においても労使間において特記すべき事項はありません。(注) 上記の組合員数には、東急電鉄㈱の従業員 872名と、当社の東急電鉄㈱への出向者 2,743名を含みます。  (4)使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度の内容  当社は使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度を導入しております。当該役員・従業 員株式所有制度の内容について「1 株式等の状況 (8) 役員・従業員株式所有制度の内容」に記載しております。 (5)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異① 管理職に占める女性労働者の割合会社名割合(当連結会計年度)東急㈱14.8%東急電鉄㈱8.1%伊豆急行㈱4.7%㈱じょうてつ6.2%東急プロパティマネジメント㈱3.0%東急テクノシステム㈱3.3%東急バス㈱1.4%イッツ・コミュニケーションズ㈱18.1%㈱東急レクリエーション21.8%㈱東急百貨店32.1%㈱東急ストア9.5%㈱東急エージェンシー14.9%東急カード㈱20.6%㈱ながの東急百貨店11.4%㈱東急モールズデベロップメント21.0%㈱東急ホテルズ 16.9%東急ホテルズ&リゾーツ㈱ *123.6% (注)1.*1:㈱東急ホテルパートナーズおよび東急ホテルズ アジア PTE.LTD.を除く、雇用管理を一体的に行っている傘下子会社の数値も含み算出しております。2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであり、常時雇用労働者数101人以上(当連結会計年度末時点)の主な会社を掲載しております。主な会社以外は、「第7 提出会社の参考情報 2 その他の参考情報(2)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に掲載しております。 ② 男性労働者の育児休業取得率会社名割合(当連結会計年度)東急㈱ *192.3%東急電鉄㈱ *196.1%伊豆急行㈱ *2100.0%㈱じょうてつ *3- 東急プロパティマネジメント㈱ *1100.0%東急テクノシステム㈱ *275.0%東急バス㈱ *263.0%イッツ・コミュニケーションズ㈱ *262.5%㈱東急レクリエーション *280.0%㈱東急百貨店 *2100.0%㈱東急ストア *276.2%㈱東急エージェンシー *268.2%東急カード㈱ *2100.0%㈱ながの東急百貨店 *3- ㈱東急モールズデベロップメント *2100.0%㈱東急ホテルズ *265.5%東急ホテルズ&リゾーツ㈱ *280.0% (注)1.*1:「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。2.*2:「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3. *3:「-」は、育児休業等の取得対象となる男性労働者がいないため算出しておりません。4.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定及び「次世代育成支援対策推進法」の趣旨に鑑み、常時雇用労働者数101人以上(当連結会計年度末時点)の主な会社を掲載しております。主な会社以外は、「第7 提出会社の参考情報 2 その他の参考情報(2)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に掲載しております。 ③ 労働者の男女の賃金の差異会社名男女の賃金の差異(当連結会計年度)全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者東急㈱68.0%74.1%65.1%東急電鉄㈱68.7%90.4%63.9%伊豆急行㈱94.1%97.8%90.6%㈱じょうてつ56.7%54.7%79.1%東急プロパティマネジメント㈱54.1%79.2%68.9%東急テクノシステム㈱79.5%80.7%62.2%東急バス㈱82.6%81.1%89.9%イッツ・コミュニケーションズ㈱62.2%77.5%47.9%㈱東急レクリエーション55.0%84.2%84.9%㈱東急百貨店66.0%66.6%63.5%㈱東急ストア57.6%78.4%109.0%㈱東急エージェンシー80.8%79.8%80.8%東急カード㈱66.9%70.5%57.7%㈱ながの東急百貨店68.5%68.4%94.9%㈱東急モールズデベロップメント61.4%74.3%30.2%㈱東急ホテルズ74.5%80.4%60.8%東急ホテルズ&リゾーツ㈱65.7%61.1%66.6% (注)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであり、常時雇用労働者数101人以上(当連結会計年度末時点)の主な会社を掲載しております。主な会社以外は、「第7 提出会社の参考情報 2 その他の参考情報(2)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に掲載しております。   (東急株式会社における男女の賃金差異に関する補足説明)   男女の賃金差異は、主に「職種構成の特殊性」および「過去の法的・歴史的背景に伴う人員構成」という構造  的な要因によるものです。当社はこれら構造的課題を真摯に受け止め、DEIを経営の重要課題と位置づけ、差異の  着実な縮小に向けた各種施策を多角的に展開しております。  1. 賃金差異が生じている構造的要因    ・職種構成および法的背景(専門職層の影響)    当社の算出対象には、事業戦略に基づきグループ各社(主に鉄道事業領域)の専門業務に従事する出向者が   含まれており、全対象者の約3分の2は、深夜業を含む現場運営や保守・指令業務など、高度な専門性と長年の   経験を要するエキスパート職で構成されてします。    鉄道事業等においては、1947年の労働基準法制定から1999年3月31日まで、女性の深夜業(原則22時~5時)   が法令上制限されていたという歴史的背景があります。加えて、深夜帯に勤務するために必要となる女性向け   の休憩・宿泊施設や更衣・安全確保設備についても、駅施設の構造や用地制約、利用実態等の観点から、短期   間での増設・整備が困難であるなど、やむを得ない事情がありました。女性従業員の配属先を中心に、施設の   構造上の制約等を勘案しながら、環境整備を進めておりますが、これらの要因が重なった結果、現在において   も深夜業を伴う現場業務の習熟層、特に高賃金帯において男性比率が極めて高い状況が続いており、これが差   異の最大要因となっています。   ・総合職層における人員構成の推移(歴史的経緯)    本社機能を担う総合職等においては、1988年の女性総合職採用開始以降、採用・配属・登用・処遇の各段階 において性別に関わらない能力や役割に基づく運用を継続してきました。一方で、2000年代中盤頃までは総 合職として入社する女性の割合が10%~15%程度であり、当時は女性が継続就業しにくい社会環境であった ことからライフイベントによる退職が一般的でした。その結果、当該時期に入社した従業員においては男性 比率が高い構成となっています。  このような人員構成を反映し、現在の上位役職者層では相対的に男性比率が高く、職階・勤続年数の分布 差を通じて平均賃金の差異が生じています。その後、働き方改革や制度整備の進展等を背景に、女性の入社 ・定着・登用は拡大しております。新卒採用の女性比率も直近10年間では25%~50%で推移しており、女性管理 職比率も年々上昇しています。なお、総合職を入社年次別に分析すると、女性特有のライフイベントが重な りやすい年齢層(20代後半~30代半ば層)では一時的に差がみられるものの、前後の入社年次では男女の賃 金水準は概ね同水準です。  2. 差異解消に向けた具体的な取り組みと対策    当社では、性別によらない機会均等と、ライフイベントを経てもキャリアを断念することのない環境整備を   加速させています。   ・実力に応じた適正な登用とキャリア形成の支援    個人の実績や意欲に応じて早期に責任ある役割を担えるよう、等級階層数の集約や管理職に至るまでの最短   経験年数の最適化を実施しています。これにより、男女問わず意欲ある従業員が迅速にキャリアアップできる   環境を整備しています。あわせて、女性リーダー候補を対象とした外部研修への派遣等により、次世代の女性   リーダー育成・登用に注力しています。   ・ライフイベントとキャリアの両立支援制度    育児・介護等のライフイベントによってキャリア形成が停滞しないよう、育休中の昇進試験受験を可能と   しているほか、管理職としての等級・役割の重要性を維持したままの短時間・短日数勤務を選択できる制度を   導入しています。これにより、時間的な制約がある期間でも、能力に応じた適正な処遇と責任ある役割の継続   を維持できるような制度設計をしています。   ・柔軟な働き方の追求による生産性向上    本社機能を担う全従業員を対象に、フルフレックスタイム(中抜けあり)および時間単位休暇などの柔軟な   勤務制度や、リモートワークを全社的に活用し、時間と場所に縛られない働き方を推進することで、男女を問   わず実力を最大限に発揮できる職場環境の構築を図っています。
研究開発活動 FY2026 / 約167字
6【研究開発活動】当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は、578百万円であり、セグメントごとの研究開発費は、交通事業が557百万円、生活サービス事業が21百万円であります。主な研究開発活動は、㈱東急総合研究所において、経済、社会、地域等に関する消費研究や消費構造、消費者の意識・行動に関する調査・研究を行っております。
重要な契約等 FY2026 / 約20字
5【重要な契約等】該当事項はありません。
株式の保有状況 FY2026 / 約8,059字
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、投資株式について、株式の価値の変動または配当の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株式)に区分しております。長期的視点での事業戦略および財務戦略の円滑な遂行を踏まえ、取引先との関係の維持・強化により、当社および連結子会社の事業発展に資すると判断した株式を保有します。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、上場株式について、個別銘柄ごとに長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえて、定期的に保有意義を毎年、取締役会で検証します。その結果に基づき、保有意義が認められない場合には、株式市場の状況等を考慮しながら、縮減するなど見直しを行うことを基本方針としております。なお、2026年3月末時点で保有している政策保有株式につきましては、検証の結果、継続保有が妥当であると判断しております。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式4411,198非上場株式以外の株式1852,382 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式3232非上場株式以外の株式-- (注)上記の他に、関連会社株式への区分変更により1銘柄が減少しております。 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果および株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)又は投資口数(口)株式数(株)又は投資口数(口)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)東急リアル・エステート投資法人-100,718 当事業年度に投資口を追加取得し、持分法適用関連会社としたことにより、特定投資株式から関連会社株式に区分変更しております。無-17,494東映㈱3,000,0003,000,000当社および連結子会社におけるエンターテイメントやメディア事業等の連携先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有17,70015,180第一生命ホールディングス㈱10,002,8002,500,700当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、ホテル・リゾート事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有14,21311,333㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ2,167,0002,167,000当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、不動産事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有5,6344,357東日本旅客鉄道㈱824,400824,400同業としての事業連携・情報交換の他、連結子会社での取引があり、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、交通事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有2,9882,433楽天グループ㈱3,533,5003,533,500当社および連結子会社における不動産賃貸事業をはじめ、リテール事業等での事業連携先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、不動産事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。無2,5553,008 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果および株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)又は投資口数(口)株式数(株)又は投資口数(口)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)京王電鉄㈱481,080481,080同業としての事業連携・情報交換の他、連結子会社での取引があり、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、交通事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有1,8551,831小田急電鉄㈱955,055955,055同業としての事業連携・情報交換の他、連結子会社での取引があり、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、交通事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有1,5711,411日本航空㈱529,400529,400当社および連結子会社におけるカード事業やインバウンド施策、旅行事業等での事業連携先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有1,3541,353ANAホールディングス㈱400,000400,000当社および連結子会社におけるカード事業やインバウンド施策、旅行事業等での事業連携先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有1,1211,103㈱横浜フィナンシャルグループ697,000697,000当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有957683 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果および株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)又は投資口数(口)株式数(株)又は投資口数(口)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱西武ホールディングス165,300165,300同業としての事業連携・情報交換の他、連結子会社での取引があり、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、交通事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有722545㈱八十二長野銀行260,000260,000当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有501274㈱三菱総合研究所100,000100,000当社不動産事業の主要顧客である他、当社各事業における調査業務の委託先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、不動産事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。無466469京浜急行電鉄㈱278,445278,445同業としての事業連携・情報交換の他、連結子会社での取引があり、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、交通事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有424421スルガ銀行㈱92,50092,500当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、不動産事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有184124㈱ぐるなび420,400420,400当社および連結子会社におけるインバウンド施策や百貨店等の事業連携先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。無61124 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果および株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)又は投資口数(口)株式数(株)又は投資口数(口)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱三井住友フィナンシャルグループ11,40011,400当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、不動産事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有5743東武鉄道㈱4,5844,584同業としての事業連携・情報交換の他、連結子会社での取引があり、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、交通事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有1311 みなし保有株式銘柄当事業年度前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な 保有効果および株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無株式数(株)又は投資口数(口)株式数(株)又は投資口数(口)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ9,645,5009,645,500当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、不動産事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。(議決権行使の指図権を有する)有25,07819,397三井住友トラストグループ㈱3,384,4003,384,400当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、不動産事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。(議決権行使の指図権を有する)有16,59012,589㈱T&Dホールディングス1,177,9401,177,940当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。(議決権行使の指図権を有する)有4,6593,738 銘柄当事業年度前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な 保有効果および株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無株式数(株)又は投資口数(口)株式数(株)又は投資口数(口)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱みずほフィナンシャルグループ765,400765,400当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、不動産事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。(議決権行使の指図権を有する)有4,6583,100㈱横浜フィナンシャルグループ2,090,0002,090,000当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。(議決権行使の指図権を有する)有2,8712,050松竹㈱206,260206,260当社および連結子会社におけるエンターテイメントやメディア事業等の連携先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。(議決権行使の指図権を有する)有2,4332,539㈱ぐるなび702,600702,600当社および連結子会社におけるインバウンド施策や百貨店等の事業連携先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2026年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。(議決権行使の指図権を有する)無102207 (注)1.貸借対照表計上額の上位銘柄を選定する段階で、特定投資株式とみなし保有株式を合算しておりません。2.当事業年度では、特定投資株式のANAホールディングス㈱以下並びにみなし保有株式の㈱ぐるなびは、貸借対照表計上額が資本金額の100分の1以下ですが、全銘柄について記載しております。3.前事業年度では、特定投資株式のANAホールディングス㈱以下並びにみなし保有株式の㈱ぐるなびは、貸借対照表計上額が資本金額の100分の1以下ですが、全銘柄について記載しております。4.「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しています。5.第一生命ホールディングス㈱は、2025年4月1日付で普通株式1株を4株とする株式分割を行っております。また、2026年4月1日付で㈱第一ライフグループに商号変更しております。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式  該当事項はありません。④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの  該当事項はありません。⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの  該当事項はありません。
関係会社の状況 FY2026 / 約3,725字
4【関係会社の状況】 2026年3月31日現在名称住所資本金又は出資金(百万円)事業内容議決権に対する所有割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助主たる営業上の取引施設の賃貸借当社役員(人)当社職員(人)(連結子会社) 東急電鉄㈱ *4東京都渋谷区100交通事業100.044有当社は一般管理業務を受託有伊豆急行㈱静岡県伊東市90交通事業100.0(100.0)12無当社は業務を委託有上田電鉄㈱長野県上田市10交通事業100.0(100.0)03無無無㈱じょうてつ北海道札幌市白石区200交通事業不動産事業71.704無無無網走交通㈱北海道網走市50交通事業100.002無無無東急バス㈱東京都目黒区100交通事業不動産事業100.013無当社は業務を受託有仙台国際空港㈱ *2宮城県名取市100交通事業43.0(1.0)04無無無東急テクノシステム㈱神奈川県川崎市中原区480交通事業100.004無無有東急ファイナンスアンドアカウンティング㈱東京都渋谷区100交通事業100.006無当社は財務・給与計算処理業務を委託無伊豆急ホールディングス㈱静岡県伊東市100交通事業100.013有当社は業務を委託無東急プロパティマネジメント㈱東京都世田谷区100不動産事業100.007無当社は施設等の管理業務を委託有㈱東急設計コンサルタント東京都目黒区100不動産事業70.004無当社は設計工事を発注無東急ジオックス㈱東京都渋谷区50不動産事業89.613無無有㈱伊豆急コミュニティー静岡県伊東市10不動産事業100.0(100.0)12無当社は業務を委託有CTリアルティ有限会社 *2東京都中央区3不動産事業[100.0]-00無無有渋谷宮下町リアルティ㈱東京都渋谷区100不動産事業73.000無当社は業務を受託無渋谷スクランブルスクエア㈱東京都渋谷区10不動産事業64.105無当社は業務を委託有ヤンチェップ サン シティ㈱オーストラリアパース55,200千豪ドル不動産事業100.003無当社は業務を委託無セント アンドリュース プライベート エステート㈱オーストラリアパース16,000千豪ドル不動産事業100.003無無無ベカメックス東急有限会社ベトナムホーチミン市8,600,000百万ベトナムドン不動産事業65.015無無無OASIS REAL ESTATEINVESTMENT PTE.LTD.シンガポール63,310千米ドル不動産事業87.1(87.1)02無無無SLリアルティ合同会社 *2東京都中央区0不動産事業[100.0]-00無無無東急ライフィア㈱ 東京都世田谷区20不動産事業100.005無当社は不動産の販売を委託有東急リアル・エステート・インベストメント・マネジメント㈱東京都渋谷区300不動産事業100.018無無有Tokyu Development (Thailand) Co., Ltd. タイバンコク1,875百万タイバーツ不動産事業100.0(0.4)12無無無 名称住所資本金又は出資金(百万円)事業内容議決権に対する所有割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助主たる営業上の取引 施設の賃貸借当社役員(人)当社職員(人)サハ東急コーポレーション *2 タイチョンブリ1,056百万タイバーツ不動産事業46.312無無無渋谷西開発特定目的会社東京都中央区5,800不動産事業70.0(10.0)00無無有㈱東急百貨店東京都渋谷区100生活サービス事業100.0(100.0)26無当社は業務を委託有㈱ながの東急百貨店長野県長野市100生活サービス事業100.0(100.0)04無無無㈱セントラルフーズ東京都品川区100生活サービス事業100.005有無無渋谷地下街㈱東京都渋谷区100生活サービス事業100.0(100.0)03無無有㈱東急ストア *4東京都目黒区100生活サービス事業100.013無当社は業務を受託有㈱東急モールズデベロップメント東京都渋谷区100生活サービス事業100.0(100.0)08無当社は業務を委託有㈱SHIBUYA109エンタテイメント東京都渋谷区100生活サービス事業100.0(100.0)06無無有東急カード㈱東京都世田谷区300生活サービス事業100.014無当社は業務を委託無イッツ・コミュニケーションズ㈱東京都渋谷区5,294生活サービス事業100.011無当社は業務を委託有㈱東急エージェンシー東京都港区100生活サービス事業99.6(2.4)13無当社は業務を委託有㈱東急レクリエーション東京都渋谷区7,028生活サービス事業100.014有当社は業務を委託有東急セキュリティ㈱東京都世田谷区100生活サービス事業100.006無当社は業務を委託有㈱東急グルメフロント東京都目黒区100生活サービス事業100.004有当社は業務を委託有㈱東急パワーサプライ東京都渋谷区100生活サービス事業66.715無当社は電力を購入無㈱TSTエンタテイメント東京都新宿区100生活サービス事業66.004無当社は業務を委託有東急リテールマネジメント㈱東京都渋谷区10生活サービス事業100.024無無無㈱東急ホテルズ東京都渋谷区100ホテル・リゾート事業100.013有当社は業務を委託有㈱スリーハンドレッドクラブ東京都渋谷区79ホテル・リゾート事業99.530無無無東急リネン・サプライ㈱東京都品川区50ホテル・リゾート事業100.005有当社の施設等のリネン業務を委託無㈱ティー・エイチ・プロパティーズ東京都渋谷区100ホテル・リゾート事業100.004無当社は業務を受託有東急ホテルズ&リゾーツ㈱東京都渋谷区100ホテル・リゾート事業100.025無当社は業務を委託有その他  77社 名称住所資本金又は出資金(百万円)事業内容議決権に対する所有割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助主たる営業上の取引 施設の賃貸借当社役員(人)当社職員(人)(持分法適用関連会社) 広島国際空港㈱広島県三原市100交通事業30.003無無無東急不動産ホールディングス㈱*1 *3東京都渋谷区77,562不動産事業[0.1]16.1(0.2)00無無無東急不動産㈱*3東京都渋谷区57,551不動産事業[100.0]-00無無有㈱東急コミュニティー*3東京都世田谷区1,653不動産事業[100.0]-10無当社は施設等の管理業務を委託有東急リバブル㈱*3東京都渋谷区1,396不動産事業[100.0]-10無当社は不動産の販売を委託有東急建設㈱*1 *3東京都渋谷区16,354不動産事業<7.1>15.1(0.6)02無当社は工事を発注有東急リニューアル㈱*3東京都渋谷区100不動産事業[90.5]9.501無当社は工事を発注有世紀東急工業㈱*1 *3東京都港区2,000不動産事業[24.4]4.4(0.2)00無当社は工事を発注無HTK INVESTMENTCORPORATIONベトナムホーチミン市1,200,000百万ベトナムドン不動産事業22.901無無無KING SQUARE DEVELOPMENT CO.,LTD. タイバンコク800百万タイバーツ不動産事業35.0(35.0)02無無無東急リアル・エステート投資法人 *1東京都渋谷区107,479不動産事業15.200無無有Dong Nai Waterfront City LLCベトナムドンナイ市2,796,402百万ベトナムドン不動産事業15.101無無無横浜ケーブルビジョン㈱神奈川県横浜市保土ヶ谷区320生活サービス事業49.002無無無YOUテレビ㈱神奈川県横浜市鶴見区2,726生活サービス事業20.7(20.7)00無無無Sharing Design㈱東京都渋谷区2,275生活サービス事業20.001無無有その他  22社 (注)1.事業内容の欄には、セグメントの名称を記載しております。2.特定子会社に該当するものは、東急電鉄㈱とベカメックス東急有限会社であります。3.議決権に対する所有割合の( )内は、間接所有割合で内数、[ ]内は、緊密な者又は同意している者の所有割合で外数、< >内は、信託拠出分で外数であります。4.*1は、有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社であります。5.*2は、持分は100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため、子会社としたものであります。6.*3は、持分は100分の20未満でありますが、実質的な影響力を持っているため、関連会社としたものであります。7.*4は、営業収益(連結会社相互間の内部営業収益を除く)の連結営業収益に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等会社名営業収益(百万円)経常利益(百万円)当期純利益(百万円)純資産額(百万円)総資産額(百万円)東急電鉄㈱166,36115,74710,920220,941660,236㈱東急ストア215,3224,1374,40040,84585,296
サステナビリティ FY2026 / 約14,655字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)サステナビリティ(全般)当社グループは、長期的な視点から、時代によって変化するお客さまのニーズを的確にとらえ、新たな事業・サービスを提供し、社会課題を解決していくことが重要であると考えています。そして社員一人ひとりがこの使命を共有し、新たな価値を生み出すことで、社会と共に持続的成長を図っていきたいと考えています。「美しい時代へ」というグループスローガンのもと、SDGsやISO26000、GRI Standards、また業界特有の課題としてサステナビリティ会計基準審議会(SASB)などを踏まえ、サステナブル重要テーマ(マテリアリティ)を特定し、「未来に向けた美しい生活環境の創造」および「事業を通じた継続的な社会課題の解決」に取り組んでおります。当社グループは、サステナビリティ関連のリスク及び機会について、当社グループにとっての重要性(事業及び財務への影響)及び社会における重要性の観点から重要性評価を行い、サステナブル重要テーマ(マテリアリティ)として位置付けています。 (ガバナンス) ・体制当社は、取締役会を経営および監督の最高機関と位置付けており、サステナビリティに係る重要事項は、取締役会で決議・監督しています。また、サステナブル経営の推進を目的として安全、コンプライアンス、ESGへの取り組み等のテーマに関して、社長執行役員を議長とするサステナビリティ推進会議にて年4回審議を行っています。また、連結でのサステナビリティ推進体制を強化するため、連結各社のサステナビリティ推進責任者が参加する「東急グループサステナビリティ推進会議」を年2回開催しています。 ・審議実績(2025年度) サステナビリティに係る主な審議実績取締役会・サステナブル重要テーマに対する取組・安全への対応状況・ITリスクに関する取組・環境ビジョン実現の取組・環境ビジョン2040への改定・不祥事・事故等報告状況サステナビリティ推進会議・ESG分野における取組(ESG評価、人権、サプライチェーン、環境ビジョン、TNFDへの取組等)・サステナブル重要テーマの再評価・ITリスクに関する取組・事業部門報告(安全・環境への取組)・不祥事・事故等報告状況 ・取締役の報酬とサステナビリティとの関連2024年3月25日開催の取締役会にて「取締役の個人別の報酬等の決定に関する方針の改正」を決議し、2024年7月1日より適用しています。評価方法を、担当する部門の業績総合評価から、中期経営計画等を踏まえた連結経営指標、サステナブル経営指標※、個人目標の評価に改正し、次年度の業績連動報酬に反映します。全社のサステナブル経営指標や、各役員が担当する業務の社会的課題解決への取り組みも個人評価の指標としているほか、担当部門のエンゲージメント評価や、後任候補育成を含む人材育成についても評価項目としています。取締役の報酬については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (4) 役員の報酬等」のとおりです。 ※サステナブル経営指標…安全指標や脱炭素の進捗等のサステナブル重要テーマへの取り組み (リスク管理)気候関連のリスクと機会、人権リスクなどのサステナビリティ関連のリスクは、経営企画室ESG推進グループをプロジェクトリーダーとし、専門家の知見のもと各事業部門と協働してリスク分析・対応策の検討を行い、サステナビリティ推進会議などを通じて全事業・各社に共有します。気候関連のリスクと機会については、新規評価および評価更新時に経営会議・取締役会に報告しています。また、全社リスクについては、毎年各事業・各社にてリスクの分析を実施する際に、気候関連リスクなどのサステナビリティリスクを含めて検討・評価・管理しています。サステナビリティに関するリスクを含む全体のリスクについては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」のとおりです。 (戦略、指標および目標)当社グループは2018年3月にサステナブル重要テーマを特定後、長期経営構想策定と併せて事業横断的に「2030年に向けて目指す姿」を設定しています。また、中期経営計画や単年の事業計画策定時には、財務目標と併せて各施策の実績を把握するための非財務目標を設定し、サステナブル重要テーマの取り組み進捗状況は、経営会議および取締役会に報告しています。 ※脱炭素・循環型社会に係る「GHG排出量削減率」、「再生可能エネルギー比率」については(2)気候変動/TCFD提言への取り組み(指標と目標)をご参照ください。ひとづくりに係る「従業員エンゲージメント調査結果」「管理職に占める女性比率」「男性育児休業取得率」「一人当たり研修・教育実習費」は(3)人的資本 ○主な指標(目標および実績)をご参照ください。その他のサステナブル重要テーマに係る指標の目標及び実績については、集計・検証に一定の時間を要するため、統合報告書2026(2026年9月末発行予定)にて開示します。https://ir.tokyu.co.jp/ja/ir/library/integrated_report.html (2)気候変動/TCFD提言への取り組み当社グループでは、気候変動による事業への影響を想定し、そのリスクマネジメントを強化し、リスクと機会への対応について事業戦略と一体化していくための取り組みを行っています。また、2020年9月にはTCFD(※)への賛同を表明し、その提言に基づいた情報開示を進めています。 ※世界経済の安定性に向けて、金融安定理事会(FSB)が2015年に設立し、気候変動がもたらすリスクおよび機会の財務的影響を把握し開示することを目的とするタスクフォース。 (TCFDの開示提言項目)ガバナンス気候変動のリスクおよび機会に係る組織のガバナンス戦略気候関連リスクおよび機会が組織のビジネス・戦略・財務計画へ及ぼす実際の影響および潜在的な影響リスクと管理気候関連のリスクについて組織がどのように選別・管理・評価しているか指標と目標気候関連のリスクおよび機会を評価・管理する際に使用する指標と目標 (ガバナンス)気候変動を重要課題ととらえ、リスクの特定・評価および戦略、目標について、経営執行の意思決定機関である経営会議にて審議・決定のうえ、取締役会に報告し、適切な監督を受ける体制としています。また、気候変動課題への取組実績について、毎年経営会議および取締役会に報告しています。各事業の気候関連リスクと機会の分析は、経営企画室管掌の執行役員のもと、経営企画室ESG推進グループをプロジェクトリーダーとし、外部有識者のアドバイスをいただきながら各事業部門と協働し進めています。取締役会に上程した内容は、サステナビリティ推進会議・東急グループサステナビリティ推進会議などで共有・推進・浸透を図ります。 (戦略)・シナリオ分析における大枠(世界観)の設定シナリオ分析は、環境ビジョンに掲げる「環境と調和する街」の実現に向けた全事業を通じたまちづくりのほか、交通セグメント、不動産セグメント、生活サービスセグメント、ホテル・リゾートセグメントの各事業を対象に、次の2つのシナリオにて実施いたしました。地球の平均気温が、産業革命(1760年代から1830年代)前と比較して、21世紀末における温暖化を1.5℃に抑制する「1.5℃シナリオ」では、「移行リスク」が強まり、電力コストや省エネ技術に対するコスト増などに起因するものや、炭素税など温暖化抑制に向けた政策や規制が強化されるとともに、重要な「機会」として、省エネ技術開発によるコスト減少、環境意識向上による公共交通利用者の増加や環境配慮物件への入居志向の向上に加え、「環境と調和する街」や「世界が憧れるまちづくり」の実現を通じた顧客および顧客生涯価値の増加などを想定しました。また、政策導入や規制強化は行われず、温室効果ガスの排出量が増加する「4℃シナリオ」では、「物理リスク」が強まり、災害激甚化による施設の浸水などによる改修コストの増加と顧客の流出、新たな感染症により利用者が減少する世界を想定しています。この2つのシナリオに基づくリスクと機会の検討・特定および重要度評価においては、「移行リスク」「物理リスク」「機会」に分けて実施しました。「物理リスク」への対応は、これまでも相当程度実施しており、今回の分析結果を含めた今後の取り組みの方向性と併せて「リスク管理」をご参照ください。 ・重要なリスクの分析リスクの重要度は、「各事業への影響度」と事象の「発生度」から評価しました。「各事業への影響度」は気候関連の事業の影響を受けると想定される対象事業の影響規模を分析し、「発生度」は、自然災害などの物理リスクについてはIPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)の第6次評価報告書(AR6)を参考に評価し、移行リスクについては、環境法令や炭素税の導入など将来的な政策目標・導入計画の動向や現在の政策導入などを基に推計・分析しています。財務的な影響は、1.5℃シナリオにおける移行リスクでは主に、電力使用量や太陽光発電の一部導入計画などに基づき算定し、4℃シナリオにおける物理リスクは主に、河川氾濫などの最大浸水深や新型コロナウイルス感染症による影響をベースに見込みました。当社グループへの影響度は発現状況により想定影響額が変わる可能性があることから、幅を持って想定しています。 影響度の基準 → 大:50億円以上、中:50億円未満、小:10億円以下対象期間   → 短期:2年以内、中期:3年~5年、長期:6年以上  ・重要な機会の分析重要な機会は、1.5℃シナリオを中心に検討し、環境ビジョンで掲げる「環境と調和する街」や「世界が憧れるまちづくり」の実現による顧客および顧客生涯価値の増加を見込んだほか、ステークホルダーの環境意識向上による公共交通利用者の増加や環境配慮物件への入居志向の向上、再生可能エネルギーによる発電の促進に向けたインフラ投資、省エネ技術開発によるコストの減少などを見込んでいます。財務的な影響は、「環境と調和するまちづくり」による東急線沿線における当社グループ商品・サービスの利用促進や、鉄道利用への移行、環境配慮物件の賃料上昇、新造車両への代替や太陽光発電による電力コスト削減効果、などを推計しました。 影響度の基準 → 大:50億円以上、中:50億円未満、小:10億円以下対象期間   → 短期:2年以内、中期:3年~5年、長期:6年以上 ※1 東急線再エネ100%運行など (リスク管理)気候関連のリスクと機会は、経営企画室ESG推進グループをプロジェクトリーダーとし、各事業部門と協働してリスク分析・対応策を検討し、経営会議・取締役会への上程を行い、サステナビリティ推進会議などを通じて全事業・各社に共有しています。また、気候関連を含む全体のリスクについては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」のとおりですが、毎年各事業・各社にてリスクの分析を実施する際に、気候関連リスクを含めて検討・評価・管理しています。リスク管理プロセスについては「2サステナビリティに関する考え方及び取組(1)サステナビリティ(全般)(リスク管理)」のとおりです。 事業における各リスクへの対応として、下記のような取り組みを推進しております。移行リスクに対しては、自己発電導入・省エネ・再エネ調達を進めており、2022年4月より東急線全路線における再生可能エネルギー由来の実質CO2排出ゼロの電力100%での運行を実施しています。また、物理リスクに対しては、すでに様々なリスク対応策に取り組んでいます。さらに、近年の災害激甚化に伴い気候変動へのレジリエンスを高めるため、各事業や事業間連携による災害対策の高度化により、リスク回避・軽減策を推進するとともに、継続して定期的な危機管理対応訓練などにも取り組んでまいります。 分類リスクの内容リスク管理・今後の対応物理リスク・災害激甚化に伴う施設被害によるサービス 停止、改修コスト増加、顧客流出・減少、 保険料増加(既存)・施設の浸水防止対策 ・法面崩落対策・車両避難訓練    ・電源設備の強靭化(今後の取組)・浸水防止対策の高度化、アセットオーナー との協働・高リスク物件の用途・保有の見直し・法面崩落対策の継続推進・事業間連携による浸水回避・軽減策の推進・災害発生時の危機管理本部との連携・訓練 の実施・構造改革の実施による損益分岐点の引き下 げ・気温上昇に伴う都市環境の変化・新型感染症発生による輸送人員・利用者 の減少移行リスク・電力コスト、炭素税の増加・自家発電(太陽光発電や蓄電池)の導入に向 けた検討の推進・再生可能エネルギー調達・導入に向けた検討 の推進 ⇒東急線全線再エネ運行  (2022年4月~) ⇒不動産賃貸事業における当社所有物件は   2024年度に実質再エネ100%導入達成。  新築物件は再エネ導入を基本仕様とする。  ※一部物件を除く (指標と目標)気候変動の緩和と移行リスクへの備えのため、事業活動の脱炭素化に向けた検討・推進を行っています。2022年に「環境ビジョン2030」で策定した目標を上回るペースで進捗していることを受け、取り組みをさらに推進することを目的として、2025年9月に「環境ビジョン2040」として改訂し、目標のアップデートを行いました。当社グループのGHG排出量※(Scope1,2)を基準年度(2019年度)から 2030年度に55%削減、2035年度60%削減、2040年度73%削減、2050年に実質ゼロとする目標としています。あわせて再生可能エネルギー比率を2030年度60%以上、2035年度70%以上、2040年度80%以上とし、2050年までに再生可能エネルギー比率100%によるRE100の実現を目指しております。また、事業活動のサプライチェーンにおけるGHG排出量を示すScope3においても、基準年度(2019年度)から2030年度に35%削減、2035年度45%削減、2040年度55%削減する目標を設定し、サプライチェーンマネジメントの推進も強化してまいります。2024年度の連結GHG排出量(Scope1,2)は、378千t-CO2eとなり、基準年度から41.3%削減いたしました。また、Scope3におけるGHG排出量は、1,636千t-CO2eとなり、基準年度から37.6%削減いたしました。2025年度は下表のとおり見込んでおり、今後、数値の信頼性を確保するため、外部機関による第三者検証を行い、第三者保証を受けた後に統合報告書等にて確定値を開示してまいります。物理リスクへの対応については気候変動リスクだけでなく地震災害やテロ対策などを含む全体の安全管理の中で投資優先順位を定めるとともに、街のインフラを担う企業の責務として、安全な鉄道の運行や災害に強いまちづくりに向けた取り組みを、日々の業務を通じ行っています。 ※当有価証券報告書より、目標をCO2排出量からGHG排出量に変更しております。 指標・目標(2019年度比)項目2030年度目標2035年度目標2040年度目標2050年度目標GHG排出量(Scope1,2)55%削減60%削減73%削減実質ゼロGHG排出量(Scope3)35%削減45%削減55%削減-再生可能エネルギー比率60%以上70%以上80%以上100%(RE100) 実績項目2019年度(基準年)2024年度実績※1(基準年度増減)2025年度見込※2(基準年度増減)GHG排出量(Scope1,2)644千t-CO2e378千t-CO2e(41.3%削減)360千t-CO2e(44.1%削減)GHG排出量(Scope3)2,622千t-CO2e1,636千t-CO2e(37.6%削減)1,787千t-CO2e(31.9%削減)再生可能エネルギー比率0.5%54.5%63.3% ※1 Scope1,2、Scope3(カテゴリ1、2、3、11、13)は、LRQAリミテッドによる第三者保証を受けています。※2 第三者保証前の数値であり、確定値が変更となる可能性があります。 <環境方針・ビジョン>          https://tokyu.disclosure.site/ja/135/<気候変動/TCFD提言への各種取り組み>https://tokyu.disclosure.site/ja/183/ (3)人的資本(戦略)○ビジネスモデルと人材マネジメントポリシー当社グループのビジネスモデルは、交通事業および不動産事業を経営基盤として、各事業間のシナジーを最大化しながら収益を継続的に再投資し、持続的成長を実現する長期循環型事業です。この多角的な事業運営を通じて、コングロマリットプレミアムの創出を目指します。連結各社に強い影響力を持つ中核企業である当社では、人材マネジメントにおいて大切にする想いを人材マネジメントポリシーとして言語化しています。このポリシーはビジネスモデルと密に連動する位置づけであり、長期的な目線で一貫性を持った取り組みを行う基軸となります。中核企業において明確にポリシーや人材戦略を定め、連結各社には自立と共創により総合力を高めるように関わり、人材を連結経営の根幹と位置付けた人的資本経営を各社と連携しながら推進しています。 人材マネジメントポリシー1.リスペクト・信頼をもとに、多様な連携を生み出す先入観や組織上の上下関係・親子関係にとらわれず、相互尊重を基盤に会社間・部門間・チーム間・個人間など網の目状の連携により新価値を創造していきます。2.変化に前向きな人を増やす仲間と新しい価値創造に挑み、様々な変化を前向きにとらえて力に変える人とともに成長します。3.長期的な目線で挑戦と成長を支える人への投資を続け、従業員が新たな仲間や自らの可能性を広げる機会を作り、能力を存分に発揮できるような環境を整えていきます。4.従業員の幸福を追求し、お客さまの幸福を実現するお客さまの求める価値をさらに創出する出発点として、従業員の幸福を大切にします。 当社グループのビジネスモデルにおいて、まちづくりを俯瞰的かつ創造的にとらえ、多様な事業を連携させながら推進する組織運営が企業価値創出の源泉です。そのためには、仲間と新しい価値創造に挑み、様々な変化を前向きにとらえて力に変える人の確保・育成・活性化・定着の質が事業価値に大きく関連しています。当社グループは、連結各社や事業を横断しながら総合的にまちづくりを俯瞰し事業価値を創造する人材、各事業に精通した専門的な人材、デジタル技術活用によって事業横断的に価値を創造する人材の存在に支えられています。なお、人的資本への依存に伴うリスクと対応については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク (5)働き方・人材確保に関するリスク」のとおりです。 ○中期3か年経営計画の「人材戦略」コンセプト2024年度を初年度とする中期3か年経営計画の人材戦略として、「人材を連結経営の根幹と位置づけ、従業員から選ばれ続け“個”を最大化する人的資本経営を推進」することをコンセプトに掲げています。当社グループを取り巻く社会環境は、働く価値観の多様化、少子高齢化、人口減少ならびに就労・雇用環境の変化によって人材流動性が高まり人材獲得競争が激化しております。テクノロジーの進化も踏まえたさまざまな労働市場の変化に正面から向き合い、従業員一人ひとりの「個の最大化」による「企業価値の最大化」の実現を目指しています。特に、当社では個を最大化する3要素として「働きがい」「働きやすさ」「処遇」に対し重点的に取り組んでおります。「働きがい」を高めるために人材マネジメントポリシーを制定し、従業員が理念やビジネスモデルと人事施策の関連性を理解し、自らの貢献と成長の実感を持てるよう積極的に人材育成や風土醸成に取り組んでいます。また「働きやすさ」を高めるために、心理的に安心できイノベーションが起きやすい職場づくりや多様な人材の活躍を支える柔軟な働き方などの社内環境整備を推進します。そして「処遇」は社内外の優秀な人材の定着・獲得・活躍に向け、市場競争力を意識して引き上げてまいります。これらの3要素をそれぞれ高め、連結経営の根幹である従業員から選ばれる企業であり続けることを目指しております。また、毎年1回のエンゲージメントサーベイを通じて従業員の意欲や関与度を測定しております。働きがい・働きやすさを高める人材戦略を全社目線と部門目線に分けて課題を分析し、関係者との対話を通じて適切に施策を実行しております。連結各社においてもエンゲージメント調査と改善を順次開始していることや、当社が中心となりグループ採用の推進を行うなど、中核企業として各社の自立と共創を引き出し、「選ばれ続ける企業」としての総合力を高め、企業価値の最大化を図っております。 ○人材育成方針当社では「従業員一人ひとりに寄り添い、学ぶことで成長が実感できる場の提供」を育成方針に掲げております。人材育成プログラムの大きな枠組みとしては、「グループ経営人材・リーダー育成」「階層別研修」「自律的キャリア形成支援」「自己啓発支援」の4つを設けており、ビジネススキル習得やキャリア支援のためのさまざまな施策を展開しております。「グループ経営人材・リーダー育成」の中核を担う「東急アカデミー」は、東急グループ全体の組織力・人間力を高めることを目的として2006年に開講いたしました。2025年度は33名が修了し、これまで延べ900名以上(2026年3月末現在)の修了者を輩出してきました。「経験」「内省」「学習」の3つのプロセスを通じて経営人材としての能力を高める本プログラムからは、当社およびグループ各社の役員への登用実績も生まれており、次世代経営リーダーの育成・輩出に向けた土壌となっております。また、修了生同士のネットワークは会社および事業の枠を超えた連携や共創の基礎となっており、本アカデミーの修了生が起点となってグループ複数社間での定期的な連携会議が実施されるなど、実務面におけるシナジー創出や多様な連携の基盤が新たに生まれております。「階層別研修」では、各階層の役割に応じたマインドやスキルを学ぶ機会を提供しております。新任管理職研修においてはマネジメント力、新任主事クラス研修においてはリーダーシップ力の向上を図っております。また選択式のスキル研修においては、階層に応じて従業員一人ひとりの強みや弱み、関心のある領域や業務上必要なテーマ等を自身で考えて選択ができるような内容としており、前年度より受講者数が増加するなど学習への意欲が高まっております。「自律的キャリア形成支援」および「自己啓発支援」においては、従業員が主体的にキャリアを描き、挑戦できる環境整備を目指しています。上司部下間での定期的な1on1ミーティングやセルフ・キャリアドック、社外キャリアコンサルタントによる相談窓口の設置などを通じて、中長期的なキャリアデザインを総合的に支援しております。加えて、従業員の学び直し(リスキリング)を強力に後押しするため、2025年度より自己学習費用に対する会社支援を50%から75%へ拡充するとともに、報奨金を伴う資格取得支援制度を新たに導入いたしました。こうした制度拡充の結果、自己学習支援の利用者数は前年度から約30%増加し、年間で延べ330名が新規資格を取得しました。これは多様な事業においてスピード感を持って価値創造をする専門能力や、視野を広げ、まちづくりを俯瞰的かつ創造的にとらえる能力および、そのエンジンである成長意欲そのものが高まっているととらえています。今後も、従業員の成長意欲を会社の持続的な競争力へと繋げる人的資本の最大化に取り組んでまいります。 ○社内環境整備方針労働市場の構造変化をはじめとした社会環境の急激な変化を機会ととらえ、採用を強化していることからさまざまなバックグラウンドを持つ人材の割合が拡大しています。これを踏まえ、当社グループでは「誰もが働き続けたい会社」を目指し、社内環境整備に取り組んでいます。当社グループでは2000年代初頭より働き方改革に積極的に取り組み、働きやすい環境づくりを推進してきており、当社の代表的な取り組みとして、自身の職務や環境に合わせて働く時間や場所を従業員が主体的に選択する「スマートチョイス」を展開し、フレックスタイム制やテレワーク制度、ライフステージに応じて希望により役割は変えずに労働時間を短縮する制度などの整備を行ってまいりました。さらに、今後目指す働き方として、従業員やチームのミッション・成果を意識し、多様な働き方を効果的に選択・組み合わせる「ベストハイブリッド」方針を掲げており、本方針により、フレックスタイム制やテレワーク制度などの効果的な活用、さらに従業員個人やチームの「ベストパフォーマンス」発揮を追求してまいります。また、人材確保や従業員エンゲージメント向上のため、かねてより様々な人的資本への投資拡充を進めており、4年連続となるベースアップ等による継続的な賃金引上げや特別賞与等の支給を通じた業績還元のほか、従業員の中長期的な業績・株価向上の意識醸成を目的とした株式インセンティブの導入、従業員の沿線居住促進や福利厚生の拡充等を目的とした寮・社宅の入居条件緩和なども含めた総合的な処遇改善を実施しております。こうした取り組みに加え、2025年より中途入社社員のオンボーディングプログラムを刷新し、年間を通じた継続的支援を行っています。多様なバックグラウンドを持つ人材が早期にその能力を発揮し、キャリアを築いていけるサポート体制を構築してまいります。さらに、お客さまおよび従業員の価値観やライフスタイル、働き方、行動などの多様化を踏まえ、DEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)を人材戦略の要の一つと位置づけ「制度・風土・マインド」の3つの観点から各種取り組みを展開しております。現在、当社グループのDEIは着実に進展しており、多様性の強化は当社グループの成長力および競争力を高める要因として位置づけられます。当社では外部人材の多様な知見を取り込むべく中途採用に戦略的に取り組んだ結果、2022年度以降新規採用者全体の60%程度の中途採用比率を維持しております。こうした戦略的な採用拡大により、管理職層を含む人材構成の多様化が進んでいます。並行して女性活躍推進も段階的に進んでおります。DEI推進の象徴的な数値目標の一つとして、2026年度末までに当社における「管理職に占める女性比率18%以上」の達成を掲げております。1988年の女性総合職採用開始以来、採用・配属・登用・処遇において性別を問わない公平な運用を継続し、男女ともに働きやすい制度づくりと女性向け研修等の育成施策を積極的に推進してまいりました。この結果、女性管理職比率は、2022年度12.9%、2023年度13.9%、2024年度14.2%と毎年上昇しており、2025年度末には14.8%となりました。上述のとおり、中途採用を通じた戦略的な人材確保等により、計画策定時と比較すると、性別を問わず管理職層全体の多様性が高まりました。結果として、女性管理職比率の進捗は緩やかとなっておりますが、年々上昇を続けております。現状、部門長・部長を含めた意思決定層への登用が進んでいるほか、当社グループでは5名の女性がグループ会社社長を担っております。今後もさらなる採用・登用・育成等に努め、女性活躍推進の取り組みを一層強化してまいります。また、男性の育児休業取得推進を、従業員の幸福に資する取り組みであるとともに、性別を問わず育児と仕事を両立できる環境を整備し、組織の持続可能性を高める重要な施策と捉えております。育児に主体的に関わり、家族と向き合う時間を確保することは、個々の生活基盤の充実に寄与するものであり、その経験は家族間だけでなく従業員間の相互理解やリスペクトを深めるものと考えております。これにより、多様な価値観を尊重する企業文化の醸成や従業員の視野の拡大を通じ、業務における多角的な判断力の向上にも資すると認識しております。当社は男性育児休業の取得を推進することで、従業員エンゲージメントの向上と多様性を活かした価値創出を通じ、企業価値の向上に取り組んでまいります。当社の男性育休取得率においては、2024年度に100%を達成、2025年度は97.6%となりました。引き続き、2027年3月末まで100%の達成・維持を目標に掲げ、仕事と家庭を両立し、意欲的に活躍し続けられる環境整備を実施します。なお、上記の男性育休取得率は後述、主な指標(目標および実績 )における※2の計算方法によるものです。障がい者雇用についても、2004年に設立した特例子会社の株式会社東急ウィルを中心に、従来の鉄道施設内清掃や名刺印刷業務に加え、2023年度からは書類封入作業やノベルティ製作などへ職域を広げ、安心して長く働き続けられる環境づくりを推進しております(2025年度障がい者雇用率実績2.72%)。さらに、2026年4月には東急ウィル奥沢事務所を開設し、さらなる雇用の創出と活躍の場の拡大を図ってまいります。加えて、LGBTQに関する取り組みとして、2016年度以降の勉強会開催や相談窓口の開設、就業規則の変更などを継続しております。2025年度は「Tokyo Pride 2025」に人材戦略室長およびDEI推進担当で参加し、さらに社内イントラで発信することで、社内へのALLY発信に取り組みました。 このような様々なLGBTQ施策が評価され、2017年度から2025年度まで9年連続でPRIDE指標の「ゴールド」を受賞しています。今後も年齢、性的指向、家庭環境、経験、価値観など、より広範な切り口でダイバーシティマネジメントに取り組むことで、持続的な企業価値の向上を図ってまいります。同じく人材戦略の要素である健康経営についても積極的に取り組んでおります。当社グループは、存在理念として「美しい生活環境を創造し、調和ある社会と、一人ひとりの幸せを追求する」ことを掲げております。当社グループでは、従業員の健康をお客さまからの信頼の基盤、企業価値向上の源泉ととらえ、健康経営を経営戦略として位置付けております。その実現に欠かせない健康経営を推進するため、2016年に「健康宣言」を制定し、継続的に健康経営に取り組んでおります。心身の健康は、従業員が働きがいをもって安心して働き続け、長期的な挑戦と成長を支える基盤と考えられることから、諸施策の実施とともに、従業員一人ひとりが健康に主体的に向き合う風土醸成を図っております。従業員のいきいきとした働き方が、お客さまや地域の暮らしを支え、事業の質と持続的成長に資するものと認識しております。健康経営の推進体制においては、取締役社長がその役割を果たすCHO(最高健康責任者)を設置しております。CHOのもと、企業立病院である「東急病院」、当社および東急電鉄㈱の全部門に配置された「専任安全衛生担当」、および「人材戦略室(東急電鉄㈱は経営戦略部)」の三者が密に連携する三位一体の体制を確立しております。これにより、従業員が心身の不調を感じた際には、いつでも安心して職場や産業保健スタッフに相談し、医療を含む適切なケアを受けられる環境を整備しております。また、経済産業省推奨の指標に基づくプレゼンティーイズム調査を継続的に実施しており、最高判定である「A」を継続しております。さらなる改善を目標に、東急病院の産業医・保健師と連携した課題分析に基づき、身体的課題に対しては同院の理学療法士等によるセミナーやAI姿勢分析測定会を開催し、メンタル面においては異動者メンタルチェックを実施することで迅速に産業医等へ相談できる体制を構築しております。さらに、若年層に対しては、将来の健康リスク低減を目的とした「BODYチェンジU-39」を実施しております。保健師・管理栄養士によるSNSを活用した伴走型支援等を通じて、若年層の頃から自発的な生活習慣改善を促す環境を整備しております。これらの取り組みの結果、通算8回目(陸運業最多)となる「健康経営銘柄」に選定されました。今後も、さらなる安全・安心の構築、健やかさの創出、労働生産性および従業員エンゲージメントの向上を目指し、「健康経営戦略マップ」に掲げた2028年度までに達成すべきKGIの実現に向けた各種取り組みを推進してまいります。 ○主な指標(目標および実績)中核企業である当社の指標を主な指標として定めております。 2026年度目標(2023年度策定)2025年度実績エンゲージメントスコアレーティング総合満足度(平均)   ※1A(全11段階中、上から3段階目)3.5BBB(全11段階中、上から4段階目)3.55管理職に占める女性比率18%以上14.8%男性育休取得率     ※2100%97.6%            ※3-92.3%男性育休平均取得日数-94.2日一人当たり研修・教育実習費    ※4100,000円以上114,530円 ※1 エンゲージメントスコアは、株式会社リンクアンドモチベーションのエンゲージメントサーベイ「モチベーションクラウド」で測定するものです。レーティングは同社の13,460社、589万人の実績から測定する偏差値の結果を示すものです。総合満足度(平均)は、会社、仕事、上司、職場の満足度を5点満点で調査した結果の平均値となります。 なお、2025年度実績においては、より具体的な課題把握を目的として他社の職域特化型エンゲージメントサーベイに変更したため、東急病院を対象外としております。※2 前年度に子が生まれた男性従業員のうち、前年度+当年度に育児休職等を取得した者の割合※3 当年度に子が生まれた男性従業員に対し、当年度に育児休職等を取得した男性従業員の割合(「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき算出)※4 2025年度研修・教育実習費を、当社の従業員、当社から社外への一部出向者、社外から当社への出向者の合算人数で除した数字 ○外部評価こうした取り組みの結果、陸運業で最多となる通算8回目の「健康経営銘柄」に選定されました。また、従業員に対して、健康的な食事の提供、食生活の改善に資する取り組みとその評価を行っている法人として「食育実践優良法人2026」に認定されました。さらに、共働き・共育てを可能にする性別を問わない両立支援に関する取り組みが特に優れた企業として、令和7年度「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」に初選定されました。このほか、LGBTQへの取り組みに優れた企業としてPRIDE指標2025「ゴールド」を9年連続受賞(2017~2025年度)、2022年12月には「えるぼし」の最高位である3段階目に認定されるなど、社外からさまざまな評価をいただいております。 <人材戦略に関する詳細はこちら>  https://tokyu.disclosure.site/ja/105/
主要な設備の状況 FY2026 / 約5,510字
2【主要な設備の状況】当社グループ(当社及び連結子会社)は、多種多様な事業を行っており、その設備の状況をセグメント毎の数値とともに主たる設備の状況を開示する方法によっております。当連結会計年度末における状況は、次のとおりであります。(1)セグメント内訳 2026年3月31日現在セグメントの名称帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地その他合計金額面積(千㎡)交通事業380,08169,996146,0283,8617,283603,3907,394〔1,300〕不動産事業339,2762,286460,8672,7274,792807,2233,210〔3,146〕生活サービス事業68,0127,03571,69798814,646161,3928,838〔18,579〕ホテル・リゾート事業35,8561,36644,8055,8543,77785,8063,935〔3,505〕小計823,22880,685723,39913,43230,4991,657,81223,377〔26,530〕全社8,25420415,538291,42825,425885〔438〕合計831,48280,890738,93713,46231,9271,683,23824,262〔26,968〕 (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、リース資産の合計であり、建設仮勘定は含まれておりません(以下同じ)。2.従業員数の〔 〕は、臨時従業員数を外書しております。3. 臨時従業員数が対前事業年度より増加している主な要因につきましては、5 従業員の状況等(1)従業員   の状況の欄をご参照ください。 (2)交通事業① 鉄軌道業〔国内子会社〕 1.東急電鉄㈱ ア.路線及び施設 2026年3月31日現在線別区間営業キロ単線・複線の別駅数変電所数東横線渋谷~横浜24.2複線2128目黒線目黒~日吉11.9複線13東急新横浜線新横浜~日吉5.8複線3田園都市線渋谷~中央林間31.5複線27大井町線大井町~溝の口12.4複線16池上線五反田~蒲田10.9複線15東急多摩川線多摩川~蒲田5.6複線7こどもの国線長津田~こどもの国3.4単線3鉄道計105.7 8928世田谷線三軒茶屋~下高井戸5.0複線101軌道計5.0 101合計110.7 9929 (注)1.軌間は、鉄道1.067m、軌道1.372m、電圧は、鉄道1,500V、軌道600Vであります。2.東急新横浜線については、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構から鉄道施設を借り入れ、第1種鉄道事業を営んでおります。3.こどもの国線については、横浜高速鉄道株式会社から鉄道施設を借り入れ、第2種鉄道事業を営んでおります。4.鉄道計、合計に記載している駅数については、路線の重複する駅を1駅としているため、線別の駅数の合算とは異なります。  イ.車両数 2026年3月31日現在電動客車(両)制御(付随)客車(両)架線検測車(両)動力車(両)軌道検測車(両)電源車(両)合計(両)70261511111,321 (注)工場として長津田車両工場、車庫として元住吉車庫ほか3カ所があり、概要は次のとおりであります。 2026年3月31日現在名称所在地土地建物従業員数(人)面積(㎡)帳簿価額(百万円)面積(㎡)帳簿価額(百万円)長津田車両工場横浜市青葉区44,32562718,6761,11288元住吉車庫川崎市中原区44,5828,8466,6631,15056奥沢車庫東京都世田谷区9,0876581226-長津田車庫横浜市緑区64,5004,2967,38230366雪が谷車庫東京都大田区8,802133,13820536計 171,29814,44135,8722,798246  2.その他 ア.路線及び施設 2026年3月31日現在会社名線名区間営業キロ単線・複線の別駅数変電所数上田電鉄㈱ *1別所線上田~別所温泉11.6単線151伊豆急行㈱ *1伊豆急行線伊東~伊豆急下田45.7単線*2 157 (注)*1:軌間は、1.067m、電圧は、1,500Vであります。*2:上記の他に、共同使用駅が1駅あります。 イ.車両数 2026年3月31日現在会社名電動客車(両)制御(付随)客車(両)架線検測車(両)動力車(両)軌道検測車(両) 電源車 (両)合計(両)上田電鉄㈱ *155----10伊豆急行㈱ *24426----70 (注)*1:車庫及び工場として、下之郷技術区(長野県上田市)があります。*2:車両基地として、伊豆高原車両区(静岡県伊東市)があります。② その他の交通事業〔国内子会社〕 2026年3月31日現在会社名事業所名所在地設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(㎡)その他合計東急バス㈱淡島営業所他東京都世田谷区他東京都及び神奈川県内11カ所バス業営業所設備*13,4363,3618,479(87,407)21715,5242,195 (注)*1:車両数は乗合バス945両であります。また、土地建物を賃借している設備を含んでおります。 (3)不動産事業主な賃貸施設及び設備は次のとおりであります。〔提出会社〕 2026年3月31日現在事業所名所在地設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(㎡)その他合計渋谷ヒカリエ東京都渋谷区不動産賃貸設備*1、225,92555045,454(6,181)24872,178―東急歌舞伎町タワー東京都新宿区不動産賃貸設備*1、338,55519517,840(3,772)38456,975― 事業所名所在地設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(㎡)その他合計渋谷ストリーム東京都渋谷区不動産賃貸設備*1、441,04618814,106(6,461)10555,447―渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)東京都渋谷区不動産賃貸設備*1、542,579452―(4,145)27243,305―二子玉川ライズ東京都世田谷区不動産賃貸設備*1、617,59421523,200(35,693)25441,264―南町田グランベリーパーク東京都町田市不動産賃貸設備*1、728,7131711,379(84,083)23640,347―横浜市金沢区土地建物横浜市金沢区不動産賃貸設備*1、884―25,381(288,274)―25,466―東急キャピトルタワー東京都千代田区不動産賃貸設備*1、911,111411,851(7,881)4823,015―クイーンズスクエア横浜横浜市西区不動産賃貸設備*1、109,350811,571(8,269)5020,979―青山オーバルビル東京都渋谷区不動産賃貸設備*1、111,456―19,335(2,322)420,795―MUTOH池尻ビル東京都世田谷区不動産賃貸設備 *1、121,676―13,486(3,096)―15,163―たまプラーザ テラス横浜市青葉区ショッピングセンター *1、1311,75741,313(52,320)9813,175―東急渋谷駅前ビル東京都渋谷区不動産賃貸設備*1、14809―10,944(1,201)111,755― TOFROM YAESU TOWER 東京都中央区不動産賃貸設備 *1、153,884156,773(731)6810,741―青葉台東急スクエア横浜市青葉区ショッピングセンター*1、166,62863,614(27,821)3310,282―  (注)*1:賃貸又は施設運営を委託しているため、記載すべき従業員数はありません。 *2:建物の賃貸可能面積は、62,090㎡であります。 *3:建物の賃貸可能面積は、44,854㎡であります。 *4:建物の賃貸可能面積は、58,947㎡であります。 *5:土地は土地区画整理事業による仮換地であり、帳簿価額の算出が困難であるため、 「-」表示としております。      建物の賃貸可能面積は、62,407㎡であります。 *6:建物の賃貸可能面積は、119,252㎡であります。 *7:建物の賃貸可能面積は、47,173㎡であります。 *8:建物の賃貸可能面積は、20,279㎡であります。 *9:土地の一部を賃借しております。土地の賃借面積は、345㎡であります。 建物の賃貸可能面積は、53,665㎡であります。 *10:建物の賃貸可能面積は、58,685㎡であります。 *11:建物の賃貸可能面積は、9,437㎡であります。 *12:建物の賃貸可能面積は、6,376㎡であります。 *13:建物の賃貸可能面積は、164,931㎡であります。 *14:建物の賃貸可能面積は、6,390㎡であります。 *15:建物の賃貸可能面積は、7,833㎡であります。当年度の帳簿価額が昨年度の計画値から乖離が生じている主な要因は、竣工した一部資産を分譲土地建物へ振り替えたことによるものです。 *16:建物の賃貸可能面積は、68,162㎡であります。 〔国内子会社〕 2026年3月31日現在会社名事業所名所在地設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(㎡)その他合計㈱じょうてつJ1札幌北口ビル賃貸オフィス他札幌市北区他不動産賃貸設備*1、24,64016,661(79,133)3911,344―CTリアルティ有限会社セルリアンタワー東急ホテル東京都渋谷区不動産賃貸設備*1、39,175―42,279(9,395)10551,561―渋谷宮下町リアルティ株式会社渋谷キャスト東京都渋谷区不動産賃貸設備*1、410,55758―(―)10310,719― (注)*1:賃貸又は施設運営を委託しているため、記載すべき従業員数はありません。*2:建物の賃貸可能面積は、77,902㎡であります。*3:建物の賃貸可能面積は、104,153㎡であります。*4:建物の賃貸可能面積は、20,735㎡であります。 (4)生活サービス事業主な設備は次のとおりであります。〔国内子会社〕 2026年3月31日現在会社名事業所名所在地設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(㎡)その他合計㈱東急ストア東扇島流通センター 川崎市川崎区物流センター3,93557710,206(60,180)5514,77472 ㈱東急百貨店札幌店札幌市中央区販売店舗設備3,057―11,553(8,486)9114,70255㈱東急百貨店町田東急ツインズ東京都町田市販売店舗設備*12,963―9,100(4,950)6112,12518イッツ・コミュニケーションズ㈱メディアセンター他横浜市青葉区他ケーブルテレビ設備 7,8932,66348(100)5,04815,653619㈱東急レクリエーション他1社東急歌舞伎町タワー東京都新宿区映画館設備等*210,021703,517(1,057)13113,74029 (注)*1:土地建物を賃借している設備を含んでおります。*2:東急㈱との区分所有建物であり、㈱東急レクリエーション持分の土地面積を記載しております。       建物の賃貸可能面積は、8,970㎡であります。 (5)ホテル・リゾート事業主な設備は次のとおりであります。〔提出会社〕 2026年3月31日現在事業所名所在地設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(㎡)その他合計名古屋東急ホテル愛知県名古屋市ホテル設備*13,557527,682(9,173)9311,385―東急セブンハンドレッドクラブ千葉市緑区ゴルフ場設備*1、2585―10,257(1,042,079)―10,843― (注)*1:賃貸しているため、記載すべき従業員数はありません。*2:土地の一部を賃借しております。土地の賃借面積は、225,544㎡であります。  上記の他、主要な賃借及びリース設備として、以下のものがあります。  なお、運営を委託しているため、記載すべき従業員数はありません。 2026年3月31日現在会社名事業所名所在地設備の内容土地の面積(㎡)建物の面積(㎡)従業員数(人)㈱東急ホテルズ横浜ベイホテル東急他横浜市西区他17店ホテル建物―256,919―  (6)全社主な設備は次のとおりであります。〔提出会社〕 2026年3月31日現在事業所名所在地設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(㎡)その他合計Bunkamura東京都渋谷区複合文化設備*1、25,09715112,232(7,763)5417,535― (注)*1:施設運営を委託しているため、記載すべき従業員数はありません。*2:オーチャードホールを除き2023年4月10日より休館しております。 (7)その他・不動産賃貸事業において、当社は、「東京都渋谷区道玄坂二丁目所在土地(帳簿価額 17,719百万円、土地面積 6,215㎡)」を所有しております。再開発計画については「3 設備の新設、除却等の計画」に記載しております。
設備の新設、除却等の計画 FY2026 / 約634字
3【設備の新設、除却等の計画】当連結会計年度末現在における重要な設備の新設、改修等の計画は、以下のとおりであります。今後の所要資金については、借入金、社債及び自己資金でまかなう予定であります。なお、当連結会計年度末現在における重要な設備の除却、売却等の計画はありません。 (1)2026年度 東急電鉄㈱鉄軌道事業設備投資計画 東急電鉄㈱は、2026年度において、鉄道施設や設備の適切な維持更新、激甚化する自然災害対策といった安全投資や、デジタル技術を活用した運営・お客様サービスの高度化、新たな移動需要創出など総額641億円の設備投資を予定しております。投資予定金額(億円)主な投資内容641・車両の新造、リニューアル・駅のリニューアル工事(桜新町駅、田奈駅、宮崎台駅)・各種自然災害対策(降雨・浸水対策、耐震補強工事)・老朽化した構造物の維持・更新(たまプラーザ駅付近のトンネル、鶴見川橋梁) (2)その他の計画 2026年3月31日現在会社名工事件名セグメントの名称設備の内容投資予定金額着手及び完了予定総額(百万円)既支払額(百万円)着手完了渋谷西開発特定目的会社 Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト ・プロジェクト)不動産事業等不動産賃貸設備等172,40032,4662025.12029年度当社渋谷駅街区開発計画第II期(中央棟・西棟等)工事不動産事業不動産賃貸設備70,20018,2952025.52031年度
コーポレート・ガバナンスの概要 FY2026 / 約8,131字
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、社会の基盤を担う責任ある企業として、企業の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、経営の公正性・透明性を確保するとともに、株主をはじめとするステークホルダーに対する説明責任を十分に果たしてまいります。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由イ.企業統治の体制の概要当社は、取締役会を経営および監督の最高機関と位置づけており、原則として毎月1回定例で開催し、法令・定款および取締役会規程の定めによる会社の経営方針および業務執行上重要事項を議決するとともに、取締役の職務執行を監督しております。取締役会は社外取締役4名を含む9名(男性7名、女性2名)で構成されており、2006年6月より取締役の任期を2年から1年に短縮し、会社経営に対する取締役の責任を明確化しております。また監査役会は社外監査役2名を含む4名(男性4名)からなり、株主の負託を受けた独立機関として取締役の職務執行を監査しております。当社は2024年4月より取締役会の諮問機関の構成を変更し、筆頭独立社外取締役を委員長とする「人事報酬委員会」を設置しております。「人事報酬委員会」は、取締役候補者の選定、執行役員その他重要な使用人の選任、相談役・顧問等の委嘱に関する事項、役員報酬に係わる方針の審議のほか、取締役会の一任を受け、取締役の報酬の配分に関する事項、相談役・顧問等の報酬について決議を行っております。また、諮問機関の構成の変更と合わせて、社外取締役ミーティングを設置しており、コーポレート・ガバナンスに関する事項全般ならびに社外取締役が必要と認める事項の意見交換等を行うこととしております。構成員は、筆頭独立社外取締役を座長とし、社外取締役ならびに取締役社長を原則とし、座長の判断により構成員は適宜変更できるほか、必要に応じ集約された意見を取締役会において報告することとしております。2025年度は11回開催しております。業務執行体制としては、経営と執行の分離をすすめ、権限および責任を明確化し、業務執行体制の強化を図ることを目的とした執行役員制度を2005年4月から導入しております。また当社および連結子会社からなる企業集団の経営に関する重要課題を審議する機関として東急グループコーポレート会議を定期的に開催するとともに、会社の業務執行に関する基本方針および重要事項を審議するための経営会議を原則として毎週開催し、効率的かつ効果的な会社運営を実施しております。当社では、2024年度を始期とする中期経営計画で掲げた「持続的な企業価値の向上と事業間連携の深化によるコングロマリットプレミアムの創出」を目的として、連結経営における政策的ミッションの推進を担う役職として、グループ執行役員を設けております。 なお、機関ごとの構成員は次のとおりです。a.取締役会 「(2)役員の状況 ①役員一覧」に記載の役員であり、議長は代表取締役会長 野本弘文です。b.監査役会 「(2)役員の状況 ①役員一覧」に記載の監査役であります。c.人事報酬委員会 委員長の筆頭独立社外取締役 島田邦雄のほか、独立社外取締役 宮崎緑、独立社外取締役 杉山涼子、代表取締役会長 野本弘文および代表取締役社長 堀江正博であります。d.社外取締役ミーティング 座長の筆頭独立社外取締役のほか、社外取締役ならびに取締役社長を原則としております。 なお、当社のコーポレート・ガバナンス体制の模式図は次のとおりです。 ロ.企業統治の体制を採用する理由当社および連結子会社では「安全」をすべての事業の根幹と位置づけ、特に鉄道事業は極めて公共性の高い事業領域に属しており、お客さまの安全の確保が最大かつ最重要の責務であると認識し、積極的な取組みを推進しております。今後も、当社および連結子会社の安全管理体制を保全・確保することにより、企業価値・株主の共同利益を向上させていくためには、コーポレート・ガバナンス体制に基づき、長期的視点に立った経営計画・職務遂行を推進する必要があると考えております。当社の役員に関して、社内取締役には人格および見識にすぐれた高い経営能力を有する幹部社員を登用し、社外取締役には豊富な経験および幅広い見識を有する人材を選任しております。また、監査役には豊富な経験および財務・会計・法務等に関する幅広い見識を有し、かつ当社の事業や財務状況に関する十分な理解を有する人材を選任しております。なお、社外取締役・社外監査役は、その知見や独立した立場からの意見等を当社の経営に反映することで、社内取締役・執行役員の適切な職務執行を確保していると確信しております。さらに当社は、多くの連結子会社とともに幅広い事業を展開しており、連結経営における政策的ミッションの推進を担うグループ執行役員を選任しています。企業集団全体として、株主の皆さま、お客さま、沿線住民の方々、行政機関、関係事業者、債権者、そして従業員やその家族といった、ステークホルダー全般との信頼関係を維持向上させることが重要と考えております。そのため連結子会社を含めた企業集団を全体最適の観点から一元的にマネジメントすることができるよう、内部統制システム等の整備を進め、グループガバナンスを発揮するよう努めております。③ 企業統治に関するその他の事項イ.内部統制システムの整備の状況およびリスク管理体制の整備の状況等グループ経営方針における「コンプライアンス経営によるリスク管理」に基づく取組みを踏まえつつ、経営環境の変化等に対応するため、体制について不断の見直しを行い、実効性のある内部統制の高度化を推進しております。a.取締役および使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制「行動規範」を周知、徹底し、適正な法令遵守体制を構築、運用するとともに、役員および従業員を対象に法令遵守に関する研修等を定期的に実施しております。コンプライアンス上の課題については、サステナビリティ推進会議において社内からの報告を一元的に受けるものとし、このうち重要なものについては、経営会議において審議を行い、取締役会へ報告しております。社内担当部署および社外の弁護士事務所に内部通報窓口を設置し、法令または行動規範に違反する行為に関し従業員および連結子会社従業員が直接通報、相談できるようにするとともに、違反行為の是正を行っております。業務の適切な実行を確保するため、内部監査の体制を強化するとともに、内部監査の結果を経営層に対し報告しております。財務報告の信頼性を確保するため、財務報告に係る内部統制を適切に整備、運用しております。当社では、反社会的勢力および団体とは取引や利益供与等はもちろん、一切の関係を拒絶しております。また、警察当局等外部機関との連携を強化し、反社会的勢力排除のための体制を整備、運用しております。b.取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制取締役の職務の執行に係る文書その他情報について、法令および社内規程等に基づき適切に保存および管理を行っております。c.損失の危険の管理に関する規程その他の体制安全管理上の課題については、サステナビリティ推進会議において社内からの報告を一元的に受けるものとし、このうち重要なものについては、経営会議にて審議を行い、取締役会へ報告しております。連結経営の視点に基づいて当社および子会社の重要リスクの認識、評価を行い、リスク管理方針等を経営会議において審議し、取締役会へ報告しております。事業活動に関する様々な危機管理を行い損失の最小化を図るため、危機管理の基本規程を定め、全社的な危機管理体制を整備、運用しております。 d.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制取締役会において取締役の業務分担を決議し、取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するとともに、執行役員制度に基づき、経営と執行の役割を明確化し、業務執行体制の強化、権限と責任の明確化を行い、コーポレートガバナンスの強化を図っております。取締役会を原則として毎月1回開催するほか、経営会議を開催し、会社の業務執行に関する基本方針および重要事項を審議しております。業務の円滑かつ能率的運営を図るため、業務執行規程を定め、業務組織における主要業務の分掌ならびに権限および責任を明確にしております。重要な情報が識別され適切に経営層に報告されるとともに、指示事項が組織全体に確実に伝達されるための仕組みを整備、運用しております。 e.企業集団における業務の適正を確保するための体制・子会社の取締役等および使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制グループ内部統制ガイドラインの周知により、内部統制の実効性を高めるとともに、子会社に対し、セルフチェック、内部監査等の 手法を組み合わせたモニタリングを実施し、業務の適正を確保しております。東急グループサステナビリティ推進会議を開催し、企業集団としてサステナブル経営を一体的に推進しております。連結経理に関するガイドライン等により財務報告に係る内部統制の整備、運用を行うとともに、評価を実施し、不備を是正しております。 ・子会社の取締役等の職務の執行に係る事項の当社への報告に関する事項グループ経営基本規程に基づいて、子会社から当社へ必要な報告を行わせるとともに、子会社の重要業務の執行等について当社の取締役会、経営会議において審議・報告しております。・子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制グループ経営基本規程に基づいて、当社は子会社に対しリスクの把握、評価、対応を行わせるとともに、東急グループサステナビリティ推進会議等を開催し、企業集団として安全管理活動を一体的に推進しております。鉄道事業における輸送の安全確保について、その整備・運用状況を、東急電鉄株式会社から、当社の取締役会・経営会議に報告しております。 ・子会社の取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制東急グループコーポレート会議を開催し、グループ経営の方針を決定するとともに、グループ会社経営会議等を開催し、子会社の経営実態を把握し、評価しております。f.監査役の職務を補助すべき使用人に関する事項専任部署として監査役会事務局を設置し、その事務局の使用人は監査役の指示に基づきその職務を行っております。当該使用人の人事異動については、監査役と事前協議を行っております。g.監査役への報告に関する体制重要な意思決定の過程および業務の執行状況の把握に資するため、取締役会その他の重要な社内会議への監査役の出席の機会を確保するとともに、当社および子会社の役職員からの監査役への適切な報告を実施しております。当社および子会社の著しい損害が生じるおそれのある事実その他重要な事項について監査役に報告するとともにリスクの管理の状況について監査役に報告しております。内部監査部門は当社および子会社の内部監査の結果等の適切な報告を行い、緊密な連携を保っております。当該報告を行った当社および子会社の役職員に対し、当該報告をしたことを理由として不利な扱いをいたしません。 h.監査役の職務の執行について生ずる費用等の処理に係る方針監査役がその職務を執行するうえで必要な費用については、監査役と協議のうえ毎年度予算措置を行い、その費用の前払い等が必要な場合には、監査役の請求により担当部署において速やかに対応することとしております。i.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制常勤監査役が子会社等の常勤監査役と監査方針・監査方法などの協議・情報交換を行うために定期的に開催する東急グループ常勤監査役会議および連結会社常勤監査役連絡会において、情報提供などの協力を行っております。ロ.責任限定契約および役員等賠償責任保険契約の締結当社は、各社外出身の取締役および監査役との間で、職務を行うことにつき、善意でかつ重大な過失がないときは、会社法第423条第1項の責任について、会社法第427条第1項に基づき、会社法第425条第1項に規定する最低責任限度額を限度とする契約を締結しております。また、当社は、役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結し、被保険者が負担することになる職務の執行に関し責任を負うことまたは当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害を当該保険契約によって填補することとしております。各取締役および監査役は、当該保険契約の被保険者に含まれております。ハ.取締役の定数当社の取締役は20名以内とする旨、定款に定めております。ニ.取締役選任の決議要件当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、定款に定めております。また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。ホ.自己株式の取得当社は、会社法第165条第2項に基づき、取締役会の決議によって自己株式を取得することができる旨、定款に定めております。これは、機動的な資本政策の遂行を可能とするためであります。ヘ.中間配当当社は、株主への機動的な利益還元を行うため、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨、定款に定めております。ト.株主総会の特別決議要件当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨、定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、特別決議を機動的に行うなど株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 ④ 株式会社の支配に関する基本方針イ.当社の財務及び事業の基本的方針 当社は、中長期的な視点に立った経営を推進し、企業価値を持続的に向上させていくためには、以下の各項目を実行することが不可欠と考えております。 ・交通事業は極めて公共性の高い事業領域に属しており、お客さまの安全・安心を根幹として、社会的責任を果たしていくこと・長期的な視点に立ち、循環再投資による「楽しく 豊かで 美しい」まちづくりを中心に、経営の安定性を確保するとともに、各事業間連携の深化によるコングロマリットプレミアムの創出に尽力すること・子会社の少数株主の利益を損なわないように配慮しつつ、グループの各事業を全体最適の観点から一元的にマネジメントすることができるよう、当社が強力なグループガバナンスを発揮すること・株主の皆さま、お客さま、地域社会、取引先企業、債権者、そして従業員やその家族といった事業にとって重要なステークホルダーとの信頼関係を維持向上させること ロ.当社の支配に影響を与える株式の大量取得行為について 当社の株式は上場されており、当社株式の大量取得を目的とする買付であっても、それが当社の企業価値・株主の共同の利益に資すると判断される限り否定されるべきものではありません。また、株式会社の支配権の移転を伴う買収提案について対抗措置をとるべきとの判断には、最終的には合理的手続きを経て確定される株主全体の意思が反映されるべきものと考えております。 しかしながら、株式の大量取得行為の中にはその目的・手法などから見て、企業価値・株主の共同の利益に対して明白な侵害をもたらすもの、例えば短期的な利益追求を目的とすることなどにより鉄道事業の安全確保に悪影響を及ぼす可能性があるもの、また買収を二段階で行い、最初の買付に応じなければ不利益になる、あるいはそのような危惧を抱かせる状況を作り出し、株主に株式の売却を事実上強要するおそれがあるもの等、不適切な方法による、あるいは不適切な者による企業買収の存在は否定できません。また、株式の大量取得行為の提案がなされた場合において、これの是非を判断する十分な情報や代替案を株主の皆さまが持ち合わせていないにも関わらず、そのまま買収が行われてしまう場合もあり得ます。 当社事業にとって重要なステークホルダーの利益を考慮しつつ、このような買収から企業価値・株主の共同の利益を守り、これらに資するよう行動することは、当社の経営を負託された者として当然の責務であると認識しております。 現時点において、当社は具体的にこのような買収の脅威にさらされているとの認識はありませんが、当社株式の取引や株主の異動の状況を常にチェックするとともに、当社株式を大量に取得しようとする者が出現した場合に、判断の客観性を担保しつつ、企業価値・株主の共同の利益を保全・確保および向上させるために必要な措置が取れるよう、社内における体制を整え、役割分担や行うべき対応を明確にしております。 ⑤ 取締役会の活動状況当事業年度において当社は取締役会を15回開催しており、個々の役員の出席状況については次のとおりであります。氏名開催回数出席回数野本 弘文15回15回堀江 正博15回15回藤原 裕久15回15回髙橋 俊之15回15回金指 潔3回3回福田 誠一15回15回島田 邦雄15回15回蟹瀬 令子3回3回宮崎 緑15回15回清水 博15回14回杉山 涼子12回9回 ※金指潔・蟹瀬令子の取締役会出席状況は、2025年6月27日退任以前に開催された取締役会を対象としております。※杉山涼子の取締役会出席状況は、2025年6月27日就任以降に開催された取締役会を対象としております。 当事業年度の取締役会における主な審議内容は以下のとおりです。・取締役会の実効性に関する分析および評価・「業務の適正を確保するための体制の整備に関する事項」の運用状況・内部統制報告書および内部統制評価計画・政策保有株式の保有意義の検証・コーポレート・ガバナンス報告書・株式状況、IR活動報告・取締役会決議事項の進捗状況・鉄軌道事業の安全・安定輸送に対する取り組み・子会社への増資、融資 ⑥ 指名委員会・報酬委員会の活動状況当社は、2024年4月に取締役会の諮問機関の構成を変更し、筆頭独立社外取締役を委員長とする「人事報酬委員会」を設置しております。「人事報酬委員会」は、取締役候補者の選定、執行役員その他重要な使用人の選任、相談役・顧問等の委嘱に関する事項等に関して取締役会からの諮問を受け答申しております。また、取締役の報酬の配分に関する事項、相談役・顧問等の報酬について取締役会からの一任を受け審議し決議を行っております。本委員会の構成員は、取締役会が指名するものとしており、委員長のほか取締役会長、取締役社長および社外役員2名以上としております。2026年度は、筆頭独立社外取締役 島田邦雄を委員長とし、独立社外取締役 宮崎緑、独立社外取締役 杉山涼子、代表取締役会長 野本弘文および代表取締役社長 堀江正博となっております。なお、2025年度においては、議長である筆頭独立社外取締役 島田邦雄のほか、独立社外取締役 宮崎緑、独立社外取締役 杉山涼子、代表取締役会長 野本弘文、代表取締役社長 堀江正博を構成員として全員出席のもと5回開催し、取締役候補者の選任、代表取締役の選定、執行役員等の選任および業務分担、相談役・顧問の委嘱、役員報酬制度の改正、執行役員規程の改正、重要な使用人の選任について諮問を受け、取締役会に答申したほか、取締役会の一任を受け取締役の報酬の配分、相談役・顧問の報酬について決定しました。
人的資本(人材育成・社内環境整備方針) FY2026 / 約6,641字
(戦略)○ビジネスモデルと人材マネジメントポリシー当社グループのビジネスモデルは、交通事業および不動産事業を経営基盤として、各事業間のシナジーを最大化しながら収益を継続的に再投資し、持続的成長を実現する長期循環型事業です。この多角的な事業運営を通じて、コングロマリットプレミアムの創出を目指します。連結各社に強い影響力を持つ中核企業である当社では、人材マネジメントにおいて大切にする想いを人材マネジメントポリシーとして言語化しています。このポリシーはビジネスモデルと密に連動する位置づけであり、長期的な目線で一貫性を持った取り組みを行う基軸となります。中核企業において明確にポリシーや人材戦略を定め、連結各社には自立と共創により総合力を高めるように関わり、人材を連結経営の根幹と位置付けた人的資本経営を各社と連携しながら推進しています。 人材マネジメントポリシー1.リスペクト・信頼をもとに、多様な連携を生み出す先入観や組織上の上下関係・親子関係にとらわれず、相互尊重を基盤に会社間・部門間・チーム間・個人間など網の目状の連携により新価値を創造していきます。2.変化に前向きな人を増やす仲間と新しい価値創造に挑み、様々な変化を前向きにとらえて力に変える人とともに成長します。3.長期的な目線で挑戦と成長を支える人への投資を続け、従業員が新たな仲間や自らの可能性を広げる機会を作り、能力を存分に発揮できるような環境を整えていきます。4.従業員の幸福を追求し、お客さまの幸福を実現するお客さまの求める価値をさらに創出する出発点として、従業員の幸福を大切にします。 当社グループのビジネスモデルにおいて、まちづくりを俯瞰的かつ創造的にとらえ、多様な事業を連携させながら推進する組織運営が企業価値創出の源泉です。そのためには、仲間と新しい価値創造に挑み、様々な変化を前向きにとらえて力に変える人の確保・育成・活性化・定着の質が事業価値に大きく関連しています。当社グループは、連結各社や事業を横断しながら総合的にまちづくりを俯瞰し事業価値を創造する人材、各事業に精通した専門的な人材、デジタル技術活用によって事業横断的に価値を創造する人材の存在に支えられています。なお、人的資本への依存に伴うリスクと対応については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク (5)働き方・人材確保に関するリスク」のとおりです。 ○中期3か年経営計画の「人材戦略」コンセプト2024年度を初年度とする中期3か年経営計画の人材戦略として、「人材を連結経営の根幹と位置づけ、従業員から選ばれ続け“個”を最大化する人的資本経営を推進」することをコンセプトに掲げています。当社グループを取り巻く社会環境は、働く価値観の多様化、少子高齢化、人口減少ならびに就労・雇用環境の変化によって人材流動性が高まり人材獲得競争が激化しております。テクノロジーの進化も踏まえたさまざまな労働市場の変化に正面から向き合い、従業員一人ひとりの「個の最大化」による「企業価値の最大化」の実現を目指しています。特に、当社では個を最大化する3要素として「働きがい」「働きやすさ」「処遇」に対し重点的に取り組んでおります。「働きがい」を高めるために人材マネジメントポリシーを制定し、従業員が理念やビジネスモデルと人事施策の関連性を理解し、自らの貢献と成長の実感を持てるよう積極的に人材育成や風土醸成に取り組んでいます。また「働きやすさ」を高めるために、心理的に安心できイノベーションが起きやすい職場づくりや多様な人材の活躍を支える柔軟な働き方などの社内環境整備を推進します。そして「処遇」は社内外の優秀な人材の定着・獲得・活躍に向け、市場競争力を意識して引き上げてまいります。これらの3要素をそれぞれ高め、連結経営の根幹である従業員から選ばれる企業であり続けることを目指しております。また、毎年1回のエンゲージメントサーベイを通じて従業員の意欲や関与度を測定しております。働きがい・働きやすさを高める人材戦略を全社目線と部門目線に分けて課題を分析し、関係者との対話を通じて適切に施策を実行しております。連結各社においてもエンゲージメント調査と改善を順次開始していることや、当社が中心となりグループ採用の推進を行うなど、中核企業として各社の自立と共創を引き出し、「選ばれ続ける企業」としての総合力を高め、企業価値の最大化を図っております。 ○人材育成方針当社では「従業員一人ひとりに寄り添い、学ぶことで成長が実感できる場の提供」を育成方針に掲げております。人材育成プログラムの大きな枠組みとしては、「グループ経営人材・リーダー育成」「階層別研修」「自律的キャリア形成支援」「自己啓発支援」の4つを設けており、ビジネススキル習得やキャリア支援のためのさまざまな施策を展開しております。「グループ経営人材・リーダー育成」の中核を担う「東急アカデミー」は、東急グループ全体の組織力・人間力を高めることを目的として2006年に開講いたしました。2025年度は33名が修了し、これまで延べ900名以上(2026年3月末現在)の修了者を輩出してきました。「経験」「内省」「学習」の3つのプロセスを通じて経営人材としての能力を高める本プログラムからは、当社およびグループ各社の役員への登用実績も生まれており、次世代経営リーダーの育成・輩出に向けた土壌となっております。また、修了生同士のネットワークは会社および事業の枠を超えた連携や共創の基礎となっており、本アカデミーの修了生が起点となってグループ複数社間での定期的な連携会議が実施されるなど、実務面におけるシナジー創出や多様な連携の基盤が新たに生まれております。「階層別研修」では、各階層の役割に応じたマインドやスキルを学ぶ機会を提供しております。新任管理職研修においてはマネジメント力、新任主事クラス研修においてはリーダーシップ力の向上を図っております。また選択式のスキル研修においては、階層に応じて従業員一人ひとりの強みや弱み、関心のある領域や業務上必要なテーマ等を自身で考えて選択ができるような内容としており、前年度より受講者数が増加するなど学習への意欲が高まっております。「自律的キャリア形成支援」および「自己啓発支援」においては、従業員が主体的にキャリアを描き、挑戦できる環境整備を目指しています。上司部下間での定期的な1on1ミーティングやセルフ・キャリアドック、社外キャリアコンサルタントによる相談窓口の設置などを通じて、中長期的なキャリアデザインを総合的に支援しております。加えて、従業員の学び直し(リスキリング)を強力に後押しするため、2025年度より自己学習費用に対する会社支援を50%から75%へ拡充するとともに、報奨金を伴う資格取得支援制度を新たに導入いたしました。こうした制度拡充の結果、自己学習支援の利用者数は前年度から約30%増加し、年間で延べ330名が新規資格を取得しました。これは多様な事業においてスピード感を持って価値創造をする専門能力や、視野を広げ、まちづくりを俯瞰的かつ創造的にとらえる能力および、そのエンジンである成長意欲そのものが高まっているととらえています。今後も、従業員の成長意欲を会社の持続的な競争力へと繋げる人的資本の最大化に取り組んでまいります。 ○社内環境整備方針労働市場の構造変化をはじめとした社会環境の急激な変化を機会ととらえ、採用を強化していることからさまざまなバックグラウンドを持つ人材の割合が拡大しています。これを踏まえ、当社グループでは「誰もが働き続けたい会社」を目指し、社内環境整備に取り組んでいます。当社グループでは2000年代初頭より働き方改革に積極的に取り組み、働きやすい環境づくりを推進してきており、当社の代表的な取り組みとして、自身の職務や環境に合わせて働く時間や場所を従業員が主体的に選択する「スマートチョイス」を展開し、フレックスタイム制やテレワーク制度、ライフステージに応じて希望により役割は変えずに労働時間を短縮する制度などの整備を行ってまいりました。さらに、今後目指す働き方として、従業員やチームのミッション・成果を意識し、多様な働き方を効果的に選択・組み合わせる「ベストハイブリッド」方針を掲げており、本方針により、フレックスタイム制やテレワーク制度などの効果的な活用、さらに従業員個人やチームの「ベストパフォーマンス」発揮を追求してまいります。また、人材確保や従業員エンゲージメント向上のため、かねてより様々な人的資本への投資拡充を進めており、4年連続となるベースアップ等による継続的な賃金引上げや特別賞与等の支給を通じた業績還元のほか、従業員の中長期的な業績・株価向上の意識醸成を目的とした株式インセンティブの導入、従業員の沿線居住促進や福利厚生の拡充等を目的とした寮・社宅の入居条件緩和なども含めた総合的な処遇改善を実施しております。こうした取り組みに加え、2025年より中途入社社員のオンボーディングプログラムを刷新し、年間を通じた継続的支援を行っています。多様なバックグラウンドを持つ人材が早期にその能力を発揮し、キャリアを築いていけるサポート体制を構築してまいります。さらに、お客さまおよび従業員の価値観やライフスタイル、働き方、行動などの多様化を踏まえ、DEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)を人材戦略の要の一つと位置づけ「制度・風土・マインド」の3つの観点から各種取り組みを展開しております。現在、当社グループのDEIは着実に進展しており、多様性の強化は当社グループの成長力および競争力を高める要因として位置づけられます。当社では外部人材の多様な知見を取り込むべく中途採用に戦略的に取り組んだ結果、2022年度以降新規採用者全体の60%程度の中途採用比率を維持しております。こうした戦略的な採用拡大により、管理職層を含む人材構成の多様化が進んでいます。並行して女性活躍推進も段階的に進んでおります。DEI推進の象徴的な数値目標の一つとして、2026年度末までに当社における「管理職に占める女性比率18%以上」の達成を掲げております。1988年の女性総合職採用開始以来、採用・配属・登用・処遇において性別を問わない公平な運用を継続し、男女ともに働きやすい制度づくりと女性向け研修等の育成施策を積極的に推進してまいりました。この結果、女性管理職比率は、2022年度12.9%、2023年度13.9%、2024年度14.2%と毎年上昇しており、2025年度末には14.8%となりました。上述のとおり、中途採用を通じた戦略的な人材確保等により、計画策定時と比較すると、性別を問わず管理職層全体の多様性が高まりました。結果として、女性管理職比率の進捗は緩やかとなっておりますが、年々上昇を続けております。現状、部門長・部長を含めた意思決定層への登用が進んでいるほか、当社グループでは5名の女性がグループ会社社長を担っております。今後もさらなる採用・登用・育成等に努め、女性活躍推進の取り組みを一層強化してまいります。また、男性の育児休業取得推進を、従業員の幸福に資する取り組みであるとともに、性別を問わず育児と仕事を両立できる環境を整備し、組織の持続可能性を高める重要な施策と捉えております。育児に主体的に関わり、家族と向き合う時間を確保することは、個々の生活基盤の充実に寄与するものであり、その経験は家族間だけでなく従業員間の相互理解やリスペクトを深めるものと考えております。これにより、多様な価値観を尊重する企業文化の醸成や従業員の視野の拡大を通じ、業務における多角的な判断力の向上にも資すると認識しております。当社は男性育児休業の取得を推進することで、従業員エンゲージメントの向上と多様性を活かした価値創出を通じ、企業価値の向上に取り組んでまいります。当社の男性育休取得率においては、2024年度に100%を達成、2025年度は97.6%となりました。引き続き、2027年3月末まで100%の達成・維持を目標に掲げ、仕事と家庭を両立し、意欲的に活躍し続けられる環境整備を実施します。なお、上記の男性育休取得率は後述、主な指標(目標および実績 )における※2の計算方法によるものです。障がい者雇用についても、2004年に設立した特例子会社の株式会社東急ウィルを中心に、従来の鉄道施設内清掃や名刺印刷業務に加え、2023年度からは書類封入作業やノベルティ製作などへ職域を広げ、安心して長く働き続けられる環境づくりを推進しております(2025年度障がい者雇用率実績2.72%)。さらに、2026年4月には東急ウィル奥沢事務所を開設し、さらなる雇用の創出と活躍の場の拡大を図ってまいります。加えて、LGBTQに関する取り組みとして、2016年度以降の勉強会開催や相談窓口の開設、就業規則の変更などを継続しております。2025年度は「Tokyo Pride 2025」に人材戦略室長およびDEI推進担当で参加し、さらに社内イントラで発信することで、社内へのALLY発信に取り組みました。 このような様々なLGBTQ施策が評価され、2017年度から2025年度まで9年連続でPRIDE指標の「ゴールド」を受賞しています。今後も年齢、性的指向、家庭環境、経験、価値観など、より広範な切り口でダイバーシティマネジメントに取り組むことで、持続的な企業価値の向上を図ってまいります。同じく人材戦略の要素である健康経営についても積極的に取り組んでおります。当社グループは、存在理念として「美しい生活環境を創造し、調和ある社会と、一人ひとりの幸せを追求する」ことを掲げております。当社グループでは、従業員の健康をお客さまからの信頼の基盤、企業価値向上の源泉ととらえ、健康経営を経営戦略として位置付けております。その実現に欠かせない健康経営を推進するため、2016年に「健康宣言」を制定し、継続的に健康経営に取り組んでおります。心身の健康は、従業員が働きがいをもって安心して働き続け、長期的な挑戦と成長を支える基盤と考えられることから、諸施策の実施とともに、従業員一人ひとりが健康に主体的に向き合う風土醸成を図っております。従業員のいきいきとした働き方が、お客さまや地域の暮らしを支え、事業の質と持続的成長に資するものと認識しております。健康経営の推進体制においては、取締役社長がその役割を果たすCHO(最高健康責任者)を設置しております。CHOのもと、企業立病院である「東急病院」、当社および東急電鉄㈱の全部門に配置された「専任安全衛生担当」、および「人材戦略室(東急電鉄㈱は経営戦略部)」の三者が密に連携する三位一体の体制を確立しております。これにより、従業員が心身の不調を感じた際には、いつでも安心して職場や産業保健スタッフに相談し、医療を含む適切なケアを受けられる環境を整備しております。また、経済産業省推奨の指標に基づくプレゼンティーイズム調査を継続的に実施しており、最高判定である「A」を継続しております。さらなる改善を目標に、東急病院の産業医・保健師と連携した課題分析に基づき、身体的課題に対しては同院の理学療法士等によるセミナーやAI姿勢分析測定会を開催し、メンタル面においては異動者メンタルチェックを実施することで迅速に産業医等へ相談できる体制を構築しております。さらに、若年層に対しては、将来の健康リスク低減を目的とした「BODYチェンジU-39」を実施しております。保健師・管理栄養士によるSNSを活用した伴走型支援等を通じて、若年層の頃から自発的な生活習慣改善を促す環境を整備しております。これらの取り組みの結果、通算8回目(陸運業最多)となる「健康経営銘柄」に選定されました。今後も、さらなる安全・安心の構築、健やかさの創出、労働生産性および従業員エンゲージメントの向上を目指し、「健康経営戦略マップ」に掲げた2028年度までに達成すべきKGIの実現に向けた各種取り組みを推進してまいります。
事業の内容 FY2026 / 約2,253字
3【事業の内容】当社の企業グループは、当社、子会社130社及び関連会社41社で構成され、その営んでいる主要な事業内容は、次のとおりであります。なお、事業区分は、報告セグメントの区分と同一であります。当連結会計年度末現在の各事業に係る主な事業内容(交通事業)鉄軌道業では、連結子会社の東急電鉄㈱が東京都西南部及び神奈川県において、東横線・目黒線・東急新横浜線・田園都市線・大井町線・池上線・東急多摩川線・こどもの国線の鉄道8路線と東京都世田谷区において、世田谷線の軌道1路線の計9路線、営業キロ110.7kmで旅客輸送を行っております。連結子会社では、伊豆急行㈱が伊豆半島で伊東~伊豆急下田間、営業キロ45.7kmで旅客輸送を行っているほか、上田電鉄㈱が長野県において上田~別所温泉間、営業キロ11.6kmで旅客輸送を行っております。バス業では、連結子会社の東急バス㈱が東京都西南部及び神奈川県において、路線バスの運行を行っております。また、北海道では、連結子会社の㈱じょうてつが路線バスによる旅客輸送及び北海道一円を対象に貸切バス業を行っております。空港運営事業では、連結子会社の仙台国際空港㈱が宮城県の仙台空港において、滑走路の維持管理や着陸料等の収受を行う空港運営事業を行っております。鉄道車両関連事業では、連結子会社の東急テクノシステム㈱が、鉄道車両用機器の設計製作並びに更新修理定期検査の請負、鉄道関係電気工事の設計施工等を行っております。(不動産事業)不動産販売業では、当社が宅地を造成販売し、住宅等の建設販売を行うとともに、不動産コンサルティング業務を行っております。関連会社の東急不動産㈱では、首都圏・近畿圏及び地方中核都市等において、住宅地等の開発及び分譲並びに戸建住宅・中高層住宅・別荘等の建設及び分譲を行っております。また、連結子会社のベカメックス東急有限会社では、ベトナム・ホーチミン市において、住宅地等の開発及び分譲を行っております。不動産賃貸業では、当社が東京都・神奈川県等当社沿線を中心に、また、関連会社の東急不動産㈱が首都圏・近畿圏及び地方中核都市等においてオフィスビル等の不動産の賃貸を行っております。不動産管理業では、連結子会社の東急プロパティマネジメント㈱が、ビル等のプロパティマネジメント業務及び設備管理・清掃その他総合的管理運営業務を行うビル管理業、関連会社の東急リアル・エステート投資法人が、東急リアル・エステート・インベストメント・マネジメント㈱に資産運用業務を委託し、成長性、安定性及び透明性の確保を目指した資産運用を行っております。また、関連会社の㈱東急コミュニティーが、同様のビル管理業及びマンションの事務管理・設備管理等総合的管理運営業務を行うマンション管理業を行っております。不動産仲介業では、関連会社の東急リバブル㈱が関東地方を中心とする主要都市において、地域に密着したネットワークによる住宅等の斡旋・仲介及びそれらに付帯するサービスの提供・斡旋を行っております。建設業では、関連会社の東急建設㈱が、住宅・事務所・庁舎等の建築工事及び道路・鉄道・土地造成等の土木工事を行っております。また、関連会社の世紀東急工業㈱が、土木工事・舗装工事・水利工事・建築工事を行っております。(生活サービス事業)百貨店業では、連結子会社の㈱東急百貨店が、東京都、神奈川県、北海道札幌市において百貨店業を行っております。また、連結子会社の㈱ながの東急百貨店が長野県において同様の事業を展開しております。チェーンストア業では、連結子会社の㈱東急ストアが、首都圏を中心に食料品・衣料品・日用品等の生活用品を取り扱っております。ショッピングセンター業では、連結子会社の㈱東急モールズデベロップメント及び㈱SHIBUYA109エンタテイメントが、渋谷を中心に都市型ファッションビルを展開するとともに、東急線沿線を中心に商業施設の運営を行っております。クレジットカード業では、連結子会社の東急カード㈱が、クレジットカードの取扱いに関する業務を行っております。ケーブルテレビ事業では、連結子会社のイッツ・コミュニケーションズ㈱が、東京、川崎、横浜の当社沿線を中心に敷設された光ファイバーケーブル及び同軸ケーブルによるネットワークを通じ、ケーブルテレビサービス及びインターネット接続サービスを提供しております。広告業では、連結子会社の㈱東急エージェンシーが、各種広告の代理業務を行っております。映像事業では、連結子会社の㈱東急レクリエーションが、全国各地にシネマコンプレックス(複合映画施設)を展開するとともに、映像関連イベントの運営・受託、直営映画館での広告プランニングを行っております。 (ホテル・リゾート事業)ホテル業では、当社および連結子会社の㈱東急ホテルズがホテル経営と資産マネジメントを行い、連結子会社の東急ホテルズ&リゾーツ㈱が、「東急ホテル」「エクセルホテル東急」「東急REIホテル」の各ブランドに加え、東急ブランドホテルの枠を超える個性を有するホテルのブランド群「DISTINCTIVE SELECTION」にてホテルの運営(当連結会計年度末現在直営37店舗)を行っております。ゴルフ業では、連結子会社の㈱スリーハンドレッドクラブ、㈱東急セブンハンドレッドクラブなど5社がゴルフ場の営業を行っております。企業集団の状況について事業系統図を示すと次のとおりとなります。
事業等のリスク FY2026 / 約7,076字
3【事業等のリスク】当社グループでは、定期的にリスク認識の再評価、及びリスク軽減に対する取り組み状況の評価を行い、発生の回避及び発生した場合の影響最小化に向けての対応に努めております。有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある連結経営上の最重要リスクとして、「経営環境変化への対応に関するリスク」、「安全管理への対応に関するリスク」、「情報セキュリティに関するリスク」、「コンプライアンスに関するリスク」、「働き方・人材確保に関するリスク」、「長期・広範な人流阻害に伴うリスク」の6つを設定しております。リスクの内容及びリスクコントロールの取り組みは次のとおりであります。なお、本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。また、以下の記載は、当社グループの事業等のリスクをすべて網羅することを意図したものではないことにご留意ください。 (1)経営環境変化への対応に関するリスク① 金融市場混乱・金利上昇・格下げ・信用不安により、財務状況が悪化するリスク当社グループは、これまで鉄軌道業をはじめとする各事業の必要資金の多くを、社債や金融機関からの借入により調達しているため、市場金利が上昇した場合や、格付機関が当社の格付けを引き下げた場合、ESG関連評価機関の評価が低下した場合には、相対的に金利負担が重くなったり、資金調達の条件が悪化したりすることにより、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、引き続き、資金調達の多様化を進め、金利の長期固定化や返済期限の平準化等により再調達リスクを抑制しつつ、コマーシャル・ペーパーの活用等、短期金融市場活用による機動的資金調達力の向上、及び価格政策等の推進により、金利上昇を上回る内部成長の実現に取り組んでおります。 ② 各種市況の悪化により、工事費等、調達コストの高騰が発生し、収益性が低下するリスク当社グループは、原材料・労務費等の市場価格動向を踏まえコスト削減を行っていますが、工事費等の調達コストが高騰した場合には、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、バリューエンジニアリングやコストダウン、調達チャネルの多様化、継続的な工事内容の精査等、市場動向を踏まえた市況変化への対応力強化に取り組んでおります。 ③ 需要・事業性の予測(インフレ影響、為替影響、インバウンド需要等)見誤りにより、収益確保、事業継続が困難となるリスク当社グループは鉄道沿線地域に経営資源が集中しており、少子高齢化や人口減少による既存事業の需要減少、生活スタイルの変化による既存の交通やオフィス・商業施設の利用減少、新たな産業やビジネスモデルの登場による既存事業の競争力低下等が起こった場合には、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは、「中期3か年経営計画」により、各種施策を実施しておりますが、需要の予測値との乖離や経済情勢の変化等によって、これらの計画が予定通り進捗しない場合や、想定した収益や期待した効果を生まない場合があり、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため経営陣は、各事業の業績動向、業績変化の兆候について早期に把握するとともに、対策の議論、意思決定、及びモニタリングを迅速かつ適切に行い、商品企画やデジタル施策強化による販路拡大、特定の国・地域に偏らない集客エリア拡大等に取り組んでおります。 ④ DX対応遅延・システム障害、生成AI活用不足により、収益確保・事業継続が困難となるリスク当社グループは、ITシステムやクラウドサービス等の情報システムネットワークを活用して事業を行っておりますが、ITインフラの複雑化に伴ってシステム障害対応も複雑化し、重大なシステム障害が発生した場合、システム復旧や損害賠償の支払等が発生するほか、顧客の信頼を失うことで、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、DXに対する資金、人材、その他リソースの不足等により、消費者ニーズや社会情勢の変化に適切に対応できず、ビジネスモデルが陳腐化することによって競争力が低下する可能性があります。このため、ITシステムを一元的に管理・支援する体制を構築するとともに、社長(委員長)、役付役員等を構成員とするDX委員会が決定するデジタル・ITに関する重要方針に従い、グループ横断的なデジタル・マーケティング戦略を推進しております。加えて、生成AIシステム利用に関する注意点やリスク例の周知にも取り組んでおります。 ⑤ SDGsへの対応やESG投資方針に沿った取り組みが進まないことにより、ステークホルダーからの評価・信頼が低下するリスク当社グループは、SDGsへの対応やESG投資方針に沿った取り組みを積極的に行っていますが、この取り組みが進まない場合、ステークホルダーの皆さまからの評価・信頼が低下する可能性があります。このため、2025年9月に改定した「環境ビジョン2040」では、自社の環境目標をより高い水準に更新するとともに「街への取り組み目標」を新たに定め、脱炭素や循環型社会の実現に向けて、TNFD対応やカーボンニュートラルに向けた移行計画の検討等、ESG評価改善の取り組みを継続するほか、ESG関連方針を取引先(サプライチェーン)へ浸透させるための取り組みを推進しております。 ⑥ 事業展開エリアでの政権交代・税制等行政施策の変更等に伴う市況激変リスク景気低迷の長期化による世帯年収の減少や増税等による個人消費の低迷継続、各事業における法制度の変更等が生じた場合、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、市況及び政治・経済・法制度の変化を見据えた中長期的な運営方針を構築し、修繕・設備投資を含む適切な事業計画の策定、利便性向上や魅力的なテナントミックス、話題性の提供による施設集客力の維持向上等、各種対策に取り組んでおります。 (2)安全管理への対応に関するリスク① 人為的事故(業務委託先起因を含む)の発生により、損害補償とともにサービス・施設への信頼を損なうリスク重大な人為的事故(業務委託先起因を含む)等が発生し、人的被害や事業の中断等が生じた場合には、当社グループのブランドイメージの低下やお客さまからの信頼・信用を失うことで、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、当社グループは、安全基本方針に沿って事故、設備や情報システムの故障、食品、建設工事等の品質問題、その他の理由によるトラブルの発生を想定したさまざまな施策を講じており、東急線全駅(※)へのホームドア・センサー付固定式ホーム柵の設置、事故等発生状況の情報収集・展開による再発防止策の実践、委託先に対する業務管理、安全配慮義務遵守の徹底、過去の事故に対する再発防止策の有効性評価などに取り組んでおります。 ※ 世田谷線・こどもの国線を除く ② 品質管理不備、製品欠陥・リコール、お客さまからのクレーム・ご意見等への対応が不十分で、品質を維持したサービスの提供ができなくなるリスク当社グループは、鉄道、不動産、生活サービス、ホテル・リゾート事業など、お客さまの生活に密着した事業を展開しておりますが、不適切な商品管理体制や従業員の教育不足等の人為的な理由により、提供商品やサービスの不具合、食品安全衛生上の事故等が発生した場合、お客さまの生命・身体・財産の毀損による損害賠償等が発生するほか、お客さまの信頼・信用を失うことで、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、グループ経営理念に則り、安全基本方針を定め、お客さまの安心と信頼を基本としたクオリティある商品・サービスを提供するため、関連する法令等の遵守、安全に関する取り組みと継続的な改善により、安全がすべてに優先するという企業文化の確立・維持・向上に取り組んでおります。 ③ テロ、政情不安による治安悪化に伴う施設損壊・お客さまの死傷等によりサービスの提供停止とともに、社会的信頼が損なわれるリスクテロ等の外的要因による重大な事故等が発生し、人的被害や事業の中断等が生じた場合には、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、当社グループは、テロ等の不法行為による災害、その他の理由によるトラブルの発生を想定したさまざまな施策を講じており、東急電鉄㈱所属の全車両への車両内防犯カメラの設置、駅施設や商業施設等への警備員の効果的配置等、安全の取り組みを進めております。 ④ 保険料率の高騰や保険会社による引受制限等により、事故対応において保険対応ができなくなるリスク自然災害の増加など、社会情勢の変化を踏まえた保険料率の高騰や保険会社による引受制限等により、事故対応において保険対応ができなくなる可能性があります。このため、当社グループでは、保険の補償範囲の見直し、自家保険化に関する検討に加え、事故時の保険金額請求是非の検証についても進めております。 (3)情報セキュリティに関するリスク① 情報管理上の不備(ITセキュリティを含む)により、機密情報、個人情報の漏洩・紛失が発生し、その処理とともに社会的信頼を損なうリスク当社グループは、社会的なインフラを担うシステムやサービスを提供しており、サービス提供に支障をきたすような運用中の障害、個人情報を含む機密情報の大規模な漏洩・紛失等が生じた場合には、当社グループの社会的信用やブランドイメージの低下、発生した損害に対する賠償金の支払い等により、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、設備や情報システムの故障、その他の理由によるトラブルの発生を想定したさまざまな施策を講じており、交通・決済・通信等重要なインフラを担う連結各社において外部によるセキュリティアセスメントの実施及び改善計画策定等、各種対策に取り組んでおります。 ② サイバー攻撃、コンピューターネットワークへの不正アクセス等によるサービスの提供停止とともに、社会的信頼が損なわれるリスク当社グループは、社会的なインフラを担うシステムやサービスを提供しており、サイバー攻撃やコンピューターネットワークへの不正アクセス等によるサービスの停止や顧客情報、当社グループの経営・業務運営上の情報等の漏洩、データの破壊・改ざん等が発生した場合には、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、ゼロトラストに基づくアクセス管理を強化するとともに、ウイルス対策や不正侵入防止監視ツールの導入等の技術的対策の実施、従業員への標的型攻撃メール訓練等によるセキュリティ教育等の実施、大規模インシデントを想定したルール等の整備及び発生時の対応訓練など各種セキュリティ対策に取り組んでおります。 (4)コンプライアンスに関するリスク① コンプライアンス違反、グループガバナンスの徹底不足による子会社・孫会社の不祥事の発生により、その損失処理とともに企業としての社会的信頼を損なうリスク当社グループは、鉄軌道業、不動産事業をはじめとする各種事業において、関係法令を遵守し、企業倫理に従って事業を行っておりますが、これらに反する行為が発生し、社会的信頼を損なった場合には、お客さまや取引先の離反等により、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、経営トップによるコンプライアンス遵守メッセージの発信、コンプライアンス全般及び法改正対応に関する啓発や研修の実施、子会社・孫会社に対するコンプライアンスセルフチェックの実施、腐敗行為防止方針に基づく取引先等との接待・贈答に関する調査など、継続的にコンプライアンス・リスクマネジメント委員会が中心となって、コンプライアンス・リスクマネジメント体制の強化に取り組んでおります。 ② 経理統制体制の脆弱さにより、会計等処理に重大なミス・不正が生じ不適正な財務諸表を公表する等、社会的信用力が低下するリスク当社グループは、関係法令を遵守し、各国の会計基準に基づき、連結経理体制の最適化、ガバナンス強化に向け、各種施策を講じておりますが、これらに反する行為が発生し、社会的信頼を損なった場合には、お客さまや取引先の離反等により、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、連結経理体制の最適化、国内連結各社の会計システム共通化による業務標準化等に取り組んでおります。 ③ 内部通報に対して適切な措置が取られず、コンプライアンス違反が見過ごされ、企業としての社会的信用力が低下するリスク当社グループでは、不正・不祥事を含むコンプライアンス上の課題の早期発見、是正を図るため、法令違反、社内規程違反などに関する通報やコンプライアンス的に問題と思われる行為などに関する相談を受け付ける内部通報窓口を設置していますが、内部通報に対して適切な対策が取られず、コンプライアンス違反が見過ごされることにより、社会的信頼を損なった場合には、お客さまの信頼・信用を失うことで、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、内部通報窓口は、社内のほか、弁護士事務所にも窓口を設置し、当社グループの従業員(取引先を含む)などからの通報・相談に対応しております。また、通報したこと、相談したこと、調査に応じたことによって、報復などの不利益な取り扱いを受けることがないよう、内部通報制度に関する規程で通報者、相談者、調査協力者の保護を明確にし、徹底しております。 (5)働き方・人材確保に関するリスク① 生産年齢人口減少傾向に加え、社員の定着率低下、離職率増加により、適切な人材資源が不足・安定的な確保ができず、サービスを持続的に提供できなくなるリスク少子高齢化や人口減少ならびに就労・雇用環境の変化による人材流動性の高まりにより、人材流出や採用難が今後深刻化し、人員不足に起因するサービスの低下や風評等につながる場合には、お客さまや取引先の離反等により、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、エンゲージメントを軸とした働きがいと働きやすさを高める職場環境整備の改善活動や健康経営・DEIへの取り組みを通じ、総合的な観点から当社グループの魅力を高め続け、正社員・フルタイム勤務者に依存しない多様で柔軟な働き方の提供に加え、多様な人材の採用力強化、専門人材育成等の施策を通じて、人材の確保・育成に努めております。 ② 処遇改善や柔軟な働き方への対応が遅れ、人材資源の質的な確保・育成ができず、人材力・技術力の低下がブランド価値の毀損につながるリスク当社グループにおいて、処遇改善や柔軟な働き方への対応の遅れにより人材の質的な確保・育成ができなかった場合、事業機会の逸失、サービス品質の低下、事業運営が困難となり、ステークホルダーからの信頼を損ない、ブランド価値を毀損するリスクがあります。このため、採用競争力を意識した処遇の見直し、デジタル人材をはじめとした戦略的な制度設計方針などの金銭的なアプローチ及び事業独自の人材育成プログラムの構築や戦略的人事ローテーションによる持続的な人材育成や、柔軟な働き方、福利厚生の充実など、非金銭的なアプローチの両面から総合的な改善を続けております。 (6)長期・広範な人流阻害に伴うリスク① 地震・風水害・噴火等の自然災害により長期・広範な人流阻害が発生し、採算性が低下するリスク当社グループの事業エリアにおいて、地震・風水害・噴火等の自然災害により、施設損壊・人的被害等による事業の中断、長期・広範な人流阻害が発生した場合には、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、当社グループ全体でのBCM体制の強化、気候変動に伴う営業損失・社会的影響評価の実施に加え、防災啓発、耐震補強工事、初動対応計画の策定・訓練実施、大規模震災に備えたリスクファイナンスなど、予防・被害最小化の両面から各種対策を継続的に進めております。 ② 感染症等の外的要因により長期・広範な人流阻害が発生し、採算性が低下するリスク感染症等の外的要因によって、長期・広範な人流阻害が発生した場合、営業制限等による事業活動停止が発生し、採算性の低下につながる可能性があります。このため、新型感染症等発生への継続的な体制整備を図り、感染症等の影響期間中にも人流に左右されない取り組みを進めております。 ③ 事業エリアにおける人口減少に伴う人流阻害が発生するリスク当社グループの事業エリアにおける居住人口が減少することにより、人流阻害が発生する可能性があります。このため、沿線の魅力づけによる居住人口の確保に取り組むほか、乗車サービスの認知度向上、沿線の魅力発信・プロモーション実施、移動創出に向けたマーケティング等、新たな移動喚起に向けた取り組みを進めております。
事業方針・経営環境 FY2026 / 約2,669字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において、当社グループが判断したものであります。(1)グループ理念当社グループは、「美しい時代へ―東急グループ」をグループスローガンとして掲げるとともに、「グループを共につくり支える志を持ち、共有する理念」として、以下のとおり「グループ理念」を定めております。(グループ理念)「存在理念」:美しい生活環境を創造し、調和ある社会と、一人ひとりの幸せを追求する。「経営理念」:自立と共創により、総合力を高め、信頼され愛されるブランドを確立する。〇市場の期待に応え、新たな期待を創造する。〇自然環境との融和をめざした経営を行う。〇世界を視野に入れ、経営を革新する。〇個性を尊重し、人を活かす。もって、企業の社会的責任を全うする。「行動理念」:自己の責任を果たし、互いに高めあい、グローバルな意識で自らを革新する。 (2)サステナブル経営の方針当社は、「安全・安心」、「まちづくり」、「生活環境品質」、「ひとづくり」、「脱炭素・循環型社会」、「企業統治・コンプライアンス」をサステナブル重要テーマ(マテリアリティ)として設定しており、これらに向き合い、「未来に向けた美しい生活環境の創造」および「事業を通じた継続的な社会課題解決」に取り組んでいくという“サステナブル経営”を経営の基本姿勢としています。 (3)中期3か年経営計画2024年度を始期とする中期3か年経営計画を策定し推進しております。本計画では、今後起こりうる経営環境変化に能動的に対応すべく、安定的で成長力ある事業ポートフォリオを構築しながら資本効率向上と財務健全性維持の両立を図るとともに、株主資本コストを意識した経営を推進し、持続的な企業価値の向上と事業間連携の深化によるコングロマリットプレミアムの創出を図ります。また本計画の策定にあわせて、『Creative Act.創造力でしなやかに“世界が憧れるまち”を』を、ビジョンワードとして設定しました。従業員ひとりひとりが輝ける会社となり、お客さまへの優れたサービスの提供と明るい未来の創造を目指していきます。本計画の概要は以下の通りです。 (目指すビジネスモデル)交通/不動産を軸とした事業間シナジーと再投資により持続的成長を実現する長期循環型事業 (基本方針)外部環境の変化が継続する中、本計画の3か年を再起動の期間と位置づけ、事業戦略・コーポレート戦略の推進により経営基盤を強化するとともに資本効率等を重視する経営への転換を図り、持続的な企業価値の向上につなげる。 (重点施策)1)既存事業の収益力向上による内部成長の実現(各事業の利益創出力・競争力の強化)・「移動」を通じた社会価値提供と収益性の両立・バリューアップ投資と事業間連携による利益創出力の強化2)持続的成長のための「成長投資継続」(事業領域の拡大)・不動産開発事業を通じたエリア価値の継続的な向上・不動産販売事業拡大とバリューチェーン強化、資産ポートフォリオ戦略・海外事業の継続推進、GX投資3)連結経営/事業推進基盤の強化・人材戦略、デジタル戦略の推進、事業ポートフォリオ管理と経営資源配分の最適化 (経営指標)具体的な数値目標については以下のとおりです。なお、2026年度、2027年度数値については2026年5月公表数値を記載しております。 定量指標2025年度実績2026年度予想2027年度目標EPS152.25円158.15円164.88円ROE10.0%9.6%9.3%ROA(総資産事業利益率)3.7%3.8%3.7%東急EBITDA2,279億円2,368億円2,400億円営業利益1,031億円1,100億円1,120億円親会社株主に帰属する当期純利益870億円900億円920億円有利子負債/東急EBITDA倍率6.1倍6.1倍6.0倍 従来は、規模の指標として、「営業利益」、「東急EBITDA」、健全性指標として「有利子負債(※)/東急EBITDA倍率を重視して参りましたが、本計画では資本効率を重視する経営へ深化させ、最も重視する経営指標を、「EPS」、「ROE」、「ROA(総資産事業利益率)」の3つと定めております。また、「EPS」、「ROE」の分子となる「親会社株主に帰属する当期純利益」も、重視する指標に加えております。当社の株主資本コストは、2026年3月時点推計値として、CAPM(資本資産価格モデル)および株式益利回りより算出し、5.7%~7.9%と認識しており、規模拡大のみならず効率性や財務健全性を重視し、株主資本コストを意識した経営を推進してまいります。 〇経営指標(当社独自の指標等)採用に関する補足「ROA(総資産事業利益率)」の分子とする事業利益は、営業利益に、収支が会計ルール上、営業外収益で計上されてしまう海外事業や空港運営事業等の利益も加算した利益を指しております。なお、事業利益の算出方法は、以下のとおりです。事業利益=営業利益+上場会社を除く持分法投資損益+不動産事業等に係る受取配当東急EBITDAは、大規模工事の竣工等による営業利益の変動を補正したうえで、事業スキームの多様化を反映し、当社の稼ぐ力をより正確に表す指標として採用しております。なお、東急EBITDAの算出方法は、以下のとおりです。東急EBITDA=営業利益+減価償却費+固定資産除却費+のれん償却費+受取利息配当+持分法投資損益※ 有利子負債:借入金、社債、コマーシャル・ペーパーの合計 (投資計画・株主還元の考え方)投資計画については、今回アップデートを行い、本中期経営計画3か年合計で4,900億円を計画しております。内訳としては、鉄道事業投資に1,800億円、バリューアップ投資を含めた既存事業投資として1,300億円、不動産開発投資をはじめとした成長投資として1,800億円を見込んでおります。株主還元の考え方については、中期経営計画で定めた配当方針として安定配当の継続と、利益成長に応じた配当金の持続的な増加を掲げており、2026年度につきましては2円増配の1株あたり年間32円の配当を予定しております。また資本政策に関しても機動的かつ積極的に実施する方針としており、200億円、1,300万株を上限とする自己株式取得についても決議いたしました。業績や資金状況もふまえつつ、総還元性向40%を当面の目安として意識してまいります。
経営者による分析 FY2026 / 約9,941字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(業績等の概要)(1)業績当期における我が国経済は、原材料価格や工事費の高騰、金利上昇、中東情勢をはじめとする地政学リスクや通商政策の動向などの影響により、経済の先行きは不透明な状況が続いたものの、個人消費の持ち直しやインバウンド需要の拡大もあり、全体としては緩やかな回復基調で推移しました。 当社グループにおいては、『Creative Act.』をビジョンワードとする中期3か年経営計画に基づき、今後起こりうる経営環境変化に能動的に対応すべく、安定的で成長力ある事業ポートフォリオの構築に取り組んでまいりました。当連結会計年度の営業収益は、ホテル・リゾート事業を中心に全ての事業で好調に推移したことにより、1兆861億7千9百万円(前年同期比3.0%増)、営業利益は1,031億9千3百万円(同0.3%減)、経常利益は1,161億3千2百万円(同7.8%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、870億7千1百万円(同9.3%増)となりました。セグメントの業績は以下のとおりであり、各セグメントの営業収益は、セグメント間の内部営業収益又は振替高を含んで記載しております。なお、各セグメントの営業利益をセグメント利益としております。 (交通事業)東急電鉄㈱では、安全投資と成長投資の両輪による鉄道事業の持続的成長を目指し、鉄道施設の適切な維持更新や、激甚化する自然災害への対策、デジタル技術を活用した運営等に取り組んでおります。更なる安全性と快適性を追求した大井町線の新型車両導入および目黒線の車両リニューアル、3D式踏切障害物検知装置の高度化の実施、BCP強化を目的とした市が尾大規模蓄電池の設置等、計594億円の設備投資を実施しました。また、さらなる鉄道ネットワークの改良として、蒲田駅と京急蒲田駅間の0.8kmをつなぐ新空港線の速達性向上計画について、2025年10月に国土交通省より認定を受けました。運行頻度や車両編成数、整備効果等、具体的な計画内容の認定を受けたことにより、新線開通へ大きく前進しました。また、東京都・品川区と協力して進める大井町線戸越公園駅付近の連続立体交差事業について、2026年2月に国土交通省から認可されました。踏切解消による安全・安定輸送に加え、利便性の向上を目指し、2026年度より工事を進めてまいります。快適でシームレスな乗車体験の提供に向けて、2026年3月に関東の鉄道事業者11社局による「クレジットカード等のタッチ決済による後払い乗車サービス」の相互利用を開始しました。今後も更なる利便性向上を図ります。 このほか、東急バス㈱および㈱じょうてつは乗務員不足と国の制度拡充を踏まえ、外国人運転士を受け入れ・育成しています。東急バス㈱は2025年度採用の7名中3名が単独乗務開始、㈱じょうてつは2025年度採用の3名を2028年度乗務開始へ向け養成し、今後も、多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍するダイバーシティ経営を推進してまいります。東急電鉄㈱の輸送人員は、定期・定期外ともに前年を上回り、定期で3.4%増加、定期外で2.7%増加し、全体では3.1%の増加となりました。また、運賃収入は輸送人員の増加に伴い、定期で0.4%増収、定期外で2.6%増収し、全体では1.8%の増収となりました。連結子会社の輸送人員は、伊豆急行㈱で3.0%増加いたしました。バス業では、東急バス㈱の輸送人員が0.4%減少いたしました。この結果、交通事業全体の営業収益は2,269億4千6百万円(同2.9%増)、営業利益は273億4千1百万円(同5.7%減)となりました。 (東急電鉄㈱の鉄軌道業の営業成績)種別単位第156期第157期2024.4.1~2025.3.312025.4.1~2026.3.31営業日数日365365営業キロ程キロ110.7110.7客車走行キロ千キロ156,282155,720輸送人員定期外千人489,438502,515定期千人594,441614,509計千人1,083,8791,117,024旅客運輸収入定期外百万円92,28094,709定期百万円57,89358,128計百万円150,173152,837運輸雑収百万円13,39013,524収入合計百万円163,563166,361一日平均収入百万円448456乗車効率%44.045.4 (注) 乗車効率の算出方法乗車効率=輸送人員×平均乗車キロ× 100客車走行キロ平均定員 (不動産事業)不動産事業では、ホテル、商業施設等の売り上げが好調に推移し、賃料収入が増加したことや、資産回転型ビル事業において物件売却があったこと等により、営業収益は2,629億9千5百万円(同3.6%増)となりました。一方、不動産販売業において前年に大型マンション販売があった反動減等により、営業利益は435億9千5百万円(同9.9%減)となりました。2025年4月、当社が参画する宮益坂地区第一種市街地再開発事業は、東京都知事より市街地再開発組合の設立認可を受けました。渋谷エリアに不足する大規模ホール及び宿泊滞在施設の整備や、官民連携の産業育成支援施設の創造により、東京の代表的なビジネス・交流拠点の一つとなり、世界をリードする国際ビジネス交流都市・東京渋谷の発展に寄与することを目指します。また、2025年5月には渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)の工事に着工しました。2030年度には多層な歩行者ネットワークが概成、2031年度には渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)の完成等、2034年度の全体完成に向け、各鉄道駅間の乗換えやまちへのアクセスを飛躍的に改善させるとともに、魅力あるスポットへの利便性を高めてまいります。駅とまちが一体となった都市再生に関するモデル的プロジェクトとして、世界中から常に注目を集める渋谷の核となることを目指して、引き続き自治体・地元・事業者が連携して事業を推進し、渋谷のまちの成長に貢献してまいります。 さらに、当社および東急電鉄㈱、鷺沼駅前地区市街地再開発組合は、2026年3月より、鷺沼駅の改良工事を実施し、駅まち一体の都市空間整備に着手しました。商業・住宅・公共施設・交通広場からなる複合再開発を通じて、駅を中心に多様なライフスタイルに対応した、地域生活の核となる拠点形成を図ります。当社含め8社が参画し、開発を行ったJR関内駅前の「BASEGATE 横浜関内」が、2026年3月19日にグランドオープンしました。当街区は、オフィスや新産業創造拠点、飲食店を中心とした商業エリア、旧横浜市庁舎行政棟を保存・活用したホテル等からなる、「新旧融合」の大規模複合街区プロジェクトで、連日賑わいを見せております。海外では、ベトナム国ビンズン新都市において、ベカメックス東急有限会社は新たな高級分譲マンション「MIDORI PARK The TENⅡ(地上14階 ・総戸数374戸)」を2026年3月に着工しました。本物件近接の商業施設「MIDORI PARK SQUARE」のエリア拡張も行い、生活利便性を高めています。ビンズン新都市はベトナム行政再編 に伴い、新ホーチミン市北部の中心拠点となりました。2026年度に15周年を迎えるベカメックス東急有限会社は今後もビンズン新都市の発展に寄与してまいります。 (生活サービス事業)当社は、生活サービス事業を街の生活基盤として沿線価値の向上に寄与するものと位置づけるとともに、収益力の向上に取り組んでまいりました。同事業は、魅力ある施設づくりに加えて、お客さまの期待を上回る商品やサービスの提供に努めるとともに、交通事業、不動産事業をはじめとする各事業との相乗効果を発揮するため、グループ間連携をさらに促進しております。リテール事業においては、マーケットの変化に対応するため構造改革を推進しており、2025年4月、東急百貨店や東急スクエア等の当社商業施設を運営する子会社6社を傘下に置く、東急リテールマネジメント㈱を設立しました。経営効率の高度化とスケールメリットを活かした事業展開を進めます。また、2025年9月に、韓国で複数の商業施設を展開する㈱新世界と、相互送客・プロモーション等の業務提携に向けた基本合意書を締結しました。 ㈱東急グルメフロントは、ラグジュアリーティーブランド「TWG Tea」を国内で9店舗展開しており、2025年12月には日本初上陸となる「Bacha Coffee(バシャ コーヒー)銀座」を開業しました。Bacha Coffeeは、35か国から厳選した100%アラビカ種のスペシャルティコーヒーを200種類以上取りそろえたコーヒーブランドで、店舗には連日多くのお客さまにご来店いただいております。ICT・メディア事業においては、当社は、インディーズアーティストの創作・表現活動を支援し、世の中を楽しくする“舞台”を街につくる目的で立ち上げた「FROM STREET PROJECT」の一環として、新宿・東急歌舞伎町タワーでの経験を活かし、渋谷駅周辺の広場や店頭スペースにて施設管理者公認のストリートライブ「Shibuya Street Live」を2026年3月より開催しています。生活サービス事業では、㈱東急レクリエーションで好調な映画市況を取り込んだことや、㈱東急パワーサプライで電力調達原価の低下があったことなどから、営業収益は5,332億7千1百万円(同1.1%増)、営業利益は218億6千8百万円(同13.0%増)となりました。 (ホテル・リゾート事業)ホテル・リゾート事業では、都心エリアのホテルを中心としてインバウンド需要を取り込んだことなどにより好調に推移し、ホテルの客室平均単価は26,681円(同+2,761円)となりました。この結果、営業収益は1,393億4千6百万円(同9.8%増)、営業利益は97億1千万円(同46.0%増)となりました。東急ホテルズ&リゾーツ㈱は2026年4月、福井県初出店となる「JAM 福井勝山東急ホテル&リゾーツ」のフランチャイズ契約によるホテルとしての開業等、オーナーへのノウハウやブランドの提供による新規出店を広げています。また、2026年3月、東急ホテルズ&リゾーツ㈱は世界最大級の独立系ホテルブランドによるアライアンスである「Global Hotel Alliance(GHA)」に加盟しました。これにより自社ブランドの独立性を維持しながら、3,400万人のGHA会員へPRが可能となり、顧客基盤の拡大・強化を加速させます。本加盟を受け「東急ホテルズ コンフォートメンバーズ」は、2027年9月に、東急ホテルズを含むGHA加盟ホテルの会員特典を利用できる「TOKYU HOTELS DISCOVERY」へと生まれ変わり、世界に利用範囲が広がります。今後も、「世界から幅広く選ばれるホテルチェーン」となるため、持続的な成長と価値創出に取り組んでまいります。 (2)キャッシュ・フロー当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は796億2千6百万円となり、前連結会計年度に比べて213億7百万円増加いたしました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益1,091億5千9百万円に減価償却費885億4千8百万円、法人税等の支払額243億1千4百万円などを調整し、1,277億4千7百万円の収入となりました。前連結会計年度に比べ、税金等調整前当期純利益の増益があったものの、大型物件の販売に係る売上債権回収の反動減により、273億5千7百万円の収入減となりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出1,593億2千4百万円等があり、1,749億8千4百万円の支出となりました。前連結会計年度に比べ、固定資産の取得による支出が増加したこと等により、609億7千1百万円の支出増となりました。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金や社債の発行による資金調達等により、683億8千6百万円の収入となりました。 (3)財政状態当連結会計年度末の総資産は、分譲土地建物の増加等により、2兆9,228億2千8百万円(前期末比2,238億4千7百万円増)となりました。負債は、有利子負債(※)が、1兆3,847億2千8百万円(同930億4百万円増)となり、1兆9,633億2千2百万円(同1,366億3千6百万円増)となりました。純資産は、自己株式の取得があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により、9,595億6百万円(同872億1千万円増)となりました。 ※ 有利子負債:借入金、社債、コマーシャル・ペーパーの合計 (生産、受注及び販売の状況)当社グループの各事業は、受注生産形態をとらない事業が多く、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。このため生産、受注及び販売の状況については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (業績等の概要) (1)業績」における各セグメント業績に関連付けて示しております。(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)文中における将来に関する事項は、当有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。(1)経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容2025年度は、安定的で成長力ある事業ポートフォリオの構築を掲げた、中期3か年経営計画の2年目でありました。ホテル・リゾート事業を中心に全ての事業で好調に推移し、構造改革や、内部成長施策、付加価値創造の効果もあり、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、過去最高益水準となりました。その結果、1株あたり当期純利益、ROE、ROA(総資産事業利益率)の指標も中期経営計画に掲げた目標を達成することができました。また、有利子負債/東急EBITDA倍率は6.1倍となり、前年に引き続き財務健全性と資本効率の両立を図りました。施策面でも、持続的な企業価値向上と事業間連携の深化によるコングロマリットプレミアムの創出を図っております。交通事業では、各路線での輸送人員の増加により増収となりましたが、事業の継続性や将来にわたる競争力確保を目的に、設備投資や修繕工事、採用活動、従業員待遇の強化等を先行して実施したことなどにより減益となりました。なお、2026年度も東急新横浜線の需要定着や沿線人口増加等を背景とした輸送需要の継続的な高まりにより2.4%の輸送人員増加を見込んでいるほか、鉄道施設や設備の適切な維持更新や自然災害対策、またデジタル技術を活用した運営・お客さまサービスの高度化、新たな移動需要の創出などを目的として、総額約641億円の設備投資を行います。今後も、持続的な成長のために輸送需要の創出を図るとともに、安全投資、設備更新、サービス維持に必要な費用執行等のコストコントロールを着実に行いながら、増益を目指してまいります。不動産事業では、賃貸業ではインフレを上回るペースでのオフィス賃料増額改定の推進や、商業施設やホテルにおける歩合賃料の増加により、全体の賃料収入は拡大いたしました。販売業では、前年度の大型物件販売の反動がありながらも、国内では資産回転型ビル事業での物件売却、海外では好調なマンション需要を取り込んだことにより想定を上回る単価での販売があり、増収を確保いたしました。特に渋谷エリアでは、今年度着工いたしました渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)をはじめ、Shibuya Upper West Project、宮益坂地区第一種市街地再開発事業の3つの大型プロジェクトを推進しております。当社としましては、工事費や工期をコントロールしながら着実に推進し、既存物件の収支と併せてエリア全体の価値を向上させることにより、更なる増収を目指してまいります。生活サービス事業においては、大型タイトルのヒットにより好調となった映画市況を東急レクリエーションで取り込んだことなどにより、大幅な増益となりました。また、電力小売事業を営む東急パワーサプライでは、電力調達コストの安定化に取り組んだことに加え、イッツ・コミュニケーションズや東急ロイヤルクラブなど当社グループの顧客基盤を活用したグループシナジーを発揮し、業績は好調に推移しております。ホテル・リゾート事業においては、旺盛なインバウンド需要などを背景とし、客室平均単価は過去最高の水準で推移しました。今後も一段の収益性向上とチェーンとしての価値向上を進めるべく、2026年3月には独立系ホテルブランドにより構成される世界最大級のホテルアライアンス「Global Hotel Alliance」に日系ホテルチェーンとして初めて加盟し、顧客基盤の拡大・強化を加速させるほか、店舗網の再構築にも取り組むなど、様々な施策を進めてまいります。中期経営計画の最終年度となる2026年度の連結業績予想につきましては、中東情勢や金融環境等、世界経済の先行きは不透明であるものの、交通事業や不動産事業を中心に、定住人口や関係人口の増加による人流改善やインフレを超える賃料、販売価格の引き上げ等、引き続き良好な事業環境が継続することを見込んでおります。交通事業における輸送人員の増加、不動産事業における賃料の増額改定、ホテル・リゾート事業におけるレベニューマネジメントなどを進め、従業員の更なる待遇改善等に伴う人件費の増加も織り込みながら、営業収益は前年度から538億円増収の1兆1,400億円、営業利益は前年度から68億円増益の1,100億円を見込んでおります。なお、不動産販売業を除く営業利益は、955億円と66億円増益となり、更なる内部成長を目指します。また、経常利益は前年度の負ののれん計上の反動により47億円減益の1,114億円となるものの、更なる経営努力により、親会社株主に帰属する当期純利益は前年度から29億円増益の900億円となる見通しであります。また、2027年度の計画値については昨年5月に公表した数値からアップデートを行っております。2027年度は、2025年5月に公表した数値より、営業収益は350億円増収の1兆1,800億円、営業利益は20億円増益の1,120億円、親会社株主に帰属する当期純利益は100億円増益の920億円といたしました。世界情勢には不確実性も伴いますが、今後も着実に利益を伸ばし、1株あたり純利益の成長を実現させていく考えです。 (2)資本の財源及び資金の流動性2024年度を始期とする中期3か年経営計画では、資本効率向上と財務健全性維持の両立を図ってまいります。経営指標についても、規模拡大のみならず、効率性や財務健全性を重視し、株主資本コストを強く意識した経営を推進いたします。2027年度にはROE9.3%、一株あたり当期純利益は164.88円を目標として掲げております。本中期経営計画における3か年合計のキャッシュ・フロー計画は今回アップデートを行い、営業キャッシュ・フロー6,000億円、入替等の資産売却等700億円等、合計8,500億円のキャッシュイン、投資キャッシュ・フロー4,900億円、分譲土地建物の取得2,200億円、株主還元1,200億円等、合計8,500億円のキャッシュアウトを計画しております。投資キャッシュ・フローの内訳は、鉄道事業投資に1,800億円、バリューアップ投資を含めた既存事業投資として1,300億円、不動産開発投資をはじめとした成長投資として1,800億円を見込んでおります。当社における資金調達については、負債調達環境の変化(金利上昇・年限短期化)や将来の大型投資により、調達コストが増加する可能性をふまえ、格付け維持による調達競争力や中長期的な安定調達手段の確保を行い、財務健全性と資本効率の両立を図ってまいります。運転資金の調達については、短期社債(コマーシャル・ペーパー)及びキャッシュマネジメントシステムでの調達枠を設定しており、積極的に活用することで調達コストの削減を図るとともに、危機対応型のコミットメントラインを設定し、不測の事態へも対応可能な状況にあります。当社の“サステナブル経営”を推進する資金調達手段として、2025年度も「サステナブルファイナンス・フレームワーク」を活用したグリーンボンド・生命保険会社からのサステナビリティ・リンク・ローンの他、DBJ-対話型によるサステナビリティ・リンク・ローンにて資金調達を実施いたしました。また、2025年9月公表の「環境ビジョン2040」で掲げた、2050年GHG排出量実質ゼロに向けたGHG排出量削減目標をKPI(キー・パフォーマンス・インディケーター)及びSPT(サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット)として、新たなサステナブルファイナンス・フレームワークを2026年5月に設定しており、「次の100年」に向け、社会とともに持続的に成長することを目指しております。株主還元については、業績や資金状況もふまえつつ、総還元性向40%を当面の目安として意識してまいります。2025年度は年間30円の配当とし、2026年度につきましては2円増配の年間32円の配当予想に加えて200億円、1,300万株を上限とする自己株式取得についても決議いたしました。引き続き、中期経営計画で定めた還元方針をベースとして着実に利益を積み増し、それを原資に配当水準の持続的な増加を目指してまいります。 ※1 有利子負債:借入金、社債、コマーシャル・ペーパーの合計※2 設備投資・投融資の金額については、投資計画の進捗説明を主眼とし一部組替を行っており、「キャッシュ・フロー計算書」とは数値が異なります (3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者は、決算日における資産・負債及び報告期間における収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを行わなければなりません。これらの見積りについては、過去の実績、現在の状況に応じ合理的に判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社は、創業以来、事業を通じて社会課題の解決に取り組み、時代の変化に適合しながら、国や都市・地域の発展とともに着実に成長してまいりました。今後も、社会環境の変化に対応しながらサステナブル経営を行うべく、2024年度を始期とする中期3か年経営計画を推進しております。当社および連結子会社では、交通、不動産、生活サービス、ホテル・リゾートの各セグメントにおいて多様な事業展開を行っており、多額の固定資産を保有するとともに、設備投資・投融資等、継続的な投資を実施しております。したがって、当社および連結子会社においては、固定資産を中心とした資産ポートフォリオの管理、とりわけ減損損失の判定が、重要な会計上の見積りに該当いたします。減損損失の判定にあたっては、事業や物件ごとに資産のグルーピングを行い、収益性や市場性、用途変更や除売却等の意思決定の有無等により兆候判定を行っております。また減損損失の認識・測定においては、将来キャッシュ・フローを直近の実績や事業計画等の意思決定に基づいて合理的に見積りを行うほか、不動産等の時価のある資産については必要に応じ鑑定等の外部評価に基づく適正な価額を用い、投資額や帳簿価額の回収可否について判定を行っております。なお、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
役員の状況 FY2026 / 約10,117字
(2)【役員の状況】① 役員一覧2026年6月23日(有価証券報告書提出日)現在の当社の役員の状況は、以下のとおりです。男性11名 女性2名 (役員のうち女性の比率15.4%)役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(信託型株式報酬制度に基づく交付予定株式数)(千株)代表取締役会長野本 弘文1947年9月27日1971年4月当社入社2004年4月イッツ・コミュニケーションズ㈱取締役社長2007年6月当社取締役当社開発事業本部長2008年1月当社常務取締役2008年6月当社専務取締役2010年6月当社代表取締役(現)2011年4月当社取締役社長2015年6月当社社長執行役員2018年4月当社取締役会長(現)(注)3160(45)代表取締役社長社長執行役員堀江 正博1961年12月31日1984年4月当社入社2001年6月東急リアル・エステート・インベストメント・マネジメント㈱代表取締役執行役員副社長2002年9月同社執行役員社長2003年6月東急リアル・エステート投資法人執行役員(代表)2015年5月当社執行役員当社生活創造本部リテール事業部長2016年6月当社取締役2017年7月当社リテール事業部長2020年4月当社ビル運営事業部長2020年6月当社常務執行役員2022年6月当社取締役2023年6月当社代表取締役(現)当社取締役社長(現)当社社長執行役員(現)(注)312(25)取締役専務執行役員藤原 裕久1960年11月6日1983年4月当社入社2010年6月東急ファシリティサービス㈱取締役執行役員2011年7月当社執行役員当社事業戦略室副室長2012年4月当社国際事業部副事業部長2014年7月当社財務戦略室長2015年6月当社取締役(現)2018年4月当社常務執行役員当社経営企画室長2022年7月当社専務執行役員(現)(注)37(23) 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数 (信託型株式報酬制度に基づく交付予定株式数)(千株)取締役専務執行役員髙橋 俊之1959年4月21日1982年4月当社入社2011年7月当社執行役員当社事業戦略室副室長2012年4月当社国際事業部副事業部長2012年10月当社国際事業部長2013年4月当社都市開発事業本部都市戦略事業部長2014年4月東急ファシリティサービス㈱代表取締役社長2017年4月当社執行役員当社都市創造本部副本部長2017年6月当社取締役(現)2017年7月当社都市創造本部長2018年4月当社常務執行役員2022年7月当社専務執行役員(現)(注)320(23)取締役福田 誠一1964年2月24日1986年4月当社入社2020年4月当社執行役員当社交通インフラ事業部長2022年7月東急電鉄㈱代表取締役社長(現)2024年6月当社取締役(現)(注)310(2)取締役島田 邦雄1959年8月16日1986年4月第一東京弁護士会登録1991年10月ニューヨーク州弁護士登録2010年7月島田法律事務所代表パートナー(現)2011年6月㈱ツガミ社外取締役2013年11月ヒューリックリート投資法人監督役員2018年6月㈱ツガミ監査等委員である取締役2021年6月当社取締役(現)2023年6月山九㈱社外監査役(注)33取締役宮崎 緑1958年1月15日1982年4月日本放送協会報道局ニュースキャスター1988年4月東京工業大学社会工学科非常勤講師2000年4月千葉商科大学政策情報学部助教授2001年4月奄美パーク園長・田中一村記念美術館館長(現)2001年6月ソニー教育財団理事2006年3月昭和シェル石油㈱監査役2006年4月千葉商科大学教授2009年1月東京大学政策ビジョン研究センターアドバイザー2013年6月政府税制調査会委員2014年4月学校法人千葉学園理事衆議院議員選挙区画定審議会委員2015年4月千葉商科大学国際教養学部長2020年6月当社取締役(現)2021年2月国家公安委員会委員2025年4月千葉商科大学学長(現)(注)31 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(信託型株式報酬制度に基づく交付予定株式数)(千株)取締役清水 博1961年1月30日1983年4月日本生命保険(相)入社2009年3月同社執行役員2012年3月同社常務執行役員2013年7月同社取締役常務執行役員2014年7月同社常務執行役員2016年3月同社専務執行役員2016年7月同社取締役専務執行役員2018年4月同社代表取締役社長2021年6月富士急行㈱社外取締役(現)2021年6月当社取締役(現)2022年7月日本生命保険(相)代表取締役社長社長執行役員2024年6月㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ社外取締役(現)2025年4月日本生命保険(相)代表取締役会長(現)(注)3-取締役杉山 涼子1955年7月27日1988年4月㈱オストランド入社1996年5月㈱杉山・栗原環境事務所設立代表取締役2007年8月同社取締役(現)2010年4月富士常葉大学(現常葉大学)社会環境学部教授2015年6月㈱UACJ社外取締役2016年1月(一財)岐阜杉山記念財団(現(公社)岐阜杉山記念財団)理事長(現)2016年6月レシップホールディングス㈱監査等委員である社外取締役2017年6月栗田工業㈱社外取締役2018年12月㈱岐阜新聞社社主・代表取締役(現)2019年12月㈱岐阜放送取締役会長2023年6月㈱JSP社外取締役(現)2024年6月佐藤商事㈱監査等委員である社外取締役(現)2025年6月当社取締役(現)2025年12月㈱岐阜放送取締役(現)(注)30 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(信託型株式報酬制度に基づく交付予定株式数)(千株)常勤監査役中本 智1967年3月20日1989年4月㈱三菱銀行入行2017年6月㈱三菱東京UFJ銀行執行役員2018年4月㈱三菱UFJ銀行執行役員2020年4月同社常務執行役員2023年4月同社専務執行役員2024年6月当社常勤監査役(現)(注)4-常勤監査役秋元 直久1957年6月20日1981年4月当社入社2009年4月東急車輛製造㈱執行役員2009年6月同社取締役執行役員2012年4月 当社執行役員当社生活サービス事業本部長 2014年4月㈱東急エージェンシー執行役員2014年6月同社常務取締役執行役員2016年6月当社常勤監査役(現)(注)424監査役渡辺 一1958年10月31日1981年4月日本開発銀行入行2009年6月㈱日本政策投資銀行執行役員2011年6月同社取締役常務執行役員2015年6月同社代表取締役副社長2018年6月同社代表取締役社長2022年6月同社顧問2023年4月㈱日本経済研究所代表取締役会長(現)2023年6月日本貨物鉄道㈱社外監査役(現)三井住友トラスト・ホールディングス㈱(現 三井住友トラストグループ㈱)社外取締役(現) 2024年6月当社監査役(現)2024年7月富国生命保険(相)社外取締役(現)(注)4-監査役稲垣 精二1963年5月10日1986年4月第一生命保険(相)入社2012年4月第一生命保険㈱執行役員2015年4月同社常務執行役員2016年6月同社取締役常務執行役員2016年10月第一生命ホールディングス㈱(現 ㈱第一ライフグループ)取締役常務執行役員2017年4月同社代表取締役社長2022年4月同社代表取締役社長(Chief Executive Officer)2023年4月同社代表取締役会長2023年6月同社取締役会長(現)2024年6月当社監査役(現)2025年12月グローバル人材育成コミュニティ協議会代表理事(現)(注)4- 計 241(119) (注)1.取締役島田邦雄、取締役宮崎緑、取締役清水博、取締役杉山涼子は、社外取締役であります。2.監査役渡辺一、監査役稲垣精二は、社外監査役であります。3.取締役9名の任期は、いずれも2025年6月27日開催の定時株主総会から1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。4.監査役4名の任期は、いずれも2024年6月27日開催の定時株主総会から4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。 5.当社は、2025年6月27日開催の定時株主総会において、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査役1名を選任いたしました。補欠監査役の選任の効力は、2025年6月27日開催の定時株主総会の終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会の開始の時までとなります。補欠監査役が監査役に就任した場合の任期は、退任した監査役の任期が満了する時までとなります。補欠監査役の略歴は、以下のとおりであります。なお、同氏は会社法第2条第16号に定める社外監査役の要件を満たしております。氏名生年月日略歴所有株式数(千株)松本 拓生1972年11月22日1999年4月第二東京弁護士会登録2006年3月ニューヨーク州弁護士登録2007年1月TMI総合法律事務所パートナー2010年4月東京大学法科大学院客員准教授2014年4月恵比寿松本法律事務所代表弁護士(現)2019年6月日本道路㈱社外取締役2020年3月当社監査役2021年6月全保連㈱社外監査役2022年6月㈱フェローテック社外監査役(現)2023年12月当社監査役2025年6月全保連㈱社外取締役(現)- 2026年6月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役9名選任の件」を上程しており、当該決議が承認可決されますと、当社の役員の状況及びその任期は、以下のとおりとなる予定です。なお、役員の役職等については、当該定時株主総会の直後に開催が予定されている取締役会の決議事項の内容(役職等)を含めて記載しています。男性11名 女性2名 (役員のうち女性の比率15.4%)役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(信託型株式報酬制度に基づく交付予定株式数)(千株)代表取締役会長野本 弘文1947年9月27日1971年4月当社入社2004年4月イッツ・コミュニケーションズ㈱取締役社長2007年6月当社取締役当社開発事業本部長2008年1月当社常務取締役2008年6月当社専務取締役2010年6月当社代表取締役(現)2011年4月当社取締役社長2015年6月当社社長執行役員2018年4月当社取締役会長(現)(注)3160(45)代表取締役社長社長執行役員堀江 正博1961年12月31日1984年4月当社入社2001年6月東急リアル・エステート・インベストメント・マネジメント㈱代表取締役執行役員副社長2002年9月同社執行役員社長2003年6月東急リアル・エステート投資法人執行役員(代表)2015年5月当社執行役員当社生活創造本部リテール事業部長2016年6月当社取締役2017年7月当社リテール事業部長2020年4月当社ビル運営事業部長2020年6月当社常務執行役員2022年6月当社取締役2023年6月当社代表取締役(現)当社取締役社長(現)当社社長執行役員(現)(注)312(25)代表取締役専務執行役員藤原 裕久1960年11月6日1983年4月当社入社2010年6月東急ファシリティサービス㈱取締役執行役員2011年7月当社執行役員当社事業戦略室副室長2012年4月当社国際事業部副事業部長2014年7月当社財務戦略室長2015年6月当社取締役(現)2018年4月当社常務執行役員当社経営企画室長2022年7月当社専務執行役員(現)2026年6月当社代表取締役(予定)(注)37(23) 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数 (信託型株式報酬制度に基づく交付予定株式数)(千株)取締役専務執行役員髙橋 俊之1959年4月21日1982年4月当社入社2011年7月当社執行役員当社事業戦略室副室長2012年4月当社国際事業部副事業部長2012年10月当社国際事業部長2013年4月当社都市開発事業本部都市戦略事業部長2014年4月東急ファシリティサービス㈱代表取締役社長2017年4月当社執行役員当社都市創造本部副本部長2017年6月当社取締役(現)2017年7月当社都市創造本部長2018年4月当社常務執行役員2022年7月当社専務執行役員(現)(注)320(23)取締役福田 誠一1964年2月24日1986年4月当社入社2020年4月当社執行役員当社交通インフラ事業部長2022年7月東急電鉄㈱代表取締役社長(現)2024年6月当社取締役(現)(注)310(2)取締役島田 邦雄1959年8月16日1986年4月第一東京弁護士会登録1991年10月ニューヨーク州弁護士登録2010年7月島田法律事務所代表パートナー(現)2011年6月㈱ツガミ社外取締役2013年11月ヒューリックリート投資法人監督役員2018年6月㈱ツガミ監査等委員である取締役2021年6月当社取締役(現)2023年6月山九㈱社外監査役(注)33取締役宮崎 緑1958年1月15日1982年4月日本放送協会報道局ニュースキャスター1988年4月東京工業大学社会工学科非常勤講師2000年4月千葉商科大学政策情報学部助教授2001年4月奄美パーク園長・田中一村記念美術館館長(現)2001年6月ソニー教育財団理事2006年3月昭和シェル石油㈱監査役2006年4月千葉商科大学教授2009年1月東京大学政策ビジョン研究センターアドバイザー2013年6月政府税制調査会委員2014年4月学校法人千葉学園理事衆議院議員選挙区画定審議会委員2015年4月千葉商科大学国際教養学部長2020年6月当社取締役(現)2021年2月国家公安委員会委員2025年4月千葉商科大学学長(現)(注)31 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(信託型株式報酬制度に基づく交付予定株式数)(千株)取締役清水 博1961年1月30日1983年4月日本生命保険(相)入社2009年3月同社執行役員2012年3月同社常務執行役員2013年7月同社取締役常務執行役員2014年7月同社常務執行役員2016年3月同社専務執行役員2016年7月同社取締役専務執行役員2018年4月同社代表取締役社長2021年6月富士急行㈱社外取締役(現)2021年6月当社取締役(現)2022年7月日本生命保険(相)代表取締役社長社長執行役員2024年6月㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ社外取締役(現)2025年4月日本生命保険(相)代表取締役会長(現)(注)3-取締役杉山 涼子1955年7月27日1988年4月㈱オストランド入社1996年5月㈱杉山・栗原環境事務所設立代表取締役2007年8月同社取締役(現)2010年4月富士常葉大学(現常葉大学)社会環境学部教授2015年6月㈱UACJ社外取締役2016年1月(一財)岐阜杉山記念財団(現(公社)岐阜杉山記念財団)理事長(現)2016年6月レシップホールディングス㈱監査等委員である社外取締役2017年6月栗田工業㈱社外取締役2018年12月㈱岐阜新聞社社主・代表取締役(現)2019年12月㈱岐阜放送取締役会長2023年6月㈱JSP社外取締役(現)2024年6月佐藤商事㈱監査等委員である社外取締役(現)2025年6月当社取締役(現)2025年12月㈱岐阜放送取締役(現)(注)30 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(信託型株式報酬制度に基づく交付予定株式数)(千株)常勤監査役中本 智1967年3月20日1989年4月㈱三菱銀行入行2017年6月㈱三菱東京UFJ銀行執行役員2018年4月㈱三菱UFJ銀行執行役員2020年4月同社常務執行役員2023年4月同社専務執行役員2024年6月当社常勤監査役(現)(注)4-常勤監査役秋元 直久1957年6月20日1981年4月当社入社2009年4月東急車輛製造㈱執行役員2009年6月同社取締役執行役員2012年4月 当社執行役員当社生活サービス事業本部長 2014年4月㈱東急エージェンシー執行役員2014年6月同社常務取締役執行役員2016年6月当社常勤監査役(現)(注)424監査役渡辺 一1958年10月31日1981年4月日本開発銀行入行2009年6月㈱日本政策投資銀行執行役員2011年6月同社取締役常務執行役員2015年6月同社代表取締役副社長2018年6月同社代表取締役社長2022年6月同社顧問2023年4月㈱日本経済研究所代表取締役会長(現)2023年6月日本貨物鉄道㈱社外監査役(現)三井住友トラスト・ホールディングス㈱(現 三井住友トラストグループ㈱)社外取締役(現) 2024年6月当社監査役(現)2024年7月富国生命保険(相)社外取締役(現)(注)4-監査役稲垣 精二1963年5月10日1986年4月第一生命保険(相)入社2012年4月第一生命保険㈱執行役員2015年4月同社常務執行役員2016年6月同社取締役常務執行役員2016年10月第一生命ホールディングス㈱(現 ㈱第一ライフグループ)取締役常務執行役員2017年4月同社代表取締役社長2022年4月同社代表取締役社長(Chief Executive Officer)2023年4月同社代表取締役会長2023年6月同社取締役会長(現)2024年6月当社監査役(現)2025年12月グローバル人材育成コミュニティ協議会代表理事(現)(注)4- 計 241(119) (注)1.取締役島田邦雄、取締役宮崎緑、取締役清水博、取締役杉山涼子は、社外取締役であります。2.監査役渡辺一、監査役稲垣精二は、社外監査役であります。3.取締役9名の任期は、いずれも2026年6月26日開催の定時株主総会から1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。4.監査役4名の任期は、いずれも2024年6月27日開催の定時株主総会から4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。 5.当社は、2026年6月26日開催の定時株主総会において、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査役1名の選任を提案しており、当該議案が承認されると、補欠監査役の選任の効力は、2026年6月26日開催の定時株主総会の終結の時から2027年3月期に係る定時株主総会の開始の時までとなります。補欠監査役が監査役に就任した場合の任期は、退任した監査役の任期が満了する時までとなります。補欠監査役の略歴は、以下のとおりであります。なお、同氏は会社法第2条第16号に定める社外監査役の要件を満たしております。氏名生年月日略歴所有株式数(千株)松本 拓生1972年11月22日1999年4月第二東京弁護士会登録2006年3月ニューヨーク州弁護士登録2007年1月TMI総合法律事務所パートナー2010年4月東京大学法科大学院客員准教授2014年4月恵比寿松本法律事務所代表弁護士(現)2019年6月日本道路㈱社外取締役2020年3月当社監査役2021年6月全保連㈱社外監査役2022年6月㈱フェローテック社外監査役(現)2023年12月当社監査役2025年6月全保連㈱社外取締役(現)- ② 社外役員の状況イ.社外取締役および社外監査役当社の社外取締役は4名、社外監査役は2名であります。また、当社では社外取締役および社外監査役(以下総称して「社外役員」という。)を選任するにあたって、東京証券取引所が定める独立性基準に加え、当社独自の「社外役員の独立性判断基準」を制定し、その要件を満たす社外役員を全て独立役員に指定しており、社外役員6名を一般株主と利益相反の生じるおそれがないと判断し、東京証券取引所が定める独立役員として同取引所に届け出ております。なお、「社外役員の独立性判断基準」は以下の通りです。・社外役員の独立性判断基準当社は、東京証券取引所が定める独立性基準に加え、以下の各要件のいずれにも該当しない者は、独立性を有するものと判断する。(ⅰ)「過去3事業年度のいずれかにおいて、当社の連結売上の2%以上を占める取引先」の業務執行者(ⅱ)「過去3事業年度のいずれかにおいて、当社が売上の2%以上を占める取引先」の業務執行者(ⅲ)「過去3事業年度のいずれかにおいて、当社の連結総資産の2%以上を占める借入先」の業務執行者(ⅳ)「過去3事業年度のいずれかにおいて、出資比率10%以上の当社の主要株主および出資先」の業務執行者(ⅴ)過去3事業年度のいずれかにおいて、当社から年間10百万円超の報酬を得ているコンサルタント、会計専門家、法律専門家(ⅵ)当社および連結子会社の取締役等の配偶者または二親等以内の親族 ロ.社外取締役および社外監査役の機能・役割、選任状況に関する考え方ならびに当社との関係社外取締役である宮崎緑は、生活サービス・ホテル、企業経営、国際事業、ESGに関する豊富な経験、知見から、当社の経営に対し、適宜助言を行っていただくことを期待し、社外取締役として選任し、さらに独立役員として指定しているものであります。また同氏個人と当社との間で特別な利害関係はありません。同じく社外取締役である島田邦雄は、企業経営、法務・人事、国際事業に関する豊富な経験、知見から、当社の経営に対し、適宜助言を行っていただくことを期待し、社外取締役として選任し、さらに独立役員として指定しているものであります。また同氏個人と当社との間で特別な利害関係はありません。同じく社外取締役である清水博は、企業経営、財務・会計、ESGに関する豊富な経験、知見から、当社の経営に対し、適宜助言を行っていただくことを期待し、社外取締役として選任し、さらに独立役員として指定しているものであります。また同氏個人と当社との間で特別な利害関係はありません。なお、同氏は日本生命保険相互会社の業務執行者であり、同社から当社は、2026年3月末時点で連結総資産の約1%に相当する 21,280百万円の借入金残高(当社連結)が存在しますが、一般取引先と同様の条件で特記すべき取引関係にはなく、当社の経営に影響を与えるものではありません。同じく社外取締役である杉山涼子は、経営学博士号を取得し、企業経営、法務・人事、ESGに関する豊富な経験、知見から、当社の経営に対し、適宜助言を行っていただくことを期待し、社外取締役として新たに選任し、さらに独立役員として指定しているものであります。また同氏個人と当社との間で特別な利害関係はありません。当社の社外監査役である渡辺一は、企業経営、財務・会計、法務・人事、国際事業に関する豊富な経験と幅広い見識を有しており、当社の経営に対して適正・適法に監査していただける人格、見識、能力を有すると考えており、社外監査役として選任し、さらに独立役員として指定しているものであります。また同氏個人と当社との間で特別な利害関係はありません。なお、同氏は株式会社日本政策投資銀行の業務執行者でしたが、退任後一定期間が経過しており、当社の経営に影響を与えるものではありません。同じく社外監査役である稲垣精二は、企業経営、財務・会計、法務・人事、国際事業に関する豊富な経験と幅広い見識を有しており、当社の経営に対して適正・適法に監査していただける人格、見識、能力を有すると考えており、社外監査役として選任し、さらに独立役員として指定しているものであります。また同氏個人と当社との間で特別な利害関係はありません。同氏は第一生命保険株式会社の業務執行者でしたが、退任後一定期間が経過しており、当社の経営に影響を与えるものではありません。 ③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係社外取締役は、取締役会にて、内部監査および内部統制に関する事項に加え、鉄軌道事業の安全に対する取り組みや全社的重要リスク項目への対応等についての報告を定期的に受けることにより、業務の適正を確保するための体制の整備・運用状況を監督しております。社外監査役は、取締役会への出席に加え、監査役会において業務統括担当役員等に内部統制システムやリスク管理の状況につき報告を求め意見を述べる等、業務の適正性の確保に努めております。また、会計監査人から定期的に職務の執行状況の報告を受け、積極的な意見、情報交換を行っております。
沿革 FY2025 / 約5,222字
2【沿革】(1)提出会社の沿革年月日事項1922.9.2当社の前身、目黒蒲田電鉄㈱創立(資本金350万円)。1928.5.5目黒蒲田電鉄㈱は、田園都市㈱を合併、資本金1,325万円となる。1934.10.1目黒蒲田電鉄㈱は、池上電気鉄道㈱を合併、資本金1,710万円となる。1937.12.1目黒蒲田電鉄㈱は、目黒自動車㈱及び芝浦乗合自動車㈱を合併、資本金3,000万円となる。1939.10.1目黒蒲田電鉄㈱は、東京横浜電鉄㈱を合併、資本金7,250万円となる。1939.10.16目黒蒲田電鉄㈱は、商号を東京横浜電鉄㈱に変更。1942.5.1 東京横浜電鉄㈱は、京浜電気鉄道㈱及び小田急電鉄㈱を合併、商号を東京急行電鉄㈱に変更、資本金2億480万円となる。1943.7.1大井町線、二子玉川園から溝ノ口まで乗入開始。1944.5.31京王電気軌道㈱を合併。1948.6.1 会社再編成により、京王帝都電鉄㈱、小田急電鉄㈱、京浜急行電鉄㈱を設立し、事業の一部を譲渡。1949.5.16東京証券取引所に上場。1953.7.22一般貸切旅客自動車運送事業開始。1954.9.6石油販売事業営業開始(四谷サービスステーション)。1962.3.20多摩田園都市の最初の区画整理事業として、野川第一土地区画整理事業完成。1966.4.1田園都市線、溝の口~長津田間開通。1967.4.28こどもの国線、長津田~こどもの国間開通。1969.5.10玉川線、渋谷~二子玉川園間及び砧線、二子玉川園~砧本村間の営業を廃止。1973.10.7東急イン第1号店、上田東急イン(現:上田東急REIホテル)開業。1977.4.7新玉川線、渋谷~二子玉川園間開通。1979.8.12 田園都市線、新玉川線、営団半蔵門線(現 東京メトロ半蔵門線)の全列車直通運転開始。大井町~二子玉川園間を大井町線と名称変更。1984.4.9田園都市線、つきみ野~中央林間間開通。1991.10.1自動車事業を東急バス㈱(※1)に譲渡。2000.8.6 目蒲線(目黒~蒲田間)を目黒線(目黒~武蔵小杉間)と東急多摩川線(多摩川~蒲田間)に運行系統を変更。2000.9.26目黒線、営団南北線(現 東京メトロ南北線)及び都営三田線との相互直通運転を開始。2001.3.31石油販売事業の営業終了。2003.2.1東急ワイ・エム・エムプロパティーズ㈱を吸収合併。2003.3.19 田園都市線、営団半蔵門線(現 東京メトロ半蔵門線)を介し、東武伊勢崎線・日光線との相互直通運転開始。2003.4.1ホテル事業を㈱東急ホテルチェーンに営業譲渡。2004.1.30東横線、終電をもって横浜~桜木町間の営業を終了。2004.2.1東横線、みなとみらい線(横浜~元町・中華街間)との相互直通運転を開始。2006.4.1渋谷開発㈱を吸収合併。2007.9.28㈱東急ホテルチェーンを吸収合併。2010.4.1(旧)東急セキュリティ㈱を吸収合併。2011.4.1東急カード㈱(※1)のTOKYUポイント事業を会社分割により承継。2013.3.16 東横線、東京メトロ副都心線を介し、東武東上線及び西武有楽町線・池袋線との相互直通運転を開始。2015.10.1エヌ・ティー・プロパティーズ㈱を吸収合併。2016.10.1横浜金沢プロパティーズ㈱を吸収合併。2019.9.2商号を東京急行電鉄㈱から東急㈱に変更。2019.10.1鉄軌道業を東急電鉄㈱(※1)へ会社分割により移転。2022.4.4東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。2023.3.18東急新横浜線、日吉~新横浜間開通に伴い相鉄新横浜線との相互直通運転を開始。2024.4.1㈱THMを吸収合併。 (2)関係会社の沿革年月日事項1940.2.5相鉄運輸㈱設立。1946.3.18白木金属工業㈱設立。1946.6.15新日本興業㈱(現:㈱東急レクリエーション※1)設立。1948.5.1㈱東横百貨店(現:㈱東急百貨店※1)設立。当社から百貨店業を分離。1948.8.23㈱東急横浜製作所(旧:東急車輛製造㈱)設立。1949.5.11㈱東横百貨店(現:㈱東急百貨店※1)は、東京証券取引所に上場(2005年3月28日上場廃止)。1949.5.16 新日本興業㈱(現:㈱東急レクリエーション※1)は、東京証券取引所に上場(2022年4月4日スタンダード市場へ移行、2022年12月29日上場廃止)。1950.1.16世紀建設工業㈱(現:世紀東急工業㈱※2)設立。1953.12.17東急不動産㈱(※2)設立。当社から不動産販売業、砂利業、遊園業及び広告業を譲受ける。1956.1.31東急観光㈱設立。1956.4.25東急不動産㈱(※2)は、東京証券取引所市場第二部に上場(1961年10月2日市場第一部に指定替え、2013年9月26日上場廃止、1970年10月1日大阪証券取引所市場第一部に上場、2007年11月6日上場廃止、1982年7月17日シンガポール証券取引所に上場、1999年1月5日シンガポール証券取引所上場廃止)。1956.10.10東横興業㈱(現:㈱東急ストア※1)設立。1956.12.1東急不動産㈱(※2)は、砂利業の営業権を東急砂利㈱(現:東急ジオックス㈱※1)に譲渡。1958.11.10㈱丸善銀座屋(現:㈱ながの東急百貨店※1)設立。1959.4.11伊東下田電気鉄道㈱(現:伊豆急行㈱※1)設立。1959.7.6東急車輛製造㈱は、東京証券取引所に上場(1969年2月15日市場第一部に指定替え、1968年2月6日大阪証券取引所市場第一部に上場、2002年9月25日両取引所上場廃止)。1959.11.11東急不動産㈱(※2)は、建設部門を分離独立し(旧)東急建設㈱設立。1961.6.1東急不動産㈱(※2)は、広告業の資産、営業権を㈱東急エージェンシー(※1)に譲渡。1961.10.11城南交通㈱(1967年11月27日に東急サービス㈱に商号変更)設立。1963.9.3 (旧)東急建設㈱は、東京証券取引所市場第二部に上場(1967年8月1日市場第一部に指定替え、2003年9月25日上場廃止、1969年4月1日大阪証券取引所市場第一部に上場、2003年9月23日上場廃止)。1968.5.30㈱東急ホテルチェーン設立。1970.4.8東急不動産㈱(※2)は、㈱東急コミュニティー(※2)を設立。1970.5.1 白木金属工業㈱は、東京証券取引所市場第二部に上場(1972年10月2日名古屋証券取引所市場第二部に上場、1973年8月1日両取引所市場第一部に指定替え)。1971.5.15日本国内航空㈱と東亜航空㈱の合併で東亜国内航空㈱設立。1972.3.10東急不動産㈱(※2)は、㈱エリアサービス(現:東急リバブル㈱※2)を設立。1972.10.2 ㈱東急ホテルチェーンは、東京証券取引所市場第二部に上場(1983年6月1日市場第一部に指定替え、2001年7月11日上場廃止)。1972.11.1伊豆急行㈱(※1)は、東京証券取引所市場第二部に上場(2004年9月27日上場廃止)。1973.6.1東急不動産㈱(※2)は、設計監理部門を㈱東急設計コンサルタント(※1)に譲渡。1973.9.7 世紀建設㈱(現:世紀東急工業㈱※2)は、東京証券取引所市場第二部に上場(1982年11月1日市場第一部に指定替え、2022年4月4日プライム市場へ移行)。1978.1.17㈱ティー・エム・ディー(現:㈱東急モールズデベロップメント※1)設立。1981.7.27 東急観光㈱は、東京証券取引所市場第二部に上場(1987年6月1日市場第一部に指定替え、2003年12月25日上場廃止)。1982.12.15 ㈱東急ストア(※1)は、東京証券取引所市場第二部に上場(1987年8月1日市場第一部に指定替え、2008年6月25日上場廃止)。1983.3.2東急有線テレビ㈱(現:イッツ・コミュニケーションズ㈱※1)設立。1985.7.18相鉄運輸㈱は、東京証券取引所市場第二部に上場。1987.3.23東亜国内航空㈱は、店頭市場に登録(2002年9月25日上場廃止)。 年月日事項1991.5.21東急バス㈱(※1)設立(同年10月1日、当社より自動車事業を譲受け営業開始)。1991.8.29㈱ながの東急百貨店(※1)は、店頭市場に登録(2021年5月28日上場廃止)。1998.11.20 ㈱東急コミュニティー(※2)は、東京証券取引所市場第二部に上場(2000年3月1日市場第一部に指定替え、2013年9月26日上場廃止)。1999.12.17 東急リバブル㈱(※2)は、東京証券取引所市場第二部に上場(2001年3月1日市場第一部に指定替え、2013年9月26日上場廃止)。2001.7.17株式交換により、㈱東急ホテルチェーンを完全子会社化。2002.7.1 東急サービス㈱は東急管財㈱と合併し、東急ファシリティサービス㈱(現:東急プロパティマネジメント㈱)(※1)に商号変更。2002.10.1株式交換により、東急車輛製造㈱を完全子会社化。2002.10.2㈱日本エアシステム(旧:東亜国内航空㈱)は、日本航空グループと経営統合。2003.10.1 (旧)東急建設㈱は、建設事業部門を会社分割し、(新)東急建設㈱(※2)に建設事業部門を承継。2003.10.1 (新)東急建設㈱(※2)は、東京証券取引所市場第一部に上場(2022年4月4日プライム市場へ移行)。2004.1.1株式交換により、東急観光㈱を完全子会社化。2004.3.31東急観光㈱の発行済株式の約85%をグループ外に譲渡。2004.10.1株式交換により、伊豆急行㈱(※1)を完全子会社化。2004.11.11公開買付けにより、㈱東急百貨店(※1)を連結子会社化。2005.4.1株式交換により、㈱東急百貨店(※1)を完全子会社化。2005.4.1 ㈱東急ホテルチェーンは、会社分割によりホテル事業に係る諸部門を㈱東急ホテルマネジメント(※1(同日、㈱東急ホテルズに商号変更))へ承継。2005.6.21東急ロジスティック㈱(旧:相鉄運輸㈱)の全株式をグループ外に譲渡。2006.4.18ゴールドパック㈱は、ジャスダック証券取引所に上場。2008.7.1株式交換により、㈱東急ストア(※1)を完全子会社化。2009.10.30㈱札幌東急ストアの全株式をグループ外に譲渡。2011.1.24ゴールドパック㈱の全株式をグループ外に譲渡。2011.3.18TCプロパティーズ㈱(旧:(旧)東急建設㈱)は、清算結了。2011.4.8シロキ工業㈱(旧:白木金属工業㈱)の発行済株式の約15%をグループ外に譲渡。2012.3.1ベカメックス東急㈲(※1)の投資許可取得。2012.4.2 東急車輛製造㈱は、鉄道車両事業、立体駐車装置事業、特装自動車事業を会社分割後、グループ外に譲渡。2013.10.1 東急不動産㈱(※2)、㈱東急コミュニティー(※2)及び東急リバブル㈱(※2)は、共同株式移転の方法により3社の完全親会社となる東急不動産ホールディングス㈱(※2)を設立。2013.10.1 東急不動産ホールディングス㈱(※2)は、東京証券取引所市場第一部に上場(2022年4月4日プライム市場へ移行)。2015.11.2当社を代表企業とする「東急前田豊通グループ」により、仙台国際空港㈱(※1)を設立。2016.3.17公開買付け及び自己株式処分の引受により、㈱東急レクリエーション(※1)を連結子会社化。2016.7.1仙台国際空港㈱(※1)は、空港運営事業を開始。2016.10.1横浜金沢プロパティーズ㈱(旧:東急車輛製造㈱)を当社に吸収合併。2019.4.25東急電鉄分割準備㈱(現:東急電鉄㈱)(※1)設立2019.9.2東急電鉄分割準備㈱は、商号を東急電鉄㈱(※1)に変更。2019.10.1東急電鉄㈱(※1)は、会社分割により当社から鉄軌道業を承継。2021.6.1株式交換により、㈱ながの東急百貨店(※1)を完全子会社化。2023.1.1株式交換により、㈱東急レクリエーション(※1)を完全子会社化。2023.4.1 ㈱東急ホテルズは、会社分割により運営機能をTKホテル準備㈱(※1(同日、東急ホテルズ&リゾーツ㈱に商号変更))へ承継。 (注)現連結子会社、現持分法適用関連会社及び現持分法適用非連結子会社以外の会社の社名は、当時の社名で記載しております。※1 現:連結子会社※2 現:持分法適用関連会社
配当政策 FY2025 / 約487字
3【配当政策】2024年度を始期とする中期3か年経営計画における株主還元の基本的な考え方は、安定配当を継続し、利益成長に応じた配当金の持続的な増加を目指すとともに、自己株式取得等の資本政策についても機動的かつ積極的に実施を検討することとしております。また当社は、会社法第454条第5項に規定される中間配当をすることができる旨を定款に定めており、年2回の剰余金配当(中間配当及び期末配当)を行っております。これらの配当の決議機関は、中間配当については取締役会、期末配当に関しては株主総会であります。なお、配当回数の変更は予定しておりません。当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2024年11月8日取締役会決議(注1)6,60311.02025年6月27日定時株主総会決議(注2)7,52413.0 (注1)配当金の総額には、従業員持株会信託口及び役員報酬信託口に対する配当金9百万円を含めております。(注2)配当金の総額には、従業員持株会信託口及び役員報酬信託口に対する配当金49百万円を含めております。
監査の状況 FY2025 / 約4,814字
(3)【監査の状況】① 監査役監査の状況a.組織・人員 当社の監査役は、常勤監査役2名と非常勤である社外監査役2名の計4名で構成されております。 中本智常勤監査役は、銀行における業務経験を有し、財務・会計に関する相当程度の知見を有するほか、銀行の役員としての豊富な経験と幅広い見識を有しております。 秋元直久常勤監査役は、当社および重要な子会社にて事業部門統括や経理部門などの業務経験を有し、財務・会計に関する相当程度の知見を有するほか、当社および重要な子会社における役員としての豊富な経験と幅広い見識を有しております。 渡辺一監査役は銀行の経営者としての、稲垣精二監査役は生命保険会社の経営者としての、各々豊富な経験と幅広い見識を有しております。 監査役の職務をサポートする組織として監査役会事務局を設置し、適正な知識、能力、経験を有する専任スタッフ(5名)を配置しております。当該監査役スタッフの人事異動などに関しては監査役の同意を得るものとし、取締役からの独立性を高め、監査役の指示の実効性を確保しております。 b.監査役会の活動状況 当事業年度は監査役会を8回開催しており、個々の監査役の出席状況については、次のとおりです。氏名開催回数出席回数島本 武彦2回2回中本 智6回6回秋元 直久8回8回隅  修三2回1回松本 拓生2回2回渡辺 一6回5回稲垣 精二6回6回 ※島本武彦・隅修三・松本拓生の監査役会出席状況は、2024年6月27日退任以前に開催された監査役会を対象としております。※中本智・渡辺一・稲垣精二の監査役会出席状況は、2024年6月27日就任以降に開催された監査役会を対象としております。 主要な決議、報告、協議事項は、以下の通りです。決議:常勤監査役および特定監査役の選定、監査計画、会計監査人の選任および報酬同意、監査報告書の作成、監査役および補欠監査役選任議案への同意報告:・取締役・管掌役員からの業務報告(独占禁止法起訴事案を受けての再発防止の取組み、財務報告に係る内部統制評価、取締役会の実効性に関する分析および評価、ESG分野の取組み、不祥事・事故等報告状況、各部門業務の状況(都市開発本部、コンプライアンス・リスクマネジメント委員会、財務戦略室、国際事業部)、内部監査実施状況および次年度内部監査計画の方向性)・会計監査人からの監査状況報告・東急電鉄㈱の安全教育施設「安全共創館」および元住吉電車区、元住吉検車区(現地視察)・常勤監査役による監査業務実施状況協議:監査役報酬配分、監査役会の実効性に関する分析および評価、監査役会監査調書  加えて、年間の監査を通じて認識した課題等について、代表取締役との意見交換会を開催し、代表取締役への提言や意見交換を実施しております。 なお、監査役会では、監査役のアンケート結果を踏まえた実効性分析および評価を実施することにより監査役会の実効性向上に努めております。 c.監査役の主な活動 監査役は、監査役監査基準および監査役会規程の定めるところにより監査を実施しており、取締役会に出席し必要な意見表明を行っている他、定期的に代表取締役との意見交換を実施するとともに、社外取締役との意見交換等による連携にも努めております。 当事業年度は、連結経営に対する監視検証の視点から、独占禁止法を始めとする法令等遵守の徹底に向けた取り組みについて引き続き監視・検証を行うとともに、構造的な人手不足の進行・金利上昇リスクの高まり等の大きな環境変化が経営に影響を与えていることに留意し、監査役会において下表のとおり重点監査項目を定め活動をいたしました。 領域重点監査項目法令等遵守状況重要事項の取締役会等への報告体制、モニタリング部門の機能発揮、企業集団におけるコンプライアンス体制の整備、独占禁止法違反事案の再発防止に向けた取り組み状況内部統制システム、リスク管理体制内部統制システムの整備・運用、人材戦略の実施状況、リスクマネジメント体制の整備・運用、重要なリスクの把握・対応、鉄軌道事業・バス事業における安全・安定輸送の確保、各事業における事故の未然防止等、IT戦略諸施策の推進状況取締役会等の意思決定リスク情報等を踏まえた適切な経営判断プロセス、リスクマネジメントの観点や現業の運営状況等を含む事業全般へのモニタリング、ESG施策の実施状況等サステナブル経営に関する対応会計監査人会計監査実施状況、監査品質の管理体制、KAMを含む執行部門とのコミュニケーションや監査法人間の連携内部監査部門内部監査の体制整備および内部監査結果の適時・適切な報告 常勤監査役は、以下の通りの活動を行い、その状況を監査役会に報告しております。・経営会議、サステナビリティ推進会議など社内の重要な会議への出席と意見表明・代表取締役をはじめ各取締役・管掌役員等経営陣との定期的および随時の意見交換の実施・連結子会社を含めたヒアリングや現場往査・視察による情報収集、日常業務の監視・検証・連結子会社経営陣との意見交換や視察による情報収集・会計監査人との会合(毎月および随時)による緊密な連携・内部監査室との会合(毎月および随時)による緊密な連携(内部監査計画案および内部監査の実施状況や結果の報告など)・コンプライアンス・リスクマネジメント委員会や財務戦略室など内部統制部門との情報共有による緊密な連携・東急グループ常勤監査役会議や連結会社常勤監査役連絡会の定期的な開催などによる連結子会社監査役との緊密な連携・主要な連結子会社監査役の兼務、および各連結子会社の監査役を兼務する専任スタッフからの情報収集・連結子会社における不祥事への対応についての監視・検証 また、活動にあたり、e-メール等を活用した、社外監査役への経営会議等重要な会議内容の随時の報告や連結子会社監査役などとのコミュニケーション実施など、効果的・効率的な運営に努めております。社外監査役は、監査役会等での常勤監査役からの活動状況報告や執行からの各種報告、連結子会社を含む現場視察などを通して積極的に情報を入手し、取締役会、監査役会では適時的確な意見表明を行っております。 ② 内部監査の状況a.組織・人員及び手続 当社は、内部監査室に内部監査部門を設置し、内部監査規程に定めるところにより、監査計画を策定し、連結子会社を含めた業務執行状況について、監査を実施しております。内部監査の結果については、代表取締役社長および常勤監査役に監査報告書を提出し、同時に監査対象組織に送付の上、指摘事項への回答およびその是正を求め、内部監査室にて、定期的に是正状況の確認を実施しております。さらに、監査結果は、定期的に取締役会および監査役会に報告しております。 内部監査業務の推進にあたっては、財務及び会計、事業経験など、適正な知識、能力、経験を有する多様なスタッフ11名(2025年6月1日時点)を配し、業務を遂行しております。 また、財務報告の信頼性を確保するため、内部監査室に内部統制評価部門を設置し、22名(2025年6月1日時点)のスタッフを中心に、金融商品取引法に基づく財務報告に係る内部統制の評価および報告を実施しており、必要に応じ内部監査業務の支援をしております。 b.内部監査、監査役監査及び会計監査の相互連携並びに内部統制部門との関係 内部監査室は、毎月常勤監査役と定期的な会合を実施することにより緊密な連携を図り、内部監査計画案および内部監査の実施状況と結果、体制の整備状況等を報告しております。また、当社の会計監査人であるEY新日本有限責任監査法人、常勤監査役、内部統制部門(財務戦略室)とも毎月連絡会を開催し、会計監査実施状況並びに当社及び連結子会社の会計監査、監査役監査、内部監査に関する情報の交換を行っております。 内部監査室と常勤監査役は、コンプライアンス・リスクマネジメント委員会や財務戦略室などの内部統制部門から、連結子会社を含めた内部通報状況、トラブル情報等の共有を受け、積極的に意見交換と緊密な連携を図っております。 内部統制部門と内部監査部門は、監査指摘事項への是正や確認等において、お互いに緊密な連携を図ることにより、業務の適切な実行の確保に向けて職務を遂行しております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称  EY新日本有限責任監査法人 b.継続監査期間49年間 上記継続監査期間は、当社において調査可能な範囲での期間であり、実際の継続監査期間は上記期間を超えている可能性があります。  c.業務を執行した公認会計士 当事業年度において会計監査業務を執行した公認会計士は次のとおりです。公認会計士の氏名等所属する監査法人名指定有限責任社員業務執行社員山 元 清 二EY新日本有限責任監査法人齋 木 夏 生中 村  崇 (注)継続監査年数については、全員7年以内であるため、記載を省略しております。 d.監査業務に係る補助者の構成公認会計士 17名 会計士試験合格者等 10名 その他 31名  e.監査法人の選任・再任方針と理由当社の監査役会は、会計監査人の監査活動の適切性、妥当性を考慮し、会計監査人が職務を適正に遂行することが困難と認められる場合には、会計監査人の不再任に関する議案を決定し、取締役会は、当該決定に基づき、当該議案を株主総会に提出いたします。この方針に基づき、EY新日本有限責任監査法人の監査活動について、執行への聴取も行った上でその適切性、妥当性を評価した結果、職務を適正に遂行することが可能であると判断し会計監査人を再任することといたしました。f.監査役および監査役会による監査法人の評価当社の監査役および監査役会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価は、公益社団法人日本監査役協会の「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を踏まえ執行への聴取も行った上で総合的に行いました。   ④ 監査報酬の内容等  a.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社184221835連結子会社195-198-計379223815 当社は、監査公認会計士等に対し、非監査業務として、前連結会計年度及び当連結会計年度に社債発行に係るコンフォートレター作成業務等に対する対価を支払っております。 b.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬(a.を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社907-連結子会社13016-計23123- 当社及び連結子会社は、監査公認会計士等と同一のネットワークに属するEY税理士法人に対し、非監査業務として、前連結会計年度に税務相談に関する業務等に対する対価を支払っております。当連結会計年度に該当事項はありません。   c.その他重要な報酬の内容       該当事項はありません。   d.監査報酬の決定方針該当事項はありませんが、監査時間数や監査内容等を勘案し、監査役会の同意を得た上で決定しております。   e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由監査役会は、会計監査人の監査計画に対する報酬等について、会計監査人の監査実績、当事業年度の監査計画の内容等を参考にその妥当性について検討した結果、妥当であると全員一致で判断したため、会社法第399条第1項の同意を行っております。
設備の概要 FY2025 / 約650字
1【設備投資等の概要】当社グループ(当社及び連結子会社)では、大規模プロジェクトの推進、事業用資産の増強、施設の改良、サービス向上のための設備投資を行い、当連結会計年度は交通事業を中心に126,366百万円の設備投資を実施いたしました。なお、設備投資の金額には、ソフトウェア等無形固定資産への投資額も含めて記載しております。交通事業では、鉄軌道業において安全・安心な鉄道の追求のため、老朽化した設備の適切な維持更新や自然災害対策などに努めております。地域とつながる駅空間と「サステナブルな地下駅」の実現を目指す田園都市線地下区間の駅リニューアル工事において、第1弾の駒沢大学駅が2025年3月に竣工したほか、田奈駅の改修や高架橋のさらなる耐震補強、五反田駅へのホームドアの設置など、利便性向上と安全対策のための設備投資を引き続き行いました。また、バス業において車両の新規購入を行う等、事業全体では59,943百万円の設備投資を行いました。不動産事業では、当社における「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」の開業等、事業全体では37,038百万円の設備投資を行いました。生活サービス事業では、百貨店業、チェーンストア業における既存店舗設備の改装及び改修工事や、ケーブルテレビ事業における通信事業用設備工事等を行い、事業全体では23,611百万円の設備投資を行いました。ホテル・リゾート事業では、ホテル業における既存ホテル設備の改修工事等を行い、事業全体では7,416百万円の設備投資を行いました。
従業員の状況 FY2025 / 約3,022字
5【従業員の状況】(1)連結会社の状況 2025年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)交通事業7,252〔 802〕不動産事業3,282〔 3,237〕生活サービス事業8,908〔12,480〕ホテル・リゾート事業3,731〔 3,343〕全社(共通)881〔 417〕合計24,054〔20,279〕 (注)1.従業員数は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む)であり、臨時従業員数は、〔 〕内に当連結会計年度の平均人員を外数で記載しております。2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。(2)提出会社の状況 2025年3月31日現在従業員数(人)平均年齢平均勤続年数平均年間給与(円)1,537〔 733〕43歳 3か月13年 9か月8,831,436   2025年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)交通事業45〔 7〕不動産事業511〔 123〕その他事業212〔 213〕全社(共通)769〔 390〕合計1,537〔 733〕 (注)1.従業員数は就業人員数(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む)であり、臨時従業員数は、〔 〕内に当事業年度の平均実人員を外数で記載しております。なお、臨時従業員数の表示に当たっては、前事業年度まで1日8時間換算をしておりましたが、実際の就労人員の把握を目的として、当事業年度より1日8時間換算をせずに年間の平均実人員の表示に変更しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。3.上記の従業員数には、出向者(社員、嘱託、契約社員等)3,509名を含んでおりません。4.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。5. 臨時従業員数が前事業年度より201名増加している主な要因は、人員の表示を1日8時間換算をせずに年間の平均実人員の表示に変更したことによるものであります。 (3)労働組合の状況当社の労働組合の状況は、次のとおりであり、労使間において特記すべき事項はありません。 2025年3月31日現在名称組合員数(人)上部組織東急労働組合4,363日本私鉄労働組合総連合会 なお、連結子会社においても労使間において特記すべき事項はありません。(注) 上記の組合員数には、東急電鉄㈱の従業員 665名と、当社の東急電鉄㈱への出向者 2,864名を含みます。 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異① 管理職に占める女性労働者の割合会社名割合(当連結会計年度)東急㈱14.2%東急電鉄㈱4.8%伊豆急行㈱5.9%㈱じょうてつ6.4%東急テクノシステム㈱4.8%東急バス㈱1.4%イッツ・コミュニケーションズ㈱17.4%㈱東急レクリエーション21.1%㈱東急百貨店28.2%㈱東急ストア8.8%㈱東急エージェンシー15.2%東急カード㈱18.8%㈱ながの東急百貨店13.2%㈱東急ホテルズ *114.8%東急ホテルズ&リゾーツ㈱20.9% (注)1.*1:㈱東急ホテルパートナーズおよび東急ホテルズ アジア PTE.LTD.を除く、雇用管理を一体的に行っている傘下子会社の数値も含み算出しております。2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであり、公表が義務化されている常時雇用労働者数101人以上(当連結会計年度末時点)の会社のうち、「管理職に占める女性労働者の割合」を公表項目として選択している主な会社を掲載しております。主な会社以外は、「第7 提出会社の参考情報 2 その他の参考情報(2)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に掲載しております。 ② 男性労働者の育児休業取得率会社名割合(当連結会計年度)東急㈱ *190.9%東急電鉄㈱ *194.9%東急テクノシステム㈱ *271.4%東急バス㈱ *264.7%東急プロパティマネジメント㈱ *183.3%イッツ・コミュニケーションズ㈱ *255.6%㈱東急レクリエーション *260.0%㈱東急百貨店 *2100.0%㈱東急ストア *282.4%㈱東急エージェンシー *288.9%㈱東急モールズデベロップメント *275.0%㈱東急ホテルズ *224.2%東急ホテルズ&リゾーツ㈱ *2100.0% (注)1.*1:「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。2.*2:「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、公表が義務化されている常時雇用労働者数301人以上(当連結会計年度末時点)の主な会社を掲載しております。主な会社以外は、「第7 提出会社の参考情報 2 その他の参考情報(2)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に掲載しております。 ③ 労働者の男女の賃金の差異会社名男女の賃金の差異(当連結会計年度)全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者東急㈱68.2%73.5%62.8%東急電鉄㈱59.4%89.2%56.0%㈱じょうてつ70.0%67.4%94.7%東急テクノシステム㈱68.9%69.7%55.0%東急バス㈱85.8%85.6%94.5%東急プロパティマネジメント㈱56.9%80.6%72.7%イッツ・コミュニケーションズ㈱67.6%78.2%61.6%㈱東急レクリエーション57.5%84.2%93.2%㈱東急百貨店66.3%66.2%72.3%㈱東急ストア60.0%77.8%117.2%㈱東急エージェンシー82.1%81.4%85.5%㈱東急モールズデベロップメント60.7%76.9%23.4%㈱東急ホテルズ68.9%76.8%56.6%東急ホテルズ&リゾーツ㈱64.2%58.1%85.5% (注)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであり、公表が義務化されている常時雇用労働者数301人以上(当連結会計年度末時点)の主な会社を掲載しております。主な会社以外は、「第7 提出会社の参考情報 2 その他の参考情報(2)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に掲載しております。
研究開発活動 FY2025 / 約167字
6【研究開発活動】当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は、480百万円であり、セグメントごとの研究開発費は、交通事業が450百万円、生活サービス事業が29百万円であります。主な研究開発活動は、㈱東急総合研究所において、経済、社会、地域等に関する消費研究や消費構造、消費者の意識・行動に関する調査・研究を行っております。
株式の保有状況 FY2025 / 約8,419字
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、投資株式について、株式の価値の変動または配当の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株式)に区分しております。長期的視点での事業戦略および財務戦略の円滑な遂行を踏まえ、取引先との関係の維持・強化により、当社および連結子会社の事業発展に資すると判断した株式を保有します。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、上場株式について、個別銘柄ごとに長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえて、定期的に保有意義を毎年、取締役会で検証します。その結果に基づき、保有意義が認められない場合には、株式市場の状況等を考慮しながら、縮減するなど見直しを行うことを基本方針としております。なお、2025年3月末時点で保有している政策保有株式につきましては、検証の結果、継続保有が妥当であると判断しております。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式4611,414非上場株式以外の株式1962,206 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式4312事業連携を目的とした株式取得非上場株式以外の株式18,157不動産事業における循環再投資戦略の推進を企図し、スポンサーコミットメントの拡大を図ることを目的とした、東急リアル・エステート投資法人投資口の追加取得 (注)上記の他に、関連会社株式からの区分変更により1銘柄が増加しております。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式11非上場株式以外の株式-- c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)又は投資口数(口)株式数(株)又は投資口数(口)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)東急リアル・エステート投資法人100,71849,000当社は同法人のスポンサーであり、不動産物件取引等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。当社不動産事業における循環再投資戦略の推進を企図し、スポンサーコミットメントの拡大を図ることを目的として追加取得を進めています。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株(投資口)については、不動産事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。無17,4947,835東映㈱3,000,000600,000当社および連結子会社におけるエンターテイメントやメディア事業等の連携先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有15,18011,280第一生命ホールディングス㈱2,500,7002,500,700当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、ホテル・リゾート事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有11,3339,635㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ2,167,0002,167,000当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、不動産事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有4,3573,374楽天グループ㈱3,533,5003,533,500当社および連結子会社における不動産賃貸事業をはじめ、リテール事業等での事業連携先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、不動産事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。無3,0083,002 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)又は投資口数(口)株式数(株)又は投資口数(口)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)東日本旅客鉄道㈱824,400274,800同業としての事業連携・情報交換の他、連結子会社での取引があり、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、交通事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有2,4332,406京王電鉄㈱481,080481,080同業としての事業連携・情報交換の他、連結子会社での取引があり、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、交通事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有1,8312,007小田急電鉄㈱955,055955,055同業としての事業連携・情報交換の他、連結子会社での取引があり、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、交通事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有1,4111,982日本航空㈱529,400529,400当社および連結子会社におけるカード事業やインバウンド施策、旅行事業等での事業連携先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有1,3531,544ANAホールディングス㈱400,000400,000当社および連結子会社におけるカード事業やインバウンド施策、旅行事業等での事業連携先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有1,1031,284㈱コンコルディア・フィナンシャルグループ697,000697,000当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有683536 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)又は投資口数(口)株式数(株)又は投資口数(口)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱西武ホールディングス165,300165,300同業としての事業連携・情報交換の他、連結子会社での取引があり、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、交通事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております有545400㈱三菱総合研究所100,000100,000当社不動産事業の主要顧客である他、当社各事業における調査業務の委託先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、不動産事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。無469496京浜急行電鉄㈱278,445278,445同業としての事業連携・情報交換の他、連結子会社での取引があり、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、交通事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有421387㈱八十二銀行260,000260,000当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有274270㈱ぐるなび420,400420,400当社および連結子会社におけるインバウンド施策や百貨店等の事業連携先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。無124129スルガ銀行㈱92,50092,500当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、不動産事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有12482 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)又は投資口数(口)株式数(株)又は投資口数(口)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱三井住友フィナンシャルグループ11,4003,800当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、不動産事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有4333東武鉄道㈱4,5844,584同業としての事業連携・情報交換の他、連結子会社での取引があり、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、交通事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。有1117 みなし保有株式銘柄当事業年度前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な 保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無株式数(株)又は投資口数(口)株式数(株)又は投資口数(口)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ9,645,5009,645,500当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、不動産事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。(議決権行使の指図権を有する)有19,39715,018三井住友トラストグループ㈱3,384,4003,384,400当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、不動産事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。(議決権行使の指図権を有する)有12,58911,195㈱T&Dホールディングス1,177,9401,177,940当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。(議決権行使の指図権を有する)有3,7383,059 銘柄当事業年度前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な 保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無株式数(株)又は投資口数(口)株式数(株)又は投資口数(口)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱みずほフィナンシャルグループ765,400765,400当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、不動産事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。(議決権行使の指図権を有する)有3,1002,331松竹㈱206,260206,260当社および連結子会社におけるエンターテイメントやメディア事業等の連携先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。(議決権行使の指図権を有する)有2,5392,014㈱コンコルディア・フィナンシャルグループ2,090,0002,090,000当社および連結子会社での金融取引や事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。(議決権行使の指図権を有する)有2,0501,608㈱ぐるなび702,600702,600当社および連結子会社におけるインバウンド施策や百貨店等の事業連携先として、良好な関係の維持・強化を図るため保有しております。2025年5月の取締役会において同社株の保有の適否について、長期的視点での事業戦略および財務戦略に係る定性的な観点、および配当収益その他の経済合理性等の定量的な観点を踏まえた検証を実施しております。同社株については、生活サービス事業等の取引があるなど経済合理性を確認しております。(議決権行使の指図権を有する)無207216 (注)1.貸借対照表計上額の上位銘柄を選定する段階で、特定投資株式とみなし保有株式を合算しておりません。2.当事業年度では、特定投資株式のANAホールディングス㈱以下並びにみなし保有株式の㈱ぐるなび以下は、貸借対照表計上額が資本金額の100分の1以下ですが、全銘柄について記載しております。3.前事業年度では、特定投資株式の㈱コンコルディア・フィナンシャルグループ以下並びにみなし保有株式の㈱ぐるなび以下は、貸借対照表計上額が資本金額の100分の1以下ですが、全銘柄について記載しております。4.「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しています。5.東映㈱は、2024年4月1日付で普通株式1株を5株とする株式分割を、東日本旅客鉄道㈱は、2024年4月1日付で普通株式1株を3株とする株式分割を、㈱三井住友フィナンシャルグループは、2024年10月1日付で普通株式1株を3株とする株式分割を、それぞれ行っております。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式  該当事項はありません。④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの  該当事項はありません。⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの  該当事項はありません。
関係会社の状況 FY2025 / 約3,483字
4【関係会社の状況】 2025年3月31日現在名称住所資本金又は出資金(百万円)事業内容議決権に対する所有割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助主たる営業上の取引施設の賃貸借当社役員(人)当社職員(人)(連結子会社) 東急電鉄㈱ *4東京都渋谷区100交通事業100.054有当社は一般管理業務を受託有伊豆急行㈱静岡県伊東市90交通事業100.0(100.0)13無無有上田電鉄㈱長野県上田市10交通事業100.0(100.0)04無無無㈱じょうてつ北海道札幌市白石区200交通事業不動産事業70.512無無無網走交通㈱北海道網走市50交通事業100.002無無無東急バス㈱東京都目黒区100交通事業不動産事業100.023無当社は物品を販売有仙台国際空港㈱ *2宮城県名取市100交通事業43.0(1.0)13無無無東急テクノシステム㈱神奈川県川崎市中原区480交通事業100.004無無有東急ファイナンスアンドアカウンティング㈱東京都渋谷区100交通事業100.005無当社は財務・給与計算処理業務を委託無伊豆急ホールディングス㈱静岡県伊東市100交通事業100.013有当社は業務を委託無東急プロパティマネジメント㈱東京都世田谷区100不動産事業100.009無当社は施設等の管理業務を委託有㈱東急設計コンサルタント東京都目黒区100不動産事業70.004無当社は設計工事を発注無東急ジオックス㈱東京都渋谷区50不動産事業89.613無無有㈱伊豆急コミュニティー静岡県伊東市10不動産事業100.0(100.0)12無当社は業務を委託有CTリアルティ有限会社 *2東京都中央区3不動産事業[100.0]-00無無有渋谷宮下町リアルティ㈱東京都渋谷区100不動産事業73.000無当社は業務を受託無渋谷スクランブルスクエア㈱東京都渋谷区10不動産事業64.105無当社は業務を委託有ヤンチェップ サン シティ㈱オーストラリアパース55,200千オーストラリアドル不動産事業100.003無当社は業務を委託無セント アンドリュース プライベート エステート㈱オーストラリアパース16,000千オーストラリアドル不動産事業100.004無無無ベカメックス東急有限会社ベトナムビンズン省8,600,000百万ベトナムドン不動産事業65.015無無無OASIS REAL ESTATEINVESTMENT PTE.LTD.シンガポール63,310千米ドル不動産事業87.102無無無SLリアルティ合同会社 *2東京都中央区0不動産事業[100.0]-00無無無東急ライフィア㈱ 東京都世田谷区20不動産事業100.004無当社は不動産の販売を委託有東急リアル・エステート・インベストメント・マネジメント㈱東京都渋谷区300不動産事業100.015無無有Tokyu Development (Thailand) Co., Ltd. タイバンコク1,500百万タイバーツ不動産事業100.0(0.4)12無無無 名称住所資本金又は出資金(百万円)事業内容議決権に対する所有割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助主たる営業上の取引 施設の賃貸借当社役員(人)当社職員(人)㈱東急百貨店東京都渋谷区100生活サービス事業100.024有当社は業務を委託有㈱ながの東急百貨店長野県長野市100生活サービス事業100.003無無無㈱セントラルフーズ東京都品川区100生活サービス事業100.004有無無渋谷地下街㈱東京都渋谷区100生活サービス事業100.003無無有㈱東急ストア *4東京都目黒区100生活サービス事業100.022無当社は業務を受託有㈱東急モールズデベロップメント東京都渋谷区100生活サービス事業100.007無当社は業務を委託有㈱SHIBUYA109エンタテイメント東京都渋谷区100生活サービス事業100.005無無有東急カード㈱東京都世田谷区300生活サービス事業100.015無当社は業務を委託有イッツ・コミュニケーションズ㈱東京都渋谷区5,294生活サービス事業100.011無当社は業務を委託有㈱東急エージェンシー東京都港区100生活サービス事業99.1(2.4)13無当社は業務を委託有東急スポーツシステム㈱東京都渋谷区100生活サービス事業100.003有当社は業務を委託有㈱東急レクリエーション東京都渋谷区7,028生活サービス事業100.013有無有東急セキュリティ㈱東京都世田谷区100生活サービス事業100.005無当社は業務を委託有㈱東急グルメフロント東京都目黒区100生活サービス事業100.004有当社は業務を委託有㈱東急パワーサプライ東京都渋谷区100生活サービス事業66.715無当社は電力を購入有㈱TSTエンタテイメント東京都新宿区100生活サービス事業66.003無当社は業務を委託有㈱東急ホテルズ東京都渋谷区100ホテル・リゾート事業100.013有当社は業務を委託有㈱スリーハンドレッドクラブ東京都渋谷区79ホテル・リゾート事業99.540無無無東急リネン・サプライ㈱東京都品川区50ホテル・リゾート事業100.004有当社の施設等のリネン業務を委託無㈱ティー・エイチ・プロパティーズ東京都渋谷区100ホテル・リゾート事業100.004無当社は業務を受託有東急ホテルズ&リゾーツ㈱東京都渋谷区100ホテル・リゾート事業100.024無当社は業務を委託有その他  78社 名称住所資本金又は出資金(百万円)事業内容議決権に対する所有割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助主たる営業上の取引 施設の賃貸借当社役員(人)当社職員(人)(持分法適用関連会社) 広島国際空港㈱広島県三原市100交通事業30.003無無無東急不動産ホールディングス㈱*1 *3東京都渋谷区77,562不動産事業[0.1]16.1(0.2)20無無無東急不動産㈱*3東京都渋谷区57,551不動産事業[100.0]-10無無有㈱東急コミュニティー*3東京都世田谷区1,653不動産事業[100.0]-10無当社は施設等の管理業務を委託有東急リバブル㈱*3東京都渋谷区1,396不動産事業[100.0]-10無当社は不動産の販売を委託有東急建設㈱*1 *3東京都渋谷区16,354不動産事業<7.1>15.1(0.6)01無当社は工事を発注有東急リニューアル㈱*3東京都渋谷区100不動産事業[90.5]9.501無当社は工事を発注有世紀東急工業㈱*1 *3東京都港区2,000不動産事業[24.5]4.4(0.2)00無当社は工事を発注無HTK INVESTMENTCORPORATIONベトナムホーチミン市1,200,000百万ベトナムドン不動産事業22.901無無無KING SQUARE DEVELOPMENT CO.,LTD. タイバンコク800百万タイバーツ不動産事業35.0(35.0)11有無無横浜ケーブルビジョン㈱神奈川県横浜市保土ヶ谷区320生活サービス事業49.001無無無YOUテレビ㈱神奈川県横浜市鶴見区2,726生活サービス事業20.7(20.7)00無無無Sharing Design㈱東京都渋谷区2,275生活サービス事業20.001無無有その他  22社 (注)1.事業内容の欄には、セグメントの名称を記載しております。2.特定子会社に該当するものは、東急電鉄㈱とベカメックス東急有限会社であります。3.議決権に対する所有割合の( )内は、間接所有割合で内数、[ ]内は、緊密な者又は同意している者の所有割合で外数、< >内は、信託拠出分で外数であります。4.*1は、有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社であります。5.*2は、持分は100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため、子会社としたものであります。6.*3は、持分は100分の20未満でありますが、実質的な影響力を持っているため、関連会社としたものであります。7.*4は、営業収益(連結会社相互間の内部営業収益を除く)の連結営業収益に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等会社名営業収益(百万円)経常利益(百万円)当期純利益(百万円)純資産額(百万円)総資産額(百万円)東急電鉄㈱163,56319,52016,305216,323644,767㈱東急ストア221,1553,6144,47537,28971,729
サステナビリティ FY2025 / 約10,914字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】(1)サステナビリティ(全般)当社グループは、長期的な視点から、時代によって変化するお客さまのニーズを的確にとらえ、新たな事業・サービスを提供し、社会課題を解決していくことが重要であると考えています。そして社員一人ひとりがこの使命を共有し、新たな価値を生み出すことで、社会と共に持続的成長を図っていきたいと考えています。「美しい時代へ」というグループスローガンのもと、SDGsやISO26000、GRI Standards、また業界特有の課題としてサステナビリティ会計基準審議会(SASB)などを踏まえて特定した、サステナブル重要テーマ(マテリアリティ)に向き合い、「未来に向けた美しい生活環境の創造」および「事業を通じた継続的な社会課題の解決」に取り組んでおります。 (ガバナンス) ・体制当社は、取締役会を経営および監督の最高機関と位置付けており、サステナビリティに係る重要事項は、取締役会で決議・監督しています。また、サステナブル経営の推進を目的として安全、コンプライアンス、ESGへの取り組み等のテーマに関して、社長執行役員を議長とするサステナビリティ推進会議にて年2回審議を行っています。また、連結でのサステナビリティ推進体制を強化するため、連結各社のサステナビリティ推進責任者が参加する「東急グループサステナビリティ推進会議」を年2回開催しています。 ・審議実績(2024年度) サステナビリティに係る主な審議実績取締役会・非財務指標の設定・安全への対応状況・ITリスクに関する取組・環境ビジョン実現の取組・不祥事・事故等報告状況サステナビリティ推進会議/グループサステナビリティ推進会議・ESG分野における取組(ESG評価、人権、サプライチェーン、 脱炭素・循環型社会、水リスク分析結果、SDGsへの取組等)・事業部門報告(安全・環境への取組)・不祥事・事故等報告状況 ・取締役の報酬とサステナビリティとの関連2024年3月25日開催の取締役会にて「取締役の個人別の報酬等の決定に関する方針の改正」を決議し、2024年7月1日より適用しています。評価方法を、担当する部門の業績総合評価から、中期経営計画等を踏まえた連結経営指標、サステナブル経営指標※、個人目標の評価に改正し、次年度の業績連動報酬に反映します。全社のサステナブル経営指標や、各役員が担当する業務の社会的課題解決への取り組みも個人評価の指標に加えたほか、担当部門のエンゲージメント評価や、後任候補育成を含む人材育成についても評価項目としています。取締役の報酬については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (4) 役員の報酬等」のとおりです。 ※サステナブル経営指標…安全指標や脱炭素の進捗等のサステナブル重要テーマへの取り組み (リスク管理)気候関連のリスクと機会、人権リスクなどのサステナビリティ関連のリスクは、経営企画室ESG推進グループをプロジェクトリーダーとし、専門家の知見のもと各事業部門と協働してリスク分析・対応策の検討を行い、サステナビリティ推進会議などを通じて全事業・各社に共有します。気候関連のリスクと機会については、新規評価および評価更新時に経営会議・取締役会に報告しています。また、全社リスクについては、毎年各事業・各社にてリスクの分析を実施する際に、気候関連リスクなどのサステナビリティリスクを含めて検討・評価・管理しています。サステナビリティに関するリスクを含む全体のリスクについては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」のとおりです。 (戦略、指標および目標)当社グループは2018年3月にサステナブル重要テーマを特定後、長期経営構想策定と併せて事業横断的に「2030年に向けて目指す姿」を設定しています。また、中期経営計画や単年の事業計画策定時には、財務目標と併せて各策の実績を把握するための非財務目標を設定し、取り組み進捗状況は、各責任部署およびサステナビリティ推進会議にて確認しています。 ※各指標の目標・実績は統合報告書をご参照ください。(2024年度実績を掲載した統合報告書2025は、2025年9月末発行予定) https://ir.tokyu.co.jp/ja/ir/library/integrated_report.html (2)気候変動/TCFD提言への取り組み当社グループでは、気候変動による事業への影響を想定し、そのリスクマネジメントを強化し、リスクと機会への対応について事業戦略と一体化していくための取り組みを行っています。また、2020年9月にはTCFD(※)への賛同を表明し、その提言に基づいた情報開示を進めています。 ※世界経済の安定性に向けて、金融安定理事会(FSB)が2015年に設立し、気候変動がもたらすリスクおよび機会の財務的影響を把握し開示することを目的とするタスクフォース。 (TCFDの開示提言項目)ガバナンス気候変動のリスクおよび機会に係る組織のガバナンス戦略気候関連リスクおよび機会が組織のビジネス・戦略・財務計画へ及ぼす実際の影響および潜在的な影響リスクと管理気候関連のリスクについて組織がどのように選別・管理・評価しているか指標と目標気候関連のリスクおよび機会を評価・管理する際に使用する指標と目標 (ガバナンス)気候変動を重要課題ととらえ、リスクの特定・評価および戦略、目標について、経営執行の意思決定機関である経営会議にて審議・決定のうえ、取締役会に報告し、適切な監督を受ける体制としています。また、気候変動課題への取組実績について、毎年経営会議および取締役会に報告しています。各事業の気候関連リスクと機会の分析は、経営企画室管掌の執行役員のもと、経営企画室ESG推進グループをプロジェクトリーダーとし、外部有識者のアドバイスをいただきながら各事業部門と協働し進めています。取締役会に上程した内容は、サステナビリティ推進会議・東急グループサステナビリティ推進会議などで共有・推進・浸透を図ります。 (戦略)・シナリオ分析における大枠(世界観)の設定シナリオ分析は、2022年3月に策定した環境ビジョン2030で掲げる「環境と調和する街」の実現に向けた全事業を通じたまちづくりのほか、交通セグメント、不動産セグメント、生活サービスセグメント、ホテル・リゾートセグメントの各事業を対象に、次の2つのシナリオにて実施いたしました。地球の平均気温が、産業革命(1760年代から1830年代)前と比較して、21世紀末における温暖化を1.5℃に抑制する「1.5℃シナリオ」では、「移行リスク」が強まり、電力コストや省エネ技術に対するコスト増などに起因するものや、炭素税など温暖化抑制に向けた政策や規制が強化されるとともに、重要な「機会」として、省エネ技術開発によるコスト減少、環境意識向上による公共交通利用者の増加や環境配慮物件への入居志向の向上に加え、「環境と調和する街」や「世界が憧れるまちづくり」の実現を通じた顧客および顧客生涯価値の増加などを想定しました。また、政策導入や規制強化は行われず、温室効果ガスの排出量が増加する「4℃シナリオ」では、「物理リスク」が強まり、災害激甚化による施設の浸水などによる改修コストの増加と顧客の流出、新たな感染症により利用者が減少する世界を想定しています。この2つのシナリオに基づくリスクと機会の検討・特定および重要度評価においては、「移行リスク」「物理リスク」「機会」に分けて実施しました。「物理リスク」への対応は、これまでも相当程度実施しており、今回の分析結果を含めた今後の取り組みの方向性と併せて「リスク管理」をご参照ください。 ・重要なリスクの分析リスクの重要度は、「各事業への影響度」と事象の「発生度」から評価しました。「各事業への影響度」は気候関連の事業の影響を受けると想定される対象事業の影響規模を分析し、「発生度」は、自然災害などの物理リスクについてはIPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)の第6次評価報告書(AR6)を参考に評価し、移行リスクについては、環境法令や炭素税の導入など将来的な政策目標・導入計画の動向や現在の政策導入などを基に推計・分析しています。財務的な影響は、1.5℃シナリオにおける移行リスクでは主に、電力使用量や太陽光発電の一部導入計画などに基づき算定し、4℃シナリオにおける物理リスクは主に、河川氾濫などの最大浸水深や新型コロナウイルス感染症による影響をベースに見込みました。当社グループへの影響度は発現状況により想定影響額が変わる可能性があることから、幅を持って想定しています。 影響度の基準 → 大:50億円以上、中:50億円未満、小:10億円以下対象期間   → 短期:2年以内、中期:3年~5年、長期:6年以上  ・重要な機会の分析重要な機会は、1.5℃シナリオを中心に検討し、環境ビジョン2030で掲げる「環境と調和する街」や「世界が憧れるまちづくり」の実現による顧客および顧客生涯価値の増加を見込んだほか、ステークホルダーの環境意識向上による公共交通利用者の増加や環境配慮物件への入居志向の向上、再生可能エネルギーによる発電の促進に向けたインフラ投資、省エネ技術開発によるコストの減少などを見込んでいます。財務的な影響は、「環境と調和するまちづくり」による東急線沿線における当社グループ商品・サービスの利用促進や、鉄道利用への移行、環境配慮物件の賃料上昇、新造車両への代替や太陽光発電による電力コスト削減効果、などを推計しました。 影響度の基準 → 大:50億円以上、中:50億円未満、小:10億円以下対象期間   → 短期:2年以内、中期:3年~5年、長期:6年以上 ※1 東急線再エネ100%運行など (リスク管理)気候関連のリスクと機会は、経営企画室ESG推進グループをプロジェクトリーダーとし、各事業部門と協働してリスク分析・対応策を検討し、経営会議・取締役会への上程を行い、サステナビリティ推進会議などを通じて全事業・各社に共有しています。また、気候関連を含む全体のリスクについては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」のとおりですが、毎年各事業・各社にてリスクの分析を実施する際に、気候関連リスクを含めて検討・評価・管理しています。リスク管理プロセスについては「2サステナビリティに関する考え方及び取組(1)サステナビリティ(全般)(リスク管理)」のとおりです。 事業における各リスクへの対応として、下記のような取り組みを推進しております。移行リスクに対しては、自己発電導入・省エネ・再エネ調達を進めており、2022年4月より東急線全路線における再生可能エネルギー由来の実質CO2排出ゼロの電力100%での運行を開始いたしました。また、物理リスクに対しては、すでに様々なリスク対応策に取り組んでいます。さらに、近年の災害激甚化に伴い気候変動へのレジリエンスを高めるため、各事業や事業間連携による災害対策の高度化により、リスク回避・軽減策を推進するとともに、継続して定期的な危機管理対応訓練などにも取り組んでまいります。これらの取り組みに加えて、環境ビジョン2030では、街への取り組みとして、環境負荷を低減するサービスメニューを2030年までにさらに100件以上提供する目標を掲げており、街の脱炭素化を推進してまいります。 分類リスクの内容リスク管理・今後の対応物理リスク・災害激甚化に伴う施設被害によるサービス 停止、改修コスト増加、顧客流出・減少、 保険料増加(既存)・施設の浸水防止対策 ・法面崩落対策・車両避難訓練    ・電源設備の強靭化(今後の取組)・浸水防止対策の高度化、アセットオーナー との協働・高リスク物件の用途・保有の見直し・法面崩落対策の継続推進・事業間連携による浸水回避・軽減策の推進・災害発生時の危機管理本部との連携・訓練 の実施・構造改革の実施による損益分岐点の引き下 げ・気温上昇に伴う都市環境の変化・新型感染症発生による輸送人員・利用者 の減少移行リスク・電力コスト、炭素税の増加・自家発電(太陽光発電や蓄電池)の導入に向 けた検討の推進・再生可能エネルギー調達・導入に向けた検討 の推進 ⇒東急線全線再エネ運行  (2022年4月~) ⇒当社所有の新築物件は再エネ導入を基本仕  様とし、既存の賃貸不動産物件も2025年度  までに共用部・自社利用部に再エネ導入 (指標と目標)気候変動の緩和と移行リスクへの備えのため、事業活動の脱炭素化を推進しています。2022年3月に策定した「環境ビジョン2030」において、当社グループのCO2排出総量を2030年に基準年度(2019年度)から46.2%削減および再エネ比率50%、2050年までに再エネ比率100%によるRE100を目標とし、CO2排出総量実質ゼロを目指しております。また、事業活動のサプライチェーンにおけるCO2排出量を示すScope3においても、2030年までに30%削減する目標を設定し、サプライチェーンマネジメントの推進も強化しております。2023年度の連結CO2排出量(Scope1,2)は、353千t-CO2となり、基準年度から42.9%削減いたしました。また、Scope3におけるCO2排出量は、1,522千t-CO2となり、基準年度から42.0%削減いたしました。2024年度は下表のとおり見込んでおり、今後、数値の信頼性を確保するため、外部機関による第三者検証を行い、第三者保証を受けた後に統合報告書等にて確定値を開示してまいります。物理リスクへの対応については気候変動リスクだけでなく地震災害やテロ対策などを含む全体の安全管理の中で投資優先順位を定めるとともに、街のインフラを担う企業の責務として、安全な鉄道の運行や災害に強いまちづくりに向けた取り組みを、日々の業務を通じ行っています。項目2030年度目標2019年度(基準年)2023年度実績※1(基準年度増減)2024年度見込※2(基準年度増減)CO2排出量(Scope1,2)46.2%削減619千t-CO2353千t-CO2(42.9%削減)350千t-CO2(43.4%削減)CO2排出量(Scope3)30%削減2,622千t-CO21,522千t-CO2(42.0%削減)1,570千t-CO2(40.1%削減)再生可能エネルギー比率50%0.5%44.2%54% ※1 Scope1,2、Scope3(カテゴリ1、2、3、11、13)は、LRQAリミテッドによる第三者保証を受けています。※2 第三者保証前の数値であり、確定値が変更となる可能性があります。 <環境方針・ビジョン>        https://tokyu.disclosure.site/ja/135/<気候変動/TCFD提言への各種取り組み>https://tokyu.disclosure.site/ja/183/ (3)人的資本(戦略)○中期3か年経営計画の「人材戦略」コンセプト当社では2024年度を初年度とする中期3か年経営計画の人材戦略として、「人材を連結経営の根幹と位置づけ、従業員から選ばれ続け“個”を最大化する人的資本経営を推進」することをコンセプトに掲げました。労働意識・価値観の多様化、生産年齢人口の減少や人材獲得競争の激化、人材流動性の高まりなど、当社を取り巻くさまざまな労働市場の変化と向き合い、その中で、従業員一人ひとりの「個の最大化」による「企業価値の最大化」の実現を企図しております。特に、個を最大化する3要素として「働きがい」「働きやすさ」「処遇」に対し重点的に取り組んでおります。「働きがい」を高めるために、理念に沿った貢献実感と自らの成長実感を持てるよう積極的に人材育成支援を実施します。また「働きやすさ」を高めるために、心理的に安心できイノベーションが起きやすい職場づくりや多様な人材の活躍を支える柔軟な働き方などの社内環境整備を推進します。そして「処遇」は社内外の優秀な人材の定着・獲得・活躍に向け、市場競争力を意識して引き上げてまいります。これらの3要素をそれぞれ高め、連結経営の根幹である従業員から選ばれる企業であり続けることを目指しております。また、毎年1回のエンゲージメントサーベイを通じて従業員の意欲や関与度を測定し、働きがい・働きやすさを高める人材戦略を全社目線と部門目線に分けて適切に実行することで連結経営を一層強固なものとし、企業価値の最大化を図っております。 (人材育成方針)○人材育成方針当社では「従業員一人ひとりに寄り添い、学ぶことで成長が実感できる場の提供」を育成方針に掲げております。人材育成プログラムの大きな枠組みとしては、「階層別研修」「グループ経営人材・リーダー育成」「自律的キャリア形成支援」「自己啓発支援」の4つを設けており、ビジネススキル習得やキャリア支援のためのさまざまな施策を展開しております。「階層別研修」では、その階層の役割を担うために必要なマインドやスキルを学ぶ機会を提供しております。スキルの習得にあたっては、一律の内容ではなく、従業員一人ひとりの強みや弱み、関心のある領域や業務上必要なテーマ等を、自身で考えて選択ができるような内容としております。「グループ経営人材・リーダー育成」では、東急グループ全体の組織力・人間力を高めることを目的とした「東急アカデミー」を2006年より開講し、これまで延べ860名以上(2025年3月末現在)の修了者を輩出してきました。「経験」「内省」「学習」の3つの学習プロセスを通じて、経営人材としての能力・スキルを高めるとともに、グループ各社の次世代を担う人材同士の相互啓発を通じて、各人が東急グループの理念を実現し続ける経営者として成長する機会を提供しております。「自律的キャリア形成支援」、「自己啓発支援」では、従業員が自律的にキャリアを形成できる環境を整備するため、キャリア形成のプロセスを明示し、そのプロセスに合わせた施策を展開しております。具体的には、上司部下間での定期的な1on1ミーティング、自己理解の促進や自身のキャリアを考える機会を提供する「キャリア研修」と「キャリアサポート面談」を組み合わせたセルフ・キャリアドックの導入、社外の有資格者であるキャリアコンサルタントとの「キャリア相談」、視野拡大を図るため他社のメンバーとお互いの知見を提供しながら行う「異業種交流研修」、公募選抜による「大学院派遣」、隙間時間を利用したサブスクリプション型の動画研修やWEBコンテンツ教材の提供等を通じ、自己学習の支援を行っております。2025年度からは、自身が選択した自己学習費用に対する会社支援を50%から75%へ拡充するとともに、資格取得支援制度を導入し、報奨金支給および受験費用・登録費用の支援を行うなど、従業員の成長に寄与する更なる施策を展開いたします。 ○社内環境整備方針社会環境の急激な変化に伴い、さまざまなバックグラウンドを持つ人材が社内に増えてきていることを踏まえ、当社では「誰もが働き続けたい会社」の実現に向けて社内環境整備を進めております。当社では2000年代初頭より働き方改革に積極的に取り組み、働きやすい環境づくりを推進してきており、代表的な取り組みとして、自身の職務や環境に合わせて働く時間や場所を従業員が主体的に選択する「スマートチョイス」を展開し、フレックスタイム制やテレワーク制度などの整備を行ってまいりました。さらに、今後目指す働き方として、従業員やチームのミッション・成果を意識し、多様な働き方を効果的に選択・組み合わせる「ベストハイブリッド」方針を掲げており、本方針により、フレックスタイム制やテレワーク制度などの効果的な活用、さらに従業員個人やチームの「ベストパフォーマンス」発揮を追求してまいります。また、人材確保や従業員エンゲージメント向上のため、かねてより様々な人的資本への投資拡充を推進してきておりますが、従業員への処遇改善として、3年連続となる基本給水準や賞与の改善および特別一時金の支給、従業員の中長期的な業績・株価向上の意識醸成を目的とした株式インセンティブの導入、従業員の沿線居住促進や福利厚生の拡充等を目的とした寮・社宅の入居条件等の改善を実施しております。さらに、従業員の多様化のみならずお客さまニーズも多様化していることを踏まえ、当社はダイバーシティマネジメントを人材戦略の要素のひとつと認識し、制度・風土・マインドの3つの観点から各種取り組みを展開しております。中でも女性活躍推進は、当社のダイバーシティマネジメントにインパクトを与えるテーマと認識し、特に注力してきました。当社は1989年より女性総合職の採用を開始しており、それ以来、採用・配属・登用・処遇を性別差なく実施し続けています。男女ともに働きやすい制度づくりを積極的に推進し、育成においては女性向け研修を実施しています。その結果、女性管理職は着実に増加しており、部門長・部長を含め、女性管理職比率は、2025年3月末時点で14.2%となっています。また、当社グループにおいては5名が社長を担っております。今後の目標としては「2026年度末までに女性管理職比率18%以上」の達成を掲げております。また、男性の育休取得を推進することが、従業員とその家族の生活を豊かにするだけでなく、通常の勤務では得難い経験や気づきをもたらし、結果として長期的に働きがいを持って当社で活躍することにつながると考えています。そのため、2026年度末までの目標として「男性育休取得率100%達成・維持」を掲げており、2024年度は100%(※)を達成しました。今後も働きやすく、働きがいのある環境づくりを進めてまいります。(※前年度に子が生まれた男性従業員のうち、前年度+当年度に育児休職等を取得した者の割合)障がい者雇用については、障がい者が安心して長く働き続けられる環境づくりを推進しております。2004年に設立した特例子会社の株式会社東急ウィルでは、鉄道関係施設内の清掃業務を中心に、寝具類のクリーニング業務や名刺印刷業務を担ってまいりました。2023年度からは書類の封入作業や缶バッチ製作などにも業務内容を広げ、雇用の機会を拡大しております。(障がい者雇用率実績:2.94%。2024年6月、当社企業グループ6社算定)また、LGBTQに関する取り組みとして、2016年度以降、勉強会やセミナー開催のほか相談窓口の開設、就業規則の変更などさまざまな取り組みを行っています。今後も年齢、性的指向、家庭環境、経験、価値観など、より広範な切り口でダイバーシティマネジメントに取り組んでまいります。同じく人材戦略の要素である健康経営についても積極的に取り組んでおります。「安全」と「安心」は交通事業をはじめとする当社事業の根幹であり、お客さまが当社にお寄せくださる「信頼」の源泉です。その根幹を担う従業員およびその家族の健康は「信頼」を担保する柱であり、最優先で取り組む事項と位置付けております。そこで、東急グループの存在理念(美しい生活環境を創造し、調和ある社会と、一人ひとりの幸せを追求する)を踏まえ、その実現に欠くことのできない「健康経営」を推進するため、2016年に「健康宣言」を制定するとともに、CHO(最高健康責任者)を設置しました。CHOは取締役社長がその役割を果たすことで健康経営管理体制を構築しています。また、2023年に創立70周年を迎えた企業立病院の東急病院では、従業員とその家族の心身の健康管理はもとより、沿線にお住まいの方々の健康づくりに取り組んでいます。健康経営の推進にあたっては、CHOのリーダーシップのもと、企業立病院である東急病院を有する強みを活かし、当社正社員である産業医・保健師と強固な連携体制を構築し、メンタルヘルス対策、がん対策、生活習慣・運動対策を重点施策として取り組んでいます。さらに近年は、プレゼンティーズムの測定結果を踏まえた様々な健康増進施策やセミナーの開催、若年層を対象とする肥満対策などを実施することで、安全・安心の更なる構築や、労働生産性の向上、従業員エンゲージメント向上を目指しております。 (指標と目標)(主な指標) 2026年度目標(2023年度策定)2024年度実績エンゲージメントスコアレーティング総合満足度(平均)   ※1A(全11段階中、上から3段階目)3.5B(全11段階中、上から6段階目)3.37管理職に占める女性比率18%以上14.2%男性育休取得率     ※2100%100%            ※3-90.9%男性育休平均取得日数-84.9日一人当たり研修・教育実習費    ※4100,000円以上186,230円※5(96,370円) ※1 エンゲージメントスコアは、株式会社リンクアンドモチベーションのエンゲージメントサーベイ「モチベーションクラウド」で測定するものです。レーティングは同社の12,190社、476万人の実績から測定する偏差値の結果を示すものです。総合満足度(平均)は、会社、仕事、上司、職場の満足度を5点満点で調査した結果の平均値となります。 ※2 前年度に子が生まれた男性従業員のうち、前年度+当年度に育児休職等を取得した者の割合※3 当年度に子が生まれた男性従業員に対し、当年度に育児休職等を取得した男性従業員の割合(「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき算出)※4 2024年度研修・教育実習費を、当社従業員、当社から社外への一部出向者、社外から当社への出向者の合算人数で除した数字※5 資格取得支援制度導入に伴う経過措置の特殊要因を除いた費用 (外部評価)こうした取り組みの結果、「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に9年連続(2016~2024年度)で選定、またLGBTQへの取り組みに優れた企業としてPRIDE指標2024「ゴールド」を8年連続受賞(2017~2024年度)、2022年12月には「えるぼし」の最高位である3段階目に認定されるなど、社外からさまざまな評価をいただいております。 <人材戦略に関する詳細はこちら>  https://tokyu.disclosure.site/ja/105/
主要な設備の状況 FY2025 / 約5,130字
2【主要な設備の状況】当社グループ(当社及び連結子会社)は、多種多様な事業を行っており、その設備の状況をセグメント毎の数値とともに主たる設備の状況を開示する方法によっております。当連結会計年度末における状況は、次のとおりであります。(1)セグメント内訳 2025年3月31日現在セグメントの名称帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地その他合計金額面積(千㎡)交通事業376,11963,367141,5903,8586,256587,3327,252〔802〕不動産事業343,7162,273420,9282,7104,363771,2823,282〔3,237〕生活サービス事業68,5636,31088,6181,11512,518176,0108,908〔12,480〕ホテル・リゾート事業32,8861,10444,4385,8413,89682,3263,731〔3,343〕小計821,28573,055695,57513,52527,0341,616,95123,173〔19,862〕全社7,51425615,438291,15724,367881〔417〕合計828,80073,312711,01413,55528,1921,641,31924,054〔20,279〕 (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、リース資産の合計であり、建設仮勘定は含まれておりません(以下同じ)。2.従業員数の〔 〕は、臨時従業員数を外書しております。 (2)交通事業① 鉄軌道業〔国内子会社〕 1.東急電鉄㈱ ア.路線及び施設 2025年3月31日現在線別区間営業キロ単線・複線の別駅数変電所数東横線渋谷~横浜24.2複線2128目黒線目黒~日吉11.9複線13東急新横浜線新横浜~日吉5.8複線3田園都市線渋谷~中央林間31.5複線27大井町線大井町~溝の口12.4複線16池上線五反田~蒲田10.9複線15東急多摩川線多摩川~蒲田5.6複線7こどもの国線長津田~こどもの国3.4単線3鉄道計105.7 8928世田谷線三軒茶屋~下高井戸5.0複線101軌道計5.0 101合計110.7 9929 (注)1.軌間は、鉄道1.067m、軌道1.372m、電圧は、鉄道1,500V、軌道600Vであります。2.東急新横浜線については、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構から鉄道施設を借り入れ、第1種鉄道事業を営んでおります。3.こどもの国線については、横浜高速鉄道株式会社から鉄道施設を借り入れ、第2種鉄道事業を営んでおります。4.鉄道計、合計に記載している駅数については、路線の重複する駅を1駅としているため、線別の駅数の合算とは異なります。  イ.車両数 2025年3月31日現在電動客車(両)制御(付随)客車(両)架線検測車(両)動力車(両)軌道検測車(両)電源車(両)合計(両)69361111111,308 (注)工場として長津田車両工場、車庫として元住吉車庫ほか3カ所があり、概要は次のとおりであります。 2025年3月31日現在名称所在地土地建物従業員数(人)面積(㎡)帳簿価額(百万円)面積(㎡)帳簿価額(百万円)長津田車両工場横浜市青葉区44,32562717,74248586元住吉車庫川崎市中原区44,5828,8466,6631,19855奥沢車庫東京都世田谷区9,0866581228-長津田車庫横浜市緑区64,5004,2967,38228967雪が谷車庫東京都大田区8,802133,13819036計 171,29714,44134,9392,192244  2.その他 ア.路線及び施設 2025年3月31日現在会社名線名区間営業キロ単線・複線の別駅数変電所数上田電鉄㈱ *1別所線上田~別所温泉11.6単線151伊豆急行㈱ *1伊豆急行線伊東~伊豆急下田45.7単線*2 157 (注)*1:軌間は、1.067m、電圧は、1,500Vであります。*2:上記の他に、共同使用駅が1駅あります。 イ.車両数 2025年3月31日現在会社名電動客車(両)制御(付随)客車(両)架線検測車(両)動力車(両)軌道検測車(両) 電源車 (両)合計(両)上田電鉄㈱ *155----10伊豆急行㈱ *24627----73 (注)*1:車庫及び工場として、下之郷技術区(長野県上田市)があります。*2:車両基地として、伊豆高原車両区(静岡県伊東市)があります。② その他の交通事業〔国内子会社〕 2025年3月31日現在会社名事業所名所在地設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(㎡)その他合計東急バス㈱淡島営業所他東京都世田谷区他東京都及び神奈川県内11カ所バス業営業所設備*13,5022,4147,397(86,407)22413,5372,175 (注)*1:車両数は乗合バス944両であります。また、土地建物を賃借している設備を含んでおります。 (3)不動産事業主な賃貸施設及び設備は次のとおりであります。〔提出会社〕 2025年3月31日現在事業所名所在地設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(㎡)その他合計渋谷ヒカリエ東京都渋谷区不動産賃貸設備*1、227,422484 45,454(6,181)29173,652-東急歌舞伎町タワー東京都新宿区不動産賃貸設備*1、340,33124617,840(3,772)47358,891- 事業所名所在地設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(㎡)その他合計渋谷ストリーム東京都渋谷区不動産賃貸設備*1、442,84125213,179(6,432)9056,363-渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)東京都渋谷区不動産賃貸設備*1、545,001535-(4,145)26245,800-南町田グランベリーパーク東京都町田市不動産賃貸設備*1、630,6462011,379(84,083)30442,352-二子玉川ライズ東京都世田谷区不動産賃貸設備*1、718,35521323,200(35,693)18341,952-横浜市金沢区土地建物横浜市金沢区不動産賃貸設備*1、8113-25,379(288,121)-25,492-東急キャピトルタワー東京都千代田区不動産賃貸設備*1、911,909311,851(7,881)5423,818-クイーンズスクエア横浜横浜市西区不動産賃貸設備*1、1010,3771312,180(8,269)5822,628-青山オーバルビル東京都渋谷区不動産賃貸設備*1、111,064-18,984(2,315)420,052-東急渋谷駅前ビル東京都渋谷区不動産賃貸設備*1、12799110,944(1,201)111,746- たまプラーザ テラス横浜市青葉区ショッピングセンター*1、1312,43631,313(42,946)11613,870-  (注)*1:賃貸又は施設運営を委託しているため、記載すべき従業員数はありません。 *2:建物の賃貸可能面積は、62,090㎡であります。 *3:建物の賃貸可能面積は、44,854㎡であります。 *4:建物の賃貸可能面積は、58,768㎡であります。 *5:土地は土地区画整理事業による仮換地であり、帳簿価額の算出が困難であるため、 「-」表示としております。      建物の賃貸可能面積は、62,729㎡であります。 *6:建物の賃貸可能面積は、46,893㎡であります。 *7:建物の賃貸可能面積は、119,252㎡であります。 *8:建物の賃貸可能面積は、20,279㎡であります。 *9:土地の一部を賃借しております。土地の賃借面積は、345㎡であります。 建物の賃貸可能面積は、53,665㎡であります。 *10:建物の賃貸可能面積は、58,685㎡であります。 *11:建物の賃貸可能面積は、9,421㎡であります。 *12:建物の賃貸可能面積は、6,390㎡であります。 *13:建物の賃貸可能面積は、164,931㎡であります。 〔国内子会社〕 2025年3月31日現在会社名事業所名所在地設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(㎡)その他合計㈱じょうてつJ1札幌北口ビル賃貸オフィス他札幌市北区他不動産賃貸設備*1、25,11326,713(79,429)4311,873-CTリアルティ有限会社セルリアンタワー東急ホテル東京都渋谷区不動産賃貸設備*1、38,887-42,279(9,395)9551,264-渋谷宮下町リアルティ株式会社渋谷キャスト東京都渋谷区不動産賃貸設備*1、411,04475-(-)12111,241- (注)*1:賃貸又は施設運営を委託しているため、記載すべき従業員数はありません。*2:建物の賃貸可能面積は、78,241㎡であります。*3:建物の賃貸可能面積は、104,153㎡であります。*4:建物の賃貸可能面積は、20,735㎡であります。 (4)生活サービス事業主な設備は次のとおりであります。〔国内子会社〕 2025年3月31日現在会社名事業所名所在地設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(㎡)その他合計㈱東急ストア東扇島流通センター 川崎市川崎区物流センター4,20767510,206(60,180)7015,16085 ㈱東急百貨店札幌店札幌市中央区販売店舗設備3,138-11,553(8,486)6114,75350㈱東急百貨店町田東急ツインズ東京都町田市販売店舗設備*13,236-9,100(4,950)3712,37417イッツ・コミュニケーションズ㈱メディアセンター他横浜市青葉区他ケーブルテレビ設備 6,9702,28248(100)4,71814,019593㈱東急レクリエーション他1社東急歌舞伎町タワー東京都新宿区映画館設備等*212,2899773,517(1,057)30717,09134 (注)*1:土地建物を賃借している設備を含んでおります。*2:東急㈱との区分所有建物であり、㈱東急レクリエーション持分の土地面積を記載しております。       建物の賃貸可能面積は、8,970㎡であります。 (5)ホテル・リゾート事業主な設備は次のとおりであります。〔提出会社〕 2025年3月31日現在事業所名所在地設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(㎡)その他合計名古屋東急ホテル愛知県名古屋市ホテル設備*13,726367,682(9,172)8511,530-東急セブンハンドレッドクラブ千葉市緑区ゴルフ場設備*1、2588-10,217(1,035,437)-10,806- (注)*1:賃貸しているため、記載すべき従業員数はありません。*2:土地の一部を賃借しております。土地の賃借面積は、232,185㎡であります。  上記の他、主要な賃借及びリース設備として、以下のものがあります。  なお、運営を委託しているため、記載すべき従業員数はありません。 2025年3月31日現在会社名事業所名所在地設備の内容土地の面積(㎡)建物の面積(㎡)従業員数(人)㈱東急ホテルズ横浜ベイホテル東急他横浜市西区他20店ホテル建物-293,501-  (6)全社主な設備は次のとおりであります。〔提出会社〕 2025年3月31日現在事業所名所在地設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地面積(㎡)その他合計Bunkamura東京都渋谷区複合文化設備*1、25,24420712,232(7,762)6617,751- (注)*1:施設運営を委託しているため、記載すべき従業員数はありません。*2:オーチャードホールを除き2023年4月10日より休館しております。 (7)その他・生活サービス事業において、連結子会社である㈱東急百貨店は、「東京都渋谷区道玄坂二丁目所在土地(帳簿価額 17,845百万円、土地面積 6,217㎡)」を所有しております。再開発計画については「3 設備の新設、除却等の計画」に記載しております。
コーポレート・ガバナンスの概要 FY2025 / 約7,982字
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、社会の基盤を担う責任ある企業として、企業の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、経営の公正性・透明性を確保するとともに、株主をはじめとするステークホルダーに対する説明責任を十分に果たしてまいります。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由イ.企業統治の体制の概要当社は、取締役会を経営および監督の最高機関と位置づけており、原則として毎月1回定例で開催し、法令・定款および取締役会規程の定めによる会社の経営方針および業務執行上重要事項を議決するとともに、取締役の職務執行を監督しております。取締役会は社外取締役4名を含む10名(男性8名、女性2名)で構成されており、2006年6月より取締役の任期を2年から1年に短縮し、会社経営に対する取締役の責任を明確化しております。また監査役会は社外監査役2名を含む4名(男性4名)からなり、株主の負託を受けた独立機関として取締役の職務執行を監査しております。当社は2024年4月より取締役会の諮問機関の構成を変更し、筆頭独立社外取締役を委員長とする「人事報酬委員会」を設置しております。「人事報酬委員会」は、取締役候補者の選定、執行役員その他重要な使用人の選任、相談役・顧問等の委嘱に関する事項、役員報酬に係わる方針の審議のほか、取締役会の一任を受け、取締役の報酬の配分に関する事項、相談役・顧問等の報酬について決議を行っております。また、諮問機関の構成の変更と合わせて、社外取締役ミーティングを設置しており、コーポレート・ガバナンスに関する事項全般ならびに社外取締役が必要と認める事項の意見交換等を行うこととしております。構成員は、筆頭独立社外取締役を座長とし、社外取締役ならびに取締役社長を原則とし、座長の判断により構成員は適宜変更できるほか、必要に応じ集約された意見を取締役会において報告することとしております。2024年度は9回開催しております。業務執行体制としては、経営と執行の分離をすすめ、権限および責任を明確化し、業務執行体制の強化を図ることを目的とした執行役員制度を2005年4月から導入しております。また当社および連結子会社からなる企業集団の経営に関する重要課題を審議する機関として東急グループコーポレート会議を定期的に開催するとともに、会社の業務執行に関する基本方針および重要事項を審議し決定するための経営会議を原則として毎週開催し、効率的かつ効果的な会社運営を実施しております。 なお、機関ごとの構成員は次のとおりです。a.取締役会 「(2)役員の状況 ①役員一覧」に記載の役員であり、議長は代表取締役会長 野本弘文です。b.監査役会 「(2)役員の状況 ①役員一覧」に記載の監査役であります。c.人事報酬委員会 委員長の筆頭独立社外取締役 島田邦雄のほか、独立社外取締役 蟹瀬令子、独立社外取締役 宮崎緑、代表取締役会長 野本弘文および代表取締役社長 堀江正博であります。d.社外取締役ミーティング 座長の筆頭独立社外取締役のほか、社外取締役ならびに取締役社長を原則としております。 なお、当社のコーポレート・ガバナンス体制の模式図は次のとおりです。 ロ.企業統治の体制を採用する理由当社および連結子会社では「安全」をすべての事業の根幹と位置づけ、特に鉄道事業は極めて公共性の高い事業領域に属しており、お客さまの安全の確保が最大かつ最重要の責務であると認識し、積極的な取組みを推進しております。今後も、当社および連結子会社の安全管理体制を保全・確保することにより、企業価値・株主の共同利益を向上させていくためには、コーポレート・ガバナンス体制に基づき、長期的視点に立った経営計画・職務遂行を推進する必要があると考えております。当社の役員に関して、社内取締役には人格および見識にすぐれた高い経営能力を有する幹部社員を登用し、社外取締役には豊富な経験および幅広い見識を有する人材を選任しております。また、監査役には豊富な経験および財務・会計・法務等に関する幅広い見識を有し、かつ当社の事業や財務状況に関する十分な理解を有する人材を選任しております。なお、社外取締役・社外監査役は、その知見や独立した立場からの意見等を当社の経営に反映することで、社内取締役・執行役員の適切な職務執行を確保していると確信しております。さらに当社は、多くの連結子会社とともに幅広い事業を展開しており、企業集団全体として、株主の皆さま、お客さま、沿線住民の方々、行政機関、関係事業者、債権者、そして従業員やその家族といった、ステークホルダー全般との信頼関係を維持向上させることが重要と考えております。そのため連結子会社を含めた企業集団を全体最適の観点から一元的にマネジメントすることができるよう、内部統制システム等の整備を進め、グループガバナンスを発揮するよう努めております。③ 企業統治に関するその他の事項イ.内部統制システムの整備の状況およびリスク管理体制の整備の状況等グループ経営方針における「コンプライアンス経営によるリスク管理」に基づく取組みを踏まえつつ、経営環境の変化等に対応するため、体制について不断の見直しを行い、実効性のある内部統制の高度化を推進しております。a.取締役および使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制「行動規範」を周知、徹底し、適正な法令遵守体制を構築、運用するとともに、役員および従業員を対象に法令遵守に関する研修等を定期的に実施しております。コンプライアンス上の課題については、サステナビリティ推進会議において社内からの報告を一元的に受けるものとし、このうち重要なものについては、経営会議において審議を行い、取締役会へ報告しております。社内担当部署および社外の弁護士事務所に内部通報窓口を設置し、法令または行動規範に違反する行為に関し従業員および連結子会社従業員が直接通報、相談できるようにするとともに、違反行為の是正を行っております。業務の適切な実行を確保するため、内部監査の体制を強化するとともに、内部監査の結果を経営層に対し報告しております。財務報告の信頼性を確保するため、財務報告に係る内部統制を適切に整備、運用しております。反社会的勢力および団体とは取引や利益供与等はもちろん、一切の関係を拒絶しております。また、警察当局等外部機関との連携を強化し、反社会的勢力排除のための体制を整備、運用しております。b.取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制取締役の職務の執行に係る文書その他情報について、法令および社内規程等に基づき適切に保存および管理を行っております。c.損失の危険の管理に関する規程その他の体制安全管理上の課題については、サステナビリティ推進会議において社内からの報告を一元的に受けるものとし、このうち重要なものについては、経営会議にて審議を行い、取締役会へ報告しております。連結経営の視点に基づいて当社および子会社の重要リスクの認識、評価を行い、リスク管理方針等を経営会議において審議し、取締役会へ報告しております。事業活動に関する様々な危機管理を行い損失の最小化を図るため、危機管理の基本規程を定め、全社的な危機管理体制を整備、運用しております。 d.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制取締役会において取締役の業務分担を決議し、取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するとともに、執行役員制度に基づき、経営と執行の役割を明確化し、業務執行体制の強化、権限と責任の明確化を行い、コーポレートガバナンスの強化を図っております。取締役会を原則として毎月1回開催するほか、経営会議を開催し、会社の業務執行に関する基本方針および重要事項を審議し決定しております。業務の円滑かつ能率的運営を図るため、業務執行規程を定め、業務組織における主要業務の分掌ならびに権限および責任を明確にしております。重要な情報が識別され適切に経営層に報告されるとともに、指示事項が組織全体に確実に伝達されるための仕組みを整備、運用しております。e.企業集団における業務の適正を確保するための体制・子会社の取締役等および使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制グループ内部統制ガイドラインの周知により、内部統制の実効性を高めるとともに、子会社に対し、セルフチェック、内部監査等の手法を組み合わせたモニタリングを実施し、業務の適正を確保しております。東急グループサステナビリティ推進会議を開催し、企業集団としてサステナブル経営を一体的に推進しております。連結経理に関するガイドライン等により財務報告に係る内部統制の整備、運用を行うとともに、評価を実施し、不備を是正しております。・子会社の取締役等の職務の執行に係る事項の当社への報告に関する事項グループ経営基本規程に基づいて、子会社から当社へ必要な報告を行わせるとともに、子会社の重要業務の執行等について当社の取締役会、経営会議において審議・報告しております。・子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制グループ経営基本規程に基づいて、当社は子会社に対しリスクの把握、評価、対応を行わせるとともに、東急グループサステナビリティ推進会議等を開催し、企業集団として安全管理活動を一体的に推進しております。鉄道事業における輸送の安全確保について、その整備・運用状況を、東急電鉄株式会社から、当社の取締役会・経営会議に報告しております。・子会社の取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制東急グループコーポレート会議を開催し、グループ経営の方針を決定するとともに、グループ会社経営会議等を開催し、子会社の経営実態を把握し、評価しております。f.監査役の職務を補助すべき使用人に関する事項専任部署として監査役会事務局を設置し、その事務局の使用人は監査役の指示に基づきその職務を行っております。当該使用人の人事異動については、監査役と事前協議を行っております。g.監査役への報告に関する体制重要な意思決定の過程および業務の執行状況の把握に資するため、取締役会その他の重要な社内会議への監査役の出席の機会を確保するとともに、当社および子会社の役職員からの監査役への適切な報告を実施しております。当社および子会社の著しい損害が生じるおそれのある事実その他重要な事項について監査役に報告するとともにリスクの管理の状況について監査役に報告しております。内部監査部門は当社および子会社の内部監査の結果等の適切な報告を行い、緊密な連携を保っております。当該報告を行った当社および子会社の役職員に対し、当該報告をしたことを理由として不利な扱いをいたしません。 h.監査役の職務の執行について生ずる費用等の処理に係る方針監査役がその職務を執行するうえで必要な費用については、監査役と協議のうえ毎年度予算措置を行い、その費用の前払い等が必要な場合には、監査役の請求により担当部署において速やかに対応することとしております。i.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制常勤監査役が子会社等の常勤監査役と監査方針・監査方法などの協議・情報交換を行うために定期的に開催する東急グループ常勤監査役会議および連結会社常勤監査役連絡会において、情報提供などの協力を行っております。ロ.責任限定契約および役員等賠償責任保険契約の締結当社は、各社外出身の取締役および監査役との間で、職務を行うことにつき、善意でかつ重大な過失がないときは、会社法第423条第1項の責任について、会社法第427条第1項に基づき、会社法第425条第1項に規定する最低責任限度額を限度とする契約を締結しております。また、当社は、役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結し、被保険者が負担することになる職務の執行に関し責任を負うことまたは当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害を当該保険契約によって填補することとしております。各取締役および監査役は、当該保険契約の被保険者に含まれております。ハ.取締役の定数当社の取締役は20名以内とする旨、定款に定めております。ニ.取締役選任の決議要件当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、定款に定めております。また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。ホ.自己株式の取得当社は、会社法第165条第2項に基づき、取締役会の決議によって自己株式を取得することができる旨、定款に定めております。これは、機動的な資本政策の遂行を可能とするためであります。ヘ.中間配当当社は、株主への機動的な利益還元を行うため、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨、定款に定めております。ト.株主総会の特別決議要件当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨、定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、特別決議を機動的に行うなど株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 ④ 株式会社の支配に関する基本方針イ.当社の財務及び事業の基本的方針 当社は、中長期的な視点に立った経営を推進し、企業価値を持続的に向上させていくためには、以下の各項目を実行することが不可欠と考えております。 ・交通事業は極めて公共性の高い事業領域に属しており、お客さまの安全・安心を根幹として、社会的責任を果たしていくこと・長期的な視点に立ち、循環再投資による「楽しく 豊かで 美しい」まちづくりを中心に、経営の安定性を確保するとともに、各事業間連携の深化によるコングロマリットプレミアムの創出に尽力すること・子会社の少数株主の利益を損なわないように配慮しつつ、グループの各事業を全体最適の観点から一元的にマネジメントすることができるよう、当社が強力なグループガバナンスを発揮すること・株主の皆さま、お客さま、地域社会、取引先企業、債権者、そして従業員やその家族といった事業にとって重要なステークホルダーとの信頼関係を維持向上させること ロ.当社の支配に影響を与える株式の大量取得行為について 当社の株式は上場されており、当社株式の大量取得を目的とする買付であっても、それが当社の企業価値・株主の共同の利益に資すると判断される限り否定されるべきものではありません。また、株式会社の支配権の移転を伴う買収提案について対抗措置をとるべきとの判断には、最終的には合理的手続きを経て確定される株主全体の意思が反映されるべきものと考えております。 しかしながら、株式の大量取得行為の中にはその目的・手法などから見て、企業価値・株主の共同の利益に対して明白な侵害をもたらすもの、例えば短期的な利益追求を目的とすることなどにより鉄道事業の安全確保に悪影響を及ぼす可能性があるもの、また買収を二段階で行い、最初の買付に応じなければ不利益になる、あるいはそのような危惧を抱かせる状況を作り出し、株主に株式の売却を事実上強要するおそれがあるもの等、不適切な方法による、あるいは不適切な者による企業買収の存在は否定できません。また、株式の大量取得行為の提案がなされた場合において、これの是非を判断する十分な情報や代替案を株主の皆さまが持ち合わせていないにも関わらず、そのまま買収が行われてしまう場合もあり得ます。 当社事業にとって重要なステークホルダーの利益を考慮しつつ、このような買収から企業価値・株主の共同の利益を守り、これらに資するよう行動することは、当社の経営を負託された者として当然の責務であると認識しております。 現時点において、当社は具体的にこのような買収の脅威にさらされているとの認識はありませんが、当社株式の取引や株主の異動の状況を常にチェックするとともに、当社株式を大量に取得しようとする者が出現した場合に、判断の客観性を担保しつつ、企業価値・株主の共同の利益を保全・確保および向上させるために必要な措置が取れるよう、社内における体制を整え、役割分担や行うべき対応を明確にしております。 ⑤ 取締役会の活動状況当事業年度において当社は取締役会を15回開催しており、個々の役員の出席状況については次のとおりであります。氏名開催回数出席回数野本 弘文15回15回髙橋 和夫3回3回堀江 正博15回15回藤原 裕久15回15回髙橋 俊之15回15回濵名 節3回3回金指 潔15回15回福田 誠一12回12回島田 邦雄15回15回蟹瀬 令子15回15回宮崎 緑15回15回清水 博15回14回 ※髙橋和夫・濵名節の取締役会出席状況は、2024年6月27日退任以前に開催された取締役会を対象としております。※福田誠一の取締役会出席状況は、2024年6月27日就任以降に開催された取締役会を対象としております。 当事業年度の取締役会における主な審議内容は以下のとおりです。・取締役会の実効性に関する分析および評価・「業務の適正を確保するための体制の整備に関する事項」の運用状況・内部統制報告書および内部統制評価計画・政策保有株式の保有意義の検証・コーポレート・ガバナンス報告書・株式状況、IR活動報告・取締役会決議事項の進捗状況・鉄軌道事業の安全・安定輸送に対する取り組み・気候変動に関する取り組み・子会社への増資、融資 ⑥ 指名委員会・報酬委員会の活動状況当社は、2024年4月に取締役会の諮問機関の構成を変更し、筆頭独立社外取締役を委員長とする「人事報酬委員会」を設置しております。「人事報酬委員会」は、取締役候補者の選定、執行役員その他重要な使用人の選任、相談役・顧問等の委嘱に関する事項等に関して取締役会からの諮問を受け答申しております。また、取締役の報酬の配分に関する事項、相談役・顧問等の報酬について取締役会からの一任を受け審議し決議を行っております。本委員会の構成員は、取締役会が指名するものとしており、委員長のほか取締役会長、取締役社長および社外役員2名以上としております。2025年度は、筆頭独立社外取締役 島田邦雄を委員長とし、独立社外取締役 宮崎緑、独立社外取締役 杉山涼子、代表取締役会長 野本弘文および代表取締役社長 堀江正博となっております。なお、2024年度においては、議長である筆頭独立社外取締役 島田邦雄のほか、独立社外取締役 蟹瀬令子、独立社外取締役 宮崎緑、代表取締役会長 野本弘文、代表取締役社長 堀江正博を構成員として全員出席のもと7回開催し、取締役候補者の選任、代表取締役の選定、執行役員等の選任および業務分担、相談役・顧問の委嘱、役員報酬に係わる規程および職制の改正について諮問を受け、取締役会に答申したほか、取締役会の一任を受け取締役の報酬の配分、相談役・顧問の報酬について決定しました。
人的資本(人材育成・社内環境整備方針) FY2025 / 約3,823字
(戦略)○中期3か年経営計画の「人材戦略」コンセプト当社では2024年度を初年度とする中期3か年経営計画の人材戦略として、「人材を連結経営の根幹と位置づけ、従業員から選ばれ続け“個”を最大化する人的資本経営を推進」することをコンセプトに掲げました。労働意識・価値観の多様化、生産年齢人口の減少や人材獲得競争の激化、人材流動性の高まりなど、当社を取り巻くさまざまな労働市場の変化と向き合い、その中で、従業員一人ひとりの「個の最大化」による「企業価値の最大化」の実現を企図しております。特に、個を最大化する3要素として「働きがい」「働きやすさ」「処遇」に対し重点的に取り組んでおります。「働きがい」を高めるために、理念に沿った貢献実感と自らの成長実感を持てるよう積極的に人材育成支援を実施します。また「働きやすさ」を高めるために、心理的に安心できイノベーションが起きやすい職場づくりや多様な人材の活躍を支える柔軟な働き方などの社内環境整備を推進します。そして「処遇」は社内外の優秀な人材の定着・獲得・活躍に向け、市場競争力を意識して引き上げてまいります。これらの3要素をそれぞれ高め、連結経営の根幹である従業員から選ばれる企業であり続けることを目指しております。また、毎年1回のエンゲージメントサーベイを通じて従業員の意欲や関与度を測定し、働きがい・働きやすさを高める人材戦略を全社目線と部門目線に分けて適切に実行することで連結経営を一層強固なものとし、企業価値の最大化を図っております。 (人材育成方針)○人材育成方針当社では「従業員一人ひとりに寄り添い、学ぶことで成長が実感できる場の提供」を育成方針に掲げております。人材育成プログラムの大きな枠組みとしては、「階層別研修」「グループ経営人材・リーダー育成」「自律的キャリア形成支援」「自己啓発支援」の4つを設けており、ビジネススキル習得やキャリア支援のためのさまざまな施策を展開しております。「階層別研修」では、その階層の役割を担うために必要なマインドやスキルを学ぶ機会を提供しております。スキルの習得にあたっては、一律の内容ではなく、従業員一人ひとりの強みや弱み、関心のある領域や業務上必要なテーマ等を、自身で考えて選択ができるような内容としております。「グループ経営人材・リーダー育成」では、東急グループ全体の組織力・人間力を高めることを目的とした「東急アカデミー」を2006年より開講し、これまで延べ860名以上(2025年3月末現在)の修了者を輩出してきました。「経験」「内省」「学習」の3つの学習プロセスを通じて、経営人材としての能力・スキルを高めるとともに、グループ各社の次世代を担う人材同士の相互啓発を通じて、各人が東急グループの理念を実現し続ける経営者として成長する機会を提供しております。「自律的キャリア形成支援」、「自己啓発支援」では、従業員が自律的にキャリアを形成できる環境を整備するため、キャリア形成のプロセスを明示し、そのプロセスに合わせた施策を展開しております。具体的には、上司部下間での定期的な1on1ミーティング、自己理解の促進や自身のキャリアを考える機会を提供する「キャリア研修」と「キャリアサポート面談」を組み合わせたセルフ・キャリアドックの導入、社外の有資格者であるキャリアコンサルタントとの「キャリア相談」、視野拡大を図るため他社のメンバーとお互いの知見を提供しながら行う「異業種交流研修」、公募選抜による「大学院派遣」、隙間時間を利用したサブスクリプション型の動画研修やWEBコンテンツ教材の提供等を通じ、自己学習の支援を行っております。2025年度からは、自身が選択した自己学習費用に対する会社支援を50%から75%へ拡充するとともに、資格取得支援制度を導入し、報奨金支給および受験費用・登録費用の支援を行うなど、従業員の成長に寄与する更なる施策を展開いたします。 ○社内環境整備方針社会環境の急激な変化に伴い、さまざまなバックグラウンドを持つ人材が社内に増えてきていることを踏まえ、当社では「誰もが働き続けたい会社」の実現に向けて社内環境整備を進めております。当社では2000年代初頭より働き方改革に積極的に取り組み、働きやすい環境づくりを推進してきており、代表的な取り組みとして、自身の職務や環境に合わせて働く時間や場所を従業員が主体的に選択する「スマートチョイス」を展開し、フレックスタイム制やテレワーク制度などの整備を行ってまいりました。さらに、今後目指す働き方として、従業員やチームのミッション・成果を意識し、多様な働き方を効果的に選択・組み合わせる「ベストハイブリッド」方針を掲げており、本方針により、フレックスタイム制やテレワーク制度などの効果的な活用、さらに従業員個人やチームの「ベストパフォーマンス」発揮を追求してまいります。また、人材確保や従業員エンゲージメント向上のため、かねてより様々な人的資本への投資拡充を推進してきておりますが、従業員への処遇改善として、3年連続となる基本給水準や賞与の改善および特別一時金の支給、従業員の中長期的な業績・株価向上の意識醸成を目的とした株式インセンティブの導入、従業員の沿線居住促進や福利厚生の拡充等を目的とした寮・社宅の入居条件等の改善を実施しております。さらに、従業員の多様化のみならずお客さまニーズも多様化していることを踏まえ、当社はダイバーシティマネジメントを人材戦略の要素のひとつと認識し、制度・風土・マインドの3つの観点から各種取り組みを展開しております。中でも女性活躍推進は、当社のダイバーシティマネジメントにインパクトを与えるテーマと認識し、特に注力してきました。当社は1989年より女性総合職の採用を開始しており、それ以来、採用・配属・登用・処遇を性別差なく実施し続けています。男女ともに働きやすい制度づくりを積極的に推進し、育成においては女性向け研修を実施しています。その結果、女性管理職は着実に増加しており、部門長・部長を含め、女性管理職比率は、2025年3月末時点で14.2%となっています。また、当社グループにおいては5名が社長を担っております。今後の目標としては「2026年度末までに女性管理職比率18%以上」の達成を掲げております。また、男性の育休取得を推進することが、従業員とその家族の生活を豊かにするだけでなく、通常の勤務では得難い経験や気づきをもたらし、結果として長期的に働きがいを持って当社で活躍することにつながると考えています。そのため、2026年度末までの目標として「男性育休取得率100%達成・維持」を掲げており、2024年度は100%(※)を達成しました。今後も働きやすく、働きがいのある環境づくりを進めてまいります。(※前年度に子が生まれた男性従業員のうち、前年度+当年度に育児休職等を取得した者の割合)障がい者雇用については、障がい者が安心して長く働き続けられる環境づくりを推進しております。2004年に設立した特例子会社の株式会社東急ウィルでは、鉄道関係施設内の清掃業務を中心に、寝具類のクリーニング業務や名刺印刷業務を担ってまいりました。2023年度からは書類の封入作業や缶バッチ製作などにも業務内容を広げ、雇用の機会を拡大しております。(障がい者雇用率実績:2.94%。2024年6月、当社企業グループ6社算定)また、LGBTQに関する取り組みとして、2016年度以降、勉強会やセミナー開催のほか相談窓口の開設、就業規則の変更などさまざまな取り組みを行っています。今後も年齢、性的指向、家庭環境、経験、価値観など、より広範な切り口でダイバーシティマネジメントに取り組んでまいります。同じく人材戦略の要素である健康経営についても積極的に取り組んでおります。「安全」と「安心」は交通事業をはじめとする当社事業の根幹であり、お客さまが当社にお寄せくださる「信頼」の源泉です。その根幹を担う従業員およびその家族の健康は「信頼」を担保する柱であり、最優先で取り組む事項と位置付けております。そこで、東急グループの存在理念(美しい生活環境を創造し、調和ある社会と、一人ひとりの幸せを追求する)を踏まえ、その実現に欠くことのできない「健康経営」を推進するため、2016年に「健康宣言」を制定するとともに、CHO(最高健康責任者)を設置しました。CHOは取締役社長がその役割を果たすことで健康経営管理体制を構築しています。また、2023年に創立70周年を迎えた企業立病院の東急病院では、従業員とその家族の心身の健康管理はもとより、沿線にお住まいの方々の健康づくりに取り組んでいます。健康経営の推進にあたっては、CHOのリーダーシップのもと、企業立病院である東急病院を有する強みを活かし、当社正社員である産業医・保健師と強固な連携体制を構築し、メンタルヘルス対策、がん対策、生活習慣・運動対策を重点施策として取り組んでいます。さらに近年は、プレゼンティーズムの測定結果を踏まえた様々な健康増進施策やセミナーの開催、若年層を対象とする肥満対策などを実施することで、安全・安心の更なる構築や、労働生産性の向上、従業員エンゲージメント向上を目指しております。
事業の内容 FY2025 / 約2,244字
3【事業の内容】当社の企業グループは、当社、子会社128社及び関連会社41社で構成され、その営んでいる主要な事業内容は、次のとおりであります。なお、事業区分は、報告セグメントの区分と同一であります。また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりです。当連結会計年度末現在の各事業に係る主な事業内容(交通事業)鉄軌道業では、連結子会社の東急電鉄㈱が東京都西南部及び神奈川県において、東横線・目黒線・東急新横浜線・田園都市線・大井町線・池上線・東急多摩川線・こどもの国線の鉄道8路線と東京都世田谷区において、世田谷線の軌道1路線の計9路線、営業キロ110.7kmで旅客輸送を行っております。連結子会社では、伊豆急行㈱が伊豆半島で伊東~伊豆急下田間、営業キロ45.7kmで旅客輸送を行っているほか、上田電鉄㈱が長野県において上田~別所温泉間、営業キロ11.6kmで旅客輸送を行っております。バス業では、連結子会社の東急バス㈱が東京都西南部及び神奈川県において、路線バスの運行を行っております。また、北海道では、連結子会社の㈱じょうてつが路線バスによる旅客輸送及び北海道一円を対象に貸切バス業を行っております。空港運営事業では、連結子会社の仙台国際空港㈱が宮城県の仙台空港において、滑走路の維持管理や着陸料等の収受を行う空港運営事業を行っております。鉄道車両関連事業では、連結子会社の東急テクノシステム㈱が、鉄道車両用機器の設計製作並びに更新修理定期検査の請負、鉄道関係電気工事の設計施工等を行っております。(不動産事業)不動産販売業では、当社が宅地を造成販売し、住宅等の建設販売を行うとともに、不動産コンサルティング業務を行っております。関連会社の東急不動産㈱では、首都圏・近畿圏及び地方中核都市等において、住宅地等の開発及び分譲並びに戸建住宅・中高層住宅・別荘等の建設及び分譲を行っております。また、連結子会社のベカメックス東急有限会社では、ベトナム・ビンズン省において、住宅地等の開発及び分譲を行っております。不動産賃貸業では、当社が東京都・神奈川県等当社沿線を中心に、また、関連会社の東急不動産㈱が首都圏・近畿圏及び地方中核都市等においてオフィスビル等の不動産の賃貸を行っております。不動産管理業では、連結子会社の東急プロパティマネジメント㈱が、ビル等のプロパティマネジメント業務及び設備管理・清掃その他総合的管理運営業務を行うビル管理業、関連会社の㈱東急コミュニティーが、同様のビル管理業及びマンションの事務管理・設備管理等総合的管理運営業務を行うマンション管理業を行っております。不動産仲介業では、関連会社の東急リバブル㈱が関東地方を中心とする主要都市において、地域に密着したネットワークによる住宅等の斡旋・仲介及びそれらに付帯するサービスの提供・斡旋を行っております。建設業では、関連会社の東急建設㈱が、住宅・事務所・庁舎等の建築工事及び道路・鉄道・土地造成等の土木工事を行っております。また、関連会社の世紀東急工業㈱が、土木工事・舗装工事・水利工事・建築工事を行っております。(生活サービス事業)百貨店業では、連結子会社の㈱東急百貨店が、東京都、神奈川県、北海道札幌市において百貨店業を行っております。また、連結子会社の㈱ながの東急百貨店が長野県において同様の事業を展開しております。チェーンストア業では、連結子会社の㈱東急ストアが、首都圏を中心に食料品・衣料品・日用品等の生活用品を取り扱っております。ショッピングセンター業では、連結子会社の㈱東急モールズデベロップメント及び㈱SHIBUYA109エンタテイメントが、渋谷を中心に都市型ファッションビルを展開するとともに、東急線沿線を中心に商業施設の運営を行っております。クレジットカード業では、連結子会社の東急カード㈱が、クレジットカードの取扱いに関する業務を行っております。ケーブルテレビ事業では、連結子会社のイッツ・コミュニケーションズ㈱が、東京、川崎、横浜の当社沿線を中心に敷設された光ファイバーケーブル及び同軸ケーブルによるネットワークを通じ、ケーブルテレビサービス及びインターネット接続サービスを提供しております。広告業では、連結子会社の㈱東急エージェンシーが、各種広告の代理業務を行っております。映像事業では、連結子会社の㈱東急レクリエーションが、全国各地にシネマコンプレックス(複合映画施設)を展開するとともに、映像関連イベントの運営・受託、直営映画館での広告プランニングを行っております。 (ホテル・リゾート事業)ホテル業では、当社および連結子会社の㈱東急ホテルズがホテル経営と資産マネジメントを行い、連結子会社の東急ホテルズ&リゾーツ㈱が、「東急ホテル」「エクセルホテル東急」「東急REIホテル」の各ブランドに加え、東急ブランドホテルの枠を超える個性を有するホテルのブランド群「DISTINCTIVE SELECTION」にてホテルの運営(当連結会計年度末現在直営39店舗)を行っております。ゴルフ業では、連結子会社の㈱スリーハンドレッドクラブ、㈱東急セブンハンドレッドクラブなど5社がゴルフ場の営業を行っております。企業集団の状況について事業系統図を示すと次のとおりとなります。
事業等のリスク FY2025 / 約6,848字
3【事業等のリスク】当社グループでは、定期的にリスク認識の再評価、及びリスク軽減に対する取り組み状況の評価を行い、発生の回避及び発生した場合の影響最小化に向けての対応に努めております。有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある連結経営上の最重要リスクとして、「経営環境変化への対応に関するリスク」、「安全管理への対応に関するリスク」、「情報セキュリティに関するリスク」、「コンプライアンスに関するリスク」、「働き方・人材確保に関するリスク」、「長期・広範な人流阻害に伴うリスク」の6つを設定しております。リスクの内容およびリスクコントロールの取り組みは次のとおりであります。なお、本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。また、以下の記載は、当社グループの事業等のリスクをすべて網羅することを意図したものではないことにご留意下さい。 (1)経営環境変化への対応に関するリスク① 金融市場混乱・金利環境悪化・格下げ・信用不安等により、財務状況が悪化するリスク当社グループは、これまで鉄軌道業をはじめとする各事業の必要資金の多くを、社債や金融機関からの借入により調達しているため、市場金利が上昇した場合や、格付機関が当社の格付けを引き下げた場合、ESG関連評価機関の評価が低下した場合には、相対的に金利負担が重くなったり、資金調達の条件が悪化したりすることにより、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、引き続き、資金調達の多様化を進め、金利の長期固定化や返済期限の平準化等により再調達リスクを抑制しつつ、コマーシャル・ペーパーの活用等、短期金融市場活用による機動的資金調達力の向上に取り組んでおります。 ② DX対応遅延・システム障害により、収益確保・事業継続が困難となるリスク当社グループは、ITシステムやクラウドサービス等の情報システムネットワークを活用して事業を行っておりますが、ITインフラの複雑化に伴ってシステム障害対応も複雑化し、重大なシステム障害が発生した場合、システム復旧や損害賠償の支払等が発生するほか、顧客の信頼を失うことで、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、DXに対する資金、人材、その他リソースの不足等により、消費者ニーズや社会情勢の変化に適切に対応できず、ビジネスモデルが陳腐化することによって競争力が低下する可能性があります。このため、ITシステムを一元的に管理・支援する体制を構築するとともに、社長(委員長)、役付役員等を構成員とするDX委員会が決定するデジタル・ITに関する重要方針に従い、グループ横断的なデジタル・マーケティング戦略を推進しております。 ③ 需要・事業性の予測見誤りにより、収益確保、事業継続が困難となるリスク当社グループは鉄道沿線地域に経営資源が集中しており、少子高齢化や人口減少による既存事業の需要減少、生活スタイルの変化による既存の交通やオフィス・商業施設の利用減少、新たな産業やビジネスモデルの登場による既存事業の競争力低下等が起こった場合には、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは、「中期3か年経営計画」により、各種施策を実施しておりますが、需要の予測値との乖離や経済情勢の変化等によって、これらの計画が予定通り進捗しない場合や、想定した収益や期待した効果を生まない場合があり、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、経営陣が各事業の業績動向、業績変化の兆候について早期に把握するとともに、対策を議論し意思決定及びモニタリングを行う等、迅速かつ適切な対応に取り組んでおります。 ④ 各種市況の悪化により、工事費等、調達コストの高騰が発生し、収益性が低下するリスク当社グループは、原材料・労務費等の市場価格動向を踏まえコスト削減を行っていますが、工事費等の調達コストが高騰した場合には、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、バリューエンジニアリングやコストダウン、調達チャネルの多様化、継続的な工事内容の精査等、市場動向を踏まえた市況変化への対応力強化に取り組んでおります。 ⑤ 事業展開エリアでの政権交代・税制等行政施策の変更等に伴う市況激変リスク景気低迷の長期化による世帯年収の減少や増税等による個人消費の低迷継続、各事業における法制度の変更等が生じた場合、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、市況および政治・経済・法制度の変化を見据えた中長期的な運営方針を構築し、修繕・設備投資を含む適切な事業計画の策定、利便性向上や魅力的なテナントミックス、話題性の提供による施設集客力の維持向上等、各種対策に取り組んでおります。 ⑥ SDGsへの対応やESG投資方針に沿った取り組みが進まないことにより、ステークホルダーからの評価・信頼が低下するリスク当社グループは、SDGsへの対応やESG投資方針に沿った取り組みを積極的に行っていますが、この取り組みが進まない場合、ステークホルダーの皆さまからの評価・信頼が低下する可能性があります。このため、2022年3月に策定した「環境ビジョン2030」で掲げる脱炭素、循環型社会の実現に向け、TNFD対応やカーボンニュートラルに向けた移行計画の検討等、ESG評価改善の取り組みを継続するほか、ESG関連方針の取引先(サプライチェーン)へ浸透させるための取り組みを推進しております。 (2)安全管理への対応に関するリスク① 人為的事故(業務委託先起因を含む)の発生により、損害補償とともにサービス・施設への信頼を損なうリスク重大な人為的事故(業務委託先起因を含む)等が発生し、人的被害や事業の中断等が生じた場合には、当社グループのブランドイメージの低下やお客さまからの信頼・信用を失い、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、当社グループは、安全基本方針に沿った事故、設備や情報システムの故障、食品、建設工事等の品質問題、その他の理由によるトラブルの発生を想定したさまざまな施策を講じており、東急線全駅(※)へのホームドア・センサー付固定式ホーム柵の設置、事故等発生状況の情報収集・展開による再発防止策の実践、委託先に対する業務管理等に取り組んでおります。 ※ 世田谷線・こどもの国線を除く ② 品質管理不備、製品欠陥・リコール、お客さまへのクレーム・ご意見等への対応が不十分で、品質を維持したサービスの提供ができなくなるリスク当社グループは、鉄道、不動産、生活サービス、ホテル・リゾート事業など、お客さまの生活に密着した事業を展開しておりますが、不適切な商品管理体制や従業員の教育不足等の人為的な理由により、提供商品やサービスの不具合、食品安全衛生上の事故等が発生した場合、お客さまの生命・身体・財産の毀損による損害賠償等が発生するほか、お客さまの信頼・信用を失うことで、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、グループ経営理念に則り、安全基本方針を定め、お客さまの安心と信頼を基本としたクオリティある商品・サービスを提供するため、関連する法令等の遵守、安全に関する取り組みと継続的な改善により、安全がすべてに優先するという企業文化の確立・維持・向上に取り組んでおります。 ③ テロ、政情不安に伴う治安悪化により、施設損壊・お客さまの死傷等によりサービスの提供停止とともに、社会的信頼が損なわれるリスクテロ等の外的要因による重大な事故等が発生し、人的被害や事業の中断等が生じた場合には、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、当社グループは、テロ等の不法行為による災害、その他の理由によるトラブルの発生を想定したさまざまな施策を講じており、東急電鉄㈱所属の全車両への車両内防犯カメラの設置、駅施設や商業施設等への警備員の効果的配置等、安全の取り組みを進めております。 ④ 保険料率の高騰や保険会社による引受制限等により、事故対応において保険対応ができなくなるリスク自然災害の増加など、社会情勢の変化を踏まえた保険料率の高騰や保険会社による引受制限等により、事故対応において保険対応ができなくなる可能性があります。このため、当社グループでは、保険の補償範囲の見直し、自家保険化に関する検討に加え、事故時の保険金額請求是非の検証についても進めております。 (3)情報セキュリティに関するリスク① 情報管理上の不備(ITセキュリティを含む)により、機密情報、個人情報の漏洩・紛失が発生し、その処理とともに社会的信頼を損なうリスク当社グループは、社会的なインフラを担うシステムやサービスを提供しており、サービス提供に支障をきたすような運用中の障害、個人情報を含む機密情報の大規模な漏えい・紛失等が生じた場合には、当社グループの社会的信用やブランドイメージの低下、発生した損害に対する賠償金の支払い等により、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、設備や情報システムの故障、その他の理由によるトラブルの発生を想定したさまざまな施策を講じており、交通・決済・通信等重要なインフラを担う連結各社において外部によるセキュリティアセスメントの実施および改善計画策定等、各種対策に取り組んでおります。 ② サイバー攻撃、コンピューターネットワークへの不正アクセス等によるサービスの提供停止とともに、社会的信頼が損なわれるリスク当社グループは、社会的なインフラを担うシステムやサービスを提供しており、サイバー攻撃やコンピューターネットワークへの不正アクセス等によるサービスの停止や顧客情報、当社グループの経営・業務運営上の情報等の漏洩、データの破壊・改ざん等が発生した場合には、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、ウイルス対策や不正侵入防止監視ツールの導入等の技術的対策の実施、従業員への標準型攻撃メール訓練等によるセキュリティ教育等の実施、大規模インシデントを想定したルール等の整備及び発生時の対応訓練など各種セキュリティ対策に取り組んでおります。 (4)コンプライアンスに関するリスク① コンプライアンス違反、グループガバナンスの徹底不足による子会社・孫会社の不祥事の発生により、その損失処理とともに企業としての社会的信頼を損なうリスク当社グループは、鉄軌道業、不動産事業をはじめとする各種事業において、関係法令を遵守し、企業倫理に従って事業を行っておりますが、これらに反する行為が発生し、社会的信頼を損なった場合には、お客さまや取引先の離反等により、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、コンプライアンス全般および法改正対応に関する啓発や研修の実施、子会社・孫会社に対するコンプライアンスセルフチェックの実施、内部通報対応精度向上など、継続的にコンプライアンス・リスクマネジメント委員会が中心となって、コンプライアンス・リスクマネジメント体制の強化に取り組んでおります。 ② 経理統制体制の脆弱さにより、会計等処理に重大なミス・不正が生じ不適正な財務諸表を公表する等、社会的信用力が低下するリスク当社グループは、関係法令を遵守し、各国の会計基準に基づき、連結経理体制の最適化、ガバナンス強化に向け、各種施策を講じておりますが、これらに反する行為が発生し、社会的信頼を損なった場合には、お客さまや取引先の離反等により、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、連結経理体制の最適化、国内連結各社の会計システム共通化による業務標準化等に取り組んでおります。 ③ 内部通報に対して適切な措置が取られず、コンプライアンス違反が見過ごされ、企業としての社会的信用力が低下するリスク当社グループでは、不正・不祥事を含むコンプライアンス上の課題の早期発見、是正を図るため、法令違反、社内規程違反などに関する通報やコンプライアンス的に問題と思われる行為などに関する相談を受け付ける内部通報窓口を設置していますが、内部通報に対して適切な対策が取られず、コンプライアンス違反が見過ごされることにより、社会的信頼を損なった場合には、お客さまの信頼・信用を失うことで、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、内部通報窓口は、社内のほか、弁護士事務所にも窓口を設置し、当社グループの従業員(取引先を含む)などからの通報・相談に対応しています。また、通報したこと、相談したこと、調査に応じたことによって、報復などの不利益な取り扱いを受けることがないよう、内部通報制度に関する規程で通報者、相談者、調査協力者の保護を明確にし、徹底しています。 (5)働き方・人材確保に関するリスク① 生産年齢人口減少傾向の中、適切な人材資源が不足・安定的な確保ができず、サービスを持続的に提供できなくなるリスク少子高齢化や人口減少ならびに就労・雇用環境の変化による人材流動性の高まりにより、社員流出や採用難が今後深刻化し、人員不足を起因としたサービスの低下や風評等につながる場合には、お客さまや取引先の離反等により、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、会社価値の持続的向上と社員への還元とを両立する賃金・処遇改善の取り組みを進めるほか、人事制度や福利厚生制度の見直しを図ることで正社員・フルタイム勤務者に依存しない多様で柔軟な働き方を提供する等、各種対策に取り組んでおります。 ② 処遇改善や柔軟な働き方への対応が遅れ、人材資源の質的な確保・育成ができず、人材力・技術力の低下がブランド価値の低下につながるリスク当社グループにおいて、処遇改善や柔軟な働き方への対応が遅れにより人材資源の質的な確保・育成が叶わなかった場合、事業機会の逸失、サービス品質の低下、事業運営が困難となり、ステークホルダーからの信頼を損ない、ブランド価値を毀損するリスクがあります。このため、事業独自の人材育成プログラムの構築や戦略的人事ローテーションによる持続的な専門人材育成を図るほか、不動産事業を始めとして、人材流出に伴い発生しうる当社独自の事業ノウハウ流出を防止する取り組みを進めてまいります。 (6)長期・広範な人流阻害に伴うリスク① 地震・風水害等の自然災害により長期・広範な人流阻害が発生し、採算性が低下するリスク当社グループの事業エリアにおいて、地震・風水害等の自然災害により、施設損壊・人的被害等による事業の中断、長期・広範な人流阻害が発生した場合には、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。このため、当社グループ全体でのBCM体制の強化、気候変動に伴う営業損失・社会的影響評価を実施し、予防・被害最小化の両面から評価結果を踏まえた対策等の取り組みを継続的に進めてまいります。 ② 感染症等の外的要因により長期・広範な人流阻害が発生し、採算性が低下するリスク感染症等の外的要因によって、長期・広範な人流阻害が発生した場合、営業制限等による事業活動停止が発生し、採算性の低下につながる可能性があります。このため、新型感染症等発生への継続的な体制整備を図り、感染症等の影響期間中にも人流に左右されない取り組みを進めてまいります。 ③ 事業エリアにおける人口減少に伴う人流阻害が発生するリスク当社グループの事業エリアにおける居住人口が減少することにより、人流阻害が発生する可能性があります。このため、沿線の魅力づけによる居住人口の確保に取り組むほか、東急電鉄㈱による移動創出に向けたマーケティング等、新たな移動喚起に向けた取り組みを進めてまいります。 ④ 国際間紛争、為替や金利変動、インフレ等により市況が急激に変化することによりインバウンド需要が消滅し、事業収支に莫大な影響が発生するリスク国際間紛争、為替や金利変動、インフレ等により市況が急激に変化することにより、インバウンド需要が消滅した場合、事業収支に莫大な影響が発生する可能性があります。このため、ホテル事業における需要消滅の影響を受けない新たな需要の開拓のほか、需要消滅によって発生する余剰従業員の離反防止方の検討を行ってまいります。
事業方針・経営環境 FY2025 / 約2,618字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において、当社グループが判断したものであります。(1)グループ理念当社グループは、「美しい時代へ―東急グループ」をグループスローガンとして掲げるとともに、「グループを共につくり支える志を持ち、共有する理念」として、以下のとおり「グループ理念」を定めております。(グループ理念)「存在理念」:美しい生活環境を創造し、調和ある社会と、一人ひとりの幸せを追求する。「経営理念」:自立と共創により、総合力を高め、信頼され愛されるブランドを確立する。〇市場の期待に応え、新たな期待を創造する。〇自然環境との融和をめざした経営を行う。〇世界を視野に入れ、経営を革新する。〇個性を尊重し、人を活かす。もって、企業の社会的責任を全うする。「行動理念」:自己の責任を果たし、互いに高めあい、グローバルな意識で自らを革新する。 (2)サステナブル経営の方針当社は、「安全・安心」、「まちづくり」、「生活環境品質」、「ひとづくり」、「脱炭素・循環型社会」、「企業統治・コンプライアンス」をサステナブル重要テーマ(マテリアリティ)として設定しており、これらに向き合い、「未来に向けた美しい生活環境の創造」および「事業を通じた継続的な社会課題解決」に取り組んでいくという“サステナブル経営”を経営の基本姿勢としています。 (3)中期3か年経営計画2024年度を始期とする中期3か年経営計画を策定し推進しております。本計画では、今後起こりうる経営環境変化に能動的に対応すべく、安定的で成長力ある事業ポートフォリオを構築しながら資本効率向上と財務健全性維持の両立を図るとともに、株主資本コストを意識した経営を推進し、持続的な企業価値の向上と事業間連携の深化によるコングロマリットプレミアムの創出を図ります。また本計画の策定にあわせて、『Creative Act.創造力でしなやかに“世界が憧れるまち”を』を、ビジョンワードとして設定しました。従業員ひとりひとりが輝ける会社となり、お客さまへの優れたサービスの提供と明るい未来の創造を目指していきます。本計画の概要は以下の通りです。 (目指すビジネスモデル)交通/不動産を軸とした事業間シナジーと再投資により持続的成長を実現する長期循環型事業 (基本方針)外部環境の変化が継続する中、本計画の3か年を再起動の期間と位置づけ、事業戦略・コーポレート戦略の推進により経営基盤を強化するとともに資本効率等を重視する経営への転換を図り、持続的な企業価値の向上につなげる。 (重点施策)1)既存事業の収益力向上による内部成長の実現(各事業の利益創出力・競争力の強化)・「移動」を通じた社会価値提供と収益性の両立・バリューアップ投資と事業間連携による利益創出力の強化2)持続的成長のための「成長投資継続」(事業領域の拡大)・不動産開発事業を通じたエリア価値の継続的な向上・不動産販売事業拡大とバリューチェーン強化、資産ポートフォリオ戦略・海外事業の継続推進、GX投資3)連結経営/事業推進基盤の強化・人材戦略、デジタル戦略の推進、事業ポートフォリオ管理と経営資源配分の最適化 (経営指標)具体的な数値目標については以下のとおりです。なお、2025年度、2026年度数値については2025年5月公表業績予想を記載しております。 定量指標2024年度実績2025年度予想2026年度計画EPS134.81円139.23円141.00円ROE9.8%9.3%8.7%ROA(総資産事業利益率)3.8%3.7%3.8%東急EBITDA2,141億円2,110億円2,200億円営業利益1,034億円1,000億円1,050億円親会社株主に帰属する当期純利益796億円800億円810億円有利子負債/東急EBITDA倍率6.0倍6.1倍5.9倍 従来は、規模の指標として、「営業利益」、「東急EBITDA」、健全性指標として「有利子負債(※)/東急EBITDA倍率を重視して参りましたが、本計画では資本効率を重視する経営へ深化させ、最も重視する経営指標を、「EPS」、「ROE」、「ROA(総資産事業利益率)」の3つと定めております。また、「EPS」、「ROE」の分子となる「親会社株主に帰属する当期純利益」も、重視する指標に加えております。当社の株主資本コストは、2024年3月時点推計値として、CAPM(資本資産価格モデル)および株式益利回りより算出し、5.1%~6.5%と認識しており、規模拡大のみならず効率性や財務健全性を重視し、株主資本コストを意識した経営を推進してまいります。 〇経営指標(当社独自の指標等)採用に関する補足「ROA(総資産事業利益率)」の分子とする事業利益は、営業利益に、収支が会計ルール上、営業外収益で計上されてしまう海外事業や空港運営事業等の利益も加算した利益を指しております。なお、事業利益の算出方法は、以下のとおりです。事業利益=営業利益+上場会社を除く持分法投資損益+不動産事業等に係る受取配当東急EBITDAは、大規模工事の竣工等による営業利益の変動を補正したうえで、事業スキームの多様化を反映し、当社の稼ぐ力をより正確に表す指標として採用しております。なお、東急EBITDAの算出方法は、以下のとおりです。東急EBITDA=営業利益+減価償却費+固定資産除却費+のれん償却費+受取利息配当+持分法投資損益※ 有利子負債:借入金、社債、コマーシャル・ペーパーの合計 (投資計画・株主還元の考え方)投資計画については、鉄道事業投資に1,600億円、バリューアップ投資を含めた既存事業投資として1,300億円、不動産開発投資を始めとした成長投資として2,300億円を見込んでおり、3か年合計で約5,200億円を計画しております。株主還元の考え方については、安定配当の継続と、利益成長に応じた配当金の持続的な増加を目指すことを配当方針としており、本計画期間中の1株あたり年間配当の下限を21円と設定するとともに、中長期では業績や資金状況もふまえつつ、配当性向30%を意識してまいります。また、資本政策に関しても、本計画3か年通算での総還元性向も勘案しつつ、自己株式取得等を機動的かつ積極的に実施する方針としております。
経営者による分析 FY2025 / 約9,909字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(業績等の概要)(1)業績当期における我が国経済は、原材料価格や工事費の高騰、金利上昇リスクなどの影響により、経済の先行きは不透明な状況で推移したものの、インバウンド需要の盛り上がりもあり、社会経済活動には緩やかな持ち直しの動きがみられました。 当社グループにおいては、『Creative Act.』をビジョンワードとする中期3か年経営計画に基づき、今後起こりうる経営環境変化に能動的に対応すべく、安定的で成長力ある事業ポートフォリオの構築に取り組んでまいりました。当連結会計年度の営業収益は、不動産事業で前年度における大型マンション物件販売の反動減があったものの、ホテル・リゾート事業、生活サービス事業、交通事業において、事業環境の改善による収益増等があったことにより、1兆549億8千1百万円(前年同期比1.7%増)、営業利益は1,034億8千5百万円(同9.0%増)、経常利益は1,077億2千4百万円(同8.5%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、796億7千7百万円(同24.6%増)となりました。セグメントの業績は以下のとおりであり、各セグメントの営業収益は、セグメント間の内部営業収益又は振替高を含んで記載しております。なお、各セグメントの営業利益をセグメント利益としております。なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しています。以下は前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。 (交通事業)東急電鉄㈱では、鉄道事業の最重要事項である安全・安心な鉄道の追求のため、老朽化した設備の適切な維持更新や自然災害対策などに努めております。地域とつながる駅空間と「サステナブルな地下駅」の実現を目指す田園都市線地下区間の駅リニューアル工事において、第1弾の駒沢大学駅が2025年4月に竣工したほか、田奈駅の改修や高架橋のさらなる耐震補強、五反田駅へのホームドアの設置など、計529億円の設備投資を実施いたしました。また、さらなる鉄道ネットワークの改良として、蒲田駅と京急蒲田駅間の0.8kmをつなぐ新空港線の営業構想について、2025年4月に国土交通省より認定を受けました。本路線は、東急線沿線や東京都北西部・埼玉県南西部と羽田空港とのアクセス向上に寄与するとともに、蒲田・京急蒲田地区をはじめとした地域のさらなる発展が期待されます。 観光列車「THE ROYAL EXPRESS(ザ・ロイヤルエクスプレス)」は、2024年11月に初めて富士山を望む静岡エリアを運行いたしました。また、2024年度は北海道、四国・瀬戸内エリアの運行も行い、各地域の観光振興と地域活性化に取り組みました。 このほか、鉄道の環境優位性を活用した環境・社会課題の解決に取り組んでおります。大規模災害時の非常用電源や鉄道電力の効率的な活用を目的として、市が尾変電所への大規模蓄電池の設置工事の推進や、電車がブレーキをかけた際に発生する余剰電力を活用し駅の照明などに再利用する駅舎補助電源装置を南町田グランベリーパーク駅に設置いたしました。今後も省エネによる脱炭素・循環型社会の実現に向けた責務を果たしてまいります。東急電鉄㈱の輸送人員は、定期・定期外ともに前年を上回り、定期で2.9%増加、定期外で3.1%増加し、全体では3.0%の増加となりました。また、運賃収入は輸送人員の増加に伴い、定期で4.4%増収、定期外で3.1%増収し、全体では3.6%の増収となりました。 連結子会社の輸送人員は、伊豆急行㈱で5.7%増加いたしました。 バス業では、東急バス㈱の輸送人員が2.3%増加いたしました。この結果、交通事業全体の営業収益は2,206億1千9百万円(同3.3%増)、営業利益は289億9千3百万円(同9.6%減)となりました。 (東急電鉄㈱の鉄軌道業の営業成績)種別単位第155期第156期2023.4.1~2024.3.312024.4.1~2025.3.31営業日数日366365営業キロ程キロ110.7110.7客車走行キロ千キロ156,173156,282輸送人員定期外千人474,541489,438定期千人577,602594,441計千人1,052,1431,083,879旅客運輸収入定期外百万円89,54892,280定期百万円55,43857,893計百万円144,986150,173運輸雑収百万円14,76713,390収入合計百万円159,753163,563一日平均収入百万円436448乗車効率%42.844.0 (注) 乗車効率の算出方法乗車効率=輸送人員×平均乗車キロ× 100客車走行キロ平均定員 (不動産事業)不動産事業では、前年における大型マンション販売の反動や販売時期の変更により一部影響を受け、営業収益は2,537億6千2百万円(同5.5%減)となったものの、渋谷アクシュの開業やホテル、商業施設の売り上げが好調に推移し、賃料収入が増加したことなどから、営業利益は483億9千8百万円(同2.4%増)となりました。2024年7月、渋谷駅東口エリアに「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」が、オフィス部分が満室にて開業いたしました。本施設は商業施設、オフィスで構成され、1階~4階には新業態や初出店の店舗を含む飲食店のほか、様々な利用シーンを彩るテナントが入居しております。渋谷サクラステージ/渋谷アクシュをはじめとした渋谷再開発として、日経優秀製品・サービス賞2024のトレンド部門で受賞いたしました。 また、当社、L Catterton Real Estate(エル キャタルトン リアル エステート)、㈱東急百貨店の3社が東急百貨店本店跡地で推進する「Shibuya Upper West Project」において、「Bunkamuraザ・ミュージアム」を新施設7階へ拡大移転することを決定いたしました。本プロジェクトは、2029年度に竣工を予定しております。洗練されたリテール、日本初進出のホテルブランド「The House Collective」、都市型賃貸レジデンスを有し、Bunkamuraとの融合を推進し、新たな大型文化複合拠点として誕生いたします。 さらに、2024年6月、当社は、㈱相鉄アーバンクリエイツとともに「THE YOKOHAMA FRONT」の最上階(地上42階)に複合施設「Vlag yokohama(フラグ ヨコハマ)」を開業いたしました。会員制ワーキングラウンジやイベントスペース、カフェバー、プライベートオフィスを備えており、横浜エリアで事業共創を促進し、社会課題解決を目指す拠点として新たなビジネスとクリエイションの場を創出してまいります。 海外では、ベトナム・ビンズン新都市において、NTT都市開発㈱と共同で手掛ける分譲マンション「MIDORI PARK The GLORY」(地上24階・総戸数992戸)が2024年10月に竣工し入居を開始いたしました。使いやすい間取りの住居に加えてベトナムで人気な共用施設を豊富に設け、また商業エリアや緑道を備えるなど、物件内外で快適な居住環境の提供を実現しております。 (生活サービス事業)当社は、生活サービス事業を街の生活基盤として沿線価値の向上に寄与するものと位置づけるとともに、収益力の向上に取り組んでまいりました。同事業は、魅力ある施設づくりに加えて、お客さまの期待を上回る商品やサービスの提供に努めるとともに、交通事業、不動産事業をはじめとする各事業との相乗効果を発揮するため、グループ間連携をさらに促進しております。 リテール事業においては、マーケットの変化に対応するため構造改革を推進しており、2025年4月、当社および連結子会社の商業施設の一体的な運営・企画開発に向けて、東急リテールマネジメント㈱を設立いたしました。各商業施設運営事業子会社が持つ運営ノウハウを集結し、地域の皆さまやお取引先さまと新たな顧客価値創造を目指してまいります。 2024年7月、㈱東急ストアは、JR渋谷駅新南口改札直結の商業施設「渋谷サクラステージ」2階に「東急ストア 渋谷サクラステージ店」を開業いたしました。エリアの特性に合わせた商品を取り揃え、利便性と楽しさを兼ね備えたお買い物体験を提供いたします。ICT・メディア事業においては、当社は、アニメ「ハイキュー‼」とのコラボレーション企画として、グループ各社が連携し、ラッピングバスの運行や商業施設・ホテルとの各種施策を実施いたしました。今後も大型コンテンツとの連携により、東急線沿線の魅力向上とにぎわいの創出を図ってまいります。生活サービス事業では、㈱東急百貨店さっぽろ店のリニューアル効果や㈱東急パワーサプライの電力調達原価の低下などにより、営業収益は5,273億7千9百万円(同1.7%増)、営業利益は193億4千4百万円(同47.5%増)となりました。 (ホテル・リゾート事業)ホテル・リゾート事業では、インバウンドや国内旅行需要の高まりに対応した施設・サービスの提供などにより、稼働率は79.8%(同+4.1ポイント)となりました。この結果、営業収益は1,268億8千2百万円(同20.5%増)、営業利益は66億5千万円(同200.5%増)となりました。THE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotel は、2024年7月にグローバルホテルチェーンであるパン パシフィック ホテルズ グループと契約を締結し、2025年1月より「THE HOTEL HIGASHIYAMA KYOTO TOKYU, A Pan Pacific Hotel」としてダブルブランドでの運営を開始いたしました。パン パシフィック ホテルズ グループの会員組織と繋がることで、事業の発展と地域の魅力創出を進めてまいります。また、東急歌舞伎町タワー内にあるBELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel は、世界中のトップレベルのホテルを対象に業界関係者や旅行者の評価により選出される「World Luxury Awards2024」において、ホテル部門で2つ、スパ部門で3つの計5つの賞を受賞いたしました。今後も皆さまに選ばれるホテルブランドを目指してまいります。ゴルフ事業では、会員制ゴルフクラブであるファイブハンドレッドクラブで、耐震・リニューアル工事を実施いたしました。安全性の向上はもちろん、レストランのテラス席の拡充や浴室の改装など、クラブの価値と会員様の満足度向上に努めました。 (2)キャッシュ・フロー当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は583億1千8百万円となり、前連結会計年度に比べて167億6千1百万円増加いたしました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益1,073億3千8百万円に減価償却費865億3千3百万円、法人税等の支払額359億7千8百万円などを調整し、1,551億4百万円の収入となりました。前連結会計年度に比べ、税金等調整前当期純利益の増益等により、97億7千万円の収入増となりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出1,267億4千7百万円等があり、1,140億1千2百万円の支出となりました。前連結会計年度に比べ、固定資産の取得による支出が増加したこと等により、130億1千2百万円の支出増となりました。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増減等により、252億4千8百万円の支出となりました。 (3)財政状態当連結会計年度末の総資産は、分譲土地建物の増加等により、2兆6,989億8千1百万円(前期末比469億7百万円増)となりました。負債は、有利子負債(※)が、1兆2,917億2千3百万円(同361億9千6百万円増)となり、1兆8,266億8千5百万円(同54億3千7百万円増)となりました。純資産は、自己株式の取得があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により、8,722億9千5百万円(同414億7千万円増)となりました。 ※ 有利子負債:借入金、社債、コマーシャル・ペーパーの合計 (生産、受注及び販売の状況)当社グループの各事業は、受注生産形態をとらない事業が多く、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。このため生産、受注及び販売の状況については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (業績等の概要) (1)業績」における各セグメント業績に関連付けて示しております。(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)文中における将来に関する事項は、当有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。(1)経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容2024年度は、安定的で成長力ある事業ポートフォリオの構築を掲げた、中期3か年経営計画の初年度でありました。不動産事業におけるマンション販売の減少等があった一方で、ホテル・リゾート事業、生活サービス事業を中心に好調に推移し、構造改革や、内部成長施策、付加価値創造の効果もあり、営業収益は、連結全体では期首に掲げた目標(以下、期首に掲げた目標値との比較とする)並みの1兆549億円、営業利益は154億円増益の1,034億円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、196億円増益の796億円となりました。営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、過去最高益水準となりました。その結果、一株あたり当期純利益、ROE、ROA(総資産事業利益率)の指標も中期経営計画に掲げた目標を達成することができました。加えて、有利子負債/東急EBITDA倍率は6倍となり、財務健全性と資本効率の両立を図りました。施策面では、今後起こりうる経営環境変化に能動的に対応すべく、安定的で成長力ある事業ポートフォリオを意識しながら、株主資本を意識した経営を推進し、持続的な企業価値向上と事業間連携の深化によるコングロマリットプレミアムの創出を図っております。交通事業では、事業の継続性や将来にわたる競争力確保を目的に、設備投資や、採用活動、従業員待遇の強化等を先行して実施したことにより費用増となりました。なお、2025年度もインフレ率を上回る2.4%の輸送人員増加を見込んでいるほか、2025年4月に国土交通省より認定を受けました新空港線の営業構想によって、広域的な鉄道ネットワークを構築し、沿線エリアの更なる価値向上に取り込んでおります。今後の利益水準については、事業効率化の取組等の効果も合わせて、現状の250億円程度を維持しながら、競争力を強化しさらなる需要の取り込みを行いたいと考えております。不動産事業では、オフィス賃料はコロナ前と比較して約13%の増となっており、都心5区平均を大きく上回る伸びとなっているほか、商業及びホテルの賃料についても、歩合賃料の増加が寄与し、賃料全体が増加しております。これは単に需要の逼迫によるものだけでなく、街の魅力を引き上げ、人々を誘致する各種施設の建設、機能誘致、ソフト施策の実行に、当社が積極的に取り組んでいる成果であると考えております。特に渋谷エリアでは、Shibuya Upper West Projectや、宮益坂地区第一種市街地再開発、渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期等の大型プロジェクトに取り組んでおります。他社が手がけている都内の大型再開発案件では、大幅な遅延や再開発を見送るケースも出てきているが、この渋谷の3プロジェクトについては、公表スケジュールに向け着実に推進して参ります。他社の開発案件が遅れる分マーケットの需給は逼迫することが想定されるため、新規開業物件については優位性を発揮できると考えております。生活サービス事業においては、2025年4月に東急リテールマネジメント㈱を設立し、各商業施設運営事業子会社が持つ運営ノウハウを集結し、自社売場、販売委託、賃貸、フランチャイズを組み合わせたクワッド運営に取り組み、当社独自の競争力のある売り場づくりを目指し、地域の皆さまやお取引先さまと新たな顧客価値創造を目指します。ホテル・リゾート事業においては、㈱東急ホテルズの構造改革をはじめ、重点施策を確実に進捗させていることに加え、セルリアンタワー東急ホテルの改装に取り組むなど、高品質なサービス提供とインバウンド需要の取り込みにより、ホテルの売上から経費等を差し引いた収益であるGOPが過去最高水準となりました。2025年度の連結業績予想につきましては、交通事業やホテル・リゾート事業を中心に移動需要の増加やインバウンド需要の継続等、引き続き良好な環境が継続することを見込んでおります。不動産販売業におけるマンション引き渡し個数の減少や、従業員の待遇改善、ベースアップ等による賃上げに伴う人件費の増加に加えて、経営努力による利益創出も織り込み、営業収益は前年度から170億円増収の1兆720億円、営業利益は前年度から34億円減益の1,000億円を見込んでおります。なお、不動産販売業を除く営業利益は、896億円と32億円増益となり、内部成長を目指します。また、経常利益は前年度から16億円減益の1,061億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前年度から3億円増益の800億円となる見通しであります。2026年度の計画値について昨年11月に公表した数値からアップデートを行ったほか、新たに2027年度の目標を公表しました。2026年度は2024年11月に公表した数値より、営業収益は80億円減収の1兆1,050億円、営業利益は50億円増益の1,050億円、親会社株主に帰属する当期純利益は150億円増益の810億円とし、2027年度の業績目標は、営業収益1兆1,450億円、営業利益1,100億円、親会社株主に帰属する当期純利益は820億円といたしました。今後も着実に利益を伸ばし、一株あたり純利益の成長を実現させていく考えです。 (2)資本の財源及び資金の流動性2024年度を始期とする中期3か年経営計画では、今後起こりうる経営環境変化に能動的に対応すべく、安定的で成長力ある事業ポートフォリオを構築しながら資本効率向上と財務健全性維持の両立を図ってまいります。 経営指標については、規模拡大のみならず、効率性や財務健全性を重視し、株主資本コストを強く意識した経営を推進いたします。 2026年度にはROE8.7%、中長期ではROA(総資産事業利益率)3.8%を目標として掲げております。 本中期経営計画における3か年合計のキャッシュ・フロー計画は、営業キャッシュ・フロー5,000億円、入替等の資産売却等700億円等、合計6,400億円のキャッシュイン、投資キャッシュ・フロー5,200億円、株主還元は600億円増加の1,000億円等、合計6,400億円のキャッシュアウトを計画しております。投資キャッシュ・フローの内訳は、鉄道事業投資に1,600億円、バリューアップ投資を含めた既存事業投資として1,300億円、不動産開発投資を始めとした成長投資として2,300億円を見込んでおります。当社における資金調達については、国内外における金利上昇など、今後の金融市場の動向に留意が必要な局面の中で、中長期的な安定調達手段の確保とともに、固定比率上昇と調達年限長期化の推進による調達金利の上昇抑制、市場性調達の活用による調達コストの極小化に引き続き努めてまいります。2023年6月には、戦略的な資金調達の手段として、ゼロクーポンで調達コストを抑えることができるユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債を総額600億円発行するとともに、約300億円、16,524,300千株の自己株式取得を実施しております。これにより、資本効率の改善と、市場環境の変化に耐えうる堅固な財務基盤の維持・向上の両立を図っております。また、当社の“サステナブル経営”を推進する資金調達手段として、「サステナブルファイナンス・フレームワーク」を策定しており、2023年度も本枠組みを活用したサステナビリティ・リンク・ローンによる資金調達を実施いたしました。2022年3月公表の「環境ビジョン2030」で掲げた、2050年CO2排出量実質ゼロに向けたCO2排出量削減目標をKPI(キー・パフォーマンス・インディケーター)及びSPT(サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット)として設定しており、「次の100年」に向け、社会とともに持続的に成長することを目指しております。運転資金の調達については、短期社債(コマーシャル・ペーパー)及びキャッシュマネジメントシステムでの調達枠を設定しており、積極的に活用することで調達コストの削減を図るとともに、危機対応型のコミットメントラインを設定し、不測の事態へも対応可能な状況にあります。株主還元については、高水準の投資を行い、着実に利益を積み増し、それを原資に配当水準を上げてまいりたいと考えており、2024年度は年間24円の配当といたします。2025年度につきましては4円増配の年間28円の配当に加えて100億円、650万株を上限とする自己株式取得についても決議しております。また、中長期的には、業績や資金状況もふまえつつ、配当性向30%を意識してまいります。 ※1 有利子負債:借入金、社債、コマーシャル・ペーパーの合計※2 設備投資・投融資の金額については、投資計画の進捗説明を主眼とし一部組替を行っており、「キャッシュ・フロー計算書」とは数値が異なります (3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者は、決算日における資産・負債及び報告期間における収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを行わなければなりません。これらの見積りについては、過去の実績、現在の状況に応じ合理的に判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社は、創業以来、事業を通じて社会課題の解決に取り組み、時代の変化に適合しながら、国や都市・地域の発展とともに着実に成長してまいりました。今後も、社会環境の変化に対応しながらサステナブル経営を行うべく、2024年度を始期とする中期3か年経営計画を推進しております。当社および連結子会社では、交通、不動産、生活サービス、ホテル・リゾートの各セグメントにおいて多様な事業展開を行っており、多額の固定資産を保有するとともに、設備投資・投融資等、継続的な投資を実施しております。したがって、当社および連結子会社においては、固定資産を中心とした資産ポートフォリオの管理、とりわけ減損損失の判定が、重要な会計上の見積りに該当いたします。減損損失の判定にあたっては、事業や物件ごとに資産のグルーピングを行い、収益性や市場性、用途変更や除売却等の意思決定の有無等により兆候判定を行っております。また減損損失の認識・測定においては、将来キャッシュ・フローを直近の実績や事業計画等の意思決定に基づいて合理的に見積りを行うほか、不動産等の時価のある資産については必要に応じ鑑定等の外部評価に基づく適正な価額を用い、投資額や帳簿価額の回収可否について判定を行っております。なお、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
役員の状況 FY2025 / 約5,985字
(2)【役員の状況】① 役員一覧男性11名 女性2名 (役員のうち女性の比率15.4%)役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(信託型株式報酬制度に基づく交付予定株式数)(千株)代表取締役会長野本 弘文1947年9月27日1971年4月当社入社2004年4月イッツ・コミュニケーションズ㈱取締役社長2007年6月当社取締役当社開発事業本部長2008年1月当社常務取締役2008年6月当社専務取締役2010年6月当社代表取締役(現)2011年4月当社取締役社長2015年6月当社社長執行役員2018年4月当社取締役会長(現)(注)3156(40)代表取締役社長社長執行役員堀江 正博1961年12月31日1984年4月当社入社2001年6月東急リアル・エステート・インベストメント・マネジメント㈱代表取締役執行役員副社長2002年9月同社執行役員社長2003年6月東急リアル・エステート投資法人執行役員(代表)2015年5月当社執行役員当社生活創造本部リテール事業部長2016年6月当社取締役2017年7月当社リテール事業部長2020年4月当社ビル運営事業部長2020年6月当社常務執行役員2022年6月当社取締役2023年6月当社代表取締役(現)当社取締役社長(現)当社社長執行役員(現)(注)311(20)取締役専務執行役員藤原 裕久1960年11月6日1983年4月当社入社2010年6月東急ファシリティサービス㈱取締役執行役員2011年7月当社執行役員当社事業戦略室副室長2012年4月当社国際事業部副事業部長2014年7月当社財務戦略室長2015年6月当社取締役(現)2018年4月当社常務執行役員当社経営企画室長2022年7月当社専務執行役員(現)(注)37(20)取締役専務執行役員髙橋 俊之1959年4月21日1982年4月当社入社2011年7月当社執行役員当社事業戦略室副室長2012年4月当社国際事業部副事業部長2012年10月当社国際事業部長2013年4月当社都市開発事業本部都市戦略事業部長2014年4月東急ファシリティサービス㈱代表取締役社長2017年4月当社執行役員当社都市創造本部副本部長2017年6月当社取締役(現)2017年7月当社都市創造本部長2018年4月当社常務執行役員2022年7月当社専務執行役員(現)(注)319(20) 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数 (信託型株式報酬制度に基づく交付予定株式数)(千株)取締役福田 誠一1964年2月24日1986年4月当社入社2020年4月当社執行役員当社交通インフラ事業部長2022年7月東急電鉄㈱代表取締役社長(現)2024年6月当社取締役(現)(注)310取締役島田 邦雄1959年8月16日1986年4月第一東京弁護士会登録1991年10月ニューヨーク州弁護士登録2010年7月島田法律事務所代表パートナー(現)2011年6月㈱ツガミ社外取締役2013年11月ヒューリックリート投資法人監督役員2018年6月㈱ツガミ監査等委員である取締役2021年6月当社取締役(現)2023年6月山九㈱社外監査役(現)(注)32取締役宮崎 緑1958年1月15日1982年4月日本放送協会報道局ニュースキャスター1988年4月東京工業大学社会工学科非常勤講師2000年4月千葉商科大学政策情報学部助教授2001年4月奄美パーク園長・田中一村記念美術館館長(現)2001年6月ソニー教育財団理事2006年3月昭和シェル石油㈱監査役2006年4月千葉商科大学教授2009年1月東京大学政策ビジョン研究センターアドバイザー2013年6月政府税制調査会委員2014年4月学校法人千葉学園理事衆議院議員選挙区画定審議会委員2015年4月千葉商科大学国際教養学部長2020年6月当社取締役(現)2021年2月国家公安委員会委員(現)2025年4月千葉商科大学学長(現)(注)30 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(信託型株式報酬制度に基づく交付予定株式数)(千株)取締役清水 博1961年1月30日1983年4月日本生命保険(相)入社2009年3月同社執行役員2012年3月同社常務執行役員2013年7月同社取締役常務執行役員2014年7月同社常務執行役員2016年3月同社専務執行役員2016年7月同社取締役専務執行役員2018年4月同社代表取締役社長2021年6月富士急行㈱社外取締役(現)2021年6月当社取締役(現)2022年7月日本生命保険(相)代表取締役社長社長執行役員2024年6月㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ社外取締役(現)2025年4月日本生命保険(相)代表取締役会長(現)(注)3-取締役杉山 涼子1955年7月27日1988年4月㈱オストランド入社1996年5月㈱杉山・栗原環境事務所設立代表取締役2007年8月同社取締役(現)2010年4月冨士常葉大学(現常葉大学)社会環境学部教授2015年6月㈱UACJ社外取締役2016年1月(一財)岐阜杉山記念財団(現(公社)岐阜杉山記念財団)理事長(現)2016年6月レシップホールディングス㈱監査等委員である社外取締役2017年6月栗田工業㈱社外取締役2018年12月㈱岐阜新聞社社主・代表取締役(現)2019年12月㈱岐阜放送取締役会長(現)2023年6月㈱JSP社外取締役(現)2024年6月佐藤商事㈱監査等委員である社外取締役(現)2025年6月当社取締役(現)(注)3-常勤監査役中本 智1967年3月20日1989年4月㈱三菱銀行入行2017年6月㈱三菱東京UFJ銀行執行役員2018年4月㈱三菱UFJ銀行執行役員2020年4月同社常務執行役員2023年4月同社専務執行役員2024年6月当社常勤監査役(現)(注)4-常勤監査役秋元 直久1957年6月20日1981年4月当社入社2009年4月東急車輛製造㈱執行役員2009年6月同社取締役執行役員2012年4月 当社執行役員当社生活サービス事業本部長 2014年4月㈱東急エージェンシー執行役員2014年6月同社常務取締役執行役員2016年6月当社常勤監査役(現)(注)420 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(信託型株式報酬制度に基づく交付予定株式数)(千株)監査役渡辺 一1958年10月31日1981年4月日本開発銀行入行2009年6月㈱日本政策投資銀行執行役員2011年6月同社取締役常務執行役員2015年6月同社代表取締役副社長2018年6月同社代表取締役社長2022年6月同社顧問2023年4月㈱日本経済研究所代表取締役会長(現)2023年6月日本貨物鉄道㈱社外監査役(現)三井住友トラスト・ホールディングス㈱社外取締役(現) 2024年6月当社監査役(現)(注)4-監査役稲垣 精二1963年5月10日1986年4月第一生命保険(相)入社2012年4月第一生命保険㈱執行役員2015年4月同社常務執行役員2016年6月同社取締役常務執行役員2016年10月第一生命ホールディングス㈱取締役常務執行役員2017年4月同社代表取締役社長2022年4月同社代表取締役社長(Chief Executive Officer)2023年4月同社代表取締役会長2023年6月同社取締役会長(現)2024年6月当社監査役(現)(注)4- 計 229(101) (注)1.取締役島田邦雄、取締役宮崎緑、取締役清水博、取締役杉山涼子は、社外取締役であります。2.監査役渡辺一、監査役稲垣精二は、社外監査役であります。3.取締役9名の任期は、いずれも2025年6月27日開催の定時株主総会から1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。4.監査役4名の任期は、いずれも2024年6月27日開催の定時株主総会から4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。5.当社は、2025年6月27日開催の定時株主総会において、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査役1名を選任しております。補欠監査役の選任の効力は、2025年6月27日開催の定時株主総会の終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会の開始の時までとなります。補欠監査役が監査役に就任した場合の任期は、退任した監査役の任期が満了する時までとなります。補欠監査役の略歴は、以下のとおりであります。なお、同氏は会社法第2条第16号に定める社外監査役の要件を満たしております。氏名生年月日略歴所有株式数(千株)松本 拓生1972年11月22日1999年4月第二東京弁護士会登録2006年3月ニューヨーク州弁護士登録2007年1月TMI総合法律事務所パートナー2010年4月東京大学法科大学院客員准教授2014年4月恵比寿松本法律事務所代表弁護士(現)2019年6月日本道路㈱社外取締役2020年3月当社監査役2021年6月全保連㈱社外監査役2022年6月㈱フェローテックホールディングス社外監査役(現)2023年12月当社監査役2025年6月全保連㈱社外取締役(現)- ② 社外役員の状況イ.社外取締役および社外監査役当社の社外取締役は4名、社外監査役は2名であります。また、当社では社外取締役および社外監査役(以下総称して「社外役員」という。)を選任するにあたって、東京証券取引所が定める独立性基準に加え、当社独自の「社外役員の独立性判断基準」を制定し、その要件を満たす社外役員を全て独立役員に指定しており、社外役員6名を一般株主と利益相反の生じるおそれがないと判断し、東京証券取引所が定める独立役員として同取引所に届け出ております。なお、「社外役員の独立性判断基準」は以下の通りです。・社外役員の独立性判断基準当社は、東京証券取引所が定める独立性基準に加え、以下の各要件のいずれにも該当しない者は、独立性を有するものと判断する。(ⅰ)「過去3事業年度のいずれかにおいて、当社の連結売上の2%以上を占める取引先」の業務執行者(ⅱ)「過去3事業年度のいずれかにおいて、当社が売上の2%以上を占める取引先」の業務執行者(ⅲ)「過去3事業年度のいずれかにおいて、当社の連結総資産の2%以上を占める借入先」の業務執行者(ⅳ)「過去3事業年度のいずれかにおいて、出資比率10%以上の当社の主要株主および出資先」の業務執行者(ⅴ)過去3事業年度のいずれかにおいて、当社から年間10百万円超の報酬を得ているコンサルタント、会計専門家、法律専門家(ⅵ)当社および連結子会社の取締役等の配偶者または二親等以内の親族 ロ.社外取締役および社外監査役の機能・役割、選任状況に関する考え方ならびに当社との関係社外取締役である宮崎緑は、生活サービス・ホテル、国際事業、ESGに関する豊富な経験、知見から、当社の経営に対し、適宜助言を行っていただくことを期待し、社外取締役として選任し、さらに独立役員として指定しているものであります。また同氏個人と当社との間で特別な利害関係はありません。同じく社外取締役である島田邦雄は、法務・人事、国際事業に関する豊富な経験、知見から、当社の経営に対し、適宜助言を行っていただくことを期待し、社外取締役として選任し、さらに独立役員として指定しているものであります。また同氏個人と当社との間で特別な利害関係はありません。同じく社外取締役である清水博は、企業経営、財務・会計、ESGに関する豊富な経験、知見から、当社の経営に対し、適宜助言を行っていただくことを期待し、社外取締役として選任し、さらに独立役員として指定しているものであります。また同氏個人と当社との間で特別な利害関係はありません。なお、同氏は日本生命保険相互会社の業務執行者であり、同社から当社は、2025年3月末時点で連結総資産の約1%に相当する21,242百万円の借入金残高(当社連結)が存在しますが、一般取引先と同様の条件で特記すべき取引関係にはなく、当社の経営に影響を与えるものではありません。同じく社外取締役である杉山涼子は、経営学博士号を取得し、企業経営、法務・人事、ESGに関する豊富な経験、知見から、当社の経営に対し、適宜助言を行っていただくことを期待し、社外取締役として新たに選任し、さらに独立役員として指定しているものであります。また同氏個人と当社との間で特別な利害関係はありません。当社の社外監査役である渡辺一は、企業経営、財務・会計、法務・人事、国際事業に関する豊富な経験と幅広い見識を有しており、当社の経営に対して適正・適法に監査していただける人格、見識、能力を有すると考えており、社外監査役として選任し、さらに独立役員として指定しているものであります。また同氏個人と当社との間で特別な利害関係はありません。なお、同氏は株式会社日本政策投資銀行の業務執行者でしたが、退任後一定期間が経過しており、当社の経営に影響を与えるものではありません。同じく社外監査役である稲垣精二は、企業経営、財務・会計、法務・人事、国際事業に関する豊富な経験と幅広い見識を有しており、当社の経営に対して適正・適法に監査していただける人格、見識、能力を有すると考えており、社外監査役として選任し、さらに独立役員として指定しているものであります。また同氏個人と当社との間で特別な利害関係はありません。なお、同氏は第一生命保険株式会社の取締役会長であり、同社から当社は、2025年3月末時点で連結総資産の約1%に相当する29,481百万円の借入金残高(当社連結)が存在しますが、一般取引先と同様の条件で特記すべき取引関係にはなく、当社の経営に影響を与えるものではありません。 ③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係社外取締役は、取締役会にて、内部監査および内部統制に関する事項に加え、鉄軌道事業の安全に対する取り組みや全社的重要リスク項目への対応等についての報告を定期的に受けることにより、業務の適正を確保するための体制の整備・運用状況を監督しております。社外監査役は、取締役会への出席に加え、監査役会において業務統括担当役員等に内部統制システムやリスク管理の状況につき報告を求め意見を述べる等、業務の適正性の確保に努めております。また、会計監査人から定期的に職務の執行状況の報告を受け、積極的な意見、情報交換を行っております。

※ 出典: EDINET DB API より取得した有価証券報告書(2026年度)。 全文は 金融庁 EDINET でご確認ください。